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いつもご支援ありがとうございます。何か毎日更新みたいになってますが、まあ多分今だけです。基本的に週1か2くらいを想定してる、はず。

アンケートを取ったらめっちゃ三人が接戦した。そんなに読みたいなら全員出して書いてやんよぉ!!→これ表に出すのと文字数ほぼ変わらんな……?

まあFANBOXだから好き勝手に書けるとも言う。私の趣味しかない洗脳物。ふたなりもちょこっとあるので気を付けてね。





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「はっ!」

「せぇい!」


 真紅の鎧を着た美女と肉付きと衣服で柔らかい印象と抱かせる少女が槍で古めかしい機械を薙ぎ払う。


「トーラスブライト!」


 そして、誰もが見惚れるほど美しき水星の美姫が局地的に力を解放。白いワンピースドレスを揺らし、残り全ての敵を粉々にし引導を渡した。

 何者も寄せ付けぬ力を見せつけながら、エウロペは先陣を切った二人にニコリと声をかけた。


「アテナ様、アニラ様。お怪我はございませんか?」

「はい。我が盾は、この程度の相手に傷付けられるものではありません」

「うむ。くふふ、我らならば容易い相手じゃな」


 守護の女神、盾の星晶獣アテナ。十二神将が一人、南南西の守護神アニラ。そしてエウロペは四大天司が一人ガブリエルの使徒。

 名と実力が伴った三人が揃っていれば、古風な遺跡に屯する機械兵器など恐るるに足らず。気を抜かず、しかし張り詰めすぎることのなく三人は古びた施設を見渡しながら奥へと進んでいった。


「しかし、古い建物じゃのう。このような場所は我も初めて見るが……」

「ええ。覇空戦争以前のものだと聞いています。それにしては形が残りすぎているようにも思えますが……」

「滴る水にも穢れが溜まっております。かなりの年月が過ぎていることは確かなようです」


 今より遥か昔、アテナやエウロペのような星晶獣を操り星の民が空の世界を侵略した時代。彼の時代から残っているにしては、建物として超長期に渡り保存されすぎている。防衛機能のようなものも、一部分は生きているようだ。

 だからこそ、騎空団に依頼が舞い込んできたということだろう。最近になって存在が判明した古代の建造物。その危険性を確かめ、場合によっては無力化することが三人の仕事だ。

 街に近い場所で発見されたこの施設は、今まで見つからなかったことが不思議なくらいだったが、おかげで早急な調査が必要となってしまった。

 だがあまりに古い施設に対しての倒壊の危険性と、中に蔓延る防衛システムを加味した結果、エウロペ、アテナ、アニラという少数精鋭ながら確固たる実力者たちが選ばれたのだ。

 彼女たちならば安心だ――――その信頼が慢心に変わるとも知らずに、彼女たちは笑い合っていた。


「む……また例の機械ですか」

「ふむん、問題ない。あの程度の数、我らならば容易に――――――」


 無数の機械兵器たち。地上を這っているものや空中を飛び回るものと様々だが、どれも寂れた様子で動きが鈍い。三人の敵ではないだろう。

 だが次の瞬間、アニラの言葉はそこで途切れた。


「アニラ様?」

「アニラさん?」


 敵を警戒しながら振り返ったエウロペとアテナの目が見開かれる。そこには、つい数秒前までたおやかな笑みを浮かべていたアニラが、忽然と姿を消した虚空だけが映っていた。



「……む、ん? 我は、一体……?」


 忽然と姿を消したアニラは、この施設の中枢近くにまで転送されていた。その〝中〟で目を覚ましたアニラが頭を振って意識のさらなる覚醒を己に促す。


「確か、急に光に包まれて……なっ!?」


 と、アニラが自身の身体を見て目を見開いた。

 カプセルか棺に見紛うポットの中、両手を後ろ手に脚をはしたなく広げて寝かされたアニラ。その格好はまるで無防備、完全なる全裸だった。少女特有の柔らかく、優れた肉を持つアニラの実った乳房やムチムチのお尻まで全てさらけ出され、オマケに不可思議な力で拘束されて恥ずかしい格好のまま身動きらしい身動きが取れずにいた。


