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「マスター!マスター!今日はその……用事があるんですよね?沖田さんと一緒に帰った方がいいと思うんですが……


 えっと、その……お友達との交際を邪魔するわけじゃないですけどぉ……


 ……一人で帰るの……沖田さんも寂しいんですよ?」


 あなたは今、クラスメイトから放課後のカラオケに誘われている。

 周囲の生徒達とは一学年分の年の差が、あなたには存在していた。

 実質的な留年のようなものであり、本来ならば腫れ物扱いもいいところ。礼儀正しい国民性と言うのは、逆に言えば例外への臨機応変さに欠ける部分がある。「先輩には敬語を使って敬意を払わなければいけない」「同級生には気軽に、気安く振る舞って良い」という二つの礼儀が、全くもって矛盾しているのだ。困惑される側のあなたですら「逆の立場になったら、まあ難しいよな」と思うのが、留年した年上の同級生であり――


 一方であなたは、大勢の”くせ者”に囲まれて生活をしていたのだ。


 不興を買えば一発で首を刎ねられかねず――その場合も「いやはや、彼のように狂ったバーサーカーの機嫌を損ねるキミが悪いよ」と言われるような立場であるのだ。「美貌」の一点突破で国を滅ぼすような、極上の超絶美女を見た後は、街中の可愛い子に動揺しなくなる。神話の世界に足を踏み入れなければ成立しない筋肉美を見た後では、ボディビルのムキムキな男にコンプレックスを抱くこともない。それはまるで、面白い映画ばかりを見ている視聴者が、自分では何も作れないのに他人の作品に厳しい目を向けるようなものだが――

 少なくともあなたは、同級生と良好な関係を築ける程度には、人間関係を厳しく鍛えられていたのだ。

 とは言えど、彼らとベタベタと親しくなることも出来ない。「俺の周りにいれば、危害が及ぶかもしれない……!」というそれが、まさかライトノベルやアニメではなく、自分自身の身に降りかかるとはな――などと呑気に考えながら――

「カラオケくらいならば大丈夫かな」とも思っていたのだが――


「ねっ、ねっ、マスター?今日は沖田さんを優先してくれますよね?……ふぇっ!?私もですか?いやぁ……私はその、あまり昨今の歌謡曲は知らないというか……で、でも!歌うのは好きですので、やぶさかではないといいますか……っ!」


 あなたの隣で――


 金髪の超絶美少女が、自身の立場を忘れて「やぶさかではない」なぞとほざいているので、冷静を取り戻す。


 そこにいるのは、圧倒的な”美”とも呼べる存在だ。

 日本人離れした、桜色がかった金髪であり――宝石の琥珀を彷彿とさせる瞳は、正面から見つめるだけで、男共を悩殺するような代物だ。身長は158センチと小さめなのだが、178センチある現役トップモデルと、脚の長さ自体はほとんど変わらない。黙っていればクールでかっこいい、美の結晶とも呼べる存在なのだが――あなたを前にすると、瞳を爛々と輝かせて、大型犬のような態度を見せてくるので――

 男の子の情緒は、当然のようにぐちゃぐちゃになるのだ。

「自分のことが大好きでたまらない女の子」を相手にすれば、そこに存在するのが、容姿が残念な相手であっても夢中になるのが健全な高校生男子だ。更に――そこにいるのが、金髪の似合う超絶美少女であれば、最早どうすることも出来ない。学校で退屈な授業を受けているときに、ふと横を見れば――ブロンドが似合う超絶美少女が”じ~~~っ♡”とあなたを見つめているのだ。平穏な生活を取り戻した実感に浸るために、高校に復学したのは失敗だったか――、四六時中彼女とラブラブセックスをする道を選ぶべきだったか――と、思わず感じてしまうほどであり――


「……マスター?どうします?」


 彼女は――


 沖田総司は、上目遣いであなたを見つめているのだ。


 幕末の時代、京都においてその名を轟かせた「壬生の狼」である新撰組一番隊隊長の沖田総司は――

 今、少しもその面影を見せることはなく、クラスメイトとのカラオケに興味津々であるのだ。

 勿論、彼女の本質は少しも変わっていない。例えば仲のいいクラスメイトが、悪い魔術師の手によって魔獣になり、しかも元に戻す術もないとすれば――あなたの命令を待つより先に、目にも見えない剣先で首を断ち切るのだろう。カラオケに興味津々である彼女も、あなたの用心棒として常に警戒している彼女も、どちらも等しく”沖田さん”であるのだが――


”~~~っ”


「え~っ!?


 ……うぅ……わかりました……やめときます……」


 彼女は――


 自らの肢体が、男達をどれほどに狂わせるのか理解していないのだ。


 沖田さんの身体つきは、極上のグラビアアイドルを彷彿とさせるもの。

 カルデアで過ごした時間で勘違いをしてしまいそうになるが――

 普通の女の子というのは、醜い容姿とだらしない体型をしている。

 それは悪口ではなく――男の子もまた、同様の話だ。

 あなたは鍛えなければ命を落とすかもしれない、過酷な状況に放り投げられたので身体を鍛えていたが――カルデアに来る以前は、だらしなくてメリハリのない生活を送っていたのだ。テレビで眺めるアイドルや女優というのは、類い希なる天性の才能に、とんでもないレッスンや、食事制限や、あるいは整形を得てようやく舞台に立てるわけであり――


 だからこそ、天然美少女である沖田さんは、異常な存在なのだ。


 堕落的な生活を送って、大柄な身体になり、体重三桁ある女生徒であっても――あるいは沖田さんよりも、乳房は小さいのかもしれない。圧倒的な爆乳は、男の子達には画面越しに眺めることしか出来ない代物。乳房にシリコンパックを入れて、豊胸手術をしなければ手に入らないサイズ感を――彼女は天然で持っているのだ。

 しかも、沖田さんのウエストはしっかりとくびれている。

 甘味は大好きだが「食べても食べても、先におっぱいが太っちゃうんですよね~♪」と――日本中の女の子に、嫉妬で殺意を向けられる言葉を平然と吐く美少女なのだ。華奢な彼女は病弱でもあり、故に、「線は細く、肩幅も狭く、身長以上に小柄な雰囲気があるのに――乳房と臀部に、圧倒的な媚肉が詰まっている」という存在であるのだ。

 同級生男子達にとって、沖田さんよりも可愛らしく、優れた身体付きをしている女に出会うことは――今後の人生で、ないと断言をすることが出来る。彼らにとって、人生で最大のチャンスが”今”であるのだ。あなたにべったりで「用心棒」を名乗っている、ちょっと痛々しい雰囲気も――沖田さんの美少女過ぎる顔面があれば、「それはそれで、めちゃくちゃ可愛い」という加点要素に繋がっていくのだ。

 男達が沖田さんの身体で、どれだけエロい妄想をしているのか――

 他ならぬ男の子であるあなたには、理解が出来てしまうのだ。

「恋人ではなく用心棒です!」と周囲には主張しているが――沖田さんがあなたにべったりなのは、誰の目から見ても明らかだ。「何でも、同棲しているらしい」という噂まで流れている状況で――男の子が妄想をしないのは、不可能とも呼べるもの。

 沖田さんが生粋の生娘であり、色恋沙汰に興味を示さないのならば――

 クラスで大型犬を飼うようなノリで、皆で愛でることは出来たかもしれない。

 だが――あの媚肉を好き勝手に貪れる立場の男がいるのならば――

「自分だって、少しくらいはいいではないか」と彼らは考えてしまうのだ。

 壬生の狼であれば、酒宴の酒や食い物に毒が入っていないか警戒するのだろう。だから、仮にドリンクバーから持ってこられた飲み物に睡眠薬が入っていても、沖田さんがそれを飲み込むはずはない。沖田さんにとって、スイッチというものは存在しないのだ。ニコニコと笑った一秒後に、人を斬れるような存在であるので、まさか、沖田さんが睡眠薬を盛られて、乳を揉まれたり頬を舐められたりして、ぐうすかと無防備に寝ている所に腰を振られる光景なんてあるはずはないが――


「……マスター?どうしました?」


 あなたは――


 その姿を想像して、鬱勃起をしてしまうのだ。


 沖田さんは、あなたの思考までは理解できていない様子。

 童貞時代が長かったために――愛しい沖田さんが、他の雄に貪られる姿を妄想して、鬱勃起に浸るような情けない価値観は――彼女にとっては、まるで理外であるのだろう。沖田さんは下から不安そうに、上目遣いであなたを見上げている。「ここにいる情けない雄は、睡眠薬でぐっすり眠った沖田さんのおまんこに、童貞男子達が腰をヘコヘコと叩きつける姿に興奮しているのだ」とわかるはずもなく――


「マスターが落ち込んでいる」


「ならばこの沖田さんが励ましてやらねば」


 と、単純な思考で、結論に辿り着いたらしい。


”むっぎゅ~~~~~っ♡♡♡♡”


「マスター?元気出してください!私がついていますから!!」


 沖田さんは――


 あなたに全力で、ハグをしてくるのだ。


 周囲には大勢の生徒がいるし――そのほとんどの視線は「クラス一、どころか学校一、どころか――、日本一可愛い美少女」の沖田さんに向けられているのだ。彼女が見つめるのはあなただけでも、他の生徒達にとっては常に注目の的であり――沖田さんがこの学校に来てから数ヶ月の間に、盗撮カメラが四回見つかるほどであり(しかもそれぞれ犯人は別であったが、沖田さんは警戒心が強いので全てを未遂で済ませた)――


 そんな彼女が、わざとらしく、あなたを正面から抱きしめてくるのだ。


 あなたは自分が、留年を除いては特別に劣っている存在だとは思っていなかったが――少なくとも、沖田さんという超絶美少女からの寵愛を受けられる立場であるとも、思っていなかったのだ。それなのに――今、目の前で、天然金髪巨乳美少女があなたを正面から抱きしめて、乳房を”むぎゅ~っ♡”と押しつけてきている。あなたにしがみつくように、つま先立ちの背伸びになって、甘い香りを吸引させてくる極上の美少女。

