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いつもご支援ありがとうございます。最近足りなかったものを取り戻せた気がする一作です。

需要とか反応気にして、結局書けねぇ〜してたのあまりに逆だった。ここは元から私が性癖を吐き出す場所……!つまり何を投稿しようと私の自由なのだ!!

つまるところ書けねーわーに甘えて投稿せずにプラン間の格差を露骨にしちゃうのが本当に駄目駄目。割と半端になっちゃった上位プランで掲載する物の追加案を含めて、明日改めてプランに付けたしたり、告知したりする予定です。

まあ通常プランは何も変わらないというか、初心に帰ります。ひたすら私が書きたい子を書きたいシチュで書きます。これは続けなければ結局また同じことが何度も起きて、結局ケツを叩いてもらうことになっちゃうので、そうならないよう頑張ります。生活のためにやってるので成金野郎ではありますが、趣味を投げるだけの場所を支援していただいた分は相応の投稿物を相応以上の回数でお届けするつもりです。ここは自由に書ける分数で勝負!!!!ただ趣味物だからどうしても書けない時はあるし、締め切りに追われたりするからそういう時だけは勘弁してください!!!!


そんな趣味書きで誕生日のキャラのNTRものを書くやつがいるらしいです。ちゃうねん。快楽即堕ちが最近個人的トレンドで、真昼はドンピシャエッチやねん。それをノリノリで書いてたらこんな時間になってました。趣味で書いてはいますが、なんやかんや言いながら反応あってこそのモチベではあるので、いいねとか感想貰えると嬉しいです。


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「あの、すみません。そういうのは本当に……」


 燦々と降り注ぐ陽光を取り入れつつ程よく遮断されたレジャー施設のプールで、椎名真昼はいつになく慌てた様子での対応を強いられていた。

 彼女の隣にいるのは愛しい彼……ではなく、温厚で控えめな主張の彼とは似ても似つかない派手目な装いの男だった。水着を着ていて派手だと分かるアクセサリーと褐色肌、金髪。典型的なナンパだ。

 真昼は学校で『天使様』と呼ばれる品行方正の鏡だ。本人は身内にそう呼ばれることを恥ずかしがるが、普段彼女が心がけている立ち振る舞いはまさに天使様と呼ぶに相応しい。その雰囲気は、明らかに彼氏のものだと分かるラッシュガードで肌をガッチリと隠した姿をもっても、魅力は伏せられるものではない。一本の細やかさが遠目からでも分かる亜麻色の髪が、可愛らしいツインテールに結い上げられて様変わりしていることも視線の注目に一役買っていた。

 そんな真昼だからこそナンパの扱いには慣れている。連れを待っていると分かりそうなベンチに座った真昼をナンパするような不届き者に、お得意の天使様の笑みも引っ込めて、迷惑そうな顔を隠さず対応する、はずだった。


「そんなこと言わずにさ、少しくらい付き合ってくれない? 絶対時間は取らせないし、楽しくお話するだけだから、ね?」

「っ……♥」


 だが、そうできない理由が真昼にはあった。否、真昼に原因があるかと言われれば疑問が浮かぶ。これは、女であれば誰もがなってしまうことなのだ。

 男は雰囲気こそチャラついているものの、正真正銘のイケメンで、イケボだった。たったそれだけで、と彼の姿を見ていないものは考えるだろうが、その魅力は真昼にすら比肩し得るほどなのだ。事実、プールの見張り台に座った安全管理員が、旗目から無理やりだと分かるナンパ男に見惚れてしまい、役に立っていなかった。

 フードコートに飲み物を買いに行った彼氏を待つ間、真昼はプールの端に備えられたベンチに座って大人しくしているつもりだったのだが、端だろうと真昼が目立つのはある意味では予想通りの結果だった。

 予想外なのは、現れたナンパに当初はにベもなく対応するはずだった真昼が、顔を見るだけで頬が火照り、声を聞けば腹部の下がキュンキュンと疼く感覚に翻弄されてしまっていること。けれど、対応できていないのではなく、拒絶できる真昼の心が極めて清純なのだ。真昼でなければ、一瞬で男に媚び売るように腰を踊らせていたに違いない。


「嫌です。私には……彼氏が、いますから!」


 絶世の美少女が睨みを効かせる圧力は相当のものだ。温厚な少女だからこそ、本気の拒絶には力が籠る。

 両親の不貞行為によって孤独を強いられてきた真昼だからこそ、本気で想い合う少年との愛情が、ぽっと出のイケメンイケボナンパ男程度に覆されるはずがない。


「あ、彼氏持ち? ま、大丈夫大丈夫。今どき、男と話したくらいじゃ浮気にならないからさ」


 ところがナンパ男からすれば、真昼の眼光など可愛らしいものであったようだ。小柄な少女を容易く包み込める長身で、何の遠慮もなく距離を詰めていく。

 先述の通り、両親が原因でそういった行為に強い嫌悪を持つ真昼はナンパ男の言葉を文面通りに受け取ることはできず、負けじと身体を浮かせてより強い拒絶の意志を面に浮かべた。


「いい加減にしてくださ……っ、ひゃぁんっ♥」


 しかし次の瞬間、身体を這った指先が真昼の怒りを霧散させた。

 男物のラッシュガードとはいえ、所詮は腰部までを想定して作られた羽織だ。腰をベンチから浮かせた拍子に、真昼の下半身へと手を伸ばすことは、百戦錬磨のナンパ男からすれば容易かったのだろう。

 余計な脂肪のない乳白色の肌の中で、女らしい柔軟な膨らみを帯びたヒップラインがくすぐられる。本来なら冗談では済まされない猥褻な行為であるにも関わらず、真昼は甲高く心地良さげな悲鳴を漏らしてしまった。


「いい声出すねぇ……」


 艶やかな声を上げた身体がビクリと跳ねて抵抗の動きを止めた。ほんの一瞬だけだが、ナンパ男からすれば無抵抗そのものだ。彼が極上の獲物を前に舌舐りをして、手を軽やかに動かすには充分すぎた。


「せっかくプールに来たんだからさ、こんなもの着てるのは不躾だと思わない? 水には水着を見せてあげないとね〜」


 適当な理屈を捏ねて真昼が着ていたラッシュガードが剥がされる。少女の裸体に近しい女体美を他人に見られたくないと着せられていたそれは、女を喰らうオスの前では鎧になり得ない。

 染み一つ見当たらない白磁の如き肌が露になる。イメージ通り華奢であり、けれど出るところは想像以上に飛び出している。小柄な体躯に見合った膨らみを大きめのフリルが可憐に彩り、持ち前の天使フェイスが品性と清楚を保証する。

 清廉であるにも関わらず一目で男の情欲を唆る水着の真昼が暴かれた。そうなるともう、ナンパ男の手は誰にも止められない。


「やっ、やめて、ください……あっ! あぁぁぁぁ♥ こんな、不埒なことっ♥ 警備の人を♥ よ、呼びますっ♥ んぁっ、あ♥ あぁぁぁぁぁ♥」

「呼んでもいいよ。恥ずかしい思いをするのは君の方だけどね」


 それは、そうだ。露になった白磁の肌に隠しきれない朱色が浮かび、嬌声が加速度的に膨れ上がっていく。

 男の手は真昼の大きなヒップをスリスリと弄る。決して鷲掴みにして乱暴にしている、というわけではない。他の場所にも、誰かが見て明らかに異常だと分かる部位、たとえば乳房などには〝まだ〟触れていない。イケメンフェイスの色眼鏡も相まって、仲睦まじい美形たちがイチャついているようにも見えるだろう。


