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前編はこちら!

怪力属性大型犬系社会人後輩サイボーグの後輩(前編)※グロ

こちらはpixivリクエストにてリクエストいただいた小説になります。 以前書いた「怪力属性大型犬系社会人後輩サイボーグ(番外編)」をとても気に入って、この系統の話が読みたい!とリクエストをいただきました。 特に車破壊の描写を気に入っていただけたようで、身体もチンコもでっかいマッチョがクズ男とその車を存分...



(なんだよ……なんだよあの化物……!!)


 タカトはハンドルを切ってアクセルを思い切り踏む。とにかく逃げようと道路につながる出入り口に向けて車を走らせるが、突然その前に大きな人影が現れる。


「逃がすわけねーじゃん?」


 ライトに照らし出されて現われたのは全裸の岩淵だった。浅黒い肌に暴力的にまで盛り上がる筋肉、股間から下がる逸物は膝の半分近くにまで達している。車の全高よりでかい男が立ちはだかるのを見て、タカトは吹っ切れるようにアクセルを底まで踏み込んだ。ぐおんとエンジンがうなりを上げる。


「どけえええええええ!!!!」


 急加速して突っ込んでくる2トンのミニバン。だが、サイボーグの岩淵にとっては脅威でもなんでもない。むしろ岩淵とぶつかってただですまないのはミニバンの方だ。それこそコンクリートの壁と正面衝突したかのように車は潰れ中の人間も多分死ぬ。だが、それでは岩淵は困る。岩淵は腕を大きく広げ、ミニバンが接触すると同時に後ろに下がりながらその勢いを殺していく。するとしまいには、タカトがアクセルを踏み込み続けているのにも関わらずミニバンは前に進まなくなった。前輪のタイヤは勢いよく地面を掻き続けているが、岩淵が車を抑え込んでいるのでそこからまったく動かない。


「何だよ……何だよクソっ!!!」


 運転席でタカトが悪態をつく。アクセルを踏み込もうがギアをバックに入れようが前にも後ろにも動かない。目の前には車を真正面から受け止めている岩淵の樽のような大胸筋とボッコボコに割れた腹筋がフロントガラスを覆いつくすように映っている。岩淵の背が高すぎて運転席からはその顔を拝むことはできない。のだが、その巨大な体がゆっくりと降りてくるとなると話は違う。まるで中を覗き込むように腰を落とした岩淵の顔がタカトの視界に入り、目が合った。


「仲間見捨てて逃げるとか、なかなかひでーな、お前」

「う、あ、あああああああ!!!」


 車の外では岩淵がタイヤを回し続けるミニバンを覆いかぶさるようにして掴んでいた。せいぜい300馬力程度の車の抵抗など10万馬力を超えるパワーを持つ岩淵にとっては赤子も同然だ。だがいい加減タイヤとエンジンの音がうるさいので、岩淵は両腕でつかんでいるフロント部分に側面からゆっくりと力を込める。するとまるでそれがアルミ箔かのようにフェンダーに岩淵の手がめり込んでいく。両側からの圧力でヘッドランプのカバーはバギバギと割れ、ボンネットは歪みながら開いて裂けていく。フロントグリルも歪みに耐え切れず車体から外れたが岩淵の身体と密着していて逃げ場がなく、とんでもないパワーに巻き込まれて砕けていった。そして中のエンジンも無事ではない。フルスロットルで回していたエンジンは金属の塊のため、その温度は外側でも100度を軽く超える。実際に燃焼する部分は1000度以上と殆ど炎の温度だ。だが人間なら火傷が済まない温度でも、岩淵にとってはちょっと暖かい程度。金属の板や配管をまるで粘土のようにぐちゃぐちゃにしながら手がエンジンにめり込んでいく。ついに小さな爆発のような音を立ててエンジンの音が小さくなっていき、タイヤが止まる。岩淵がエンジンルームをかき回しながら腕を抜く重苦しい音だけが響いた。


「なんだよ……なんなんだよ……!!」


 エンジンルームがぐちゃぐちゃになれば車内もただではすまなかった。フロントガラスには真っ白にヒビが入り、ダッシュボードもメーターも砕け散っている。衝撃で飛び出ていたエアバッグがしぼむ。もうタカトがどれだけアクセルを踏んでもミニバンはうんともすんとも言わなかった。運転席のドアを開けようとするも歪んでしまったのか何度押しても開かない。


