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いつもご支援ありがとうございます。実は書いていた先天的ふたなり作品。1か月前くらいに書いた依頼品なのですが、表に投げるのもなんというか微妙に時期を逃したのでこちらに。本音を言えば最近自由なの書く時間なくて更新用に使わせて頂きました、はい。


Twitterアンケートで出てきたペコの短編集も書いては見たのですが、やっぱり私の作風とワンシーン集的なのは相性悪く感じるなぁ、と思ってしまったので公開するかはわからんですね。何だったら催眠ナンパかオークにプリフォで即堕ち二コマ敗北のどちらかで一本にして作り直すまである。


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 国立魔法大学付属第一高校。現代における魔法使い『魔法師』を育て上げるための狭き門、それを潜り抜けた生徒たちが通うエリート校。

 司波深雪、光井ほのか、北山雫。彼女たち三人は新入生の中でも選りすぐりの成績優秀者。実技筆記共に成績上位者の彼女たちは当然のようにある大会の新人戦に選ばれた。

 九校戦。正式名称・全国魔法科高校親善魔法競技大会。全国でも九つしか存在しない魔法科高校の代表生が集い、鎬を削る魔法競技大会。その意味は生徒の向上心を煽り、魔法関係者以外の注目をも集めるまさに晴れ舞台だ。

 そんな九校戦に選ばれたことは実に誇らしく、喜ぶべきことなのだが――――放課後の空いた実験室に集まった三人の顔色はその喜びで優れている、とは言い難いものだった。


「はぁ……まさか、ここまで辛いもの、だなんて……」

「数日くらい、簡単だと思ってたけど……」

「一週間は、キツいよぉ……」


 三人とも内股を擦り、顔を真っ赤にしながら息を荒くしてまるで激しい運動でもしてきたかのようだ。

 第一高校切っての優等生である深雪は言うに及ばず、表情の起伏が薄い雫や普段は明るいほのかすら苦しげにしている。


 全ての答えは彼女たちの股間部。彼女たちの異常は、ワンピースの制服がピタリと張り付いてデルタゾーンを作り出した局部の〝膨らみ〟に起因するもの。


「こんなことで苦心していては、お兄様に笑われてしまうわ……」

「お兄さんはそういう人じゃないと思うけど。それに、これは仕方ないことだよ」

「うん、そうだよね――――一週間も〝おちんぽ〟でヌけないなんて、女の子なら誰でも辛いことだから」


 ズクズクと呻き、もっこりと膨らんだ女の股間。ほのかが常識とばかりに語ったことを深雪と雫は静かに首肯、つまりは平然と受け入れた。


 両性具有《ふたなり》。それがこの世界の女性が持つ特徴にして常識だった。


 かつての地球寒冷化時代から神秘を解明した魔法開発による影響、それは陰茎と睾丸が備わった女性という形に昇華された。彼女たちふたなり女子の存在は加速度的に増え、深雪たちが生まれた現代に置いて女性とは『ふたなり』が常識的になっている。

 当初はあったであろう女性の両性具有への戸惑いも今や昔。女性に生えたペニスは男性のものとは違う。決して恥ずべきものではなく、必要とあらば見せることに躊躇うものではない。そういった考えは世界共通の常識となり、異を唱えるものが珍しいという段階にまで押し上げられている。

 そしてふたなりの性欲は押し並べて強く、男と比にならないそれに彼女たちは苦心することとなった……が、当然その方向性でも倫理観は補強され、積極的に性処理を行うべしと生理現象と同じく至極当たり前の行為として受け入れられていた。

 だからこそ、深雪たちが語った一週間の禁欲など普通ならばありえない。激しい情欲を溜め込んだふたなり女子がどうなるのかは明白であり、オナ禁など言語道断であるはず――――だが。


「予行と思えばなんてことはない……そう思っていたはずなのに、たった一週間で朝から晩までペニスのことしか考えられなくなる。これが九校戦の一週間前からなんて、考えただけで睾丸が引き締まってしまいそう……ッ♥」 


 その例外が魔法科高校には存在していた。その一つが九校戦の存在だ。

 ふたなり女子の特性として、射精という行為に魔法行使が密接に関わる事柄がある。そのため九校戦では開催一週間前から終了までの間ふたなり女生徒の【自慰行為】が禁止されており、選ばれた女生徒は皆射精欲を溜め込み、制服の下に巨大なテントを張っていることも珍しくない。あの生徒会長である七草真由美さえ例外ではないという。

 そして九校戦の新人として選ばれた深雪たちは、噂に聞くオナ禁を実際に体感して慣らしておこうと三人で示し合わせ、一週間の禁欲生活に臨んだのだ。結果は深雪ですら根をあげる凄まじい性欲の波であったわけだが。


「……とにかく、訓練をするなら早めに始めない? 今すぐチンポぶっこいてザーメンどぴゅりたくなってきた♥」

「し、雫♥ 言葉が荒くなってる……ちんちん反応しちゃうよ♥」


 禁欲によるふたなり女子の特徴、射精欲を溜め込みすぎると言葉遣いに【淫語】と呼ばれる独特のものが混じり始める。ふたなり女子にとって違和感を覚えるどころか、興奮さえ感じる特殊な言霊とも言うべきそれは、欲求が限界を迎えつつある証左だ。


「そうね。九校戦前から実際に着用するものを用意してもらったことだし、予行を無駄にしないためにも着替えましょう」


 冷静に見える深雪ですら内心では『チンポを扱きたい』欲求に蝕まれ、頬を赤らめ息を荒くしている。

 これが九校戦における新人女子生徒のハードルが高い理由だ。魔法と関わるふたなりとはいえ、成長途中で過剰な禁欲は身体の異常になると避けられてきたことへ挑戦する必要があり、毎年新人が九校戦で無様な姿を晒す事例も数多くあった。そうしたことを避けるため、九校戦の一週間前から着用が義務付けられる装置があるのだ。

