絶世の美少女勇者、陥落~ファ美肉おじさん、ふたなりチ〇ポで完全嫁堕ち妊娠 (Pixiv Fanbox)
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「──ヤベェ、はぐれた」
その日、異世界からの転生者であり、三十二歳会社員から絶世の金髪美少女へと生まれ変わった橘日向は、地味に危機に瀕していた。
自身の“武器”として召喚された神宮寺司と共に大きな街を訪ねた日向は、何だかんだと幾度も事件を解決してきたことと、神宮寺セコムの優秀さから気が抜けてしまっており、気付けば街中で神宮司と離れ離れになった上に、怪しい雰囲気の漂う裏通りに迷い込んでしまったのだ。
そこは何処か退廃の匂いのする、平和な日本生まれの日向にとっては、サブカルチャーの中でしか触れたことのない“色町”の様相を呈しており、あちこちには昼間にも関わらず少しばかりトウの経った、しかし十二分に美しい娼婦らしき女性たちが立っている。
この体になった際に、自称・愛と美の女神に色々と無礼を働いたことから、加護と同時に神宮寺のことを意識してしまう呪いをかけられて以降、女性に反応することがほとんど無くなってしまった日向だが、それでも彼女いない歴三十二年の童貞ソウルは健在で、この場所は身を置くだけでも日向にとっては刺激が強い。
「(思えばソープや風俗の類ですら、誘われてもビビッて付いていけなかったり、神宮寺に止められて機会を逃したりしたんだよなぁ……性病のリスクがどうとか、詐欺の危険がどうとかさ。ここって、多分それ以上のこと……本番、しちゃうんだろうなぁ。男の体で来たかったぜ)」
「──お嬢ちゃん、もしかして客?」
日向は小動物の如く思いっきりその場で跳ねあがり、着地時に足をくじきかけた。魔王を倒す勇者という名目で召喚されたにも関わらず、日向のステータスは運以外はほぼ最低値である。
恐る恐る振り返ると、他の娼婦たちに比べるとずっと若々しい、少女といっても良い年頃の娘が、サブカル作品に出てくる“ザ・僧侶”という感じの服装で佇んでいた。一瞬、今までも何人か遭遇した他の女神が召喚した勇者で、コスプレしているのかと思ったほどだ。
「悪いこと言わないから、あんたくらいの器量よしなら普通にそこらのお嬢さんをナンパして、それで事に及んだほうがいいよ。わざわざ昼間にまで客探さないと喰い詰める、底辺娼婦で処女捨てるこたぁないさ」
「こ、こんな美人さん揃いで、底辺!? じゃあ最上級ってどんな人たちなんだ……?」
「そりゃあ見ただけで背筋が泡立つくらいの娘が、この通りには毎晩並ぶよ。けれど、それでも表の垢ぬけてない女の子の方が上等なのさ。帰った、帰った」
「え、えっと、客って訳じゃなくて……お姉さんは、娼婦さんなのか?」
日向の問いかけに、娘はおかしそうに笑う。陽性の魅力を感じさせるその笑みは、娼婦の何処か陰のある雰囲気を感じさせないものだった。
「あたしは違うよ。見た目で分かるだろう、あたしは聖職者。喋ってみたらコスプレみたいだ、って言われるけどね」
「あ……あはは……」
正にそう思っていた日向は、苦笑することしか出来ない。
「ほとんどのクソビッチども……世間で信仰されてる十二女神の信徒は、売春に関して禁じているからね。娼婦はそこらの神官や僧侶からは、汚物みたいな扱いされるんだよ。そういう女の為に、葬式を上げてやったりするのが、あたしの仕事」
「ひでぇ……まあ、あの不審者の信者ならありそうだよなぁ」