「くそっ、くそっ!!」


 ドアに体当たりしようとタカトが身構えた瞬間、助手席側のフロントガラスが激しい音を立てて割れる。飛び込んできたのは脚、いや人間の胴体ほどの太さがありそうなボッコボコに筋肉のついた巨大な腕。タカトは思わず叫び声をあげる。腕は一度半分ほど引っ込むと、その常人の倍はありそうな肉厚な手のひらで残りのフロントガラスを破壊していった。するとタカトの目の前の視界が開ける。そこには中腰になりながら車内を覗いて笑う岩淵の姿がいっぱいに広がっている。


「うわあああああああ!!」


 タカトはシートを倒して、這うようにミニバンの後方に逃げていく。それを見て岩淵はくっくと笑い声を漏らした。


「往生際がわりいなあ……」


 岩淵が再び腕を広げミニバンを掴むと、それだけで車体が大きく揺れた。体勢を崩したタカトが次に味わったのは車が大きくきしむ音と気持ちの悪い浮遊感。リアガラスの風景がまるで上昇するように変わり、後ろに転げ落ちそうになる。そこでようやくタカトは車が傾いているのに気づいた。とっさに二列目のシートのヘッドレストをつかんでぶら下がる。最後列に置いていた荷物が、転がり出て下へと落ちていく。その荷物を目で追って足元を見る。


「ひっ……!!」

「ほーら、降りて来いよ~」


 ありえない状況にタカトは気を失いそうになった。足元……つまり地面では岩淵がミニバンのフロント部分を掴んで、車を縦にして頭上に持ち上げていたのだ。全壊したフロントガラスの向こうで、岩淵がタカトを見上げている。重量2トンの車でも岩淵にとっては紙のように軽い。急に天地が変わったタカトは必死にシートにしがみつくが、岩淵がたわむれに車体を揺らすだけで下に落ちそうになる。


「おー……結構頑張るじゃん」


 岩淵もタカトが必死に耐えているのが面白く、強弱織り交ぜながら縦にした車体を揺らす。そのまま落ちてくればよかったのだがタカトは死に物狂いでヘッドレストを乗り越えて、今や床となった背もたれの裏側にたどり着いた。こうなるともう揺らしただけでは落ちてこない。だが岩淵はそれを不満に思うことなく、タカトの必死の抵抗をゾクゾクしながら楽しんでいた。


「うわっ!!」


 岩淵はミニバンを地面に降ろす。ほぼ重力に任せたので落下と言って差し支えない衝撃にズドンと重い音が響く。タカトは車の中で跳ね飛ばされてバックドアに強く叩きつけられた。サスペンションで吸収しきれない衝撃でミニバン自体がギシギシと揺れる。


「げほっ、ごほっ……!!!」


 シートをたたんで荷物置き場にしていた後部スペースに転がる。咳き込みながらもタカトは体を起こした。一番近いドアはバックドアだが中からは開けられないタイプだ。


(スライドドアなら……!)


 何とか外に出ようと右後部のスライドドアに飛びつく。レバーを引いてドアを開けようとするが、一向にドアが開かない。


「ちくしょう! 壊れてんのか!?」

「ちげーよ」


 突然響く声にタカトはビクッと肩を揺らす。恐る恐る顔を上げると、まだ無事なドアウィンドウの向こうに大きな黒い影。ドアと屋根に大きく手を当て、腰を曲げながら車内のタカトをのぞき込む岩淵の姿。岩淵のパワーで抑えられたドアが開くわけがない。そしてたとえドアが開いたとしても目の前に岩淵がいるなら何の意味もない。タカトは情けない悲鳴を上げながらドアから飛びのくと、反対側のスライドドアを開けようとシートの上を這っていく。


「だから逃がさねーって言ってんだろ」


 タカトがレバーに手をかけようとしたとき、ドゴン、と凄まじい音がしてタカトはその場で体勢を崩してひっくり返った。慌ててドアを見ると、ドア、いや、天井が外からの力によって大きくへこみ、巻き込まれてドアが大きくゆがんで窓にはヒビが入っている。これではドアは開かない。


(なんでっ……! 向こうにいたはず……!!)


