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というわけで気がついたら今月も6日ですね。


モノによってはスカルプト一週間で済ませるくらいでないとやってられないこともあるので、もう形状づくりは半分くらい経ってるべき、とも言えます。


で、これはまぁ実は、結構裏で進めていました。



(記事が書き始められなかったのは、頼んだ張本人の外国人さんの返事が遅かったからです)

(返事しない人のために記事書くのって、モチベあがらんのです)



まぁ最初はこんなところから



しかし、「この絵の感じ」を出そうと作っていたのですが、なんだか違います。


むしろ絵として角度が良すぎたのかもしれない。

「立体に起こすとあんまり都合よく行かない」、という感じでしょうか?


というわけでだんだんこうなってきました。

もっとグッと頭部を傾けて、前に出してしまおうと。


やってみると、いやもうこれでいいのではないか? となってきました。

やっぱ色んな角度から見ても魅力的な形にしていきたいです。



ハサミ これは仮も仮ですね。



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こういうモノを複製し、

こうして、こういうモノをベンドアークとかテーパーとかでガンガン弄っていきます。




腹部にこういうのが出来ました。


この部分、実際になにかある感じにしたいのですね。

スカートだけじゃなくて、その下にガッツリ肉体がある感じですね。


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次はスカートを作ってみます。



複製して並べて結合、


ソフトデフォーマ、というのを覚えたり。 まぁメタセコの格子機能に近いですかね。

でもこれの左右対称維持が分からなかったりします。



でこういう感じに。


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頭の冠?部分と頭部の部分が開いてるのはちと違うのではないか?と思い

そこに何か埋めることにしました。



この部分ですね



で、こうなる。


これは良いのではないか?というなんか確信があります。


やっぱここが開いていると、なんかイリス感が強すぎるのですかね。

ここを繋げることでちゃんとバルタン感が出てくると言うか。


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で、もうぶっちゃけこのバルタンには「好きなもの」の要素、ガンガン混ぜているのですね。



もうイリスレギオンはどこか見えてると思いますが、


Mark.06の感じとか、

弐号機の感じとか、

ジアースの感じとかも、入れたいと思っているのです。


これが、まぁぶっちゃけMark.06的要素ですね。



弐号機要素はこの目の感じで分かるかと思います。





でもまだあります。



更にやりたいジアース感とかがどういうのかというと、

「食いしばり感」です。




今回、この「食いしばり感」をバルタンに入れてみたいと考えています。




バルタンのこの口の不思議な部分、 なんかイジることで出来ると思うのですね。


(これは単純すぎますが)



というわけで顎の部分を分解して、上下に外し、

間に溝を入れてみます。





・・・!

これでいいのではないか!?



いやもう、こういう感じで行こうと思います。

(もうちょっと歪めていこうと思いますが)



こういうバルタンは無かった。

みんな、口は「V字」でした。


自分は∧字で行きます。



まぁこれが気に入らなかったら、上下に口を閉じればいいのです。

そうすれば このシンプルな感じ↓にもすぐ戻ってこれるようにはしておきます。



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あとまだ頭部で決定的に足りないのは、


この目の横の触覚?みたいな部分ですかね。


これを差し込んで行こうと思います。



まぁ入れるからには、むしろ結構目立つくらいの大きさで。


で、この冠を外した感じは、レギオン感ありますね。

この鼻先のトンガリ感はそういうことかもしれません。






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いちおう、これまでの変化などをアニメで。






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羽根を作っておきます。


こんな感じのところから曲げていったらなんとかなるのではないかと


ノイズかけて汚くてもいいかと思ってたんですがちょっと汚すぎた

もうちょっとシンプルでやりなおします。


こんな感じになっていく。



あんま全ての要素がイリスっぽくなっても仕方ないと思うので

外したいとも思うのですが、なんか外そうにもそうなってしまう、そう見えてしまう、

というモノがあったりもします。 それがこれ。

まぁ色とかでなんとかしようと思います。



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靴の変化がこんな感じ。


なんかこう、複雑な部分とシンプルな部分の濃淡、みたいなことを考えるのです。

全てが全て同じ濃度でゴテゴテ複雑なのも違うと思っていて、

シンプルな部分は相当シンプルな形状のママおいておきたくなったりするのです。

それがこの靴部分だったりします。

非常にシンプルな靴を履いてる感じにしたいと。


でもそんかわり妙なシワ感とかは付けてます。


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というわけえ全体の佇まいがこんな感じになるかと思います。


