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いつもご支援ありがとうございます。復活!いか!復活!!

そういうわけで次はモチベに振り回されず締め切りを考えてリクエストを書き上げていくつもりです。こちらの更新が滞って本当に申し訳ございませんでした。

上位プランの方も順次今月分を作成していく予定です。ただその前に好きな物書きたい!!!!したら令音さんで無様エロがめちゃくちゃ浮かんだ。ので書いた。もうデアラ更新連打は開き直っていいですか。止まったらそれこそモチベにさし触っちゃう。


今回はアンケート次点かつサラッと書けそうだったものです。令音さんがセクハラされたくらいでオホイキするわけないだろ!!


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 令音は琴里からとある任務を受け、天宮市に新たに構えられたスポーツジムに会員として訪れていた。

つい最近建設されたスポーツジムは、特に女性を中心に好評で、令音が所属する〈ラタトスク〉の息がかかっていて裏も取れている。精霊たちがジムなどの体験をする場合も予想した悪くない体制だと言える。が、琴里個人が妙にきな臭い感じがするとジムを怪しんだ。もちろん〈ラタトスク〉の工作員に探らせて、問題ないと最終的な評価が下されている、という前提は崩れない。琴里はあくまで現場単位での異常を疑っていた。

 念には念を入れ、最も信頼する部下であり、同時に友人の令音に正体を隠して探りを入れて欲しいと依頼した。大っぴらに部下の仕事を怪しんでいては、琴里を慕う彼らのメンタルに響くかもしれない。その点、令音なら琴里の意図を淀みなく汲み取ってくれる上、万が一何かあった時に誰よりも冷静に対処ができる。

 琴里の司令官としての確かな資質が告げた嫌な予感に、令音は頷いた。現場単位、つまりジムの中に悪意のある人間が混ざっているのではないか……そう怪しんだのだ。


 ところが、令音が訪れたスポーツジムは怪しいなどというレベルの代物ではなかった。傍から見ればおかしいと即座に気づく、ジムを探らせた機関員の目利きを疑ってしまうほどの光景が生み出された。

 あるいは、村雨令音という絶世の美女が相手だから〝攻めた〟のかもしれない。


「初めまして、村雨令音さん。ジムのご利用ありがとうございます。今日からトレーニングコーチを担当させていただくので、よろしくお願いします」


 令音の〝担当〟になったのは色黒に日焼けした肌と、屈強な身体が特徴的な青年だった。顔立ちも整っており、第一印象で悪い感情を抱く人間はそういないだろう。無論、相手の外観に問題はないし、既に心に決めた相手がいる令音が屈強な男を幾ら前にしようと心を揺らすことはない。


「……ええ、よろしくお願いします」

「もっとフレンドリーで構いませんよ。これから長い付き合いになることを祈って、ね――――しかし、令音さんは素晴らしい身体をしていますね」


 トレーニングが必要とはとても思えない、と口にしたトレーナーに令音はピクリと僅かに眉根を動かす。身体を褒められたことより、いきなり名前を呼ぶ距離の詰め方が気にかかる。

 いいや、それ以前に令音の身体を舐め回すように見る視線が不埒極まりない。もっとも、令音の絶美を支えるグラマラスな身体が極度の露出を披露しているのだから、仕方がない部分もある。


「……ああ。友人の勧めを聞いて、自己トレーニング以外に挑戦してみようと思ってね。……しかし、このウェアは」

「おや、少しキツいですかね? 丁度いいサイズを用意したはずなのですが」


 が、それはウェアを令音が用意した場合にのみ通用する理屈だ。彼女が着ているトレーニングウェアは、ジムからの支給品だ。

 ジムの会員はトレーナーとマンツーマンでトレーニングする。そしてトレーニングウェアは支給された物を着用する。この二つが天宮ジムの特徴なのだが――――令音に渡された物はピッチピチパツパツで、丁度いいなどという文面が嘘っぱちの代物だったのだ。

 スポーツブラは令音の爆乳にミチミチと音を立てるどころか乳首や乳輪の形さえ浮き、その癖揺れの軽減など一切考えられていない。『I LOVE’S EXERCISE』と銘打たれた胸の文字が令音の爆乳に押し出されて原型を留めていなかった。

 短いスパッツはマン筋やアナルが浮かぶピチピチ極薄で、きめ細やかなで減り張りのある令音の肌肉をムチムチと締め付ける努力が見える。グラマラスな令音のスタイルを十全に〝エロく見せる〟ことに特化したある意味で凄まじいモノだった。

 当然、令音はトレーナーに問いかけるが平然とシラを切られる。令音の羞恥心が皆無で恥部が浮かんでも反応しないのもあるのだろが、まだギリギリ〝見えているが見えていない〟と言えるラインの衣服で押し通すつもりのようだ。その堂々とした振る舞いは、悪い意味で慣れているようだ。