(い、嫌、いやな、はずなのに……この人の、指が、声が、触られるだけで、聞くだけで……身体が、ゾクゾクして……だめぇ。周くん以外に、まだ会ったばかりの人に、こんなことさせたらいけないのに……はぁぁぁっ♥♥)


 真昼が如何に並外れた美貌と弛まぬ努力を欠かさない天使様であっても、少女は少女。まだキスもろくに経験していない、色を知らない小娘だ。

 さぞ彼氏の手で大事にされてきた。あるいは心を結び始め、これから大事にされるであろう可憐で美しい花が、イケメンのナンパ男という毒牙に噛みつかれ手折られて、新たな色を得て開花させられる。


「はぁ、はぁ♥ お、お尻から、手を……おっ、ふぅぅぅぅ♥♥ あっあ♥ やぁん♥ ひうぅぅぅ♥ あ、あまねく、ごめんなさっ、いぃ♥♥ んんんんぅぅ〜〜〜〜♥♥」


 穢れを知らない瑞々しい身体に、快楽という毒が滲んでいく。ジワジワと、などと甘いことを男は考えていない。真昼の身体を徹底的に甘やかし、その手に堕とすことだけを考えている。思考ではなく、下半身の下劣な欲求に従い、真昼に下劣な行いを容認させるためにその手を蛇のようにしならせた。


「お尻だけじゃ嫌だよねぇ〜。じゃあ、ここを押したら言うこと聞いてくれるかな」


 言って、男の手は真昼のくびれを経由して表に出た。水着故に無防備に晒された女の弱処。薄くも柔らかい肉壁の真下に隠れ潜む子宮。先ほどからナンパ男の魅力にキュンキュンと疼いて、抱かれたいと叫ぶメスの本性を指先が『トントンッ♥』と甘やかすように暴き立てた。


「うひぃぃぃぃぃぃんっ♥♥♥ はぁ゛っ、は♥♥ あぁぁあああぁあああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥」


 理性とか、想いとか、そういう子供が扱うちゃちな理屈でねじ伏せられるものではなかった。目を見開いた真昼は、理性の全てを内股を擦り合わせるみっともない行為に費やした。その結果、豊満な尻を突き出して強調する姿勢で、男の胸板に亜麻色の髪を押し付けることになろうとも、そうしなければ瞬時に果ててしまうと感じた。

 脳髄が焼かれて震えている。快楽が電流になって理知的な少女の一面を弛緩させる。子宮というメスの急所がもたらす快感、その片鱗で真昼は一歩も動くことができなくなった。


「お゛っお゛っお゛っ♥♥ んぉ゛っ♥ っはあ゛ぁぁぁぁぁぁぁ♥♥♥ だめっ、とめて、やめてくだぉ゛お゛♥♥♥ ぅっほ♥ お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛お゛ぉ゛♥♥♥」


 本人にどれだけ自覚があるのかは分からないが、天使様の名前からかけ離れた野太く下品な嬌声が溢れ始めると、真昼は堪らず声を押しとどめようと男にしがみついた。子宮マッサージで内股のへっぴり腰になってナンパ男にしがみつく姿は、どれだけ優秀だろうとメスはオスに縋り付いて生きていく生き物だという証左だ。

 真昼ほど完璧な美少女でも、イケメンイケボにメス殺しの巧みなテクニックを持った男には、全くもって太刀打ちできない。ただ喰われることが幸福だと身をもって証明する。男はただ片手で、真昼のヘソ下を『スリスリッ♥』と撫でて『トントンッ♥』と甘やかしているだけだというのに。


「はぁ゛っ♥♥ だめ、だめだめぇえ♥♥♥ んっお♥ お゛ぉぉぉん゛っ♥♥♥ ふーっ、ふーっ、ふぐぅ゛うう゛ぅ゛う゛う゛う゛う゛♥♥ ッッ゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥」


 腰をいやらしくくねらせた真昼が純白ビキニの下からぶしゅうぅと鈍い水音を出した。内股で必死に隠そうとしているが、あからさまな股間の飛沫はメスの身体で隠せるものではなかった。

 ナンパ男の長身がなければ、真昼は公衆の面前でマジイキした姿を晒す羽目になっていた。元々、彼がいなければ起こり得なかったことではあるのだが、椎名真昼という天使が禁忌の快楽を味わってしまったことは否定できない事実だ。


「何だかんだ言って、しっかり気持ちよくなってんじゃん……これだけ相性が良いならさ、たくさん仲良くできると思わない? 二人っきりでさ……チンポ、パコり倒そうぜ」

「ッ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥」


 イッたばかりの脳天に響く男の美声が、真昼からなけなしの抵抗力を奪う。ガクガクと痙攣する情けないメスの両脚は、男から逃げることは叶わないが、オスにしがみついて媚びを売り、その陰茎を苛立たせる。

 いよいよ下劣な誘いを隠さなくなったナンパ男に、真昼は一切の反論も許されずプールから連れ出されてしまった。





「へぇ〜、椎名真昼ちゃんね。可愛いのは顔だけじゃないんだ」


 ナンパ男の手で公衆の面前にも関わらず性的絶頂を味わった真昼は、あれよあれよという間にレジャー施設の救護室へと運び込まれた。偶然なのか、それとも事前に手を回していたのか、救護室はもぬけの殻であり、大型施設ゆえの立派なベッドの上に連れ込まれたのだ。

 こうなれば真昼は身持ちが固い天使様などではなく、快感に堕天しかけた淫乱なメスだ。しかも私物を取りに行かされて、学生証を無理やり見られてしまった。学生なら誰もが持っているもので、簡単な情報しか載っていない。だが、そんな簡易的なデータすら、オスとメスの間柄ではとてつもない差を生む。


「さぁて、それじゃあじっくり楽しもうか、真昼ちゃん」

「あ゛ぁん♥♥ はぁ、あっ……だめ、です♥ やめて、くださいぃ……♥」


 絶頂の余韻が抜けきらない身体は、名前を呼ばれただけで子宮がキュンキュンキュンッと鼓動のような疼きを発してしまう。それは、真昼の身体が男に絆されているということ。身体と密接に繋がる心が、少なからず男のことを受け入れ始めているということだ。


(いけ、ないっ。こんな、周くんを裏切ること、は……したくない。早く、戻らないといけないのに…………はぁぁぁぁぁ♥♥ 身体が、また、求めている♥ この人と、えっちな、こと♥ たくさんしたいって♥ だめ、だめだめだめ♥ だめなのに♥ 胸が、アソコが、信じられないくらい熱くて♥ 考えが、まとまらない♥ 顔がいいだけ♥ 声がいいだけ♥ 手が気持ちいいだけの人に♥ いやあ〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥)


