番外編その一・生命神クヨウ様の冒険録〜狐娘の無様バッドエンド集〜 (Pixiv Fanbox)
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いつもご支援ありがとうございます。年末は結局寝て過ごして何も書くことができませんでした……導入だけ書いたヨルダ、いつか別の形で出したり違うネタで書きたいです。上位プラン書ける個数に毎月差がありすぎるねんな。
新プランとかも考えましたけど、まだしばらくはこの体制かなぁって気はしますね。て言っても値段上げて文字数の最低値保証掛けるとかしか思いつきませんが。
てなわけで今年最後の更新になります。散々書いたデアラでお別れでも良かったのですが、せっかくなら初のオリジナルキャラのクヨウ様番外編で〆とさせていただきます。こちらは有償リクエストで書いたものですが、そのうち時系列関係なしかつバッドエンドオンリーの番外編シリーズとか書きたいですね。
それ以外ですとクヨウ様以外のオリジナルにチャレンジとかかなぁ。魔女系、暗殺者系……まあその時の好みにもよりますが挑戦するだけしてみたいって感じです。
そんなわけで今年最後の挨拶となります。たくさんのご支援ありがとうございました。来年も変わらずのんびりやっていくので、よろしくお願いします。良いお年を〜
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とある世界の『神』が1柱。その名を生命神・クヨウ。
九つの尾を隠し持つとされ、この世で最も優れた力を持つとされる妖狐の神。ありとあらゆるものの生命を司る彼女は今――――
「気分はどうかな、クヨウお姉さん?」
「そうじゃのう……ヌシに〝お姉さん〟などと呼ばれる筋合いはない、とだけは言っておこうか」
――――謎の少年に捕らえられていた。
何処ともしれぬ淀んだ空間。和装の美女が触手に腕を絡め取られ、ブーツの先を床につけることが出来ない高さに吊られて拘束されていた。
それを為した黒髪の少年はニコリと笑い、クヨウは逆に皮肉めいた言葉で返すが、彼女の表情は芳しいとは言えないものだ。
(これはちとマズいのう。この魔の腕に掴まれると、力が行使できぬ……こやつ、妾を封じられるほどの力を持つか)
クヨウを天高く拘束する触手は彼女の力を抑制している。如何に生命を司る豊穣の神と言えど、力を封じられてしまえば残るものは人の形でありながら人と比べられないほど美しい容姿のみだ。
ゆらゆらと揺れる金の尾と髪。実にグラマラスかつ減り張りのある女体。これほどの身体と美貌があれば、国を牛耳ることも容易いことだろう。もっとも、神である彼女が一国如きをその手で操ろうなどと矮小なことは考えない。
「つれないなぁー。あんなに楽しいこと僕とたくさんしたでしょ?」
「楽しい、か。妾をこのような場所に連れ込み、一方的に捕らえようとしたことが〝楽しい〟と言えるとはな」
「言えるよー。だって、神様を捕まえるのが楽しくないわけないじゃん。神様だよ、神様」
少年はニコニコと笑う。まだ子供の容貌をしていて、クヨウのお気に入り以上に幼い。
だが彼女は見抜いている。その本質は決して〝子供などではない〟ということを。
「異なことを言う。ヌシは神など見飽きておろう? ロプトと言ったか――――異界からの来訪者よ。その醜悪な演技、そろそろ止めてはくれぬか」
「ほう?」
クヨウの言葉にロプトと呼ばれた少年は、ほんの一瞬だけ冷たい視線を返した。少年のものではなく、人間を家畜以下にしか思わず、神さえも搾取の対象である魔の本質が垣間見える視線を。
「……ふふ。なんて、ね。今日は〝こっち〟でいるって決めてるんだ。お互いに紛らわしいでしょ?」
「妾とヌシだけの界隈で紛らわしいも何もなかろう。身の毛がよだつから止めよ、と申しておるのじゃ」
「ならやめな〜い。クヨウお姉さんを困らせるの楽しいからね!」
どこまでも神経を逆撫でする少年だ――――このような少年に捕まってしまったという事実が、クヨウの矜恃を傷つけているのは語るまでもないことだろう。