 しかし、このことを報告すれば瞬時にジムは取り潰し、彼の単独犯なら解雇して〝相応の目に遭わせる〟。バックに〈ラタトスク〉という強大な権力が付いている以上、確固たる証拠が揃えば言い逃れは叶わない。これほど証拠足り得る強烈な下心を出したのは、令音が囮になればこそだった。指示を下した琴里は、まさに慧眼であろう。

 あとは適当な理由をつけて、琴里にセクハラトレーナーの報告をするだけだが。


(……他に協力者もいるだろう。彼が言い逃れできないよう物証を集めておくべき、か。)


 冷静で性に無頓着な令音は、念のため下心丸出しのスポーツウェア以上の証拠を掴んでおくことにした。単純に怪しまれて無用な逃走をされないよう、今日一日は何事もなくジム会員として振る舞うつもりだったのだ。物のついでと考えれば訳はない。

 相手は体躯を超える屈強な男だが、令音から見れば誰であっても同じだ。力づくで何かされることは万が一にもない。仮に迫られたらそれを確定的な物証にすればいい。


 ――――琴里が見ていれば、自分の身を必要以上に削るなと真っ先に止めただろう。しかし、令音が単身で潜入したことがアダとなって、彼女は選択の〝過ち〟に気づけなかった。



「ではスクワットから始めましょう。両手を頭の後ろへ。両脚は大きくしっかり開いてください」


 わざわざ個室のトレーニングルームに案内されてのマンツーマン。令音の格好が格好だけに、配慮したと言わんばかりの面皮の厚さだ。

 最初は軽いスクワットから、と言われた令音だが、両脚をあからさまに大きく開いて太ももや股間を見せつけたポージングを促され、オマケに頭の後ろで手を組まされて爆乳まで顕になる。普段は気にするポーズでないものも、卑猥なトレーニングウェアのせいで局部への注目が激しい。

 何の反応もしない令音を〝チョロい女〟だと思っているのかもしれない。そう演じている面は大きいのだが、彼も強かで直接的な手はまだ下して来ない。ガニ股を開かせるのも、手が触れない範囲で促すだけだった。

 実際に露骨な触れ方があれば、首のチョーカーに仕込んだ超小型カメラで証拠を抑えられる。下衆な男が相手だろうと、数秒程度なら心の漣が荒れることもない。


「……しかし、本当に素晴らしいお身体だ。普通の鍛え方をしても意味がない、いや、勿体ないかもしれないですね」


 大人しくスクワットを繰り返していると、トレーナーが令音との距離を息がかかるほど詰め始めた。

 個室まで着いてきたことで、彼の警戒心を解くことが出来たのか。その手は遂に令音の背中を滑り落ち、スパッツでムッチリと浮き上がった臀部に添えられた。

 それは完全で確実な証拠になる。さしもの令音も、ここまで露骨な欲求を隠して潜んでいた男に呆れ果てたため息を吐きかけ――――油断した。



「う゛ほぉ゛♥♥♥」



 令音の口から飛び出したのは、事が終わる安堵の息などではなく、信じられないほど汚いメス声だった。

 絶対の美貌がよがり歪む。オホ声を迸らせたのは間違いなく令音で、それを促したのは男の手だ。


 すりっ、すりすりすり……♥


「……んっ、ふゥひぃっ♥♥♥」


 令音はまた耐え切れず声を上げた。声を抑えようとした彼女の意思に反して、マヌケな嬌声が個室全体に響き渡る。

 トレーニングウェアやガニ股腋見せスクワットの羞恥プレイには一切動じなかった能面が、開いた鼻の穴から甘い吐息を発する蕩け顔に変わった。

 何事にも動じず、滅多なことではその起伏に揺らぎをもたらすことが叶わない令音の表情筋が、熱を浮かばせ鼻の下を伸ばした下品な緩みを見せていた。


「……んん゛っ、ふぅ゛♥♥ くぅぅぅっ♥♥♥ ひぐううぅぅぅうぅぅんっ♥♥♥」


 高々、人間の男一人に尻を撫でられただけで、だ。令音らしくない濁り淀んだ声。令音らしくない甲高い声。

 尻肉を指で撫でられ、表面が僅かに歪んだ。たったそれだけなのに村雨令音の身体は、正視に堪えない蕩け顔で、スパッツに大きな染みを作るほど愛液を滲ませた。令音の人生で、こんなにも膣分泌液が溢れたのは初めてのことだった。故に対処など不可能。

 村雨令音はトレーナーの手で尻を撫でられ、無様によがり狂う。そのありえない現実が確定した。


 彼女は知る由もない。このスポーツジムは雌堕としてのプロが集まった場所だということを。なまじ窮極の名を欲しいままにする〈始原の精霊〉だからこそ、自らの手で生命を産み直す権能を持つ者であるが故に、彼女は快楽を知らずに居すぎた。

 精霊であろうと雌には違いない。まして、三十年もの間一人の男を想い続け、無自覚に情欲を溜め込んだ雌の女体など彼らにとって大好物だ。

 男は最初から配慮などしていない。慢心したのは令音の方だ。〝彼女〟は人を指先一本で消し去れる窮極の存在。ある未来に於いては、万物を殺し法を書き換え全てを消滅させた。