 内心では葛藤が激しさを増していた。誰より不貞を嫌う真昼の心が醸し出す嫌悪感が、ナンパ男の全ての魅力によって打ち消されていく。残るのは、圧倒的な快感。多感な年頃の少女では、如何に強靭な自制心を以てしても抑えられないモノ。メスの身体を狂わせる筆舌に尽くし難いモノ。

 既に思考の半分以上を色ボケさせられた真昼は、ベッドの上で男の腕に抱かれても大した抵抗はできない。せいぜい身体を震わせて、その柔らかい肉肌で彼の逸物を楽しませるくらいだ。


「あぁんっ♥♥♥ だめぇ♥ それ、そんなの♥ こんな熱くて立派なモノ♥ 私に押し付けないでぇ♥ いやっ、いやぁぁぁぁぁ♥♥ はぁぁぁぁああ♥♥♥」


 背後から抱きすくめられた真昼の臀部は、必然的に男の股座に寄り添う。

 薄布を挟んで押し付けられた凄まじい熱気の正体が陰茎であることは、真昼の知識ではなく本能が察していた。原初の生殖本能に刻まれた、屈強なオスの肉棒に対する交尾志願。強き優秀なオスに従うのはメスの使命。時代錯誤にも思える本能が、真昼の中で目覚めつつある。

 真昼の豊満な尻に接着した陰茎は、肉厚な肌を超えて子宮をウズウズと刺激した。猛々しく凛々しい。まだ目にしていない形が尻を通して脳に伝わる。チンポまでイケメンだと理解して啼いてしまう。微かな抵抗が身悶えに繋がり、それが至極の尻肉で挟み込み奉仕する動きになり、陰茎がより大きさを増し、真昼の子宮が悉く魅了され尽くす。


「そんなこと言ってぇ、ムッチムチのお尻を押し付けてるのは真昼ちゃんの方だよ。せっかく二人きりで遊べるんだから、素直になろうよ……ね」

「ん゛ふぅぅっ♥♥ 耳っ、囁かない、でぇ……♥ っんはぁ♥ ふぁっ、あぁぁぁぁ…………♥♥♥」


 隆起した股間の上に乗せられた真昼は、結い上げられて露になっている耳に美声を囁かれ蕩けた鼻息を零す。最初は耐えられていた声の魅力にも、もはや心の余裕なく骨抜きにされてしまい、耳まで真っ赤にして劣情を抱く。

 このまま抱きしめられ、好意を受け入れたらどんなに気持ちいいことか。今までの価値観がくだらないものだと知ることができるのだと、本気で考え始めた心を真昼は拒絶しきれない。


「ふふ、顔に出てるよ? 俺とヤリたい。俺のモノになりたい。俺のチンポをハメて欲しいってさ」

「いやぁ♥ そんな、そんな品のないこと♥ 考えてませんっ♥」

「そうかなぁ? 身体はとっくに正直みたいだけどね。ほら、乳首ちゃんが触って欲しいって下からお出ましだ……」


 真昼を抱きすくめる手が胸元に伸びていく。大きめのフリルに縁取られたビキニは、見ているだけで包まれるような柔らかな膨らみを隠している。しかしその下は、純白の生地にポツリと卑猥な突起を抑えきれていなかった。そんなあからさまな勃起を見逃す男ではない。


 スリスリッ♥ スリスリスリスリスリ〜♥


「はあ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛ぁ゛♥♥♥ だ、だめ、だめだめだめえ゛ぇ゛え゛ぇ゛え゛え゛ん♥♥♥ そ、それっ、すりすりっ♥ えっちな触り方ぁ゛♥♥ しないれぇ♥ こちょこちょもらめっ♥ やらぁ♥ き、きもち、きもちいぃぃぃぃぃぃ〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥」


 真昼も年頃だ。自慰行為の経験がないわけではない。だが性格柄自分に褒美を与えるタイプではない真昼は、淡白なオナニーしかしらなかった。秘部を擦っていけば軽く満足する、という程度の性知識しかない。

 男の指は、そんな少女を色狂いに突き落とす衝撃があった。乳首を指の平で擦っているだけなのに、声が全く我慢できない。脳天がピンク色に染まって、視界がバチバチと白く明滅して、総じて絶大な多幸感に心が包まれていく。


「ダメよダメよもって言うじゃん? あれ、ちょっと違うっけ……まあ、気持ちいいなら続けた方が真昼ちゃんにとっても得だよね〜。ということでもっと激しく可愛がっちゃうよ」


 指の平らな部分で擦るだけだった動きが、今度は爪の先でカリカリと引っ掻くものに変わる。一見して痛みを感じそうなものだが、絶妙な力加減で優しさと鋭さを持つ指の先に、真昼の声色が太さを増した。


「お゛っほぉ゛お゛お゛お゛♥♥♥♥ ん゛お゛ぉ、お゛へぇぇえぇえぇ♥♥♥ んお゛っ、ん゛っぉ♥♥♥ ち、ちくびぃん♥♥ かりかりぃん♥ はぁはぁ、はぁぁぁあ゛あ゛ん゛っ゛♥♥♥♥ い゛ィィィィィィィ〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥」


 白いビキニのクロッチ部からプールの水とは異なる粘り気を持つ汁が溢れ出し、膣穴を鮮明に形取る。それだけでなく、ベッドのシーツに失禁のように濃厚な水跡を刻むほど淫汁が噴き出していた。

 乳首をカリカリと引っ掻かれる度に、真昼の腰は妖艶に浮き上がって卑猥な汁を撒き散らしてしまう。水を吸収する布が全く役に立たないほど濃い水飛沫が、まるで柱のように立ちっぱなしになる。


「あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛ぁ゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥ んはっ、んあぁぁぁぁぁぁ♥♥♥ おっぱい♥ ちくびぃ気持ちいいの止まらないぃぃぃぃぃっ♥♥ はぁぁぁあああんっ♥ とめてっ、もうとめてぇえぇぇえええ♥♥♥ 頭が、おかしくなるうぅううぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥ う゛ぐぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛♥♥♥♥」


 初めて味わった本気の絶頂を呑み込む前に、新しい絶頂が次から次へと中枢神経へと投げ込まれ、真昼の口から丁寧さや品格というものが吹き飛んだ。

 常に心がける天使様の微笑みなど欠片も見当たらず、可憐なツインテールの中心地は涙と鼻水と唾液で淫靡に荒れ果て、眉根を八の字に寄せて唇を尖らせたみっともない貌に堕ちていた。


「とめっ、どめでッ゛♥♥♥ とめっ、とめてってぇ、イッでるの゛に゛ィ゛ィ゛♥♥♥♥ あ゛っあ゛っあ゛ーーーーーーーーッッ♥♥♥♥ ちくびだめえ゛え゛ぇ゛ぇ゛え゛え゛え゛♥♥♥♥」


 遂には首を仰け反らせ喉を晒しながら獣の雄叫びめいた声を上げ、自分の弱い場所を必死に主張して懇願する。真昼は、気持ちよすぎてもうイキたくないと暗に言葉にした。言葉を我慢することさえ難しい快感に、止めてくれという懇願を心を折ってまで伝えてしまう。


