Home Artists Posts Import Register

Content

いつもご支援ありがとうございます。タイトルはヒッデェですが全てを出し尽くした士織ちゃんマゾ化作品 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18581801 のオマケです。

本当に気力を振り絞って書きました。本編の受けが心折れるレベルだったらひっそり消し飛ばす予定です。

タイトル通りお尻にぶち込んでたりいつもの擬似排泄もノリでぶち込むであります。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 精霊術式を応用した魅了ペニスに精霊たちが取り込まれ、〈ラタトスク〉内部におけるクーデターは完全な成功を収めた。巨大な力を持つ精霊たちと、雌を強制的に従える力を持つ魔術師の男。その絶大な権能に抗える者など組織に存在しなかった。

 そして、唯一その可能性を持つ五河士道、否、五河士織は自由を奪われた状態でマゾ調教に伏していた。


 殺風景な部屋で大の字で拘束され、肌を晒した長髪女顔の少年。ヘッドセットと目隠しで身悶えする彼こそが、男に支配された精霊たちを救う唯一の希望である。


「あぁぁぁんっ♥♥♥ あんっ、あひゃんっ♥ はぁっ……はぁうぅ……くふぅぅぅぅぅんっ♥♥♥♥」


 とぷっとぷっとぷっ♥ ぷぴゅるる♥


 しかし、その希望は風前の灯火。幾度となく跳ね上げた腰には白い紙が巻かれ、士織はその中にひたすらマゾ射精を続けていた。

 それは『オムツ』。赤ちゃんに着ける紙オムツを射精の受け皿にされながら、士織は耳に垂れ流しされる何かの音声で身悶えしている。彼は日がな一日、特別な日でない限り放置プレイを受けていた。

 というのも、士織の役目はほとんど終わっているのだ。彼の前で精霊が洗脳される瞬間を見せつけ、他ならぬ精霊の手でNTRマゾ射精に目覚めさせた。あとは霊力を封印する瞬間を見せつけ、五河士道の心をこの世から消滅させ、五河士織という存在を生み出すだけ。

 その時間が来るまで士織を追い詰める。彼の中に残留する霊力と士道の心をマゾ射精にして、徹底的に搾り取る。これはそのための装置だ。


「ひゃらっ♥♥ らめっ♥ ごめんなさいっ♥♥♥ ゆるして♥ もう射精ないっ♥♥ 雄汁でませんっ♥ でないでないでない……ぁ゛ぁぁ゛ぁぁ゛ぁ……♥♥♥♥」


 もっとも前者の理由はほとんど建前だろう。肝心なのは士織に〝いて〟もらうことだ。しかし、そこに雄の精神性など無用の長物でしかない。

 ちょうど都合のいい士織という姿と、魔術師の洗脳能力と対極に位置する短小クソ雑魚マゾちんぽの持ち主だったこと。どちらかが欠けていれば、彼もここまで惨めな立場に追い込まれることはなかったかもしれない。


「士織さん……お邪魔します」


 オムツを穿いて無限マゾ射精地獄に伏した士織の元に、一人の少女が現れた。淡い光を放つ霊装を纏った幼い少女の名は、氷芽川四糸乃。

 今日は彼女が士織の〝世話係〟だ。愛らしい顔立ちの少女は裸にオムツという高校生にあるまじきみっともない姿の士織に近づくと、そのヘッドセットを取り外した。そこでようやく士織は四糸乃の存在を知覚した。耳元で常に鳴り響いていた精霊たちの『催淫罵倒音声』によって遮られていた知覚が取り戻される。


「……っ、はへ?♥ よ、四糸乃……ほん、もの……?」


 生の声が鼓膜を震わせたのは何時間ぶりかわからない。士織は視界を霞ませて四糸乃を見た。

 一見して彼女は変わりない。士織にとって、心のオアシスのような可愛らしく利口な少女だった。


「はい、お世話の時間、です。士織さん……それとも、こう呼んだ方がいいですか♥」


 しかし四糸乃はゾクリとするほど妖艶な笑みを浮かべると、荒い息を吐く士織の耳元に唇を当て、か細い声を発した。


「へんたいマゾちんぽさん♥」

「あがっ♥♥♥♥」


 びゅるっ、びゅくくっ♥♥


「あ、ちょっとだけ強くお射精できましたね♥ 私たちの声、気持ちよかったですよね♥ へんたい、変態、ヘンタイ、って♥ でもやっぱり、こうして実際に言う方が、士織さんは気持ちよさそうです♥ ね、短小ほーけーさん♥」

「あっあっあ♥♥♥ あ♥ あんっ、はぁぁぁぁん♥♥」


 腰が勢いよく上下に跳ねて先ほどより強い射精音が響く。とはいえ、それでも精霊たちを奪った男の射精に遠く及ばない。雄としての隔絶した力の差は、最初から埋められることはない。まして、四糸乃の消え入るような罵倒で射精してしまうマゾであれば、対立することさえ失礼に当たるだろう。


「女の子みたいな声出していて……いいんですか♥ 他の皆さんは、みーんな……ご主人様のお世話をしてますよ♥ 折紙さんは、朝一の雄臭いチンポを布団の中でしゃぶってました♥ 六喰さんと美九さんは、朝のお風呂でご主人様の身体をおっぱいで洗ってました♥ 七罪さんと琴里さんは、ご主人様のお風呂マットにされて、十香さんは身体を拭くタオル……♥ 士織さんがメス声出してる間に、酷いことされてるんです♥」

「あっ♥ み、みんな……♥♥」


 酷い扱いをされている。それを植え付けられた偽りの感情のまま、笑顔で受け入れているのだろう。それを想像しただけで……股間の膨らみが加速度的に増していく。


「皆さん、モノみたいに扱われています……オナホです♥ 精霊はみんな、ご主人様専用のオナホにされちゃいました♥ どれもこれも……士織さんが弱っちいせいです、よね?♥」

「あううぅぅぅ、ふくぅんっ♥♥♥」


 あの四糸乃に責め立てられる。己の不甲斐なさを。弱々しさを。あまつさえ、五河士織として彼女たちと同じ立場に堕ちようとしている惨めな姿を。


「士織さんのおちんぽが強ければ♥ あんなにちっちゃくなければ♥ 私たちのおまんこは、ご主人様に奪われなかったかも、しれません♥」

「う、うぅぅ……♥」

「でも仕方ないです♥ 皆さん、そう思ってます♥ 私もそう思います♥ だって士織さんのちんちんが小さいのは、生まれた時からどうしようもないことです――――やーい、粗チン♥」

