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乱取りを行った後に寝技の稽古。体力的にきつい寝技を最後に入れるのは、より自らを追い込んで鍛える為。その中でも強豪校で行われる「レスリングスタイル」という稽古は上着を脱いだ上半身裸で行う事で、「腕をとる」「腋をすくう」そして「肉体の密着」を体で覚える為に行われる。上半身裸で行うので掴む柔道着が無い為相手を制するのが難しくお互いの汗で肌がぬめり、腕を取る・腋をすくう・そして体の密着が重要となる。 牛若君も上半身裸で、歩くだけで畳に汗を落としながら顧問の元へいく。 「先生っ、お願いします!」 顧問もその熱意に応えようと柔道着を脱いでお互い裸になり、背中合わせにすわる。合図とともに取っ組み合う。 いつもなら小柄な体格を活かした俊敏な動きをみせる牛若くんだが、散々稽古をやった後だからかいつものキレがなく、すぐ先生につかまる。顧問の先生は器用に背後に回り、その太い太腿を牛若くんの首に巻きつけて後三角を決める。 「ぐ…はぁあっ」 腕の3倍のパワーで絞める三角絞めが、肌が汗でぬめり、その肉厚の脹脛が首に食い込む。あっという間にキメられ意識を失う牛若くん。顧問の先生はすぐに活を入れて意識を蘇生させる。 「うぅ…」 意識が戻るにつれて下履きがぐしょぐしょになっているのに気付く。汗と失禁でぐっしょりと重くなっている。 「皆本はスピードはいいんだが、スタミナが他の奴よりもたないのが課題だな。しっかりと食って、よく寝て、そして稽古だ。親父の稼ぎが足らなくなる位食って食って、体をつくらんとな。」 アドバイスをしながら胸板をポンと叩く先生。その感触から牛若くんの成長を感じとる。 『ふむ…筋肉はだいぶついてきたな…走り込みと乱取りで鍛えてやるか…』 (つづき) そして、居残りを今度は先生が提案する。残るのは数人で先ほどのレスリングスタイルの延長戦。だが… 「全員、全裸になれ」 先生はすでに柔道着をすべて脱いだ姿で立っている。 「さあ、裸になったな。さっきよりも相手を制するのは難しいぞ」 戸惑う生徒を他所にさっさと進める先生。合図とともに取っ組み合う。牛若くんの相手はやはり先生… 「あぐ…う」 先ほどと同様にすぐ絞められる。だが手癖の悪い先生は時折技を解いてはちんぽや乳首を触る。 「どうだ、こうやってスキンシップも入れる事で仲間との絆が深まるんだぞ。先生も皆本と絆を深めたい。」 そういいながら汗だくの肉体をより密着させてくる。牛若くんの口は先生の舌でふさがれ息ができない。そして、肉厚の手でちんぽを擦られ… ふわっとした感じに襲われる牛若くん。周囲をみてみると先輩たちも裸でとっくみあっている。よく見るとちんぽを咥えたり肛門をなめたりしている…。ギョッとする牛若くんを先生は後からそっと抱きしめる。 「ああやってお互いの弱いところをさらけ出して友情を深めるんだ。初心者のお前はこうやって抱かれているだけでいい。先生がしっかりおしえてやる」 慶くんは予備校があるからいないのだが、牛若くんは慶君を思い浮かべながら、彼の大きな体を先生に重ねて思い浮かべてしまっていた。

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