「はは、そこまで言うなら乳首は止めてあげようか。弱いところを虐めすぎるのも良くないからね」

「はぁ、はぁあぁあ゛♥♥♥ ふーっ、ふーっ、ふぅぅぅぅーー♥♥♥」


 指が止まれば快感がピタリと止む、ということはない。全身に玉のような汗をびっしりと浮かべた真昼は、尖らせた唇で呼吸を繰り返してイキかけている身体を抑え込む。その分、鼻の下を伸ばした発情顔を抑える余裕はなくなるが、真昼が受けた快感はそれほどということ。


(だめぇ♥ これ、本当に♥ 凄すぎるッ♥♥ 乳首、まだ熱い♥ 今擦られたら、絶対ダメ♥ ダメなのにぃ、擦って欲しいって思ってるぅ♥♥ 止めてほしいのは本当なのに、気持ちよくなりたいって……あぁぁっ♥ どうして私、こんなにも……恥ずかしいのに♥ この人から離れたくないって思ってしまって……さ、最低な考え、なのにぃ……♥)


 抜け出すとか、彼に悪いとか、そういう考えはいつの間にか消えていた。ただ快感と、それに伴う絶大な多幸感に真昼は満たされてしまっていた。

 変貌する。理屈を用いる理性ではなく、快感を求める本能が、彼を猛々しいオスと認めて、メスらしく甲斐甲斐しい態度を取りたくなる。それが身体により一層の心地良さ、マゾヒスティックな快楽をもたらしてイッてしまいそうだ。

 そんな最低な思考を振り払うには、一刻も早く彼から離れて全てを忘れる他ない。


 無論、一度快楽を覚えたメスには不可能なことである。


「じゃあ次は、このぐっしょりおまんこを可愛がる時間にしようね」


 染みのない部分が見当たらない。形が分かるくらい生地が張り付き清楚の皮が剥がれた陰裂を、男の指がぬるりと撫で上げた。真昼がひっ、とか細い悲鳴を上げることしかできない瞬く間のことであった。


「お゛お゛ッお゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ッ゛ッ゛♥♥♥♥ のほお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛♥♥♥♥♥」


 上から下、下から上へと往復した。それだけで、真昼の口から騒音紛いのマジイキ声が轟いた。本人さえ知らなかったケダモノの下品声と共に、少女は全身でアクメをキメた。

 突き出した舌根も、飛び上がった腰も、いつの間にかおっぴろげられていた足の先も、豊満な乳房さえも、揃いも揃ってビクンビクンとオットセイのように跳ねて、弾けた快楽の強さを表す。

 ありえないというのは本人が一番言いたいことだ。相性が良すぎる。優れたメスには優れたオスが相応しい。そしてメスは、オスに征服されて喘ぐことが何よりの宿命にして宿願だと、椎名真昼というメスの身体は知ってしまった。

 知ったからには戻れない。発情した子宮が生み出した雑魚マンコに、男の指がぐちゅりと食い込む。膣の形が浮かび上がった水着の上で、巧みなオスの指先が踊った。


 ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅっ♥


「あ゛ぁ゛ーーーーーッ♥♥♥♥ あ゛ーっ、あ゛ぁーーッ♥♥♥♥ だんめへえ゛ぇえぇぇえぇ〜〜〜〜〜♥♥♥♥ ぞれえ゛ぇ゛♥♥♥ やべっ、ヤッベ♥♥♥ やべへッ♥♥♥ お゛ほぉ゛ぉ゛う゛ぅ゛ぅ゛♥♥♥♥ お゛っ、ほっ、ほっ、ほえ゛ぁ゛♥♥♥ ん゛お゛あ゛ーーーーーーー♥♥♥♥」


 真昼の叫びは言葉ですらない。並外れた理性を何一つ使わず、布越しでありながらそれを感じさせない丁寧で繊細な指使いに膣穴をくすぐられ、奥の蜜壷から淫汁を吹き出す変態美少女の本能が導き出した本心だ。

 して欲しいのか、して欲しくないのか。絶頂によって、その境界線が曖昧になったが故に、真昼は言葉を制御できずに吐き出していく。


「我が儘なら言い方があるよね? せっかく気持ちよくしてあげてるんだから、俺好みの言葉を使って欲しいなぁ」


 そして、イキまくり理性が取り外された真昼の脳に心を魅了するイケボが響けば、言いなりになる以外の選択肢が唇から奪われる。


「ひっ、うひっ、ひぃぃぃぃぃん♥♥ ご、ごめんなさい♥♥ ごめ゛ん゛な゛ざい゛ッ゛♥♥♥♥ 我が儘おまんこでごめんなさい♥♥♥ 発情雑魚メスまんこですみませんッ♥♥♥ い、イキまくって、お潮ぶっぱなしおまんこでぇぇぇぇ、本当にごべん゛な゛ざい゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛い゛い゛♥♥♥♥ キュンキュンドスケベマンコ♥♥ 謝罪しながらイキっぱなしで、おまんこしてずびばぜん゛ッ♥♥♥♥ いやあ゛ぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜ん♥♥♥ おまんこイキ死んじゃうくらいぎぼぢい゛い゛ーーーーーーーーーーーー♥♥♥♥♥」


 自分が何を言っているのか理解しているなら、その心は恥で死んでいる。涎と鼻水が糸になって絡まった薄紅の唇から、まともな男なら天使様の魅力があろうと幻滅間違いなしのドスケベ謝罪文が紡がれる。

 相手がオスとしてあまりに強すぎるから、与えられるもの全てが快感に思えてしまう。湯水のように愛液を撒き散らす秘部が、はち切れそうなくらい勃起した乳首が、破廉恥なメス蕩けを描いた貌が、椎名真昼の全身が、オスに従って与えられる悦びに打ち震えてイッた。


「可愛い〜。イキマンコしながら謝ってるのマジで無様でさいこ〜」


 言いながら男は手を止めるどころか、膣の浅瀬により指先を食い込ませて擦り付ける。


「ほあ゛ぁ゛♥♥♥ なんで、なんでなんでぇ゛♥♥ 謝ったのに♥ 恥ずかしいのに謝ったッ♥♥ 謝りましたァ゛♥♥♥ 許してッ、もう゛ゆるじでぇ゛♥♥♥ エロマンコ限界、エロマンコが限界ですがらぁ゛ぁ゛あ゛あ゛♥♥♥ あ゛ァーーーーーーーー♥♥♥♥♥ じぬ゛ぅ゛♥♥♥♥ じぬ゛じぬ゛ぅ゛♥♥♥ マンコでイギぢぬ゛ぅ゛ぅ゛う゛う゛う゛う゛う゛♥♥♥♥♥」


 マヌケな雄叫びを上げることにまだ羞恥心が残っているようだが、下品な己に酔いしれる嬌声に掻き消される羞恥など、あってないようなものであろう。


 快感から余韻へとほんの僅かでも解き放たれたのは、性臭が救護室に撒き散らされこびりついた頃。時間の感覚がなくなるほど、申し訳程度に敷かれたカーテンの裏で真昼がイキ散らした後のこと。


