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これはフィクションである。時効という形で書す。3年も前だし。 彼がやっていた違法薬物はアンフェタミン、俗にいうシ〇ブである。アッパーである 僕は島風くんの家で2泊した1泊目にキメセクをした。 お互いがキメて「あっぱらぱー」にならず、彼が常習しているブツを入れるところを目の前で見て、流れてしてしまった。 彼がしていることは大体わかっていた。会った時と明らかテンションが違うのだ。1度自分は脱法ハーブをしているおっさんとホモセックスをしまくって、大学の出席日数が足らず人生ワンチャン詰みかけたことがある。 その経験か一目でわかってしまった。 話の流れを戻す。彼の家で夜、風呂に入り、2人でベッドに座ってカードの話をしていると、マイメロディのポーチを出してきた。 「なにそれ?」 「さぁ~なんでしょ~」 すっとぼける。そこには人差し指サイズの小さいジップロックを出した。中に入った透明な結晶を見て察した。 普通のことをするが如く、コップに水を注いできてマイメロのポーチから注射器も取り出す。 小さな結晶が入った袋に耳かきの匙の部分だけ切り取ったもので、水の入ったコップに入れる。 「え、するの?」 「するよーするする だって気持ちがイイし」 は~~~??????こうならヤケよという気分で身構える。メンヘラちゃんということは知っていたがここまでキてる人間とは思ってもいなかった。 何度かコップを振って結晶を溶かす。溶かし終わると注射器が混合液を吸い出す。空気を抜こうと注射器が押される。ぴゅっ、ぴゅっと病院でしか見たことないモーションを繰り返す。 かわいいから仕方ないね、そこらへんの女子よりもかわいさと異常さが上の強い男の娘のほうがいい。強いis正義 パワーは最強じゃ~~~。 それをしている合間に色々と質問した、メモが残っているので書く。 「そのサイズの薬でいくらか」 「ガチャ20連分ぐらい(約6000円)」 「いつからやってたか」 「3年以上前」 「どこから買ってくるのか」 「そういう層の人と関わる友人から」 「キメセクはあるか」 「基本キメてるときにするけど、する相手がいないのと、元カレは赤ちゃんプレイしかしないからわからない」 「トリップすっとどうなるのか キメセクに敗けた娼年みたいになるの」 「レヴィ君わかってるじゃん そうだよ 聞いてる音楽、好きな人の声も全部気持ちがよくなる」 「キメセク小説に使える本はあるか」 「ウルトラヘヴンって漫画は本物」 腕をまくり、腕の根本を何度も握り、血管を浮きたたせる。見ているこっちも熱が伝わる。根本の部分の血管が青黒く浮いてきた。そこに針をつきたてる。 注射器の中から赤と黒の血が逆流し、その赤黒くも透明な液体を静かに注入されていった。押し引きが繰り返され吸い上げる……注入する……吸い上げる……注入する……。 黒は赤を蝕み、赤は黒を侵食する。そんな風に見えた。 本人からしたら当たり前のことをして、これからすることも男と男が2人いたら当たり前のことなんだろう。 嬉しそうな表情を僕に見せてくる。親に嘘をついたときの後ろめたさ、友達が悪いことをしたときに感じる謎の罪悪感が懐かしく蘇る。 5分ぐらい経過すると、言語にどもりが起きたのがわかった。彼の目の動きがはやくなる。息を口から吐き深呼吸をしている。すー、ふ~~……♥ すー、ふ~~……♥ すー、ふ~~……♥と部屋に起きる音が呼吸音のみになる。 そわそわし続けている。目を合わせない。そのかわいいのだ。今まで恥じらいもないオタサーの姫みたいだったのに、恥ずかしいを覚えた少女みたいになっている。汗ばむ。緊張のみが心を支配する。 とりあえず、することはする態勢で戦う。男がリードするというのは通説なので、2人並んで座っていることもあり腰に手を回す。まぁどちらも男なのだが。 「ん♥」 身長差もあり、見上げてくる。瞳は虚ろとも呼べぬが、常人の目とは違う。ランランと輝いていて、これから楽しいことが起こるぞって顔だった。 服を脱ぐね、と服を脱ぐ。