実際に愛と美の女神を信仰するエルフ、ティロリロ・リリリ・ルーとトラブルを起こしたことのある日向は、これまで何だかんだとコメディタッチにしか受け止めてこなかった異世界の生臭い部分を見せられて、改めて自分を勇者に選定した存在の胡散臭さを痛感する。
僧侶の娘の方は、どうやら日向も十二女神にそこまで良い印象を抱いていないことに気付いたようで、どこか親し気な口調になっていた。
「あたしはアンリシャリー・リリパリウム・ウェイトリィ。シスター・アンリで通ってるから、アンリでいいよ。客じゃないってことは迷子かい? よければ、表通りに送ってやろうか?」
「あ、お願いします! 俺は、橘日向です!」
「タチバナ・ヒナタ? 奇態な名前だね、どっちが姓なんだい?」
すっかりアンリのことを“色町で日々懸命に生きる人々を助ける、親切なお姉さん”だと思った日向は、誘われるままにその後ろを付いて歩き始める。
その姿を娼婦たちが見送り……軽く肩をすくめるような仕草をしてみせたのを、日向は知らない。
そもそも彼は、気付くべきだったのだ。
今の自分は二つの相反するスキル「絶世の美貌」と「トラブルメーカー」を持つ故に、魅了の力が引き起こす騒動を避ける為、人目除けのエンチャントが施されたティアラを装着しており……それを貫通して、アンリが声をかけてきたこと。
そして、アンリが十二女神を信仰していないのだとしたら……なんの神を崇めている聖職者なのかということを。
※
くちゅっ♥ ぐちゅっ♥ くちゅぅっ♥
路地裏に淫らな水音が響き、そこに荒く甘い吐息が混じる。
「あぁっ♥ んっ、あぁっ……♥ や、やめっ……やめ、ろぉっ……♥ んっ♥ んくぅぅっ……♥」
「何がやめろだい。娼婦たちに色目使ってたエロメスガキの癖に……迷い込んだのはホントだろうけれど、あんたに“そっち”の素養があるのもホントだろう?」
「ち、ちがっ……俺は、男でぇ……んはぁぁっ♥」
日向はあっさりと色町の更に深い区画、衛兵も滅多に巡回しないような場所へと連れ込まれ、壁に押し付けられるようにして、秘所を指で擦り挙げられていた。
冒険の日々が何だかんだと怒涛の如く過ぎてきたこと、常に神宮寺と一緒だったことなどから、興味はあったものの日向は自身の体……女体化したそれをエッチな意味合いで探求したことはなく、性的な快楽を与えられるのはこれが初めてだ。髪に顔を埋められ、すんすんと嗅がれているのがたまらなく恥ずかしい。
「男? こんなスケベな体つきの男なんて、いるもんか♥ 仮に女装したって、ここ……頭皮の匂いはごまかせないよ♥ あまぁい、雌の匂いがぷんぷんしてる……♥ あぁ、たまらないねぇ♥」
「あ、アンリはレズなのかよ……くそっ、騙された……おほぉっ♥」
「おほぉっ、だってさ♥ マジで可愛いね、あんた♥ あたしは何にもだましてなんぞいないさ……初対面の相手に性嗜好を話す方がおかしいだろう? 表通りにだって“その内”送り届けてやるし、あんたにしたアドバイスも本音だよ……こんな最高の娘の処女を、ババアどもに譲る気はないね♥」
つぷっ……と細い指が自分の内側に入り込んでくる。
初めての挿入に、勝手に喉からは「いっ、いひぃぃっ♥」と声が漏れ、体が勝手に反り返った口から舌が突き出された。痛いとか、気持ちいいとか、そんな余裕が無い。熱いという原初的な感覚が股間からじんじんと拡がり、足がガクガク震えてアンリに支えられていないと崩れ落ちてしまいそうだ。
「いっ、あぁぁぁっ……♥ ぬ、抜いてぇぇ……抜けよぉぉ……んおぉっ♥」
