黒歴史コース第一弾ウルフマンTF2 (Pixiv Fanbox)
Published:
2019-04-01 13:18:48
Edited:
2020-11-01 14:11:07
Imported:
2024-05
Content
この度は黒歴史紐解くコースをご利用いただきありがとうございます。
4月の更新になります。
以下シチュ解説。
鍛え上げられた肉体の内より更に強靭な体躯が顔を出す。しかしそれは獣毛に覆われ聖騎士の肉体とはかけ離れた、邪悪な魔物のそれであった。
(もっとだ。もっと醜く。)
腕の皮が中から暴れ出る獣の肉体で弾け飛び、皮だけになった生殖器がボトリと見るも無惨に剥がれ落ちてゆく。
兄騎士は眼前で愕然とする弟弟子に、自身が最早取り返しのつかない存在に変わってしまったと見せつけるように自身の肉体の皮を剥いでゆく。自身を蝕んでゆく魔獣が人々を、大切な人へ牙を剥く前に討ち滅ぼすと決意してくれるように。
勢いよく頭皮と面の皮を一塊に剥ぎ中から現れたのは知性もなにもない。ただ兄騎士の肉体をより暴力的な筋肉を詰め込んだ一匹の狼男だった。
弟弟子はただただ見つくすだけだった。辛うじて精神世界で個体を維持している兄騎士はその光景を狼男から見て制御を試みる。当然意のままにとは行かなかったが、野生のままにご主人様の敵である聖騎士団の狩猟対象を誘導することはできた。
(あとは、…アソコマデ…連レテ ユケバ…)
聖騎士団の陽動部隊に狼男を飛び付かせ、満月の灯りの無い路地へと誘導させることができた。また狼男は元の兄騎士の姿へと戻った。
しかし…(次号へ続く)