 新撰組一番隊隊長としては、嗅覚というのも重要な武器の一つになってくるのだ。

 今のように、深夜であっても街灯が照らしてくれる時代ではないのだ。月が隠れる曇天の夜は視界が効かず――そこで、嗅覚まで潰れてしまえば、むざむざ武器を一つ捨てることになるのだ。沖田さんはそれを意識してか、香水を身につけることはないのだが――

 故に彼女の、桜餅を彷彿とさせるような甘い香りは――

 沖田さんが全身から、ムワムワと漂わせているということなのだ。

 今日は体育の授業で、マラソンがあった。コスプレえっちをするときのように、下着同然のブルマを履くことはなかったが――沖田さんは通常の体操着でも、十分すぎるほどに肢体の魅力を見せつけてくれる。蒸し暑い夏場のことであり、彼女は半袖とハーフパンツであり――乳房がしっかりと強調されてしまうのだ。戦場ではサラシで乳房をギチギチに締め付けて――故に、美少年と言われても通用する雰囲気を醸し出すのだが――そもそも体育のマラソンは戦場ではないのだ。三段ホックのブラジャーで乳房を押さえつけても、大きな乳肉がぶるんぶるんと揺れて、一緒に走っている男達の性欲を煽っていくのだ。

 100メートル走であれば、沖田さんに相手はいない。男子陸上部と走っても、女子のインターハイに出場しても負けることはなく――あるいは、世界記録と競争をしてもいいところまで行くのかもしれないが――

 沖田さんはいかんせん、病弱な美少女であるのだ。

 一瞬の瞬発力において、彼女に勝つことは絶対に出来ないが――

 それが長距離走になったとき、多分、負ける方が難しいのだ。

 序盤で簡単に吐血して、ずる休みをするという選択もあったのだが――今日の沖田さんはやけにノリノリで――まるで、飼い主にいいところを見せるために、大型犬が張り切るような雰囲気を醸し出していたのだ。勢いよくスタートをして、案の定、すぐにガスケツになるのだが――

 体力を消耗して、体幹がぶれぶれになり、上半身を揺らしながら必死に走る姿は――

 沖田さんの乳肉を、どこまでも淫らに見せつけるものであるのだ。

「あのデカパイを揉みしだきたい」「あの乳房で挟んでもらいたい」「あんなしょうもない男子が、用心棒と言いながら、沖田さんにベッタリしてもらえるのは何かの間違いだ」と――男の子達を前屈みにしてしまうような、たっぷりの乳揺れであるのだ。沖田さんの乳を一度揉めれば、それはほとんどの男子にとって「人生で最も幸せだった瞬間」にランクインするわけであり――


 そんな、全校男子生徒垂涎物の、沖田さんの爆乳が――


”むっぎゅ~っ♡”と、あなたの胸板に押しつけられるのだ。


 思考に費やした時間は、実際には二秒もなかったのだろうが――

 あなたの頭の中では、さながら走馬灯のように、一瞬で莫大な情報量が流れ込んでくる。

 周囲の男達の視線は刺すように痛いが――仮にここにいる全員が、刃物と重火器を持ってあなた達を襲ったとしても、沖田さんは目に見えない速度で全員を叩きのめすことが出来るのだ。あなたの目の前にいるのは、可愛らしいだけの少女ではなく――

 少なくとも、人間同士の戦いでは絶対に負けない、最強の剣士であるのだ。

 自分の人生で最も安心をしていたのは、乳幼児だったころに母の腕に抱かれていた瞬間だと思っていたのだが――今、沖田さんによるハグは、それを圧倒的に超えた母性を感じるのだ。自分よりも圧倒的に強い存在が、自分に「好き♡好き♡大好き♡」を伝えてくれる状況。反射的に沖田さんの背中に腕を回しそうになるが――

 歯を食いしばって、それを必死に堪える必要がある。

 周囲の男子達は、あからさまな嫉妬を送ってくるが――

 女子達はむしろ、それを歓迎している様子がある。 

 沖田さんに告白をされた男子は――仮に、交際中の恋人がいたとしても、その誘惑を断りきることは出来ない。爆乳金髪スレンダー美少女とセックスをしてもいい、と言われれば、男の子は股間を勃起させながら即座に別れのLINEを送ってしまうのだ。

 圧倒的に可愛い美少女と言うのは、本来であれば周囲のやっかみを受ける存在だが――

 彼女が惚れている雄があなたのように、凡庸で矮小な存在であれば話は別だ。

「あんなに可愛くて、身体つきが良くても、肝心の彼氏があれならね(笑)」と、むしろ憐れみを抱くようなものであり――

 それは女子達が、沖田さんの味方になるということだ。

 あなたにベッタリとひっついて、用心棒を気取って、四六時中イチャイチャしている沖田さんは――そうしている限り、女子達に危害を及ぼすことはない。沖田さんに告白をする、運動部の優秀な男子も「はぁ?見りゃわかるでしょ?ラブラブなカップルにわざわざ告白するとかさいってー」と女子達の顰蹙を買うように出来ているのだ。

 沖田さんは色恋沙汰の面では鈍感なので、わからないのだろうが――

 彼女は無意識で無自覚に、あなたとの”つがい”であるとアピールをしてくるのだ。


 やがて彼らがカラオケに向かい、教室に二人だけ取り残されて――


「……?」


 あなたは沖田さんを、正面から見据える。


 夏服の半袖は裾が広く、腕を上げれば沖田さんの腋の窪みが露わになるもの。あなたを挑発するためではなく――彼女の胸元が豊満すぎるのが、原因なのだ。圧倒的に発達した、豊満な胸部を覆えるサイズは、即ちLサイズということになる。だが沖田さん自身は、華奢で細身な体型なのだ。オシャレが大好きなサーヴァント達であれば、立体裁断で胸元に空間を作るのだろうが――沖田さんはそこに無頓着である様子で――

 だから当然、胸元は窮屈で他ならないのだ。

 オーバーサイズのシャツを着ても、胸元の膨らみで、乳下に空間が出来てしまうような少女。上からボタンを二つ開けると、乳房の谷間が露わになってしまう。男を挑発する意図はなく「そうしないと息苦しくて、動きにくいから」という理由であるが――

 男子生徒からすれば、股間が滾ってしまい、集中力を損ねる代物であるのだ。

「相手の目線が胸元に限定されれば、動きが読みやすくていいじゃないですか」とカラッと言うのが沖田さんであり――

 下半身のスカートも同様の意図なのか、とても短い代物だ。

 太腿が露わになるほどに、スカートを詰めている美少女。男性教諭はそれを注意する立場なのだが――そこに存在するのは、沖田さんという超絶美少女の真っ白な生足であるのだ。眼福とも呼べるそれを注意することは、性欲が存在する限り不可能なもの。

 目の前にいる彼女は、本来、あなたが絶対に手に入れてはいけない存在であり――


「マスター?


 私に何か……言うことあるんですか?」


 沖田さんは――


”にやぁ♪”と笑みを浮かべて、あなたに告げてくるのだ。


 彼女の”からかい”は、小学生男子のようなもの。

「自分のおっぱいは大きい」

「マスターは大きいおっぱいが好き」

「だから、大きいおっぱいを押しつけてやろう!」程度の発想しかないのだろうが――効果は覿面であり――


 あなたは――


”がしっ♡♡♡”


「――きゃあっ!?」


 沖田さんの臀部を、”むっぎゅ~~っ♡”と鷲掴みにしてやるのだ。


 電車で乗り合わせた男達が、やりたくて仕方のない”デカケツの鷲掴み”だ。

 勿論、満員電車で腕を伸ばそうとしても――伸ばした瞬間に、スパッと手首から先が切り落とされるイメージが、男達には湧き上がってしまうのだ。ちんちんが縮み上がるようなそれは――沖田さんにとっては、懐に隠している小刀でも実際に出来るからこその威圧感。普段は大型犬のような態度で、飼い主のマスター大好きアピールをしても――その内側にはしっかりと猛獣を秘めている訳であり――


”もみもみっ♡むっぎゅ~っ♡むにっ♡むにゅむにゅっ♡もみもみもみ……っ♡”


「マスター……っ♡


 ここ、教室ですよ……っ♡


 そういうことするなら……帰ってから……んっ♡」


 あなたは――

 その猛獣のデカケツを、真正面から抱きしめて揉みしだくことが出来るのだ。

 沖田さんの頭皮から漂う甘い香りには、汗ばんだ熱が混ざっている。

 今日は体育でマラソンがあったから、特に頭皮の匂いが強いのだろう。「このデカケツで病弱キャラは無理でしょ」と言いたくなるほど、むっちりと実が詰まった、沖田さんの豊満な臀部。下着の中に手を突っ込んで、あなたは尻の谷間や、彼女の膣を指先で撫でてやる。最初はじっとりと汗ばんでいるだけで、濡れてはいなかったのだが――、三十秒も揉んでやると、そこには明らかに、汗とは違うぬるぬるが溢れてくるのだ。


「はぁ……はぁ♡……んきゅ……っ♡だめ……だめです、マスター……っ♡沖田さんは……っ♡こういうの……っ♡んんっ♡よ、よわいんです……っ♡


 ……ふぇっ?……もぉー……いじわる……っ♡


 ……す、好きな人に……んっ♡こうやって……いじわるに……ごういんに、せめられるの……っ♡


 ちょっと……私、ほんとに好きすぎて……んんんっ♡あ~もう……っ♡ノッブに知られたら……めちゃくちゃバカにされますね……っ♡んん……っ♡」


 あなたは沖田さんの膣に指を挿入して――


 ぬるぬるでぬめぬめの、極上の膣を堪能してやる。


 人を斬る際にスイッチを入れず、普段と同じテンションで始末を済ませる彼女の肉体は――どうやら性行為においても、同様に極上であるらしい。仮に一切前戯をせずに、何の前振りもなく、デート中に路地裏に連れ込んで肉棒を膣に挿入したとしても――沖田さんの下半身は容易く、あなたの雄を受け入れてくれるのだろう。スポーツチャンバラであっても、沖田さんと勝負をすればあなたは少しも手が出ない。カルデアでどれほどに鍛えたところで、それは一般人の背伸び程度でしかないのだ。沖田さんと本気で戦えば、あなたが勝てるものは何もないと思っていたのだが――


