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いつもご支援ありがとうございます。今月は前に比べればスローペースですが更新は最後までする予定です。スローペース言うても十分だとは思っていたい。

そんなこんなで雰囲気被りとかうるせーしらねー書きたいもの書くー書いたー!!な一作。そのうちやってみたかった連邦矯正局のネタです。ワカモも書きたかったけど二人で終わっちゃった。

続きを書くかは未定です。今月は残り上位プランを更新して終わりかな?多分ナンジャモ……書けると、思う。その日によって変わるから違ったらごめんなさい。


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 連邦矯正局。それは、ヴァルキューレが管理する拘束施設であり、予算の関係から肝心の問題児を容易く逃がしてしまうことで存在を疑問詞されていた場所である。

 近年、その矯正局は変革を迎えた。キヴォトス外から移民を果たしたとある人間たちが生徒たちの治安を槍玉に上げ、主導したことで連邦矯正局は全く違う形で生まれ変わった。

 初めに革命を起こした人間は消え、新たな人間が引き継ぎ、また消える。それを幾度となく繰り返した結果、今代の矯正局は規模、質、人員、それら全てがかつての連邦矯正局とかけ離れたものとなったのだ。

 曰く脱出不能の監獄。曰く地獄と呼ぶのも生ぬるい。矯正が必要と判断された生徒に対し、一切合切の容赦を切り捨てた徹底的な調教施設とでも呼ぼうか。

 無論、その過激なやり方が問題視されていないわけではない。外に漏れ出る矯正の噂は非人道的。昨今では、経営者の主観で矯正局入りを決めていると言われるほど生徒の拘束に余念がなく、矯正より収監が目的なのではないかと巷で囁かれるまでに人間の私怨が肥大化していた――――あるいは、生徒たちの容姿に対する欲望の目と言うべきか。

 しかしながら、停学の必要がない生徒さえ矯正局の更生を受けることで、その生活態度は素晴らしいものへと変化し、本当の意味での改心が訪れていた。この新生矯正局は結果を残している。キヴォトスに確固たる平和をもたらしていた。ただし、本来なら関わりのないキヴォトスの外から訪れた人間たちが求める平和ではあるが。


 どのような形であれ、矯正局は平和という結果を残す。その一点でのみ、生徒にとっての絶望が存在を許されているのだ。




 男は矯正局で働く人間の一人だ。投獄された生徒の監視役は、例外無く人間が担当する決まりになっている。

 監視役は彼のように選ばれるか、または金を積んで名乗りを上げるかで決められる。危険な生徒を拘束し、監視する役に金を払ってまで志願するのは傍目から見ればおかしな話だが、このシステムは広大になった矯正局内が溢れ返るほどの人手をもたらし、同時に潤沢な運営資金を生み出すまでに至っていた。

 金を払って看守を担当する。一見矛盾した管理システムは、絶対的な〝メリット〟があるから成り立っている。金を払ってまで看守になる利点を魅力に感じる人間があまりに多いからこそ、人員にも資金にも困ることはない。

 そして――――拘束される生徒が尽きることなく現れる限り、この循環は引き継がれる。


「囚人番号・465。仕事だ」


 看守の男は牢屋の鍵を開け、中で拘束された矯正生徒に無機質な声をかけた。

 彼は金を払って楽しみに来る顧客めいた看守ではなく、適性を買われて雇われた本物の看守だ。故に彼は仕事に私情を挟まず、しっかりとするべきことを果たす。金を払って看守になった人間は、生徒に目が眩んで大筋の目的から逸れてしまうことが多い。多少なら上層部も目を瞑るが、遊びが行き過ぎた希望看守が強制排除させられる案件は決して少なくはない。潤沢な人員と資金の一端は、そういった暴走者の入れ替わりで成り立ってもいた。

 つまるところ、彼はそのような過激な嗜好者たちと無縁の立場にある。少なくない欲望を抱えながら、自制が効くということ。


「……ん゛んッ!」


 くぐもり声を上げたあられもない拘束状態の生徒を前にして、仕事を優先できる有能な人間という意味だ。

 身体のラインがくっきり浮かぶ黒い光沢感を持つラバースーツを着せられ、その上から革ベルトを巻き付けられて直立拘束された少女。顔面にはベルトと同じ革製のアイマスクに蓋のようになった開口マスク、さらに呼吸用の三点鼻フックと、厳重で無様な拘束が為されていた。