 数分後、着替えを終えた三人は再び部屋の中で向き合う。制服のブレザーに純白のワンピースは先ほどと変わった様子は一見して見られない。


「……う゛ッ♥♥♥」

「お゛ッ♥♥♥」

「ッッ♥♥♥」


 ムクッ♥ むくむくむくむくぅ♥


 しかし、深雪とほのかが目を上擦らせて喉声を上げ、表情に現れにくい雫すらアヘ顔一歩手前の情けない姿を晒した途端、股間の膨らみ具合が凄まじいものになる。

 九校戦では試合中、ふたなり女子の中で公平になるよう下着の着用が禁じられている。それに倣って着替えた深雪たちは今、ノーパンタイツに直ワンピースという格好。普段は刺激の薄い特殊な下着を着用しているため、直の刺激で陰部が刺激されて猛烈な急速な膨らみを描いた、というわけだ。

 一週間のオナ禁がこのノーパンタイツからの勃起に一役買っているのは無論あるだろうが、それ以外にも理由はあった。タイツとワンピースにチンポが擦れて腰砕けになる中で、三人の視線は淀んだ欲望のまま舐め回すように相手の身体を視姦していた。


(ほのか♥ わたしに負けていないチンポ勃起♥ 雫は……わたしたちより少し小さい♥ けど、あのスラッとした足……ッッ♥♥)

(二人とも良いなぁ……雫は見慣れてるけど、深雪のチンポ♥ あのクソデカキンタマ……たまらないよねぇ♥)

(……やっぱり、胸が大きいとチンポもデカい♥ 二人ともすっごい♥♥ 私の短小とも貧乳とも違う♥ 羨ましい……絶対後でオカズにしよう♥)


 ヘコッ♥ カクッカクッヘコッヘコッ♥


 ふたなり女子の恋愛対象は一般的なものと変わりはない。が、ふたなりの性欲対象は専ら同性、同じふたなり女子である。胸や尻、さらには相手のふたなりチンポに至るまで強烈な性的欲求の対象であり、仲のいい友人同士で互いに協力しチンポを抜き合うことも多い。九校戦では過去に相互オナニーで助けあった友情の伝説が、そのまま伝統になっているほどだ。

 あまりの興奮に彼女たちの理性が破壊され、腰をヘコヘコと振ってチンポを内側で擦り始めてしまう。パンパンに膨らんだ巨大なテントの先、純白の絹地にジワジワと染みが浮かび出す。あと数秒もあればそれは白濁液の泡となると想像できる。そうなれば最後、ふたなり女子は性欲に囚われて精根尽き果てるまで自慰行為に耽ることになるだろう――――そうならないための装置が竿の根元で起動した。


『ん゛ぎぅぅぅゅッ!?♥♥♥』


 ギリギリとペニスの根元を締め付け、外股になりつつあった三人の足を内股に戻し、ワキワキとチンポを握りしめようとしていた両手か股間を抑え込む動きに変わる。顔は頬の締りがない蕩け顔から苦悶混じりの情けないものへと変貌。締め上げられたチンポは残りの我慢汁こそ吐き出せたものの、射精からは強制的に遠ざけられた。

 激しすぎる性欲故に大会終了まで自慰行為を禁ずる。その不可能とも言える行為を補助する装置こそ【貞操帯】だ。

 九校戦出場が決定した女子生徒に着用が義務付けられた貞操帯は、根元にリングで装着する形で勃起に一切の支障をきたさない。だが本人の刺激で射精へと導かれそうになると頭角を現し、一転してペニスを戒め射精を禁じてしまう。禁欲中でコントロールできない自慰行為を強制的に封じること。それが貞操帯着用義務である。

 神聖な大会で全力を出せるよう、自身で無駄な発散をしてはいけない。競技にも関わりがあるふたなり射精を溜め込むため、この貞操帯は開発された。


「……はぁぁぁ。い、痛かった……も、もう少し加減してくれてもいいのに」

「それだけ私たちの性欲が強いってこと、か」


 しかし実際に戒めを受ける生徒は溜まったものではないだろう。魔法が介入しない技術で開発された貞操帯は、絶対に射精を封じ込めることに特化しすぎている。先のように手を使わない行動さえ激しく戒め、だというのに勃起はしてしまう矛盾。下手をすれば九校戦前に生徒が立ち直れなくなる危険性すら孕んでいる。


「ええ。だからこそ……わたしたちの訓練は、確実な連携になるはずよ。この貞操帯の〝抜け道〟を使うことで」

「ん。確かに〝オナニーは〟禁止されている。けど〝偶然他人が触れた〟場合には、射精できる♥」

「あはは……この制度、凄く回りくどいよね」


 そう、なればこそ考えろと九校戦は告げている。自らで扱くことだけを考えた抜け道では、自らの欲求に溺れてどの道ろくな結果を出すことはできない。

 だが貞操帯にはある特殊なプログラミングが施されている。九校戦のルール上でも、競技外で自ら自慰行為を行うことは禁じられているが、偶然他人に刺激され出してしまった場合は〝不問〟とされる。そしてかつてからの伝統と友人間での抜き合い――――期間中であろうと溜まりすぎて集中力に支障をきたさないよう他人に抜いてもらうための機能だ。

 ほのかが苦笑混じりに語るように回りくどいものだが、自らでは吐き出しすぎてしまうものを他人の手を借りて塩梅を見つけ制御する。魔法の披露に相応しい集中力と射精力の両立を目指せ、という暗黙の了解と言えるつまるところ【裏ルール】と呼べるものである。


「準備はできたわ。早く始めましょう♥」

「深雪♥ 外に我慢汁が垂れてる♥ 興奮しすぎ♥」

「そういう雫も……ちゃ、ちゃんと順番を決めて♥ 訓練、開始ィ♥」


 そして三人が集まった理由は他でもない。九校戦の準備前に訓練し、慣らしておくためだ。三人とも制服に我慢汁がべっとり染み込み大変なことになっているが、そうした汚れは都合よく魔法で乾かすことができるため問題にならない。ふたなりを使った訓練も魔法科高校では当然のことであるため、こうして放課後であれば全く問題にならない。ネックである実戦想定の貞操帯も、三人で揃えば全く問題にならない。