「んきゅ……っ♡あっ♡ごめ、んなしゃい……っ♡マスター……っ♡目立つの、嫌いなんでしたよね……っ♡もっ♡しません、からぁっ♡ふぅ♡んんっ♡だめ♡だめ♡放課後の教室で……っ♡手マンで、イくの……やらぁ……っ♡」


 どうやら、セックス勝負となれば――

 あなたは沖田さんを相手に、主導権を握ることが出来るのだ。 

 普段は凜々しく、かっこよく、スマートにあなたを守ってくれる最強剣士が――今、膣穴に指を挿入されて、淫らに悶えているのだ。戦場で不覚にも傷を負った沖田さんは、きっと、腹に空いた穴に指をねじ込まれて、ぐちゅぐちゅとかき混ぜられても、必死になって声を我慢するのだろう。剣豪としてのプライドというものはないが、負けん気はかなり強めであるのだ。

 だが――

 痛みと違って、快楽には”耐える”という概念が存在しないのだ。

 あなたの手マンで、沖田さんは甘い嬌声を漏らしていく。

 膣の内側のつぷつぷとした部分を、あなたは指先で擦り潰すように愛でてやるのだ。初体験の頃は下手くそであったのだが、幾度となく身体を重ね合わせることで、多少のテクニックは身についているし――何より、あなたの指先で悶えている彼女は、極上のメスであるのだ。どれほど乱暴で下手くそな愛撫をしたところで、極上の雌は本能的に感じて、膣を濡らしてしまうのだ。それは生物を残すために、当然の本能と言えるもの。目の前の雄の遺伝子を腹の内に受け入れて、子を孕み、遺伝子を後世に残すに際して――膣が濡れにくく、裂けるようなことがあってはならないのだ。

 本来ならば、調子に乗ってはいけないのだが――


「んあっ♡んきゅ……っ♡ふぅ♡ふきゅっ♡ますたぁ♡ますた……ぁ♡んんっ♡いい、ですか♡イっても……っ♡おね、おねがいします♡イかせて、くださいっ♡沖田さんのおまんこ♡マスターの、ゆびで……っ♡ふぅ♡ふぐっ♡もっ♡だめっ♡だめだめだめ……っ♡いっちゃう♡いかせて♡いかせて、ください♡ますたぁ♡ますたぁ……っ♡


 いじわるしないで……ますたぁ……っ♡」


 沖田さんが、雌として余りにも弱々であり――


 あなたの手マンに、本気の”泣き言”を言ってくるのが悪いのだ。


 あなたの許可がなければ、沖田さんは絶頂してはいけない。

 それはあなたの用心棒として、彼女が提案したものだ。

 基本的に沖田さんの仕事は、あなたの身を守ることだ。あなたの敵を害することではない。勿論、明確な悪意を持ってあなたの身柄を拉致しようとする魔術師が相手ならば、慈悲をかけてやる余裕もないが――それこそ、カラオケで沖田さんに睡眠薬を飲ませて襲おうとする程度の男子の首を刎ねていれば、キリがないのだ。

 咄嗟の判断は沖田さんに任せるが、どこからどこまでを許すかというのは、あなたが判断をすることになっていた。カルデアにいたときもそうだったし――何より沖田さんは、自分で考えるよりも、命令されて人を斬る方が性に合っているらしいのだ。

 そしてそれは――


 セックスの上でも、適用されるルールだ。


 あなたの許可がないのに、沖田さんは簡単にイきそうになっている。

 あなたにしがみつきながら、ビクビクと震えて、本気の本気で命乞いをしているのだ。あなたは自分をSとMでくくるなら、比較的Mだとは思っていたのだが――沖田さんが快楽に悶えて、本気で、あなたの制服にしがみついてくるとなれば話は別だ。彼女の足下には既に、愛液による水たまりが出来ている。同級生の女を相手にしては、絶対に存在しない、「快楽に敏感すぎて、簡単に膣が濡れて、おちんぽを”にゅるんっ♡”と咥え込んでくれる美少女の痴態」に機嫌を良くして――


”~~~っ”


 沖田さんの耳元で許可を出してやると――直後――


「うぐぅううう~~~っ♡♡♡」


”びぐびぐびぐびぐ~~~っ♡♡♡”


 沖田さんは激しく身体を弾ませると同時に――


”ぶっしゃ~~~~っ♡♡♡”


 豪快に潮を撒き散らして、いとも容易く絶頂を迎えるのだ。

 あなたの拘束を簡単に撥ね除けるような、小さな身体には不釣り合いな膂力であるのだ。制服姿の美少女と、夕日の差し込む、蒸し暑い放課後の教室で二人きりなだけでも青春なのに――あなたは彼女に、手マンで潮を噴かせることが出来たのだ。

 雄としてはこれ以上ないほどに優越感を満たす行為であり――

 あなたは沖田さんの目の前で、わざと愛液まみれの指を舐めしゃぶってやる。

 無味無臭ではあるのだが、”沖田さんのマン汁”であると思うと、桜の味を仄かに感じるのだ。彼女はそれが、恥ずかしかったのだろう。喉が渇いているのか、口を開くと、唾液の橋が粘着質にかかっている。涙目になった瞳で、上目遣いであなたを見つめる沖田さんに――


”じゅるるるる~っ♡むっちゅ~っ♡れろれろ♡あむあむっ♡ちゅるるる~っ♡”


「んみゅっ♡んぢゅっ♡んれぇ……っ♡れるれるれる♡ちゅ~っ♡んちゅっ♡んみゅ……っ♡」


 あなたは、唇を重ねて舌を貪ってやる。

 世界を救ったご褒美としては――あまりにも大きすぎる幸せに、あなたは夢中になっていく。”ちくしょう、この雌、マジで全身からいい匂いをむわむわさせてやがる”と肉棒を憤らせながらも、あなたはそのまま沖田さんとのディープキスに浸る。 

 どれほどの時間、そうしていたかもわからない。

 教室に射し込む夕日の角度が変わった辺りで、あなたは沖田さんから唇を離してやる。

 トロンと目尻が落ちて、本気で発情をした、”出来上がった雌”が目の前にいるのだ。

 互いの唇の間に、唾液の橋がつつーっと架かる。「今日は金曜日だから、明日明後日は休みだし――さっきのハグのお仕置きをするからな」と、あなたは耳元で囁いてやる。イケメン俳優や、人気男性アイドルが恋愛ドラマでやるのとは違い、あなたであればかっこはつかないが――「……はいっ♡」と沖田さんは、あなたの耳元で甘えるように答えてくれるのだ。床にぶちまけた潮を掃除しようと、あなたは距離を取ろうとするが――「あ、あの……マスター……っ♡ちゅー……もっと、したいです……っ♡」と沖田さんは、あなたにしがみつきながら、上目遣いでおねだりをしてくる。犬耳や尻尾が幻覚で見える程度には、大型犬らしいその姿に――我慢が出来ず――あなたは沖田さんを抱きしめて、下校を促すチャイムがなるまで、唇を貪り続けた。



――――



「――ということでだ、マスターくん♪


 誰を連れて行くのか、決めてくれるかな?」


 人理を救済する旅を終えた後で――

 あなたは日本に戻って、学生をやり直したいと告げた。

 一学年の留年分はあるが――基本的には、平和な日常に戻りたいというそれは、カルデアにはいとも容易く受け入れられた。あなたは世界を救った功労者であるのだ。世界中の美少女を集めてハーレムを作りたいと言うのならば話は別だが――平和な日常に戻る程度は朝飯前。本来ならば、あなたは然るべき機関で解剖に近い検査を要求されるべきで――だからあなたの功績は隠蔽されて――本来ならば、あなたは世界を救った英雄として凱旋をするはずで――だからあなたの功績は、日の目を見ることもなく――


「まあ、少しくらいは役得がないとつまらないよね♪」


”彼女”の一声によって、それは決定されたのだ。


「幸い、マスターくんのおかげで聖杯は……ボウリングのピンの代わりに使える程度にはあるんだ♪


 誰か一人を受肉させて……


 一緒に持ち帰るくらいなら、私の責任で許可するよ♪」


 ダヴィンチちゃんは――


 あなたに、サーヴァントをお持ち帰りさせる権利を与えてきたのだ。


 カルデアがどれだけあなたの功績を隠したところで、目ざとい魔術師はそれに気が付くだろうし――そうなったとき、あなたという一個人は、まるで対処することが出来ないのだ。

 ダヴィンチちゃんはあなたに、様々な条件を付けてくる。

 高校に通う以上は、常に一緒にいられるクラスメイトであるのが最も都合がいい。学校陣営に圧力を掛ける程度は、彼女の権限でやってくれるそうだ。だが――余りにも目立つ容姿であってはならない。多少、”容姿が優れすぎている分”はなんとか補正出来るが、明らかに人外を感じさせる外見であってはならない。海外出身のサーヴァントであると、その点は難しいかもしれない。理想は日本人で、学生でも通用する若い見た目で――

 かつ、バーサーカーではないサーヴァントである――


 というのが、ダヴィンチちゃんの出した提案で――


「……で?


 マスターくん、思い当たる節はあるかなぁ?」


 彼女はきっと――


 あなたの本心を、とっくに理解していたのだろう。


 カルデアのマスターとしての立場上、あなたが自分の感情を優先させることは難しかった。

 勿論、レイシフト先では可能な限りそれを優先させていたが――

「それはそれ」と「これはこれ」というものがある。

 どうしても無理なときは、あなたの私情を切り捨てて、ダヴィンチちゃんが判断を下してくれた。あなたはそれに、少し甘えている節があったのだが――

 だからこそ――


「ふふっ♪勿論、断られたら諦めなければいけないけど……


 まあ、君達なら大丈夫かな♪」


 あなたは、”真っ先に思い浮かべた彼女”の下へと向かっていくのだ。


 ボイラー室の脇に、無断で作られた一室。

 彼女はこたつに入りながらお茶を飲んで、お団子をもぐもぐと食べていた。

 突然の来訪に「……っ!?」と驚いて、お団子を喉に詰まらせて、ゲホゲホと噎せている。「ほらな?わしが言った通りじゃろ?残りのミカンは全部もらうぞ」と黒髪で小柄な美少女は、何やら賭けをしていた様子であり、金髪美少女の前にあるミカンを全て奪っていき――


”~~~~~っ!!”