「何じゃこれは……ここは何処なのじゃ。とにかく、エウロペ殿とアテナ殿を探さねば――――」

【転移トラップの起動を確認。生体反応を探知。種族推定、非星晶獣。洗脳を開始します】

「なに!? ぬわっ!」


 カプセル内に響き渡る誰かの声。無機質であり、外に見える異様に小綺麗で無機質な部屋と相まって、機械仕掛けのものだと理解ができた。同時に、アニラの頭部が何かの装置に包まれる。鼻梁より上を覆い、禍々しい色の球体レンズが取り付けられた装置だ。


「くっ、我に何をするつもりじゃ!」

【洗脳プロトコル実行。洗脳ユニット装着確認。対象者解析……50%の出力を推奨。カウントダウン3、2、1】

「……!!」


 何かがアニラの背筋を通り抜けた。それは悪寒と呼べるもの。戦士であるアニラの絶対的な直感だった。

 この機械から通されるものを受け入れてはならない。そう思い身体を捩らせるが、ここからの脱出は間に合いそうになかった。ならばせめて歯を食いしばり洗脳と呼ばれる物に耐えてみせ――――――


【実行(スタート)】

「んぎょおおおおおおおおっ!?☆☆☆☆☆☆☆」


 頭が割れる。涎が飛んで白目を剥く。カプセルの外に確実に響くであろう凄絶な絶叫。アニラの豊満な女体がガクガクと痙攣して震え、巨乳がバルンッバルンッ♥ と激しく揺れる。


【対象の抵抗を確認。鎮圧用デバイスセットアップ】

「ふぎっ!? いぎごぎぎぎぎぃぃぃぃ☆☆☆」


 壊れる。自分が自分で無くなる。何とか洗脳ユニットを振り払おうと身体を揺らすアニラに対して、洗脳ユニット同様に狭い壁からワイヤーのようなものが伸びてアニラの両乳首を先端の金属製フックで掴み取る。


「あがががががががが♥☆♥☆♥☆♥☆♥」


 ワイヤーから異常な電流が迸り、アニラの性感帯を通じて生体電気に干渉。アニラの肉体の電気信号を丸ごと乗っ取りにかかる。


「あば、あばばば☆ あだ、あだだだまままっ☆♥☆♥☆ しろろろろろろろになっなっなっなるるるるるるる♥☆♥☆♥☆♥☆♥」


 呂律が回りすぎて言葉が暴発していく。全身から汗が吹き出し秘部から愛液が吐き散らされ、アニラの思考が真っ白に染まっていった。


 しかし、機械は手を緩めない。


【対象の抵抗を確認。出力を75%に変更。カウントダウン3、2、1】

「まっへ、まべべべべっ☆♥☆♥」

【再実行(リスタート)】

「にょひょひょひょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお――――ッ!?♥☆♥☆♥☆♥☆♥☆♥☆♥☆♥☆」



「っ、離しな、さいっ!」

 フリッ♥フリッ♥フリッ♥フリッ♥


 抵抗を口にしながら、掲げたデカケツを振り乱す痴女。気高き守護の女神が土下座をしながら屈辱塗れで抵抗の意志を示している。

 無論、彼女もしたくてそうしているわけではない。アテナの首根っこを押さえつけるように小型の細い機械が取り付き、そこからアームが伸びてアテナの手を拘束して無理やり地面に這いつくばらせているのだ。星晶獣のアテナすら抵抗を許されない腕力であり、アテナの上半身は完全に土下座の姿勢で固定。砕かれた鎧から零れた巨乳をずりずりと地面に引き摺って、下半身の力で何とか移動を試みている有様だった。


「私がこのような辱めなどに!」


 消えたアニラを探し、施設の奥へと向かったアテナとエウロペ。しかし、奥に進むにつれて機械兵器の数と質が飛躍的に増していき、あまりの数にエウロペと引き離された挙句袋叩き。自慢の盾と鎧を剥ぎ取られ、アテナは対侵入者用の強制土下座装置という間抜けな罠に引っかかってしまったのだ。

 いくらアテナが強気な態度を貫こうと、彼女の守護は剥がれ落ち、衣服の下に隠していた凶器の生尻をフリ♥フリ♥ と抵抗のつもりで下品に振って虚空に頭を下げ続けることしかできなかった。


