ママ・サレンの敗北土下座〜守ろうとしたショタの前でアヘ顔を晒す淫乱聖母〜 (Pixiv Fanbox)
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いつもご支援ありがとうございます。もしかしたら月の後半は上位プラン更新のラッシュが入るかもしれないので、という名のまあ連日できたしそのまま更新でいいか、という安直な理由でサレンママをお届けです。
タイトル通り前半は敗北羞恥、後半はいつもの無様全開エロでお送りします。前回共々いいねと感想があるとやる気に繋がります。よろしくお願いします。
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物事には何であれ良いタイミング、悪い巡り合わせの二択が付いて回る。
今のサレンが置かれた状況は、そういう意味では〝両方〟に該当するのだろう。
「退きなさい! ソードオブ……フェニックスッ!!」
サレンが剣に炎を纏わせ、武装した男たちを薙ぎ払う。
彼女は巡り合わせが悪かった。いつも通り、救護院の資金繰りを安定させるべく駆け回っていたサレンだったが、移動の際に活用した馬車が森を抜けようとした途端、突如としてならず者たちに襲われたのだ。
場所が場所であり、最近は騎士団『NIGHTMARE』もこうした事件には手が回らず救援は期待できない――――故に元副団長のサレンがならず者たちに剣を取って立ち向かったのは、馬車に乗った人間たちからすれば幸運だった。
「はぁ、はぁ……一体、どんだけ、いるのよ……」
「何人でもいるぜぇ? そら、動きが鈍くなってきたなぁ!」
「きゃあっ!?」
しかし、あまりに多勢に無勢。一人を捌けば二人が。二人を倒せば三人が。
ひっきりなしに迫り来る荒くれ者に、サレン一人では対応し切れない。息が上がり、反撃で刃物が彼女の身体を傷つける時間が徐々に増え始めていた。
しかもサレンは馬車から離れられない。馬が逃げ、人と物を乗せる荷台だけが残されたハリボテの馬車を襲われまいと必死に気を張っている。その動きがサレンの実力を鈍らせるだけでなく、余計な体力を消耗させているのは言うまでもない。
「そらそら、その馬車を捨ててとっとと逃げた方がいいんじゃねぇか?」
「っ……出来るわけ、ないでしょう……っ!」
いつまでも尽きる気配がなく、個々の練度も弱いと断ずるほどではなく、そこそこに戦える厄介な相手だ。
サレンが自らの身を危険に晒してまで、たった一人で立ち向かうのは無謀としか言いようがない敵だ。サレンとてそれは理解しているし、命に代えられるものはないことも承知していた。馬車に残された物をくれてやり、体力があるうちに活路を開いて逃げ出すことは出来た。
それをせず、荒くれ者の忠告に語彙を強くして反論をする。その理由は単純明快で、サレンがこの不幸な物事に巻き込まれた自分を幸運だと思った唯一の理由。
「お、お姉ちゃん、大丈夫……? 怪我、酷い、よ……に、逃げて……」
「こわいよぉ……たすけてぇ……」
「ボクたち、ここで死んじゃうの……やだよぉ……早く逃げようよぉ……」
――――サレンの背後には守るべき命があった。
命に代えられるものはない。だからこそ、この気高き少女は荷車に残された子供たちを見捨てることができなかった。
優れた者ほど真っ先に犠牲を払わなくてはならない。逃げ遅れた子供たちをその身を懸けて守るサレンの姿は、まさにノブレス・オブリージュと呼ぶに相応しい。
もっとも、危機的状況に置かれたサレンにとっては高貴なる心への賞賛など、何の慰めにもならないだろう。サレンは荷車から顔を出した子供たちに近寄ると、怯える彼らを安堵させるように優しく笑いかけた。
「大丈夫。悪い奴らはあたしがぜーんぶ追い払ってあげるから! だから、その中で安心して隠れてるのよ。あたしが良いって言うまではいい子にしてて……ね?」
子供たちからすれば傷だらけに見えるかもしれないが、サレンはまだ戦える。親が逃げた、あるいは【ロスト】してしまったのかもしれない。とにかく身寄りのない子供たちを守れるのは、ここに残ったサレンしかいないのだ。