「……して、妾にこのような狼藉を働く理由はなんじゃ、滅びの使徒よ。まさか妾と戯れに来た、というわけではあるまい?」
「まあそれもあるかな。あ、心配しなくていいよ。きっと〝別のクヨウお姉さん〟が僕を追い返した、って可能性は全然あるし。流石に〝本気〟を出されちゃうと、生きて捕まえるのは難しそうだったからね」
「なら、妾を生きて捕まえたヌシの望みは何じゃ」
それこそが本題だ。神であるクヨウをそれなりに苦労して自己の空間へ引きずり込み、このような形で無力化した理由は何なのか。
訝しむクヨウにロプトは尚も無邪気に笑いかけると、両手をパンッと叩く。
「ッ!?」
瞬間、クヨウの着ていた和装が消失した。衣服だけ転移させられたのだろう。元々から露出が激しかった和装と、股間を守る白い褌が消え失せ、クヨウの裸身が露になった。
流石は生命神、豊穣の神といったところか。人と感性が違うため羞恥の感情がない分、裸を晒したこと自体に抵抗は見られない。だからこそ、その美しさと神々しさが際立つ。
100センチを超えるバストに100センチに迫るヒップ。それらを引き立たせる細いクビレ。もし男が彼女を抱けたのなら、その生命が尽き果てるまで精液を排出し、女は魅力に頭を狂わせることだろう。
絶美の魅力を醸し出すクヨウの裸身。一度見れば魅了される女体を前に、しかしロプトは無邪気な仮面を被ったまま空を飛び、身体を弄り始めた。
「うわぁ〜、すっごーい! おっぱいとお尻が大きいし、お股の毛はフッサフサ〜! この世界の神様ってみんなこうなの? 全員欲しくなっちゃうなぁ……」
「さてな。数千年顔を合わせておらぬ者もおる故、記憶の忘却が激しくてのう――――ヌシの狙いは妾の身体か?」
無論、それもあるのだろう。本質的に魔の存在であるロプトは、女を弄び辱めることを悦びの一つとしている。
だが、此度の遠征は他の目的もあるようだ。クヨウの指摘に、彼女の爆乳へ顔を埋めていたロプトが声を発した。
「んんー、やっぱりそれもあるけど……一番はクヨウお姉さんの中にある力かな? この世界の生命そのもの――――凄く良いのが〝造れそう〟だから」
そう言って笑ったロプトを見下ろすクヨウの顔から、一つの感情を除いたものが消失した。
「ほう。淫魔ごときが思い上がったものじゃ」
翡翠の眼が紅く、瞳孔が細く鋭く尖る。己の力を奪おうという傲慢な異邦人に神は怒りを剥き出しにする。
「妾の力はこの世界そのもの。それを理解しての狼藉ならばよかろう――――妾の力、貴様ごときに触れられるものではないと知れ」
クヨウはこの世界の生命〝そのもの〟。幾度となく繰り返されるその意味は、渇かず飢えず潰えることのない世界の〝全て〟だ。
世界に座する神はそこに在ることが当たり前となり、人々から忘れられていった。しかし、生命が当然のように栄えるからこそ、クヨウは忘れられてもなお絶対的な『神』なのだ。
彼女の世界における絶対不変の掟。生命あるものの始祖。世界の理を司る豊穣の神――――その力は異邦の魔人如きに奪えるものではない。
「ん゛ッほおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!?♥♥♥♥♥」
――――もっとも、それは異邦の〝魔人〟であればの話だ。
彼女は言葉にしていた。滅びの使徒にして〝淫〟魔、と。それが全ての答えなのだ。
クヨウは確かに生命の神、生きとし生けるものたちの始祖にして、その理がある限り他の神を寄せ付けぬ君臨者ではあろう。だが、豊穣の神は即ち生命の育みを糧とする。故にクヨウの身体は彼女が知らぬほど弱い――――快楽に対して貧弱なのだ。
それが原因となって〝多くのありえないバッドエンド〟が可能性として存在する。神でありながら快に弱い。そんな彼女は淫魔にとって、捕らえるは難し籠絡や易しなのだ。
「ふふ、大きいといっぱい搾れるね♪ まだまだ全然有り余ってるし、もっと搾り出しちゃおっか!」
ましてそれが、淫魔の中でも特別な力を持つ滅びの使徒であるならば、快楽に弱いクヨウを〝滅ぼす〟など容易きこと。
