Home Artists Posts Import Register
The Offical Matrix Groupchat is online! >>CLICK HERE<<

Content

*公開から2ヶ月経過したため、通常プランで閲覧を可能にしました。



いつもご支援ありがとうございます。今日は上位プランを一摘み。以前書き上げたアニエスが催眠アナルマッサージを受ける作品の続編です。黎の軌跡時系列ですが、閃の軌跡のアルティナに登場していただきました。少なくとも黎が終わるまでは再登場難しそうな子が多いねぇ。

今回はポルチオ調教にチャレンジです。こういう感じでいい、のか?


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 名門アラミス高等学校を構える首都イーディスの片隅。名の知れたマッサージ店の扉をある少女が開く。


「いらっしゃいませ……っ、ご予約のお客様でございますね?」

「はい。アルティナ・オライオンです」


 一瞬、対応した店員が息を呑んだことをアルティナは見逃さなかった。とはいえ、己の容姿に驚かれるのは一度や二度ではない少女は、慣れたものだと指摘はしない。まして、相手は学生相手に格安で店を切り盛りするマッサージ店の店員だ。

 アルティナのように幼く見えて、けれど学生ではないという相手は相当珍しいのだろう。


「この店は、学生から紹介を受けるとミラが割り引かれると聞きましたが」

「ええ、その通りです。どなたのご紹介かお伺いしても?」

「レン・ブライト。アラミス高等学校の……」


 アルティナが言い切る前に青年は「ああ! レンさんですね!」と深々伝わったと言葉を発する。名門アラミスの生徒会長は、マッサージ店にも顔が効くらしい。

 ミラは節約するに越したことはない。だが、節制を気にするならマッサージ店など訪れなければいい。アルティナは、呑気な観光ではなく共和国に〝情報収集のため〟に入国したのだから。

 だから少女もマッサージ店を訪れるつもりは毛頭なかった。学生割引や短い時間の施術が好評なマッサージ店がある、という情報を耳にして記憶の片隅に置くだけで終わるはずだった。

 考えを留めたのは名を出した件の生徒会長。共和国入りをする上で、知人として協力してもらった彼女のツテだ。彼女に長旅の疲れを癒せる。手短に終えられる。あの店をいつも愛用している自分の顔を立てると思って、などと強く推されてはアルティナに選択の余地はなかった。

 優雅で気品に溢れる生徒会長が、アルティナが困惑するほど強くオススメするマッサージ店。如何程のモノか、アルティナも気にならなくはない。


「レンさんのご紹介であれば、こちらとしても手厚く歓迎させていただきます! どうぞ施術室へお入りください」

「はぁ……お手柔らかに、お願いします?」


 レンに対する異様な信頼で返事には少々疑問符が着いたが、まあ彼女のことだから上手い関係を築いたのだろうとアルティナは一人納得する。

 彼女と相互で強い信頼関係を構築したマッサージ店。疑う余地はない。相手は男だが、プロが不埒な行いなどするはずがないと少女は警戒の枷を完全に取り外し、施術室へ入り込んで――――――アルティナの記録は、そこで一度切り離された。





「レンの奴、あの教師といいとんだ隠し球を用意してたもんだ」


 醜悪な笑みを浮かべた男が、施術台に座った虚ろな目の少女を見下ろす。幼く可憐で静謐な容姿も相まって、アルティナの姿は精巧な人形を思わせた。

 虚ろから抜け出せぬ少女は、もはや男の掌中にある。魔女の里から追放された男、言わば〝魔術使い〟という裏の顔を持つ彼にまんまと催眠を掛けられたのだ。


「しかし、どいつもこいつも魔女長と仲が良さそうなことで……いつかぜってぇ俺の言いなりにしてやる」


 かつて魔女の長から師事を受けるほど才覚に溢れていた男は、しかしその才覚に相応しくない下劣な欲を見抜かれ戒めの呪いを課せられ、命以外のすべてを失った。

 それから数年の時を得て、戒めの呪いを解くほど成長した男は共和国の片隅に根城を作った。名門アラミスの美しい少女たちを下卑た欲望の餌食とする、自分だけの裏の根城を。

 まさか、その根城で主食とする学生の中に《魔女の眷属》と関わりのある者がいるとは、さしもの彼も予想だにしなかったが。

 選び抜いた地脈から密かに力を蓄えている彼は、催眠をかけた相手の記憶を読み取る魔術を行使できる。あくまで一部分ではあるが、権能を用いて記憶を洗う中で魔女の長と数年ぶりに再会した驚きは、彼の記憶に刻まれて新しい。