 ――――ただし雌である。女の身体を持つ獣である。その一点で精霊は攻略される。指先一本で相手を消し去る前に、指先一本でよがってしまっている。行き遅れの極上の雌が、雌への絶対的な慧眼とテクニックを持つ雄の前に肌を差し出した。鴨が葱を背負って来る無様なシチュエーションに嵌ってしまっていたのだ。

 こうなった以上、令音は不感の人間でも万能の精霊でもない。身体が無条件で雄に屈することを本能とした極上の雌だ。


「……なるほど。やはりこういった部分を伸ばす鍛え方が良さそうですね。まず身体を解すマッサージをしましょう」

「……待つんだ、はなしお゛ぉ゛っ♥♥」


 トレーナーの手が腋の下から伸びて、令音の爆乳を鷲掴みにする。彼の大きな手は、顔を包み込むほどたわわな乳房を容易く握り込む。


「ん゛お゛っ゛♥♥♥」

「これだけ大きなモノを指導するのは俺も初めてなので、緊張しますねぇ」


 指は乳輪を擦り乳首を摘む。令音が首を反らし、愛液を『ブシャッ♥』と派手に噴き出した。

 続いて、その愛液を噴射した秘部をトレーナーの指が摩る。


「ふぉおぉお゛お゛っ゛♥♥♥」

「こっちは凝ってますねぇ。一度も鍛えられてない新品だ。これは鍛え甲斐がありそうです」


 ピッチリ張り付いて浮かんだ膣口が『ぐちゅぐちゅ♥』といやらしい音を立て、奥に潜んでいた陰核が『ぴょこっ♥』と頭を出した。令音の身体は腰を淫らに『へっこへっこ♥』を振って、新品のマンコを鍛えられる悦びを露にしてしまう。

 ぬぷぅっ♥


「ンホーッ!!?♥♥♥」

「ここは逆に緩いですね。あまり出さないからかな? もっと緩くしていきましょう」


 アナルを指で穿られた。舌を全てひり出すように天に向け、令音は情けない官能の声を発した。人らしい使い方が一度もされていないアナルはマンコ同様新品で、それでいてあまりに激弱な媚肉へと無自覚に成長を遂げていたのだ。

 物の数分で令音の性感帯が目を覚ました。三十年間未使用新品を貫いてきた身体は、清楚であり快楽に弱い。目覚めることも、その必要もなかったはずの性感がトレーナーの手で目を覚ました。


 ならばもう、鍛えられるしかない。


「ここは大きくしていきましょう。全体は大きいのでそのバランスを維持しつつ、局地的な肥大化を目指します」

「ん゛ふお゛ぉ゛っ゛♥♥♥ むねっ、それっ、やめっっ♥♥♥」

「後ろの穴は緩く柔らかく、美しい形に鍛えていきましょうか」

「んほおぉぉぉぉぉぉぉぉっ♥♥♥ むりっ、ヤベッ♥♥♥」

「前は新品ですので、特に気をつけながら鍛える必要がありそうですね。俺と一緒に頑張りましょう、令音さん」


 ぐちゅっっ♥


 三十年間男を想って未通を保っていたマンコに、出会って一時間未満の指に侵入を許して蹂躙される。


「いッぎゅう゛ぅぅぅぅぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜っ♥♥♥♥」


 悲嘆に暮れることもなく、村雨令音の美貌は下品で無様なアヘ顔アクメをキメたのだった。





「……はぁ、はぁ……はひゅ、ふひゅぅぅ……♥」


 更衣室の椅子に寝転び、ウェアを脱ぎ捨てて荒い息を吐く。令音はどんな激しい運動でも息を乱さず平然としていられる。それが息を荒げて、呼吸もままならない状態に陥っている。どれだけの時間トレーナーに触られていたかよく分かる姿だ。

 腕で顔を隠しているが、赤面までは覆い隠せない。何より、ウェアがぐちゃぐちゃになるほど発汗した身体は何も隠せていなかった。大股を開いて『むわぁ♥』と鼻腔をくすぐる熱の汗を垂れ流しにしている。年若い美女が見せてはならない姿であることは疑う余地もない。

 その時、微かな振動が令音の鼓膜を震えさせた。半ば無意識に鞄を探り、通信端末を起動する。


「……もしもし。ああ、琴里か」


 相手は上司で友人で、令音がこのジムに通う理由の少女だった。さっきまで乱していた息を止め、何の違和感も持たせず電話に応答する。傍から見れば、素っ裸で大股を開いて大量のマン汁を垂らした女が平然と電話を取っているのだから、間抜け極まりない光景だったことだろう。

 そういえば、ジムには潜入で来ていたのだと今さらながらに思い出した。無意識で平然を演じた令音は、ここに来て琴里への返答を思案した。


(……ここで報告すれば)


 間違いなく琴里は彼を潰す。いいや、ジムの取り潰しすら躊躇わない。流石に全てを赤裸々に語ることはできないが、一部を伏せて報告するだけで十分なほどの物証は揃っている。