 身体の大部分を封じられ、真っ当に活動が可能な領域は鼓膜のみ。指を動かすことさえ一苦労で、呼吸用に拡張された鼻孔はヒクヒクと痙攣しながら開口マスクの蓋に鼻水を垂らす下品さ。徹頭徹尾の拘束が為された顔面の上には、歪められた少女の在り方を示す唯一無二の薄青いヘイローが力無く浮かんでいた。


【囚人番号465・砂狼シロコ/拘束レベル・SS/収監経過日数・14日/矯正度・中】


 顔の原型すら怪しくなるほどの拘束をされた少女のことを看守は知り尽くしていた。少女……シロコを担当することになって早二週間。彼女の数値は頭の中に刻み込まれていた。年齢、身長、体重、スリーサイズ。果ては肛門の細かな数値と皺の数さえも。

 矯正局入りした時点で、生徒たちの人権は一度剥奪される。彼女たちの人権が返却されるのは、真の意味で更生した時のみなのだ。その時には、神秘の塊であるヘイローさえも変わり果てた色をしているのかもしれないが。


「今日の飼い主と会うのは11日ぶりだな。存分に可愛がってもらうといい」

「ん゛っ! ん゛ぶっ、ふーっ、ふーっ!!」


 語られた言葉にシロコが首を振る。そのささやかな懇願ですら諌められ、髪を僅かに靡かせる程度にしかならなかった。


「嫌か? ま、そうだろうな。俺も身体の一部を他人に〝貸し出す〟なんて、恐ろしくて叶わんよ。だがな、それを素直に示せるようになっただけおまえの進歩だ」


 拘束当初のシロコであれば、ここで情けなく懇願したりしなかった。彼女は強かで豪胆な一面があり、看守に媚びへつらう少女ではない。矯正調教を受けると知っても、虎視眈々と脱獄の隙を伺えるタイプだった。

 そのためのSSランクの拘束調教。たとえ元が如何に強固な意志を持つ問題児だとしても、それを矯正し無害にするのが施設の役目だ。

 少しずつ素直になってきたシロコへ男は今日の〝仕事〟を与える。真っ当な監獄で例えるなら奉仕作業。だが、今日の奉仕はシロコが動く必要は全くないものだ。

 看守の男は腰から道具を取り出した。ナイフと似た形状だが、先端が丸まって何かを切れるとは思えない。それをベルトの隙間を縫ってラバースーツの股間部に接触させ、数秒ほどかけて秘部から鼠径部辺りをくり抜くように動かすと――――不意にラバースーツの生地が消失した。


 むわぁぁぁぁ……♥♥


「〜〜〜〜〜〜〜〜♥」


 突如として敏感な性器が外気に接触したことでシロコが腰をビクビクと痙攣させ、汗で蒸れた毛むくじゃらの秘部から凄まじい淫臭と激しい愛液を吹き散らした。

 男が行使したのは、指定したラバースーツの生地を一時的に消失させる小道具だ。もちろん全てを脱がすことはできないが、身体の一部分を引っ張り出す上でこれ以上なく便利なものである。

 シロコの秘部が外気に触れたのは実に2日ぶりだ。看守の手で定期的に全身の洗浄が為される直前ということもあって、ラバースーツ内での蒸れ方が最高潮に達している。剃毛を許されずもっさりと生い茂った白銀のマン毛が汗と愛液を淡々と吸い上げていたことで、外気に触れた途端に『むわぁ♥』といやらしく鼻につく蒸気を発したというわけだ。

 普通の人間なら顔を逸らしてしまう強烈な淫臭だ。だが、看守の男は慣れた様子で獣のような毛を掻き分け、目的のモノに指をかけた。その正体は充血した陰核、クリトリスと呼ばれるもっとも敏感な性感帯だ。