 数年来、顔を拝むこともなければ声も聞いていなかった。マッサージ店で充実した日々を送り、消えかけていた恨みの炎は、人の記憶を通して彼女と再会したことで再び燃え上がる。かつては親代わりだったあの女を、必ずこの手で辱めてみせると。


「オライオンさん、聞こえていますか?」

「はい」


 まだ見ぬ魔女の長への憎悪を裡に秘め、彼はマッサージ店の店主という仮面を被り直した。かの名門生徒会長を通して得た繋がりの一つをモノにする。それ以上に、男はアルティナの神秘的な女体美に嗜好を否が応でも惹かれていた。

 少女の出自が関わっているのか、アルティナはこれまでにないほど魔術催眠が深く〝ハマって〟いるらしい。これなら、多少のことでは疑問すら抱かない。あとは少女の無垢な認識をどう誤魔化し、上手く導いてやれるかだが。


「では、こちらの施術着に着替えてください」

「わかりました」


 それは男の得意技だ。彼は平然と【施術着】をアルティナへ手渡した。少女は何の疑いもなく旅装束を目の前で脱ぎ、手渡されたモノを身体に張り付ける。

 先日アラミスへ赴任した教師も年に見合わぬ幼さだったが、アルティナはそれ以上かもしれない。起伏が薄く、けれど雌を感じさせる柔らかな膨らみを帯びた身体。


「これで、良いでしょうか?」


 それが、たかが〝御札〟三枚を張り付けたあられもない姿で雄の前に立つとは、襲われても文句は言えない光景だった。

 奇妙な文字が刻まれた札を両胸の先端、陰裂に張り付けたアルティナはそれ以外の肌を惜しげも無く晒す。透き通るほど白い肌とは彼女のためにあると思わせるほど美しい。アニエス・クローデルがグラマラスな美であるなら、アルティナ・オライオンはスレンダーな美。どちらも美しく、どちらも情欲を唆られる雌の身体だ。


「ええ、とてもお似合いですよ。施術台に仰向けで寝そべってもらえますか?」


 アルティナは特に恥ずかしがる様子を見せず、男に促されるまま施術台に寝転がった。が、男が彼女の両膝にベルトを結びつけてあるポーズを取らせると、白磁の肌故に分かりやすく頬を赤く染めた。

 M字開脚。張り付いた札に割れ目が浮かぶ股間部を大胆に暴き出す、羞恥色が激しいポージングだ。施術台と繋がった革ベルトに拘束され、足裏までしっかりと見せつけたM字開脚に少女はようやく羞恥心を擽られたようだ。


「あの……」

「ご心配なく。これから行う施術は、初めての方には刺激が強すぎるかもしれないので、配慮のための措置です。それに、施術着で大事な部分は隠れているから問題ないでしょう? 見えているのは、排泄のための穴だけです」


 恥ずかしくないでしょう、と男はアルティナの肛門を指で指し示して告げる。色素が薄く、放射状に伸びた皺がなければ肛門と判別するのは難しいかもしれない。そんな冗談が浮かぶくらいアルティナのアナルは美麗で、菊の花が咲き誇っているかのようだった。

 本来、排泄の穴を見せつけるのは死ぬほど恥ずかしいことだろう。だが、マッサージで女が気にする場所は自ずと限られてくる。今は札を張って擬似的に封じ込めた乳房の先端と女性器。

 男が行うものをすべてマッサージと思わせる。それが魔術催眠の基礎にあるなら、これは応用。恥ずかしい部分を隠したと認識させることで、隠さなければならない部分から意識が逸れてしまう。


「……そ、そうですね。おかしなことを、言いました♥」


 こうしてアルティナの意識はあっさりと逸らされ(捻じ曲げられ)て、少女はM字開脚で唯一無二のアナルを無防備に突き出したみっともない姿勢を受け入れた。

 男の趣味の一環かつ、余計な処置が必要なくなる至高の恥穴。男は早速そこを調教する――――前に、その穴を味わうための下準備を始めた。


「それでは、オイルマッサージを始めさせていただきます」


 トロリ、ではなくドロリとした液体が傾けられた容器からアルティナの身体へと滴り落ちていく。その液体は菊門……ではなく、札でひた隠しにされた女性器の真上にある下腹部へと絞り出された。


「……んっ、ふぅぅぅっ♥♥」


 男が魔術で調合した即効性の媚薬オイルは、人造人間(ホムンクルス)の身体にも色濃く効果が出ていた。下腹部へ絡みつくように広がるオイルによって、アルティナの口から甘い吐息が零れ落ちた。

 少女の下腹に絡みついたオイルを手のひらで押し込むようにして、より深く染み込ませる。札一枚で隠せたと思い込んだマヌケな少女の下腹――――子宮へのマッサージを開始した。