「んに゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁ♥♥♥♥」


 びゅーっ♥♥ ぷびゅーぷびゅーびゅるびゅるびゅるー♥


 粗チンから精液が吹き上がった。今度のモノはなかなかの量と勢いだったのか、士織の中に潜んでいた雄のプライドがオムツの表面を盛り上げる。

 無論、それは士織の中にある雄の心が少なからず消費されたということでもあった。四糸乃にマゾ射精させられ、舌根を出したアヘ顔ではぁはぁと疲労の吐息を吐く士織に、四糸乃がくすりと笑いかける。


「お疲れ様でした……はやく、私たちみたいになってくださいね……♥」

「っ……い、やだ!」


 それだけは出来ない。惨めな変態マゾになってしまった士織だが、最後の一線は譲れない。

 こんな姿になったからこそ、精霊たちを救うという望みだけは絶対に成し遂げなければならないのだ。が、気丈に頭を振る士織を可愛らしく感じているかのように、四糸乃は笑顔で彼の〝お世話〟を始めた。


「身体、拭いちゃいますね……ちょっと冷たいですけど、我慢してください♥」

「うぅ……ひゃあっ♥♥」


 ペット用のウェットシートで身体に張り付いた汗を拭き取る四糸乃。年下の女の子に、ペット用のウェットシートで、身体の汚れを洗い流される。改めて精霊を救うと決意した心が、容易く折れかける音がした。

 心を折らずに耐えればいい。簡単に言うが、心は単純ではない。およそ人ではない扱いを受け、自分がマゾだと自覚させられ、奪われた精霊たちの言葉に矮小なモノを興奮させる。


「ここも、汚れ落としちゃいます♥ ……ふふ、汚れてるけど、匂いがほとんどしません♥」

「っ、っっ〜〜〜〜♥」


 びりびりと紙オムツが破かれれば、精液に塗れた股間部が顕になる。本来なら大量の射精でとてつもない匂いが篭っているはずなのだが、四糸乃の言う通り匂いは全くと言っていいほどない――――枯れかけた精子からは、雄の臭いすら失われかけていた。


「……これで良し、です。明日は診察の時間がありますから、それまでゆっくり……私たちの声で、休んでいてくださいね♥」

「ま、待ってぇ……お願いだから……はぅんっ♥♥♥」


 真っ暗闇の中で精霊たちの声を聞き、射精し続ける。雄の臭いが消えつつある中、まだ射精す、さらに射精す、もっともっともっと――――これは五河士道が、五河士織になるまでの物語だ。




「……やあ、シン。よく来たね、そこに座ってくれたまえ」

「は、はい……」


 医務室で士織を出迎えたのは、灰銀の髪を無造作に纏めて白衣を着た女性だった。

 彼女は村雨令音。高校の教師であり、その実態は〈ラタトスク〉の解析官。知識、スキル共に優秀極まりない女性であり、おまけに目を引く美女だ。

 士織も彼女には日頃からお世話になっていた。しかし――――裸の士織に疑問を持たず、自らの前に置いた丸椅子に促す彼女の実情は、察するにあまりあるだろう。


「……さあ、見せたまえ。診察を始めようじゃないか」


 令音は士織の専属医だ。当然ながら、それは正常な治療行為をする医師というわけではない。

 前置きを抜きにして診察を始めようとする令音に、士織は顔を真っ赤にしながらも両脚を広げ、大股を開いた。そこには彼の短小ちんぽがキンタマの上に『ちょこん♥』と鎮座していた。


「……ふむ。小さいな」

「あぅ♥」


 精霊たちのように詰るものではなく、純然たる事実を令音は口にする。


「……一般的な高校生が持つ男性器の約三分の一……いや、それ以下。ご主人様と比べれば十分の一もあるかどうか……」

「ご、ごめんなさいぃ……♥」

「……謝ることはないんだ、シン。君のちんぽが小さいことは事実。……けれど、君がどんなに短小早漏包茎クソ雑魚の粗チンだったとしても、精霊たちは君を嫌ったりはしないよ」


 言って、令音は士織のペニスに手を伸ばした。本来なら勃起しかけのペニスを女性の手のひらに収めるのは工夫が必要なのだろうが、士織の短小包茎は手で軽く握るだけですっぽりと隠れてしまった。


「……片手で握るだけで見えなくなる、ちっぽけな陰茎だとしても、ね♥」

「う、うぅ、ぅうぅうぅ♥♥」

「……羞恥心により勃起を確認した。続けて、通常手段での勃起促進を開始する。……シン、こちらを見たまえ♥」


 ぷるんっ♥ しこ♥ しこしこ♥ ぷるんぷるんっ♥


「あっあっ♥」

「……ふむ。おっぱいに対しての執着心は正常。が、勃起には影響なし。……手淫による官能の声、しかしこちらも陰茎に変化なし」


 シャツから乳房を引っ張り出し、精霊たちの中でも比類する者が少ない爆乳を揺らし、士織のペニスは手で刺激する令音。

 甲高い吐息こそ発した士織だったが、そのペニスは令音の手のひらで沈黙していた。先ほど、令音の事実確認中は『ぴくぴくぴくぅ♥』と元気に跳ねていたにも関わらず、だ。


「……一般的な性的嗜好に反応できない……シン、君の病名は『勃起機能負け犬不全』。……君のように短小包茎の女顔が、多くの女性をNTRた際に起きる特殊な勃起不全だ♥」

「そ、そんな病気があるわけないでしょう!」

「……だが事実、君は普通の勃起ができなくなっているじゃあないか♥ 以前は射精ができない程度で済んでいたというのに、ね♥」

「あぅぅ……だ、だって……そんなの……」


 マゾの自覚を得た当初は、単純な快感では射精ができなくなる程度だった。しかし美九と十香の手で狂三と琴里のNTRセックスを見せつけられながら〝癖〟を付けられた結果、士織は勃起機能に直接的な打撃を被った。

 マゾ射精とNTR射精しかできない負け犬のちんぽ。それは同時に、射精と密接に関わる勃起機能をも封じていた。今の士織は、令音ほど魅了的な女性から手厚いサポートを受けても、まったく勃起できない不能状態なのだ。