 要するに全て都合よく〝問題にならない〟環境下で優等生のふたなり女子たちは〝合法的に〟チンポを好きなだけ好きな姿勢で抜き合える。

 そんな欲求が三人の笑みに現れ、大小様々であるが美貌と才覚に溢れた面にいやらしい唇の歪みが浮かびつつあった。それほど逸る気持ちを抑え、深雪たちはじっくりと【搾精担当】の順番を決めていくのであった。


「初めはストレッチから。いい、深雪?」

「ええ。いつでも構わないわ」


 身体を動かす上で基本となるストレッチ。まずは雫が深雪の搾精を担当することになったため、流れから準備運動となった――――と主張できる体になっている。

 というのも、既に搾精は始まりつつあるのだ。マットに寝転がった深雪の両足を雫が手で持ち伸ばし、空いた右足のタイツ裏をもっこりとスカートを持ち上げたチンポとその持ち主に見せつけるように近づけていく。

 ストレッチと言いながら姿勢は所謂電気あんまの形を描き、踏みつける股間部には一週間寝かせたペニスがある。


「はぁ、はぁ……うぅっ♥」


 寝転がった状態で足を持たれた無防備な姿の深雪は、近づいてくる雫の足裏に目を血走らせる。いつもなら靴に収まっているタイツの御御足その全貌が、グツグツと煮え滾る深雪の性欲を刺激して熱を通わせた。


「……まだ触ってないのに勃起してる。さっきあれだけ貞操帯で痛い思いをしたのに♥」

「あっ♥ これは、せ、生理現象で……」

「違うよね? 深雪の目、ギンギンに血走ってる……私の足、好きなんだ♥」


 フリフリと足裏を猫じゃらしの如く雫が振れば、深雪は恥ずかしがりながらも目で追いながらスカートの裏を圧迫してしまう。

 ふたなり女子の性欲は、本人の嗜好にも影響を及ぼす。フェチズムと言い換えてもいい。各人の好みは当人にさえ制御できない。深雪であれば言うまでもなく、たった今膨らんだスカートを真上から踏みつけた雫の美脚。


「あぁんっ♥♥」


 踏みつけられた。その足裏で、少し蒸れた温かみのある雫の足で。その感覚が脳髄に伝わった瞬間、深雪は無意識のうちに喉奥から甲高い声を張り上げていた。


「いい声♥ まだ足で踏んだだけなのに、チンポも大きくなってきてる♥ 続けるよ……ん、んっ」

「あっ♥ あっあっあっあ♥♥」


 両足をしっかりと持ち伸ばされてスカートの中身まで丸見えになった恥辱の姿勢で、あまつさえ友人の足にチンポを踏みつけられる。普通ならば屈辱から悔しげな声が漏れていいはずだが、深雪の目はトロンと潤んで声色は喜びに満ちている。


「ふっ、んっ、んっ♥ 深雪のチンポ、私の足裏を段々押し返して来てる♥ 足蹴にされて勃起しちゃってる♥ 学校一の優等生チンポが足コキ大好きな変態なんて初耳♥ 変態チンポ♥ ムッツリちんちん♥」

「うっ、あっ、ふぅぅぅ……ッッ♥♥♥」


 雫もその勃起に当てられたのか、楽しげな微笑を蓄え言葉責めを加えながら足裏で深雪のチンポに勃起を促していく。雫は単に踏みつけるだけでなく強弱を付け、表面を足指で撫でるように刺激し、あるいは本当の電気あんまのように連続的な踏みつけの振動の足コキを行って深雪の嗜好を満足させていった。

 深雪の頬が緩んで唇から唾液が零れ始めると同時、制服を抜いてねっとりとした我慢汁が雫のタイツ裏に糸を引き始めた。どんどんと増していく勃起にカウパーが混じり、逃れようのない射精が近づきつつあるのだろう。


「ふぅ……もうそろそろ、我慢の限界?」

「……も、もっと♥」

「え?」


 だが、深雪のフェチズムは雫の想像の上をいっていた。射精が近いことを察した雫が僅かに足を引いて様子を確かめると、深雪は手で口元を多いながら恥ずかしげに、否、物足りなさを感じさせる寂しげな声音で言葉を返した。


「もっと強くして、いいわ♥ このくらいじゃ、射精せない……ううん、射精したくないの♥」

「……了解」


 ならばと雫は足で深雪のスカートを捲り上げ、タイツの伸縮内でムクムクと張り詰めるチンポを露出させる。肌の色が透けない厚手のタイツながら、我慢汁の染み込みで形どころか肝心の色までくっきり浮かんできている。

 深雪の要求を呑み込んだ雫が、唇に微かな弧を描く。どこかサディスティックに見える彼女の微笑と共に、その美脚裏が勢いよく振り下ろされた――――狙いをすまして、深雪の睾丸へ。


「お゛きゅッ!!♥♥♥」


 性欲解消を一手に担う射精。それに必要な精液を作り出し竿に送る精巣。雫の足蹴が金的紛いの威力でそこに直撃し、深雪は不細工な寄り目を作って足先をピンッと張って伸ばした。男なら痛みで動けなくなる攻めも、ふたなり女子であれば快感というわけだ。効果覿面の金的……のみならず、雫は踏みつけた巨チンの太った睾丸を全力で押し潰す。


「う゛お゛ぉ゛ぉ゛ッ、お゛ぉぉ゛ぉぉぉぉ゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!♥♥♥♥ 射精るッ、射精るぅぅぅぅ♥♥♥♥」


 どぴゅっ♥ どぴゅどぴゅどぴゅっ、どぴゅるるっ♥


 聞き惚れるような声を奏でる深雪のものとは思えない汚声。雫の体重が足に集中し押し潰された玉から得難い快感を覚えた深雪は、ハッキリとアヘ顔を見せつけて一週間ぶりの射精に酔いしれる。友人の足裏に睾丸を踏みつけられながら射精し、感無量といった様子だ。