 タカトは岩淵がいた反対のドアの方を振り返る。予想に反して岩淵はそのドアの向こうにいた。立ち上がった岩淵は背が高すぎて、窓にはボッコボコに割れた腹筋と、人間の腕と見間違うほどぶっとくて長い陰茎、窓にすら治まり切らない極太の太ももの付け根しか映っていないが。


(え……?)


 タカトにはわからなかったが岩淵からすれば簡単なことで、身長2.5m近い岩淵が立ち上がれば車高のあるミニバンの屋根も、その恐るべきバルクを誇る大胸筋の下にすら届かない。岩淵からすればミニバンをはるか上から見下ろす形になる。後は軽く手を伸ばして拳を反対側の屋根に当てればいい。それでアルミホイルのように柔らかい屋根は陥没してフレームやドアも巻き込まれてゆがむ。全ての逃げ道をふさいだ岩淵は体を起こしてしゃがみ込むと、もう一度車内を覗いた。中ではもうどうすればいいかわからないタカトが顔面蒼白で震えている。岩淵はぺろりと舌で唇を舐める。


「んじゃー、そろそろいただきますか!」


 そう言うと岩淵はスライドドアの真ん中に手を当てた。横から追突されても車内が無事なように設計されている頑強なドアだが、岩淵のパワーの前では紙同然だった。まるでアルミ箔であるかのように岩淵の指が容易くめり込んでいき、そのまま内側のプラスチックを突き抜け、指先が車内へと侵入し、反対の手も同じように突きさした。岩淵がその手を外側に動かすと、金属でできたスライドドアはギチャ、バキと凄まじい音を立てて左右に裂ける。さえぎるものが無くなって岩淵とタカトの双方が互いの顔を見る。泣き別れになったドアが投げ捨てられ遠くで大きな音を立てた。


「ひいい……!!」

「ちょっと邪魔するぜー!」


 岩淵がシートに片手を乗せると、まだ全体重をかけていないのにもかかわらず車全体がギシギシときしむ。2メートル半の体躯にゴリラのような筋肉、そしてサイボーグだ。体重は100や200では済まない。岩淵がゆっくりと身体を車内に乗り込ませていく。スライドドアをぶち壊しても岩淵の身体はスムーズに侵入できず、どこかしらに肩をぶつけるたびにピラーやルーフが歪んでいく。身体を斜めにしながら侵入し、邪魔なシートの背もたれに手を当てると一瞬で背もたれが折れて平らになった。そのまま無理やり体をねじ込むとミニバンが大きく傾き、頭や背中が当たっているルーフは今にも突き抜けそうなほど歪む。もう本革シートなど草のように押しつぶしてスペースを広げながら岩淵は車に乗り込んだ。中腰どころかほぼ膝をついてしゃがんでいるような体勢で、岩淵は車内の半分近くを蹂躙していた。岩淵の汗混じりの体臭がむわっと車の中に広がった。


「もー逃げらんねーぞ」

「ひっ……!!」


 タカトはバックドアに張り付くようにして岩淵から距離をとっていたが、そんなものちょっと岩淵が手を伸ばせば届く距離だった。人間の胴体並みの腕がぬうと伸びてタカトの足首を掴む。その瞬間、ゴギッと鈍い音がした。


「ぎゃああああ!!!」

「やべっ、潰しちまった」


 握った足の骨を砕いたものの特に気にすることもせず、岩淵はタカトをそのまま引きずり寄せる。仰向けのまま岩淵の膝の間に引き寄せられると、タカトの視界にはもう岩淵しか映らなかった。真横には人の胴体の二倍はありそうな太もも。それが曲げられてさらに膨れ上がりぎちぎちと筋肉がひしめき合っている。真上にある岩淵の顔はニヤニヤとタカトを見下ろしていて、後頭部は天井にあたって金属のルーフがそのたびにギギッと音を立てていた。人の3倍はある肩幅に本当にメロンが入っているようなまっるとした三角筋。その下の大胸筋はそれだけで人を潰せそうなでかさと重量感を持っている。横に広がる大木のような腕はツタのような血管を張り巡らせ、伸ばした状態でも上腕二頭筋と三頭筋が岩のごとくぼこぼこと盛り上がっている。まさに筋肉のモンスター。そのパワーを先ほどまで存分に味わい足を潰されたタカトはもう発狂寸前だった。