「……仕方ない。患者に病気を正しく理解してもらうのも、専属医の役目だ」


 己の現状を知りながら、なかなか現実を受け入れないで我儘を言う士織にため息を吐き、令音は本格的な『診察』を開始した。


「……少し思い出話をしよう。私が彼と……ご主人様と出会った頃の話だ♥」


 ピクッ♥


 表情よりも早くちんぽが反応を返す。大好物を目の前にして、興奮が抑えられない童を令音は見下ろす。そのかつては神秘的だった物憂げな瞳は、今や愛おしいモノへの崇拝を込めた欲情の潤みを帯びていた。


「……私は皆より早く彼と出会った。〈ラタトスク〉を掌握する上で、私のスキルは役に立つと踏んだのだろうね。……出会い頭、私はご主人様におちんぽを見せつけられた……ああ、脳が震えたよ♥」

「れ、令音さん……っ♥」

「……私には大事なものがあったはずだ。やらなければならないことがあったはずだ……全てがどうでもよく感じるようになった♥ ……私はあの瞬間から、ご主人様のおちんぽ奴隷になってしまったよ、シン♥」

「ふーっ、ふーっ♥♥」


 ムクムクムクゥ♥


 あの村雨令音ですら抗えない絶対的な魅了。あの令音が士織の前では見せたことのない恍惚とした蕩け顔で、心を奪われた瞬間を語るという背徳的な行為に短小ちんぽがそそり立つ。今できる最大限の勃起、赤い亀頭をギリギリ剥いて覗かせる半剥き惨め勃起で我慢汁をダラダラと垂れ流す。


「……もちろん、私たちには操られている自覚がある。わかっていてもどうにもならない……だからシン、私も初めは君を信じていた♥ 初めは、ね♥」

「……ぁ、ぁ……♥」

「……ずっと待っていたのに、一体君は何をしているんだい♥ ……私たちが彼に染め上げられている間、君は約立たずのちんぽを勃起させられなくしていただけじゃあないか♥ シンのことを、私は誰より信頼していたのに……残念だ♥ 君がマゾイキしかできない変態だったなんて♥ 本当に、残念だ♥」

「ち、ちが……俺は、令音さんを、みんなを……がんばって、たすけたくてぇ……♥」


 助けたいのに、助けたい相手が奪われる光景を想像して勃起する変態ちんぽを令音は片手で握り締め、耳元でボソリと声を続けた。


「……ならどうして、シンのちんぽは勃起しているんだい♥ 違うというのなら、早く勃起を止めるんだ♥ はやく……はやく……はやく……♥」

「あっあ……ごめんなさい、ごめんなひゃいっ♥」

「……はやく……はやく……はやく――――イけ♥」

「んっひぃぃぃぃぃぃんっ♥♥♥♥」


 とぷとぷとぷぷぷぷぅ♥


 不意の射精命令に士織の陰茎が打ち震え、令音の手の中に精液を放つ。NTR報告で掻き集められた雄の心がまた無駄打ちさせられる。


「……完全なマゾイキでなくとも、命令があれば射精が可能。……診察を続けよう。シン、次は私の身体がどの程度変化したのか、君に知ってもらいたい」

「も、もういいです……わかり、ましたからぁ……♥」

「……さあ、よく見るんだ♥ 私の腋の下が、君のせいでどうなってしまったかをね♥」


 令音は上半身を脱ぎ、減り張りのある肌を大きく晒す。それ自体は士織のペニスに何ら反応をもたらすことができないが、ある一部位だけは別だった。

 片手を上げて指で開いた腋の下。士織は蕩けた目を驚愕で見開いた。


 もさもさもさぁ、もわぁ♥


「れ、令音さん……わ、腋毛……!?♥♥♥」


 腋の下に広がる灰銀の縮れ毛。上下に伸びた茂みは汗ばみ、匂い立つ汁を垂らして存在を主張していた。完璧に思える令音の身体の汚点にも思える腋の剛毛に、士織は『ピピーッン♥』とちんぽを勃たせた腰を堪らず浮き上がらせた。


「……そうだ、君が不甲斐ないせいで、私の腋の下は雌臭い蒸れ蒸れのムダ毛だらけになってしまった♥ ……女に酷い命令をすると思っているだろう? だがシン、君はそんな男に負けて、私の汚ったないジャングル腋毛に興奮勃起している変態だ♥」

「ぁ、ぁ……あっ♥ だめ♥ 令音、さんの……わ、腋毛♥ 俺のせいで、あんな、汚く……♥」


 村雨令音に自分のせいであんなことをさせている。罪悪感が身体を蝕む。自分が至らないばかりに彼女を奪われ、汚い腋毛を晒させてしまった――――その事実に当然のように興奮した。

 もういいと言うのなら耳を塞いで目を閉じればいいのに、士織の目は無様なNTR姿の令音を捉えて離さない。


「はーっ♥ はーはーっ、ハァーッ♥♥」

「……気になるかい?♥ 構わないよ、シンになら、私の汚い場所も……ほら、味わってくれたまえ♥」


 ぞりっ♥ じょりじょりじょり、ぞりりぃ♥


「ふにゃぁあぁぁぁぁああああぁ……♥♥♥♥」


 ぴゅるっ♥ ぴゅるぴゅるぴゅるっ、ぶぴゅっ!♥


 令音は縮れ毛を士織の粗チンに擦り付け、早漏の精液を腋毛にぶちまけさせる。さらに、精液で汚れたそれを士織の顔面に押し付けた。


「ふむっ!?♥♥♥」


 汗と精液を吸い、少しくたびれた毛が士織の目と鼻と口に接着する。

 匂いが鼻と口から脳に駆け抜け、士織は身体をガクガクと震えさせた。失禁パンツを口に頬張った時と同じ快感だった。屈辱的なのに、快楽物質が身体を巡り、血肉を沸き立たせてどうすることもできず、痙攣する。


「……気づいているかな?♥ 私の腋に、君の匂いがないことを♥ 君の精子はほとんど無味無臭♥ ……君はもう、匂いでさえ私たちとご主人様の間に介在することができない♥♥ 君の存在は、まったく無意味なモノなんだよ、シン♥」

「すーっ、ふーっ♥♥♥ ふすーっ、ふ、ふがっ♥♥♥ すうぅぅぅぅぅぅ♥♥♥♥」


 とぷっ♥ とぷとぷとぷっ、とぷぷぷぅ……♥


 美女の腋毛に埋もれた顔をアヘらせ、力なく開いた股座に透明度の高いミルクを垂れ流す。射精というほどの勢いはなく、さながらところてんを捻り出しているような精液の流れだ。