「ふぇっ!?……あ、あのぉ……その、沖田さんとしては……断る理由はないと言いますか……願ってもないと言いますか……ええと、そ、そのぉ……


 ふ、ふつつかものですが……


 宜しくお願いしますね……マスター……っ♡」


 あなたは――


 大好きで大好きでたまらない沖田さんを受肉して、日本へと”連れ帰る”ことにしたのだ。



――――



「いやぁ~、それにしても蒸し暑いですねぇ……」


”~~~~っ”


「ほんとですよぉ……昔の熱気とは質が違うと言いますか……高層ビルに、車の排気ガスに、エアコンの室外機……屋内にいる分には快適ですけどぉ、一歩外に出るともう大変ですねぇ……


 え~?沖田さんは病弱なんですよ?病弱美少女なんですよ?……んふふぅ♡


 冗談ですよぉ~♡ほら、マスター♪そっちの袋貸してください♡」


 放課後、あなたは――


 沖田さんと共にスーパーに寄り、帰路に着いている。

 買い物袋の中には日持ちする食料が多めであり――それはあなた達にとっては「この土日は外出せずに、それどころか家事をする時間すら勿体ないくらい、徹底的に濃厚交尾に耽るからな」という意思表示であるのだ。それなのにあなたの隣で、沖田さんは明るい笑顔を浮かべながら、あなたの手からレジ袋を奪おうとしてくる。「沖田さんは護衛役なんだよ?」と告げても、「そういうのいいですから~っ!」と、強引に袋を奪ってこようとしてくるので――

 だから、袋の持ち手を片方ずつ、分けて持つことにした。

 あなたの隣の制服美少女というのは、ちょっと、理解が及ばないほどに美しい存在であるのだ。

 夏用の制服は、陽光に映える真っ白である。沖田さんの胸元で、乳房は豊満に膨らんで、布地を押し上げている。夕方と言えども、未だに気温は30度近くあるのだろう。沖田さんは胸元のボタンを開けているので、汗ばんだ谷間が見えるわけで――


”ああ、いいな”と――


 あなたは本能的に、感じてしまうのだ。


 制服が似合う巨乳超絶美少女が隣にいる、というのもそうだが――それはまるで、美術館で、本能的に魅力を感じる作品に出会うようなもの。頭の内側にある歯車が、一つ残らずにかみ合うような感覚だ。沖田さんは袋の中から、棒アイスを取りだして、歩きながらそれを口に咥える。すれ違う周囲の人間にとって、そこに視線を向けないのは不可能な話。ただ、椅子に座って授業を受けているだけでも、沖田さんは周囲の視線を全て集める存在なのだ。「圧倒的に巨大な質量が存在すると、周囲の物体は引力によって引き寄せられる」と習ったことがあるが――沖田さんもきっと、それなのだろう。「ん?マスターも食べますか?」と沖田さんは首を傾げて、あなたの口に棒アイスを突っ込んでくる。彼女の唾液によって溶けたそれは、本来であれば、間接キスとしてドギマギしなくてはならないが――

 あなたと沖田さんは、その間接キスが子供の児戯に思えるほどに多く、濃密な性経験を繰り返しているのだ。

 だから本来であれば、それこそあなたは動揺もせずに、冷たさによる清涼に一服すべきなのだが――


「……いひひ~っ♡


 な~に恥ずかしがってるんですか、マスター……っ♡」


 沖田さんとの、棒アイスによる間接キスで――


 顔を真っ赤にしない男が、いるはずもないのだ。


 沖田さんがニヤニヤしている内に――

 あなた達は、目的の自宅へと着く。

 ボロアパートは、四畳半の小さなものだ。

 とは言えど、一棟が丸々あなた達の使えるものなので、不便さはあまり感じていない。

 生活用のリビングや、寝室や、あるいは物置をそれぞれ別の部屋で使うことが出来るのだ。

 あなたは「凄腕の美少女女剣士を用心棒にして、四六時中そばに置いておかなければいけない身」であるのだ。通常のマンションを借りていれば、手段を選ばない手荒な組織に、マンションごと襲われるリスクもあるし――そうなったとき、一般人を犠牲にするのは、あなたが最も望まないことであるのだ。そういった点では「いつ倒壊してもおかしくないし、何なら壊してもらった方が解体費用が浮く」というボロアパートが最適であり――


「…………っ♡」


 部屋が近づくにつれて――


 沖田さんは、静かになっていくのだ。


 あなたの肉棒は、既にギンギンに隆起している。

 前屈みになり、腰を引けば誤魔化せるのだが――今、あなたはわざとそれを露わにしているのだ。沖田さんは先ほどからずっと、顔を真っ赤にして、あなたのそれをチラチラと覗き見ている。「街中をフル勃起で歩く」という行為には、途方もない羞恥がつきまとうが――隣にいるのが沖田さんであれば、話は別だ。彼女を隣にすれば、どんな男でも股間は簡単に隆起してしまう。男であれば、そこに抱く感情は「ちんぽ勃起させてるw」ではなく「うっわ……あんな美少女の前でチンポ勃起させて……くっそぉ~……悔ぢい~……っ!」であるのだ。


 そうして――


”がちゃっ”


 と、扉を開けた瞬間に――


”じゅるるるるる~っ♡ぶっちゅ~っ♡ちゅっ♡じゅるるるっ♡はむはむっ♡れろれろっ♡ぶっちゅ~~~っ♡”


”どさ……っ”


 あなたはレジ袋を床に落として――


 沖田さんを抱きしめて、その唇を奪うのだ。


 先ほど、棒アイスを咥えているときからずっと眺めていた、沖田さんのぷにぷにの唇。

 少し腫れぼったいのではないかと思えるほどに肉厚であり、口紅を塗らずとも、健康的な桃色が艶やかになっているのだ。「この血色で不健康は無理があるでしょ」という言葉は、口を衝いて出る間もなく――沖田さんの唇に流し込まれていく。棒アイスのソーダ味を感じる、沖田さんの唇と唾液。あなたは彼女の両頬を鷲掴みにして、強引に唇を割り、その中に舌をねじ込んでいくのだ。あなたの舌が特別に長いわけではないが――沖田さんの頭蓋は、特別に小さいのだ。絶世の小顔美少女の喉奥に、あなたは舌をねじ込んでいく。

 口腔の上の部分や、歯茎の間や、あるいは舌の裏へとベロベロ、舌をねじ込んでいき――


”じゅるるるる~っ♡むちゅっ♡んちゅっ♡ちゅっ♡ちゅるるる……っ♡ちゅぷっ♡ちゅ~……っ♡”


「んもぉ……っ♡ますひゃぁ……っ♡


 あいしゅ……溶けひゃいますよぉ……っ♡」


 沖田さんも――

 あなたの舌を、淫らに受け入れてくれるのだ。


 元々、冷蔵庫が置いてある生活用のリビングではなく、布団が敷かれているだけの寝室兼ヤリ部屋を選んだ時点で、沖田さんは理解していたのだろう。部屋に入った瞬間、むわっと、ゆで釜のような蒸し暑さを感じたのだが――それを遥かに凌駕した熱気で、あなたと沖田さんは汗だくになりながら、互いの舌を吸っていく。

 そのまま、どれだけの時間が経過しただろうか。

「超絶美少女の、わんこ系金髪美少女の沖田さん」とラブラブディープキスが出来る――となったときに、時間制限を設定する男がいるはずもない。吸えば吸うほど、沖田さんの唾液というのは甘みを増していく。体液を吐き出す一方であれば、蒸し暑い室内の中で、熱中症にもなりかねないのだが――今、互いの唾液を飲ませあっている状況なのだ。口の中でぐぶぐぶと溜めて泡立ったあなたの唾液は、本来であれば嫌悪と表裏一体であるのだが――沖田さんはそれを、甘露を飲むかのように受け止めてくれるのだ。

 あなたの唾液は乾いた後に、顔をしかめる悪臭を放つが――

 沖田さんはどうやら、唾液までもが生粋の美少女成分で出来ているらしい。

 最後の方は、彼女はほとんどあなたの顔面を舐め回している。

 飼い主のことを大好きな大型犬が、上がりきったテンションを制御することが出来ず、”嬉ション”を垂れ流しながら顔面を舐めるかの如く――沖田さんは、あなたの顔中を舐め回してくるのだ。

 汗ばんで熱を帯びた自身の顔面というのは、自分自身でも「蒸しタオルでごしごしと綺麗にしたい、汚れた物体」という認識であるのだ。それなのに――”れっろぉ~……っ♡”と沖田さんは恍惚とした表情で、舌の表面をたっぷりと擦りつけて、あなたの顔面を舐め回してくる。鼻の穴に舌をねじ込まれても、それが沖田さんである限り、あなたには不快感よりも激しい昂揚が沸き上がるのだ。やがてたっぷりと舐め回された後で――沖田さんは、上目遣いであなたを見上げてくる。「やっていいのだろうか」「この美少女を前に、本当にそんなことをしても、許されるのだろうか」と困惑をしながらも――


 あなたは、沖田さんの顔面に”べっろ~~っ♡”と舌を這わせてやる。


 美術館に飾られている絵画や彫像と同様に――

 沖田さんの顔と言うのは、本来は”お触り厳禁”なものだ。

 ぐだぐだ勢とバカをやっているときならばいざ知らず――、人斬りとしての雰囲気を醸し出す沖田さんは、自身の弱点を軽々に他者に与えたりはしない。隣に座ることは許しても、その肩に触れようとした途端に、殺気を醸し出すのが沖田さんであるのだ。だから、本来ならばあなたのような凡人にとって、この超絶美少女の顔面は絶対に触れられるものではなく――絵画や彫像のように、触れられないのならばただの情報であり、実在すらも疑うものであったのだが――