 タイツの下から白濁液がブクブクと泡立って溢れ出し、玉を潰し続ける雫の足に降り掛かる。ふたなり女子の射精量は男が持つ男性器の約数十倍と言われ、彼女たちの性欲が常識に組み込まれたことも頷ける理由となっている。


「深雪」

「……す、スカート♥ 雫のスカートの中♥ 見せて♥」


 そして欲望にも貪欲だ。踏みつけられた睾丸はドクンドクンと脈動し、マゾ射精用の精液を続々と竿に送り込んでいる。吐き出しながら増していく性欲に深雪は理性という枷を外し、もはや羞恥もなく雫へ〝オカズ〟を求めた。

 性欲が膨らめば言動にも影響を及ぼす。元々性処理が当然の世界で何を恥ずかしがることがあるのか、というものだろう。


「あまり見せたくないんだけど……」


 しかし雫は眉根を顰め、僅かだが難色を示した。それは羞恥と異なる理由からだが、それでも搾精担当として求められたことを成す雫は深雪の両足を腕と身体で挟むように持つと、自らのスカートも深雪のように捲り上げた。

 灰黒のストッキングが顕になっていき、雫のスラリとした美脚の根元が鼠径部と合流し、遂に雫の膨らんだ股間部が顕になった。


「おっほ♥♥」

「……深雪、優等生がしたらいけない声と顔してる♥」


 それほどの絶景、ということだろう。みっともない声を上げた深雪の視線は興奮一色で染め上げられていた。

 玉に体重をかけている雫の足は言うに及ばず、美脚を一望できるたくし上げに〝ちょっぴり小さい〟彼女のチンポ。美貌溢れる優等生、司波深雪のふたなり女子としての一面。足フェチの興奮を詰め込まれ、鼻の下と口を縦に大きく伸ばして深雪は野太く啼く。


「おほっ♥♥♥ だって、普段は自分でしかできないから♥ こんなに強くキンタマ踏んでもらいながら、雫の足とおちんぽオカズに出るとか最高っ♥」

「普段は自分で足コキしてるんだ♥ こんな風に扱いて?♥」


 程よく崩れ始めた言葉に合わせて雫が竿に足裏を添え、強く踏みつけ逆方向へのしなりを加えながらシコシコと擦り始める。


「ふぉおおぉおぉ〜〜〜〜♥♥♥♥ そ、そうっ♥ けどいつもは、左右から挟んでシコシコするのしかできないから♥ チンチン潰されながらシコシコ、射精るッ♥♥ お゛、イクッ♥♥♥♥」


 どぴゅどぴゅどぴゅぶびゅるッ!♥♥


「イクッ♥ イクッ♥ う゛っ♥♥ 雫の足でシコシコ踏まれてッ♥♥ イクッ♥♥ 友達の足とふたなりチンポおかずにしておちんぽイグゥ〜〜〜〜♥♥♥♥♥」


 どぷんどぷんとタイツの裏から溢れ出す精液の塊は、アヘ顔仰け反り射精に酔ってあられもない姿を晒した深雪の性欲そのものだ。

 ふたなり女子は常に滾る情欲とこうして向き合う必要がある。特に彼女たちのように生まれながら両性具有の新生児は、性欲発散時に起こる【言語崩壊】を受け入れる他ない――――もっとも、深雪のように気持ちよさから自然と身を浸し、そういった言動も自分なのだと受け入れることが大半である。


「お疲れ、雫」

「ありがとう。次は私たち」


 深雪の搾精担当を終えた雫は、今度は自分が受ける番だと労うほのかの前に立つ。ちなみに深雪はマットの上で足を開き、ピクピクと痙攣しながらアヘ顔で余韻に浸っている。もし一人のオナニーならば、余韻に浸るどころか数時間は行為に耽って気絶するまで射精をしている。つまり、余韻に浸ることができているのなら正常の証だ。他人の手を借りて貞操帯の穴を突き、上手く性欲をコントロールできているということ。


「いつものでいいよね?」

「ん」


 訓練の価値を十分に見い出せたところで、搾精担当を雫からほのかへ。一転して雫が搾精を受ける立場だが、遠慮らしい遠慮は見られない。彼女は自然な流れで敷かれたマットの上に座ったほのかの膝上に自身の頭を乗せ、膝枕の姿勢になる。

 二人は古くからの幼なじみであり、自然と性処理をし合う関係でもあった。そのため九校戦のための訓練と言うよりは〝いつもの〟という雰囲気が現れている。


「じゃあ……♥」

「っ♥」


 だからといって性欲が薄まるのか、と言えば全くの逆。雫は膝上から見上げると顔が見えなくなるほのかの巨乳にあっさりと目を奪われ、股間をビンビンに勃起させていた。彼女のオスの部分が、ほのかの魅力溢れるメスの部分に否応なく反応を示す。

 ほのかがブレザーを脱ぎ、腋を晒すノースリーブのワンピース姿になる。それだけでも胸が飛び出した淫猥な様がまじまじと視姦できるというものだが、ほのかはさらにネクタイを抜き取りボタンを外し、その下にあるたわわな巨乳を生で見せつけた。


「……ブラ付けてない、えっち♥」

「だ、だって下着は駄目だって。それに、雫だってずっと見てるし……」

「私は好きだからいい♥ ほのかの胸はいつ見ても大きい、えっち♥」

「も、もぉ、からかってばっかり……!」


 女子が肌を晒すことは基本的にはしたないとされる行為だが、ふたなりが絡む際の露出は〝常識〟という倫理観が根付いているため、こうして相手に肌成分多めの姿を見せる機会も多くなる。

 性欲盛んなふたなり女子の嗜好には、当然ながら女の胸も入っている。雫はそこに該当し、彼女のフェチは胸である。自分自身は成長が芳しくない中、幼なじみのほのかが豊満な胸を膨らませる日々を見続けたのも要因であろう。