「ぜぇ、はぁぁ゛ぁ゛……ま、まんこ、エロマンコもう無理、です♥♥ げ、限界、エロマンコ限界♥♥ 死ぬっ、ぢん゛じゃう゛ぅ゛ぅ゛……♥♥♥」


 中途半端に残った記憶力の良さが、うわ言のように教わった品性のない語録を並べ立てる。ベッドの上で下半身だけを掲げた、出来損ないの女豹のポーズで這いつくばった真昼は、シーツに頬を付けて開いた口と伸ばした鼻の下から涎と鼻水を垂らして放心していた。無論、掲げられた臀部からはそれ以上の淫汁が水着を突き抜けて垂れているのだが。

 醜態極まりない姿だ。天使様が、尻肉を掲げるように突き出している。愛液がケツ肉にまで及び、くい込んだビキニと共に赤みが目立つ白い肌をマヌケに、妖艶に晒す。

 可憐さと無様さの矛盾が生む性のコントラスト。イキリ勃つモノの我慢が臨界を迎えようとしていた。


「さぁて真昼ちゃん、これが見えるかなー? 真昼ちゃんのおまんこが求めて止まないチ・ン・ポ、だよ」

「は…………あ、あぁぁぁぁぁ! いやっ、です! ぉ、おお! それだけは、それだけは絶対、ダメぇ……!」


 それを許したら、本当の本当に椎名真昼は堕落する。

 直径にして20cmは下らない長さと真昼の細腕より太い竿。勃ち上がるだけに飽き足らず、浮かんだ血管がえげつない減り張りになり、亀頭がメスの穴を捲り殺すカリ高をアピールしている。

 いくら膣穴が発情して欲しがっても、椎名真昼の心がそれを認めることを許さない。それだけは駄目だと。裏切りの行為を許すわけにはいかないと。

 もっとも、ダラダラと愛液を滴らせる秘部を見るに、無理に突き穿てば真昼は堕ちるだろう。数多くの美少女を食い荒らしてきた実績と実力を持つ男だからこそ、真昼が愛しい人への甘い想いで虚勢を張っているのが分かる。真昼の絶頂に溺れた身体は、自分の剛直を確かに欲しがっている。


「えぇー、ここまで来てそれはないでしょ。真昼ちゃんの言うこと、あんなに聞いてあげたのに先っちょも駄目なわけぇ?」


 男はそう言いながら真昼のビキニを横にズラし、肉花を咲かせた秘部を露出させると、取り出した肉棒をおもむろに突き出した。差し出された肉棒の先端を膣が包むように受け入れる。


「ほぉ゛ッ♥♥ お゛っ♥ お゛っ♥♥ お゛ぅ゛う゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛……♥♥♥」


 途端に真昼が喉声を上げ、逃げるように腰を引くが男の手が尻を鷲掴みにして引き止める。真昼は挿入寸前の四つん這いで、押すことも引くこともできなくなった。

 引くには男の手を振り払わなければいけない。押すには心の隷属を許さなければいけない。どちらもできない真昼は、熱烈な求愛の亀頭キスを膣口で留めておかねばならない。絶頂によって脳天を突く感覚が癖になり、テクニックに関係なく敏感になった膣口でだ。


「ねぇねぇ、いいでしょ? 先っぽだけなら全然浮気じゃないし、彼氏くんも許してくれるって」

「ふぅ゛っ♥ う゛ぅうぅううぅぅぅぅ♥♥ お゛ッッ♥♥♥ お゛ぉ゛ッ♥♥ だめ、むり♥♥ それだけは、お願いだから、退けてください……っっ♥♥♥」


 膣口に接着しているだけで果ててしまいそうなくらい子宮が暴れている。鈴口から漏れ出ているカウパーが、火傷しそうなほどの熱を伝えている。股間から中枢神経へ駆け抜けるは多幸感。感じたことのない圧倒的な幸福を味わえる確信だった。

 身体が尻を『ズリッズリッ♥』と上下に揺らして無意識に交尾の願い出るほど堕ちようと、真昼はまだ心を手放さない。


「ほらほら、先っぽがずっぷり入っちゃうよー」

「お゛ほッ♥♥♥ う゛ぅん゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛〜〜〜〜♥♥♥♥」


 膣口がミチミチと音を立て、先端だけで相当な大きさと熱を帯びた肉棒を受け入れようとする。真昼は必死に腰を振って逃げようとするが、形ばかりで力が入っていない。


(あぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜♥♥♥ あぁっ、あはぁぁぁぁぁぁ♥♥♥ おちんちん、この人のモノが、私の膣内にキてるぅ……♥♥ こ、このまま、こんなに大きいのが奥まで来られたら♥ 私、私は……ダメ♥ これは周くんのモノなのに♥♥ でも、じっとしたら、気持ちよく、それでもダメぇ……♥♥♥)


 身体は当に堕ちていても心が抗う。けれどその心でさえ、どこかでじっとしていれば、このまま抗うフリをしていれば、屈強なオスに気持ちよくしてもらえると考え始めている。

 だが真昼は勘違いしていた。比肩し得る者がいない可憐さに甘えるばかりで、オスから快楽を恵んでもらおうなどと、そんな傲慢なメスの矯正が既に始まっていることに気づきもしていない。


「は、はへ?♥ な、なんで…………と、とまっ、て……?♥」


 真昼が気がついたのは、彼の逸物が半端な位置で留められて数分が経とうという頃だった。絶頂感と反発心が争って冷静な感覚を失っていた真昼だったが、男の絶妙な挿入加減で形が分かるほど入っているのに気持ちよさの頂点に行き着けないという明確な〝焦らし〟の状態に、思わず疑問符を浮かべてしまった。

 身体は快感を得ようと膣壁を締め上げるが、受動的な肉棒を相手に得られる快感はほんの僅かで、切なさばかりが込み上げた。


「ふっ、ふう゛ぅ♥♥ んふぅ……ふっ、ふっ、ふうぅぅううぅうぅうぅうぅ〜〜〜〜〜♥♥♥」


 肩口から見えた男のニヤつき顔に意図を察するだけの理性が蘇った。しかし、僅かばかりの理性で振り解けるものは何もない上、ハッキリと言葉にしなくなっただけで、鼻の下を伸ばして息を荒くした下品な表情は加速するばかりだった。


「どうしよっかなぁ〜。約束通り先っぽだけで済ませようか。さっき見かけた真昼ちゃんと同じくらいの年齢で、スポーティ女子って感じの子を引っ掛けて、浮気パコパコセックス頼んじゃおっかなぁ〜。真昼ちゃんが許してくれないんだから、このままチンポ抜いちゃおっかなぁ〜」

「え……っ!?」


 分かりやすい挑発を受けて驚き、首を振り向かせた真昼の中に、類似する特徴の友人を案じる考えなどなかった。ただ、チンポを抜くという彼女からすれば歓迎して当然の提案が、なぜか挑発として成り立ったというだけのこと。


「どうしたの? 抜いて欲しかったんじゃないの? 浮気セックスは嫌なんでしょ、真昼ちゃんは」

「え、ぁ……へ……えへ、へ……っ」


 俺は大歓迎だけど、と言わんばかりの笑みに真昼はおかしな笑みを真昼は返してしまう。慌てて振り向いた理由が浮かんだが故の誤魔化しか、あるいは答えなければ強引にしてもらえるとでも思っているのか。