”べっろ~~っ♡じゅるるるぅ♡れるれるれる♡ぶっちゅ~っ♡んれんれんれ……っ♡”


 あなたが舐め回す沖田さんの顔面には――


 しっかりとした、頭蓋骨の凸凹が存在しているのだ。


 沖田さんの頬はぷにぷにで柔らかく、更にすべすべで最高の触り心地をしているのだが――その奥にあるのは、彼女の骨であるのだ。沖田さんの高い鼻は、決して柔らかいものではなく、しっかりと硬さが存在して――沖田さんの鼻の穴に舌を入れると、そこには、美少女らしからぬ雌の味が濃厚に漂っているのだ。

 彼女達はきっと、レイシフト先で暴漢に捕まれば――そうした陵辱を受けるよりも先に、舌を噛んで自ら死を選ぶ気高さを持っているに違いない。合意の上でなければ絶対に出来ないような、ド変態プレイを――しかも、あなたのことが大好きな大型犬系ヒロインの沖田さんから与えられているという事実。互いの顔面を舐め回しまくって、気が付いたときには、制服もべとべとになっている。お互いの間に言葉はほとんどなく――


「はぁ……♡はぁ……っ♡んん……っ♡」


 沖田さんは、息を荒げて――


 瞳を大きく見開いて、あなたを見上げているのだ。


「……マスター……っ♡


 も……っ♡我慢……出来ないです……っ♡」


 沖田さんはそう言うと、あなたの袖をクイっと引っ張ってくる。


 沖田さんがあなたよりも圧倒的に強いのは、最早、言うまでもないだろう。


 彼女は女子剣道部で時折、コーチの真似事のようなことをしている。

 勿論、彼女自身は男子よりも圧倒的に上の存在。スポーツとしての剣道には触れてこなくても、そもそもが、沖田さんの技量が圧倒的に上すぎるのだ。ルールを覚えただけで、後はもう無双状態。『いやはや、沖田さんが参加すると流石にチート過ぎて卑怯ですから!』という彼女の言葉は、何も嫌味ではなく、ひたすらに事実を告げているだけに過ぎないのだ。

 あなたとは何度か、スポーツチャンバラで対戦したことがあるが――当然、あなたは沖田さんが手加減をしない限りは、その動きを眼で捉えることすら出来ないのだ。しかもそれですら――命がけの実戦とは、また違う。マスター礼装によって身体能力が強化されていれば、どうにか、眼で捉えるのが精一杯であり――

 生身のあなたであれば、本当に、残像すら眼に見えてしまうことだろう。

 あなたよりも圧倒的に強く、だからこそ、あなたの用心棒として日本に連れてきた最強美少女が――


”くい……っ♡くいっ♡”


 と、あなたの袖を引っ張りながら――


”はやく♡はやくレイプして♡”とおねだりをしてくるのだ。


 肉棒が”ビギビギ……っ!”と、憤怒にも似た滾りを抱いている。

 あなたは沖田さんの手を引いて――

 万年床の布団へと”どさっ”と押し倒す。

 本来であれば、ふかふかの、二桁万円の高級マットレスを購入できる立場なのだが――沖田さんにとっては、使い慣れている寝具の方が気楽であるらしい。畳の上に敷いた、薄っぺらな煎餅布団の上に――

 制服姿の沖田さんが、仰向けで寝転がっているのだ。

 唾液でびしょびしょになった制服は、白のブラウスが透けて――内側に、沖田さんの黒のブラジャーが露わになっている。サラシでギチギチに締め付けるのではなく、胸元で余裕を作るために――そして、あなたを興奮させるために、沖田さんがブラジャーを身につけているという事実。沖田さんが、自身の下着のことを「ショーツ」と口にする事実ですら、男の子の繊細な性癖を刺激するものであるのだ。


「はぁ……♡はぁ……っ♡……んぐ……っ♡


 マスター……っ♡


 沖田さんの匂い……お好きですか……?」


 彼女は、瞳を潤わせながらあなたを見上げてくる。

 沖田さんの匂いが嫌い――な男など、いるはずもない。まるで男友達のような距離感の彼女は、焼き肉を食べた後でもディープキスが出来る存在。沖田さんの口から放たれるげっぷに、肉棒はどうしようもないほど隆起するのだ。しかも今の沖田さんは――たっぷりと汗をかいて、発情をして、しかし悪臭の原因は存在しないという完璧な状態。”味変”を必要とすることもなく、沖田さんの素の匂いを味わえるわけであり――


「マスター……っ♡


 沖田さん……今、すっごく汗をかいているんですよね……っ♡


 どこかの変態さんに、一杯いじめられちゃって……っ♡全身から体液、一杯溢れさせて……っ♡


 目の前の変態さんの赤ちゃん……産んであげたくて仕方ないんです……っ♡


 ダメですよね♡失格ですよね♡マスターの用心棒として……っ♡お腹膨れちゃったら、マスターのこと、守れなくなるのに……っ♡なのに♡なのに♡ダメだって思ったら……っ♡マスターの赤ちゃん、産んであげられないって思ったら……っ♡


 もっともっと……っ♡マスターのこと、愛しくなっちゃうんです♡


 ……マスター?


 沖田さんのこと、種付けレイプしたらダメですよ?


 えっちなお遊びなら、許しますし……っ♡マスターの性欲ムラムラしたら♡沖田さんの身体使ってもいいですけど……っ♡


 沖田さんが……どんなに産んであげたくても……っ♡


 マスターの赤ちゃんなんて、絶対に産んであげませんからね……っ♡」


 沖田さんは――


 あなたの耳元で、わざわざ妊娠拒否宣言を繰り出してくるのだ。


 最初は、彼女の意図が理解出来なかった。


 あなたを煽って、怒らせて、強引にレイプして欲しいのかと思ったが――どうやらそれとは、僅かに違う様子。あなたは少なからず、その言葉に動揺をする。沖田さんに赤ちゃんを産ませていい、なんて傲慢に考えていたわけではないが――それでも、目の前で堂々と拒絶をされると、繊細な男心は敏感に反応してしまうのだ。


「……でもぉ♡


 沖田さん……その……匂い嗅がれるの、弱いみたいなので……っ♡


 変態なマスターに……っ♡匂い嗅がれて♡沖田さんの全部、知られちゃって……っ♡


 そうなったらぁ……っ♡


 腰抜けちゃって……嬉ションしちゃって……っ♡


 マスターに種付けレイプされても……敵わない……かもっ?」


 沖田さんは――

”ちゅっ♡”と、あなたの頬にキスをしてくる。

 小悪魔的な表情を浮かべているそれは――あなたが知っている、恋愛クソザコ弱小人斬りサークルの壬生狼剣豪ではない。男を惑わす、妖艶な花魁のようなものであり――

 あなたは――


”がばっ♡”


”す~~~っ♡ふがふがふがっ♡すぅ♡げほっ♡ふがふがふがっ♡ぶひっ♡ふごふごっ♡”


「んん……っ♡あっ♡マスター……っ♡変態、すぎますよぉ……っ♡沖田さんの匂い……そんなに……っ♡」


 沖田さんに覆い被さり――

 

 彼女の体臭を、吸引していくのだ。


「匂いフェチ」という言葉は存在するが――

 同様に「匂い嗅がれフェチ」という性癖も存在するらしい。

 それは何もおかしな話ではない。沖田さんがあなたの匂いを嗅いでいるとき――そこにはたまらない幸福感が存在しているのだ。汗をかいたあなたの腋や、あるいはくたくたになった後の脚の臭いや――もしくは、一日中座っていて、熱を帯びて汗ばんだ睾丸や尻の臭いを”ふすふすふすふすっ♡”と激しく嗅がれるとき――

 そこには、圧倒的な興奮が存在するのだ。

 自身の悪臭を嬉しそうに嗅がれるというのは――

 即ち、自身の汚れを受け止めてもらえる、ということ。

 夫婦や恋人といった愛情を超えた――二匹の、雄猿と雌猿が「本能的に、目の前の相手はつがいとして相応しい」と感じる部分に、強い興奮があるのだ。

 沖田さんにとっても、それは同じであるらしい。

 あなたは沖田さんの制服に顔を埋めて、彼女の胸元にダイブしていく。

「白の制服が似合う超絶美少女に、飛び込んで、ダイブして、思いっきり深呼吸したい」という欲求は――男の子に産まれて、AVで性知識を得た以上は、当然のように存在する。恥ずかしいのは、それを合意なしでやって女性を傷つける人間だけであり、その感情自体は何もおかしなものではないのだ。あなたは自分が善良な人間であると思ったことはないが――それでも、嫌がる女性を強引に押し倒して「気持ち良くするからそれでいいじゃん」と主張できるほどの悪徳もないのだ。

 なのに――


”す~~~っ♡すはぁ♡ふぅ♡ふがふがふが……っ♡”


”ぷにぷにっ♡ぷにょぷにょっ♡ふにっ♡ふやっ♡たぷたぷたぷ……っ♡”


「んみゅ……っ♡はぁ♡はぁ♡んんん……っ♡マスター♡マスター……っ♡沖田さんスメルはいかがでしょうか……っ♡


 マスターのおちんぽ……♡バッキバキに出来る匂いでしょうか……っ♡」


 沖田さんはあなたに、匂いを嗅がれているだけで――


 腰を弾ませて、快楽に乱れてくれるのだ。


 あなたは彼女の頭皮に、ぴったりと鼻をくっつける。沖田さんの紙から漂うのは、桜――というよりも、桜餅のように甘く美味しい香りであるのだ。超絶美少女のえっちな身体つきを「美味しそう」と表現をするのは、あるいは比喩だけではないのかもしれない。人間を捕食する種類の宇宙人が存在したとき――沖田さんのように、良い香りのする雌を真っ先に食べにくるのだろう。だが――沖田さんの頭皮からもう一つ濃厚に漂うのは、しっかりとした汗臭さ。「ああ、沖田さんも頭皮にピッタリと鼻をくっつけて、汗ばんだ匂いを嗅ぐと、しっかり悪臭なのだな」という事実が――あなたの肉棒を、ギンギンに煽っていくのだ。