不安げにしていた子供。この恐怖の中でサレンの身を案じる優しい心の少年たちは、彼女の聖母の如き微笑みにこくりと頷き、何とか落ち着きを取り戻した。
サレンは中に引っ込んだ子供たちと自分たちの視界を馬車のカーテンで遮る。これで暫くは不安にさせずに済むだろう、そう息を吐くサレンに荒くれ者たちは笑い声を上げた。
「はははは! まるで母親だなぁ!? ここでもママごっこか? 救護院のママ・サレンさんよ!」
「……あなたたちにまでママ呼ばわりされる筋合いはないわ、気持ち悪い」
まさか救護院を離れてまでママと呼ばれる羽目になるとは思わなかった。そういえば、水着を着た夏の日にも似たようなことがあったのをサレンは思い返す。
あの時は〝あいつ〟もいて、ママみたいだと言ってくれたのは迷子の女の子だった。しかし今は彼の姿はなく、ママと呼ばれるのも小馬鹿にされた意味合いが強い。
全くもって不愉快で、正反対の状況にサレンは辟易した。けれど、走馬灯のように蘇った記憶で心を奮い立たせた。
「こんなところで倒れちゃったら……あいつにも、スズメたちにも顔向けできないわよね」
剣を握る手に力を込め、疲労困憊の身体に鞭を打つサレン。馬車に隠れる子供たちを不安がらせないため、彼女はわざと声を張り上げて荒くれ者たちへ立ち向かった。
「……かかって来なさい! あんたたちの言うママ・サレンが、全員まとめて相手をしてあげるわ!」
しかし、逃げ遅れた子供たちと想って己を鼓舞したところで、絶対的な数による不利を覆すことはできない。
サレンは着実に追い詰められていた。絶えず気を張り、身体を動かして剣を振り続ける彼女の疲労はピークに達し、立っていることさえ辛くなり始めていた。
「どうしたどうしたぁ! 動きがもっとトロ臭くなってるぜ!」
「もう一発喰らっとけや!」
「あぐ……こ、のぉ!!」
さらに彼らの攻撃も加われば、サレンに本当の限界が見え始める時間が加速していく。
幸いにも、荒くれ者たちはサレンに致命傷となる一撃は与えて来なかった。刃物で服を切り裂き、肉を僅かに切るだけの攻撃。鞭を放ち、サレンの身体に打ち付けて衝撃で体力を奪う攻撃――――そう、サレンを嬲って遊んでいるようなやる気のない攻撃ばかりが頻発し、彼女は眉根を顰めた。
(こいつら、まさか……!?)
衣服が乱れたサレンを舐め回すように見遣る荒くれ者たち。
思えば初めからおかしかった。彼らからすれば、如何に『NIGHTMARE』が駆けつける危険が薄いとはいえ、逃げ出した人間たちが助けを求めて通報する場合もあるだろう。特にサレンが飛び出し、彼らの相手をし始めた時、逃げ遅れた子供たちを除けば皆が馬車から逃げ出していた。荒くれ者たちはそれを追わず、まして馬車の中から客が残した荷物を略奪することもせず、サレンに戦力を集中させた。
おかしな話だ。人攫いが目的なら、逃げる人間を捕まえればいい。略奪が目的なら、人を中心に運ぶ馬車ではなく物を中心に運ぶ荷馬車を狙えばいい。どちらかが目的だったのなら、こんな時間をかけてサレンと戦うのは不合理、ナンセンスにも程がある。
子供をその背に守るサレンを嬲るような戦い方――――その気になれば馬車を襲うことなど簡単だろうに、サレンが万が一にも逃げ出さないよう放置をしているようなやり方。
「へへ……」
「クカカ、楽しいねぇ」
「……っ」
ここに至って、サレンは彼らの術中に嵌ったことを察し、ギリッと奥歯を噛んで悔しさを滲ませた。
武力を持ったならず者たち。彼らの狙いは馬車の乗客でもその荷物でも、まして子供たちの身柄でもない。初めから、サレン一人を狙っていた。他が狙いだと錯覚させることで、サレンが絶対に逃げられない包囲網を敷いていた。
「おっと。玉砕覚悟でガキどもを逃がすつもりか?」
「ガキの足でオレらから逃げられるなんて考えるなよ。テメェの前に連れてきて首を跳ねてやってもいいんだぜ、ママ・サレン」