 それを今、口にするだけで事は終わる。また令音は〈ラタトスク〉解析官として、時の経過を待ち焦がれる日々に戻る。

 琴里からの連絡を受けた令音は、ジム内はセクハラが横行して危険――――――――


「……いや、まだ確かな動きは見られない。怪しい部分はあるがね。もう少し、私一人で探らせて欲しいのだが。……ん、すまないね、琴里」


 ――――ということは一切伝えなかった。

 易々と嘘を吐いた自分に、令音はあの嬌声を発した瞬間より驚いた。様々な嘘で塗り固め、真実を伏せて生きてきた令音だが、今日の嘘は何の意味もない。〈ラタトスク〉の村雨令音としても、〈始原の精霊〉としても無価値な嘘だ。本当に意味が分からなかった。

 それでも訂正する気にはならない。セクハラで荒げた息を最後まで気取らず、完璧に隠し通して通信を終える。


(……なぜ嘘を吐く必要があった?)


 繰り返しの自問自答に令音は答えを出せなかった。どんな知識も即座に吸収し、答えを出してきた彼女が矛盾した行動への解答を用意できない。

 あるいは、理解していながら目を逸らしているのかもしれない。解答はあってはならないもの。その目的のためなら、どんなモノでも踏み躙る己を裏切る答えだと。

 それ以外に無いと本気で想っている。彼と会うためだけに村雨令音(たかみやみお)は三十年の間生きてきた。それが、たった一人の男の手で〝快楽〟などというモノを与えられたくらいで覆されるなど、ありえてはならない裏切りだ。


 令音(みお)は裏切ってなどいない。彼女はそれを証明するために、証拠が足りていないから、と苦しすぎる言い訳をした。

 当然、自らの心を証明する為の証拠は、自ら見つけなければならない。令音は己の不可解な行動に困惑しながら、すぐ次の予約を入れた。


「連日ジム通いなんて、熱心ですねぇ。そんなに〝ハマって〟くれるなんて、トレーナー冥利に尽きる……そうそう、先日違和感があると仰っていたトレーニングウェアを新調しましたので、そちらに着替えてお越しください」


 二度目に訪れた令音を見て、トレーナーは彼女を歓迎する。先日の乱れた令音を見ているだろうに、表面上の態度は――意味ありげな言葉と視線はあれど――変わらなかった。

 だが、あれだけの狼藉を働いてもジムに通う令音が魅了されたと見るや、態度に出ない行動の変化は顕著なものだった。


「お、今回はサイズもピッタリですね」

「……いえ、その」


 確かにサイズに間違いは無さそうだ。何故ならその〝ウェアと名乗る水着〟は、元々から生地が極薄でサイズなどあってないようなものなのだから。

 スリングショットという肌を過剰なほど大きく露出した水着があるが、令音のモノはその上を行く。V字の白いストリングは彼女の肌の白さをより際立たせている。はみ出した乳輪や、薄く整えられた恥毛さえ極薄の紐は際立たせる。

 透けるどころではなく、はみ出している。それをトレーニングウェアと言い張るのは、些か無理がありすぎた。令音が黄金比のスタイルを保有しているのも相まって、デカ乳を挟んで陰裂にくい込む紐のエロ水着の異常さは、令音をして言葉を噤んでしまうものだった。

 昨日の一件がなければまだ平然としていられたかもしれないが、性感に目覚めてしまった令音からすればVストリングの水着はあまりに頼りない。


「……しかし、これは」


 流石の令音も何とか抗議の言葉を見つけようと唇を開く。

 だが、口篭る。そうせざるを得ないのは、今の格好で身体に触れられたらひとたまりもないと知っているからだろう。


「うっひぃ♥」


 実際令音は、トレーナーに尻を直揉みされて腰砕けに悶絶した。昨日は撫でられるだけで終わったしっとりと汗ばんだデカケツが、朝黒く日焼けした手に揉みしだかれる。


「ひぃぃぃぃんっ♥♥ うひゃっ、んふぁぁぁぁぁ♥♥♥」


 二度、三度。令音は飛び跳ねたような嬌声を上げた。いつもの間伸びした口調はどこへやら、赤面して情けなく蕩けた口を開いて甲高い官能の声を紡いでしまう。


「本当に鍛え甲斐のある身体ですね。今日も頑張りましょう?」

「……んっ、くぅ♥ わ、わかった、わかったから♥ 尻だめ、やめてくれ♥」


 懇願するとパッと手が離れる。指の跡と赤みを帯びた尻が快楽の余韻を発する中、令音は安堵の息を零した。

 抗議するどころか懇願してしまった。令音は生まれて初めて、こんなにも言葉足らずで人へ懇願したかもしれない。少なくとも一瞬で快楽に流され、涎を垂らした雌顔を晒すありえない醜態を雄にアピールしたのは、間違いなく初めての経験だ。