「うう……なんだよ……!! 何なんだよお前……!! なんでこんなことすんだよ……!!」

「ああ? んだよ最初に言っただろ。掃除だよ。ここのゴミ掃除」

「……掃除? ……さ、騒いだのは謝る!! ゴミも全部片づけるからっ!」

「ちげえんだよなあ」


 岩淵はタカトの服に手をかけると、まるでティッシュでできているかのように破り捨てる。素っ裸にされたタカトは少しでも岩淵から離れようと暴れるが、岩淵がまだ潰れていない方の足を捕まえ、「潰すか?」と低い声で脅すとびくりと震えて抵抗をやめる。


「ゴミってのはさあ、空き缶とかそういうのだけじゃねーんだよ。お前らみたいな騒いで人様に迷惑かける奴も入るわけ」

「そ、そんな……!」

「んで、どーせゴミにするんだったら役に立ってもらった方がいいじゃん?」

「……ひっ……!!」


 岩淵がゆっくりと手を添える先をタカトが見る。タカトが今まで目に入らなかった、というより無意識に見ることを拒んでいたモノがそこにあった。チンコというには明らかに巨大すぎる逸物。ゴミを恐怖に陥れながらじっくり嗜虐を楽しんでいたことでガチガチに勃起したそれはもはや人間の腕でも比べ物にならない。ぶっとい血管が張り付いた竿は岩淵の手でも握り切れないほどの太さで、長さは臍を優に超えている。天を衝くようにそそり立つ拳大の亀頭からはカウパーがだらだらとあふれており、シートをぐちょぐちょにして水たまりを作っている。少なくとも、ワインボトルより確実にでかかった。


「へへ……でけえだろ……?」


 岩淵は片手で竿を握るとぐっと力任せに押し下げる。その辺の電柱すら力を入れずへし折れる岩淵の前腕の筋肉がボコボコっと大きく隆起する。岩淵はチンコを水平にしたまま、タカトをさらに近くに引き寄せ股を開かせる。そしてその薄い腹にチンコを乗せた。腹にめり込む肉棒にタカトが苦しそうな声を上げる。


「ぐえっ……」

「ちっせえなあ……ほら、見ろよ」


 いくら岩淵の巨根が規格外だとしても、目を疑うような光景。根元をタカトの股下に合わせた岩淵のチンコの先端は、なんと胸の下にまで達している。腕を超える太さによって、タカトの胴体の中心の三分の一は確実に覆われている。とんでもないでかさだった。パンッパンに膨れ上がった亀頭が鳩尾をえぐり、我慢汁でタカトの身体をぐちょぐちょにする。


「ここまで入っちまうぜ?」

「む、無理……入るわけ……!」

「入る入らねえじゃねんだよなあ」


 岩淵がぐっとチンコを押し付けるとタカトの肋骨がミシリと悲鳴を上げる。


「入れる、んだよ」

「あ……いやだ……!! やめてくれ……!!」


 絶望したタカトが命乞いのように声を漏らしたが、岩淵は聞き流した。体勢を変えようと頭を上げると、もう散々ぶつけてきた天井にまた頭が当たる。岩淵は大きく舌打ちをする。


「あーもう! うざってえ!!!」


 岩淵が勢い良く体を起こすと、巨大な背中が既にぼこぼこだったルーフをメギメギメギッ!と押し上げていく。引っ張られるようにしてボディがきしみ、揺れ、まだ割れていなかった窓がバギバギと砕けていく。


「ひぃぃ……」

「おらぁ!」


 ついに金属のルーフが変形に耐え切れず、強く当たっていた肩の部分から裂けた。さらに背中が裂け目を押し広げミシバキと凄まじい音を立てながら岩淵の頭と肩がルーフを突き抜ける。こもった臭いが抜けて夜風が岩淵の顔を撫でた。