眼球の動きで馬車をチラリと見るサレンの策を荒くれ者たちは難なく看破する。サレンが最後の力を振り絞り、子供たちを彼らの包囲から逃がす。そうすれば事実上の人質はいなくなり、最悪の事態を避けながらサレンにも僅かだが逃げられるチャンスが芽生える。
が、数の利に敵う道理はその策に存在しない。彼らの言う通り、逃がした子供たちを荒くれ者の仲間が捕まえるのは造作もない。無尽蔵に湧いて出てくる彼らの仲間が、この近辺の地の利を知る由もない子供を一人でも捕まえてしまえば、サレンの敗北は決定的なものとなる。
そんなもの賭けですらない。けれど、このまま戦っていてもサレンに出来ることはない。逆転の目はなく、救援を粘ることができる体力もない。
「――――わかったわ。あたしの負けよ」
故に彼女は最後の策、降伏という手段を荒くれ者たちの前で行使した。
剣を投げ捨て、両手を上げて降伏を宣言する。唐突な身の変わりように男たちが呆気に取られた様子で目を丸くした。
「あ?」
「だから、負けを認めるわ。あたしのことは好きにしていい……その代わり、馬車の中にいる子供たちは無事に帰すと約束しなさい」
「好きにしていい、か。そんな簡単に言っていいのか?」
「簡単じゃないわよ。あんたたちが約束を破るようなら、あたしはこの場で舌を噛んで死んでやる。口を封じられたら、何としてでも剣を腹に突き立てて死ぬ……それが降伏の条件よ」
これから降伏するとは思えない強気な態度のサレンだったが、心臓の音が煩いくらいに鳴って緊張を彼女自身に伝えてきている。
これは分の悪い賭けだ。仮にサレンの想像が全くの間違いで、彼らがサレンを嬲って殺してから子供たちを蹂躙するような連中だったのなら、この降伏と交換条件には何ら価値を見出さないだろう。サレンの降伏は無意味に終わり、子供たちを守れなかった無力感に苛まれながら最低な死を迎える。
「……いいぜ。頭のいい女は嫌いじゃねぇ。だが、そう頭が回ると何を隠してるか不安になるんだ。オレらが約束を守るんだから、ママ・サレンにもしぃっかり、約束は果たしてもらわねぇとな?」
「あら、何をすればいいのかしら?」
そして、サレンの読みが当たったとしても――――それはそれで、サレンにとって最悪に近い展開を迎えるはずだ。
「服を脱いでもらおうか。それから、オレらに頭を下げて無様に命乞いをしろ。まずそれが、降伏を受け入れる条件だ」
想像通り、否、想像以上に下衆な要求を耳にして、サレンは両手を上げながらビクリと身体を震えさせた。
降伏はまだ受け入れたわけではない、というのがまた悪辣なことだ。彼らはサレンに降伏を願わせる行為に余計な時間を使う嗜好の持ち主なのだろう。
一人くらいは合理的な人間が彼らの仲間内にいても良いと思うサレンだが、見たところサレンに無様な屈服を選ばせたい人間〝しか〟いないらしい。
汚れ、切り裂かれた衣服で降参するサレンをニヤニヤといやらしい目で笑って見る男たち。
「……わかった。すぐ、済ませるわ」
「いやぁ、ゆっくりでいいぜ。その方が色々と楽しめて得だからな」
――――どこまで下衆を極めているのだ。
俯かせた顔に悔しさを滲ませるサレン。けれど、彼女に反抗する手札はない。剣を手放した彼女の武器は、そのうら若き身体一つのみだ。
ママと慕われるサレンも、歳を数えれば十七の少女。まだ子供と呼べる年齢で、異性に野外で肌を晒すことを恥であり常識的ではないと思える羞恥心、倫理観を正しく持ち合わせた少女だ。
だからこそ、その常識に反する行為には絶大な羞恥が伴う。サレンが恥じ入る姿を荒くれ者たちは好む。彼女が常識と状況の二律背反に苦しみ、悶えれば悶えるほど、彼らの愉悦は増していくのだ。
「っ……ふぅ、はぁ……んっ、っ!」
そんな下卑た笑いの中、サレンはよく耐えている方だ。頭の回る彼女は憤りと羞恥を抑え、極力彼らを喜ばせないように衣服を脱いでいく。
(考えるな。考えちゃいけない。ただ服を脱いで、頭を下げる。そうすればあの子たちは助かる。それだけを考えるのよ、サレン)