「あ♥ ん……ふぅ……っ♥」


 しばらくは無言でアルティナの吐息を楽しみつつ、下腹部に媚薬オイルを入念に塗り込んでいく。

 少女の下腹部はムダな毛の一本すら許さず、指で触れれば慎ましく艶めかしく波を打つ。そこにひたすらオイルを塗る。指先で押し、手のひらで撫でるように。そこだけにただただ手を当て輝く薬液を染み込ませ、気づけば腰肉の下にオイル溜りができるほど大量に使い倒していた。


「ん゛ん……ふう゛っッ……♥」


 およそ十数分、下腹部だけに集中してオイルマッサージ。裸体のあちこちから発汗が始まり、声を我慢する口に力が入り始める。甘い吐息の代わりに荒い鼻息が溢れ始め、人形めいた少女の顔に綻びが生まれつつあった。

 普通、塗るべき場所に塗り込めば物の数分で絶頂させることが可能な淫乱化のオイルだ。それを下腹部を中心に塗り込まれるだけの行為は、ハッキリ言って生殺しでしかない。身体はイク準備を整えて火照っているのに、下腹部という局地的な場所の刺激故にイケない。

 だが、男が狙う場所は普通ではない。ならば単なる生殺しには該当し得ない。

 彼が狙う場所は先も述べたように、子宮。札一枚で遮られた女性器の奥に隠れ潜み安堵した女の中枢を、慢心した雌の弱処を徹底的に暴き出す。


「これから本格的なマッサージに入ります」

「は、はひ?♥ あ……はい♥」


 見た目とクールな受け答えのギャップがアルティナの魅力であることは疑う余地もない。それが、下腹部のマッサージで呆然とした言葉を吐き出すことしかできない姿は、滑稽にも程があった。

 そんなアルティナにニコリと笑いかけた男は、それまで優しく撫でて軽く押すだけだった下腹部を指で〝突いた〟。


 トンッ♥


「お゛う゛っ゛♥♥♥」


 口を大きく開いたアルティナが、人形めいた美貌から極太の喘ぎ声を走らせた。男はそのまま何度も下腹部を指で〝突く〟。


 トンッ♥ トンッ♥ トンッ♥


「ぉおおお゛ッ♥♥♥ お゛っ゛♥♥♥ ほぉ゛っ゛♥♥♥」


 ケダモノめいた嬌声は〝突く〟度に加速する。リズミカルに下腹部をトン、トン、トンと。下腹部の真下にあるモノに振動を与える度、アルティナの虚ろな目に電流の如き光が灯る。

 札が濡れて透けるほど本気汁が溢れ出す。乳首がくっきり浮くほど勃起する。子宮がキュンキュンと疼いているのが、下腹のビクビクとした淫らな震えで如実に感じられた。


「このマッサージは当店でしか味わえません。今、オライオンさんが刺激を受けている場所は、本当なら長い時間をかけて解きほぐされるモノなのです」


 トンットンットンッ♥


「ほお゛っ♥♥♥ ほおぉぉぉぉぉ……♥♥♥」

「ですが当店のオイルは特別製ですので、施術初日からこのマッサージを味わうことができる。どうです、下りてきているのがお分かりになられるでしょう」


 アルティナの子宮が堕ちる。落ちて、堕ちる。快感を求めるように下へ下へと落ちて、快楽に堕ちる。

 男の指は子宮を追う。媚薬オイルは肌に染み込み、子宮を覆うように快楽で温めた。彼が言うように、本来なら長い時間を使って行われる子宮の調教を前倒しした。アルティナの下品なよがり声はその代償であり、褒美のようなものだ。無論、強力な媚薬オイルを調合した男にとってのだけれど。

 涼やかな美貌の面が口を半開きにしっぱなしで蕩ける。眉根は快楽に怯えて歪み、鼻の下は快楽に屈して伸びる。

 催眠掌中に在る女を堕とすことなど、やはり赤子の手をひねるより容易い。


「こういった施術を、体外式ポルチオマッサージと呼びます」


 言って、男は手のひらをアルティナの下腹部に叩きつけた。


 バチィンッッッ♥


「ほぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ゛!!♥♥♥♥♥♥」


 振動が弾け、子宮に伝わる。ただそれだけのことでアルティナは奇っ怪とも呼べる嬌声を吐き出した。

 絶妙な力加減で抑えられていた絶頂が脳髄に行き渡り、札の下からぶしゅぶしゅとアクメ潮が四散する。M字に開かれた両脚が怪しく痙攣し、爪先がぐぱっぐぱっと卑猥な開閉を繰り返した。

