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前回人間は矛盾だらけだと書きました。


綺麗と汚い、黒と白のあいだ 灰色 昼と夜のあいだ、夕方……


数えきれないほどの矛盾や真逆の感情が同時に存在します。



その錠剤を口に入れた途端、自分を許してもらえたような感覚に陥る。

この感情は自分自身でもよくわからない。


常にある、『誰かに認められていたい』『愛されていないと不安』といった負の感情が薄れていく。

そしてその錠剤に依存していく。


――駄目だと警鐘を鳴らしている。わかっている。

それなのに感情に負けてしまう苦しさと、そしてまた飲んでしまう自己嫌悪と。

ああこのままではもう無理だと……どうしようもない、八方塞がりな気持ちになる。


終わりのないループを無限に繰り返していく。


その沼から抜けれなくて、でも徐々に楽になっていって。

そんな泥沼がどうしようもなく気持ち良くて。


好きも嫌いも恐怖も快楽もないまぜになってく。


ぜんぶ、人類が、世界が、だいすきでだいきらい。だいきらいでだいすき。

壊れていくのも、それがまた気持ち良くて。

救われなくてもいいと、思ってしまう自分がいる。

Comments

れいすん

コロちゃんあんま無理せんでな

みやむー

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