 バチンッ♥


「う゛ぶふぅ!♥♥」


 肥大化した陰核にリングが嵌められると、それが微細な電気を発してシロコの小豆を〝消失〟させた。

 超小型の転移装置だ。これによって、シロコのクリトリスはとある人間の家に転送された。そしてリングの装着と時を同じくして、切り取られたラバースーツの生地が再生し、再びシロコを完全拘束状態へと誘う。これにより、シロコの身体は陰核がどこかへ消えてしまったこと以外は元通りとなった。


「奉仕勤務は3時間だ。マンコが1時間、アナルが4時間の貸出予定。終わったら洗浄の時間だ。それを楽しみに頑張ることだな」


 シロコは何もする必要はない。彼女が立っているだけで、否、立たされているだけで奉仕勤務は終わる。

 なんて簡単で、なんておぞましい調教だろうか。鼻息を荒くして恩赦を訴えるシロコに一抹の同情を抱きながら、男は次の仕事のために牢屋から出ていってしまう。


「ぶっ、ぶーっ♥ ふっ、ふっ、ふーっ♥ ふぐ……っ♥」


 薄暗い牢屋に残されたいたいけな少女が一人、拡張された鼻穴を晒しながら苦しげに息を吸う。その声には隠しきれない官能と、確かな恐怖が滲んでいた。

 少女が矯正局に囚われたのは二週間前。その二週間で彼女は変わった。脱獄を企てる反抗心は削り取られ、今や矯正刑期が一刻も早く終わることを願うばかりだ。

 しかし悲しいかな。シロコが〝完全に〟屈服矯正を果たさない限り、彼女の考える刑期は無限である。

 シロコは心が折れたわけではない。すり減っているだけだ。故に、彼女が恐れる奉仕作業という名の調教が今日も幕を開けた。


「……ん゛ぶぅーッ♥♥」


 突然シロコが息を吐いた。鼻穴からしか吸い込めない貴重な空気を浪費し、首の根を反らして快感の吐息を発する。

 端的に言えば、シロコはクリトリスに息を吹きかけられた。顔も知らない女の吐息が、少女の敏感な部位をこそばゆく刺激したのだ。


「ん゛っ♥ ンンッ♥♥ んぶ……おぐっ……う゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ……♥♥♥」


 次いで撫でられる。滑らかな指でシコシコ、ゴシゴシと。過敏なクリトリスはそれだけでイッてしまいそうな刺激を喰らった。当然、快楽の波は身動ぎすら困難なシロコに降りかかり、少女の残り少ない思考を漂白していく。


「ふぶっ!?♥♥ んんんん……ん゛ふぅーっ!♥♥♥ ん、ん、んっ、んっ♥ んっ♥ んっ♥」


 シロコの呼吸が加速する。連続的な呼吸は苦しさが増すだけだと分かっているのに、快楽が彼女の肺に苛烈さを強要していた。水を噴き出す鼻呼吸がより一層激しく、無様になる。

 今はクリトリスを口で責め立てられている。舌根で突き、裏側でゾリゾリと擦られてから潰され、しまいには愛おしげに吸い上げられるのだろう。


 矯正局に拘束された生徒には従順な奉仕義務が存在する。反抗的な彼女たちを安全かつ従順に調教する手段が、この転移装置を活用した外部への貸出だ。

 膨大な資金を払ってでも生徒たちに手を出したい人間が看守に名乗りを上げると言ったが、手を出す手段はもう一つある。看守と違って1日に満たない時間ではあるが、収監された生徒の身体の一部をこうして〝借りる〟ことができるのだ。しかも、生徒の矯正が完了するまで何度でも購入が可能なシステムだ。

 顔を見ることはできず、身体の一部で反応を楽しむだけに留まる。ともすれば欲求が溜まりそうなものだが、その分はリピートに繋がっていた。

 シロコに関しても、この二週間で代わる代わるに全身が貸し出されていた。実際、彼女のクリトリスは今、資産家の女の眼下で箱から飛び出した状態で蠢いている。時間内であれば、致命的な外傷以外は何をしても構わない。

 顔が見えずとも魅力的だろう。誰のモノを弄んでいるかさえ分かれば、人間の想像力は萎えるどころかむしろ興奮を掻き立てるスパイスになる。

 シロコのマンコは若い青年が金を叩いて購入した。アナルは変態趣味の老人が。乳首は陰核と同じく女が。腋の下、足の裏、太股、臀部――――ありとあらゆる場所が性癖狂いたちに貸し出されていた。


