Home Artists Posts Import Register

Content

「電です。どうか、よろしくお願いいたします」

「ああ、よろしく。――」


今日は鎮守府にやってくる艦娘を初めて出迎える日だった。

いわゆる初期艦という新米提督にあてがわれる初めての艦とのこと

今日来た電は聞いていた話では「純粋で素直な優しい子」らしいが…噂に聞いていたわりに随分と色気というか…大人びているように見える…。


鎮守府の中を案内している最中まじまじと見てしまう

そんな視線を察してか電が問いかける

「どうかしたのです?」

「ああいや、なんでもないよ」


「…お疲れでしたら…少し休憩していきます?」

そういうと彼女はスカートの裾を持ち上げ、その見た目に似合わない大人の下着を覗かせてきた。

慌てて目をそらす俺を見て、彼女はクスリと笑う。

「冗談なのですよ?司令官さんはからかいがいがある人なのです」

そう言ってまた笑った。……なんだこの子、こんな見た目なのにもう男を手玉に取る術を身につけてるのか…?


この日は鎮守府の中の案内や施設の使い方など、慣れない事務的な手続きの説明で日が暮れてしまった。昼間、彼女が見せた下着が頭にチラついてどうも集中できなかったせいでもあるのだが……。

随分と過激な下着を履いていたようだが、艦娘とはみんなああいうものなのか…?


そんなことを思いながら、書類を整理し明日の予定を確認する。

「しまった、明日以降の予定を伝えるのを忘れていたな」

明日から本格的な出撃になるだろうから、その打ち合わせをしなければと思っていたところだったのだ。


――――――――――――――

まだ人も少ないため伝令を出すことはできない。自分で直接行くほかないと思い、執務室を出て誰もいない廊下を歩く、鎮守府の中は不気味なほどに静まり返っていた。


電の部屋へ足早に向かうと、彼女の部屋の中から光が漏れているのが見えた。


中にいるのか?

扉の隙間から覗いてみると、そこには昼間の学生のような姿の少女ではなく、妖艶な下着を纏う彼女がいた。

紫を基調としたレースに彩られたその下着は、彼女の小さな体をより扇情的に見せ、男を誘うようにくびれた腰つきや、タイツによって締め付けられた肉付きの良い太ももが、余計に淫靡さを感じさせた。


時間にして数秒だったと思う。俺は目を逸らすことができず、そのまま固まってしまっていた。


「司令官さん?」


「……えっ!? ああ! すまない!着替え中だったとは!」

気が付くと彼女は俺の方を向いており、慌てて視線を外す。

そう言って彼女は子供とは思えない妖しい笑顔で悪戯っぽく笑った。



――――――――――――――









Files

Comments

idun

妖艶な電ちゃん素敵すぎます/// 誘われるまま堕とされちゃいそう…///

katsute-n

こっちが大人のはずなのに向こうのほうが何枚も上手な感じがするし、なんなら手玉に取られそう…(・∀・)

幽雪

大人の駆逐艦🖤