健康的じゃないオスの肉体だ。あんまり見ないでねというがマジマジと見てしまう。元がかわいいせいで違和感はあまりなかった。ズボンを脱ぐと女性用の下着をつけていたことを覚えている。窮屈そうにペニスが4割程度勃起していたのも見た。 それを触れる。熱い。あっちの身体が熱を帯びているせいか、自分の手が冷たいせいか熱を感じる。 キスをする。ベロキスである。こちらの短小包茎の愚息がぐぐっと大きくなるのを察したのかあちらもこちらを嬲り始める。 彼だけ「あ、うぅ、あ♥」と嬌声をあげる。僕は集中しすぎて目の前のことを処理することで精いっぱいだった。そんなに柔らかくない胸を触り、れろれろれろとサクランボ花京院か!とツッコみを入れたくなる島風くんの猛襲に返答する。 前戯はカットする。やったことはシックスナインならぬ、ウロボロスだ。時間がたつにつれて、彼のチンポが自分の愚息よりも小さくなっていったのにしゃぶることはうまくなっていったこと、と汗が異常に出ていたことは覚えている。 あと異常に喘ぐ。 「あん♥」ではなく「お゛♥」という濁点がついた喘ぎ。乳首など性感帯に振れると跳ねる。 本番の空気になる。無論相手も経験者。こちらも経験者となればアナル洗浄とローションとコンドームは用意している。それを待っていましたとばかりに準備をする。 彼はベッド隣のデスクに先ほどの結晶を出して、そこらへんにあったカードで粉末を縦列に変えて、鼻から吸っていた。俗にいうスニッフである。口からやるよりコスパがイイらしい。 結論を言えば、イヌの交尾みたいな姿勢でホモセックスを行った。入るときに、蹲踞の姿勢でアナルを見せつけてきたことは今でも忘れられない。自分の短小を奥まで押し込むと「お゛~~~~♥ お゛お゛!」とみさくら先生のエロゲみたいな喘ぎ声を出して、「しゅき」を連呼したことを覚えている。 首を絞めてほしいらしく、首をハンドルのように握ってパコった。首を絞めてほしいのはキメセクする受け共通なのかなぁと思った。 リズムよく腰を動かしていく。ある種の音ゲーである。キメセクはキメてないアクティブ側のが不利なゲームである。 自分の愚息が立っている間は相手のリードを抑えられたが、愚息が縮むとあちらの威迫に敗ける。ケツの締まりというものが男性にあるのが緩かった。普段から開発しているせいもあるだろう。あと、火照っているのか挿入を行うと中が熱かった。 なんか疲れちゃったのだ。攻め側は普段使わない筋肉を使うので、死ぬほど疲れちゃうのだ。そうすると男は萎えるのだ。萎えそうになると上に乗っかってきて人のことを天然ディルドと思いながら腰を振る。男の骨盤のせいかケツ骨が当たって痛い。しかしその状況見下されてゴミみたいな自分を必要としてくれる彼を見てまたフル勃起する。 攻めている間は確実に動物の交尾であった。人の皮をかぶっただけなんだなぁと思った。 何十分も元気が出たらバックで犯す、萎えたら天然ディルドになるを繰り返した。脳が熱くなったり、冷めたりとサウナかよっと思った。 何度か行いお互いが射精はしないが満足できた状態になると布団で寝そべってベロチューをした。自分は眠かったが頑張って目を塞いで耐えた。しかし、途中で一転する。 急に相手の舌が動かなくなった。薬が切れたようだ。 「よかった?」「ねぇほんとに?ほんとに?」「ホントにあれでよかった?」 うわぁ質問厨かよって思った。肩を抱きながら返答する。小動物を保護するみたいに背中をなでながら大丈夫大丈夫と。目を開けると目が合った。未だにランランと輝き続けている。よどみもにごりもない透き通った瞳だった。 そこから朝あっちが眠くなるまで頑張って付き合った。セックスはそこでおしまいだが意味不明な過去のトラウマ話を聴いて相槌や感想を投げる行為は虚無だった。勿論その感想も、そこらへんの一般人な感想ではなく、キミが正しいとヨイショしないといけないのがつらかった。 疲れている時それはできないのじゃぁ。 以上である。

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