 そして令音はあらゆる初めてを経験する。彼女の知らない初めての〝快楽〟を〝トレーニング〟で、己の信念を疑わざるを得ないほど味わった。


「……ふっ、ふっ、はっ、はっ♥」

「いい走りっぷりです。大胸筋をよく揺らして鍛えあげましょう!」

「……っ、これは、零れ……っ♥」


 Vストリングのトレーニングウェアでランニングマシーンを使おうものなら、爆乳が『ばるんっ♥』『ぶるんっ♥』『どったぷんっ♥』と見たこともないほど揺れる。その様をじっくり見られながら走る――――だけならまだ良い。

 いよいよ令音が何の抵抗もしないと見るや、トレーナーは品性下劣な改造が加えられた機材に彼女を乗せ始めた。


「さあ、リズムよく! 右、左、右、左! しっかり体重をかけて踏みしめましょう! 重心を落として!」

「んぉぉひぃぃいいぃぃ!?♥♥ はやっ、擦れ……っ、あひっ!♥♥ クリ弾けるぅぅ!♥♥♥」


 クロストレーナーはペダルを踏み込むことで有酸素運動を促す機械だが、このジムのクロストレーナーは股部分に刷毛車が取り付けられ、令音がペダルを踏む度に刷毛が高速で回転する仕組みになっていた。

 微細な毛は令音の膣口だけでなく、クリトリスにも狙いを定めて剥き上げる。ペチペチと鳴る柔らかい音とは裏腹に、令音の股から夥しい量の愛液が噴き出して刷毛を濡らしていく。


「はい押してー戻して。押して―戻して。下半身に意識を集中。限界の一歩先を行こう!」

「おほっ、んほぉぉぉぉぉぉ!♥♥♥♥ いぐっ!♥♥♥ イグのに、またイく!♥♥ もう限界、なのに、ケツ穴いひゅうぅぅぅぅぅぅっ!♥♥♥♥♥」


 レッグプレスは脚で押すと極太のディルドが令音の尻穴目掛けて突き刺さるようになっており、同時に括約筋を鍛えられると言う。もちろん、鍛えられるのは令音のクソザコアナルの感度くらいなもので、彼女は言われるがままに脚に力を入れて尻穴から力を抜き、マヌケなオホ声を響かせた。


 どれもそれなりに負荷や力がいるので鍛えられてはいる。ただしセックスに必要な筋力やタフさが。しかし、令音の身体は元々からその必要なものが備わっている――――つまり鍛えられ、育っていくのは彼女の肉体のみだ。


 あらゆるトレーニングを経験した村雨令音の身体は、文字通り〝生まれ変わった〟。


「いい調子です。腰が程よく上がってきてますよ!」

「ふお゛お゛ぉっ、うぎっ、ふぎぃぃぃぃぃぃんっっ♥♥♥♥」


 その生まれ変わった身体を全裸ブリッジなどという惨めを通り越した無様なポーズで晒し、手マンで限界アクメ顔を見せびらかしている。

 引き締まり、なおかつ肉付きが良くなる。出るとこは出て引っ込むところは引っ込む。それは神々しさ、畏敬の念さえ覚える令音のきめ細やかで減り張りのある美しい女体を卑猥、下品、ドスケベと罵倒の如き言葉で彩る変化だった。

 Vストリングでの卑猥さなど不要とばかりに剥ぎ取られた裸体の全容は一言では言い表せない。揉みしだかれたことで巨大な乳房とケツは肥大化し、合わせて乳輪も皿のように大きくなってピンクの色付きが濃く艶やかになった。発汗しやすいように陰毛と腋毛を伸ばすように命じられ、鼠径部を隙間なく染め上げて腋からはみ出した灰銀の毛から蒸れたメス臭い香りが常に漂っていた。

 アナルは縦に割れてフサフサの尻毛を皺の周囲に生やし、マンコはクリトリスをフル勃起させてヒクヒクと淫猥に蠢いている。ある種、全身が処女性を保っていた神秘的な女体は、どこに出しても恥ずかしいドスケベボディに変化しきっていた。

 令音の身体は普通の人間とは違う。彼女が望むことで姿形を変える。即ちこの変化は、清純性を失ってでもエロい身体で雄に媚びろと命じられ、令音が無自覚に頷いたからこそもたらされたのだ。


「息を吸って、俺がこのザラザラした部分を擦ったら吐いてください」

「ほお゛っ♥♥ まっ゛♥ ぞごっ、よわい♥ ぜったいよわっ……よわい♥ よわいの♥ よわいから♥ むり、むりだっ♥ やぁ、やらっ、ひぃっ♥♥」


 じゅぷじゅぷずちゅずちゅずちゅっっ♥♥


「い゛う゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛っ゛っ゛♥♥♥♥」


 その無自覚すら削ぎ落とされ、令音は白目を剥いて鼻水を噴き出しながらイッた。胸と共に美形を崩さず百センチの大台を突破したデカケツが揺れるおマヌケブリッジをキメつつ、Gスポットが完全降伏したマンコからイキ潮を水柱にして打ち立てた。


