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「──あぁぁぁあっ……もう、ダメぇぇ……無理、無理なのぉぉぉっ……お腹、裂けちゃうぅぅ……うあぁぁっ……あっ……おあぁぁっ……」

「──もう、飲めないぃ……ごぼぉっ……お、へぇぇぇぇ……し、死ぬ……死んじゃう、からぁぁぁ……あ、へぇぇ……おひぃぃっ……」

「──あっ……お、ぁっ……意識、とおのくぅ……もう、無理、だよぉ……ごめん、なさい……ああ……んっ、へえぇぇ……」


 課せられている陵辱に対して、上がる声はあまりにも弱々しいものだった。

 少女たちは巨大な蛆と蝗を掛け合わせたような、虫めいた姿の妖魔によって辱めの限りを受けており、その命を正に散らさんとしていた。

 退魔師である白鳥深琴と白鳥武の姉妹、そして彼女たちと共に行動していた退魔師・橘木ヤマトの幼馴染である香山水依。

 強大な妖魔の前に、無価値な雄であるヤマトは既に食い殺されて糞として転がっており、三人も徹底的な尊厳破壊の末にその命を散らそうとしている……あまりにも悲愴な結末が、目前にまで迫っていた。

 しかし、そんな悲劇の現場にそぐわない、突然の電光が空間を引き裂く。

 少女たちはもう、明かりに対する反射程度にしかその輝きに反応を示さなかったが、虚空を裂くように走った光の中から、一人の少女が飛び出してきた。

 青を基調とした法衣のようなものを纏い、銀に近い白髪の下には紅の吊り目が備わっている。頭の左右には湾曲した立派な角が備わっていることから、少女が人ならざるものであることが一目で確認できた。

 少女は大地をぎゅっと強く踏みしめると……高らかに哄笑を上げ始める。


「わははははははっ! 遂に来たぞ! 我が来たのだ! この魔王ルキュフグスが美しき大地に降臨した! 瑠璃宮の連中め、我の方が先駆けてやったぞ、ざまあみろ! 祝え、現地人どもよ! 新たな支配者の降臨ぞ! この蒼き星は我のものじゃー!」


 アッパーテンションで叫ぶ少女……ルキュフグスであったが、彼女が想定していた鳴りやまない歓声が降ってこない為、ようやく周囲を見回し始める。

 そして、陵辱されている深琴たちと、妖魔の姿をその眼で確認した。


「うわっ!? なんじゃこいつ、気持ち悪っ!? この世界の魔族はこんな形状しとるのか!? てか、女の子! 女の子たち、死にかけとるじゃないか! 如何にも雌を苗床にしますみたいな顔をしておいて、貴重な女子を殺そうとは貴様、虫けら以下の感性か!?」


 何故か異様なほど怒っているルキュフグスに向かい、妖魔はその触腕を勢いよく伸ばす。どうやら、交渉や対話を行うつもりはサラサラないらしい。


「──不敬」


 それまでの何処か愉快な感じすら漂わせていた物言いに対して、向かってくる触腕に向けた言葉はあまりにも冷淡な響きを放っていた。

 その全身から黒い電光が迸り、深琴の操る雷の術では傷一つ負わなかった妖魔が、触れただけで無に還っていく。

 それも綺麗に捉えられている三人の少女を裂けて、妖魔の体だけが崩壊していく……退魔師三人を相手に圧倒した妖魔を、更にはるかに上回る強大な力が、そこには顕現していた。


「まったく、我の偉大さは理解できぬは、女の子を殺そうとするわ、この世界の魔族とは仲良くやれそうにないのう。おっとと、女の子ちゃんが大変じゃ! はよう助けねばな!」


 救出に成功はしたものの、深琴と武は長い時間の陵辱に晒されたせいで、水依は一般人故に妖魔への耐性がないせいで、完全に生死の境界をさ迷っている。

 ルキュフグスはしばらく少女たちを触診するなどして解決策を探していたが、やがて黒い雷を適当な方向に放ち、糞としてひり出されていたヤマトを再生してみせた。


「はっ……!? お、俺は何を!?」

「おい、現地人。この女の子たちを助ける方法が無いか教えよ。我、壊すのは得意じゃが直すのは苦手じゃ」

「な、なんだよ、お前……深琴!? 武!? 水依!? ああ、なんてことだ!」


 自分がルキュフグスに再生されたことには気づかず、虫の息の少女たちを前に頭を抱えるヤマト。

 ルキュフグスはイライラしながらも、もう一度問い直す。彼女たちが死んでしまっても、ヤマトにやったのと同じ方法で再生することは出来るのだが、それとこれとは話が違うのだ。