 沖田さんの腕を上げると、そこにはしっかりと汗染みが浮かび上がっている。

 真っ白な夏服であっても関係ない。水をこぼしたかのように、色が濃くなっている部分は――沖田さんの脇汗の味がするのだ。

 シャツをまくり上げると、沖田さんのヘソのくぼみが見える。

 あなたは自分自身のヘソですら、ほじくった後の匂いは嗅ぎたくないのに――腹筋がうっすらと割れて、内臓が詰まっているか心配になるくびれたウエストでは――へそが浅く、舌をねじ込んでも、しっかりと綺麗に洗われている味しかしないのだ。


「んん……っ♡沖田さんの……あっ♡髪はいいですけど、頭皮を嗅ぐのは――んんんん~っ♡ああっ♡もう、ほんっとに変態なんですから……っ♡今日、いっぱい汗かいて……っ♡すっごく臭い、頭皮嗅いで……っ♡ちんぽギンギンにさせるとか……っ♡マスター、ほんっとに最低です……っ♡」


「腋、ですか……?はいっ♡沖田さんの腋、お好きなだけ食べてください♡マスターがお望みならぁ♡腋毛も、ボーボーにしちゃいますよぉ♡……ふふっ♡水着がいいですか?水着衣装の沖田さんがぁ♡腋をボーボーにして……っ♡それを見せつけるように、プールに行くの……♡だめですよぉ♡……偶然それを見かけた男の子達……っ♡性癖、おかしくなっちゃいますからぁ……っ♡」


「ひゃあっ!?ヘソは、ほんっとに……っ♡んんっ♡だめ♡だめ♡らめれす……っ♡ヘソは、んんっ♡ほんとに汚いから……んんんん~っ♡あ~……っ♡もう♡なんっで……♡マスター……っ♡今度、仕返ししますからね……っ♡マスターのおへそ……っ♡やだって言っても、やめてって言っても……っ♡沖田さん、容赦なく……べろべろ♡ぐりぐり♡ってしますからねぇ……んんん……っ♡」


 沖田さんは、あなたに全身を嗅がれて――


 どうしようもなく、発情をしているようだ。


 逆に――頭皮や、腋や、ヘソを沖田さんがふがふがと書きながら、恍惚に浸った表情で膣を濡らしていれば――あなたはそれだけで、容易く射精をしてしまうのだろう。自分の身体の悪臭が、大好きな異性にとっての、発情フェロモンであるという事実は――その情報量だけでも圧倒的に強さがある。「身体を清潔に保って、香水を付けて、精一杯オシャレをしないと嫌われてしまう」とは真逆の発想であるのだ。どれだけずぼらで、汗臭く、悪臭を漂わせていたとしても――大好きでたまらない異性ならば、それすらも受け入れるというのは、最早「嫌われる方が難しい」というものだ。

 沖田さんは、匂いを嗅がれるだけで、容易く絶頂寸前まで導かれる。

 なのであなたは、最後、沖田さんの下半身を見つめる。

 何百回思ったかはわからないし、この先、何千回も思い続けるのだろうが――「これで不健康は嘘があるでしょ」と言いたくなるほど、ムチムチで肉厚な沖田さんの太腿。

 太腿の内輪差で事故が起きてしまいそうなそれに――


”むっぎゅ~~~っ♡♡♡”


 あなたは、顔を挟み込んでいくのだ。


「……それ、ほんっと好きですよね……マスター……っ♡」


 沖田さんは呆れながらも、あなたの意図を理解したのだろう。

 沖田さんは――


”ぎゅ~~~~っ♡♡♡”


 両足の太腿で、あなたの頭部を抱え込んでくるのだ。


 それはさながら、プロレス技のようなものだ。

 沖田さんの目当ては、あなたの首を圧迫して失神させることではなく――あなたの顔面であるのだ。ムチムチの太腿であなたの頭部を抱え込むと――あなたの目の前にはもう、沖田さんのショーツしかない。クロッチの奥には、沖田さんの膣肉が存在しているのだ。黒のショーツはシミを浮かべて、更に濃い漆黒を生み出している。感度が敏感なこの雌はきっと、乳首あてゲームや、クリトリスあてゲームで最弱なのだろう。布地の薄い勝負下着の舌で、沖田さんのクリトリスがぷっくりと浮かび上がっている。


「行きますよ、マスター……っ♡


 窒息、しないでくださいね……っ♡」


 沖田さんは――


”ぎゅっ♡ぎゅっ♡ぎゅ~~~っ♡”


 太腿に力を込めて、あなたの頭部を股間に抱え寄せるのだ。

 激しい力は、少なくとも、首から上の抵抗だけでは絶対に勝てない代物。

 男の子と女の子は、肉体の構造からして違うので、本来ならば負けてはならないのだが――首から上を、沖田さんの強靱な下半身で抱え込まれてしまえば、物理的に敵うことは絶対にないのだ。

 あなたの顔面は、汗で蒸れ蒸れの沖田さんの股間に押しつけられている。

 今の沖田さんは、人間の身体になった以上、排泄を必要とする身なのだ。今日一日でも、トイレに二回いったのを覚えている。ショーツ越しに感じるむわむわと濃厚な匂いは、きっと、同じ匂いの香水ならば吐き気を催す悪臭なのだろうが――

 沖田さんの下半身から、直接嗅げば、それは脳を蕩かす雌フェロモンであるのだ。

「おしっこは無菌であり、直接口をつけて飲めば、身体にほとんど害はない」という噂話を、あなたはふと彷彿とさせる。そこに漂うのがどんな悪臭であっても「沖田さんという超絶美少女の、汗かきムワムワおまんこ臭」であるのだ。ムチムチな太腿に顔面を挟み込まれて、沖田さんの長い脚で”顔面だいしゅきホールド”をされている状態で――まさか、嗅がないはずもない。”す~っ♡ふがふがふがっ♡ふごふごっ♡ふがふがっ♡す~っ♡すはすはっ♡げほっ♡えほっ♡ふがっ♡ふがふがっ♡”とあなたは激しく、豚鼻を鳴らしながら、匂いを嗅いでいく。豚がトリュフを探す原理は、トリュフから雌豚のフェロモンが漂っているからと聞いたことがあるが――今のあなたも、それと同じなのかもしれない。吸水性を限界まで働かせて、ぐじょぐじょのびしょびしょになった、薄っぺらな布地を一枚隔てた先に――沖田さんの膣肉があるという事実。あなたはほとんど舌を這わせることもなく、匂いをふがふがと嗅いでいるだけなのだが――鼻の穴の伸縮ですら敏感に感じ取れるほどに、今の沖田さんは、感度が昂ぶっているのだろう。最後にあなたが、クリトリスに鼻をあてて”す~~~~っ♡”と深く匂いを嗅いでやると同時に――


「…………あぐっ♡」


”びぐびぐびぐびぐ~~~っ♡♡♡♡”


 と、沖田さんは全身を激しく弾ませて、絶頂を迎えるのだ。

 これが非戦闘型サーヴァントであれば、快楽の衝撃のままに、あなたの首はネジ折れるのかもしれないが――体幹のしっかりと優れた沖田さんは違うのだ。「何があっても、あなたを傷つけてはいけない」と、太腿を逆に固定させて、それ以外の全身を弾ませる。「絶頂直後の、沖田さんのまんこ臭とまんこフェロモン」を感じ取れる雄が、この世界にあなた一人だけという事実にたまらなく、射精してしまいそうになるが――

 沖田さんの膣に、下着越しに鼻を深くねじ込んで、あなたは必死に耐えるばかりだ。

 そうして――


”ぬ…………っちゃぁ~っ♡♡♡”


 と、あなたの顔と沖田さんの膣に、粘液の糸が引いて――


「はぁ……っ♡はぁ……っ♡


 マスター……っ♡」


 沖田さんは、全身を体液まみれにしてあなたを見上げてくる。 

 汗も、涙も、鼻水も、涎も、まん汁も――体液という体液をドバドバと垂れ流して、呆けた表情を浮かべているのだ。”っむっわぁ~っ♡”という湯気が、幻覚で見えそうなほどに熱を帯びた彼女。あなたの肉棒は、ギンギンに隆起している。沖田さんという極上の雌には、きっと不釣り合いの、普通サイズの仮性包茎なのだが――”きゅんっ♡きゅんっ♡”と沖田さんの膣肉は、あなたの肉棒を待ち望んでアピールを見せてくるので――


”くちゅり……っ♡”


「あ……っ♡」


 あなたは膣口に、肉棒の先端を押し当てるのだ。

 沖田さんのショーツは、足首に引っかけた状態であり――

 彼女は着崩れながらも、制服を着用している状態。

 新撰組の浅葱色の羽織を着用したり、あるいはラフな稽古着を着用したり、もしくは水着姿の沖田さんを押し倒すときも興奮をしたが――今の興奮は、それとは段違い。あなたと同じ学校に通う、女子生徒の制服を着用した美少女が――おまんこに肉棒を”くちゅりっ♡”と押し当てられて――


「マスター……っ♡


 沖田さんに……赤ちゃん、産ませたいんですか……っ?」


 彼女は――


 両腕を、あなたの首に”ぐいっ♡”と回してくれるのだ。


 あなたが沖田さんを「絶対に逃がさない」「絶対に孕ませる」と考えるのよりも――遥かに強い力だ。沖田さんの方こそ、あなたを逃がす気はないし、絶対に孕む気であるのだ。今まで、幾度となく身体を重ね合わせてきたそれが、ただのオナニーにしか思えなくなる程度には――目の前の、最強剣豪美少女を孕ませる背徳感が上回っているのだ。