【対象との接触に成功。解析開始――――星晶獣と断定。個体名『アテナ』。対星晶獣用のプロトコルを実行】

「な、なぜ私のことを……!?」


 そして、これはただのトラップではない。

 アテナの首根っこを掴みながら細い胴体を彼女の背中に張り付かせていた機械兵器が、その下部を銀の歯車を思わせる凹凸の機械に変化させ、恥部まで丸出しにしたアテナの下半身に添える。


【調教鎮圧用ユニットセットアップ。人体急所に固定。出力を40%に調整。カウントダウン3、2、1】

「何のつもりだ。我が信念の盾をこのような玩具で挫くことなど!」

【実行(スタート)】


 瞬間、アテナの秘部――――その皮付きの陰核を捉えた歯車が高速で回転し始めた。


「んひいいいいいいぃぃぃぃああああああああぁぁぁぁぁぁぁっ♥♥♥♥♥♥」


 プシップシップシップシャァァァァァァァァァッ!♥♥♥♥


 頭を地面に擦り付けたアテナから堪らず声が上がり、掲げたデカケツの秘部から液体が激しく吹き上がった。


「ああ、ああああああ、ああああああああああーーーーっ♥♥♥♥♥」


 人体の急所。女型の星晶獣が持つ女性器の陰核。如何に鉄壁の盾を持つ星晶獣と言えど、そこを削られるように嬲られてはひとたまりもなかった。皮が剥かれて剥き出しになったクリトリスを、毎秒百に近い数回り続ける歯車が襲いかかる。


【対象の抵抗を確認。出力を60%に調整】

「んおおおおおおおおおおおっ!♥♥♥♥♥ やめっ、そこ、やめろおおおおおおおおおおーーーーッ♥♥♥♥♥♥」


 プシャプシャプシャプシャプシャァァァァァァァァァァァァァッ♥♥♥♥


 否、近いではなく毎秒百を超えている。いつの間にか脚と腰もアームに固定され、アテナのクリトリスを絶対に逃さない土下座掲げの態勢が維持。


「ひ、ひぃ、ひいいいいいいっ♥♥♥♥ やめ、やめてください!♥ 降参、こうさんひまふっ♥ だからそこやめれえぇへえぇぇぇぇぇッ♥♥♥♥」


 まだ余裕を残す超高速回転で女体の欠点を擦られる。しかも絶妙な力加減の歯車は、アテナを狂う間際に押し止めながら果てのない連続絶頂を連鎖。彼女が守護の女神であろうと、剥き出しになった雌の弱点を責められ続ければ結果はあまりに明白。その情けない舌足らずの敗北宣言に頭を下げさせられて見せずに済んでいるのは、アテナにとってせめてもの救いであろう。


【対象の抵抗レベル低下を確認。出力50%を維持。輸送開始】

「しょ、しょんにゃああああああああああっ♥♥♥♥」


 金髪の美女が、全てを剥ぎ取られた脆弱なる盾の女神が土下座の姿勢で陰核を嬲られながら、潰れた巨乳を古びた床に擦り付けながら運ばれていく。

 辿り着く前に精魂尽き果てたアテナは気がつくことができなかったが、彼女は未だ真新しさすら感じる施設の中枢付近まで輸送された。


『……ん』


 そこにはもう一人。麗しき水星の美姫〝と思われる〟少女がようやく目を覚まそうとその碧眼を開いてくぐもった声で狭苦しい世界を見た。


『わたくしは……確か……』


 アテナと分断され、多勢に無勢の中で……そこから先の記憶が断絶し、エウロペは霞んだ視界を数秒かけて開いていった。


『!?!?』


 そこでやっと、彼女は自分がどんな姿にされたかを見た。

 素っ裸に剥かれたエウロペはこの世のあらゆる美を詰めた裸身を晒し、両手と両足を真新しい電子機械の中に収められていた。共に真横に固定され、身動きできずにとある〝モノ〟が勃つ股間をおっぴろげさせられていた。

 視界も狭苦しい。首より上は防護服の縦長マスクを思わせるものに覆われ、顔のフィルターは外からは見えづらくエウロペだと認識することは難しい。しかも彼女は言葉を発することができていると思っているが、実態はマスク内で呼吸器を付けられ言葉にならない声を上げているに過ぎなかった。