 アルティナのクールな顔は完全に崩壊し、鼻の穴からデロデロと水を染み出し舌根からヨダレを垂らす、見事な下品アヘ顔を披露していた。


「おお、老廃物が一気に出ましたね。相当お疲れ様の様子……これを機に、徹底的に〝叩いて〟しまいましょう」

「ま、まっで♥ やべ……」


 バチィンバチィン、バッッチィンッッッ♥


「ほぎょへぇえぇえぇえぇぇえぇえぇぇ〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥」


 下りてきた子宮を狙いすまして叩く。隠れて慢心した弱処に狙いを付けることは、本当に容易い。アルティナのアクメ声は、老廃物を十数回ほど出し切るまで止まることをしらなかった。

 その後も男はアルティナの下腹部を執拗にマッサージした。催眠の真相を知っていれば開発、と言い換えた方が分かりやすいか。

 指や手のひらだけでなく、電動マッサージ器で継続的な振動を与えてトロトロにする。


「ほお゛ぉぉおぉおぉぉんっ♥♥ おっ、ほおおぉぉぉぉぉぉっ♥♥♥ ひっっ、ひっ、はお゛♥♥ う゛お゛っ゛♥♥♥」

「もうイキそうですか? お客様の快感は当店の良質なマッサージに欠かせないもの。是非お声を聞かせてください」

「ほん゛ぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛♥♥♥♥ あくめっ、アグメイグッ♥♥♥♥ ポルチオぉ゛♥♥♥♥ イグゥ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ッ゛♥♥♥♥♥」


 美貌を少なからず支えていた静謐な声色など見る影もなく、札を抜いて柱を立てるイキ潮と共に汚声を響かせていた。腹肉は『ビクッ♥ ビクッ♥ ビクッ♥』と目に見えるほど跳ね上がり、爪先は『ぴぴーっん♥』と無様な絶頂ポーズを取り続けている。下りた子宮と引き換えに、絶頂から下りられないアルティナがマヌケなまでの宣言で男の鼓膜を甘美に震えさせる。そろそろいいだろうと、男はマッサージ器をアルティナの下腹部から離してやった。


「ほぉぉぉぉぉ……お゛っ゛っ゛♥♥♥♥」


 性感帯として完成された子宮快感の余韻は、もはや陰核すら上回る。電流ではない。雷に打たれたような快楽物質は、余韻だけでアルティナをイカせた。首の根を反って舌を突き出して絶頂する姿に、男は滾った逸物を躊躇うことなく取り出した。


「では本日最後の施術に移らせていただきます」


 あくまでマッサージ師の立場を演じる白々しい言葉は、果たして絶頂の余韻で絶頂するアルティナに聞こえているのか。

 反応があろうとなかろうと、男は彼女の身体に手を伸ばす。場所は下腹部ではなく、札が剥がれかけた女性器、でもない。

 初めに手を出さなかった菊花。マンコの汁でずぶ濡れになり、ヒクヒクといやらしく疼くアナルに男は手を伸ばす。

 滴った媚薬オイル混じりのマン汁をこれみよがしに塗りたくると、指を入れながら『ぐにゅっ♥』と咲いた花を変形させる。

 何十人目かのアナル処女。男のカリ首は慣れた様子で入口をさらに広げながら、竿を第二の媚肉に沈めていった。


 ずりゅ♥ ぬぷぷぷぷ、ずりゅうぅぅぅぅ♥


「ほ゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛う゛♥♥♥ ん゛っお゛ぉぉぉぉぉぉぉ……♥♥♥」


 挿入はスムーズに、反応はそれなりに終わる。それなり、と言ってもポルチオマッサージに比べればの話だが。

 アナルを重点的に解したわけではなく、媚薬オイルの浸透も十分とは言えない。アナルはまだ排泄でイケるほど育ってはいなかった。なら何故、男は子宮のマッサージを優先したのか。

 そこにアナルセックスの特徴が含まれているからだ。排便の解放感を擬似的に味わう以外に、肛門は秘部と隣り合わせの穴であることを忘れてはならない。

 ともすれば、その腸壁は下腹部より〝近い〟。


「――――ほぎょあ゛っ゛っ゛♥♥♥♥♥」


 まして、狭い入口をこじ開けて進む剛直であれば刺激が苛烈になるのは必然。


「ほぎょっ、お゛へぇ゛♥♥♥♥ う゛ッ、ほおぉぉぉぉぉぉぉぉぉんっ♥♥♥♥♥ おほぉぉおおぉぉぉおおぉぉぉぉっっ♥♥♥♥♥」


 しっかりと見つけた。下りてきた子宮と密接する腸壁を。アナル越しの性感帯へ男は竿を擦るように抽挿した。

 それはピストンというより、正しく〝穿り返す〟という表現が適している。アルティナの小ぶりな尻穴を無駄に広げることなく、子宮を亀頭で圧迫しカリ首で擦る。表ではなく裏。肛門の刺激だと慢心した子宮の裏をかいた快感にアルティナは悶絶し、素っ頓狂な嬌声で鼻水とヨダレを吹き散らかした。


