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いつもご支援ありがとうございます。本日はトールズ催眠学院のリブート……ってほど大層なものではないですが、あの雰囲気でアラミス版を書いてみました。

アンケートで男は黙って催眠!!的な結果が出たので書きましたが、やはりアニエス……金髪爆乳清楚ヒロインの無様下品はすべてを解決する!!

実際アニエスが今は一番好みだから仕方ないですね。ロゼおばあちゃんとミュゼやレンがそこに続いたりするので、何か思い浮かんだら新しいヒロイン共演エロとか書きたいっすね。あれ乗れるシチュ見つけないのカロリー消費で死ねますが。


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 少年がその力に目覚めたのは数年前のことだった。

 共和国がまだ発展する以前のこと。帝国の台頭、戦争の勃発、あまりにも早い終戦。単なる学生でしかなかった彼からすれば、遠い軌跡の話だった……そのはずが、全く同じ時期に果たした目覚めは遠い軌跡に関わるものであった。

 それが何なのかを少年は知らない。呪いの元凶が消失した時点で、彼の力も消えてしまうものだった。何かしらの理由でそうはならなかった。故に、誰も気づくことはなかった。気づかれなかった少年は、自由気ままに振る舞った。己を止める者はいない。諌める者はいない。ならば、この力は自由に使っていいものだと。

 目覚めから数年後、少年は共和国きっての名門校に入学した。自分に特殊な力があると知っていて、その学園の扉を叩いた。


「…………」


 今彼は、自分のクラスで最新型の通信端末《Xipha》を操作し、暇を潰していた。続々と集まり始めたクラスの人間には目もくれない。


 そこにある目を疑うような光景――――女子生徒が下半身の肉を大きく晒している姿に反応をピクリとも返さなかった。

 女子は格式高いブレザーをしっかりと着こなしながら、スカートを履かずにショーツをさらけ出していた。違いは、せいぜいタイツを着けているかどうかの差しかなく、クラス中の生徒全員がブレザーにショーツという倒錯的な絵を生み出していた。

 もちろん、クラスの男子生徒は無防備な女子生徒のヒップに夢中だ。中には年頃なのか、派手目のショーツを穿いている者もいるため、程よく肉が乗った女子高生の尻肉がまろび出て、青少年からすれば正しく絶景という他ないだろう。


(よく毎朝飽きもせず見てられるなー。別に手を出したっていいのに)


 だが、現実の光景に冷めた目を見せる少年は、倒錯的な格好をした女子生徒たちより、見抜きだけで耐えようとする同級生の男たちに呆れを含んだため息を吐いた。

 手を出しても構わない。一部の授業以外に〝設定〟は深く与えていないため、自制心が未熟な学生らしく卑猥な格好の女子相手に盛ってもいい。というか、絶対に手を出すと少年は考えていた。

 しかし流石は名門校の男子生徒というところか。それとも、先の生徒会長選挙の騒ぎで風紀が一新されたのか。意外なことに、所構わず女子を食い荒らす男子はいなかった。

 まあ、それはそれでいつ理性が崩れるかを観察するのも楽しいか、と少年はザイファを弄る指を再び動かし始めた。彼が座る真正面の席に、清楚な少女の香りを感じるまでは。


「おはようございます。――――くん」

「ん……おはよう、アニエスさん」


 金髪のロングヘアに碧眼。一目で彼女の容姿が端麗であることが窺い知れる組み合わせだ。その印象に偽りはなく、アニエス・クローデルは紛うことなき美少女だ。

 金髪碧眼の美しさを支える端正で精緻な顔立ち。彼女を美少女、引いては学内男子の憧れに足る存在に押し上げる完璧な容姿。どれをとっても、並の女子生徒では手も足も出ない。けれど、己が美しい事実を鼻にかけることのない温厚な性格。挨拶一つ取るだけでも彼女の丁寧な物腰、性質が深く伝わってくるようだった。