感情は乗せない。震えが止まらない手で、いつも通り服を脱いで肌を晒す。戦いの影響で傷ついた白磁の肌が暴かれていき、躊躇いがちに下着を脱ぎ捨てれば――――裸のエルフが森のド真ん中の道で立ち竦む扇情的で幻想的な光景がそこに生まれ落ちた。
「エルフの癖になかなか胸がデケェな」
「……ムダ毛の長さに日頃の忙しさが出てるぜ、ヒヒ」
「ケツもかなり……いや、ケツの方がデカそうだ。エロくてたまんねぇ安産型。さすがはママ・サレンってか」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ♥」
隠したい、隠して蹲りたい。それができないから、サレンは顔を火照らせ直立した身体を人形のように硬直させた。
美乳と言って差し支えない乳房。救護院の子供たちに構うことができないほどの忙しさで、手入れが間に合わず最悪の形で晒すことになった金色の恥毛。ママの名に相応しいと揶揄されるほど健康的な肉がたっぷり乗ったムチムチの巨尻。
全て余すことなく下卑た荒くれ者たちの目に暴き、晒してしまったサレンの思考が完全にフリーズした。野外で裸になって異性に恥部まで見せてしまう状況は、サレンから聡明な理性を奪って羞恥に震え上がる本能だけを残したのだ。
「なんだぁ? いつまで突っ立ってんだ。まさか素っ裸晒して命乞いは終わりです、ってつもりじゃないんだろう?」
「…………!!」
サレンに正常な思考を取り戻させたのはその指摘、まだ始まったばかりの恥辱を思い起こさせる言葉。
あるいは取り戻させてしまった、と言うべきか。このまま羞恥に苛まれるだけなら、サレンの心は恥ずかしい思いをするだけで済んだ。が、略奪者の要求はサレンのストリップと全裸干渉だけではない。
裸を晒すことなど序の口に過ぎない。サレンは降伏を〝受け入れてもらうため〟に、羞恥以上の屈辱に身を浸す必要があるのだ。
そのことを思い出したサレンの身体がゆっくりと動き出す。男の言葉通り緩慢な身の振り。言いなりになるのはサレンからすれば不本意極まりないが、彼女の身体が言うことを聞いてくれなかった。
誰だって、異性の前で裸になる以上の恥辱など受け入れたくない。本能的に逆らってしまいそうになる身体を、自分がやらなければという思いで捩じ伏せたサレンは、その豊満な裸身を畳んで地に伏せる。
馬車の行き道となって草木が生えない土の道に膝を置き、三つ指を立てる。艶やかな金髪が土に汚れる。汚れた身体がさらに土に塗れることも厭わない。
「〜〜〜〜♥♥」
屈辱で染まる顔の額に土の味を染み込ませる。サレンは身体一つで出来る最大の謝罪、そして降伏の意味を持つ全裸土下座を男たちが見守る中で敢行した。
十七歳の少女にとってあまりに残酷な仕打ちだ。純潔だけを素直に奪われた方がまだマシだった。こんな連中に裸を晒して頭を下げるなんて、この先どんな顔をして生きていけばいいのかと絶望感が襲う。
「おいおい。まさか頭を下げて終わりってことはないよな? そんなんでオレらが降伏を受け入れるとでも思ってんのか!」
「ッ!」
だが、サレンの絶望など序の口に過ぎない。ストリップも、彼女が絶望を覚えた全裸土下座でさえ陵辱の入口でしかない。
「子供たちだけは、見逃して、ください」
「そうじゃねぇだろ? もっとオレらが興奮する方を選べよ。ガキ共の命を乞うよりな、おまえみたいな女が命を乞う方が好きなんだぜ、オレたちは」
「……さいっっ、てい……!!」
命乞いの対象すら指定させられ、サレンの怒りはとっくに限界を突破していた。だがサレンの降伏が受け入れられなければ、彼らは何の躊躇いもなく子供たちを殺すだろう。元々から彼らが本気になればサレンが死を選ぶより、子供たちが手にかけられる方が遥かに早いことは明白だった。
「い、命だけは……あたしの命は、見逃して♥」
交渉権のほとんどはサレンの手にはない。彼女に出来ることは精々、彼らの機嫌を損ねない〝素直な命乞い〟を続けることだけだ。
「なんでもします♥ 命だけは許してください♥」
「はは、いいぞいいぞ! 弱い癖にオレらに逆らったんだ! 受け入れられたきゃもっと声を上げろ!!」