「マスター……♡マスター……っ♡


 いいですよ……っ♡


 沖田さん……っ♡変態マスターに……匂い嗅がれるだけで、イっちゃって……っ♡こんな変態で、えっちで……匂い、嗅ぐのも嗅がれるのも大好きな女の子……受け入れてくれるの……っ♡


 変態なマスターしか、いないんですから……っ♡


 マスター……っ♡


 沖田さんのこと……孕ませてください……っ♡」


 彼女に、その子宮を捧げられると同時にあなたは――


”にゅっぷ~~~っ♡♡♡”


「んんんんん――……~~~~っ♡♡♡」


 あなたは、沖田さんの膣内に肉棒を挿入していく。

 沖田さんの膣内で、包皮が”ずりゅっ♡”と剥けていく感触だけでも――腰が”びぐびぐっ♡”と弾み、あなたは、思わず暴発してしまいそうになるのだ。熱々のとろとろなそれは、本当に「火傷してしまいそう」で、本当に「ぬめりすぎて抜けてしまいそう」なもの。普段の戦場では、絶対に想像も出来ないだろう。最強剣士の沖田さんの下半身には、雄のおちんぽ様を喜ばせる為の、”さいっこ~に気持ちいい、ハメハメ専用の雌穴が付いている”という事実だ。

 挿入しただけで、あなたは思わず射精してしまいそうになる。 

 沖田さんは優しい美少女なので、あなたが暴発射精をしても「あちゃ~……っ♪」と呟いた後は「仕方ないですよねぇ♡沖田さんのハメ穴が気持ち良すぎてぇ♡お漏らししちゃったんですよねぇ♡」とあなたの頭を撫でて、飽くまでも茶化しながら――プライドが傷つかない言葉を選んでくれるのだろうが――


 あなたという雄が、それを決して許さないのだ。


 沖田さんとの戦いにおいて、あなたが勝てる分野はほとんどなく――

 だからこそ、セックス勝負において沖田さんには負けたくないと思ってしまうのだ。

 ギンギンに屹立した剛直は、沖田さんのぬめぬめの膣肉を乱暴に貫いていく。彼女はそれだけで、軽く達してしまったのだろう。あなたの背中に爪を立てながら、快楽に悶えるばかりだ。


「マスター……っ♡いいんですよ……っ♡


 我慢、しなくても……っ♡」


 沖田さんは――

 あなたの頬に、”ちゅっ♡”とキスをしてくる。

 先ほど、互いの顔面を舐め回すほどに、下品で境目のないベロキスをしたのに――

 今の沖田さんは、まるで乙女のように、軽い口付けを頬に捧げてくるのだ。

 男の子にとってそれは――ちょっと、どうしようもなくたまらないもの。

 沖田さんは最高に可愛いのだ。最高に可愛い美少女の行動は、その全てが魅力的であるという――どうしようもない事実。あなたには最初から勝ち目なんて、まるでなかったことに気が付かされる。


「マスター……っ♡沖田さんのおまんこに……びゅっびゅ~って……暴発射精しちゃうの嫌ですか……っ♡


 ずんずん♡どちゅどちゅ♡いっぱい腰を振ってぇ♡おちろ~♡俺のもんになれ~って……っ♡沖田さんのおまんこ、やっつけるんじゃなくて……っ♡


 おまんこの浅いところでヘコヘコ♡カクカク♡おちんぽが気持ち良くなるだけのぉ♡弱っちいピストンで……っ♡沖田さんの排卵日まんこにびゅるびゅる~ってするの……っ♡


 いやなんですか、マスター……っ♡


 ……沖田さんは


 別に、それでもいいですけど……っ♡


 大好きなマスターの精子ならぁ……っ♡


 情けなくて、弱っちいヘコヘコでもいいですし……っ♡


 それにぃ……っ♡


 出せば出すほど……っ♡沖田さん……簡単に孕んじゃうかも……っw」


 彼女が最後――

 語尾に「w」が付くような、軽いノリじゃなければ――


”ど――っちゅんっ♡”


「ん……おおお……っ♡」


 あなたももう少し、冷静でいられただろう。

 沖田さんにとって、あなたの子供を孕むというそれは――

 深刻に捉えるべき、人生の一大事ではない、ということだ。

 あなたのことが大好きであり、あなたと生涯を供にすることは確定であり――「じゃあ後は、どれくらいで赤ちゃん作りますか?」「何人くらいにします?二人か三人ですか?」「まあ~、ほんとは高校出てからの方がいいんですけどね。今仕込んじゃったら、沖田さん……卒業式ボテ腹で参加しちゃいますよ?」程度の違いでしかないのだ。

 あなたの子供を孕むというそれを、軽いノリで口に出来る程度には――

 目の前の極上の雌は、あなたのことが大好きでたまらないという事実。

 細くくびれたウエストは、あなたの子を孕めば大きなボテ腹になるのだ。沖田さんの桜色の乳首も、真っ黒になって母乳を吐き出し、子供にチュパチュパと吸わせるわけだ。ああ――この極上の美女が、あなたの精子から作られた赤子に、母親の顔で授乳をしている姿を想像すると――


”どちゅんっ♡ばちゅんっ♡にゅっぷ~っ♡ぶちゅっ♡ぐぶっ♡じゅぶぶぶ……っ♡”


「んんっ♡あぐっ♡うううう゛~っ♡ます、たぁ……っ♡これ、これ……♡はげし、すぎ……っ♡やばいです、からぁ……っ♡」


 あなたはもう――


 どうすることも出来ずに、腰を叩きつけていくばかりだ。


 不健康なくせに、むっちりと大きな安産型のデカケツをしている沖田さん。あなたが腰を叩きつけると、彼女のデカ尻と衝突して、尻肉がぶるん♡どたぷんっ♡と波打っていくのだ。今、あなたは正常位で沖田さんを押し倒して、腰を叩きつけている。彼女が絶対に見せることのない、娼婦のように乱れる姿を――あなたが独占している事実。どんな刺客が現れようとも、一対一のタイマンであれば、負ける姿の想像できない最強の剣客が、あなたという矮小な雄のおちんぽで――全身に鳥肌を浮かべながら、嬌声を響かせているのだ。

 乳房を揉んで乳首を抓るだけで、沖田さんは軽く絶頂をするらしい。どんな楽器も上手に演奏できたことはないが――あなたは今、沖田さんのどこを触れば、どんな声が出るのかまで容易に理解が出来る状況なのだ。


「マスター……っ♡いいんですよ♡びゅっびゅ~ってして……っ♡沖田さんのおまんこ……んぐっ♡マスターの精子で……っ♡いっぱい♡いっぱい♡埋めてください……っ♡


 明日から……っ♡休み、ですから……っ♡二連休ですから……っ♡今日は一晩中、沖田さんとえっちしましょうね……っ♡沖田さんのこと……孕ませOKですからね……っ♡マスターだけですよ♡沖田さん♡マスター以外にこんなこと……ぜ~ったいに言いませんからね……っ♡


 世界中の雄で……古今東西の英霊も含めて……っ♡


 沖田さんのこと孕ませていいの……マスターだけですよぉ……っ♡」


 沖田さんの言葉に――

 あなたは肛門を”ぎゅ~っ♡”と引き締めて、必死に射精を我慢する。

 普段であれば、あなたはとっくに暴発射精をしていただろう。性欲処理用に避妊具を着けたり、あるいは沖田さんの安全日に合わせた簡単なセックスならば、とっくに終わりを迎えていた。だが――今のあなたは、沖田さんへの種付け射精を許可された身だ。それはまるで――疲労困憊の限度が超えると「あれ?歩くのって、どうやってやるんだっけ」と基本的な動作を忘れる現象に似ている。沖田さんのおまんこに、好きなだけ種付けし放題となった瞬間に――

 あなたの身体は、射精の仕方を忘れてしまうのだ。

「射精したくない♡」「もっと沖田さんのまんこを貪りたい♡」と思いながら腰を振れば、結局、簡単に射精をしてしまうのと真逆なのだろうか。「いつ、射精をしてもいい」と開き直って、男らしく腰を振れば、反対に射精することがないのだ。沖田さんの身体を組み伏せながら、あなたは彼女と舌を重ね合わせる。沖田さんの甘い唾液は今、カラッカラに喉が渇くことによって、濃密でネバネバになっているのだ。制服姿の沖田さんのデカパイを鷲掴みにして、反対の手でクリトリスを弄り、更には舌を絡め合わせるラブラブディープキスをしながら――おまんこに、おちんぽをひたすら抽送していく状況。自慰行為の際の妄想でも「いや、流石に現実味を損ねるな」と考えていたそれを──

 今、あなたは現実のものとしているのだ。

 そして――


「……もぉ~……っ♡しょうがないですねぇ……っ♡


 マスターだけ……特別、ですからね……っ♡」


 沖田さんは――


 あなたの我慢を”焦らし”として捉えたのだろう。


 そんな意図はないし、余裕もなかったのだが――

 とにかく沖田さんは、誤解をしたままであり――


”す……っ♡”


 両腕を、頭の上にあげて、シーツを鷲掴みにして――


「はい……っ♡


 最後はぁ……♡沖田さんの腋、嗅ぎながらイっていいですよ……っ♡」


 あなたに、腋の窪みを捧げてきて――


”がばぁ……っ♡”


「んんん……っ♡ほんっと……


 匂いフェチの、変態マスター……っ♡」


 あなたは、沖田さんの腋に顔面を埋めるのだ。


”どちゅんっ♡ばぢゅっ♡ぶじゅじゅじゅ~っ♡じゅぶぶっ♡ぐぶっ♡ぶっちゅんっ♡”