 学園カーストにおいてSランク以上のアニエスが席の真後ろにいる少年に挨拶をするのは必然であり、彼も親しげに言葉を返すことは当然であり――――――


「今日は水色なんだ。似合ってるね」

「はい♥ 学校の指定で、綺麗な下着を穿いてくることは決まってますから♥」


 そんなアニエスでさえショーツを丸出しにしているのだから、すべてが異様としか言いようがなかった。

 光景、対応。どちらも異常だった。アニエスが登校した途端、クラス中の男子の目が彼女へと向いた。女子たちへ節操なく向けられていた目が一斉にアニエスのデカケツへと注がれる姿はおかしいを超え、いっそ傑作だ。高級な質感の布がアニエスの尻肉をしっかりと包みながら、半分ほど露出させている。綺麗めの下着と言うが、俗に言う本気の下着と称していいほどに、アニエスのショーツは扇情的で刺激が強いものだ。無論、アニエスの豊満な身体付きがあればこそだが。

 上半身は胸のサイズが突出しているにせよ、品行方正を地で行く格好であるにも関わらず、下半身はスカートを脱いで尻臀と肉がありながら太っては見えない艶めかしい太ももまで晒している。格好だけ見ればスカートがないだけだというのに、これほどエロくなるのかという思いだ。


「ならブラも同じ色? まあわざわざ別の色を選んで着る人は稀か。ごめんね、変なこと聞いて」

「? 下着の色を聞くことは、変なことじゃないと思いますが……」

「そうだねぇ。少なくともここでは普通のことかな」


 そして、こんなにもはしたない格好をしているアニエスから羞恥は感じられない。厳密には、少女の艶かしい尻肉へ集中する視線への羞恥はあるのだろう。少女の白い頬が僅かながら紅潮している。が、それだけだ。

 アニエスは下着丸出しで投稿したこと自体に違和感を覚えていない。下着の色を褒められ、ブラと同じかと問われたことにも、何らおかしい反応はしなかった。強いて言えば、その反応自体が〝おかしい〟のだが、少年が黙認してしまえば学園内で疑問符を浮かべる人間は誰一人としていない。

 頬杖をついて笑う少年に小首を傾げるアニエスだったが、彼が――少女から見て――不思議な感性を持っているのは今に始まったことではない。話をするなら椅子に座ってからでも遅くないと視線を落とした。


「あ……」


 彼女の視線はそこで止まる。何故か背もたれが机の方へ向かった不合理な配置の椅子に違和感を持ったわけでも、まして奇妙な二本の棒が立った椅子そのものへ驚いたわけでもない。

 その表情から抜き取られた感情は、シンプルに〝しまった〟という失敗のそれだった。アニエスは椅子の配置は仕組みに違和感を持たず、座る方法を持ち合わせていなかった失策を悟ったのだ。


「あの、ごめんなさい。少し手伝ってもらえませんか? 実は、今朝のオナニーを忘れて、椅子に座れなくて……」


 アニエスの言葉にクラスの男子たちが色めき立った。オナニーなどというセンシティブな用語が飛び出したからではなく、校則から導き出される答えにザワついたのだろう。


「ふぅん、アニエスさんにしては珍しいミスだね。けどいいの?」

「うぅ……恥ずかしいですけど、ここで勝手にオナニーするわけには、いきませんから」


 少年は分かって問いかけている。赤面で恥ずかしがるアニエスの発言から読み取れるように、アラミス高校で許可のない女子生徒の自慰行為は御法度。自分を慰めて気持ちよくなる行為は、決められた規則の中でしなければならない。それを破った生徒は重いペナルティが課せられる。アニエスのように品行方正な少女だろうが、生徒会長だろうが、転校生だろうが規則と罰は一律公平なのだ。

 だが、穴が濡れていない状態では椅子に座ることができない。アニエスのように今朝のオナニーを忘れてしまった者への救済措置として、男子生徒の手を借りて穴を濡らしていいという規則が存在する。


「分かったよ。じゃあ、教卓の前に立とう」

「はい、お手柔らかにお願いします……」


 当然、アラミス高等学校に所属する女子生徒の義務であり責務である朝の自慰行為を忘れることは十分に罰に値する。男子生徒へ迷惑をかける行為も言語道断であり、この救済措置にはそれなりのペナルティが発生する。無断オナニーほどではないが、男子生徒が盛り上がりアニエスが恥ずかしがる物が用意されていた。

