精霊監獄・拘束刑罰 (Pixiv Fanbox)
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いつもご支援ありがとうございます。久しぶりに書いてみました精霊監獄シリーズです。書きたい時に自由に書けるのは楽で良い。
今回は澪がメインです……その予定だったのに士織が捩じ込まれてきました。まあ切っても切れないみたいなところありますからね。ついでにデアラ熱が来てるのでアンケートを二つも置いちゃう。
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精霊監獄・第六区画【レクリエーションルーム】。監獄内全体の空間制御を担う他、主に囚人たちが身体を動かすために用いられる。囚人、この監獄に入っている間は〝人類最底辺の種〟として扱われるという意味で、辛うじて人であると呼称される精霊たちのことを指す。
十数体の精霊が、広々とした体育館となったレクリエーションルームで休む間もなく活発な運動を行う。もっともそれらは、学生が行うような健全な運動とは程遠いものだ。
「整列!」
「「はいっ」」
日々、看守に絶対服従であることを義務付けられた精霊たちは、彼らの号令が身体に染み付いている。着ている方が恥ずかしい恥部丸出しの残骸霊装を着用させられ、臀部の焼印(囚人番号)を暴露しながら直立不動の姿勢となる。
とある看守の前に立った二体の精霊。その尻肉に『03』と『07K』という屈辱の番号が煌々と光を照り返している。時崎狂三、八舞耶倶矢。精霊の中でも反骨精神が強い彼女たちが、看守の前で気を付けをする。
反骨精神が強いことと、場を弁えぬ馬鹿であることは大きく異なる。拘束具、封淫具を外された今だからこそ、と考えるほど二人も浅はかではないようだ。
監獄全体の空間制御を取り仕切る第六区画で脱走を企てるのは、広大な砂漠の中で針の一本を探すより遥かに無謀なのだ。過去、脱獄を試みた狂三たちはそれが理解できているのだろう。
「運動開始!」
「っ……はい! 囚人番号03、運動開始します!」
「同じ囚人番号07K、運動開始します!」
脱獄が叶わない理屈と、羞恥心は必ずしも一致はしない。両者の顔にはとびっきりの羞恥が浮かび上がっている。
だが身体は従順な囚人らしく動いてしまう。持ち前の反骨心も、罰則を無意識に恐れるようになった精神にはあまりに無力。
股を大きく開いて腋を晒す服従のガニ股羞恥姿勢。気を付けと屈服のポーズ、どちらが慣れているかと聞かれれば、彼女たちは応えあぐねてしまうだろう。
へその下まで轟々と覆う黒、橙色の汚らしいマン毛を恥も外聞もなく見せた狂三と耶倶矢は、それを靡かせるように腰を踊らせた。
「おまんこスクワット、始めますわ!♥ おまんこっ、おまんこっ、おまんこっ!♥」
へこっ、へこっ、へこっ♥
「おまんこ、おまんこ、おまんこぉ♥」
へこっ、へこっ、へこっ♥
股を上下にカクカクと振る様は、スクワットというより下品なダンスだ。しかも声高に卑猥な言葉を叫んでいて全く見るに堪えない。
しかし、監獄運動の中ではかなりマシな方だった。究極的には恥ずかしいポーズで股を小刻みに振り、おまんこと連呼する〝だけ〟の運動。乳首やクリトリスに重り付きピアスを付けられ、膣穴とケツ穴に挿入された玩具を落とさないよう全力でスクワットしろと、懲罰確定の運動をさせられるよりはずっとマシなのだ。
「「おまんこ♥ おまんこ♥ おまんこぉ♥」」
人として、少女としての尊厳を打ち捨てていることに変わりはないと言えば、そうなのだろう。徹底的な拘束と調教を受けるのと、乙女の恥を捨てさせられた剛毛マンコを吹き曝しにしながら羞恥運動を行うこと。どちらがマシかは一概には言えない。
擬似体育館全体を見渡してみれば、そのことがよく分かる。
「04番、まんずり願います!♥」
「06番、乳首願います!♥」