これでもまだ足りない。なら、持てる全てを賭してサレンは声を上げた。彼女の羞恥心が焼き切れ、身体が焼けて朽ち果てるような屈辱の火照りに苛まれながら、彼女は屈服に反しない言の葉を紡いだ。
「っ……大変、申し訳、ございませんでした!♥ 弱い癖に、逆らって……すみませんでした!♥ 二度と、逆らい……ませんっ♥ 言うこと、聞きます♥ 命だけは、お助け下さい……無様なあたしに、お慈悲を、お願い、します!!♥」
フリフリっ♥ フリっ♥ フリっ♥ フリっ♥
オマケにデカケツを振って媚を売れば、単純で下衆な男たちの嗜好は大いに満たされたようだ。
無様な命乞いという条件は満たされ、サレンの降伏は受け入れられた。
ならば後は、屈服した美しく若いママエルフを心ゆくまで辱める時間の始まりだ。
「顔は上げるなよ。顔を上げたらガキ共を一発ずつ殴る」
「や、約束が、違う、わっ♥」
ぐちゅぐちゅぐちゅ♥
甲高い剣戟の音色はなりを潜め、淫らな水音が草木の揺れる音に混ざって響く。土下座をしたサレンは男の指を秘部に咥えながら、約束を反故する言葉を指摘した。
「何も違わねぇ。オレらの中では殺さなきゃ〝無事〟のラインなんだよ。ま、させたくないならママ・サレンが頑張ればいいだけの話だ……クク、この状況でマンコ濡らしてやがるとは、とんだ好き物だな」
「素っ裸で土下座するのが趣味なんだろ。つまり露出狂でドマゾってこったなぁ」
「そんなわけ、が……ない、でしょ……っ♥♥」
だが事実として、サレンの秘部はぐっしょりと濡れてしまっていた。
土下座を始めた時点でフサフサの縮れ毛が湿り気を帯び、淫靡な糸を垂らすほど愛液を滴らせていたともなれば、荒くれ者の無骨な指を受け入れることはあまりに容易い。
(なんで、こんなに濡れてるのよ。あたし、そんな変態、だったの……?)
生理現象では説明できない。サレンの膣壁からは淫汁が激しく溢れ、ヒダがヒクヒクと脈を打って男の指を歓迎する。憎悪を抱く男の指を、サレンの身体はむしろ受け入れるように発情していた。
サレンは知る由もない。彼女が手加減され嬲られていると感じた武器攻撃の数々には、裏ルートでしか出回らない違法な媚薬が塗り込まれていた。
その媚薬は軽い切り傷や裂傷に触れると、肌の内側に浸透してサレンの身体を蝕んでいった。それがよりにもよって全裸土下座のタイミングで〝運悪く〟体内を回り切った結果、サレンは裸で屈服した行為に快感を覚えたように錯覚した。
彼女にその気はなくとも、状況証拠だけで言えばサレンは裸で土下座をしてマンコを濡らしたドMの痴女だ。思考が羞恥と屈辱で染まっていたばかりに、サレン自身その感情から濡れてしまったのでは、と快感と羞恥を同一視してしまったのだ。
「さぁて、ママ・サレンの快感スポットはどこかなー? ここか、それとも……ここか?」
ぐちゅっ♥
「あっ♥♥♥」
強力な媚薬に溺れていることを知らない小娘の弱所を指で探すなど、女を陵辱することに長けた集団の一人であれば造作もないこと。膣壁の浅い部分を軽く擦ってやれば、サレンの裸身はわかりやすいほど強く痙攣した。
瞼の裏から快感の火花が散って、チカチカと明滅した視界に困惑することしかできない裸の娘を見てニヤリと笑った男は、サレンの弱い部分を徹頭徹尾、執拗に指先で擦り上げてやる。
「あ、あっ、ンぁああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!♥♥♥♥」
すると、サレンはあっさりと果てた。ビクンビクンと身体を艶めかしく痙攣させ、甲高い嬌声を発しながら、自らの足に愛液の飛沫を浴びせかける。
「あんっ♥♥ あ、んんんっ♥ やだっ、そこだめっ♥♥ イッ、イッあ♥♥ あ、あ、あぁぁぁぁぁぁ♥♥♥♥」
まだ擦る。頭を垂れた身体をそのまま、膣だけを弱い部分から逃がそうと身動ぎするサレンだが、男の指はマンコの弱い部分から一切剥がれてくれなかった。イッてイッて、イキ続ける。サレンは土下座をしたまま手マンされ、艶めかしい声をみっともなく上げながらよがり狂う。
