②綾波を指揮官からラブラブ交尾で寝取って自分だけのお嫁さんにする話 (Pixiv Fanbox)
Published:
2021-12-03 09:00:00
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2022-06
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「指揮官、申し訳ございません……綾波には、気持ちいいことがわからないのです」
何度も何度も――繰り返した、指揮官との性行為。
伴侶である彼との性行為は、綾波にとっては退屈もいいところ。
だが同時に、今まで綾波は理解していた。
「性行為というものは、そもそもが子を成すための儀式であり、退屈でつまらなく――嬌声に喘ぎ、淫らに乱れて、雄に媚びるそれはフィクションの世界なのだ」と。
今宵の夜伽も、それと同じこと。本物のセックスはつまらない上に、KANーSENの肉体の受胎率では何度も何度も繰り返して、それでようやく、人生で一回子を孕めるか否かといったところ。昼間に暴れ回れば夜は眠たく、指揮官と身体を混ざり合わせるくらいならば、布団に入ってぐうぐうと眠れればいいのに――と――
以前までの綾波ならば、そう考えただろう。
「……指揮官?実は、提案があるのです」
そうではないと――
教えられた、いや――
教えていただいたのは、彼のおかげだ。
「……見習い指揮官は、研修が終われば新しい港へと向かうそうです。この母港からも、幾人かのKANーSENも引き連れていくとか――あっ、指揮官も聞いていたんですか?
……綾波は、見習い指揮官に付いていきたいです」
綾波の言葉に、彼は慌てて咳き込むばかり。
真に惚れた女は戦場に出さないために、丁寧に過保護に箱に入れて守り――KANーSENの能力を底上げして、戦場でより”鬼神”に近づけるように指輪は、どうでもいい捨て駒に渡す精神。綾波が今まで気がついていなかったそれも――新たな男に開発されて、自分の雌を刺激された後では「何故、今まで気がつかなかったのか」と自問したくなるほどの違和感だ。
「……誤解しないで欲しいです。綾波はあくまで、スパイの役割です。彼は……口惜しいですが、そのままならば重桜の中でも出世していく人間……指揮官の伴侶である綾波が常に監視していれば、指揮官にも情報を流せて……彼の行動にも制限が効く……これは、一石二鳥です」
ああ――
もしも指揮官が、それを拒めば。
綾波は大事なケッコン艦だから、他の男の下に行くなんて許さない。一番大好きな女を手元に置いておくことくらい――重桜を守る最前線の指揮官として、許されて然るべきだ。同じ役割は、何もわざわざケッコン艦にさせる必要はなく、綾波はずっとそばにいてくれ――
と――
そんな口説き文句でももらえば、綾波はまた違ったのかも知れないが――
”ああ――
そうしてくれるか、ありがとう!”
と――
「いえ……指揮官、お任せくださいです
綾波は……必ずや、あの見習い指揮官を籠絡させてくるのですっ♪」
綾波の心はそのときに決まり――ああ、指揮官の頬にキスを交わしたり、耳元で偽りの愛を囁く言葉も饒舌に。もしも、この気持ちを先に抱けていれば、何かが違ったのかも知れないのですが――
綾波は、そうして――
新指揮官へと、ついていったのです。
――――
研修を終えたあなたは、新たな母港へと着任することになり――
それからは、あっという間であった。
元より重桜には圧倒的な戦力があり――
同時に、彼女達にはこれ以上無いほどの”悪癖”があった。
尊敬して、敬意を払い、”この指揮官の為ならば、命だって惜しくはない”と思えるような相手の為ならば、文字どおり命だって尽くせるのだが――そうでない指揮官の愚鈍な命令には、徹底的にやる気を出さない彼女達。
武士のような精神性の彼女達を――
はっきり言って、前指揮官は持て余していたのだ。
彼を侮辱しているわけではなく――むしろ、彼はロイヤルに産まれていれば優秀な指揮官になっていたはずだ。裏で作戦を立案する、ロイヤルの優秀なメイド達のお飾りとなり、セイレーン側も「あの指揮官を狙えばいい」と考えるようになり――クイーン・エリザベス陛下を守るための優秀なデコイとして、重宝されたはずだ。
彼が重桜の指揮官に着任してしまったのが――
彼と、そして重桜のKANーSENの不幸だった。
一時期はセイレーンに押され気味だった重桜は、あなたが就任した母港を起点として反撃を開始して――今では、六分の有利を得た。勿論、その有利に油断をして胡座をかいていれば、即座に逆転をされることだろう。ユニオンやロイヤルや鉄血と言った、他勢力との均衡も常に保たねばならない。考えることは多かったが――
「ご安心ください、指揮官。綾波がいるのです……っ!」
あなたの秘書官になった綾波が、厄介な作業や折衷を全て済ませてくれた。
セイレーンに対抗する術を手に入れて、更には他勢力とも良好な関係を築いている。他の港にいる指揮官達が嫉妬するほどの活躍を見せるあなたには、大勢の美少女KANーSEN達が集まり――
「……えっ?どうしたんですか?