股を開いたブリッジポーズを取った四糸乃と六喰が哀願する。幼い容貌であろうと情け容赦なく茂らせられた剛毛が菊門まで届くその下品な股間をさらけ出した二人は、これからオナニーによる潮吹き運動に入る。四糸乃は尿道込みの陰部、六喰はUカップの爆乳デカ乳首を刺激して絶頂し続ける。決して倒れることは許されない股間を開いて上げた無様ブリッジで継続絶頂しなければならない。
二亜と七罪はノーハンドでディルドをマンコに挿入し運搬。令音と美九は日々のアナル責めで弱った括約筋を鍛えるためにバルーンを入れて締め付け運動。折紙と耶倶矢は媚薬プールで絶頂水泳――――――嬌声が絶えることはない。
彼女たちは命じられた運動を必死に行う。我が身が惜しい、罰を受けたくないというのもあるのだろうが、一人の怠慢で身近な相手が苛烈な責め苦を受けるのだと彼女たちは知っている。だから〝刑罰を受けずに済むギリギリの運動〟に全力を尽くすのだ。
それはつまり、逆もある。刑罰が確実視される強制運動が存在するわけだ。今日運悪く、あるいは狙い済ましてその運動に参加させられたのは二人組の囚人精霊だった。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!♥ や゛め゛でっ、や゛め゛でえ゛え゛え゛ぇ゛ぇ゛!!♥♥」
「う゛ぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛っ!♥ や゛め゛ろ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!!♥♥」
頭の後ろで手を組み腋の下を晒し、両脚を全力で振り抜き疾走する二人の囚人精霊が聞くに堪えない濁声で懇願する。従順な囚人にあるまじき生意気な口調ですらあるそれを、看守たちは笑って聞き流していた。
それはそうだ。普段ならいざ知らず、この状況では必死さが伝わる方がずっと〝ウケ〟がいい。
恥部を紐で強固に縛られ、それに鎖を付けて改造魔獣の犬〝が〟引っ張ることで強制全力ダッシュさせられる無様すぎる姿など、ここでしか見られないのだから。
囚人番号『00α』と呼ばれる崇宮澪は、始原の精霊。全ての始まりとなった窮極の生命体。何者も彼女に傷を付けることはできず、痛みを感じることはない。
「どめ゛でぇ゛っ、どめ゛っ、や゛だ♥ どめ゛でぐだざい゛ィ〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥ シン、シンッ、たすけてっ、み゛な゛い゛でえ゛〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥」
のだが、それも今や過去の話。監獄調教の影響で極度に弱体化した澪は、もはや始原の精霊たる能力を持っていない。人並みに疲弊し、人並み以下の身体能力という存在に貶められていた。
それでも人知を超えた超常生命という〝ネームバリュー〟は強い。澪が鼻孔を限界まで真上に引っ張る鼻フックを付けられたことで鼻の下が伸びて歯茎が剥き出しになったマヌケ面で、涙目で鼻水を垂らして懇願の雄叫びを上げる様は他の精霊と一線を画す別格の無様だ。同じ始原の精霊である令音のクールな姿がああなるのと、甲乙付け難い価値があると言えるだろう。
「や゛め゛ろ゛ぉぉぉぉぉぉっ!♥♥ せめっ、せめておれっ、わたしだけっ♥ 澪は、ゆるして、お゛ね゛か゛い゛し゛ま゛す゛っ゛!♥♥♥ お゛ね゛か゛い゛ぃ゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥」
囚人番号『15』と呼ばれる五河士織は、乳首と唯一人並み以上に大きな陰嚢に紐を結ばれて全裸で疾走させられている。澪と同じく鼻フックで、少女にしか見えない貌をブサイクな悶絶の表情に変えて全力ダッシュさせられながら、健気に澪を案じている。〝かつての記憶〟を取り戻している士織からすれば、狂おしいまでに愛おしい少女の醜態は自らの苦痛より耐え難いことなのだろう。