「……ふひゅっ、ほぉぉぉぉ……♥」

「お疲れ様でした。今日もお互い良い汗を流せましたね……ふぅ、俺も令音さんの勤勉さに熱が入りすぎました」


 触れば触るだけ成長し反応を返す。精霊ならではの肉体変化もあって、男にとって令音は逃し難い逸材であろう。

 もっとも、彼は令音に逃げられる予定は毛頭ない。マンコを手マンしか〝くらい〟で、潰れたカエルのように倒れてアヘ顔で息を吐く女が逃げられるとは、もう誰も思っていない。

 不変のポーカーフェイスは消え失せ、淫らな表情で余韻に浸る女にトレーナーは告げる。


「一度汗を流しに一緒にシャワーでもどうです? 特別なトレーニングも兼ねて、ね」

「……は、はひっ、よろしくお願いしますっ♥」


 令音は考えるより先に口を開いていた。それは新たに芽生えた無自覚な願望がもたらしたものだった。そう、彼女が持っていた無自覚は、既に自覚へと変貌して受け入れられている。


 シャワー室への同伴を許した令音は、壁に寄りかかって水を浴びることでようやく快楽の余韻から引きずり出された。


「……と、トレーナー♥ これはあなたでも……♥」


 ペチィンッ♥


「ひぃんっ!♥♥」

「トレーニングですよ、トレーニング。お互いをさらけ出して、親睦を深めましょう」


 だが、デカケツを軽く引っぱたかれただけで黙らされるような女が冷静になったところで、それは不幸なことだ。

 シャワーで艶やかに濡れた顔が僅かな屈辱を孕んだ蕩け顔に変貌する。


「さあ令音さん、壁にしっかり手を突けてください」


 もはや身体は完全に言いなりだった。タイルの壁に両手を突けて、腋から溢れた爆乳をたぷんと揺らす。


「脚は開いて、腰を落としてお尻を上げる」


 触れられるだけで良いように動けてしまう。腰は低く落としてデカケツは彼の股間に追随し、両脚は下品さがたっぷりと乗った大股を開いた。

 どこに出しても恥ずかしい〝ハメ請いポーズ〟にされた令音。


「ではイメージトレーニングから始めましょう。俺が言うことをよく意識してください」

(……ダメだ♥ 彼の言うことに、耳を傾けては♥)


 これ以上許してはならない。身体も心も、最後の一線だけは越えさせない。

 愛しい少年の顔を思い浮かべて耐える。村雨令音(たかみやみお)の心を強く守り抜く。


「お腹の下、雌の大切な部分を強く意識」

「お゛ぉ゛っ゛♥♥♥」


 だが、何事にも勝ると信じていた想いは脆くも崩れていく。

 雌の大事な部分。愛おしい者を作り直した子宮が、今度はトレーナーの手で作り直される。産むためではなく、穿たれるための快楽器官としての熱を発する。


「それを刺激するモノをイメージ」

「……でっっ、かぁ……♥♥ お、おおきぃぃ……♥♥♥」


 初めから知っていた。トレーナーのモノが、大きいことは。作り直した令音だからこそ、基準となるサイズを知っていて、トレーナーが遥かに巨大なモノを抱えていることを最初から見抜いていた。

 その時は大きさだけで価値が決まるとは考えず見向きもしなかった。しかし、今は知ってしまった。身体がトレーナーの指先を味わってしまった。

 そうなったらもう、頭から妄想が離れない。彼女の優れた記憶力は、尻臀に近づく凄まじい熱量の形をハッキリと思い浮かべた。

 雌は雄に叶わない。その最たる象徴を前に令音の腰は『ガクッガクッ♥』と上下に揺れ、尻は熱目掛けて前後に『へこっへこぉ♥』と激しく屈服する。令音の憂いを帯びた瞳は想像した巨大な逸物に情欲の涙を零し、さっきまで思い浮かべていた〝矮小な何か〟は二度と思い出せなくなる。

 裡も外もあっという間に準備を終えた。


「最後に、名前を合図にトレーニング開始です」

「……ふっ、ふぅ゛ぅ゛ぅぅぅぅ♥♥♥」


 最後に、我慢の線を引いた唇が堪える。歯茎を剥き出しにして、鼻の穴を開いて言葉を必死に堪えた。

 子宮の熱が訴えている。腰と尻が揺れて懇願している。膣口が涎を垂らして泣き叫んでいる。


「……ち、ちんぽ、トレーニング♥」


 ポツリと令音が呟いた。


「……ちんぽトレーニング、お願いします♥」


 窮極にして絶美の存在も、一皮剥けば肉棒欲しさに言葉を零す。


「……ちんぽトレーニング、お願いします!♥」


 着実に『村雨令音』と『崇宮澪』が剥がれ落ちていく。


「……スゥゥゥゥゥ♥」


 たっぷりと息を吸って別れを告げる。事ここに至って必要なのは、冷静沈着な女の面ではない。


「……ちんぽ!♥ トレーニング!♥ お願いじま゛ずっ゛!♥ ち゛ん゛ち゛ん゛♥ 私のまんこにっ♥ とれーにんぐっ、おほぉおお゛お゛お゛お゛おん゛ッッッ♥♥♥♥」


 身体を塗り替えた快楽の根源を想像し、それだけでイッてしまう雌豚に堕ちた精霊の面だ。

 妄想チンポで痙攣絶頂するマンコ。始原の処女を現実のチンポが貫く。彼女が待ち焦がれていたモノではなく、彼女が恋焦がれていたモノでもなく、けれど彼女が思い描いた理想の魔羅が秘部を穿いた。