「浮気セックスが嫌なのは残念だけど、そういうことならチンポは抜くしかないよねぇ〜」

「あ……♥」


 きっとポーズだ。そのはずだ。手に入れたメスの穴を奥まで味わわず、満足するはずがない。

 そう思っても、腰の力強い動きは膣壁の締め付けなどものともせずに甘美を取り上げて――――――


「待ってくださいッ!!♥♥」


 引きずり出されていく絶頂から程遠い虚脱に、最後の拠り所を投げ捨てた雄叫びを真昼の心は身体に命じた。


「う……浮気、セックス、したい……ですっ♥」


 もちろん身体は喜んで応じる。恥じらいも忘れて品性下劣に喘いだ癖に未だ普通の男と結ばれたがっていた少女。純心の振りをしたアバズレ変態女の屈服を歓迎し、抜け駆けたチンポを追うように腰を踊らせながら尻を男へ向かって押し付けていく。


「浮気セックス……させてくださいっ♥ それを抜くなんて寂しいこと言わないで……それで、い、イカせて、欲しいです♥♥」


 上擦った声は羞恥と、隠しきれない興奮が綯い交ぜになったもの。楽しみにしていたデートを台無しにした男に、陰茎に媚び売るように甘ったるく語らう。


「やっぱり真昼ちゃんもメスだったか。そうだよね、メスはみんなチンポ欲しいもんねぇ〜。――――おら、欲しがるなら言い方ってものがあるだろ。もっと下品に求めてみろよ!」


 明確に自らを下に敷いたメスに対して、オス側の遠慮が消えた。四つん這いで突き出されてきたデカ尻へ手のひらが容赦なく落ちて『パァンッ♥』と鋭く甲高い音を響かせた。


「ん゛ンッぎぃぃぃぃっ♥♥♥ は、はひっ♥ す、すぅぅぅぅぅ……う、浮気セックス、お願いします!♥」


 吸い上げた息を吐き出しきるその時、椎名真昼は『天使様』の外面を全て投げ打つ。


「……ちんぽっ♥♥♥ おちんちんを♥ 私のおまんこに挿入れてくださいッ♥♥ ちんちんっ、おまんこにっ、挿入れてくださいッ♥♥ ちんぽ♥ マンコをパコパコしてください♥♥♥ 奥まで♥ おちんちんと仲良くさせてください〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥ 浮気緩々おまんこと、あなたの立派なおちんちんを♥ 私の馬鹿マンコと、あなたの屈強チンポを♥♥ どうか、おセックスさせてくださいぃぃぃぃぃぃぃぃ〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥」


 全身全霊を賭けて恥を追い出し、否、恥じらいすら快楽に変えるように言葉を紡いだ。誰が聞いているかも分からないような場所で、鼻の下を思いっきり伸ばして喉が見えるほど全力て開いた口で、豊満な肢体を振り乱してこれでもかと下品に媚を売り、ただただ快感のためだけにチンポを求めた。


「素直お下品で可愛いねぇ〜! 真昼ちゃんの要望通り、今からズッコンバッコンハメ倒してやるよ!」

「あはぁ゛ぁ゛♥♥ う、嬉しいです♥ はやく、挿入れてください……っ♥♥」

「あ、コンドーム忘れちゃったなぁ。このままだと生ハメになるけどいい? 浮気はいいけど流石に生はマズよねぇ?」


 心を捨てることに比べればそんな〝どうでもいい〟悩みで、もう一秒も待っていたくなかった真昼は、シーツを握りしめながら本人さえ聞いたことがないほどに声を荒げた。


「いいですっ!♥♥ 生ハメセックスでイイから、おちんぽくださいっ!♥♥♥ おちんちんでパコパコしてくださいぃぃぃぃぃぃッ!♥♥♥ お゛ち゛ん゛ち゛ん゛ッ♥♥♥ まんごにッ♥♥♥ ち゛ん゛ち゛ん゛い゛れ゛っ……ほぉおお゛お゛お゛お゛おん゛ッッッ♥♥♥♥」


 モノの名にどれだけ力を込めているのか明白すぎる汚声で懇願していた真昼が、不意に野太い嬌声を張り上げて秘部から飛沫を噴射した。

 欲しがり過ぎる乞食マンコが、挿入れてもらいたすぎる雑魚マンコが、逸るあまりに妄想だけで絶頂痙攣してしまう。

 イキ痙攣を起こしている膣穴が、子宮が一番心地いい。彼が腰を振ったのは、真昼の汚いアクメ声という男にとっての美声を引きずり出した直後のことでもあった。


「ほ゛ごぎゅ゛♥♥♥♥ お゛ッほ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛っ゛っ゛♥♥♥♥♥」


 可憐な面を無様不細工な上擦り寄り目にして、逆ブリッジを描くように亜麻色のツインテールを投げ出して真昼が仰け反る。

 奥の奥まで届いた剛直に脳天が揺さぶられ、縦に大きく下品に開かれた口から、投げ出された舌から唾液が飛び散る。中身が見える鼻の穴から粘り気のある水が噴き出す。ビキニの紐が肩から落ちて寄りあって作られた谷間が左右に弾け、より一層大きさを卑猥に主張する。

 椎名真昼を『天使様』たらしめていた全てが弾け飛ぶように、身体中から恥という端の動きと汁をぶちまける。イキ散らかす。記憶が吹き飛ぶような幸福感は、奥底に沈んだ肉棒が生み出している。亀頭が子宮口を押し潰すように圧迫すると、真昼は息をすることも忘れた。叫んだ。オスのために品性のないメスであることを望んだ。


「ん゛ッほお゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛お゛お゛お゛お゛お゛〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥ お゛っち゛ん゛ち゛ん゛ん゛♥♥♥♥ ぎん゛も゛ぢイ゛い゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥」


 メスが恥も外聞も快楽にして叫び上げたことに、オスは剛直で大胆かつ嫋かに膣穴を貪って応えた。


「お゛ぉ゛っ、ん゛ッほぉォォ゛オ゛♥♥♥♥ 浮気セックス♥♥ こうびっ、ぱこぱこずぽずぽォ゛オ゛ォ゛♥♥♥ おまんこ潮吹くッ♥♥♥♥ おまんこイグイグイグぅぅぅぅぅうぅぅうぅう゛う゛♥♥♥♥♥」


 真昼は当たり前のように絶頂を声に出した。もう元天使の中では『イク』ことが当然になっていた。膣穴を屠るように荒々しく、しかし快楽だけを与える丁寧な槍使いで蹂躙されて覚えたての言の葉を自分のモノにしていく。彼だけのメスであるために、吸収したモノを躊躇いなく出力する。


「お゛う゛ッ゛♥♥♥ ほォ゛ォ゛ッ゛♥♥♥ う゛ッほお゛ぉ゛オ゛オ゛ッ゛♥♥♥♥ ばこばこすんごい゛ぃ゛♥♥♥ もっとばこばこぶち込んでッッ♥♥♥くお゛ん゛っ、お゛ん゛ん゛ッ♥♥♥ ほえ゛ぇぇぇえええ゛え゛え゛〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥」