足の角度がなんか嫌な感じです。こういうのは見ながら直していきます。


靴部分もこれではデカすぎですね。 もっとシュッとさせます。させるべきです。


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頭部の溝を彫り込んでいきます。


これはマスクでやります。


マスクして、ある程度ぼやかして、マスク反転し、あとはトランスフォームで移動させる。

それで押し出しになるのですね。





あとは キャビティーによるマスクというのが好きだったのですが、

そのマスク後の膨張、というのもワンパターンかと思いました。

この状態で色々ブラシかけるのでも面白いのですね。


とまぁ色々やってきます。


そういう工程がこんな感じ。




こんな感じで変わっていきます。


鼻のとこに穴開けたり。




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ハサミの先っぽをどうするか

実はこんなのを変形させて作ってます。


こうなりました。


スピリットオブファイアのつもりだったのに、結局すごいレギオンっぽい。


流石にレギオンから外したい!と思っていた筈なのに、

なんか結局こうなってしまいました。 


でも、この隙間が開いてる感じは良いと思っているのです。





バルタン的溝を付けていきたい




いやこれはダメだな、となって、もっかいやり直し。

こっちにしました。


鼻のところに付けてた穴なのですが、やっぱやめて上の方に開けることにしました。

鼻のところにつけると髭のあとみたいだったのです。



こういうモノを作り、

アーチで曲げて、くっつけてみる。

まぁつまり開くとこういう感じになる予定です。


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このバルタンは完全にブーツを履いているという解釈なので、

じゃあ脱いだところも考えておこうということになりました。

その先を作っておきます。


まぁこういうのを作って、


こんなです。

立てねぇだろーがという感じですが、もう、そういうことにします。


この感じはなんでしょうね。

でもこれで良いと思っているのです。


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というわけで、

これで大体のパーツが出来たということになります。


ハサミのなかの砲台みたいなのは、ベース、ハイポリ版ともに、メタセコ側で作る予定です)


自分はバルタンのハサミの中がこんななってることさえ知りませんでした。

こういう部分は、指定者さんと連絡とらないと分からない部分でしたね。




パーツと基本の形状が出来たのでノイズをかけていったりします。

こんな感じにノイズメーカーをかけていって、

そっから延々ゴリゴリしていきます。


こっからずっとゴリゴリやっていくと。



まぁ結局これくらいのところで終わるのでしょうね。



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これをやりながらリトポもやっていかないといけません。


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リトポは全4パーツに分けて行いました。


最終的にこれを2つに結合して、

2回ベイクすることにします。 これでめり込むことなく綺麗にベイクできるはずです。


使用しないパート


使う場所が決まったらUV展開。

なんとか敷き詰められました。

左下のパートが空いていますが、ここの部分に砲台の部品を詰め込もうと考えています。



砲台パーツはこの程度です。

こんなのを組み合わせて入れておこうと思っています。

まぁなんとかなるはずです。


ベイク前になんとか書き込みを増やしておきます。


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で、仮ベイク。


ちょっと色も塗ってみます。

こういう場所が白くなるかなと。

まぁなんとかなりそうかなと。





で、このあとある程度書き込んでから、

ちゃんとハイポリでベイクしてみます。

こんな感じで変わります。



メタセコ上での変化はこんな感じ。



とにかくこっから彩色ですね。 どうなることやら。





どう色を置くべきか。


このプレビュー画面に直接オーバレイをかけて見てみる、なんてことを考えています。


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彩色より先にある程度組み立てとリギングやっちゃおうということになりました。