「ん゛んぶぅ゛ぅーーーーーッ!!♥♥♥」


 今日のように単体を責め立てられること以外にも、様々な場所を同時に調教されることも珍しくはない。その場合、今でさえ頭が狂いそうな快感が不規則なタイミングで迫り来る地獄が待っている。責める時も休む時も、何人といる買主の気分で決まってしまう。

 それに比べれば大したことがない、とはシロコの叫びを見れば軽々しく言えるものではない。見えない他人に恥ずかしい場所をさらけ出し、好みの形に整えられる。


「んっ、ンッ、ン゛んーーーーッ!♥♥♥♥」


 絶頂さえ思うがまま扱われる。陰核を激しく吸われたシロコが、快感に耐えかねて達してしまった。ベルトに縛られた腰が『カクカクカクっ♥』と前後不規則に揺れ、まるで肉棒を奉仕される雄のように情けなく振り乱される。

 けれどシロコは雄ではなく雌だ。そして、奉仕される者ではなく奉仕者だ。


「……ん゛ッぶ♥♥ ん゛っん゛ぅっ、ん゛んぅぅぅぅぅふっ!!♥♥♥」


 絶頂したという証拠がクリトリスに現れるわけではない。敏感な陰核は絶頂の是非に関わらず、常に弾むような動きを伴っている。

 シロコがイッたかどうかを買主が知る術はなく、それ故にシロコがイッたからといって止めることはない。もっとも、知る術があったとしても止めたかどうかは怪しいものだが。


「っ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥」


 部分転移から数分。残り時間2時間56分32秒。奉仕者はただ、どことも知れぬ場所に飛んだ陰核の刺激に発狂することしか許されない。絶頂の失神と覚醒に少女のヘイローが消えて生まれてを行き来する中、シロコは言葉にならない声を上げて絶頂する。


 それが気力を残すための抵抗だったのか、振り絞る気力すらなくなったがための行動だったのか。それは彼女にしか分からないことだ――――今は、だが。



 シロコの奉仕作業準備を終えた看守の男は、理由もなく牢屋から立ち去ったわけではなかった。空いた時間で、上から通達があった別の仕事をこなすための移動だ。

 彼のように外部から志望したのではなく、内部から選ばれた真面目な人間は、私情を挟みすぎる客人看守には任せられない仕事が多く回される。

 今日彼に回ってきたのは、つい昨日拘束されたばかりの新しい囚人の調整作業だ。前述したように、嗜好という趣味を優先しがちな客人看守では勢い余って〝壊して〟しまうことも有り得る。いくらヘイローという神秘を持つ生徒と言えど精神が崩壊する危険は拭えず、矯正以前に破壊してしまう事例も無くはない。

 あくまで壊さず、けれど完膚なきまでに矯正する。収監当初の調整作業は、基本中の基本を支える〝基礎作り〟である。


「うおっ……」


 そんな真面目な看守であっても、今回の生徒を見て圧巻の吐息を零してしまったようだ。

 拘束開発用の個室に入った途端、彼の目には巨大な果実が幾つも飛び込んできた。簡潔に、爆乳と巨尻だ。

 後ろ手に縛られ、ガニ股で両足の裏を合わせる擬似的な胡座縛りで宙吊りにされた長髪の美少女。その四肢は言わずもがな、宙へ平らに吊られてうつ伏せの形であるため、地面に垂れた乳房の驚異的な胸位は否が応にも目を引く。恐らく、成人男性の手のひらでも掴み切れないであろう。