「おぉぉぉぉッ、ほぉぉぉぉ……♥♥♥ おほぉぉぉぉぉぉっ♥♥♥ ち、ちんぽ、おまんこに、き、きたぁぁぁっっ♥♥♥♥♥」


 声音に理知は感じられず、顔に締まりは見られず、膣に落ち着きはなく、全てが快楽絶頂を得るためにある。


「あっ、あぁぁぁぁぁぁ♥♥♥♥ んおおぉぉぉぉぉぉぉっ♥♥♥♥」


 三十年前に交わせなかったキス。幾度となく惜しんだ先が、幸福の想像が児戯に思える鮮烈極まる快楽。

 甘美にして悦楽。子宮の震え一つで天に昇る絶頂。


 これが本当に欲しかったもの。これが無い人生など考えられない。手離したくない。あの日のように手を離して、また苦しみの中に戻ってしまえば、今度こそ令音(みお)は狂う。


「……おぉぉぉっ♥♥ ほごっ、んおぉぉぉっ♥♥♥ ちんぽっ、クるっ、イグッ♥♥♥♥ ほひぃぃぃぃんっ♥♥♥ おくっ、おまんこの奥っ♥♥ ごりゅごりゅえぐれてぇ♥♥ 気持ちいい、気持ちいいぃぃぃぃぃぃッ♥♥♥♥」


 だから彼女は膣に全てを込めた。雄を気持ちよくする術をトレーニングで学んだ。彼女の身体は、それを十全に活かせるスペックを持ち合わせている。

 幸い、巨大な肉棒を令音の身体は〝己にとって有用なモノ〟と定義したようだ。村雨令音を構成する全てが肉棒を受け入れた以上、快楽を得る障壁は何一つとして残っていない。


「あっあっ、あひぃ!?♥♥ まんこ、マンコいいのぉ!♥♥♥ 今までのトレーニングで鍛えたまんこぉ、しっかりチンポ締め付けてるうぅぅ! 胸も、乳首もいじられてっ、う゛お゛っ、それだけでイグゥ゛ッ゛♥♥♥♥」


「ケツ穴っ、指、入れへっ♥♥ お゛っ♥ おほぉぉぉぉんっ♥♥♥ 腋からメスフェロモンいっぱい出てますぅ♥♥ トレーニングの成果で、興奮して、もっとちんぽぉしへぇぇぇ!♥♥♥」


「あへ、あへぇぇ……ワンツー、ワンツー……マンコに力を入れて、抜いて……入れて、抜いて……♥ うお゛っほ、ヤベッ、イグッ♥♥♥♥」


 乱れに乱れる。トレーニング(調教)で吸収した雄を悦ばせる術を令音は躊躇いなく発した。

 デカ乳輪と乳首を指で引っかかれて達し、アナルを指で穿り返されて腋毛からメス汗を醸し出し、ピストンをリズム良く迎え入れて汚ったない声を張り上げる。


「お゛お゛お゛ぉ゛う゛ぅぅ♥♥♥ ち゛ん゛ち゛ん゛っ゛♥♥♥♥ ぎん゛も゛ぢい゛い゛ーーッ゛♥♥♥♥ じゅご、しゅごしゅぎぃ♥♥ いギュ、イぎゅ〜〜〜〜♥♥♥♥」

「凄いのは令音さんですよ。まさかここまで才能が開花するなんて、トレーナーとして鼻が高いです」


 迎え腰でデカケツをトレーナーに押し付けて、自分の所有権を相手に渡す。子宮は唇より雄弁だった。チンポが心地よく打ち付けやすい位置に落ちた。

 やがて令音の姿勢も変わっていく。ズルズルと壁下へと身体を落としていき、脚すら崩れて尻だけを掲げた屈服の姿勢になる。トレーニングという大義名分を口だけの物にした令音の両手を取り、トレーナーは寝バックの体位で彼女のマンコにチンポを捩じ込んだ。


「ほお゛ぉ゛う゛ッ♥♥♥♥ さ、さっきより抉れてるぅぅぅ……ごりゅごりゅ、ごりゅごりゅって♥♥ おまんこのおくちんぽに弱すぎてっ♥♥ イッてる♥♥♥ アクメ運動してりゅうぅぅっ♥♥♥♥ おちんぽでいきゅっ、いぎゅーっ♥♥♥♥ しゅごっ、しゅごしゅぎりゅ♥♥♥♥ あたましびれるっ♥♥♥♥ ずっとイッてるぅぅぅぅぅぅぅっっ♥♥♥♥♥」