 自分が無価値であることを知らされる令音の腋臭。五河士道の精子がどれほど無味無臭かを自覚させられると同時に、芳醇な香りが鼻腔をくすぐり頭が彼女の甘い匂いでいっぱいになる。


「……ふふ、その分、君は私の匂いを嗅いでいられるね♥ この射精量……知らぬ間に、臭いフェチにまで目覚めていたようだ♥ 女装にマゾ性癖にNTR癖……そして、腋毛の匂いを嗅いで射精する♥ 立派な変態の病人であることを、認めてくれるね?♥」

「ふぅぅぅ、ふすぅぅぅぅー♥♥♥♥」


 とぷんっ、ぴゅる……♥


 常に女装した姿を晒した短小早漏。被虐的な快楽でしかちんぽが興奮できない勃起障害に、女の深い臭いで射精をしてしまう臭いフェチ。


(いいにおいぃ……♥♥ これしゅごいぃ……おちんちん、ずっときもちいい〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥)


 診察は大成功だ。令音は患者に対して変態マゾであることを丁寧に教え、その自覚を促すことに成功した。令音を取り戻すその使命を忘れ、彼女の剛毛に顔を突っ込んで射精し続ける士織の顔は、快楽を知った雌のように蕩け切っていた。




「……さて、シン。君が如何に救いようのないド変態で、ご主人様のオナペットになるしか救いの道がないことは理解してもらえたと思うが……」

「しょ、しょんな……♥」

「……事実だ。受け入れたまえ、変態マゾちんぽ♥」

「んほひぃ!?♥♥♥♥」


 ぴゅっ♥


 恐らくは〝士道〟に一番近しい呼び方をしてくれていた令音にさえ、容赦のない底辺ネームで呼称される。その侮辱的な羞恥に士織の腰は跳ね、短小ちんぽの先端から半透明の白濁液が僅かに散った。


「……しかし、病状の進行に伴って射精の勢いが衰え始めているね。……雄の精子が薄くなるのは結構なことだが、その前に完全なインポになってしまうことは避けなければいけない」


 そんなみっともない変態マゾを見て、令音が何かわけのわからないことを呟いた。

 今は霊力と雄の心を根こそぎ射精させるのが目的だ。そのために士織をマゾ漬けにしているわけだが、射精し切る前に耐性が付き、彼が完全にED(インポ)と化してしまっては本末転倒だ。

 それを防ぐために令音は医務室の機材を弄り始める。最新鋭の顕現装置が搭載されたこの医務室には、映画館も驚きの映像投影機器が搭載されている。


「……これよりED対策を始める」

「はへぇ……♥ はひゃっ♥ 令音しゃん、にゃにを……♥」


 巨大モニタを設置した令音は士織を軽々と抱き抱えると、いつの間にか設営されていたソファーに座った。

 気分はさながら映画鑑賞。令音は両手と両脚で士織の身体を抱きしめ、その乳首に両手の指、短小ちんぽに両脚の裏を合わせる。


「んん……っ♥ こ、これ以上、何をするって言うんですか……!!♥」

「……言っただろう、ED対策だ。今はまだ、君にちんぽの感触を忘れてもらっては困るんだ……それに乳首もしっかり開発しないといけないからね♥」

「い、今開発って……ひゃうぅん♥♥♥」


 コリコリ♥ しこしこ♥ カリカリ♥ しこしこ♥


「あっあっあっ♥♥ ぁぁ、あぁん♥」

「……ちんぽの刺激でイくのが難しいのなら、乳首の快感に合わせてイくんだ♥」


 乳首を抓って弾き、爪で掻いて刺激し、短小ちんぽをすり潰すように足コキをする。もちろんそれだけでは士織がイくことはできないため、令音はED対策となる映像をモニタに映し出した。


『……見えているかい、シン♥』

「へぁ……?」


 突如として映像に映し出され、声を発した美女。それは士織を抱きしめながら乳首とペニスを責める令音その人だった。

 その時点で映像の令音がリアルタイムではなく、過去に撮影したものであることを理解する。


(……来禅の、教室?)


 映像の中の令音が立っている場所は、士織が士道として通っていた来禅高校の教室。見間違うはずのない母校の校舎内だ。

 そこに令音がいること自体に違和感はない。彼女は来禅に教師として席を置いている身なのだから――――しかし、彼女の影にあの男がいるとなれば話は別だ。


「あ、ぁぁ……どう、して……っ♥♥」


 士道が通う学校の教室に令音がいて、その傍にあの男がいる。士道が士織になってから遠くなっていた日常の場所が、あの男に侵略されていることに心が震えた。

 何よりも、そこで何が行われようとしているのかを察して、士織は末恐ろしい興奮を覚えた。


『……これは君に宛てたメッセージビデオになっているはずだ。懐かしい場所だろう? シンが通っていた教室、シンが座っていた椅子と使っていた机……もう、わかっているんじゃあないかな♥』

「あ、あっ♥♥」

『……言葉もない、という様子かな♥ ……ん、そこで惨めな格好で見ていてくれ――――私がここで、ご主人様とセックスをする姿をね♥』

「あはぁぁあぁぁああん……♥♥♥♥」


 とぷとぷとぴゅーっ♥


 自分がいるはずの場所を奪われ、深い関係にあった美女とのセックスを見せつけられる。その事実と令音の悦びに満ちた微笑みに士織は情けないマゾ射精をキメてしまった。


「……シンに私のセックスを見せるのは初めてだったか♥ ふふ、少し恥ずかしいな♥ ……君のちんぽでは届かない場所を突かれて、酷い顔と声を出しているからね♥ 君にできないことを、ご主人様はしているんだ♥」

『お゛……ッ♥♥♥♥ この格好……おく、とどくっ♥♥♥ ……ご主人様のおちんぽ、子宮の奥まで、イグッ!!♥♥♥♥♥』

「……見たまえ、私のマンコの奥に届く巨チン♥ 君が短小でなければ、私を奪われることもなかったかもしれないのにね♥ ……シン、私は君のことが大好きだ♥ ただし、ご主人様の次に、あのチンポの次にね♥」