彼の触手がクヨウの爆乳を絡め取り、生命の力を凝縮した母乳を吐き出させる。普通なら彼女の力を奪うなど不可能に等しい。けれど、その不可能を可能にするのがクヨウの〝性感弱者〟の体質と、彼の淫魔としての本質だ。
「や、やめ――――ンヒィィィィィィッ!♥♥♥♥」
びゅるびゅるびゅくびゅくどぴゅるるるるるるるるるる〜〜〜〜〜♥
彼が手足のように操る触手たちが爆乳を一握りするだけで、クヨウの乳首から母乳が射精のように噴き出して飛び散る。その度に彼女の面は卑猥に歪み、天を突いて絶頂する。自由な両脚は自然と股を開き、下品なガニ股ポージングでアクメ汁を吹き出してしまう。
「うーん、これだと時間かかりすぎて飽きちゃうかも……そうだ! 今より大きくなれば、もっと搾り易くなるよね!」
少年がパチンと指を鳴らすと、ビクビクと痙攣した身体の上で揺れる爆乳に針を誂えた触手が突き刺さった。
「ん゛お゛ッ――――オオオォォォォォォォッ!!?♥♥♥」
クヨウが空中でビタンビタンとみっともなくのたうち回る。その直後、100センチ越えのバストがみるみるうちに〝膨らんで〟いった。
元々大きな胸が膨張する。まだ人間に近かった豊穣のおっぱいが、淫魔の手で淫魔以上に卑猥で巨大な果実へと変わり果てる。
白磁の肌が面積を広げ、ピンクの乳輪と乳首が相応に肥大化し、とてつもない大きさに生まれ変わった。そのサイズは何と170センチを超え、超Zカップのおっぱいベッドへと早変わりした。
「よーし、これでもう一回〜」
「ま、まっへ……おひィッ!?♥♥」
触手に負けない横太な特大性感帯へと早変わりした乳輪と乳首に、その触手がクルクルと絡まる。ぬめり気のある這いずりにクヨウがマヌケな声を上げて喉笛をひけらかした時には、ロプトが命じた〝乳首扱き〟は始まった。
しこしこしこしこしこしこしこ〜♥
「ん゛お゛ひィィィィィィィィィィィィーーーーーーーーーッッッッ!!♥♥♥♥♥」
まるで肉棒のように扱かれ、イキ果てる乳首。四散する量が肥大化前より遥かに増え、飛び散る一滴一滴が射精を上回る特濃ミルクとなる。
無様なアクメをキメるクヨウは、鼻水を噴き出した下品な顔で歯を食いしばって必死にイクことを止めようとする。
(いかんっ♥ 止まらぬ♥ イクの止まらぬ♥ お乳噴いてイクッ♥♥ 妾の力が、抜けてイクぅぅぅぅぅぅッ♥♥♥♥)
どぼぶびゅぶりゅぶりゅぶびゅるるるるッ♥
しかし、それは射精のような勢いと排泄のような下劣な音を立てて止まらずに噴き出す。クヨウの絶頂に合わせて、彼女の体内に循環する生命の力が噴出する。
クヨウがイク度に世界の生命が急速に吸い上げられ、彼女の力となるモノが失われていく。搾乳によって神としての力を失い、超乳だけが取り柄の牝豚になりつつあるクヨウにロプトがクスクスと笑いかけた。
「これでもう半分くらいかなぁ? とっても気持ちいいおっぱい射精で力を奪われる気分はどーお? もし気が変わったらいつでも言ってね。神様のお願いも、何だか楽しそうだから聞いてあげるよ」
屈服するなら考えないこともない。クヨウの母乳があちこちに飛び散った空間でクスクスと笑いかける少年は、すっかり淫魔らしいと呼べるだろう。
そんな彼に降参を促されたクヨウは、母乳に塗れて快楽に蕩けた顔で応えた。
「ふ、ふん……上辺の力だけを奪ったところで、意味などないわ。妾はヌシのような者には決して頭を垂れぬ……決してじゃ!」
力を失いつつあることに焦りはある。だからと言って、淫魔に頭を垂れて一抹の望みに縋る安いプライドを持ち合わせてもいない。
仮に頭を下げて止めてもらったとして、それは淫魔の玩具となることが決定付けられるだけのこと。飽きれば捨てられる無様で哀れな玩具。それならば力を失い果てることをクヨウは選ぶ。
彼女はこの世界の『神』だ。哀れに頭を垂れるより、強がりを口に言い放つことを選択した。
「ふーん、そっか。つまんないな……だったら、力以外も奪っちゃおっか」
「な、なんじゃ……ぅ゛おっ♥♥」
そんなクヨウの『神』としての姿をつまらないの一言で切って捨てた無邪気な悪童は、触手を彼女の股間に吸い付かせ、そのまま〝何か〟を引きずり出した。