「ふふっ♥ ほら、ここ、わかるかい? 指が抵抗してる個所……ここが処女膜だよ♥ 実際に膜がある訳じゃあないけれど、ともかくそう呼ばれる場所さ……♥ あたしの指に触れられて、もっともっとって締め付けてくるじゃないか、このレズ娘が♥」
「んむぅぅぅぅぅっ……♥ んおっ……んあぁぁぁっ……♥」
唇を上から塞がれて、異性とのキスを初めて体験する。こくっ、こくっと流し込まれる他人の唾液が、まるで果物のように甘く、花のように香しく感じてしまう。
三十二年間、この体になるまではひっきしなりに求め続けていたそれは、女体化してもやはり素晴らしいものだった。
「(キスっ……キスぅ♥ や、やわらかい……♥ お、女の子の唇って、こんなにふわふわしてるのかよぉ……♥ こ、こんなの知ったら、女性不振とか言ってられなくなるっ……♥ お、俺に夢中になる連中の気持ちも、わかるかも……♥)」
かりっ、かりっ……と処女膜を優しく爪弾かれながら、甘い唾液の海に溺れる。もしも日向が生まれながらの女子ならば、この時点でアンリの性の奴隷となり、体を嬉々として捧げていた事だろう。
男性としての意識と違和感があるからこそ、快楽に流されながらも正気を辛うじて保っている日向が……ふと、自分の柔らかな尻に硬いものが押し付けられていることに気付く。
背中の温もりは、間違いなくアンリの豊かな胸によるものだと分かる。だが尻を押してくるこれは、いったいなんだ? ……いや、正直なところ心当たりがあり過ぎて、逆に選択肢から外したいのだが。
「ぷはっ……夢中になってキスしてくるじゃないか、ヒナタ♥ 生まれついての淫乱娘だよ、あんたは♥ 男だなんて、とんでもない……男女っていうのは、あたしみたいなのを言うのさ……きひひっ♥」
「はっ……はぁぁ……♥ あ、あのー……アンリ、さん……? こ、この、俺のお尻に当たってるのって、まさか……?」
「きひっ♥ 外なる女神が十二女神をかつて全員孕ませ、性奴隷にまで堕として世界を闇に堕とし、その時に魔族が生まれた……そんな伝承は聞いたことが無いだろう? あのビッチどもが必死に隠しているからね……隠されし創世神にして双成神……魔人ヨグ・ソトホートを崇める信徒には、よく備わる特徴だよ……♥」
くちぃぃっ……♥ と指よりも濃厚に膣口を撫でられ、日向は「んへぇっ♥」と涎を零しながら、ゆっくりと視線を落とす。
日向の愛液に濡れて、股間からは見慣れた……いいや、日向のそれどころか神宮寺のそれですらも比べれば子供のそれにしか見えないほどに、ビキついた“見慣れない”チ〇ポが覗いていた。
「ひぃぃぃぃっ!? や、やだっ! いやだぁぁぁぁっ! こ、こんなっ……女に掘られるのは嫌ぁぁぁぁぁっ!? じ、神宮寺! 助けて、神宮寺ぃぃぃぃぃっ!」
「他の誰かの名前を呼ぶなんて、悪い子だよ、ヒナタ♥ そんな悪い子には、優しくこいつの遣い方を教えるなんてことは出来ないねぇ……いきなり子宮口までぶち込んであげる、よっ!」
「あぎっ……おほぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ♥」
小柄な体にぶち込まれた肉棒は、美少女の体を串刺しにして浮かせ、その白く柔らかい腹にチ〇ポの形を浮かび上がらせると、ごちゅんっ♥ と日向にも備わっていた、けれど意識することはなかった子宮を捻り潰し、子宮口にイラマチオを強制した。
その腹にはチ〇ポの形と同時に、日向の子宮までハッキリと浮かび上がってしまい、今の体が雄に敵わない存在……女であるとまざまざと思い知らせて来る。
