高画質 + 未公開差分 + 作業動画 + 着せかえ&未統合ファイル配布（PSD・CLIP形式） (Pixiv Fanbox)

SKEBでご依頼いただいたオリキャラちゃん！！

一般しか依頼してない人からのご依頼だったけど、エッチ系依頼だったのでキャストオフしろってことかな？？と裸に剥けるように作りました。

オリキャラは、脚が見切れたり、見どころのパーツの見切れたりすると悲しいので全身絵にしがち。

さて、まずはファイルの配布。

（※タイムラプス動画だけは長文になるので、記事の末尾での配布となります。ご注意を。）

①差分だけオンオフできる統合版PSD

②差分だけオンオフできる統合版CLIP

③未統合PSD

④未統合CLIP

※①～④すべてクリスタにて作成、書き出し。

※未統合ファイルは特にクリスタでの動作を推奨します。

※クリップ版はレイヤー検索ウインドウを上記設定で『差分だけを一覧』できます

（プルダウンを左から、すべてを選択 ＞ 参照レイヤーを選択 ＞ 選択なし　です。）

※差分は、フォルダの目玉のオンオフで管理。補助でマスクのオンオフもたまに。

※赤いバツ印がマスクのオフの状態です。フォルダ内の特定領域を表示するかしないかのオンオフがマスクのオンオフです。

⑤イラスト差分まとめZIP（高画質）

20230404_fanbox_4000

（このあと掲載する差分は全て入っています）

では、差分を掲載していきます。

マントをオフ。あと表情差分です。

今回は、眉3パターン、目を3パターン、口を5パターンくらいで作りました。

裸にポーチ、ニーソ、パンツな差分。

頭わるくて素敵。

裸マント。

裸エプロン的な紳士の嗜み。

全裸帽子と靴。

靴をキャストオフしたニーソ。

靴の暑さ分、キャラが下に下がるはずだけどそこはご愛嬌。

素足！

パーツを細かくしすぎて工数を使い切ったので足や服の仕上がりがやりきれてませんが、無限に時間があるわけでもないので、こんなもので。全力は尽くしました。

というわけで、差分でした。

資料のキャラが目の位置がガッツリ下にある絵柄でしたので、それに寄せて描きました。

顔の重心が変わるとあらゆるバランスに影響が出るので手癖のバランスでとるよりも難しくなります。

それはそれで勉強しがいもあり、楽しいものですが。

⑥作業動画（長時間版）

20230404_fanbox_720_all

※動画は、右下にある『：』から再生速度の変更が可能です

それでは、動画を見ながら作業の振り返りを。

00：00（ラフ～下書き）

服装差分がどう乗ってくるかを意識しながら、服に必要な空間を確保しつつ、裸体でも成立するポーズにしつつ、とごちゃごちゃ考えながらバランスを取ります。

きららにありがちな顔のバランス（ホームベース系）は久々な気がするので、混乱しないために一度、下書き前に軽く詰めます。顔だけ下書きの下書き。

自分のものではないので設定画はお見せできないのですが、雰囲気は拾いつつ描きやすい、塗りやすいように起こせたかなと。

パーツを載せていくと、まったく別人に見えますね。キャラデザとは顔と髪だけにあらずなのを実感します。

パンツをオンにするとスジが隠れるように。

あと、裸マントにするとティクビが半分こんにちは！するように狙って描きました。

アホです。

普段は本番でやることないんですが、今回はシルエットが出るかの確認に軽くハッチングしてみて印象をテスト。

これはポーズを変えようとしたのではなく、通話中に三分間クロッキーの話題が出た時に、流れでうっかりタイムラプス中にもかかわらずやっちまったやつ。

「なるべく一発で決めないと、無駄な線を視界に入れてしまうことで脳が混乱し、迷走が始まる。例えばこういう線」みたいな話だったかな。素描で上手い人の脳は混乱しないんでしょうけどね。

このデザイン、正面構図だといいのですが、全身を普通に描くとAラインが弱めで、シルエットが気持ちよくしにくい感じがしたので、小物を追加して画面のウエイトを整理しました。小物、地獄ぞ。

03：10（ペン

途中、デッサンの悪いクセが出ていると通話相手から注意が入り、自覚もあったのですが、小物やパーツの多さから工数を逆算すると詰めたらしわ寄せが酷くなると判断し、スルー。人体、難しいね。でもクセだけあって、個人的には嫌いではないんよ。

本。直線ツールで引いた線を歪みツールで丸みをもたせ、無機質さを緩和する。

フリーハンドでもいいんですけど、気分です。

このあたりは、画面内に複数個存在するパーツを素材化してコピペするためのもの。

サボりみたいに見えるかもだけど、一般的にやられてることです。すまぬ。

マント。普段はマスク管理なんですが、今回は前マントと後ろマントで別パーツにわけました。

後ろマント＞ポニテ＞キャラ＞服＞ポーチ＞前マント＞髪

という順序になるためです。パーツ数多いとマスク管理のほうが面倒。

他の方はどうしているのでしょうね。我流差分なのでわからぬ。

ついでに帽子も、マスクではなく、後ろパーツと前パーツで分ける。

ポニテ、リボン、髪、星飾りとはさまっているので。

つるの素材ぺたぺた。反転、回転、微修正をしてコピペ感への抵抗をする。

鳥。内部構造の正しさよりもシルエットを重視。

本。一冊書いてコピペ。賑やかしは時短して、女の子に時間をかけます。

13：50　塗り

今回はフル差分状態の露出が少ないので、全裸を先に塗るのではなく、露出部を先に塗って印象を作ることを優先。

とにかくパーツ同士の色の兼ね合いに腐心。技術的には普段とあんまかわらないので割愛。とりあえず基本方針としては、ライティングを意識した塗りではなく、パーツのわかりやすさを優先しています。

裸。

露出部は暗くすると表のバランスが崩れるので、腕、胴、脚の両サイドに影のラインを入れて立体を起こす系統の塗りで対応しました。

これ仕上がりが大崩れしなくて楽なんよな。クリティカルも起こりにくいけども。

ただの立ち絵に見えるけど、実はテンプレポーズの半裸絵とかより難易度が高いです。難しく感じることは人それぞれ。

でも狙ったとおりに描けたので気に入ってます。

という感じでおしまい。

最後まで見ていただき、ありがとうございます。

それではー。