「んがっ♡あぐっ♡ああああ゛~っ♡んぉ♡マスター……っ♡あぐっ♡だめっ♡もっ♡沖田さん、イっぢゃ……ううう゛……っ♡」


 沖田さんの腋に鼻をピタリと押し当てて、深呼吸をすると――

 あなたの脳味噌は、バヂバヂと稲光を走らせていくのだ。

 麻薬や覚醒剤がどうして禁止されているかと言うと、それは脳味噌に多大な悪影響を及ぼすからだ。一時の快楽の代償に、副作用はとんでもない後遺症を残していく。だからこそ、殆どの国で禁止されるわけだが――それならば、沖田さんの腋から放たれる、濃密な雌のフェロモンはどうなのだろうか。常に道場で汗を流していて、汗腺は開きっぱなし。余分な老廃物の存在しない、沖田さんの腋汗は、スポーツドリンクを彷彿とさせる清涼感まで存在しているのだ。あなたはそれを舐めしゃぶりながら、沖田さんにひたすら、腰を打ち付けていく。金玉の中で精子がドクドクと作られていくのがわかる。自慰行為の際に、適当にティッシュに吐き出すのとはまるで違い――金玉の中で、数億匹の精子達が、本気の本気で沖田さんの卵に”ちゅ……っぷんっ♡”をするために、暴れているのだ。”~~~っ!”とあなたが提案をすると「んん……っ♡マスター、本気で言ってるんですか……っ♡あーもう……っ♡変態さんは……死ななきゃ治らないんですかね……っ♡」と呆れながらも――


”がし~~っ♡”


 と、沖田さんはあなたの頭部を、アームロックで包み込んでくれるのだ。

 沖田さんの腋に顔面を固定されて、濃密な雌フェロモンをたっぷりと吸引しながらの――ピストン運動。我慢が出来るはずもない。沖田さんのおまんこの、腹に近い浅い部分をあなたはゴシゴシと重点的に擦ってやる。沖田さんはそれだけで、簡単に絶頂に導かれるのだ。「んんんんん~……っ♡」と、四畳半の中に響き渡る獣のような嬌声を響かせて――彼女は身体をびぐびぐと弾ませて、絶頂を迎える。それと同時に、膣肉を”ぎゅ~~~っ♡”と締め付けてくるのだ。小指一本でもギチギチで窮屈なくせに――あなたの剛直を、いとも容易く飲み込んでくれる、矛盾した最上級膣肉による本気の締め付けであるのだ。

 あなたもようやく限界が訪れて――亀頭の先端を、沖田さんの膣の最奥に擦りつける。鈴口と子宮口、二つの口が「♡♡♡」を浮かべそうなほどに、濃密なディープキスを交わして――あなたはそれをぐりぐりとねじ込ませるのだ。「孕ませる」「絶対に孕ませる」という強い意思と決意を持って、沖田さんの排卵日の子宮に子種を注ぎ込む覚悟。「実は生理周期を勘違いしてまして……たはは……っ」という言い訳以外では、沖田さんが絶対に”孕み損ねる”ことがないようにと考えながら、あなたは――


”びゅるるるる~っ♡びゅ~~っ♡びゅるるるるっ♡どびゅどびゅ♡びゅるるる~っ♡”


”びゅ~っ♡びゅぐびゅぐっ♡びゅるるるる~っ♡どぴゅどぴゅっ♡びゅるるる~っ♡”


”どびゅどびゅっ♡びゅるるるる……っ♡びゅ~っ♡びゅっくんっ♡どっぴゅんっ♡びゅるるる……っ♡”


「んんんん……っ♡んきゅ……っ♡ふぅ……ふぅ……っ♡


 熱いの……いっぱい、注がれちゃってますね……っ♡」


 沖田さんの膣内に、精液を解き放っていった。

 最初は沖田さんが、あなたにしがみついていたのに――今は、あなたが沖田さんにしがみついているのだ。金玉の中にたっぷりと溜まった精液を、一滴残らず、沖田さんのおまんこで受け止めてくれるという状況。「マスター……っ♡沖田さんのおまんこ、気持ち良かったですか……?」と彼女は、あなたの頬をすりすりと撫でながら尋ねてくれる。これだけ極上の性器を持ち、雌の才能に溢れた彼女が――あなたという矮小な、一匹の雄のご機嫌を取るために、不安そうに尋ねてくる光景。我慢が出来るはずもなく――沖田さんの頭皮や、首筋や、耳の裏を嗅いでいる内に――あなたの肉棒は再度隆起していき――


 あなたはその番、沖田さんの膣内で六回、精液を解き放っていった。



――――



「いやはや……っ♡


 それにしてもマスターの性欲……無限ではないんですね……っ♡」


 今、あなたは――


 沖田さんと、お布団に包まれているのだ。


 時刻は深夜のことであり、土日はたっぷりと濃厚交尾に耽るつもりではいるが――

 それはそうと、クールタイムは必要なわけであり――


 エアコンが寒いくらいに、強く効いているのだ。


 ボロアパートは、外観と築年数こそボロボロではあるが――それ以外は、あなた達が不便しないように、多額の資金を投じられて改装されているのだ。残暑が残る熱帯夜に、エアコンをキンキンに効かせるという最高の贅沢を堪能しながら――


「ふふ……っ♡


 沖田さん……このちっちゃい、ふにゃふにゃなおちんちんも好きですよ♡」


 全裸で、布団の中で密着しながら――


 沖田さんはあなたのペニスを、”ふにっ♡もみもみっ♡”と、優しく撫でてくるのだ。


 沖田さんの肢体で六度射精をした後では、流石に、あなたの肉棒も小さく縮こまっている。先ほどまではギンギンに勃起して、沖田さんの膣を突いていぢめていたのにも関わらず――今のあなたのそれは、まるで戦闘力を失った形なのだ。

 全裸の沖田さんの火照った身体は、エアコンで寒い部屋の中では、どうしようもなく心地がいいのだ。

 沖田さんのすべすべの身体に、あなたは身体を擦りつけていく。沖田さんのすべすべの生足に――すね毛だらけの脚を、ジョリジョリと絡めていくのだ。腹部に生えている腹毛――俗に言うギャランドゥは薄いものだが、沖田さんはそれが大好きでたまらないらしい。女性の身体からは絶対に感じられない、雄のジョリジョリに夢中であるようで――

 沖田さんも、大型犬のようにあなたに身体を擦りつけてくるのだ。


「もぉ~……っ♡沖田さんがおちんちんなでなでしてるのにぃ……っ♡


 もう限界なんですかぁ……マ・ス・タ~……っ♡」


 沖田さんは、あなたの耳元で欲求不満気味に囁いてくる。

 金曜の放課後から、日曜深夜にかけてのセックスというのは、長期戦もいいところだ。

 一晩限りならば、限界を吐き出せばいいだけだが――二泊三日の交尾は、ペース配分も考えなくてはいけない。なのであなたは、沖田さんにおちんちんを撫でられても、我慢をしていたのだが――


「ねえ、マスター……?


 沖田さん、実はダヴィンチさんから話を聞いているんですよね~……っ♡


 えっ?だからぁ……っ♡


 沖田さんがもし……孕んじゃったら、どうするかって……っ♡」


 沖田さんは――

 どうやらまだ、あなたにハメ潰され足りないらしい。


「ふふっ♡当然じゃないですかぁ♡沖田さんがボテ腹になっちゃったら……っ♡用心棒としての役割、十分に果たせませんから……っ♡あっ♡勘違いしないでくださいね?マスターの赤ちゃんはちゃ~んと産んであげますけどぉ……っ♡


 沖田さんが、もし孕んじゃったら……っ♡


 もう一人……カルデアからサーヴァント呼んでもいいんですって……っ♡」


 彼女の言葉に――


”むくむくむく……っ♡”


 あなたの海綿体に血液が流れ込んで、肉棒を硬く隆起させるのだ。


「ふふふ~……っ♡誰がいいですかぁ……っ♡


 マスターの大好きな女の子……っ♡他にも一杯いましたよねぇ……っ♡


 んっ?ああっ、沖田さんはいいんですよ?……私は、マスターのことが大好きなので……っ♡マスターが幸せなのが、一番嬉しいですし、ええと、そのぉ……


 普段……手加減してますよね?


 わかりますよぉ♡沖田さん病弱ですし……っ♡えっちのとき、本気出したらすぐにハメ潰されて……っ♡マスター、ゆるゆるまんこ相手にすることになっちゃいますからぁ……っ♡女の子として、結構コンプレックスなんですよ?大好きな男の子を満足させられないの……っ♡


 でもでもぉ……っ♡


 大勢いれば、流石に負けませんよね……っ♡


 ほらほらっ♡マスター?誰がいいんですか?剣豪繋がりでぇ……二刀流のあの娘とかイっちゃいますか?それともぉ、水着の沖田さんをあんな風に改造した……銀河警察のフォーリナーとか……っ♡……ふぇっ?……え~……ノッブはやだなぁ……絶対からかわれるし……あっ、でもそれはそれで……♡


 ……んふふぅ♡マスター?


 おちんぽ、大きくなってますよ♡


 はいっ♡勿論です♡今夜は沖田さんに中出しし放題……っ♡


 マスター……っ♡沖田さんのこと……孕ませていいですからね……っ♡


 沖田さんに、マスターの赤ちゃん産ませてくださいね……っ♡」


 彼女は硬く勃起したあなたの肉棒を掴み、自身の下腹部に押しつけてくる。

 沖田さんの細くくびれたお腹は、内臓が詰まっていないのかと心配になるが――受肉した今の彼女は、れっきとした、一人の人間であるのだ。その下腹部の内側には、子宮があり、卵子があり――あなたの精子が受精して着床すれば、沖田さんがボテ腹になり、十月十日を経てあなたの子をひり出してくれるのだ。それを想像すると――最早、我慢をすることも出来なくなり、あなたは沖田さんを押し倒す。彼女は「きゃあ~っ♪」と嬉しそうな嬌声を響かせて、爛々と瞳を輝かせて、あなたを見上げるので――本当に大型犬そっくりだなと、そんなことを考えた。

Comments

カツ

僕だけにすごくなついてくれて大型犬系爆乳彼女沖田さん、濃いの出ました

wws2jsh7

沖田さん、ほんとわんこが似合う。尻尾生えてくれ

谷澤晴夫

すごい甘えてくれる、大型犬系沖田さんが最高に可愛かったです。 そして、エロの聖域の四畳半での種付けも最高にエロくて良かったです。

wws2jsh7

ありがとうございます!やっぱりポロアパートよね