『これは?』


 両手両足に顔面を塞がれ、全裸に剥かれて拘束されている。首を横に回せないエウロペは知る由もないが、彼女の真隣には彼女と全く同じ状態の守護の星晶獣が存在している。

 無論、両者ともに股間からある物を生やしていた。辛うじて動く眼球の運動で、エウロペはそれを見やった。


『殿方の、男性器……?』


 迷いなく言葉にできたのは、エウロペが一般的な常識に疎く羞恥の感情も育っていないためであろう。

 彼女が知るそれとは幾分かの違いがある。あるべき睾丸はなく、根元から先端にかけて大きさが一定でない。根元ほど細く、赤い肉の頂点ほど横に広がっている。陰核が伸びて肥大化した歪な形故であろうが、それでも明確に男性器を模したもの――――言うなればメスちんぽと呼ぶべきモノがエウロペの股間から垂れ下がっていた。


【対象の拘束を確認。星晶獣二体の存在を確定。個体名『アテナ』『エウロペ』。対象の人格プログラムの排斥、並びに初期化作業を遂行します】

『んむぅ!?♥』


 カチャッ♥


 と、そのメスちんぽを機械の輪が拘束した。拘束、という言い方が正しいのかはわからないが、左右から合わせて筒状になった機械は亀頭と下竿に当たる場所を残し、エウロペとアテナのメスちんぽを丸々包み込んだのだ。エウロペ、さらに連れてこられて既に心神喪失状態だったアテナもそのメスちんぽから伝わる感覚に目を剥いた。

 元々、女星晶獣の弱点である陰核を一時的に肥大化させたものだ。感覚の鋭さは当然であり、この場において二人の力が最も集中する部位でもある。


【『アテナ』『エウロペ』に対人格用ユニットの装着を確認。対人格プロトコル実行。カウントダウン3、2、1】

『わたくしたちに何を――――』


 くぐもっていて聞き取れたものではないが、少なくともエウロペ自身にとってそれは〝最期〟に発したまともな言葉であった。


【実行(スタート)】

『んむおおぉ!?☆♥☆♥☆』


 メスちんぽを包む機械がグポッ♥ と肉棒を上下に刺激した。身動きが取れない二人は、外から見えないマスクの中で激しく目を剥き惨めに呻く。


『んおっ♥ おっおっ☆♥ んおおっ!?☆♥☆♥』


 グポッ♥ グポッ♥ グポッ♥


 何かがせり上がっていく。その分自分の何かが消えていく。卑猥な音を立てながら刺激される己のメスちんぽに何かが籠る。


『〜〜〜〜〜ッ!?!?♥☆♥☆♥☆♥』


 グポッグポッグポッグポッグポッグポッグポッグポッグポッ♥♥♥


 やがて機械は彼女たちに声を上げることすら許さない速度で上下を始めた。これは駄目だ、抗わなければいけないと星晶獣の本能が訴えかけてきている。


【人格プログラムの一部剥離を確認。発射まで3、2、1】


 グププププ……ッ♥


【発射】

『おぉーーーーッッ!?!?♥☆♥☆♥☆♥☆♥☆♥』


 グッポンッ♥ びゅくびゅくびゅくびゅるるるるっ♥♥♥


 肥大化した陰核に与えられた鈴口から立ち上る白濁液。打ち上がったそれが己のメスちんぽを機械ごと真っ白に染め上げた。


【人格プログラム残存率、推定80%。精神抵抗レベル低下。人格初期化、続行】

『おっ♥♥♥ おっ♥♥♥ おぉっ♥☆♥☆』


 白濁液を絡め取って滑りを良くした機械が高速で扱き上げ、エウロペとアテナが目を剥いて真っ白に染まる視界で卑猥な真っ白なメスちんぽ汁を打ち上げる。


【発射】

『んぐぅぅぅぅぅぅ!?♥☆♥☆♥☆♥』

【発射】

『んおぉぉぉぉ〜〜〜〜ッ☆♥☆♥☆♥☆♥』

【発射】

『……おっ、おぉ……☆♥♥♥』

【発射】

『……………………♥♥♥♥』


 だが、何度も何度も射精もどきを重ねるごとに、エウロペとアテナの瞳から表情というものが失われていった。衝撃が衝撃だけに、目の動きだけで感情表現は十分すぎるものだったのだが、それが発射の度に失われ、二人は不気味なほど無表情で沈黙しながらメスちんぽを震わせるだけの存在になっていく。