だが、平たい乳房と金玉を伸ばして走る姿ではとても同情は誘えない。特に士織は、身体能力が低下した澪たち以上に力がない。他人の助命を乞うくらいなら、倒れないようもっと必死に走るべきなのだ。
もし全力ダッシュを止めて、恥部が紐で結ばれた状態で高速移動する犬畜生に引きずられたらどうなるか、想像できないわけがない。
「あ゛ぁ゛ーーーーーーッ゛♥♥ はずしてっ、はずしてぇ!♥♥♥」
「ぜぇ、はぁ゛♥ も、もう゛む゛り゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛♥♥ もげるっ、ちんぽもげりゅう゛ぅ゛う゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛う゛う゛!♥♥♥」
止まることはない。息も絶え絶えの全力疾走を続けなければ、もっと酷いことになる。二人は走りながらイク。イキながら走る。
看守たちからは嘲笑と野次を与えられながら。精霊たちからは同情と憐憫と罪悪感を浴びながら。澪と士織は擬似体育館を何十回と全力周回ダッシュさせられた。
自分たちが振り撒いた淫汁に運良く足を取られることもなく、何とか走り切る頃には立ち上がる気力すら残されておらず、顔からドサリと倒れ込んだ。
「ふぅー、ふーっ♥ ひぃー♥ ひぃー♥」
「……か、ひゅ……ぁ……♥」
澪はともかく、士織は息をするのも苦しい。心臓が破裂しそうだと訴える凄惨な呼吸を強いられていた。DEMの焼印が施された背中を晒し、腫れ上がった陰核と陰嚢を差し出すように倒れた二人。
「よし、次は後ろ歩きの運動だ」
――――看守が発した言葉は、二人から呼吸を忘れさせるほどのものだった。
「しょんにゃっ♥ やだ、もう、むり、動けない♥」
「やめろ♥ やめてくれぇ♥ や、やめてくださいぃ♥」
どちゅんっ♥
「「お゛ッほぅ゛♥♥♥♥」」
問答の余地はないとばかりに、二人の尻穴に固定式極太バイブが挿入される。ケツ穴が特に貧弱で敏感な二人は、伏せていた顔を上げてしまうほどの快感を覚えた。
澪と士織が拡張された鼻腔から鼻水をみっともなく噴き、情けない寄り目になってケツアクメをキメる間にバイブに収納されていたベルトが尻肉全体に絡みつき、決して離れないように固定する。
そして鎖を繋いで魔獣犬に結びつければ――――――全力ダッシュは再び始まる。
ずりずりずりずりずりぃぃぃぃぃぃ♥
「「お゛ひょお゛お゛お゛お゛お゛ぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!?♥♥♥♥」」
だが走るどころか立ち上がる力すら残されていなかった二人は、アナルを活火山の如くボッコリと膨らませて引きずられる。アナルで魔獣犬に牽引された澪と士織は、身体を床に無慈悲なまでに擦られてしまう。
なまじ過剰な調教改造を受け、痛みではなく快楽を感じる淫乱な身体の二人は、マヌケな官能声を上げて体育館内を引き回される。
全身と同じ回数、たっぷりと〝後ろ滑り〟を行った澪と士織は、当然ながら運動の合格点には至らず、二人揃って刑期が加算されてしまったのだった。
◆
精霊監獄第三区画【反省室】。俗称として〝再教育ルーム〟とも呼称される場所。主に加算された刑期を受刑させるために用いられ、内蔵された擬似天使による時間支配により、どれほど長い刑期でも対応が可能とされている。
刑期によって異なる懲罰に柔軟な対応を行うため、反省室は看守でも迷いかねないほど広大だ。その一角、機械仕掛けの部屋に澪と士織は連れ込まれた。
看守たちに引きずって連れてこられても反応できないほどぐったりと疲労した二人のうち、まず澪が開いた壁に身体を差し込まれた。
【懲罰対象者確認。囚人番号『00α』。拘束内容『壁尻』。収容を開始します】
壁は澪の上半身が境目を超えたことを確認すると、機械音のアナウンスと共に駆動音を発し、澪を挟み込むように閉じた。