「ひゃらっ、やめてぇ♥♥ みたくない、ききたくないのに……い、いぃぃぃ♥♥♥♥ くふぅぅぅぅぅぅ♥♥♥♥♥」


 士道の机に身体を押し付け、片足を大きく上げて股間の結合部が見える濃厚セックスが映像の中で繰り広げられている。

 村雨令音のマンコを力強く貫く剛直。己にはないものを、自分から離れたものを貫きながら見せつけられる。NTRセックスという刻まれた〝癖〟を刺激され、士織は極薄精子を令音の足裏に全力で無駄打ちした。映像の向こうで濃厚な中出しセックスが行われる中で、士織は彼女の足裏に無味無臭の精液をこびりつかせることしかできない。


「……まだだよ、シン♥ 君のリハビリのために、みんなが協力をしてくれたんだ♥」

「や、そんな……あ、琴里たち……家、に……♥」


 映像が切り替わり、今度は精霊たちが映し出された。

 五河家のリビングで四人の幼い少女が煌びやかな霊装を纏い、妖艶な微笑みと浮かべてカメラの前に立っていた。日常の象徴たる場所と少女たちであるにも関わらず、それは異様な雰囲気を感じさせる映像だった。


『はぁい、士道♥ いいえ、これを見てるってことはもうほとんど士織なんでしょ♥ 情けないわねぇ、マゾイキしかできないだけじゃなく、インポ野郎にまでなりかけて♥』

「あぁぁっ♥♥♥」

『今、琴里さんにすごく反応してます……わかります♥ 士織さんのことは、なんでも……♥』

『どうしようもない変態の主様♥ 今日はインポ直前ド変態マゾちんぽのために、特別なモノをお送りするのじゃ♥ 少し刺激が強すぎるかもしれんが、ちょうどいいと思うのじゃ』

『私たちだって恥ずかしいけど、士織がインポになってメスになれないのは困るから、目を開いて耳をかっぽじって、よぉぉぉぉぉく見なさいよ♥』


 琴里からの言葉を皮切りに四糸乃、六喰、七罪から猛烈な快楽をもたらす声が続く。そして彼女たちは煌びやかな霊装の臀部を見せつけると、スカートをたくし上げズボンを引きずり下ろした。


「おっほぉ♥♥♥♥」


 ぴぴゅーっ♥


 思わずかぶりつきたくなる桃尻たちがハッキリと映し出された。しかし、士織が嬌声を上げて射精をしたのは彼女たちの丸い小尻が原因ではない。


(け、けつ毛♥ ケツ毛が、いっぱいぃ……♥)


 赤、青、金、緑。そこにあるはずのない毛が四つずつそれぞれの穴の周りをビッシリと囲み、もっさりとはみ出し、むわぁとメスの臭気を放っていたのだ。

 率直に言って汚く、目を覆いたくなる無様なケツ毛だ。


『どう?♥ 射精した?♥ しないわけないわよねぇ♥』

『この、ケツ毛は……ご主人様に、言われて、生やされました……すっごくチクチクして、恥ずかしい、です♥ でも、仕方ありません……だって、士織さんが、助けてくれない、から♥』

「んひぃぃぃぃぃ〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥」


 士織が不甲斐ないばかりに、琴里たちにケツ毛を生やさせてしまった。恥ずかしがった少女たちの汚らしい尻穴毛を眼前に、士織は申し訳なさに震えながら射精した。自分のせいでと思えば思うのほど、大事な少女たちが汚され続けるほどに、士織のマゾ羞恥と射精欲求はとめどなく溢れ出す。


『今日はこのケツ毛アナルから、この家にあるものを出すのじゃ♥ それは既にむくたちの腹の中に詰め込まれ、ぎゅるぎゅると音を立てておるのじゃ♥』

『ちょっと、本気で恥ずかしいんだから♥ トイレ以外で、しかも人前でこんなモノ出すとか、マジで恥ずかしくて死にそう♥ ちゃんと射精しなさいよね、士織♥ あ、言うまでもないか、ドマゾだし♥』


 尻穴からモノをひり出す。そんな恥ずかしいこと、トイレ以外でできるはずがない。

 そんな想像が今の精霊たちに通じるものか。不甲斐ない短小ちんぽのせいで恥辱と感じながらも止められない六喰が、リビングのテーブルの上にウンチングスタイルでしゃがみ、煌びやかな霊装を捲ってあられもない液体をアナルから捻り出した。


 ぶびっ♥ ぶりゅ、ぷぷぷぷりゅりゅ♥


『うほ♥ 主さま、見えてるかの?♥ んっひ♥ むくのケツ毛穴から、どろどろのザーメン大便が出ているのを♥ これで勃起してほしいのじゃ♥ 射精して欲しいのじゃ♥ それがまたむくたちのケツ毛アナルに注入されるからの♥』


 水のように極薄の液体が、半固体として尻穴からケツ毛を巻き込んでテーブルの上に鎮座していく。酷く汚いのに、見覚えのある山積みの精液。


『士織、どう?♥ 私の汚らしいケツ毛アナルからどろどろのザーメン下痢便が垂れ流されてるの♥ はは、みっともないわよねぇ♥ でも、元の精液が水っぽいのが原因だから、士織も少しは悪いのよ♥』

『私たち、こんなに変態になっちゃいました♥ でも、士織さんは嬉しいですよね……♥ 私たちがご主人様とエッチすれば……興奮しちゃう、変態さんなんですから♥』


 続けて七罪、四糸乃が誰が通りがかるともしれない玄関外の扉前で下痢のようなザーメンを汚いアナルからひり出した。

 もはや疑うまでもない。それは、士織が無駄打ちし続けた極薄のクソザコ遺伝子だ。それをゼリーのように固めて、しかし水に近すぎたため半固体どころかほぼ液体として排泄されることになってしまった、再利用されてもゴミのようなザーメンだった。

 そして最後に琴里は、士道が使っていたベッドの枕の上に恥ずかしげにウンチングスタイルで跨り、ケツの穴から凄まじい音と便を解き放った。


 ぼびぃ!♥ ぶちゅちゅっぬちゃぁ……!♥ ぶりゅ、ぶぼぼ、ぶびびっ!♥


『んん、はぁぁぁ……♥♥ 家族の枕にうんちしちゃったぁ……♥ せっかく私の中に届いた士織の遺伝子、うんちにして全部出しちゃった♥ ざーんねん、アナルにまで拒否されちゃったわねぇ♥♥』