 素面で自身の好みを語る雫だったが、内面の興奮は相当なものだろう。上にはどっぷりと実った果実が二つ。下には女の太股とオスの巨根が頭部を押し返してきている。


「あ……ふふっ♥ 雫のちんちん、触ってないのにピクピクしてる♥」

「っっ♥」


 そんな興奮が如実に現れるペニスの勃起。白いスカートのデルタゾーンは一瞬でテントが張られ、ほのかの笑い声に揺れた胸によってさらに力強さを増していた。


「可愛いねぇ♥ おっぱい好きに揉んでいいよ♥ 雫、私のえっちなおっぱい大好きなんでしょ♥」

「…………」


 そうなると攻守はあっさりと逆転し、雫はほのかをからかう側から〝甘やかされる〟側へと変わる。しかし抗えない誘惑に負けた雫は、無言で両手を伸ばしてほのかの巨乳を指で鷲掴みにする。

 ふにゅうという柔らかな感触に指が包まれ沈み、揉んでいる雫の方に力が入って腰が浮き上がる。その瞬間、ほのかは雫のチンポを手のひらで優しく包み込んだ。


「〜〜〜〜〜〜っ♥♥♥」


 二重の布に覆われたチンポにソフトタッチされ、手のひらの感触を求めるように腰がさらに浮く。半ばブリッジのように浮いた雫の腰を落ち着かせるように、ほのかの手がゆっくりと彼女のペニスをあやし始めた。


「はーい♥ しこしこ、しーこしーこ♥ 大好きなおっぱいモミモミして、おちんぽしこしこされちゃいましょうね〜♥」

「んっ♥ あぁ……ふぁっ♥♥ あっあっ、はぁぁぁぁ♥♥♥」


 服の上からまさぐるようにチンポを弄られ、起伏の薄い雫が目をトロンとさせ夢中で指先を胸に走らせる。深雪と同じく普通の人間から見れば情けない光景であろうと、彼女にとっては言葉と手で甘やかされながら胸を揉みしだくという行為は抗いようのない官能をもたらすのだ。


「雫は私よりおちんちんが小さいのを気にしてるんだよね♥ でも大丈夫♥ おちんちんの大きさとザーメンは関係ないし、シコシコするならみんな一緒♥ こんな立派におっきして偉いでちゅね〜♥♥ しこしこしておちんぽ汁いっぱい出しちゃおう♥♥」

「ッッ、っーー〜〜♥♥♥ ふぅっ、あぁぁぁ……♥♥♥」


 ふたなり女子は胸が大きいほどペニスが大きくなる傾向がある。あくまでそう言われているだけだが、事実として雫のペニスはほのかや深雪より一回り小さいものだった。しかし、それでも一般的なふたなり女子として十分すぎる大きさで、むしろほのかと深雪が大きすぎるというのが正しいであろう。

 それでも先の深雪に見せた態度のように気にはしていた。その悩みを肯定され、褒められさえした雫の脳髄には背筋をゾクゾクと通り抜けた快楽物質が溢れ、ほのかに甘えるという行為以外に何も考えられなくなる。


「タマタマもこんなに大きくて、ミルクがたくさん♥ ……あんっ♥♥」

「あむっ♥♥ ちゅるるっ、んちゅうぅぅぅ♥♥♥」


 口を大きく開いてしまった拍子で我慢の糸が切れたのか、雫は揉みしだくだけに飽き足らず段々と顔を埋め始めていた乳房にしゃぶりつき始めた。

 たわわな果実の先端を合わせ、乳輪が眩しい乳首ごと口に含んで激しく吸い付く。


「もう♥ 雫ちゃんったら甘えん坊♥ そんなにほのかのおっぱいが好きなんでちゅか?♥」

「んちゅっ♥♥ ちゅるるっ、ちゅーッ♥♥♥」


 同級生に赤ちゃん言葉で甘やかされる。マゾ射精を好んだ深雪とはまた違ったギャップに身を委ねる雫。欲望を吐き散らせと叫ぶ態度は下半身に現れ、制服を千切らんばかりに勃ったチンポは授乳手コキに限界寸前の様相だ。


「は〜い♥ ぴゅぴゅ♥ しましょうねぇ〜♥♥」


 その上、ほのかがカウパーで濡れた手で扱きのスピードを早めたことで雫は腰を鋭く跳ねさせながら精を解き放った。


「ぢゅぼっ♥♥ んぶっ、んんん〜〜〜〜〜〜〜ッ♥♥♥♥♥」

「よく我慢ちました〜♥ ご褒美にタマタマモミモミしてあげますよ〜♥♥」


 同級生にパフパフ赤ちゃんプレイであやされながら射精に導かれた挙句、玉揉みで射精中の心地良さまで補佐される。夢中になっておっぱいに吸い付く少女は、とても冷静沈着な学年優等生とは思えない姿だ。

 びゅるっ、ぶぴゅるるると純白のスカート生地に濁った白色の汁が溢れ、いつまでもビクッビクッと腰が弾んで射精が止まらない。玉揉み射精は数十秒は優に続き、ふたなりの性欲を物語ると同時に雫の理性を粉々に砕いた。


「んふふ、汚れちゃったね♥ ちょっとお掃除しようか。こっちに立って、雫ちゃん♥」

「……ふぁい♥」


 巨乳の母性に犯された雫は、ほのかからちゃん付けで呼ばれ相変わらずあやされながらぼんやりと立ち上がる。

 軽く痙攣した足で立ち上がると、スカートの中からドロドロと精液が滴り落ちている。内側どころか外側まで白濁液が絡まり、見るからにずっしりとしている。本来なら魔法で洗い流して乾かすところではあるが、ほのかは迷わず雫のスカートをたくし上げるとタイツを膝まで下ろしてしまう。