 おずおずと教卓の手前に立ったアニエスは、一度身体を畳んでその校則とペナルティに従った。


「私、アニエス・クローデルは……朝のオナニーを忘れ、おまんことケツ穴を濡らし損ねるというアラミス学園の生徒として有るまじき行いをしてしまいました……あまつさえ、雄様のお手を煩わせてしまうことをここに謝罪します♥」


 まずは謝罪から。アラミス生徒の風上にも置けない自慰行為の忘却、及び手伝いに男子を呼びつける失礼な行いへの土下座謝罪。誰に対しての謝罪かと言えば、決められた生き方をできなかったことへなのかもしれない。


(なんで土下座だったんだっけ……どっちかって言うと帝国方面の文化だったよなぁ。ま、派手な方が良かっただけか)


 アニエスのケツ振り土下座を眺めながら、少年はなぜその〝設定〟を加えたかを思い起こしていた。しかし、自分のことだからどうせその時の気分だろうと切って捨てた。

 逆に男子生徒はアニエスの土下座に盛り上がる姿を見せていた。真面目なアニエスのミスは滅多になく、彼らからすれば彼女がショーツからはみ出たケツ肉を掲げて揺らしているだけで一生のオカズになるのだろう。

 同級生が沸き立つのは嫌いではない。むしろ年相応な嗜好の共有がハッキリと出来て、少年からしても好きな部類である。中には未だ慣れずに思わず前屈みになる者もおり、良いからかいの対象だった。

 その熱を無くしては興醒めだと、アニエスの背後に回って彼女が立ち上がるのを待った。


「それでは、始めます♥ ――――くんの手を借りて、アニエスのアクメショーを見守ってくださいっ♥」


 恥ずかしがりながらも何とか言い切ったアニエス。彼女が羞恥を感じる〝設定〟を久しぶりに引き出した少年は、満たされるものを感じながらアニエスのショーツに手をかけて下ろしていく。

 今頃は真正面からアニエスの陰毛が見えている頃、秘部が完全に露になっている頃、などと男子の反応から想像しながら足先に着くまで引き下ろし、足から完全に抜き切る。

 ここからは相手役になった少年の出番だ。でなければ、女子から手伝いを頼む意味がない。彼はアニエスのショーツを持ちながら、ポケットに常備していた紐を取り出した。


「ぶぐぅ♥」


 三方向から【鼻フック】を取り付ける。大きく二股に割れた部分を鼻上に、その他を左右の端に。

 鼻孔を三方向から引っ張る力は強力だった。拡張のパワーがというわけではなく、アニエスの顔面を崩壊させるパワーが凄まじかった。

 あれほど言葉を並び立ててようやく表現できたアニエスの美貌が、おかしな道具を取り付けただけで歪んでしまう。顔を構成するすべてのパーツが美しいからこそ、一箇所が歪むだけで一気に崩れてしまう。

 鼻を潰して皺を作り、穴を拡げて水を垂らし、上が崩れたことで下にある口が半開きのマヌケ面を晒す。カースト最上位にあるアニエスの美少女ランクが加速度的に堕ちるブサイク面だ。少年はそこからさらに追い討ちをかけるように布を被せた。


「んん……っ♥」


 アニエスの吐息がくぐもった。普通なら艶やかなだけなものが、水色の布を通すことで無様に聞こえる。

 少年が手に持っていた布は一枚しかない。そう、アニエスのショーツだ。彼女の豚鼻顔面に下着を被せた。クロッチ部分がアニエスの髪から口元にかけてを覆い、先ほど足を通り抜けた部分から目と頬が出ている。