当然、優しくしないと宣言したアンリが加減してくれるはずもなく、美少女フェイスに涙と涎と鼻水を垂らしてた日向の、ぷっくりと勃起した乳首が両手の指で潰される。
「んほぉぉぉぉぉっ♥ ちゅぶっ♥ ちゅぶれるぅぅぅぅぅっ♥ ち、乳首ぃぃぃぃっ♥ んぎょっ♥ しきゅ、しきゅぅぅぅぅっ♥ 乳首も子宮もどっちもちゅぶれるのぉぉぉぉぉぉっ♥」
「きひひっ♥ 女の体は頑丈にできてるんだよ♥ ヒナタのこんな華奢な体だって、あたしのチ〇ポまるまる飲み込んで、赤ん坊を孕ませるようになってるのさ♥ ねえ、ヒナタぁ……狂うほど気持ちよくしてあげるから、あたしの子を産んでくれよぉ♥ 娼婦相手にパコり放題でも、孕むのはみんな二の足踏むんだよねぇ♥」
「い、あぁぁ……赤ちゃん……赤ちゃん、いやぁぁぁ……♥ 俺は、おと……お゛ほぉぉぉぉぉぉっ♥」
「まだ言うか♥ こんなくっそ可愛い顔で街中歩きやがってよぉっ♥ チャームが無ければ今頃あんたは集団ライプされてるよ♥ 男も女も、あんたをそこらに連れ込んでおマ〇コ面にしてやろうかって企んでるさっ♥ ジングウジとか言ってたっけ? そいつだってあんたをレイプすることばっかり考えてるよ♥」
「じ、神宮寺はぁ……そんなんじゃ、なっ……いひぃぃぃぃぃぃぃっ♥ しょ、しょこクリクリしないれぇぇぇぇっ♥ 女の子おちんちんクリクリらめぇぇぇぇぇぇぇぇっ♥」
「ここはおちんちんじゃなくて、クリストリスだよ♥ こんなもんをチ〇ポだと思って、自分を雄だとか言ってたのかい♥ 生意気なっ♥ おらっ♥ 性暴力♥ 本当に強いチ〇ポで自分の立場わきまえて♥ あたしのこと好き好きなお嫁さんになるんだよっ♥ 孕めっ♥ 娶ってやるから孕め♥ 結婚しろ、ヒナタ♥」
陰核を指でぎゅぅぅっ♥ と潰され、勢いよく尿の混じった愛液を噴き出してしまう日向。女体になってから初めて迎えた潮噴きに、日向の中の雄の部分……記憶や矜持は排泄されていくような気がする。
「(あぁぁっ……♥ 俺、おかしいよぉぉ……♥ 力強く犯されるの♥ 支配されてパコられるの、気持ちよくなってきてるぅぅっ……♥ れ、レイプされた相手に惚れるとか、ファンタジーだと思ってたのにぃぃ……も、もう♥ 神宮寺よりアンリのこと好きになりかけてるぅぅぅぅっ♥)」
正にファンタジー世界に転生を果たし、そして今メス堕ちを体験しようとしている日向。
だが、神宮寺を思い出したことで、最後の矜持が燃え上がる。日向が男に戻る為に全力を尽くしてくれた……これは女性不振気味の神宮寺が、日々の癒しを求めての私欲なのだが……そんな親友の顔を思い浮かべ、日向は何とか屈服しそうになる心を奮い立たせる。
そうして、震える手を頭へと手を伸ばすと……ティアラを自分の意思で外して「絶世の美貌」スキルを全開にした。
「おっ……おねがぁい……♥ ひどいこと、しないでほちいなっ♥」
神に与えられたスキルがアンリに襲い掛かり、破戒シスターを魅了する。
盗賊にかけた時は、真面目に働くことを宣言して改心したほどに、何だかんだとこのスキルは日向のプラスに働くようになっているのだ。「トラブルメイカー」のせいで、魅了しすぎてしまうだけで。
激しいピストンが、一瞬止まる。
助かった、神宮寺の元に帰れる……そう思った日向のお腹に、ぷにりとアンリの手が添えられた。
「あ、へ?」