 圧倒的なデカチチとムッチリとしたデカケツ。彼でなければ、一目散に肉棒を取り出して拘束した彼女の身体で発散していたに違いない。


「十六夜ノノミ。彼女の関係者か」


 しかし、看守の男は一度圧倒された女体美に惑わされることなく、彼女のパーソナルデータに目を通した。

 廃校寸前のアビドス高等学校所属。即ち、砂狼シロコと同じ出身。どうやらシロコの拘束に意義を申し立て、面会を試みたことで矯正の必要ありと拘束されてしまったようだ。


「まあ、目的は十中八九〝これ〟だろうがな」


 ピンッ♥


「ひぐっ♥♥」


 長乳のようになった爆乳の先端を指で弾くと、ノノミがよがり声を上げて背中を反った。瞬間、暴れるおっぱいの破壊力は人の心を狂わせるだけの魅力を持っていた。

 彼女が如何なる理由で拘束されたかが窺い知れる。しかし、その汚れた理由を正す義務は男にはない。収監の理由がどれだけ欲望に塗れたものであろうと、最終的に結果が正義となる。ここを出る際、十六夜ノノミが〝更生した〟という事実があれば、拘束の理由など問題にならず、なったところでそれは男に関わりのあることではなかった。


「始めるか」


 彼は日々与えられた業務をこなす。矯正局が今の形に留まっている間、それが彼の日常なのだ。

 ノノミのパーソナルデータ、及び必要となる処置を把握した男は、彼女の正面に回って顔を拝見する。


「ぁ……う、あ……っ♥」

「表情筋の弛緩現象を確認。媚薬に順応するまで、会話は困難」


 頬は緩み、鼻の下は伸び、口はだらしなく開いて目は虚空を見上げている。全身に浸透した媚薬の副反応による現象を認識し、確認のために言葉にする。

 矯正局の監獄に拘束される生徒は、その初日を一部の例外を除き【媚薬の湯】で過ごして終える。全身に循環した強力な媚薬は精神の均衡を崩し、馴染むまで抵抗どころか会話すら困難になる。ノノミも例外ではなかったようで、媚薬に付け込まれた身体は断続的な痙攣を繰り返すだけに留まっていた。


 媚薬が浸透し、全身が過敏になりながらも行動や会話が行えるようになるまでの1日。その1日で生徒に応じた処置を済ませる。

 シロコの場合は厳重な拘束だったが、身体の魅力を見出されたノノミは違った。道具が用意されていたテーブルの上から注射器を持ち出した男が、ノノミの乳房へそれを無造作に刺した。

 ノノミが「ひぎゅっ♥」と扇情的な喘ぎ声を漏らすが、構わず両方の乳房へと薬品を投与する。そうして処置を終えた乳房へおもむろに手を伸ばし、鷲掴み。


「ンンッア♥♥」


 重力に引かれた巨大な果実を支え、持ち上げ、こねくり回す。

 力に任せて重ね合わせたかと思えば、全体に何かを馴染ませるように優しく揉みしだく。ノノミは違う動きをされる度に声を上げるが、媚薬で身体同様に浮き上がった思考では、それ以上の反応を命じることはできないようだ。


「あっあっあ……アァッ!♥♥」


 それでも、声の質で変化は感じ取れた。

 変化は声だけに留まらない。胸を揉みしだかれる反応が鋭さを増し、同時に男の手のひらが発する音が僅かながら変わっていた。当初は暴力的な重量の乳肌が『むにゅっ♥』と柔らかい感触を返していたのだが、乳肌は次第に『ムギュゥ♥』と硬い反応を返すようになる。

 だとしても十分に柔らかいが、乳房全体が硬くなっただけでなく、腫れたように膨れ始めたことで変化の予兆は目にも映り始めた。見ているだけで張り裂けそうな重みを加えた爆乳――――揉みしだくことを止めた男は、両乳の乳輪を指で挟む。


「ほほぅっ♥♥」


 ノノミが声を上げる間に、乳輪を押し込む。張り裂けそうな乳房はおのずと圧迫され、胸自体がビチビチと脈動しそうなほど膨れた。

 男はそれを、牛の乳を搾り取るかのように下方へ引き搾った。


「おほぉぉぉぉぉぉぉ……♥♥」


 鼻の下と共に乳房が伸びる。単に垂れるだけとは違って、明確に伸ばされた乳房は壮観の一言だ。とてつもない爆乳を限界まで引き搾り、引き戻し、もう一度。


「うほほぉぉぉぉっ♥♥♥」


 もう一声必要らしい。大きすぎるあまり溜め込むのも時間を使う業腹な乳房を今一度圧迫し、全力を以て引き搾った。


「――――おほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉんっ♥♥♥♥」


 びゅるっ♥ びゅくびゅくびゅくっ♥ どぴゅるるるるるるるるるる〜〜〜〜〜〜♥♥


 腹の底からひり出した野太く下品な嬌声と共に、肥大化した乳首から迸る母乳。オナ禁をし続けた肉棒の射精と見紛うような勢いの白濁液は宙に四散し、床に飛び散って溜りを作る。