「は、反省の証、その一♥ 今日一日、私はこのド変態ブサイクおパンツウーマンとして過ごすことを誓います♥」


 【鼻フック】と【パンツ被り】という二種の恥無様を装着したアニエスは、スクールカースト上位の美少女から転がり落ち、変態少女と呼ぶに足る装束となった。


「続けて、反省の証、その二♥ 姿勢を正します♥ しっかりと矯正された股開きをご覧ください♥」


 それだけでは足りていないとばかりに、アニエスは腰を落としながら両足をグググッと真横に開く。日々の成果が出ているのか、アニエスは爪先立ちまで成功させた。

 踵同士を向かい合わせて膝を外に突き出す【ガニ股ポージング】を整えたアニエスは、最後に両手を腹の上にお辞儀をするように重ね合わせた。

 変態的な顔面。品行方正な上半身。エロいどころか下品な下半身。マヌケ、清楚、下品。凹凸や減り張りという言葉では足りず、ギャップが行き過ぎているとしか言いようがない。

 美少女の鼻フック変態パンツ被りガニ股ポージング。嗜虐に嗜虐を重ね、過剰なまでに虐め抜いた罰則だった。しかし、アニエスの元が良いのが効いているのか、男子が盛り下がる気配はない。


「反省の証、その三。この姿勢を最後まで崩さずにマンコとケツ穴でアクメします♥ よ、よろしくお願いします♥」

「うん、任せて」


 美少女の変態芸で開かれた股座付近に視点が来るように少年がしゃがみ、手を伸ばした。眼前には『ムチムチムチィ♥』と音を立てそうなほどに輝くアニエスの生尻がある。少年にとって見慣れた女の尻であるはずが、アニエスのという付加価値が付くと途端に顔を埋めたくなる衝動に駆られるのだから、男の性は本当にどうしようもない。

 アニエスの膣穴に指を挿入れた少年は、深めに切り揃えられた陰毛を掻き分けてクリトリスを愛撫しながら壁を擦る。


「ンッ、あんっ♥♥ ふーっ、ふーっ……あぁっ♥」


 アニエスが声を上げ始めるまで十数秒と使わなかった。それもそのはずで、アラミス女子生徒は朝昼晩のオナニーと様々な校則、授業によって膣内が著しく発達している。男の指を咥えようものなら、膣壁からトロトロと愛液が染み出して床に糸を垂し、いやらしく淫乱なマンコであることを証明してしまう。


「あぁっ♥♥ す、すごいです♥ 私の雑魚マンコ、掻き回されて……ん゛っ♥ クリ押されると、感じます♥ すごく、すごい……か、感じて、す、すぐイキそ、おぉぉっ♥♥♥」


 オナニー実況の成果も出ているらしい。聡明で理知的なアニエスが語彙力を著しく下げ、マンコで物を考えるド変態を演じている。腰がカクカクヘコヘコと揺れ、顔面は恐らく拡張された鼻孔から鼻水を垂らし、艶めかしいショーツにその豚鼻をくっきりと浮かべている頃だと少年は予想した。当然、アニエスのガニ股から覗く男子生徒の反応も見て、だ。

 愛撫でイッてしまわないよう彼の方からも調整しながら、溢れ出た愛液をクリトリスを弄っていた指に塗りたくり、尻肉へと持っていく。ムチ肉をズラしてやると、皺に囲まれた中心の穴が露になった。今度は軽く慣らしてやりながら、キュッと窪んだ不浄の穴に指を差し込んだ。


 ぬぷっ……ぬぷぬぷぬぷぅぅぅ♥


「ふおあっ……おぉぉぉ、おっほ♥♥ お、お尻キました♥ 挿入れることの方が多くなったケツ穴♥ ケツマンコ♥ ひっ、うっひ♥♥ 直腸ぉぉ、カリカリされてぇ♥♥ そこッ♥ 裏側♥ 子宮裏側近い♥♥ んふぅ〜♥ そ、そこぉぉぉ〜〜〜〜♥♥♥」


 姿が下品で無様であればあるほど、快楽に知能指数が低くなればなるほど。そこに生まれたギャップによる多幸感は優れている。


(これこれ。色々飽き飽きしてたけど、これはいつでも楽しいから良いよね)