「──可愛すぎるだろうがヒナタぁぁぁぁぁぁぁぁっ♥ 誘いやがって、このビッチ雌がよぉぉぉぉぉぉっ♥ これでも最低限の加減はしてやってたけれど、もう我慢出来ないっ♥ 徹底的に精神破壊して、あたしの名前と愛してるしか言えなくしてやるあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ♥」
「ど、どうじでぇぇぇっ……んぎょほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ♥ ぴぎっ、ひっ、お゛はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~っ♥」
浮き出てしまっている子宮を両手で握られ、オナホのようにチ〇ポをコキあげられてしまい、日向は体の中からアンリのオナホ嫁として再改造されてしまう。アンリは日向の髪に顔を突っ込みながら「雌臭いにおいさせやがってぇぇぇっ♥ お仕置きだぁっ♥」と頭皮に何度もキスしてきた。
そう、魅了は利いたのだ。確かに日向のスキルは発動し、シスターを誘惑してみせた。
だが日向も勘違いしているのだが、このスキルはそもそも“日向に都合のいい結果を起こす”ものではない。
これは“美と愛の女神にとって都合のいい結果を起こす”ものなのだ……日向を殺害し、融解させて美少女にするような雑極まりない女神にとっては、日向(と神宮寺)はRPGゲームで操作しているキャラクター、もっと言えばラジコン程度の扱いでしかないのである。
そして、アンリはそんな十二女神が恐れ、敵対している邪神の信徒であり、その最も嫌うところは女神たちの願いを叶えることである……相反する神の加護がぶつかりあった結果、魅了されたアンリが勇者としての日向をぶっ壊しにかかるという、どちらも半分ずつ叶った結果となったのだった。
「孕めっ♥ 孕めオラッ♥ このくそカワ嫁がよぉぉっ♥ さっきみたいな誘惑をっ♥ 他の雄や雌にしてみろっ♥ 愛するヒナタは殺さないっ♥ けれど相手はぶっ殺すからなぁ♥ お前の大事なもん全部壊すから思い知れよメスガキがぁぁっ……お前はあたしだけ愛してればいいんだよっ♥ あたしのヤリマンオナホになれっ♥」
「ひあぁぁぁぁぁっ……♥ んげぅっ♥ んほぉぉぉぉぉっ……も、無理……無理ぃぃぃっ……だれか、たしゅっ……ぷぎょほぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ♥」
「誰かいないんだよっ♥ ヒナタっ♥ ヒナタっ♥ ヒナタぁぁっ♥ お前にはあたししかいないんだっ♥ あたしを旦那様と崇めて♥ あたしにすべての人権を捧げろぉぉっ♥ んっ♥ 手始めに子宮征服してやるっ♥ ガキ孕んで嫁の覚悟決めろよっ♥ 偉大なる魔神の加護の元、100%孕ますぅぅぅぅっ♥」
「きひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ♥ あっちゅっ♥ あちゅいぃぃぃぃぃぃぃぃっ♥ 精液どくどく流れ込んでくるぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ♥ は、腹の中でぷちゅぷちゅって受精してるの分かるっ♥ 雌になってるの分かっちゃうぅぅぅぅぅぅぅっ♥ お、れ……わ、“わたし”ぃっ♥ アンリのお嫁さんになっちゃうぅぅぅぅぅっ♥」
まるで即座に孕んだかのように、精液ボテ腹となった日向の口から、どこをどう経由したものか、げぼっ♥ と大量のザーメンが吐き出された。
