iPadでお絵かきのススメ(無料記事) (Pixiv Fanbox)
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●最初に
趣味絵を嗜んでいて、iPadでお絵かきしてみたいけど
本体もツールも何も分からん…
という人向けの、個人的見解で書いた記事です。
話半分に見て貰えればと思います。
(正直、僕も細かい事はよく分かっていません…w)
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■■■iPadの選び方(初心者向け)
●iPad沢山種類あるけどどれを買えばいいの?
https://www.apple.com/jp/ipad/
公式HPを見ると、2020年12月現在
「iPad Pro」「iPad Air」「iPad」「iPad mini」の4種があります。
「趣味絵を嗜む事」が目的なら10インチ以上は欲しいので
「iPad mini」は個人的にはオススメしません。
「iPad Pro」「iPad Air」「iPad」の3種に関しては
「ハイエンドモデル」「ミドルモデル」「低価格モデル」
という解釈で概ね合っていると思います。
低価格モデル「iPad」一番のデメリットは
「フルラミネーションディスプレイ」を採用していない事です。
ペンと画面の間に薄い隙間があり、その分視差は発生するので
「直接描いてる感」は上位二種の方が優れています。
「iPad」=ペンと画面の間に薄い隙間がある
「iPad Pro」「iPad Air」=隙間がほぼない
(価格に見合う差があるかどうかは人それぞれです)
ストレージは最低でも64GBは欲しい所。128GB以上あれば十分かなと思います。
Apple Pencilは、iPadの本体によって(第1世代)と(第2世代)
の2種があり、互換性はありません(ややこしい…)
(特に第1世代は)ツルツルした材質なので、
シリコングリップを別途購入する事をオススメします。
サイズ感や書き味に関しては、家電量販店(ヨドバシカメラなど)で
実機に触れて比較するのが一番確実かと思います。
●ざっくりしたペンと本体の組み合わせ価格表(2020年12月時点)
①ストレージ不足でオススメできないけど最安値
「iPad」(ストレージ32GB)+Apple Pencil(第1世代)
本体34800円 + ペン10800円 = 合計45600円(税抜)
②コスパ重視ならコレ
「iPad」(ストレージ128GB)+Apple Pencil(第1世代)
本体44800円 + ペン10800円 = 合計55600円(税抜)
③ストレージが少し厳しいけど性能的には十分
「iPad Air」(ストレージ64GB)+Apple Pencil(第2世代)
本体62800円 + ペン14500円 = 合計77300円(税抜)
④ストレージ256GB!性能も十分
「iPad Air」(ストレージ256GB)+Apple Pencil(第2世代)
本体79800円 + ペン14500円 = 合計94300円(税抜)
⑤とにかくハイスペックを求める人向け
「iPad Pro 11インチ」(ストレージ128GB)+Apple Pencil(第2世代)
本体84800円 + ペン14500円 = 合計99300円(税抜)
⑥13インチの大画面でお絵かきしたい人向け
「iPad Pro 12.9インチ」(ストレージ128GB)+Apple Pencil(第2世代)
本体104800円 + ペン14500円 = 合計119300円(税抜)
⑦ストレージ1TB!金に糸目をつけない一番高いやつ
「iPad Pro 12.9インチ」(ストレージ1TB)+Apple Pencil(第2世代)
本体159800円 + ペン14500円 = 合計174300円(税抜)
財布事情と性能との相談…という事になりますが
価格重視だと②、性能重視だと③か④が個人的にオススメです。
●PC+液タブと比較した場合のメリットとデメリット
●メリット
・液タブとしての精度が高く、アナログに近い感覚で絵が描ける
(恐らくここまで高精度のPC向け液タブは存在しない)
・コンパクトで場所を選ばずに描ける
●デメリット
・キーボードショートカットを多用する人には不向き
・メモリが少ないので高解像度で沢山レイヤーを使えない
●お絵かきソフトは何を使えばいいの?
「Procreate」がオススメです。
1220円の買い切りで、アナログチックな描き味が素晴らしいアプリです。
絵描き必須のPSDフォーマットの入出力に対応しています。
PC版「CLIP STUDIO PAINT」が使い慣れている人は
iPad版「CLIP STUDIO PAINT」を使うのもアリだと思います。
サブスクで、最低でも年間2800円かかりますが
PC版にある機能はほぼ全てiPad版でも使えるようです。
以下は「Procreate」の使い方に関してざっくり説明します
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■■■Procreateの使い方(初心者向け)
●はじめに
僕はPC(CLIP STUDIO PAINT)で絵を描く事に慣れすぎているので
効率の都合上、iPad(Procreate)は「線画専用ツール」
として割り切って使っています。
「Procreate」はラフから仕上げまで全部こなせる優秀なツールですが
今回は初心者向けに、最低限の使い方と、標準機能で「線画」を描く事
のみに絞って解説したいと思います。
●PCとiPadでデータをやりとりする方法
PCとiPad(Procreate)でデータのやりとりをする時は
「Dropbox」がオススメです。
PCからiPadにPSDデータを持っていく時
・PCの「Dropbox」フォルダ内に「PSDファイル」を保存
・iPad(Procreate)→ギャラリー→読み込む→Dropboxから読み込み
iPadからPCにPSDデータを持っていく時
・iPad(Procreate)→アクション→共有→PSD→送信先→Dropbox
・PCの「Dropbox」フォルダ内から「PSDファイル」を拾う
●Procreateの起動画面
ギャラリー(描いた絵)一覧が表示されます。
・「サムネイル」を長押し→スワイプで、順番の入れ替えができます。
・「サムネイル」を左スワイプで、複製や削除ができます。
「Procreate」に「ファイルを保存」の項目はなく
常に最新の状態が保存されているので
急にアプリが落ちたり、誤ってアプリを終了しても
「保存しわすれ」が発生する事はありません(安全安心)
●やっておくべき初期設定
・アクション→環境設定→ジェスチャコントロール→一般
→「タッチアクションを無効にする」を「ON」にする
これが「OFF」だと、ペンでも指でも線が描けてしまうので
「ON」にして、ペンでのみ線が描ける状態にしておきましょう。
・アクション→環境設定→筆圧曲線を編集
標準設定だと(鉛筆系のペンを使うには)ペンの筆圧が硬すぎるので
筆圧曲線を編集して、自分にとって丁度いい硬さになるよう調整します。
(画像の曲線は一例です)
●ツールと機能について
大雑把ですが、これだけ覚えておけばとりあえず問題ないです。
●実際に描いてみよう
なんか適当な説明ですが、いつもこんな感じで描いてます。
キャンバスサイズは 新規キャンバス→スクリーンサイズ(2224×1668)
ブラシと消しゴムは「鉛筆(6B)」を使って描きました。
今回は標準の鉛筆系ブラシをそのまま使って描きましたが、
標準の鉛筆系ブラシがしっくりこなくて、ブラシをカスタムしたい人は
あるうららさんの解説動画がとても分かりやすいので紹介しておきます(´ω`)
【Procreate】 カスタムブラシのつくり方 初歩編
https://www.youtube.com/watch?v=_p5TQpfdv6w
●おまけ Apple Pencilの先端が折れてしまった時の対処法
●おまけ タイムプラス動画(※正しくはタイム「ラプス」でした)