澪は身体の半分を見えない向こう側へと押しやられ、お尻を壁から飛び出させた何とも無様な姿にさせられる。暴力的な美貌が封殺され、焼印が施された情けない敗北の象徴を突き出す。
【懲罰対象者確認。囚人番号『15』。拘束内容『逆さ吊り』。収容を開始します】
原初の精霊が鉄の板に挟まれ恥部を晒す中、今だ白目を剥いたままの士織が両脚をアームで拘束され、宙へ引っ張り上げられる。
足の裏を向き合わせられたガニ股でだらんと脱力した裸体を晒すギャップ、腫れ上がった陰嚢に埋もれそうな短小包茎ちんぽを剥き出しにした滑稽な姿。
男性器が付いているのに少女にしか見えない士織は、看守の一部に熱狂的な性愛者が付くほど人気がある。当人からすればおぞましいことこの上ないだろうが、女の姿が似合う容姿であり、性的な方面でも適性があったことを呪う他ない。
何が言いたいかと言えば、懲罰を担当する看守の一人が士織を担当することに不満を持たない人間だということだ。
「起きろ!」
「ん゛ひぎィ゛!?♥♥」
看守が鞭で股間の玉を引っぱたく。形こそ乗馬に用いるものに似ているが、先端の扁平に鋭い突起がびっしり細かく敷き詰められており、どんなに強靭な忍耐力の精霊でも叩かれるとのたうち回ってしまう代物だ。たとえ失神していようが強制的に覚醒させられるため、士織はケツ穴から腸液を吹きながら目の色を取り戻す。
「は……ぁ……へ……♥ わ、私、はぁ……♥ ……あ、み、澪、澪は!」
茫然自失から数秒かけて思考を取り戻した士織は、逆さまに吊るされた自分を省みることなく、同じ苦痛を味わった愛しい少女を案じた。
しかし、この監獄にその身ある限り士織が伸ばす手は誰にも届かない。それは既に遅い、終わりを迎える前の物語でのみ意味を成す行為だ。
顔を振り乱す必要はない。士織のちょうど目の前に『00α』と痛ましい囚人名が刻まれた巨尻が飛び出していた。
「澪……お、お願いしますっ! 罰は、私一人が受けますから! 減刑を、願いますっ!」
澪の壁尻を見て、何が行われるかの想像を行うのはあまりに容易い。士織は嘆願する。アームに吊られた裸体が揺れる無様な己の姿を晒してでも、澪だけはと。
もしもエレンがいれば、その美しい絆に恍惚とした表情の一つでも見せたかもしれない。復讐心を満たすため、士織に苛烈な責めを与えたかもしれない。
「そこで黙ってみてろ。それがおまえの刑罰だ」
「そん、な……待って! 待ってください! やめてぇぇぇぇぇぇ!」
運がいいのか、悪いのか。士織の担当は、可憐な女顔が絶望に歪む様を見て、倒錯的な感情を抱く男看守。士織の嘆願はにべもなく棄却された。
ただ見ているだけ。それは士織にとって、もっとも耐え難い苦痛と快感となる。この精霊監獄で行われるどんな責め苦よりも、受ける快楽調教よりも、だ。
逆さ吊りの士織を放置した看守は、澪を拘束した壁に備え付けられたコンソールを操作した。
【中級アクセス確認。……承認完了。壁尻拘束対象者のデータを解放します】
士織の悲痛な叫びなど歯牙にもかけない無機質なアナウンスが響くと、壁の上部に大きめのモニタが、左右に小型のモニタが出現した。
壁上段のモニタには当然、向こう側にいる澪の上半身を捉える。士織と違い刺激を受けていないため、悪夢すら見ることのない深い失神から目覚めない――――目覚めない方が救いになる白目を剥いたアヘ顔が鮮明に映し出された。
鼻フックに巻き取られた鼻は繊毛が見えてしまいそうだ。鼻が限界まで引っ張られているせいで、上唇が捲れて歯茎が常に剥き出しだ。暴力的な美貌が豚のようなブサイク面に成り果て、挙句の果てには白目を剥いている。
愛おしい少女の散々たる醜態顔に興奮を挟む余地などなく、怒りと無力感に打ちひしがれるはず。
「っ、っっ……♥♥」
だというのに士織は、機能するかも怪しい短小ちんぽを滾らせた。地面に向かって垂れたふにゃチンを、心臓の異様な鼓動と一緒に『むくっ♥ むくっ♥』と固くした。無理やり全力で走らされた余韻にしては、些か心地の良すぎる心音を諌めることが、今の士織にはできなかった。