「じゃーかーらー! 大変なんじゃろが! 治す方法は無いのかえ! お前が出来るんなら、やってみよ!」

「……ここまで体を瘴気に侵食されたら、もう、助からない……方法が無いんだ。内側から浄化するのも、ここまで進行した後じゃ……!」

「なんじゃ、そんな簡単な方法があるのではないか」


 事も無げにルキュフグスは言い放つと、黒い雷を今度は自分に向って降らす。

 雷光はその全身を伝い、足元を這って二股に裂けていく……やがて電光が湧き上がるようにして柱の形状を取ると、そこにはルキュフグスが三人に増えて立っていた。

 呆気にとられるヤマトだが、彼を驚愕させる理由はもう一つある。

 ルキュフグスの股間に、彼のモノを遥かに超える凶悪な男根が備わっていたからだ。


「さあ、今から我のこれで以て、その命を助けてやるからのう」

「この世界の勇敢な戦士か、我に娶られるに相応しい」

「それにしても、この世界の女の子は美しいのう」


 ルキュフグス“たち”はそれぞれに思い思いの言葉を口にしながら、深琴、武、水依の妖魔に穢され切った秘所へと股間を当てて、腰を抱え込む。ヤマトが「やめっ……」と制止しかけたが、最後まで言葉になる前に、じゅぽんっ♥ と淫らな水音が響き渡った。


「んっ、あぁぁぁっ♥ こ、これってぇぇ……んあぁあっ♥ んおぉぉっ♥ な、なんて硬くて、太くてぇ……♥ あはぁぁっ♥ た、逞しいのぉ……♥ すごっ、すごいぃぃっ♥ んっ♥ んあぁっ♥ お腹の中、奥まで届いてぇぇっ……♥ あぁぁんっ♥ あはぁぁぁっ♥ 熱いのぉぉぉっ♥」

「ひゃおぉぉぉっ♥ すごひぃぃぃっ♥ お、おちんちん♥ おちんちん、じゅぽじゅぽってぇぇっ♥ 体の中に出し入れする度に……力が、沸いてくるよぉぉっ♥ こんなセックス、知らないぃぃっ♥ こんな素敵な……最高の、おちんちんっ♥ ちんちんっ♥ あぁぁっ♥ 気持ちいいっ♥」

「あんっ♥ あぁんっ♥ とんとんって、お腹の中……優しくこねられてる感じがするぅ……♥ あっ、あぁっ♥ 優しく、お腹撫でないでぇ……♥ す、好きになっちゃうぅ♥ 優しくされたら、好きになっちゃうからぁ……あぁっ♥ お腹なでなで好きぃぃっ♥ このおちんちん、好き♥」


 自分と特別な絆があった三人が、あずかり知らぬところで妖魔に嬲り尽くされた上、今度はそれを救うために目前で見ず知らずの女のチ〇ポで犯されている。

 気の狂いそうな状況で、あまつさえ少女たちは全員が好意的にそれを受け止め、前向きに行為を受け止めてみせていた。


「ふふふ、この世界の女の子たちは、チ〇ポついていない以外は最高に可愛らしいのう」

「これでちんちん付いてたら最高じゃが……ま、それはまた生やせばよかろう」

「ほうれ、我の魔力を注いでやろう♥ これで汝らは、魔王の伴侶じゃ♥」

「よ、よせ! やめろぉぉぉっ!?」

『あぁぁぁぁぁっ♥ イクぅぅぅぅぅぅぅぅっ♥』


 精液を注ぎこまれ、陵辱されていた時以上にぽっこりと大きく腹を膨らませて。絶頂する少女たち。

 彼女たちの体からは……戦う力の無い水依からすら……ヤマトを超える強大な霊気が噴き出し始め、その全身に活力が満ちていく。

 異界から訪れた魔王のモノとなった彼女たちには、もはや守るための盾は必要ない……己の力の無さに崩れ落ちるヤマトの前で、魔王の妻となった少女たちは二度目の交情に甘い喘ぎ声を漏らしていた。

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