巨人が人間をもてあそぶ話あとがき (Pixiv Fanbox)
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というわけで「俺が人間の兄弟をもてあそぶ話」「俺達が巨人にもてあそばれる話」「巨人が人間をもてあそぶ話」でした!!5か月かかった!
シリーズタグをつけました(以下から飛べます)
さて今回はお察しの通り、同じ話を視点違いで書いてみよう、という試みでした。一人称巨人視点、一人称人間視点、それから三人称視点ですね。
巨人視点、人間視点ではそれぞれの視点から話を書き、三人称視点では彼らの近くにカメラを構えるようにして書く、というようなやつです。実際書いてみた感想としては、同じ話3回書くの結構大変だな……というのが大きかったですね。やりすぎた。
ただやっぱり気づきもあって、
巨人視点では巨人が人間をほんっとうにどうとも思っていない心情が強く出ました。逆に人間視点では巨人に振り回されまくっているところがめちゃくちゃ書けたと思います。文章量にも如実に出てますね。巨人からしたらたいしたことなくても、人間からしたらとんでもないことなんだ、というのが。
最後の三人称視点は、破壊等の描写が詳細に書けるのが利点ですよね。人間視点と近いのですが、あくまで人間(この場合は兄)が見聞き理解したものしか書けない人間視点に対して、三人称視点は神の視点とも言うように、人間が見てないところも書くことができます。30mという数字だったり潰される足裏の車の描写だったり、そういうとこいっぱいかけるのがいいですよね。(でもまあ、結構大変で難しい)
話の内容としてはシンプルに「人間の街に遊びに来た巨人が、たまたま見つけた人間の兄弟を弄び、連れて帰る」というストーリーでした。巨人の名前も兄の名前も出てませんが、出てた方が三人称は書きやすかったかもですね。「人間」「兄」「男」など色んな書き方をしてしまいました。
巨人視点では巨人の良さが、人間視点では人間の良さがよく出せたかな~と思います。
せっかくなので「どの視点が好き?」のアンケートしてみたいと思います。
よかったら教えてください~(回答後におまけのSSあります!)