「まだまだ元気でちゅね〜♥ ザーメンでびちょびちょのおちんぽ♥ これから雫ちゃんが大好きなやり方でお掃除してあげますよ〜♥」


 成人男性顔負けの竿と睾丸にはべっとりとザーメンがこびりつき、それだけの量を吐き出したにも関わらず全く衰えというものを知らない。露になったパイパンチンポに物怖じしないのは、ほのかがそれ以上に大きな自分自身の逸物を毎日見ているからであろうか。それとも雫との赤ちゃんプレイに慣れているからであろうか。

 射精の余韻に思考が緩み、棒立ちの雫。腰からは少女の華奢な身体に見合わぬ勃起チンポが飛び出している。膝立ちになったほのかが持ち上げた巨乳を構えると、その先端にある穴でずりゅうとチンポを呑み込んだ。


「あっ……あ、あひぃぃぃぃ♥♥♥」


 ずりゅずりゅと乳の穴に呑み込まれ、両端からの猛烈な圧力に雫が目を剥いてアヘ顔になりながら間抜けな嬌声を漏らし、両足をガクガクと震わせて腰砕けになる。散々な姿ではあるが、間違いなく雫はチンポを挟まれ幸福感に包まれていた。

 巨乳の中にチンポが埋まり、白濁液が搾られるようにドロドロと滴り落ちる。せっかく綺麗にしたところだが、乳穴に包まれたチンポがびゅくんびゅくんと音を立てて脈動しているところを見るに、雫はほのかのパイズリ、乳を性器に見立てた縦パイズリへの挿入で再度射精をしてしまっているようだ。


「おっ♥♥♥ おほっ♥♥♥ ん゛お゛ッ♥♥ おぉぉぉぉっ、お゛ぉ!♥♥♥♥」


 震えた足が前後を繰り返し、おかしなガニ股になりながら腰までもヘコヘコと動いて乳穴にピストンする。あまりの快感に雫は首を反って舌根を突き出して絶頂に喘いでいた。


「そんなに私の乳マンコ気持ちいい?♥ おちんぽずっとビクンビクンってザーメン吐き出してる♥ ほら、ほら、ほらぁ♥」

「おっ♥ おっぱいマンコすごいっ♥♥♥ チンポ射精るッ♥♥ ちんぽイクッ♥♥ ほのかの乳穴にキンタマまで呑まれそうっ♥♥♥ う゛お゛ッ、イグッッ!!♥♥♥♥ お゛ほぉぉぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥」


 ふたなり女子特有の淫語に加え、濁声が積極的に混ざり始めれば溜まりすぎた欲求の処理ができている証拠だ。

 ブビュルブビュルと乳の谷間の上下から溢れ出すザーメン。ガニ股仰け反り腰振り射精で汚声を上げる雫に対し、ほのかは積極的に乳マンコを潰すように擦りながらパイズリ奉仕を行っていく。

 ほのかの驚異的な搾精に雫は為す術などない。とはいえ抵抗など考えもしないのは、雫の表情がみっともないアヘイキ顔で固まっていることから読み取れるだろう。


「はぁ……ごめんなさい、待たせたわ。ほのかは……大丈夫、そうね」

「うん♥ 凄く楽しかったから♥」


 そんなアヘイキ顔から復帰した深雪が頬をひくつかせるほど、ほのかは生き生きとしていた。まだ一度も射精をしていないはずだが、雫の搾精担当をかなり楽しんだということかもしれない。

 これで一巡は最後、ほのかの搾精担当を深雪が担うということになる。一週間のオナ禁から解放され、比較的すっきりとした表情の深雪が声を発する。


「じゃあ次はわたしが射精を促す番ね。ほのか、あなたがして欲しいことは?」


 深雪が足。雫が胸。と来れば射精をコントロールしやすい嗜好を先に聞いておく方が効率的に良いというものだろう。

 深雪に問われたほのかは、雫の搾精を行っていた際の意気揚々とした顔からモジモジと恥ずかしげに指先を突いてか細い声を返した。もっとも、股間の剛直は我慢汁を滲ませながらテントを張っているのだが。


「えっと……た、玉責めを……いい?」

「玉? 睾丸……なるほど、雫のやり方はそういうことだったのね」

「わー! わーわー!」


 要するにあの集中的な金的は、雫〝が〟ほのかの性処理を担当した際の鉄板。それが深雪への搾精にも滲み出ていたということであろう。

 深雪の納得がいったという考察に慌てるほのかだが、何も嘲笑するつもりなどない深雪はクスリと笑って言葉を重ねた。


「否定することなんてないわ。誰だって〝性癖〟というものを持っているのが『ふたなり女子』の常識。それは世界中に認められるもの、でしょう?」

「う、うん……そう、よね。ありがとう、深雪」


 性欲の波が激しい者だからこそ、自らの〝性癖〟を自覚する必要がある。ふたなりは自らの一部であり、恥ずべきことなどありはしない。この世界では常識的なことだ。

 他ならない深雪に励まされたほのかは、多少の緊張はあれど彼女の前で無防備な直立の姿勢を取る。そうして自らスカートをたくし上げると、そこにはタイツが多量の汁を吸い込みながらもっこりと膨らみを孕んだ光景が広がっていた。


「下ろすわね」

「うん……っ♥」


 深雪のしなやかで艶やかな手がタイツに指をかけ、緊張からペニスの影がピクンッと弾む。あまり刺激を加えないよう丁寧にタイツを膝まで下ろしていくと、ほのかの逸物が深雪の眼前に現れた。


「……んくっ♥」


 息を呑んだ深雪の下半身がムクリと勃ち上がる。まるで、ほのかの逞しい巨根に影響を受けたかのように。


「大きい、わね♥」

「し、雫にも言われるけど……そんなに?」

「ええ。このサイズのふたなりはそういないわ♥」


 そう言う深雪の声音は僅かに上擦り、彼女すら上回る巨根の存在に興奮を隠し切れていなかった。それ光井ほのかのふたなりは司波深雪から見ても性的興奮を禁じ得ないものだった。