 ――――星晶獣の根源は星の民の命令、及び自己に与えられた役割にある。

 たとえばアテナなどは平和を愛する者として彼女が振る舞う人格があり、同時に平和を脅かし説得に応じない者には無慈悲なる制裁を与える機能が存在している。考え方や個体によって千差万別。しかし星晶獣とそれ以外の種族には明確な違いがあり――――先ほどエウロペとアテナが排出した白い液体は、彼女たちの人格を司る機能を固めたものになる。


【『アテナ』『エウロペ』人格プログラムの白紙化を確認。他、人型の侵入者一名の洗脳完了を報告します】


 つまるところ、エウロペとアテナは彼女たちが存在した記録を初期化。記憶や思考を一度リセットされた。そして、星晶獣のコアに干渉して行われたその行為は、もはや取り返しがつかないことを示唆していた。


 コアに情報が残されていないのなら、もうエウロペとアテナという星晶獣の個を甦らせることは不可能だ。


【洗脳プロトコル、シーケンス移行。最終フェーズ――――個体の〝戦闘員化〟を実行します】


 そして、禁足地に踏み入った愚かな三人、否、哀れなる〝三体〟の兵士が生まれようとしていた。



 施設中枢区画。外観の数倍以上広大な施設の中枢は、上層に比べ磨き上げられ塗装されたばかりの空間を保っていた。

 様々な機械が忙しなく光り輝き、独りでに駆動し続けている。ここは、遥か昔に造られた古代文明の遺産。今の人類では到底理解ができない技術で開発された研究施設だ。その全容を暴こうというのなら、それこそあらゆる知識を内包した星の民をも超える錬金術師でもなければ不可能であり、彼の者であれ踏み入ればタダでは済まない。

 かつて星の民と空の民の両者との戦いを想定して造られたこの施設は、主を失ってなおプログラムに従い稼働を続けていた。つまりは、あらゆる生体物を対象とした洗脳である。星晶獣の人格プログラム排除はその一環であり、それ以外の者には脳の思考人格を書き換える洗脳が直に行われる。


『…………』


 小難しい話と分別を抜きにすれば、正面のガラスから覗き見れる機械の中に閉じ込められた彼女たちは、最終的に同じ洗脳を受けているという認識で相違ないだろう。いくつも同じ機械が並べ立てられているが、外部装甲に稼働を示す光を帯びているのは三人が閉じ込められているものだけである。

 過程の違いはあるが、辿り着く場は同じ。最後の調整を箱に詰められ洗脳ユニットと呼吸器を融合した逆三角形のマスクを取り付けられ、その美貌すら塞がれてしまっている。


【洗脳人格プログラム送信率70……80……90……】


 しかし、それも直に終わる。


【100%。全洗脳プログラムの終了を確認。洗脳戦闘員『1号』『2号』『3号』再起動(リブート)】


 プシュー、と作業終了を誤解なく示す扉の駆動音が鳴り響き、長い時を得て中枢の区間に真新しい三人分の足跡が刻まれ、足並みを揃えて降り立った三人は――――ビシリと、プログラムされた敬礼という動きを以て平坦な声を上げた。


「元個体名『アニラ』。洗脳戦闘員1号、忠誠を誓います。ご命令をどうぞ」

「元個体名『アテナ』。洗脳戦闘員2号、忠誠を誓います。ご命令をどうぞ」

「元個体名『エウロペ』。洗脳戦闘員3号、忠誠を誓います。ご命令をどうぞ」


 古代文明においてもこの敬礼が効率的だったのか、それともシステムが自己進化と判断を加えたのかは定かではない。だが確かに、アニラたちは無表情で敬礼をし、平坦な声色で虚空に向かい忠誠を誓う。