 ――――トドメとばかりに、琴里を除いた三人が士道のベッドに放尿を繰り出し、被ったホコリを取り除きながら黄色く染め上げる。


「おほぉぉぉぉぉぉっ♥♥♥♥ も、もうやめてえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ♥♥♥♥♥」

『ほら、今イッたでしょ?♥ 妹だからわかるわ♥ ほんっと、あなたは救えない変態よねぇ……さいってぇ♥ 妹でいるのが恥ずかしいわ♥ 年下のケツ毛排便を見て、怒るどころかイッちゃうなんて……このクズでゴミで最低で恥知らずの、ク・ソ・マ・ゾ・ち・ん・ぽ♥』

「んほぉぉおおおおおぉぉぉおおおぉぉ〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥」


 とぷん♥ とぷん、とぷとぷとっぷん♥


「……ん、少しばかり心配したが、全く問題はなさそうだ。……次はどれを見せてEDを対策したい?♥ 君に選ばせてあげよう、シン……いや、ロリ便を見てイくド変態のおにーちゃん♥」








 ――――そうして時は進み、五河士道が精霊たちに別れを告げられて完全敗北NTR射精をキメた直後。


「うわぁ……これは酷いわねぇ♥ トリップして戻ってこれてないみたいよ♥」

「〜〜〜〜〜〜っ♥♥♥♥」


 裸に女の下着を着け、被った女装男子がガニ股を開いてビクビクと腰だけを痙攣させている姿。腰の動きだけに全てを捧げたその様は、まさに十数人の女性を奪われ雄の尊厳を打ち捨てた者に相応しい格好だった。

 かくいう琴里たち精霊も酷い姿だ。髪は乱暴に扱われて乱れに乱れ、裸の身体には大量の汗が滲んで強烈な牝臭を醸し出している。股からは大量の精液が溢れ、彼女たちが魔術師の都合のいいハーレムとして中出しセックスをした証である。

 しかもチンポへのキスによって男に霊力を捧げたことで、彼女たちのご主人様はかの始原の精霊と肩を並べても遜色ない偉大な存在となった。今や世界中の女の全てが、彼のチンポを一瞥するだけで自らそのマンコを捧げに来るであろう。


「私のパンツはそんなに穿き心地がよかったのか、シオリ♥」

「それともぉ、わたくしたちのNTRセックス♥ その味わいがどうしようもなく甘美なものだったのか……きひひ♥」

「嘲笑。色が変色するほどの射精……最後の最後で、雄の矜恃を見せつけましたね、士織♥」


 愛しい子の下着が変色してしまうほどの射精を、その子を含めた少女たちが心までもを奪われるセックスを見せつけられながらしたとして、それが雄の矜恃になるくらいに落ちぶれてしまっていた。

 精霊たちがクスクスと嘲笑しながら汚れた下着類を士織から剥がし、彼の完全敗北NTR射精姿の全てを目に収めた。


「きゃー♥ 士織さん、とぉっても素敵なお顔ですぅ♥」

「私たちをご主人様に奪われて、雄の全てを奪われて……こんな顔を出来るなら♥」

「もういけるでしょ。おちんちんは小指以下♥ 精子は雄の遺伝子を空っぽにして垂れ流し♥ 身体はメスの一歩手前♥ いけるよ、ご主人様♥」


 士織の顔は幸せそうだった。アヘ顔を晒し、雄を出し尽くした水と見紛う精液を垂れ流して不幸の絶頂を極めていた。

 そんな士織の〝完成〟はこれからだ。雄の精神が抜け殻になった今こそ、この身体に〝五河士織〟を具現化させる。

 精霊たちが士織を四つん這いにして座らせ、その背後に主人を呼ぶ。彼は十人を超える精霊に幾度となく種付けしたにも関わらず、股間の精力を一切衰えさせていなかった。霊力を吸収した今、彼は日夜問わずに女を抱き続けられる肉体と肉棒を得たと言っても過言ではない。


「さあ起きてください、士織さん♥ せっかくご主人様に処女を貰ってもらえるのに、眠ったままなんて勿体ないことしちゃだめですよー♥」

「……ん、ぁ……み、く?」

「はぁい、おはようございまーす♥」

「美九……み、みんな……どうして……」


 寝ぼけ眼の士織が周囲を見渡す。そこにはしっかりと中出しされたマンコを晒した精霊たちが、彼を取り囲むようにして居た。

 先ほどまでの光景が夢でないことなど、それだけで理解してしまえた。士織は精霊たちとの大切な繋がりを喪失した挙句、NTRセックスを見せつけられてマゾ射精による敗北を認めた。そんな彼には何も残されていない。

 彼女たちを救うことができなかった。その絶望感と罪悪感に顔を逸らすと――――己の背後に、彼女たちを奪い去った憎き男の巨根が聳え立っている。


「ひっ!?」


 その大きさを間近で目の当たりにすると、士織の喉からか弱き者の悲鳴が溢れた。

 デカい。士織のちんぽが水鉄砲を放つ玩具だとするなら、男のチンポは大砲の弾を撃つ兵器だ。それをまざまざと見せつけられ、士織は恐怖を抱いた。


「ま、まさか……」


 しかし、もっと恐ろしいのは、それが己の臀部に狙いを定めていたことだ。精霊たちの愛液と彼女たちに中出しした精液に濡れた亀頭が、その汁を塗り付けようと士織のアナルを目指していた。


「い、いやだっ! やめろ、やめろ、やめてくれえぇぇぇぇぇぇ!!」


 精霊たちを、雄の矜恃を奪われた果てに、自らのアナルさえその肉棒に捧げる。まさに悪魔の所業に士織は叫びを上げた。

 肉棒から逃れようとする手と足……だが精霊たちに支えられることで、まるで自ら誘うようにケツを振ってしまう。


「むん♥ 愛らしいお尻を振っておちんぽ様を誘っておるのじゃ♥」

「涙ぐましい努力よね……あーあ、こんなにいやらしいことして、初セックスで壊されても知らないわよ♥」

「やだ、やだぁ……ごめんなさいごめんなさいごめんなさいっ! 許して、許してくださいお願いします……ころして♥ せめてころしてぇ♥」


 彼女たちと同じ立場に堕ちる――――それが酷く魅力的に思えることが、士織にとっては恐ろしかった。


「大丈夫だ、シオリ……この時のために、たくさん努力をして来たのだろう♥」

「へっ?♥」


 身に覚えのない努力を十香に問われ、士織は素っ頓狂な声を発した。彼女の美貌が詰まった暴力的な裸身を美しいと思い敬うことはあれど、劣情を抱けない自分の心に彼は困惑をした。