「ふっ、ぐ……う、うぅぅぅっ♥♥ あぅぅぅぅぅ……っ!♥」
「すげぇなこいつ。イキながらちゃんと耐えてやがる。見ず知らずのガキ共がそんなに大事かねぇ」
激しすぎる快楽の波に呑まれながら、それでも土から顔を上げずに子供たちを暴力から守り続ける姿は、淫乱な聖母(マザー)という一見して矛盾した名がよく似合っていた。
とはいえ、それほど美しくいやらしい聖母を前に、下卑た欲望を我慢できるほど彼らは人間ができていないようだ。
「はっ! それならガキ共にも見せてやらねぇとな。オレらが仲良くなった姿をよぉ!」
「ひゃあっ!?」
サレンの反応を見た荒くれ者の一人。戦いの最中、交渉の際も含めてサレンを一番嬲っていた屈強な男がサレンの手を取って強引に立ち上がらせた。
胸を大きく揺らされながら立ったサレンは、両手を背中で束ねられた不自由な姿勢で男の腰部にデカケツを押し付ける姿勢になる。
「な、何するの――――――」
ズブリュッ♥
「へ?♥ え、うそ、やだ……っ♥」
サレンはろくな言葉を出すことができなかった。不意に、本当に呆気なく、彼女の処女が散らされた。
「あぁあ、あっ♥♥ は、入って、あたしの、なかっ♥♥ 入って、くるぅぅぅぅぅ!?♥♥♥♥」
その上、子宮まで一直線にペニスを挿入される動きに圧迫感を覚えるどころか、激しく果てる淫らな顔を晒したサレンに、元の理性的な言葉を期待するなど間違っているだろう。
挿入れられて果てたサレンは、腰を打ち付けられた尻肉が波を打つ感覚も、膣肉を掻き分けた巨根が子宮口を穿つ感覚も、快楽に繋がる何もかもを身体で感じながら思考でイッた。
(あたし……男の人の、おちんちんで……イッたの?♥ そんな、こと、って……♥)
屈辱に言葉を失うならまだしも、陵辱してくる相手のペニスでイかされた。挿入されただけで頭が真っ白になり、熱が身体を焼き尽くすような快楽を感じた。
裸なのに少しも寒さを感じない。熱い、身体が異様なほどに熱い。
「あ、あ゛っ♥♥ あんた、たち……あたしのからだ、にっ♥♥ なに、した、のよ……っ!!♥」
羞恥と屈辱で頭の回らない状況だとしても、流石におかしいと気づいたサレンが男を肩口から睨みつけて問い詰める。しかし、その顔は口の端を唾液で濡らした蕩け顔。何の圧も感じないない。それどころか、挿入された雄の肉棒がより昂るだけの悪手でしかない。
「さあな。テメェが淫乱なだけの問題をオレらに押し付けないでくれよ。そんなことより行くぞ」
「ちょ、ちょっと本当に何を……ひゃあぁぁ!?♥」
男は挿入した巨根を支えにサレンの身体を軽々と持ち上げると、マンコをチンポで串刺しにされた小っ恥ずかしい姿のエルフをある場所に突き入れた。
「や、やめ――――――」
辺りが草木に囲まれた森の中で、サレンが身体を入れられる場所など一つしかない。か細い制止の言葉は風に消えて、サレンは自らが閉じた馬車の出入り口を守るカーテンに上半身を突っ込まされた。
「んあぁぁぁっ!?♥♥」
上半身だけが馬車の入口に入り込む。当然そこには、僅かな明かりだけが頼りの空間で、サレンの言葉を信じて待っていた幼い子供たちがいた。
「わぁ!!?」
「……あ、あれ?」
「お姉、ちゃん? ど、どうしたの、何してるの……?」
「うぅ……あっ!」
当然放り込まれてきた、彼らの視点では入ってきたと言うべきサレンに子供たちが驚き、言葉をかける。
その目はサレンを信じ切り、怖い人たちをやっつけてくれたのか、という純真無垢な思いが灯されているように見えて、サレンは慌てて顔を上げた。
「び、ビックリさせてごめんね……じ、実は、あっ♥♥」
瞬間、下半身が強く跳ねた。強力な腰突きが尻と局部に叩きつけられ、サレンの背筋が反り返るように伸びる。
「あっあっあ♥♥ や、やめ、て……子供たちの、前で……っ!♥♥」
「ど、どうしちゃったの? なんで、苦しそうなの?」
「もしかして、悪い人たちに、やられちゃった……の?」
子供たちから見れば上半身だけを覗かせたサレンが、不意におかしな声を出して苦しみ出した光景だろう。そして荒くれ者たちからすれば、下半身だけを馬車から出した壁尻もどきを目と肉棒で味わう光景が出来上がっているに違いない。