 もしジョッキを用意していたなら、間違いなく満杯になっていた。その確信を持てるだけの射乳がノノミの爆乳から溢れた。


「あっ……あぁ、あへっ、あ゛ひぃぃぃ……き、きもぢいいぃぃぃ……♥♥♥」


 身体と共に宙へ浮き上がり、反抗心が一時的に棚上げされたノノミの思考が、母乳発射の快感に素直な言葉を吐き出した。白目を剥きかけ、舌を突き出したあまりにみっともないアヘ顔で彼女は射乳アクメをキメていた。

 そこに自らが母乳を出したことへの疑問や、イッたことへの恥じらいなどはまるでない。媚薬の洗礼、その恐ろしさの片鱗がよく分かる光景だ。

 だが、次の調整もそうである保証はない。乳房に対して命じられた調整を切り上げた男は、テーブルの上から注射器を手に取った。ただし今度は何倍にも巨大で、先端も丸みを帯びた注射器――――浣腸器をノノミの尻穴に突き刺した。


「う゛ッほ♥♥」


 射乳絶頂の余韻が真っ只中でケツ穴に浣腸器をぶっ刺され、品性下劣な声を漏らす。相変わらず私情を挟まない男は、肉棒が勃起して興奮することも厭わずノノミの胃に特殊な加工が施された浣腸液を挿入した。

 ノノミのなだらかだった腹がブクブクと急速に膨れ上がり、ぐぎゅるるると地鳴りのような音を立て始めた。調整は囚人管理と並行しながら日に何人も行うことを想定しているため、用意された薬品の効果が現れるのは軒並み早い。


「んぎっ、あ、あぁ……うぁーっ♥ いたい♥ お腹いたいです♥ やめてっ、とめて、いやぁぁぁーっ!♥」


 急速な変質の代償は、当然のように違反生徒が受ける。夢見心地な快楽に浮き上がっていた思考が引きずり下ろされ、正気に戻ってしまうほどの腹痛にノノミが泣き喚く。身体を捩って何とかしようとするが、縄が切れることはなく、脂汗と母乳を垂らして爆乳をいやらしく揺らす無情な現実にしか繋がらなかった。

 ボコンボコンと腹の中で嫌な音を立てていた浣腸液は、ノノミが知らぬ間に役目を終えるやいなや胃の中から逆流してくる。正確には、逆流して胃に到達した液体が正常な流れに戻った、と言うべきだ。


「いやっ、イヤッ、いやぁぁぁぁぁぁぁーっ!♥」


 とどのつまり、浣腸液は正しい意味で便意となってノノミを襲った。

 意識を浮き上がらせていれば救いであったものを、彼女は不運にも意識が回帰していた。激しい便意の解放に羞恥を覚え、緩みかけた肛門に全力の力を込めるだけの思考を回復させていた。


「時間はかけられないんだ。無駄な我慢をするな」


 抵抗を始めたノノミに男は事務的な対応をする。穴を窄めたサーモンピンクの肛門を指で押し、排便を助けるようにマッサージしていくを


「アッ♥ やめ、触っちゃだめ……ほひんっ♥♥」


 媚薬が浸透したのは全身で、肛門も例外ではない。直接的な肛門口は当然、放射状に広がる皺の一本に至るまで過敏になっている。

 そんな尻穴を優しく丁寧に圧迫されてしまったノノミは、マヌケな声を上下から響かせてしまう。口は官能の悲鳴を零し、尻穴は『ぶびっ♥』『ぶぴぴっ♥』という水っぽい放屁を放つ。決壊は時間の問題だった。


