光と恍惚のふたなりラクガキ (Pixiv Fanbox)

トリミング前 フルサイズ

　ツイッターで流れてくる「いい絵」を眺めていると、光の使い方が上手いと「いい絵」に見えるんじゃないかなぁ、なんて考えが浮かんだので、早速手軽に描けそうなモチーフで試してみることに。

　ああ～、いい……自分でふたなりっ娘を生み出せる幸せ……。しかも見てほしい、この受け側の表情を。アヘ顔ではないものの、ここではないどこかに意識を持っていかれてしまっている、うつろな目。……アアーッ、こういうの、好き！！

　ともあれ、全裸でほとんど背景もないシンプルなこのモチーフで色々試すことに。

　画面の収まりを考えて傾きを左右反対へ。光源は右上から。光が当たる部分をがっつり大胆に白で飛ばしていく。当初の考えでは、これだけでちゃんとした絵になるんじゃないの？ と思ってたんだけど、そんな甘いもんじゃねぇよ、絵は。全然平面にしか見えないし。しかもペン入れで線を一本化したことで、表情の良さが薄れてしまった感じ。良くない、これは良くないねぇ！

　そして無駄に手を加えた結果がこれ。と言っても、影を加えたりはせず、光を足すことで多少の立体感を演出。あと、目のペン入れを極細の筆ツールでガシガシ描きかえて納得の行く表情に。ここにたどりついて、やっと人前に出せるものになったかなぁという気分が出てくるので、常にお蔵入りになるかどうかギリギリの絵を描いている。タイトロープ……！

完成！

　あとはテカリを入れたり、汗や飛沫を入れたり、背景っぽいものを添えたりで完成！ 勢いがあったほうがいいのかなぁと思ってちょっとしたブレ表現なんかも入れてみたけど、蛇足だったかもと思い始めてるところではある。

　そんなわけで、光の表現のテストは成功なんだか失敗なんだか微妙ではあるけど、いい絵を描くにはまだまだ修行が足りないということはわかったよ！ やったね！ やってねぇよ畜生！ もっと素敵なふたなりっ娘が描きてぇなぁ！！