 そうして生まれたのは淫乱天使。天使のように美しい美貌で、オスに媚びて諂う淫乱なメス。


「汚ねぇ声で媚れるようになったじゃ〜ん。いよいよチンポ大好きなメスって感じ、たまらねぇなぁ。そぉら、チンポ受け止めるケツがもっとエロエロになるようについでにモミモミしてやるよ」

「はあ゛あ゛ぁぁぁぁん゛ッ♥♥♥ お、お願いしますぅ♥♥ ついでじゃなくて、同じくらい強く♥ ちんぽと同じくらい強めにッ♥♥ 私のおケツ♥♥ エロエロにしてくださぁい♥♥ はぁぁぁんっ、あはぁぁぁん♥ ふぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜ん♥♥♥♥」


 ビキニがくい込んで露になった部分を力いっぱい引っぱたかれて赤く燃え上がった尻肌を愛撫され、柔らかい肉に食い込むオスの強い指の一本一本を感じて甘い鼻息を溢れさせる。


「気持ちよさそうにおっぱい揺らしやがって。カリカリして欲しいんだろぉ? 好きなんだろぉ? こんなふうにされるのがさぁ」

「お゛ぉ゛っほ゛♥♥♥♥ す、すきぃ♥♥ 乳首カリカリ、大好きですぅ♥♥ あ゛ぁーキク♥♥♥ カリカリめっちゃ、やばっ、あ゛っ、イグッ♥♥♥♥ キクキクッ、イグううぅぅぅううううぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥ あ゛ぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥」


 背中に覆いかぶさられ、ピストンで揺れ動いているおっぱいの先へ指を正確に当てられて擦られる。避けるためではなく、媚びるために揺れる果実を男が捉えられぬはずもなく、真昼は乳首とマンコで燃え上がるようなエクスタシーによがり狂う。


 真昼がプールから姿を消してから数時間。今頃は、心で繋がっていると思っているだろう少年が血眼で少女の姿を探しているに違いない。


「お゛ぉイグッ♥♥ イクイクイク、イグッ♥♥♥ またイグうぅぅぅぅうぅっっ♥♥♥♥ おまんこイグーッ、イグゥッ♥♥♥♥ ん゛っひぃぃぃぃぃ♥♥♥ これっ、この体勢好きぃ♥♥ おまんこゴリゴリ削られてヤバいッ♥♥ 気持ちいいッ♥♥♥♥ おまんこの天井イグッ、イグーーーーーーッ♥♥♥♥♥」


 まさか天使の羽を広げるどころか、抱えられて股をおっぴろげた背面駅弁の体位で浮気セックスに耽っているなど、少年の頭には浮かびようもない。そして真昼の淫乱ピンクに染まった頭の中はそんな少年の心配など、突き上げられる快楽の燃えカスにもならない。

 下から上に向かって肉棒で突き上げられる度に真昼は首の根を反らし、男らしく己を抱き上げるイケメンの顔に恍惚と涎を垂らす。さらけ出された美巨乳がばるんぶるんと揺れて、結合部から淫汁があちこちに飛び散る。救護室を完全なヤリ部屋に変えた浮気カップルの片割れが、変わり果てた真昼の耳元で言葉を発した。


「言葉使いも格好もすっかり恥じらいがなくなっちまってまあ……へへ、そろそろしたいんじゃないか……キスハメセックス、ってやつをさ」


 キス。恋人同士の愛情表現。本当の恋人とは、まだ頬にだけするプラトニックなもので、男の言うセックス中に貪るディープなモノとはかけ離れている。

 互いの性器をずっぽりと結合させておいて、キスの確認など今さらかもしれないが、真昼たちのようにプラトニックな恋人関係からすれば充分に大事なことだ。


「キス、ハメぇ♥ したい、したいですぅ♥♥ キスしながらズコバコセックスで、おまんこ気持ちよくイキたいですぅぅぅ〜〜♥♥♥」


 それはあくまで浮気セックスを躊躇っていた天使様の話であって、生ハメ交尾大好きな淫乱天使の話ではない。

 眉根を曲げて鼻の下を伸ばしきって、唇に深い弧を描いたバカ丸出しのメス顔を見せた真昼には、許可など無用の提案だったと言えよう。


「なら、このまま小便してみろよ。そこに転がってるものに向かってな。狙いは俺が付けてやるよ」


 だが、提案内容に対する条件を提示され、さしもの真昼も困惑を隠せなくなる。

 彼が視線で示唆した場所には、床に転がった真昼の私物があった。それは身体を見せないために羽織るように少年から与えられたラッシュガード、男が投げ捨てた学生証、それから着替えを入れた質の良さそうな鞄。兎にも角にも、男の言うやり方で汚しては色々な意味で困る物品たちだった。


「で、でも……これがないと、ここから出られませんよ……?♥」


 ここで曲がりなりにも彼氏の私物を汚すことではなく、レジャー施設から外に出て〝ヤル〟気を見せる言い訳を立てる辺り、良心の呵責はピンクに染まって色ボケた頭の片隅にもあるかどうかというところ。

 ヤリ足りないのに御託をこねる真昼に、男はメスを従わせる獰猛な笑みを返した。


「水着があんだろ? それに、俺が真昼ちゃんに似合うもの、ちゃんと見繕って着せてやるよ……それで朝まで、ヤリまくろうぜ。ここでキスハメしてもらえる上に、朝まで俺が気に入る格好で生ハメセックスできるんだ。一石二鳥なんてもんじゃないだろ?」


 さも良いところしかないと言わんばかりだが、普通の頭なら真昼側には何の利点もないことが分かるはずだ。


「ほら、トイレでもなんでもない場所でする小便は気持ちいいぜぇ。声と一緒に、ヤリまくって溜まってるもん出しちまえよ」

「はぁぁぁあ゛♥♥ は、はぁ゛ん゛っ♥ そ、そんなことぉ……し、しまぁす♥♥♥ おしっこ、出しますっ♥♥♥」


 猛るオスの命令にキュンキュンと子宮で啼く真昼の頭は、倫理の善し悪しなどもはや理解の範囲外だ。


 ちょろっ、ぢょろぢょろぢょろろ……ぢょぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼっ♥


 股間から、ほんの少しの躊躇いを抱いた黄色の線が虚空を走る。それから勢いよくアーチを描き、飛沫を散らしながら濃厚な匂いを醸し出す。


「はあ゛あ゛あ゛ぁ゛……気持ちいい♥♥ おしっこ、こんな場所でぇ♥ キスハメしてもらうために出してるぅ♥♥ 全部、全部出ちゃってるう゛ぅ゛ぅ゛♥♥♥ あ゛ぁっ、はっぁ♥ 気持ちよくてッ♥♥ 全然止まらないっ♥ びちゃびちゃ♥♥ ちんぽハメられながらおしっこさいこぉ♥♥♥ お゛っ、い゛お゛ッ♥♥♥ お゛ぉぉぉぉぉ……お゛ぉ゛っ゛っ゛♥♥♥♥」


 びちゃんぱちゃんと跳ね飛ぶのは、羞恥で留めるべき大々的な生理現象に快感を覚える倒錯的な感情の発露だ。声を絶やさないために水を絶えず呑み込んでいたためか、真昼の放尿は留まることを知らない。

