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イラスト2_1




毎日30分続けていた人体クロッキーが始めてからおよそ3年目にして急に実を結んできたのを感じる。様々なポーズ・アングルのシルエットと筋肉の前後関係(その名称はひとつも知らないけど)が頭の中の一冊のファイルにストンとまとまっている。まだ穴はあるけど、それをすっと引き出せる場面が増えてきたのがとても楽しい


ブルーアーカイブのメインストーリーを読んだ。スマホには2年前のサービス開始当初から入ってたけど、アビドス編を半分読んだきり放置していた。ちくちく進めてはいたので育成度チェッカーは難なくクリアできた(というか任務を進めずノンストップで読めるようになったことを知らなかった)

じっさい、評判通りに面白い…。エデン条約編があれほど騒がれるのもわかるし、最終編はまさしく最終編らしく盛り上がる。アビドス、ミレニアムとコメディタッチの話が続いた矢先に一見その流れを汲みながらその実上質なミステリーであるエデン条約編が急に飛び込んでくるし、前情報を抜きにしても、パヴァーヌのシンプルな展開に対してエデン1章の情報量が初っ端から違いすぎて思わず背筋が伸びる。”途中から曇らせるコメディ”にしては前置きがかなり長めなのも、結果としてその破壊力を高めたんだと思う。あと…”セリフ無しでうずくまる”演出が多分個人的に好きだ。エッジランナーズにもあったな。メインだけで2回こすってたので、多分ライターさんも何かしらに影響を受けたんだろう。

クオリティ管理が徹底されたスチル絵をはじめとするアートも素晴らしい。空気感・演出意図の汲み取り・キャラクター解釈・細かい設定を余すことなく活かす小ネタ、どこをとっても丁寧で抜け目がないお仕事。ちゃんとしたコミュニケーションを取らなければこのレベルには到達できない。都度顔も知らない相手とやり取りをする野良イラストレーターとして見習わなくてはならない…。

でも、もうちょっと世界の謎が明かされるとは思ってた。今後連邦生徒会長の行方に迫っていく展開は示唆されたので、結末にゆっくりと歩みを進めていることは確か。ほったらかしではなく、第一部が終わったってことなんだよね。世界そのもの(とその成り立ち)が最重要な謎である話において、足元はまっ暗闇に覆ったまま、その外側の存在…ネガティブシルエットから積極的に明かしていくっていう構成自体は、種明かしされると一気に熱が冷めてしまうタイプの俺にとっては結果的に都合よかった。珍しくはないけど、ここまで極端なのもなかなかない気がする

シロコの過去(失った記憶)くらいは判明すると思っていたけど、逆に言えばシロコの過去を語るには生徒そのものの出自・正体を明かす必要があるということ。それはキヴォトスの核心であり…回収できるのは文字通りこの話が終わるときなのでしょう。


エンディング開放前にこんなことをツイートしていた。ジレンマだ。

べつに続きをお預けされるコンテンツは今日はじめて触れたわけでもないんだけど。人生の中にこのコンテンツを2年間分の歴史として積み上げていくということをできなかったことを後悔しているから、あるいはこのくらい成熟・完成した娯楽体験をスマホゲーで味わえるとはハナから思っていなかったから…たった数週間前ようやく向き合えたブルアカにインスタントな伏線回収の気持ちよさを期待してしまったのかもしれない。一夜で読み切る漫画、三日三晩でクリアするゲームの楽しさを知っていても尚、やはりこういう長期運営コンテンツを人生に織り込んでいくような楽しみ方の価値に気づいて、実践する必要がある。

結局連邦生徒会長は出てこなかった。それだけでもう、俺としてはこのコンテンツに今後ゆっくり付き合っていく他ないんだ…

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