 ぷっくらと柔らかい亀頭に角張ったカリ首。赤黒い圧倒的な竿の根元には特量の精液袋がどっぷりと垂れ下がり、彼女のペニスが見掛け倒しではないことを脈動と共に伝えている。ふたなり女子は胸が大きければ大きいほどペニスの重量とサイズ感が比例する傾向にあるが、ほのかはその典型例だろう。周りに上回る者がいるとすれば、学校一の爆乳の持ち主である柴田美月くらいなものではないだろうか。

 舐めるようにチンポを観察していると、恥ずかしがったのかそれとも触れて欲しいのか、ピクピクと巨大な竿がしなって蠢いた。一番楽しんでいそうだったとはいえ、最後まで我慢していたのは辛かったろうと考えた深雪は、大きく開いた両手を竿の下へと伸ばして二つの玉をギュムッと握り締めた。


「んひっ♥♥」


 ほのかの身体がチンポごと跳ね上がる。手にずっしりと重さを感じさせる陰嚢を深雪はモミッモミッモミッ、と強く揉みしだいた。


「あ、んっ♥♥ んふっ、あ……ひゃあぁぁ……♥♥」


 声の調子からもう少し余裕がありそうだと判断し、今度は握り潰すように断続的なリズムで激しく揉みほぐす。


「おっ♥♥ おっ、おっ、おっ♥♥♥ お゛ぉッ♥♥ おっほ♥♥ ん、おっ♥ おっおっおっ♥」


 性処理は好感触なほど声が正直になる。深雪ほどではないが、強く精巣を刺激されるのがたまらないようだ。

 両手で玉を揉みしだいていると、声に合わせてチンポが心地良さげに弾んでいる。そちらにも同時に触れることができればいいのだけれど、と考えた深雪だが生憎両手は玉奉仕で塞がっていた。ならこうすればいいと、彼女はカウパーの甲高い唸り声を上げるチンポを口に含んだ。


「んむっ♥♥ ちゅるっ、ぢゅぽぽぽぽ……♥」

「ひぅっ♥ 深雪!? そ、そんな、私のおちんぽ何か、口にしてっ♥♥」

「ちゅぽっ、ちゅぽぉ……もんひゃいないわ♥ ちんぽふぇりゃはひっふうかもふよ♥」

「んっひぃ♥♥♥」


 肉棒を口でしゃぶられながら喉を震わせられると堪らない、という様子のほのかに深雪は玉揉みフェラチオを続ける。

 ふたなり同士の性処理が一般的な関係で、少女たちの奉仕技術は裏の必修科目と認知されている。優等生の深雪もその例に漏れず、玉揉みしながらノーハンドフェラを難なくこなせてしまっていた。


「ぢゅぽっ♥ ぢゅるるるっ、ぢゅっぽぢゅっぽ♥ ずぢゅずちゅずちゅーッ!♥」

「う、うぅぅぅぅ……お゛ぉッ♥♥♥」


 しかし、学年一の天才美少女が自身の性感帯である玉を激しく揉みしだくだけでなく、淫らな音を窄めた口から立てながらチンポをしゃぶり尽くす絵にはほのかも根を上げるように濁声を漏らしてしまう。

 そしてさり気なく深雪の頭に手を添えると、彼女の艶やかな唇を根元の貞操帯リングに力強く押し込んだ。


「で……射精るッ!♥ イグッ!!♥♥♥♥」

「んぶごッ♥♥」


 射精の瞬間、ふたなり女子の力は信じられないほど強くなる。火事場の馬鹿力、一説には非物質粒子の想子が干渉しているとの仮説もあるが、何れにしろ射精の瞬間に頭を手で抑えられた深雪は、根元まで喉奥に呑み込み唇を潰されることを避けられない。窄めていた頬が一瞬で膨らむほどの精液を口内に発射され、射精が終わるまでの数十秒彼女の呼吸は生臭いザーメン一色に染まった。


「んふぅっ♥♥ ふぅぅぅっ、おぉぉぉぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ♥♥♥♥ …………はぁっ♥ あ、ご、ごめん深雪!! だ、大丈夫?」


 たっぷりと長い射精を押し付けた後、ようやく両手を深雪の頭から離したほのかは、今度は搾精前とは逆に彼女を案じる立場になる。

 しかし強制的なディープスロートと胃に精液を流し込む作業を強いられながら、深雪の顔面は鼻からザーメンが逆流する程度で済んでいるようだ。


「……んぐっ、お……ぷっ♥ ちゅるるるっ、ちゅぽっ♥ ふぅ、平気よほのか。ずっしりしていて良いザーメンね♥ ほのかのチンポそっくりよ♥」

「〜〜〜〜〜ッ♥」


 搾精担当は相手を傷つける言葉を避け、互いに気持ちいい関係を作り上げることが至上。性欲故にどんな不測の事態があるかわからない以上、この程度の不慮は考慮に入れておくべきだと深雪はほのかに語りかけた。

 結果、一度の玉揉みフェラチオくらいでは射精し足りないチンポがムクムクと反り返る。もしこのまま新人戦、ほのかが参加予定のバトル・ボードへ出ようものならピッチリとしたスーツにチンポが締め付けられ、意識を取られて水上レースどころではないだろう。

 まだまだ搾精が足りないと判断し、深雪は搾精担当としてより抜きやすい姿勢に移った。


「『玉ズリ』は初めてね。重くはないかしら」

「ぜ、全然。深雪の方こそ……あっ♥ 深雪のお尻が見えて、勃っちゃいそ……う、うぅ♥」

「あら、もう勃ってるわよ♥」


 玉ズリ。文字通り相手のチンポを自身の睾丸で〝擦る〟というふたなり女子ならではの行為だが、都合上奉仕側は少しばかり下品な姿勢になってしまう。

 相手に背を向けて腹に軽く尻を置き、玉をズリやすいように股を開く。後ろから見ているためタイツを脱いで完全にノーパンの制服にピタリと張り付いた深雪の美尻がくっきりと浮かんでしまっているが、逆だったならば深雪のはしたないM字開脚と彼女のペニスが丸見えになり、ほのかも雫に搾精された深雪のように絶景への興奮一色な声を響かせていたかもしれない。