【データ解析、表示します】
「15番に聞こえるように読み上げろ」
【了解。読み上げ開始】
「ひっ♥ やだ、やめてぇ♥」
さらに看守は淡々と残酷な命令を下した。AIはワイヤレスイヤホンを士織に取り付け、耳を塞ぐことを禁じた上で澪のデータを読み上げ始めたのだ。
【元名称・崇宮澪。囚人番号00α。元識別名〈デウス〉。現識別名〈激弱クソ雑魚アナル〉】
「ちがうっ♥ 澪は、そんな名前じゃない♥」
【元スリーサイズ︰89-60-87。現スリーサイズ︰100-61-97】
「え、あ、は、あぁぁ……♥♥」
読み上げられているのは強制された名前、改造された数値。全て単なる侮蔑の名称、数字の羅列でしかないはず。
【体毛︰腋毛濃厚、陰毛特濃厚、ケツ毛濃厚】
「ひゃ、ひゃめ♥」
【性感帯︰アナル、子宮】
「ふ〜っ♥ ふ〜っ♥」
【特筆事項︰アナル感度が常人の1000倍。陰毛が臍上まで侵食。霊力ゼリー脱糞最高時間167秒。脱糞アクメ回数︰1004回】
「あぁぁぁぁぁぁぁぁ♥♥♥」
なのに何故、聞くだけの士織が切なげに身を震わせて矮小な肉棒に血を巡らせてしまうのか。答えは言っているようなもの。それが言葉よりも雄弁であろう。
「へっ、相変わらず変態だな。大事なお仲間の身体に興奮して、こんなにちんぽおっ勃たせてよ……まあ、今までで一番男らしいんじゃねぇか」
「ちがっ、ちがうぅ♥ 違うのにぃ♥ やだ、いやだぁぁぁぁぁぁ♥♥」
いくら声高に叫ぼうと勃起短小ちんぽは『ぷるんっ♥』と惨めに揺れ動く。勃起しても皮が剥けきらず子供より小さい代物だが、それでも興奮は火を見るより明らかだった。
貞操帯で常に戒められていた分、勃起できる状況ではどんな意思も無視して反り勃つ。好意を抱く少女たちに欲情を向けてしまう。
果てのない禁欲の日々。オスを封じられメスとして抱かれ快感を覚える日々。メスとして大成した士織は、しかしオスの心を捨てることが許されず、毎日のようにメスたちの痴態を見せつけられながら手を出すことのできない状況が続いた。
いつからか士織は、愛しい精霊たちの無様な姿、身体、痴態に興奮するようになってしまった――――――他者に奪われ、自分のモノでなくなっていく女の姿にオスとしての喜びを見出すような性癖倒錯者に目覚めてしまった。
「ほら、せっかく両手が空いてるんだ。こいつのきったねぇ毛むくじゃらのアソコを眺めて、存分にシコっておけよ。見てるだけで終わる楽な刑罰なんだ。今のうちに楽しんだ方がいいだろ?」
「く、ふぅ……し、しないっ♥ するわけ、ないだろっ♥」
そう言いながら、士織の両手は無意識のうちに股間へと向かおうとしていた。もっとも貞操帯――――封淫具の影響は取り外されてから数日間は続く。専用の貞操帯が持つ射精抑制の機能は後一日は継続するため、士織が理性を無くして扱いたとしても精液の一滴とて射精することはできない。
「そうか。ならメスらしくケツ穴締めて見守ってやがれ」
「あっ♥」
正気にしがみつく士織を見下ろした看守が、ズボンを下ろして肉棒をさらけ出した。澪の壁尻が正面に来るよう吊るされた士織の目には、ちょうど看守の逸物が、血管を浮かび上がらせた太い竿が入ってきてしまう。
マゾオスの一面を覗かせて澪から目を離せないかと思いきや、メスの側面が台頭した途端に巨根に目移りする。オスとしてあまりに情けなく、メスとしてあまりに浅ましい声が零れ、頬を無自覚に窄めてチンポに吸いつこうとする。
だが、いつもなら望まずして士織の穴という穴にぶち込まれるチンポは、脇目も振らず澪の尻肉に向けられた。男の肉棒と陰嚢に目を奪われながら、澪が犯されてしまう光景にも目を奪われる。
監獄で一番贅沢な快感であり、監獄で一番最悪な苦痛を味わう士織の前で、澪のアナルが肉棒に撃ち抜かれた。
『お゛ッほおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ♥♥♥♥』