地面に放り出されて、間抜けに「んげっ♥」と呻きながら、日向は射精された精液と自分の噴いた愛液の混ざった水たまりから顔を上げ、アンリのてらてらと輝くチ〇ポを見せつけられる。見せ槍風に押し付けられたそれは、挿入前に見た時よりも雄々しく、そして愛しく見えた。
「ほぉぉぉぉっ♥ チ〇ポぉぉぉぉぉっ……♥ 雌チ〇ポ様ぁぁぁぁぁぁっ……♥」
「おらっ♥ 誓いのキスしろ♥ 永遠の愛を誓えっ♥ あたしのモノになった宣言しろっ♥」
「は、はひぃぃっ……旦那、様……♥ ちゅっ♥」
チン先にキスを堕とした日向の顔には、男としての矜持も、転生者としての使命も最早ない。
ただただ強いチ〇ポに屈服し、身を捧げて従うのが幸福だと考える“雌”が一匹いるばかりだった。
※
「くそっ、何処に行ったんだ、橘……! もう、街中を探し回ったぞ!」
神宮寺は逸れてからずっと、日向の姿を探し続けていた。
確かに神宮寺は表通りについては隅々まで探し回っていたが、彼は日向に対して少々過剰な評価をしている面があり、まさか裏通りに自分から入って行かないだろうと、そこを捜索するのが遅れていた。女神の呪いもあって、今の神宮寺はどうしたって日向を女の子として見てしまうのも、それに拍車をかけていた。
ふと向けた視線の先、聖職者と思わしい女性が(今の)日向と背丈の近い少女を連れて歩いているのを目撃する。慌てて駆け寄った神宮寺は「失礼!」と声をかけただけで、相手の了承も得ずに少女の顔を覗き込んだ。
「橘──」
「えへっ♥ あへへっ♥ なぁにぃ……?」
「お兄さん、あたしの連れに何か用かい?」
「い、いや……人違い、らしい……」
確かに絶世の美貌は日向のそれと似通っていたが、表情が違い過ぎた。理性どころか知性も何処かに堕としてきたようなアヘ顔に加え、ぼっこりと膨れた腹……一日でこうなってしまうはずがない。
とぼとぼとアンリと……そして、紛れもなく日向に背を向けて、歩き去っていく神宮寺。
その背中を見送り、アンリはくすくすと笑いながら聞く。
「良かったのかい? あれ、あんたの連れだろう?」
「あはっ♥ わたしの旦那様は……アンリ様だけですぅ♥」
甘えた声で精液ボテの腹を撫で回す日向は、媚び切った雌の口調でアンリにそう告げると、股間に顔を埋めて深呼吸し……「んへっ♥」と美貌を快楽に蕩けさせた。
今回の攻め役
※アンリシャリー・リリパリウム・ウェイトリィ
・邪教徒。一般的に信仰されている十二女神ではなく、彼女たちを一度はパコり捨て孕ませ、堕落させたという魔神ヨグ・ソトホートを崇拝しており、女神信徒たちからは人間扱いされない娼婦たちの為に祈りや葬式などを行っている、姉御肌の女性。あだ名はアンリ。
・魔神の信者には珍しくないという両性具有者で、面倒見の良い性格なのは間違いないのだが、基本的に金のない娼婦たちの相手をする際は体払いが基本なのも相まって、性欲に非常に素直。ヤリチンであり、迷い込んできた少女や、色町に足を踏み入れたばかりの娘を食い散らかすこともしばしば行う。
・魔神の加護によって、この世界の魔法があらかた通用せず、女神たちがそれぞれに特別な加護を与えた勇者のスキルでしか倒せない存在である為、魔族とは何の関係もないにも関わらず中ボス(あるいは裏ボス)のような立ち位置にいる。しかも、相手が女性でない限りは積極的に勇者に絡むことも無いため、非常に撃破しにくい。
・ちなみに身に纏っている僧侶の服装は、完全にドラゴンクエストシリーズのあれであり、魔神が伝承したものであるらしい。このことから魔神もまた転生者あるいは転移者なのではと思わしいが……? ふたなりで、ウェイトリィ……ねぇ?