「あまり我慢しない方がいい。腹が破裂するぞ」

「ひっ!?」


 そこにトドメの一言を与えると、ノノミの尻穴は大きく開いてしまう。

 脅しの虚言に惑わされ、一瞬だけ締りを緩めてしまった。限界を迎えつつあった尻穴は、一瞬の緩みで全てを解き放った。


 ぶばっ、ぶびびびっ♥ ぶぴっぶぴっぶぴぴぴーッ♥


「あひっ♥♥」


 ぶちゅ、ぶちゅちゅちゅっ♥ ぶびぶびぶびっ、ぶびぃぃぃ、ぶしゅうううぅぅぅぅぅぅ♥ ――――ぶしゅっ、ぶりゅりゅ!♥ ぶびびっ、ぶじゅ!♥ ぶぶっ、ぶばばばばばっ!♥


「んひっ、あひぃっ、ひゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♥♥♥」


 弾け飛ぶ。乙女の尻穴から、人の恥穴から。白っぽい液体がノノミに頭がおかしくなりそうな羞恥心を音と光景で与えながら、弾け飛んだ。

 半固体に変化した浣腸液は、断続的な噴水のように飛び散っていく。ノノミのケツ穴を擦り付け気持ちよくしながら、その音を弾けさせて別の意味で顔を真っ赤にさせながら、拘束された足を通り越してアーチを描いて地面を汚した。

 排便に比べれば綺麗な色合いだった、などというものは慰めだろう。ノノミは男の前で便意を解放し、少なからず気持ちよくなりながら脱糞した。まだ子供であるノノミの心に消えない傷を与えるには十分すぎた。

 数分かけて排泄を終える頃には、母乳と浣腸液に負けじとノノミの涙が地面に向けて溢れた。友人と助けようとした心優しい罪無き生徒の涙だ。


「う、ぅぅぅ……――ほっひぃ!?♥♥」


 無論、同情はあれど容赦には繋がらない。確かにノノミに罪はないかもしれないが、彼女の身体を求めて拘束を命じた人間がいる以上、矯正局の処置は必ず彼女を変える。

 効果が発揮されている間は排泄物が出資者好みの流動体、即ちゼリーに変質するようになる特殊な浣腸液。消化器官へ染み込み切るまで作業は終わらない――――それまでノノミの羞恥排泄が終わることもない。


 ノノミは尻穴が捲れてみっともなくなろうと、その尻穴から太ましいモノをひり出せるようになるまで、排便行為を1秒たりとも止められないのだ。


「ま、まって、まっへぇー♥♥ ゆるして、お願いしますぅ!♥ ゆるして、ゆるしてゆるしてゆるしてぇー!♥ う〇ち、イヤッ♥ いやなんですー!♥ う〇ちもう出したくな――――いおッほ♥♥♥」


 ぶしゅっ、ぶしゅっ、ぶびびぶびゅっ♥ ぶびぶびび、びちゅびちゅびちゅちゅ――――ぶっぼぉぉぉぉぉっ!♥ 


「んほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお〜〜〜〜〜〜ッッ!!?♥♥♥♥」


 めりめりぃ、ぶりぶりぶり!♥ むりむりむり、ぶりゅりゅぶりぶりぶりもりもりもりぼりゅぶぶぶむりむりずるずるずるぅぅぅぅぅうびっぶぅぅぅぅぅううううううううう――――――――――――――――






【囚人番号465・砂狼シロコ/拘束レベル・SS/収監経過日数・14日/矯正度・高/女性器・売却済み、肛門・売却済み、陰核・売却済み、臀部・売却済み、腋・売却済み、乳首・売却済み、足裏・売却済み】


【囚人番号489・十六夜ノノミ/拘束レベル・C/収監経過日数・2日/矯正度・低/調整済み・乳房、消化器官/調整予定・体毛、臀部、肛門】



 To Be Continued……?



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色々と幅を広げるために設定入れたけど結局冷静系竿役が最後まで出たやつ。というかクリボックス初挑戦でしたね。今回はお試し感覚な感じありましたが。

ノノミはおっぱいもいいがアナルも弄りたかった。凄い、ワカモをカットしたから肝心のところに一切触ってない!

いつも通りいいねや感想があると気持ちよくなって続きを考えるかもしれません。よろしくお願いします。

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