実は中足を勝手に増やす予定です。 それをコピペで増やし組み立てます。

なんか、あったほうがいいと思いました。


もちろんこれは消すことができるようにしますが。




まぁこんな風に出してると蛇足に見えるでしょうが、

いや、きっと分かるときが来るはずです。




でまぁこんな感じに骨を入れておきます。



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で、動かしてみる。









正直、超面白いです。



動かしてて楽しすぎる。

なんかもう形の発見が嬉しすぎる。



彩色も全然してないし、モーフも全然用意してない段階でもこれです。



これは、なんかなるんでないかと考えています。


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でまぁテクスチャを作っていく。


ハサミの中のねじねじを作ってきます。

これは投影でやります。



ここ、赤くしてみます。 差し色というかなんというか。

最終的にもっと赤くしたい。





基本的な彩色の方針ですが、


オレンジ、茶色? を入れていく感じにしようと思っています。


そこはやっぱり大元のバルタンをリスペクトでやっていきたいです。


水色をベースに、茶色が乗っていってる感じですね。



現状だとこんな感じの色です。

大丈夫か?と思います。

でも、これで焦らない自信があります。きっとなんとかなるのです。



例えばこの画像を、自分自身を複製させてぼやかせてオーバレイとして重ねると、

こうなります。

これが完成形のビジョンに近いので、焦らないのです。


今は色がぼんやりしてるけど、きっとこの調子でやってって大丈夫、ということですね。





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このシマの要素はボツにしました。 どうも上手く行きそうにないです。


グラデーションを作って、このように塗っていきます。

これはまずは見やすくしているためにこれくらいケバいです


実際はこれくらいです。

彩度的にはこれくらいでも、この部分にメタリックを増やしています。

まぁなんか見たときに変わるはずです。


ひたすらオーバーレイを描いていく感じです。


ギュッといじればこうなっていくはずだ、というビジョンです。


色々加筆したオーバーレイでこんだけ変わる




で、これを一気に加工します。


AOを重ねたりノーマルマップをちょっと明暗にしたり、

自身をさらにオーバーレイにしたり、延々と。

すると一気に色がこうなると。








というわけで色的にはこんな感じですかね。



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Comments

Anonymous

>>もうイリスとレギオンはどこか見えてると思いますが、  確かに、頭部が三角形(前に傾けてない状態で)の部分に着目するとまるでイリスとかギャオスみたいですし、 昆虫とか甲殻類っぽさみたいなものを強調すると今度はレギオンに寄るかも知れないですね。 肉食昆虫であるカマキリにも通ずるものがあるかも知れませんが、魅力的な悪役怪獣は実は頭が三角形という共通点があるのかも知れないですね。あるいは、我々人類の祖先である小型哺乳類が、かつて大型で肉食性の爬虫類や昆虫に捕食されていた頃の記憶が、遺伝子レベルに残っていて、それが無意識の内に悪役怪獣の頭を三角形にデザインさせているのでしょうか…? >>バルタンのこの口の不思議な部分、 多分、元々はセミが樹液を吸う時に使う口吻(こうふん)と、 その周辺をイメージしてデザインされたんでしょうね。 バルタン星人のこんなところにもセミ人間の名残りが…。 >>これでいいのではないか!?  まさに、剥き出しにした歯を食いしばってる「ようにも見える」感じで良いですね~。

Anonymous

もう既にこの時点で格好良いの良いわ~。 真面目にウルトラマンの中でゼットンとバルタン星人のデザインは完成されたものだと思うし。ある意味派生が生みやすい存在だと思いますね

byneet

考えてみるとバルタンの口って正確にはどっちなのでしょうね。セミ人間の名残と考えればあの管で食事しそうなものなのですが、あの赤いミゾミゾの部分も口っぽく見えます。 実際自分のバルタンの場合、管に穴も開けているので、二箇所で飯が食えることになりますw まぁこれは4つ耳が生えてる獣人キャラみたいなもんですかね。

byneet

どもです。 そんないきあたりばったりというわけでもなく、もう最初っからかっこよさ全開でやっていきたいですね。