「ふ、ぐっ、オォ!?♥♥ な、何をしておる!♥ 妾の身体を、これ以上――――うひょおぉぉぉぉぉぉぉぉッ!?♥♥♥」
――――ちょぴんっ♥
大仰で下品なクヨウの嬌声とは裏腹に、股間から可愛らしく慎ましやかなモノが現れた。
「な、な……わ、妾の身体に……魔羅、じゃと!?♥」
そう、クヨウが魔羅と称するそれは男性器、ペニスとも呼ばれるものであり――――そのサイズは巨大な乳房と相反する、小学生以下の短小包茎ちんぽだった。
色白のちんぽはクヨウの絶頂感に勃起をしているが、皮がドリルのように捻れた先端は亀頭のきの字も見えはしない。モッサリと匂い立つ金色の恥毛に埋もれかけるほど短小を極めたふたなりちんぽ。触手で超乳を左右に退けてやらねば、クヨウは見下ろすことさえできなかった。
「出来た出来たー。んふふ〜、ちっちゃくて可愛いおちんちんが生えた気分はどーお。少しは考え直してくれた?」
「ば、バカにしおって……このようなものを妾に与えたところで、ヌシに頭を垂れることなど有り得ぬわ!!」
小馬鹿にした短小包茎ふたなりちんぽを肉体改造によって生やされ、張本人のロプトに煽り立てられたクヨウが怒りの一喝を放った。
ぺちんっ♥
「おひょ?♥」
その勢いで腰が跳ねると、生えたばかりの短小が音を立てて肌に当たる。その刹那、クヨウは唇を尖らせて素っ頓狂な声を上げた。
ペニスは身体に繋がり、神経は脳髄へと確実に突き進む。人の身体で顕現したクヨウの肉体は、その快楽物質を中枢神経に到達させた。
「にょほお゛ぉっ!!?♥♥♥♥ イきゅうぅぅぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥」
ぼびゅるっ♥ びゅくびゅくびゅくっ♥ びゅるぅぅぅぅぅぅぅぅ♥
捻れた皮から特濃の精子が放出された。モノは短小でも、中身は特上であるとしろしめす白濁の雨がムチムチの太股や御御足に滴り、地面に落ちた母乳と混ざり合う。
「あははは! 気をつけた方がいーよ? そのおちんちん、すっごく敏感ですぐにイッちゃう弱っちいものだから♪」
腰が跳ね、ぺちりと肌に当たった。如何にクヨウの肉が生命を育み、雄の魔羅を高揚させるものと言っても、僅か〝1ペチ〟で絶頂するというのはペニス側が弱すぎる。
短小包茎ふたなりちんぽは、ロプトの言葉で補足をするなら短小包茎〝クソザコ〟ちんぽでもあった。
(……ッは♥ な、なんじゃ♥ 頭が、何も考えられなくなって……!?♥)
しかし、クヨウはロプトの嘲笑う声を聞いてはいなかった。射精が始まった瞬間から我に返るまで、彼女はそこに〝いない〟という不可思議な感覚に囚われた。
単に絶頂で頭が真っ白になっただけでは得られない感覚だった。力を放出する乳射とは全く違う。気持ちいいのに悪寒を覚えるのは同じ。ならば力以外の〝何か〟をクヨウは引き出されている――――――
(まさか……)
世界が生まれた瞬間から在るクヨウの〝残った知性〟が答えに到達した。
細い触手が短小ちんぽを『ぺちりッ♥』と引っぱたいたのは、まさに彼女が事に思い至った時のこと。
「ゔひょお゙ぉ゛っ!?♥♥♥♥」
白目を剥いて射精をした途端、彼女の中にあった〝答えに至った知性〟が排泄された。
「……ま、ましゃか、ぬし、は……っ♥」
「しっかり〝造る〟なら、それもちゃーんと必要だからね。お尻からゼリーにしても良かったんだかど――――今日は母乳と合わせたい気分だから♪」
――――知性。力が母乳として噴出されているのと同様に、無様にペチペチと揺れる短小ふたなりちんぽから、あらゆる知識を精液として放出している。
「ひゃ、ひゃめ――――ンホーッ!!?♥♥♥♥」
ケツ穴を触手が穿つ。超乳が『ぼびゅっ♥』と母乳(力)を弾き出し、短小が『ぷぴゅーっ♥』と精液(知性)を排出する。
「あ、ちょっと挿入れすぎちゃった。調節して、と。それからおっぱいをガッチリ締め上げて……うん、これでよし。おっぱいの気持ちいいところと、お尻の気持ちいいところ。いっしょに押してあげるから、頭が真っ白になるまでイこうね――――クヨウ様♪」
――――その先に待つのは、生命神だったものである。