 その胴体には半透明な白いハイレグスーツが与えられ、手足にも太股と二の腕辺りまで同じ素材の衣服として着させられていた。純粋な衣服ではなく彼女たち用の戦闘服。極限までま機能を最適化し、守りを捨て攻めに特化した特注品。これを着ることにより、アニラたち……洗脳戦闘員たちの攻撃性能は飛躍的に上昇する。当たり前のように豊満な乳房の乳首の形まで浮き上がらせ、秘部はくっきりとその割れ目の線を露にしているが、洗脳戦闘員に露出による羞恥心などありはしない。


 誰も踏み入れることなく、ただ保たれていずれ消え去るだけだった禁忌の地が不幸にも現れた。長い時を得て、この場は造られた理由を初めて果たしたのだ。


『………………命令を受諾できませんでした。以後、ナノマシンによる肉体の維持を行いながら、ご命令まで施設の巡回を開始します』


 もはや命令する主はいない。彼女たちがどうなるのかはわからない。この施設の未来さえわからない。誰かの手に渡るかもしれない。洗脳戦闘員たちの知識を吸収し、自己進化を遂げた施設が彼女たちの主となり、新たな命令を下すのかもしれない。


「やーんメドゥちゃーん! 何だか暗くて怖いよー! 抱きつかせてー!」

「あんたはいつも引っ付いてきてるでしょうが! たくっ、アテナのやつしんぱ……じゃなかった。アタシをこんな場所に来させるなんて、会ったらただじゃおかないんだから! あんたも、無理やり着いてきたからには手伝ってもらうわよ」

「うん! アニラ姉ちゃんたちがやられるとは思えないけど……アテナさんもエウロペさんも見つけて、みんなで団長たちを安心させてあげようね!」


 だが、まずは。


「施設への侵入を確認。個体数3」

「元人格の記録から対象の行動を予測。機械兵器の投入による分断を推奨」

「各個応戦。侵入者は拘束、鎮圧後連行、及び――――――」

『洗脳処理を行い、戦闘員化を実行します』


 新たなる侵入者を無個性な兵士に変えてしまうことが、彼女たち洗脳戦闘員に課せられた使命である。

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なんでこの施設作ったやつは死んだのかって?まあ頭いいだけじゃ逃れられない滅びもあるよね!!いやそういう役がいる時はいる時でモブ立てるしな。

これぞ真の性格無個性化洗脳(恍惚)ここでならこういうキャラを台無しにするのも自由だぜぐっへっへ。あと激推しの絵師様を大リスペクトというか、機械のモチーフがまんまというか……たのちい。機械音声も考えるの大変だけどたのちい。

最後の三人はネタがあったり出してもらえたりすれば書くかも?もしくはまたアンケートとか。今回のアニラたちが無慈悲に新たな侵入者を責め立てるとか楽しいかもですね。ふたなり兵に犯されたり、サテュが発情してメドゥちゃんを犯したり。そうだね、趣味しかないね。

Comments

抵抗できなくして延々人格排泄射精させるシーンすき 徐々に弱りながらも機会に慈悲は無いから容赦なく何度も何度も射精させられて人格全部お漏らししようね… もちろん気位の高い女が洗脳電撃なので言語崩壊してるのも大好きです! サテュロスのぶらり女団員つまみ食いツアー、メドゥシアナを洗脳されて丸呑みされちゃうメドゥーサとか見てみたいです

いかじゅん

いいですよね、反抗の余地すらなく人格を射精させられて段々と表情が消えてお人形さんになっていく様……人格が全部真っ白な液体になるまでびゅるびゅるしちゃおうね……電撃洗脳言語崩壊まで気に入ってもらえて、今めちゃくちゃかなりで嬉しいです。趣味で書いたものにこうして気に入った感想もらえるの本当に嬉しい嬉しい。 そしてそのネタ二つともエロい。最終的に諌めに来たメドゥちゃんをオナホ代わりにしたり、メドゥシアナに丸呑みにされて石化して吐き出されるメドゥ子……どっちもろくな目に遭わないのがエロい。ふふ、これは早速Twitterアンケートしないと。ありがとうございます!

ムマ・N

まるで機械のエロトラップダンジョンのような施設は夢がありますなぁ この慈悲のなさが機械姦の醍醐味、素晴らしいものをありがとうございます!

いかじゅん

この手の機械系敗北ダンジョンは本当に夢がある。プログラミング次第でスケベな仕様にも無慈悲な仕様にもできる優れもの。こちらこそコメントありがとうございます!