「そうですよぉ♥ あんなに乳首をイジイジして、ちゃーんとメス乳首になれたじゃないですかぁ♥」

「あっ♥」


 ムクムクと高く大きくなる乳首は、意味をなさない短小よりも立派な形をしている。それを自覚しながら、士織は美九という偶像の裸身に欲情しない自分に何かを悟った。


「これにちんぽも……小指よりちっちゃくて可愛くて、これは玉が付いた潮吹きできるクリトリス♥ 女の子の立派な性感帯♥ しおりんってば、私たちよりクリトリスも乳首も大きくて羨ましー♥」

「あっあっあ♥♥♥」

「そう、準備はできている。士織のアナルは『マンコ予備軍』……チンポを見て口をパクパク開いて、今すぐマンコになる準備は万端♥ これから士織のケツ穴はマンコになる♥ オスと一緒にお尻の穴を卒業して、いやらしいメスのエロマンコになれ♥」

「め、めす……お、おれは……♥」


 少し大きい陰核と、魚の口みたいにパクパクと物欲しそうに開閉するマンコ。スレンダーさが魅力的な二亜と折紙の裸身を前にしても、その陰核はピクリとも反応せず、マンコは逆にチンポを相手にひくついていた。


 つぷ……♥


「ひゃあんっ♥♥」


 亀頭が遂に士織のマンコとキスを果たした。穴は肉棒を自ら望むように皺を広げるも、肉棒側はそれを望まず焦らすかのように士織の臀部へと竿を擦り付ける。


「あ、ぁぁ……あふっ、んん……♥♥」


 尻臀に擦り付けられる硬い肉。零れ落ちる淫らな液が士織の下半身にキュンキュンと得も言えぬ熱の鼓動を与えていく。精霊たちの裸に反応を示さなかった士織の心が、精霊たちを堕とした巨大な逸物には反応を示したのだ。


(な、なんで♥ 身体が熱いっ♥ お尻が焼けるみたいに……雄チンポほしがってる♥ 気持ちよくなりたがってる♥ わかる、わかっちゃう♥ これ絶対すごいやつだって、知ってるんだ♥)


 ピンクの菊穴と雄の鈴口が触れ合った瞬間から、否、彼のチンポを間近で目撃した瞬間から士織はその事実から目を背けられない。

 気持ちいい。絶対に気持ちいい。知っている。だって士織はこの目でずっと見てきたのだ――――精霊たちがこのチンポに貫かれることを悦んでいたからこそ、士織はマゾ絶頂することができたのだから。


(イク♥ 絶対イク♥ これ挿入れられたら、恥ずかしい声出してイっちゃうやつ♥ 戻って来れないやつだ♥ やだ、だめ♥ お願いだから、イかないで♥ イくな♥ イくな♥ イくなぁ♥ 雌穴イくなぁ♥)


 イッたら本当に戻れなくなる。士織は無駄だと理解しながら雌穴に力を込めた。

 それを雌穴と認めた時点で、士織の敗北は決定的なものとなった。何故ならその淫乱な穴を穿つモノは、この世で最も強い雄の象徴。


 ヌプッ♥ ヌプププ、ヌプヌプヌプッ♥


「うぁっ♥♥ あ、ふあぁぁぁぁぁぁぁぁんっ♥♥♥♥」


 雌を従える最強のチンポが、認めたての雌穴の処女を奪えないはずがないだろう。

 本来あるべき括約筋の防壁をカリ首は押し広げてくぐり、穴奥の壁をゴリゴリと抉りながら竿全体を挿入する。

 士織はメス声を上げてイッた。これまでのマゾイキではなく、完全なメスイキだ。蕩けた顔で首の根を逸らし、甲高い声を上げるその姿は紛うことなき少女のものだった。


「処女卒業おめでとう、士織♥ ううん、おねーちゃん♥」

「歓迎いたしますわ♥ さあさ、そのおまんこで初体験を楽しんでくださいまし♥」


 パンパンパンパンッ♥


「あっ♥ んぁっ♥♥ ひゃぁん♥」


 もちろん挿入して終わりというわけではない。士織のマンコはチンポに使われるためにあるのだ。

 女のような肉尻に腰を打ち付けられながら、士織は髪を振り乱して淫靡に喘ぐ。四つん這いの士織は初めてのセックスでその巨根を難なく受け入れながら、女のように声を上げた。いいや、メスそのものの姿でよがり狂った。


「あぁっ♥♥ らめっ♥♥ これ、ちんぽらめなの♥♥♥ 気持ちいい、きもちいいよぉぉぉぉ♥♥ おまんこすごいっ♥♥ 女の子になっちゃう♥♥ こんなの女の子になりゅうぅぅぅぅぅぅ♥♥♥♥」


 ぷしゅぅぅぅぅぅぅぅ♥♥♥♥


「ふふ、女の子になっちゃうじゃなくて、もう立派な女の子ですよぉ♥ おちんちん挿入れられて、潮吹きしちゃう元気な女の子♥」

「ていうか、私たちより女っぽい声してるわね……まあ、ご主人様ならどっちでも楽しめるか♥」


 陰核としては少し大きなモノから潮を吹き散らし、イキ狂う。こんな快感を与えられていたのかと戦慄し、恐怖し――――感服する。


「あぁぁっ♥♥♥ はうぅぅ……な、なるっ♥♥ なります♥ おまんこしたいです♥♥ 私、ご主人様のおちんぽが欲しいです♥♥ 種付けしてください♥♥ 濃厚おちんぽミルクを♥ 士織のおまんこにぶっかけてぇぇぇぇぇぇぇ♥♥♥♥」


 ドビュッ♥ ドビュドビュドビュドビュドビュルルルルルルルルルルルルルッ!♥♥♥♥


「ん゛お゛ぉ゛ぉ゛♥♥♥♥ きた……これ、本物のザーメン♥♥ ごめんなさい♥ あんな粗末なもので精液名乗ってごめんなさい♥ お゛っほぉ♥♥♥ メスでしたっ♥♥ 私は、自分をオスだと勘違いした頭の悪いメスでしたぁ♥♥」


 マンコに熱いモノが注がれる。それだけで、五河士織は偽りの自分を捨てられると思った。その瞳にはドロドロとした熱い情欲が灯り、士織は拘っていた無駄なものから全て切り離された。