「ったく……」


 岩淵は首のあたりから裂け目に手を入れると、まるで紙を破るかのように簡単に屋根を引き裂いていく。中心から外側に向かって凄まじい力で押し広げられ、フレームやドアも無事では済まない。金属やプラスチックが破壊される凄まじい音が響き渡る。岩淵は破壊した屋根をつかんだまま水平まで腕を引き下ろし、そのまま腕を横に薙いだ。轟音とともに車の両側面が吹き飛ぶ。たった数十秒でミニバンはシートと床、それからフロント側にわずかな金属部分を残すだけになってしまった。狭い空間をぶち壊した岩淵があぐらをかいて大きく伸びをする。ひしめきあう極太の筋肉がギチギチと引っ張られている。


「あー、やっぱ楽だな。……おら、逃げんな」


 這うようにして逃げようとしていたタカトを岩淵が見下ろした。ちょっと屈んで手を伸ばすと、腰をつかんでひょいと持ち上げる。


「やだっ、はな……!!」

「ははっ、ほっせえ腰……」


 岩淵の大きな両手はすっぽりとタカトの腰を掴んでしまっている。このままぎゅっと握ってしまえば、人間の脆い身体など一瞬で潰れて身体が上下泣き別れになるだろう。だが岩淵はぐっとこらえてタカトを手元に持ってくる。そしてその尻をぴとりといきり立つ自信の亀頭に触れさせる。


「ひっ……!!」

「ちっちぇえケツだな……」


 熱した鉄のような熱さがタカトの尻に伝わる。リンゴ並みの亀頭が我慢汁をずりゅずりゅ擦り付けながらぐりぐりと尻たぶをなぞっていく。その度にタカトの尻がものすごい力でミチミチと歪む。タカトは必死に腰をつかむ岩淵の手を外そうとするが、万力で固定されているかのように頑強で両手でも指一本すら動かせない。尻全体を嬲っていた亀頭が、タカトの尻の割れ目でぴたりと止まる。ドプドプと絶え間なくあふれる我慢汁が尻の奥をぐじゅぐじゅと濡らしていく。


「や……やめてくれ……」

「あっはは、震えてんな。チンコでわかるわ」


 岩淵は少しずつタカトの身体を下ろしていく。尻がミヂミヂと無理やり開かれ、肛門が限界まで押し広げられる。痛みと恐怖でタカトは悲鳴を上げる。岩淵はそれを聞いてさらにブツをビキビキと硬くさせる。そしてタカトの腰を掴みなおし、一気に押し下げた。


「おらっ!」

「ぎっ!! あああああああ!!!」


 既に限界まで引き延ばされていた皮膚や括約筋が、巨大な亀頭の蹂躙に耐えられずブチブチと音を立てて裂けていく。そのまま無理やりタカトのナカにブチ入れられる亀頭は簡単に肛門とつながっている直腸を引きちぎってしまう。亀頭が入って一度岩淵はその感触を楽しむかのように手を止める。タカトのケツの裂けた部分からは、真っ赤な血が滴り我慢汁と混ざり合っていた。


「あ~…………やっぱ生オナホさいこ~……」

「ぎ……あ……」


 喜々とする岩淵と対称的に尻を裂かれたタカトはもう絶叫する力もなくただ少しでも痛みを逃がそうと苦しそうに息をしていた。岩淵は掴んでいるタカトの腰を動かして少しずつその巨大な肉棒をナカへと押し込んでいく。内臓は引きちぎられ押しつぶされ、ただ岩淵の快楽のためぐちゃぐちゃになっていた。


「ん~~……腹に当たったか」


 岩淵の亀頭が腹筋に裏から当たったが、血まみれの尻から外に出ている部分はまだ半分以上残っている。岩淵がぐいとタカトの身体を反らせると、薄い腹にぼっこりと亀頭の形が浮かび上がる。「このまま腹ぶちぬいちゃうか~~?」と笑いながらぐりぐりと亀頭を擦り付ける。興奮で無意識に力のこもる岩淵に握られている腰はもう肉がぐちゅぐちゅと潰れ始めていた。そのまま岩淵は内臓を竿に絡ませながらタカトをずぶずぶと押し下げていく。あばら骨がコリッと亀頭に当たると、強い快感が岩淵の脳を刺激する。そこがもう岩淵の我慢の限界だった。