「い、いやじゃあっ!♥ や、やめ、やめよッ!♥ 妾は、妾を誰だとおもっ――――――ほぎょへえ゙え゙ええぇぇえぇぇえぇええぇぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!???♥♥♥♥♥」
「これをこうして、ここを繋げて……これでどうだ!」
数時間、数百時間、或いは数千時間。力と知性の塊である白濁の液体が淫魔の手で結合する。
それは特大の球体だ。この空間でなければ、国を複数覆い尽くしてもあまりある生命の玉。それがロプトの手で収縮していき、人の形となり――――やがてそこに〝新たな神〟が生まれた。
「出来たぁ!!」
「…………」
それは〝褐色のクヨウ〟だ。白磁の肌が闇に堕ちたように朝黒く染まり、瞳は妖しげな金色に輝く。しかし、紛うことなき生命神・クヨウと瓜二つの存在だった。
万人を包む爆乳に100センチに迫るデカケツ。ムッチリとしていながら必要な細身は兼ね備え、これ以上ないほどに女としての魅力を詰め込みすぎた女神の裸身。
「あとはこれを着せてっと」
そこに〝本来のクヨウ〟から取り上げた和装を転移で着せてやれば、肌と目の色以外は寸分違わずクヨウであるモノが出来上がった。
「ふむ。我が事ながら傑作じゃな。これを超える玩具はなかなか造れる…………おっとっと」
あまりの〝完成度〟に気分が高揚しすぎたのか、今回は出さないと決めていた一面が出てしまったようだ。芝居がかった咳払いをしたロプトは、褐色のクヨウに向かって言葉を発した。
「それじゃあクヨウお姉さん。自己紹介よろしく」
「うむ、妾は――――ロプト様の奴隷じゃ♥」
言って、クヨウは無表情を蕩けた甘い笑みに変えると、その豊満な身体でロプトの小さな身体を抱きしめた。
「妾の全てはロプト様のために♥ 妾の腸はロプト様のために♥ 妾の胎内はロプト様のために♥ 全てはそなたを愛するために、妾は生まれたのじゃ♥」
「ふふ、ふふふふふ! 僕も愛してるよ、クヨウお姉さん♪」
御満悦、という表情だ。クヨウに抱かれ、クヨウを抱くロプトの愉悦は一時とはいえ満たされた。ロプトに服従し、ロプトを愛する新しいクヨウ。生命神の全てを受け継いだ新たな神が淫魔に服従を誓う。
「じゃあ――――〝アレ〟はもういらないや」
「………………………………………………………………………………♥♥♥♥」
興味を失った冷徹な視線が空っぽの器を見遣る。
超乳と四肢を投げ出し、短小包茎クソザコちんぽから出涸らしの汁をぴゅるぴゅると垂れ流す品性下劣なデカチチ女。
力という能力、知性という尊厳。何もかもを失ったクヨウは、ただアヘ顔を浮かべるだけの物言わぬ牝豚へと成り下がった。
そのような牝にロプトは興味がない。牝は啼いてこそ意味がある。啼かぬ牝はロプトが弄ぶ価値のないゴミだ。
「うーん、不法投棄は良くないし……どっかに飾っておこっか。クヨウお姉さん、お願いしていい?」
「心得た――――いでよ、殺生石」
褐色のクヨウがどこからともなく札を浮かべ、クヨウ〝だったもの〟に放つ。
札は光を放ちながらふたなり超乳のクヨウを囲むと、岩の中に封じ込めた――――逆さまのガニ股と剥き出しで先に垂れた超乳を残して。
「あはははははは!! すっごく良い! 岩に封印されちゃうなんてお猿さんみたい! あ、狐でもちゃんとあるんだっけ? まあどっちでもいいよね――――無様無様。今宵も楽しませてもらったわ」
逆さまガニ股で真性包茎をさらけ出し、超乳から残りカスにも満たない母乳を吹き散らすクヨウ。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっっ♥♥♥♥♥」
人々から忘れ去られた神は、その力と知性を失いマヌケな姿で封じられた。
ゆらりゆらりと尾を揺らし、ふにゃりと萎えたちんぽを靡かせ、ふくよかな乳房を垂らす――――彼女の名が世界に広まる日は、もう二度と来ない。
【バッドエンド番外01・封印された狐神】
【超乳ふたなり妖狐・クヨウ/レベル0/状態異常・『超乳化』『ふたなりクソザコ短小包茎』『レベルドレイン』『知性排泄』『封印』】
GAME OVER