MtG向けティルト対処法 (Pixiv Fanbox)

昨日、noteの方にも書いたのでこちらにも。どちらも全体に公開しております

自分の経験と本や記事を見てアウトプット

『ティルト』

プレイヤーが合理的な判断ができなくなり、感情にかられた行動をとるようになってしまった状態

▲どうして引き金になるのか

　自分の持つ自信や強情さといったところから来る、良いデッキをしっかりと組み、当然いい結果を期待する、マッチに勝つことを期待する

　そして理不尽に負けるとその状態になってしまう。

　フラストレーションというのは結局自分自身から生まれる、受け入れがたいような理由で負けたときに生まれる。

　なぜなら自分は常に勝ちたいと思っているし、それは自分にとって大きな意味を持つし、でもそれそれは結局カードゲームを行う人生の一部であり、ランダム性の強いこのゲームの一部なわけでそれを如何に受け入れるかが大切になる

▲気づくにはどうすればいいか

　気付かないうちに、プレイヤーはティルトに陥ってミスをする。そしてずるずると引きずられる。

　冷静に見ればまだ見込みのあるゲームを不当に手放したりする。

　正確な判断力を失った場合、大会の独特の空気も混じって、猪突猛進に思う自分はもっとも勝つ望みが薄くなってしまう。

　次ワンチャン、次ワンチャンと空元気に近いことは考えるがミスに嵌る。

そんな時、ゆっくりと息を吸って吐き、落ち着こう。

▲対処法

・競技志向と『ゲームを楽しむ』を混ぜる

　競技性が高まると、より勝利することに傾く。結果をメインにするからだ。そうすると負け1つでティルトになりやすい。

　しかし、ゲームを楽しむことと勝ちたいと考えることは相反するものではないと考えている。勝てば楽しいけどね。

　カードゲームはゲームだ。単なるゲームなのだから、高田馬場で3戦知らない人とやるの、会場に行き丸一日MTGをするイベントに参加、そこにストレスなんてあるわけがないと考えられる。紙屑遊びや紙束遊びと言うぐらいがちょうどいいと思っている。ユルくなろう。

・大会に出るならプレイが簡単なデッキを使う

　簡単なデッキは明確にデッキの利点なのであり、欠点ではない。勿論練習は最低限納得がいくまでしたほうがいい。

　多くのゲームプランを考え、環境デッキとマッチアップやサイドを考える。それをあまりしなくていいデッキを使う。

　極めることが容易になるならば、ゲームプランなどの大きな道順を決める場面を思い出してティルトになることは少ない。

・ミスを咎めない

　結果に一喜一憂せず、その試合で起こったやりとりや自分のプレイングを見直す、反芻しすぎて鬱になってはいけない。

　負けた試合にも興味深かった場面や良かった場面などあるだろう。それが長い目で見て自分の実力になるし、経験になる。

　一日の勝ち負けより長い時間での上達を！

・フリープレイやオンラインの場合、誰かに見てもらうor見る

　お互い客観的に自分のゲームをすることができる。武道の見稽古に近いのかな。

　判断と意思決定を誰かに寄りかかりながら出来るのは意見交換→上達することにも繋がる。大会に出ても、ある程度緊張しなくなるし。

　大会などでオーディエンスは緊張するからね。『あ～そのプレイしたかぁ』ながっかりみたいな顔をするオーディエンスを見てティルトになるときだってある。　

・オンラインで3回連続で負けて温まったらMTGAを落とせ

　ドラフトで0-3した　続けてやったら1-3だった　いやいやいや、もし3敗した後に1勝したならその時点でMTGAをやめよう。これは諦めではないんだ。

　もしくは3敗したならずるずると勝利を求めるのはやめよう。殺意の波動なんて目覚めなくていい　ツキが悪かった、また明日～、でいいんだ。

　負けたくないって思うと負けが込んだ時にティルトが起きてストレスが生まれる。

　正しくプレイできるようになったらまたやろう。

・大会直前時間はウォームアップでフリプする

　友人がいるならやろう。少なくとも緊張は紛れる。1人の場合は一人回しといいたいところだけど、もっと緊張に陥りやすい。

　1人の時はコンビニで買ってきたチョコや飴を食べて頭に血糖値を回すのをおすすめしたい。甘いものは強い

・「対戦相手が考えようとしていることは何なのか」を常に考える

　これはプレイ中だけど、相手も勝ちたいと考える。だから互いに思考時間が生まれる。相手が何をしてくるか、自分は何をケアすればいいか、気を配ることで集中を保ってティルトから逃げよう。

　有利不利もあるがどんな状況でも冷静にプレイして、ゲーム後に見直すことが大切。

・友人やSNSに感情を吐き出す

　ゲームにだって愚痴は付き物だ。はい、マナフラッド！マナスクリュ～！土地事故はクソ！MTG引退！まあまあ落ち着いて。いっしょにゲームをしてきた友人やツイッターがあるだろう。ミスを打ち明けよう。解決策を教えてくれるかもしれないし、少なくともモヤモヤは消える。

　自分の中にため込んでフラストレーションを生むのは良くない。SNSでそんなに深刻にならず軽い気持ちで呟いてほしい。

▲まとめ　　　　　　　　

ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました。ティルトはカードゲームをやる上で必ず付き合わないといけないものだから頑張って付き合おう。1人でも気づけることを祈っています。