何を優先すべきかはハッキリしている。子供たちにおかしな光景を見せつけようとする彼らの下卑た行為に怒りを覚えながら、サレンは下手くそな笑顔を張り付けて声を発した。
「だ、大丈夫♥ んッ♥ 今はね、悪い人たちがここを狙ってるいるから、守りに来た、の……っ♥♥ みんなは、何も心配しないでっ♥ もっと、奥に、隠れて……あぁっ♥♥」
「で、でもお姉ちゃんが……それに、おっぱいが……お外で裸になって、は、恥ずかしく、ないの?」
性の知識が全くない子供たちでも、服を着ていなければ恥ずかしいという当たり前の常識は備わっている。彼らに笑顔を見せるため顔を上げたサレンは、生々しく揺れる乳房の存在を忘れてしまっていた。
「あっ♥ あんっ♥♥ ち、ちがうの♥ これは、服が破けて……んんんっ♥♥♥」
子供たちはサレンを問い詰めたいのではない。責め立てたいのではない。ただ目の前に広がる光景の疑問を、口にしているだけなのだ。
それがわかっているのに、サレンは己が辱められている錯覚に陥った。子供たちに笑われ、責められているように感じてしまった。
ありえないほどの快感とありえないほどの羞恥で頭が真っ白になる。一刻も早く、自分の身体が見えない馬車の奥まで子供たちを誘導しなければ。
サレンの焦りが募る。喘ぎ声を手で塞いで抑えながら、子供たちに言葉をかける。声を出したいのか抑えたいのか、どっちつかずなサレンの態度に子供たちは困惑するばかり。
そんなサレンの態度をハッキリとさせる肉棒の一突きが、彼女の膣奥に打ち込まれた。
「ん゛お゛ォ゛っ!!?♥♥♥」
『!?』
子宮の外側、ポルチオと呼ばれる突出した部分。媚薬による急激な感度の上昇と性感帯への強烈な刺激に耐え損なったサレンは、無垢な子供たちの眼前で白目を剥きかけた蕩け顔を披露してしまった。
驚いた子供たちが尻もちをついて飛び退いたものの、サレンの半身から目を離すまでには至らない。顔を伏せることができないサレンは、野太い嬌声を馬車の中に轟かせ始めた。
パンッ♥ パンッ♥ パンッ♥ パンッ♥
「ん゛お゛ぉぉぉ♥♥ ふんぉ゛おぉっ……♥♥♥ ふーっ、ふぅ゛ーッ゛♥♥ お゛ッ、ほォ゛……っ!♥♥♥」
尻肉が奏でる交尾の音をかき消すほど激しい汚声。優しい声で語りかけていたサレンが突如豹変し、獣じみた声で喘ぎ出した。子供たちからすれば、なぜかわからないがサレンが苦しんでいるように見えてしまっている。
「お、お姉ちゃん、しっかりして……!」
「なんで、なんで苦しそうなの? 言ってくれなきゃわかんないよぉ!」
「ち、ちがうのォッ♥♥ くるしくないっ♥ ぐるじぐ、ない゛っ♥ み、みないで……おねがいだから、みない、で……ん゛ッほぉぉぉぉぉ♥♥♥♥」
自分たちを命懸けで守ってくれた少女を涙を流して純粋に心配する子供たちと、そんな彼らの前で鼻の下を伸ばして目を上擦らせたアヘ顔を見せ、ヨダレを飛び散らせるサレン。
顔を俯かせようとする力が、快楽物質に犯された中枢神経に捩じ伏せられる。子供たちの前でアヘ顔オホ声を晒すというサレンにとって一番の陵辱を味わいながら、彼女は淫らにイキ狂う。
子供たちの前で淫猥な姿を見せつけてしまう。言い逃れできない恥を暴かれた。よりにもよって子供たちの目の前で、卑猥な乳房を揺らしてアクメをキメた顔をその目に焼き付けさせてしまう。
それは尊厳の崩壊――――子供を慈しむママ・サレンの心が打ち砕かれる最低最悪の快楽だった。
ドピュドピュドピュッ♥ ドビュブビュルルルルルルルッ!♥♥
「お゛ッォオぉぉぉおおぉぉお!♥♥ いくっ♥ イクイク、イッぐぅぅぅぅぅぅううぅううぅうぅ〜〜〜〜〜〜〜っ♥♥♥♥」
生ハメセックスで子宮に射精を通され、舌出し仰け反りアクメ宣言をサレンは全力のアヘ声で轟かせた。
ビクンビクンと波打つ聖母の裸身。子供たちは呼吸を忘れて〝魅入って〟いた。どうしてか、股の部分がムズムズと疼いてしまっていた。
「よう、邪魔するぜ」
「ひ……っ!?」