「っお゛♥♥♥♥」
大画面に澪のアヘ顔が映し出された。同じ雑魚アナルだからこそ分かる。その野太い声は、寄り目で舌を突き出した顔は、間違いなくケツアクメのそれだ。
また澪を奪われた、犯された。澪が自分の前で下品なケツ穴絶頂をした。凝り固まった前立腺が熱く滾り、短小ちんぽから大量の液体が飛び散った。メスイキして潮を吹いたのだ。
【ケツ穴絶頂︰1回】
「へっ、何が原初の精霊だ。ケツの穴がクソ弱ぇだけのメスじゃねぇか!」
『お゛っ、お゛ぉ゛っほ♥♥♥ また、お尻、イクッ、イグゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ♥♥♥♥』
【ケツ穴絶頂、2回……3回……4回……】
生まれてから無垢なままで終わるはずだった始原の尻穴は、拡張される悦びを覚え、排泄の解放感を覚え、アナルセックスの絶頂を覚えた。
どこに出しても恥ずかしいクソ雑魚アナル精霊となった澪は、アナルを肉棒で突かれる度にイキ潮を噴射しメスの匂いを撒き散らす。
『だめぇぇええぇえぇ♥♥♥ おしりっ、ケツ穴弱いっ、私、ケツ穴弱いのぉぉぉおほおぉぉぉぉぉぉ♥♥♥♥ ケツ穴イクッ、イグぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥』
「み、澪ぉ……♥ あ、あぁ……♥♥」
『イグッ、ケツマンコイグゥッ!♥♥♥♥ いやぁ♥ シン、みらないれっ♥♥ 私のへんなかお♥♥ けちゅいきすりゅところみちゃりゃめぇえぇえぇぇぇぇ♥♥♥♥』
弱点などありはしない窮極絶対の精霊が、尻穴が弱いと告白するギャップ。人間に尻穴を犯され喘ぐ絶望感。愛しい少年にブサイクなケツイキ顔を見せたくないと泣き喚く様。
倒錯的な興奮に、自制という自覚が失われるのは時間の問題だった――――――そもそも、今さら意地を張ったところで何になる。既に何度も、同じことを繰り返してきた癖に。
「澪……あっ、いやだ、やめろっ♥♥ やめぇぇぇぇ……………………あっ♥♥♥」
一度経験すれば、二度も三度も四度も変わらない。
十香が母乳を牛のように搾られる姿で。美九が男相手に媚へつらい踊る姿で。六喰が見ず知らずの一般人に種付けプレスされる姿で。琴里がおまるにおしっこを垂れ流す姿で。二亜がアヘ顔黄金像に変えられて晒し者になった姿で――――――興奮するオスの心にしがみついたじゃないか。
気づけばちんぽに触れていた。吹けば飛びそうな小さな男性器でも、オスであることを確かに示すもの。それをメスの声と顔で、士織は扱いていた。
「澪っ、みおっ♥ ごめん♥ ごめんなさい♥ でもちんぽ気持ちいい♥ 見ちゃう♥ 見ちゃうよぉ♥ 澪がオス様に犯されてるの♥ 怒らなきゃ♥ 叱らなきゃいけないのにっ♥ 目が離せなくて♥ おちんちんしこしこしちゃうぅ〜〜〜〜〜〜♥♥♥」
指で摘むような情けのない握り方で、我慢汁がドロドロと滴るちんぽを扱く。数ヶ月ぶりのチンズリであり数ヶ月ぶりのオスとしての快楽は、無間地獄へ堕ちても構わないと思うくらい気持ちよすぎるものだった。
やっとオスらしい快楽が得られたというのに、士織の顔はオスらしさの欠片もないほど蕩けて歪んでいる。澪を犯す看守は、彼のみっともない顔を肩口から見遣り、より一層肉棒を滾らせた。
「結局ちっとも我慢できちゃいねぇじゃねぇか。自分の女を犯されてシコる気分はどうだ?」
「気持ちいい♥ 数ヶ月ぶりのちんぽオナニー♥♥ 澪のぶっさいくなケツアクメ顔でシコるの♥♥ 最低なのにィ♥♥ ぎん゛も゛ぢい゛い゛ーーーーーー♥♥♥♥」
『んほぉぉぉぉぉぉ♥♥♥♥ シンにっ、ケツ穴でイクところ見られてっ、イクッ、イグーーーーーー♥♥♥♥♥』
無様マゾオスの寝取られマゾオナニーと、ケツ穴雑魚メスの壁尻見せつけアナルセックス。澪が見ていないのをいいことに士織は逆さまオナニーに興じ、澪は士織に見られていると想像しながらも弱すぎるケツ穴に絶望と極上の絶頂をキメる。