 なんて無駄なことをしていたのだろう。周りの精霊たちが幸せそうな顔をしている間に、自分はすごく勿体ないことをしていた。こんな幸せをみすみす逃して、メスであることを拒んで、くだらないものを必死に守っていた。


「誓いますっ♥♥ 五河士織は、ご主人様のオナペットになります♥ だからザーメンください♥ ハーレムの末席でマンコを開いていつでも待ってます♥ 私にお情け中出しして、イかせてくだしゃいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ♥♥♥♥」


 なんてことはない。五河士織は初めからメスだった。




『お待たせいたしました、ご主人様♥』


 少女たちはベッドの上で頭を垂れた。村雨令音、鳶一折紙、本条二亜、時崎狂三、氷芽川四糸乃、五河琴里、星宮六喰、鏡野七罪、八舞耶倶矢、八舞夕弦、誘宵美九、夜刀神十香、五河士織。


「……私たちはご主人様の性奴隷。オナホ精霊です♥」

「ご主人様のチンポに魅了され、大好きな人、大事な使命を捨てて屈服しました♥」

「少年のことを誰よりも好きだったはずなのに、チンポ見た瞬間、心の底から魅了されました♥」

「士織さんのクソ雑魚貧弱包茎粗チンと違って、とぉってもたくましいおチンポ様♥ あぁ、きっと誰も敵わないのでしょう♥」

「それでも士織さんが助けてくれると思って信じていました……でも、その士織さんは寝取られ大好きクソマゾになっていました♥」

「ご主人様に従って、士織をマゾ調教するのはとても楽しかったわ♥」

「それ以外でも、ご主人様はむくたちに色んな変態調教をしてくれたのじゃ♥」

「私たちはご主人様の命令なら、どんな醜態も晒すことが出来るわ♥」

「私らのエッチな姿を見てマゾアクメする士織に、その士織のマゾアクメ見て盛る私たち♥」

「変態♥ どちらも低俗で、ご主人様のおもちゃに相応しいです♥」

「これからもずっと、好き放題に弄んで虐めてくださいー♥」

「そして今日は、そんな今後を祝って、ご主人様の子種をいただくことになったのだ♥ 皆と共に、立派なメスオナホになったシオリと共に♥」

「ご主人様……どうか私たちを犯してください♥ 一生物の肉奴隷♥ 精霊便器♥ 特注オナホ、いつでもご使用くださいませ♥」


 全てが男に心酔する極上のハーレムとなった今、彼女たちは未来永劫の誓いを口にしていった。


『よろしくお願いいたします、偉大なるご主人様♥ 偉大なるおちんぽ様♥ おまんこ一同、心よりお待ちしております♥』


 尻を向けてマンコを並べた壮観な光景。この世で唯一それを受け取る資格がある男は、その多種多様思い思いの尻揃えマンコに魅了チンポをぶち込み種付けしていくのだった――――――








「……わぁぁぁぁぁぁっ!!?」


 というところで、五河士道は目が覚めた。まあ正確には、五河士織の格好をした士道は目を覚ました。

 結局は夢の中とさして変わりのない業の深さを纏う少女のような少年は、慌てて布団を剥いで己の逸物を確認した。当然、付いている。


「……ふぁぁぁ。なぁに士道……私、まだ眠いんだけどぉ……」

「あ、や……」


 逸物を確認するという馬鹿な作業の代償に、隣に眠っていた橙色の髪を解いた少女が寝ぼけ眼を擦りつつ起き上がる。

 女装した少年に裸の少女の同衾。傍から見て意味不明な光景だったが、士織は耶倶矢に問いかけた。


「か、耶倶矢!」

「だからなによぉ……」

「ち、ち、小さくない、よな……俺の、モノって……」

「……は?」


 一転してパチクリと目を開いた耶倶矢は、何を言っているんだこいつはという顔で士織の下半身に目を向けた。その際、全く躊躇いのない手でギュッとモノを握る。


「ひゃんっ♥」

「……や、ごめん。私さ、士道のモノしか見たことないからわかんない。ていうか士織か。まあ大きいんじゃないの、多分……いっつも二人がかりで扱いてるくらいだし。ねぇねぇ、そもそも朝から元気すぎない?」

「やっ♥ 今は、まだ夕方……元気なのは、耶倶矢たちの方、でっ、あぁぁんっ♥」

「奇襲。……抜け駆けはよくありません、耶倶矢」


 シコシコと擦られる耶倶矢の手で起き掛けペニスはみるみるうちに勃起を果たし、背後からの奇襲という名の抓り乳首に士織はあられもない声をもらしてしまう。高性能な変声機の力もあって、今ではとても立派なメス声を出せるようになっていた。ではなくて。


「抜け駆け言うなし! 士織が変なこと言うから……」

「確認。夕弦たちは士織を朝から虐め続け、昼寝をし、今に至ります。……お腹がすきました」

「いや確認するなら話聞けし。まあお腹すいたのはわかるけど…………精液ってお腹に溜まるのかな♥」

「名案。士織の精液は濃厚ですから、きっとお腹を満たすことができるはずです。耶倶矢、ナイス提案です♥」

「やっ、待てってば! おまえらあんなにヤったのにまだ……あぁぁぁぁぁ♥♥♥♥」





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


実は士織と四糸乃の尿道調教がストックにあったり、オーバードーズのふたなり精霊バッドエンドの続編が二万字くらいで放置されてたり……。

ラストのは某所で書いた懐かしの女装士織ちゃん時空です。また書く時がくる…………かも?

Comments

タコよっちゃん

ロリ組の排泄が堪らん! 令音さんのAVB報告も最高です。 最後の尻並べは絶景ですね! 新たな境地、おめでとうございます。

タコよっちゃん

>士織と四糸乃の尿道調教がストックにあったり、オーバードーズのふたなり精霊バッドエンドの続編 こちらも気になります! お体壊さない程度に頑張って下さい!

dekoi

やはり女装は最高やなって ふたなりも待ってます

いかじゅん

ありがとうございます!まさか尻並べをさせたいという願望からここまで繋がるとは……これからあと幾つデアラで新性癖を開花するのか、頑張ります!いや頑張る必要ないんですけれども!

いかじゅん

女装男子を女の子に虐めてもらうのがこんなにも楽しいとは……ふたなりも機会を見ていずれはと思っています。