 単に言わせるだけではすぐに飽きが来る。アニエスのように普段は誰からも好かれる品行方正の少女だからこそ、今のような倒錯的な格好は映えるわけだ。

 芸術を論じるように少年は辿り着いた〝設定〟の悦に浸った。しかし、こればかりに頼ってまた飽きが来たら大変だ、と別の設定も何がいいかなと模索する。


「お、お゛♥♥ イク……イクイクイク、イグイグイグイグイグ……ッ♥♥♥」


 そうこう思案をしながらマンコとアナルを弄んでいると、アニエスが呟くような声音で〝宣言〟を始めた。いつイッてもいいように、彼女は事前準備を怠らない。

 腹の底から出た品に欠けた濁声を発し、碧眼を被った下着に寄せていく。腰の動きが激しくなり、絶頂のラインを超えそうなところで、少年は一気にトドメを刺した。

 膣は浅い弱処を。直腸は深めに差し込み子宮の裏側を。絶頂の波が頂点に達する直前で突き上げる。


「ん゛お゛ぉッッ!?♥♥♥♥」


 事前準備を根底から破壊する弱処への二重愛撫にアニエスが顔を反らし、吠えた。溢れた快楽に脳髄を焼かれ、白目を剥いてさえいたかもしれない。

 少年が二穴から指を引きずり出して退けると、爪先立ちで粘っていたアニエスが遂に限界を迎え、背中から床に伏してしまった。つまり、男子たちの前で股をおっぴろげ突き出しながらイク姿を見せつけた。


「イグッ!!♥♥♥♥ イグ♥ イグ♥ イグ♥ イグ♥ イグイグイグーーーーーーーーッ!!♥♥♥♥」


 プシャァァァァァァァァァァァァァッ!♥


 同じ階どころか上級生の階まで抜けそうなアクメ声と、それに負けない潮吹きの勢い。変態パンツウーマンスタイルでアヘ顔を剥きながら、ガニ股の先を『ピピーッン♥』と伸ばしてアクメ潮をぶちまける。

 女子生徒は何も思わない。実に模範的な性的絶頂に、自分も見習わなければと思っている。

 男子生徒の反応は明快だった。アニエスのドスケベなアクメ姿に我慢ならず、近場の女子にザーメンを振りかけている。この学園の雰囲気を掴んでいる良い傾向が見て取れた。

 少年は、アニエスの恥じらいも何もないガチイキ姿に興奮しながら、反省の証を冠水できなかった彼女に新しい罰が必要だと思案した。


「へっこへっこ♥ ふりふり♥ ふ〜りふり〜♥ ケツ振り反省ダンスでーす♥ 反省の証を立てられなかった私のケツに刻まれた文字♥ 私に相応しいスケベ落書き♥ ケツ穴とマンコを跨いで書かれた反省一筆をご覧くだマンコ〜♥」


 なので、アニエスのデカケツに大きく『変態』と書き記した。格好だけでなく、絶頂に呑まれて反省の証を立てきれなかった変態少女のために、プリプリでムッチリとした尻肉に巨大な落書きをしたため、改めて猛省のダンスを踊ってもらう。

 鼻フックパンツ姿の少女に相応しい自己紹介ケツ振りダンスをやり切り、ようやく自慰行為を忘れてきたアニエスへの罰は終わった。

 余裕があった始業までの時間は近くまで迫っている。優等生の反省会を見守った生徒たちは、それぞれ席に着き始めた。


「んあぁぁっ♥♥」

「おっ、おぉぉんっ♥」

「んふぅぅぅ〜♥」


 と、程なくして、さっきのアニエスに劣らぬ喘ぎ声が溢れ始めた。もちろん男子生徒は即座に真っ当な席に着いたため、すべて女子生徒のものだ。


「み、見苦しいものを見せて、すみません♥」

「全然見苦しくなんかなって。先生はまだ来ないし、ゆっくりやりなよ」


 アニエスが股を濡らさねばならなかった理由がここにある。少年の席の前で、アニエスが落書き付きのデカケツを突き出している。淫臭が立ち上る淫猥な尻肉を中腰で止め、後部座席に見せねばならない理由もある。

 女子生徒の分だけ何故か前後が逆で、座面に珍妙な二本の棒が立った透明な椅子。そこに座るためには、濡れた膣口と尻穴をしっかりと添え、力を込めて腰を下げきらなければいけない。