「ほぎゃっ♥♥♥ あ゛っ♥♥ あ゛っ♥♥ あ゛ーーーーッッッ♥♥♥♥ イグッ♥♥♥♥ イグイグイグッ!♥♥♥♥ ケツ♥♥ ケツでイグッ!?♥♥♥♥ ちがっ、ぽるちお♥♥ まんこのしきゅーでイッでる゛のに゛♥ ケツ穴でイグッ!?♥♥♥♥ お゛っ♥♥♥♥ あだまごわれる♥♥ おがじぐなる゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛♥♥♥♥♥」


 普通のアナルセックス、ないしアナル自体の感度を高めた場合では味わえない。雷に打たれたと錯覚するほど力強い快楽絶頂を感じる子宮が、アナルを刺激されて気持ちよくなる。マンコの奥にあるものを、アナルの中から感じさせる。

 絶頂に浸って真っ白になった脳では何が正しいか分からなくなる。混乱した思考で考えたばかりに、白目を剥きかけたおかしな顔で訳の分からないことを叫び上げるアルティナ。


「イグ、いぐいぐいぐうぅぅぅぅぅ……♥♥♥♥ しきゅー、ケツ穴♥ ぽるちお、けつまんこっ♥♥ はげしっ、イグッッ!♥♥♥♥ アクメキメる、キメてますっ♥♥♥♥」


 静かに苛烈に子宮裏をアナルから責めることで、蕩けた少女の面をじっくりと干渉しながら悦に浸れる。文字通り馬鹿間抜けな顔をさらけ出した美少女が、馬鹿間抜けな声を上げ、馬鹿間抜けにアクメをキメる。

 無様としか言いようがない。魔女から目をかけられた一人をマッサージの虜にしてやった。無様な快楽で品性下劣によがり狂う淫乱変態女に仕上げた。

 その優越感が竿に快感をもたらしたのか、男の巨根は脈絡なく精液を吐き出した。ちょうど、アルティナの子宮を亀頭の先で叩いた瞬間だった。


 どぴゅぶびゅるっぶぴゅるるるぶぴゅびゅくびゅくぶびゅるるるるるるるるるるっ♥


「ほ゛お゛ぅ゛♥♥♥♥ あづっ、あづい゛♥♥♥ お゛ぉぉおおぉおぉぉぉ〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥ しきゅう♥♥♥ ザーメンで焼けるっ♥♥♥♥ お゛ほお゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ゛っ゛♥♥♥♥♥」







「ご利用ありがとうございました」


 男は店の出口までアルティナを送り届ける。少女は起伏の薄い表情ながら、白い肌は相変わらず感情の発露が分かりやすい。少々恥ずかしげに頬を染めたアルティナが言葉を返した。


「……すみませんでした。せっかくのマッサージで、眠ってしまうなんて」

「いえいえ。それだけ気持ちよくなっていただけたなら、施術師として大変な冥利ですよ」

「ですが……いえ、必ず次も受けに来ます」


 初めてのマッサージで意識を飛ばしたことが不覚なのか、それとも本気で気持ちいいものを意識があるまま受けてみたいと思っているのか。アルティナは店主にリピートの意思を伝えた。

 願ったり叶ったりだ。が、それは店主に限った話で、アルティナの願いは叶わない。


「その時は【会員証】を忘れずに持参し、お見せいただければいつでも歓迎いたします」


 会員証。アルティナはそれを確かめるため、希薄な表情に淫猥な微笑みを浮かべてシャツを捲り上げた。


「はい♥ これで、いいんですよね♥」


 下腹部に刻まれた歪なハート型の【淫紋】。外に出ればあらゆるモノを忘れさせ、けれど身体の熱をこれ以上なく引き上げる魔法の呪い。

 醜態を忘れても快楽は忘れない。クールな少女はその冷静さを表向きの仮面にして、変わらぬ使命を全うする。


「ええ――――またのご来店をお待ちしております」


 アルティナが意識を保つことはない。いつ如何なる時も男の前では、下品な声で啼く雌となることを決定づけられた――――また一人、店の常連(お気に入り)が誕生した。




Comments

No comments found for this post.