早すぎる目覚めの兆しに困惑する少年たちへ、サレンを犯していた荒くれ者が言葉をかける。
仕切りを乗り越えて我が物顔で馬車の中に入ってきた男、少年たちからすればサレンを傷つけ自分たちを怖がらせる元凶を前に震え上がる。しかし、男は〝約束通り〟子供たちを傷つけることはしなかった。
「おいおい、そんな顔するなって。オレらはママ・サレンと和解したんだ」
「わかい……?」
「おっ、子供にはちょっと難しすぎたか? オレらはな、この子と仲良くなったんだよ。見ただろ、気持ちよさそうなサレンちゃんの顔をよ」
――――男を止めなければ。
浮ついた思考で手を伸ばしたサレンだったが、絶頂の余韻に浸る身体は手を伸ばした〝つもり〟に留まる。彼女の身体は、未だ馬車の外に中出しマンコをさらけ出したマヌケな姿のままだ。
「きもち、よさそう?」
「でも、お姉ちゃんは、苦しそうにしてて……」
「ははっ、おまえらみたいなガキには早すぎたかねぇ。いいか、さっきの顔と声がな、女が一番気持ち良くなってる証拠なんだぜ。どれ、もっとわかりやすいように見せてやろうか」
そんなサレンは男の手で引きずり上げられると、仰向けにされた状態で膣口に亀頭を擦り付けられてようやく身動ぎをした。
子供たちの前で生ハメセックスをして、サレンが気持ちよくなっていることを証明する。最低を超えた下劣極まりない遊びをしようとする男に、サレンは目を見開いて声を荒らげた。
「ふざけ、るんじゃ……ないわよ! この子たちの前でそんなこと、ただじゃおかない――――」
ドッッッチュンッッッ!♥
「ん゛お゛っ♥♥♥♥」
「いいか、ガキ共」
「お゛っお゛っお゛っ♥♥」
グリグリとポルチオを圧迫するチンポに何も出来ない。足を広げ、喉笛が浮かび上がる首を反ったみっともない姿で、アヘ顔で、サレンは子供たちを見てしまう。
自分がセックスをしている姿に頬を赤らめてぼんやりと魅入った、魔性の道へ堕ち始めた少年たちの姿を見た。
「女ってのはな――――このくらいされた方が気持ちよく喘ぐんだぜ」
男の性教育に少年たちが聞き入ってしまう。力強く腰を振る大人の雄に、子供の雄が夢見心地に熱を発する。
「おっおっ、おぉぉぉ……おッほおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ♥♥♥♥」
彼の言葉が正しいと証明するには十分すぎる快楽の遠吠えが、サレンの口から響き続けた。
サレンたちが解放されたのは、それから数時間後のことだった。
我先にと逃げ出した者たちの行方は知れない。通報もせず逃げ延びたか、怪異に喰われて消失(ロスト)したか。
その場に残されたのは一台の台車。白濁液に塗れたアヘ顔の聖母が目を剥いて潮を吹く様を、熱に浮かされた目で見下ろす少年たち。その二つの光景だけが、そこに在った。
陵辱の証拠はそこにしかない。サレンの晒した恥姿は、姿を消した荒くれ者と無垢だった少年たちのみが知っている――――――
To Be Continued……?
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次回、反響があってモチベに繋がったら悪い教育されちゃった子供たちを引き取った媚薬浸透サレンママ編に繋がるかもしれなくもない。行き場がなくなった子供たちを救護院で引き取らないなんてサレンママがするわけないよねー(棒)
実際反応良かったらモチベが刺激されて中身が具体化するかもしれないのは確か。最初は目覚めたショタたちをちょっと抜いて上げるくらいだったのに……みたいな感じに、なるんですかね?いやこういうショタおねものは流石に手探り間違いなしなので。
定期的に書きたくなるんだよなぁサレンママ。立場上色んなことが似合いすぎるというか。何故か出来た関所で恥ずかしい身体検査以下略とか。
たまに今回みたいに書きたくなったキャラのシチュをTwitterアンケートで決めたりしてます。完成したりしなかったりバラバラですが、興味があったらTwitterのフォローもよろしくです。