 全部出ていく。その全部は、少女が大切だと思っていたもの〝全部〟だ。彼との繋がりを容易く捨てて、自分の積み上げてきたモノさえ投げ打ち、オスにチンポをハメてもらうという絶対不変の証を立てる。オスとメスの上下関係は覆ることなく、真昼が隷属服従を喜ぶ変態マゾの淫乱天使である事実を証明する。

 何もかもを黄色く、鼻にツンと来るアンモニアの匂いと汚れで染めた真昼に、男は満足気に舌を出した。ご褒美の時間だ。


「んふっ、ぢゅるるるぢゅるっ♥ ぶちゅるるるる♥♥ んふっ、んふう゛ぅ……しゅき♥♥ しゅきでしゅ♥♥ んぢゅぷっ♥♥ ぶちゅうぅぅぅ♥ あ、愛してます♥♥ 心から♥ おちんぽ好きぃ……♥」


 今の真昼から飛び出す愛の宣言ほど軽いものはなく、それでいて嘘偽りのないものはない。真昼は本気で熱烈な愛を男に、その男根に向けて唇を尖らせる。唇が捲れる不細工なキスハメ顔を思う存分相手に見てもらう。


「おいおい、好きなのはチンポだけかよ?」

「はっ、んむっ♥ ちがい、ます、んぢゅっ♥ あなたのことも、大好き♥ 愛してます♥ んっふぢゅるぢゅうぅぅぅぅ♥♥♥ 私のおっぱいも、おケツも、おまんこも♥ 全部好き放題使ってください♥ 代わりに、おちんぽハメてください♥ それだけで、私は幸せなんですぅ♥♥♥♥」

「やっぱりチンポが大好きなんじゃねぇか。ま、メスの価値なんてそれで充分だがな」


 上下関係を弁えたメスほど可愛げがあり、ハメ甲斐のあるものはいない。

 すっかり従順になった淫乱天使に腰を振り抜き、子宮を打ち上げる。発情し降りてきた胎内へと射精を解き放つ。


「お゛ぉ゛ぉ゛う゛ほお゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛お゛お゛♥♥♥♥ 熱いッ、イクッ♥♥ ちんぽ汁でイグイグイグゥゥゥゥゥゥゥッ♥♥♥♥ ちんぽしゅきぃぃぃぃぃぃぃ〜〜〜〜〜♥♥♥♥ あはぁぁぁぁんっ、イッぐうぅうぅうぅぅうぅぅうぅううううう〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥」


 柱のように太いイキ潮を吹き上げ、深く幸せな絶頂に感涙の声を上げる。ド下品なアクメ声と潮を打ち上げて、脳髄の隅々までチンポの快楽に蕩けて堕ちる――――――――その日、椎名真昼が男の元を離れることはなかった。







 夜も更けて、高校生の身分では出歩くことが許されない時間に差し掛かりつつある中、街を練り歩く男女の歩みは煌びやかな城へと着実に進んでいた。

 その近くを少年が通りがかった。誰かを探しているのだろう。髪が乱れて汗だくの身体で走り回っている。一度は男女の姿に驚き、目を逸らした少年だったが、女の髪色が〝亜麻色〟だったのもあってか、声をかけずにはいられなかったようだ。


「あの、この子を見かけませんでしたか……?」

「んー……? いや、見かけてないっすねぇ。こんな可愛い子、俺なら一度見たら忘れないっすよ」

「そうですか。そちらの方は……っ」


 チャラついた男の隣に目を向けて、スマホの画面に映る少女の目撃情報を聞こうとした少年だが、二度目でも視線を逸らしてしまう。

 異様なローライズのホットパンツに、へそが丸見えで胸元も大きくはだけたシャツという夏であっても説明ができない際どい姿。どこを見ても白い肌が艶めかしく露になった女性を直視できるほど、少年は調子のいい性格をしていない。むしろ紳士的だからこそ、ろくな連絡もなくどこかへ行った少女をこんな時間まで探しているのだろうけれど。

 だから少年は髪の色が同じ女の顔が、マスカラとアイシャドウでケバいくらいの化粧をしてマスクを付けている、という程度にしか認識しなかった。


「お時間を取らせてすみません」

「いえいえ、お易い御用っすよ――――見つかるといいですねぇ、彼女さん」


 焦っていても最後まで紳士的だった少年は、ぺこりと頭を下げて二人の傍を通り過ぎていく。

 不意に二人の背中を振り返る。女の腰を艶めかしく抱く男の姿。最後に見た愛しい少女と同じ色、同じ形に結われた亜麻色の髪がどうしても気にかかったが、そんなはずはないと首を振り、再び背中を向けて走り出した。


 即ちそれは、天使との別れを意味していた。


「おかしいよなぁ。俺、彼女だなんて一言も聞いてなかったのに。ま、あんな必死に探してて彼女じゃないってもおかしいか。な、彼女ちゃん?」

「ふぅ、ふぅぅぅぅぅ♥ ご、ごめんなひゃい、あまへぇふん……♥ んくっ♥ ごくっ♥ はぁ、はぁぁぁぁぁ♥♥」


 マスクの下で白濁とした汁を呑み込み、通り過ぎて行った愛しかった人に謝罪をする白ギャルの少女。だが、その謝罪に罪悪感などありはしない。口の中まで性臭に塗れたビッチの姿を『天使様』と見抜けなかった少年への想いなど忘れ、早くハメ倒して欲しいと抱かれた腰をくねらせる。


「えへ、えへへ……朝まで、シてくれるんですよね♥」

「当たり前だろ? その綺麗な身体から匂いが取れなくなるまで犯してやるよ」 


 ホットパンツからはみ出した尻肉をむぎゅうと握られ、女は瞳を淫猥に蕩けさせる。

 愛しい少女を探す幼気な少年の背後で、肌を擦り合わせながらホテルへと向かっていく出会ったばかりのカップル。

 それは心の距離でもあった。天使様と二度と会うことはない。清廉な羽をしまい込んだ少女の姿は、これから始まる夜の時間に股を開く下品なマゾメスの中へと消えていく――――――僅か数秒の背中合わせが今までの幸福終わりであり、これからの幸福の始まりであった。



Comments

炎心

こういうのは好きです。 天使様はエロいですね。 もっと真昼の物を読みたいです。

タコよっちゃん

王道のNTR! お〇んぽ下さいと天使が堕天していくのが最高! これセフレになったその後も気になるやも!

ケイ

メス側の格をほとんど落とさず、オスの格が高すぎることで即堕ちさせてる流れが素晴らしいです。 こういう竿役は定期的に補充したくなる良さがあります。ありがとうございました。

いかじゅん

ありがとうございます!エッチな天使様は思いついたらまた手を出したいですね。

いかじゅん

ここまで露骨なNTRを真昼で書くことになろうとは……後日談はもう家でパコパコですねぇ!

いかじゅん

ありがとうございます!こういうメス側が極上だからこその組み合わせを表現できていたなら幸いです。 こういう竿役は最近の個人的トレンドなので、チマチマと書き出していければと思ってます!