「あ~~もう我慢ならねえ!!」


 岩淵がタカトの身体を一気に押し下げた。タカトの尻はさらにブチブチと裂けながら岩淵の竿を根元まで飲み込み、岩淵の太ももにあたった衝撃で股関節が外れ骨盤の骨がバキョっと砕ける。肉にめり込むほどタカトの身体を握りながら岩淵が腰を打ち付ける。肋骨は亀頭が当たるたびに砕け、尻も骨盤ももう原型をとどめておらず血だらけの肉そのものが露出している。振動でミニバンの残骸がグワングワンと揺れた。ナカがぐずぐずになって締まりが足りなくなった岩淵が、本能的に両腕でタカトの全身を絞り上げる。腕や背骨をまとめてへし折りながら、尻がつぶれもはや喉近くまで達していた岩淵の肉棒がぎゅっと締め上げられる。


「あ~~~~~イクッ!!!!!!!!!!!!」


 ブシュッッッ!!!ブシュッッッ!!! と、音が体の中からでも聞こえてくるほどの強烈な射精。大量の精液が勢いよくタカトの身体の中を暴れまわり、勢いで肉すら削いでいく。リットルでは済まない大量の精液は締め上げられたタカトの体内に収まらず、唯一残った口や鼻からごぼごぼとあふれ出ていく。当然とっくにタカトは絶命していた。シートが精液と血でぐちょぐちょになるころ、ようやく岩淵が腕を緩めた。これだけ出してもまだ岩淵の肉棒は萎えずいきり勃っており、もう頭以外ろくに原形をとどめていないタカトはそこにかろうじて引っかかっていた。ぽたぽたという精液と血が滴る音と、余韻でかすかにミニバンの土台が揺れる中、岩淵は長く小さく息を吐く。そして、まだ満足していないとでもいうように大きく雄たけびを上げた。




***




「ひぃぃ………」



 綿谷は体の震えが抑えられなかった。木の上で朝霜に抱かれ、岩淵が”ゴミ掃除”を始めたころからはもう帰りたいと何度も何度も朝霜に泣きながら訴えたが、朝霜はにこにこと笑うだけで一向に取り合わない。それどころか「ちゃんと見ておかないとお仕置きしちゃいますよ」とまで言われ、ぎゅうっと朝霜にすがりながら岩淵の蹂躙を最後まで見てしまった。


「ね? 奔放なやつでしょ?」


 ゴミ掃除がどういうものか知っていた朝霜はいつもと変わらぬ表情で腕の中の綿谷に話しかける。綿谷は朝霜たちサイボーグが人間を簡単に殺せるパワーがあるとわかっていながらもそれを実際に見たのはこれが初めてだった。綿谷は震える身体で朝霜を見上げる。


「あさっ、あさっ、あさしもはっ」

「はい?」

「ああ、いう、こと……」

「……あー、まあ、やろうと思えば簡単ですけど……はいはい落ち着いてください」


 腕の中の綿谷がひぃっと言いながら逃げようとしたので朝霜はそれをやさしく抱きとめる。痛くはないが、人間が絶対に抜け出せない強さで。そのまま綿谷の耳に顔を近づけてささやいた。


「俺はやりませんよ、俺は先輩がすごーくすごーく、大事なんで」

「……」

「あいつにだってやらせません。先輩は俺がずーっと守ってあげますよ」

「あさしもぉ……」


 恐怖と安堵で感情が限界に達した綿谷が朝霜の胸に縋りついた。朝霜は全力で綿谷を抱きしめたい衝動を抑えて、そっと綿谷の頭をなでる。


(ゴミ掃除自体はどうでもよかったけど、先輩が甘えてくれるならアイツいい仕事したな……)


 今度ちゃんと褒めてやろ、と岩淵の評価を上げた朝霜は綿谷を抱いて立ち上がると、木の反動を利用して家に向かって高く飛びあがった。なお、岩淵はその後きちんと「片づけ」まで行い、夜が明け明るくなったその空き地にはゴミどころか車や人の姿すらなく、まるで重機で整地したかのような綺麗な地面が広がっていた。



END


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