「ほのかのデカチンを、わたしのキンタマで上手く包めるかわからないけれど♥」


 そういう意味では、絶景を独り占めしているのは深雪の方かもしれない。語彙の荒さに興奮が滲んでいる。見下ろす巨根が自身の竿と玉に迫っているというのは、ふたなり女子からすれば得難い興奮なのだろう。

 深雪は卑下しているが、彼女の剛直もかなりのものだ。無論、睾丸の大きさは語るまでもない。身体を仰け反らせながら巨玉を持ち上げた深雪は、その金玉袋でパイズリを思わせる動きを伴ってほのかのチンポを挟み込んだ。


「お゛っほぉ〜〜♥♥♥」

「ん゛んっ♥♥」


 思わず零れた感涙の声。温かみのある金玉袋が熱した肉棒を包み込み、得も言えぬ快感がほのかの背筋を突き抜けた。そして深雪もまた、睾丸のズリコキに合わせて竿同士の接触が起こり、鼻の下を伸ばした我慢顔をしてしまう。


「おっきぃ……深雪のキンタマぁ♥♥ ズリズリされてる♥ おちんぽズリズリィ……タマズリでおせーしびゅっぴゅしちゃうぅ♥♥ ん゛おっ、デカタマで腰がヘコヘコしちゃうよぉ♥♥♥」

「はぁ、はぁ♥ チンポ熱い♥ わたしのデカキンタマが火傷しちゃいそ……お゛ぉっ♥♥♥ ち、チンポ擦れるッ♥♥ ほのかのチンポデカすぎてっ♥ タマズリでチンポ接触♥ ズリズリしながらチンキスぅ♥♥ おっおっおっ、おぅぉお〜〜〜〜♥♥♥」


 二人の腰が交互に上下し、巨大なチンポを包んだ巨大な睾丸の奉仕が続く。深雪が玉でズレばほのかが官能の喉声を上げてチンポを突き上げ、それによって深雪のペニスにカリ首がズリズリズリと擦られて下品なオホ声が上がる。

 少女同士が己の陰嚢で相手のチンポに奉仕し、兜合わせにも似た擦り合いで射精感を高めていく。酷く下品で倒錯的な光景に思えるが、ふたなり女子にとっては常識で最高の多幸感を得られる絶頂までの至福の道筋。


「い、一気にイくわ♥ キンタマでっ♥ 勢いよくっ♥ チンポ包み込んでぇぇぇぇぇっ♥♥♥」

「うひっ♥♥♥ うひぃぃぃぃ〜〜♥♥♥ で、射精るぅ!♥♥♥ 深雪のキンタマにせーしびゅるびゅる垂れ流しちゃうぅぅぅぅぅ♥♥♥」


 びゅるっ♥ どびゅぶりゅぶびゅるるるるるるるっ♥♥


「「んっほぉぉぉぉぉ〜〜〜〜イグゥウゥウウゥウウゥウゥウウゥウゥッ!!♥♥♥♥♥」」


 ほのかが深雪の玉袋へ。深雪はえげつないほど反り返った竿によって自分自身への顔射へ。声を揃えた射精がこれまで以上に音を響かせ、二本のチンポが唸りを上げる。貞操帯も至極の快感を阻害するなどという不躾なことはせず、二人のタマチンズリ射精を見守っていた。

 たっぷりと吐き出し切ったチンポが互いに身体を預けるように撓垂れ掛かる。ドクドクと溢れる白濁液の残滓を塗りつけ合いながら、ようやく満足を果たした――――――


「……ちゅっ♥」

「ひゃあぁぁんっ♥♥」


 と思われたが、深雪がおもむろにほのかの右足を軽く持ち上げ、生足に興奮をしながら口付けし舐め出した。興奮した表情と、二人揃ってムクムクと勃ち上がり始めたふたなりチンポを見るに、まだまだ満足には足りていないようだ。


「ちょ、深雪っ♥ 足、今汚れてるから舐めたら……んひゃあっ!?♥」

「ほのか、驚きすぎ。自分で甘やかしたチンポを顔に近づけられただけなのに♥」


 ――――アヘイキしていたはずの雫が現れ、ほのかの顔面に竿を乗せる。

 もはや言うまでもないことだが、ふたなり女子の性欲は想像を絶するものだ。それをコントロールし、競技に集中できてかつ競技に〝使える〟段階まで射精管理を行うことが本質だ。

 何が言いたいかと言えば――――この程度の射精では十全には程遠い。


「次は相手を使う仮想訓練♥ ほのかのデカパイ♥ いひっ♥ 使わせてもらうから♥」

「ちゃ、ちゃんと順番は決めてむぶっ♥♥ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ♥♥♥♥♥」


 ほのかの頭から無理やりパイズリを行おうとしたことで、雫の陰嚢が彼女の顔面を覆い尽くす。突然のことで大量に息を吸ったほのかは、鼻腔に充満した雫の蒸れた金玉臭とザーメンの残りカスをたっぷり吸い込み、何より玉を顔で受け止めるという行為に興奮射精をしてしまう。


「もう♥ キンタマ呼吸でイクなんて、この先が思いやられるわ♥ 全員で自分の弱点も克服する訓練をしましょう――――ふたなり生徒の代表として、たくさんドピュッて結果を残さないと♥」


 まだまだ精進が足りない――――新人戦に選ばれた生徒の一部は代表して開会の誓いも担当をする。

 揃って〝着衣式コンドーム〟に身を包みチンポを勃起させ、自分たちのアナルをも見せつける。女性器がする者に捧げる穴とされていることから、女同士の性処理の際にはアナルが用いられ、優秀なふたなり女子は総じて美しい縦割れアナルを持っている。自らのチンポとアナルを開会式で明かすことで、恥じることのない己がモノにして武器として扱うのだと誓う。

 近づく九校戦までに自らのふたなりをモノにして挑む――――魔法科高校のふたなり生の道は険しく、その日までイキ声が絶えることはなかった。


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