事が終われば迫り来るだろう絶望を着実に溜め込んでいると知りながらも、二人の無様な囚人の倒錯的な快楽は留まることを知らなかった。
◆
刑期から反省室内の時間で丸一日が経過した。
『ぉ……お゛ほぉ…………♥♥♥』
やってきた他の看守や〝外〟から接続された見ず知らずの肉棒に犯され尽くした澪は、もはや絶頂でも意識が覚醒しないほど疲弊していた。剛毛は精液が根元まで絡みつきガビガビになり、徹底的に責められたアナルはぽっかりと開いて閉じられなくなっている。
「射精せないぃ……射精させてぇ……澪で、お射精させてぇ……♥」
士織は逆さまのまま頭に血が登りすぎてまともな思考ができていない。丸一日ちんぽでオナニーして一度もイケていないのだから、それ以前の問題かもしれないが。
【囚人番号00α︰マンコ絶頂1828回、ケツ穴絶頂6089回】
【囚人番号15︰ペニス射精0回、ケツマンコ絶頂89回】
普通の人間ならとっくにイカれてしまう絶頂の回数。イカれずとも放心してしまうのも無理のない数字だ。
しかしこの監獄において失神という幸福の逃げ道は断じて許されないことだ。
「おい15号、射精したいか?」
「ひゃいっ♥ らしたいれしゅうぅ……♥♥」
呂律が回らぬ士織の返事に看守はニヤリと笑った。とても一晩中、彼らへの刑罰に付き合っていたとは思えない獰猛で、醜悪な笑みだった。
「なら簡単なこった――――――こいつのケツ穴にキスしながらイッちまえよ」
ガコンッ、とアームが稼働した。惚けた士織の顔はみるみるうちに澪の97cmのデカ尻へと突き進んでいき、ぽっかりと開いた剛毛アナルにグチュリと埋まった。
「ん゛ぶぅっ♥♥」
『ひゃひぃんっ♥ だ、だれ……っ、シン、なの?♥』
士織の唇と鼻腔がすっぽりと覆われてしまうほどガバガバになった澪のケツ穴。普通の人間なら排泄機能が完全に破壊されているそれも、精霊ならば耐えられる。
澪の芳醇な香りと名も知らぬ男たちの臭い。腹の底に溜まったオスの臭いが許せないのか、それとも愛おしいのか。オスとメスが綯い交ぜになった変態的な官能の感情が導くまま、士織は唇を押し当てた。
「ちゅっ、ぢゅうぅぅぅぅぅ♥♥」
『はひゃあぁぁぁぁぁ〜ん♥♥♥ シンッ、だめっ、やめてぇぇぇぇぇぇぇ♥♥ 私の汚い場所に、キス、しないでぇぇぇぇぇぇぇっっ♥♥♥』
今度は澪が苦痛に襲われる。幾万の男に犯されるより耐え難い苦痛と快楽に。長い長い月日の中で夢見た少年の唇と、毛むくじゃらになってレイプチンポに犯されまくった汚いケツの穴がキスをしている。耐え難い尊厳の陵辱だ。
「みおっ、んちゅう♥ しゅきぃ♥♥ ぶちゅ、ぢゅるるるるるっ♥♥ 澪のケツ穴、ザーメンこびりついてきったなくて、すっごく興奮するぅ……澪の剛毛ケツマンコ、可愛すぎておちんぽ気持ちいい♥♥ んちゅうぅ、ぢゅるる、んはぁ……ぢゅうぅぅぅっ♥♥♥」
まさかそんな破壊的行為を、士織が射精をしたいからと我を忘れてしているなどと夢にも思わないだろうが。
バキュームフェラで鍛えられた口淫の技術がケツ穴キスを支える。肉厚な原初のケツ穴と唇が絡まり合う。ぽっかりと開いた入口の裏側を、腸壁を、精液がこびりついた恥毛を舐め回す。
すると、澪の腹が告げる。調教の成果か、それの刺激が〝トイレ〟によるものだと思い込み、腹に注ぎ込まれたモノを『ぐぎゅるるるる♥』と音を立ててひり出そうとする。衆人環視の元で人生破滅の脱糞をキメたあの日から毎日、霊力ゼリーを強制排泄させられる精霊にとって、排便我慢というのは特別無縁の言葉である。
『あ゛ッ♥♥ ぅん゛ごおぉぉぉぉぉ……だめぇ……シン……シ、ンンンッ♥ やめてっ、お願いだから止めてッ♥♥ でちゃう♥ 出しちゃう♥ 大好きな人にっ♥ 絶対出しちゃいけないの出ちゃ――――――――あ♥♥♥♥』
モニタに浮かんだ澪の顔面に愛しい少年のザーメンが降り注いだ。何が起きたのか、あえて語るまでもない光景だった。