 彼女が『村雨令音』として活動してきたどんな時より、口が大きく淫らな声を発する。パンパンと尻肉を叩く小気味のいい音が、令音の膣運動に比例して加速した。


「くぅ、こっちもそろそろ……!」

「あっ、クるぅ♥♥ おちんぽビクビクッ♥♥ ぷ、ぷろていんっ、子宮に注いでッ♥♥ ザーメンのプロテイン♥♥♥ 私のおまんこに射精しへっ♥♥♥ う゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛♥♥♥♥」


 男が〝トレーナー〟の演技をするまでもなく、令音から発せられる。理知的な女が知性をかなぐり捨てて行う下手な演技は、男の白々しい演技よりずっと無様だ。

 腋を見せつけた両手を手網のように握られて、尻肉が向こうの腰にくい込み歪むほどチンポを膣穴に擦り付けられる。


 どびゅるっどびゅどびゅどびゅるるるるるっ♥ びゅくっ、どびゅうぅぅぅぅぅぅ♥ びゅーびゅーびゅー、ぶびゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅっ♥


「お゛ほお゛お゛ぉ゛ぉ゛お゛ぉ゛ぉ゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ゛っ゛♥♥♥♥♥」


 類稀なる美女の雄叫びに呼応し絶倫が排便の如き射精を行う。


「の゛ッほ゛お゛ぉぉぉぉぉぉっ゛♥♥♥♥ お゛ぎゅう゛ぅぅぅうぅうぅうぅうぅうぅぅっっ♥♥♥♥ あ゛ぢゅい゛ッ゛♥♥♥ いぎゅいぎゅ、イぐりゅうぅぅうぅぅぅぅぅぅぅん゛っ゛っ゛♥♥♥♥♥♥」


 眠りを欲せぬ隈深い美貌は口を開き鼻を開き舌を突き出し涎を吐き出す。見るに堪えない絶頂顔は、されど村雨令音という絶対の美貌があれば絶倫を呼び起こすに足る素晴らしい絵だ。

 彼女は二度と眠りを欲せぬ。ただしその意味は、以前とは大きく異なる意味を孕んだものだ。


「もっど♥ も゛っ゛どち゛ん゛ち゛ん゛っ゛♥♥ おねがい゛、じま゛ずっ♥♥ おちんぽすぽーつしてくだざい゛♥♥♥ ち゛ん゛ち゛ん゛どれ゛ーに゛ん゛ぐで♥♥♥ おまんこ満たしてくだざい゛ィ゛ぃぃぃいいぃぃぃぃっっ♥♥♥♥♥」


 与えられる快楽に勝るものはない。夢を見る時間などすべからく惰眠でしかない。


 窮極の精霊を傷つけることは、彼女の力を以てしなければ叶わない。

 けれど無垢な処女を堕落させることはは、恋に落とすことより、あまりに容易いものだった。





「……琴里かい? 連絡が遅れてすまなかった」


 眠たげな声音が通信機を通り抜けた。令音から琴里への通信――――スポーツジム調査の最終報告だ。


「……結論から言えば、何も問題はなかった。私たちの取り越し苦労だったよ」


 結果はもちろん、令音の言葉が全てだ。


 パツパツのトレーニングウェアを再び着て、汗だくの爆乳に通信機を置き、トレーナーの股間に曲がってショルダープレスをしている〝マッサージの体を装った雌豚〟の令音が、全てなのだ。


「……ん゛っ、むしろ気を使われてっ♥ かなりのもてなしお゛ぉ♥♥ ……受けてしまった♥ ……いやなに、今もトレーニング中なんだ♥ すこしっ、激しめのモノ、お゛ぉう゛♥♥♥」


 もちろん挿入されて、腋汗たっぷりにメス臭を漂わせている。

 その表情に迷いなどあるはずもなかった。彼女は二度と間違わない。



「……ああ、実に素晴らしい場所だ。君も来てみるといい。……皆と、〝士道〟も一緒に、ね♥」



 快楽を貪ることに対しては、だけれど。



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快楽堕ちの心情ひねり出すのめちゃくちゃ楽しかったし、令音さんに「ち゛ん゛ち゛ん゛っ♥」って叫ばせるのクッソ興奮した。令音さんで人にリクエスト投げまくったばっかりだからマジでテンションおかしいですごめんなさい。

令音さんはあと催眠ペット化練り直した監獄戦艦パロを模索中です。そっちは琴里と士織ちゃんも一緒に出演させられたらいいな。

あとは天使様もまた書きたいなぁーって感じです。続編か、もしくは新規のネタを考えるか。それ以外はあんまり浮かんでないので過去の募集箱か新規募集箱を立てるかもです。

Comments

タコよっちゃん

令音が寝取られる姿は何て美しいんだろう。 無表情クールで一途な愛を貫いているからこそ。 素晴らしかったです。

いかじゅん

この人が堕ちる様は何度書いても背徳的な美しさですね……作中で一切ブレないからこそ、澪ともまた違った魅力がある。 ありがとうございます!