 先ほどイッたばかりのアニエスでは踏ん切りが付かないのだろう。彼女は二穴に先端を添えたあと、両足を震わせながら止まってしまった。


「手伝おうか?」

「あ……お願いしま、すぅぅぅぅぅぅぅっ!!?♥♥♥♥」


 長くなる前に、アニエスのデカケツを鷲掴みにして引きずり下ろした。身体の方は準備万端だったのか、椅子の棒を呆気ないくらい簡単に呑み込んだ。


「お゛っ、おぉ……ぉぉっ……♥」


 叫びを上げたアニエスがイキ潮を噴射し、机に蹲ってケツ肉をビクビクと痙攣させているが、その程度は学園生活の中では些細なことだ。礼を言われることでもないと少年は席に座り直す。

 きっちりと席に座った男子生徒と、背もたれが前に来る都合上、ガニ股気味になって股間をさらけ出して座る女子生徒。

 男子生徒の前には、連なる棒を呑み込んだ尻肉が丸々映っている。背を向けば、背もたれの隙間から太ましいモノを呑み込んだ秘部が汁を垂らしている光景が見られる。

 どんなエロ動画より魅力に溢れた垂涎物の光景を前後にして、授業が始まる。少年は教師には特に設定を加えていない。魅力的な者がいればしたが、今のところは見当たらなかったからだ。

 並の容姿なら履いて捨てるほどいる。アニエスや生徒会長のように遊んで楽しい講師が来ればいいのだが、と適当な設定を加えた男性講師の真面目な授業を受けながら考えていた少年の前で。


「う゛お゛っ!?♥ お……ほォ゛……♥♥」


 アニエスの汚い嬌声が漏れ出た。最初に比べ、こちらも授業の成果が出ている。

 股を広げて椅子に座ったアニエスの尻穴が、異様な蠢きを見せていた。どうやら尻穴の仕掛けが先に作動したようだ。


「ん゛ン゛、お゛っ♥♥ うぅぅぅ〜〜〜〜♥ ふ、ふぅ、ふぅ……ほぉっ♥ ふっ、ふっ、んぐっ、おッほ♥♥ い、ぐぅぅぅ〜〜♥♥♥♥」


 二穴に挿入された椅子の玩具の仕掛けには幾つか種類がある。アニエスが身悶えを耐えて感じているのは、確か擬似排泄感覚だったはず。なら、アニエスは今こんな声で排泄するのかと少年はニコニコと笑いながら愉しんでいた。



 催眠による常識の改竄。少年が目覚めた力は、世界の在り方を根本から創り変える神の如き権能だったのだ。

 少年は喜んでその力を振るった。が、しばらく経つと悦びはなくなった。大きなことをして、飽きてしまったのだ。たとえば街中の人間を集めてセックス。たとえば美女を集めて奉仕をさせる。すぐに飽きた。どこまでも従順な環境は面白味に欠けた。

 このアラミスに入学した時も、全校生徒で乱交集会を開いた。見事な光景だったが、同時に何度も同じことをしては飽きるだけだと彼は悟った。

 だから作った。箱庭の中で長く愉しめる〝設定〟を。正気と混沌を両立するギャップの情欲。歓喜を一番共に分かち合える同級生。敢えて制限をかける校則。アニエスのように特別目をかける存在。


 飽きない創作の工夫。アラミス高等学校という閉じた箱庭の中で、少年は試行錯誤を繰り返していた。女を味わうだけでは飽きる。刺激に満ちたモノが欲しい。何でもできるからこそ、普通では叶わない光景が欲しい。


 学園の少女たちは今日も正しくあり、歪に狂う。少年とその同級生を愉しませる――――その中に取り込まれた軌跡の少女(ヒロイン)は、少しだけ目立つ美しい少女(モブ)でしかないのかもしれない。


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アナルゼリー抜きでここまでお下品に振れるのも珍しいというか……気が向いたら続きというか、レンを入れて黒幕と対決()的なマヌケ催眠シチュでまた書くかもです。