……あっ、こ、今夜……っ♡
はい、です……っ♡」
それでも、あなたは綾波一筋だ。
一部の重桜のKANーSEN達にとって――男というものは「寝ていても勝手に寄ってくる、厄介な蠅や蛾」という存在に過ぎなかったのだが、あなたは綾波に夢中であり、他の女には例え土下座で懇願をされても、綾波の許可がなければ抱くことはないのだ。プライドが高い彼女達にとって、それは屈辱もいいところ。「自分を認めさせてやる」と奮起して、女としてより美しく、KANーSENとしてより強く昇華するのは、指揮官のあなたにとってひたすらに好都合に他ならず、赤城や大鳳や愛宕の誘惑も撥ねのければ、のけるほどに彼女達は成長していき――閑話休題。
とにかく、あなたは綾波に――
”準備が出来たので、今夜、寝所を訪れるように”と指示を出したのだ。
――――
「お、お待ちしていたのです……指揮官っ♡」
綾波は今――
全身を、白装束で包んでいる。
ケッコン用にあなたが用意させた衣装であり――綾波のチャームポイントであるおへそが丸見え。上下にセパレートされた衣装は、清廉な美しさと、下品なエロスが濃密に混ざり合った代物。花嫁衣装のそれは「鬼神華裳」と名付けられたものであるらしく――
あなたが用意した、畳敷きの布団の上で――
三つ指をつきながら、綾波はあなたを待ち受けているのだ。
「あ……っ♡」
美しい彼女に必要なのは、ケッコンの儀式なのだが――
今のあなたは、自分の性欲に耐えることが出来ない。
綾波という最上級の美少女は、工場で大量縫製されたペラペラな布地による、チアガールや魔女っ子の衣装ですらあなたの金玉を苛立たせる極上の美少女なのだ。Tシャツ一枚の姿であっても、どんな極上の美女より、あなたの心を鷲掴みにする最強の少女。そんな彼女が――ケッコン用に白装束を身に纏って、これからあなたの妻になるのだと、準備をしているのだ。人生で一回限りの、最高に最強な”コスプレセックス”が目の前に待ち受けていて、舌なめずりに耽るほどの余裕はなく――
「……指揮官、待つのです……待て、ですっ!」
綾波は駄犬を叱るように、あなたの前に掌をかざして――
それから、にこっと笑みを浮かべる。
以前の指揮官の下では、愛想ですら浮かべることのなかった、心からの満面の笑みを――彼女はあなたに向けているのだ。綾波は、改めて三つ指を付き、深々と頭を下げて――
「駆逐艦綾波……至らぬところもあると思いますが……この身も心も、全てを指揮艦に捧げると誓うのです……っ♡
指揮官……綾波のことをたくさん愛してほしいです…………っ♡」
あなたに忠誠の言葉を捧げてから――
彼女は顔を上げて、あなたを見つめる。
ケッコンの儀式を簡素に済ませて――これから起きる出来事に、彼女はたまらなく興奮しているのだろう。「KANーSENが興奮して、発情して、体温が高まっているときに射精をすれば妊娠確率は上昇する」というのは最近発表された論文であり、真偽は未だに不明なのだが――綾波が信じる限りは、それが事実だ。
彼女は、今日あなたの子供を孕むつもりなのだろう。
あなたは下着を脱ぎ――
「……わぁ♡やっぱり……指揮官のは大きいです……っ♡」
綾波の前に、隆起した陰茎をさらけ出す。
綾波は、あなたという雄の匂いが大好きであり――特に、風呂に入る余裕もない修羅場のときは、たまらなく興奮をするようだ。あなたが戦場帰りで、汗だくになり、潮で髪の毛がカピカピになった綾波を抱きしめて、腋の窪みの甘酸っぱい匂いや、尻の谷間の雌臭い濃厚なフェロモンを深呼吸するのが大好きなように――あなたの汗臭さも、綾波にとっては自らの欲情を疼かせる大好物。
だから、あなたもここに来るまで風呂に入っておらず――
”すんすんっ♡す~っ♡ふがふが……っ♡すんっ♡くんくん……すはぁ……っ♡”
「んふふ……っ♡指揮官の匂いです……っ♡」
あなたの肉棒は、汗臭さを帯びているのだ。
超絶美少女の綾波の小顔と比較すると――対比になるような、あなたの醜悪な形の肉棒。彼女の顔よりも大きく、先端に包皮を被ったそれに綾波は顔を埋める。彼女の美少女面が、あなたの裏筋を”顔コキ”して、更にはあなたの陰嚢にも鼻先を”ぷにゅっ♡”と埋めるのだ。焼けた鉄杭が挿入されたように、熱を帯びて硬くなった肉棒とは裏腹に、柔らかなあなたの陰嚢。高い鼻先をぷにゅりと埋めて、綾波は深く深呼吸をして、あなたの体臭を吸引していく。
何が楽しいのか、何が興奮するのか――という疑問は、あなたが綾波の汗ばんだ身体を嗅ぐと、溜まらなく興奮をするという事実で相殺されていく。綾波はそのまま、唇であなたの包皮を剥いていく。先端に溜まった汚れは、本来であれば忌避される代物であるのだが――膣をとろとろに濡らして、あなたの雄を待ちわびている綾波にとっては良い意味での劇物だ。”ぱくっ♡”とあなたの肉棒を咥えるやいなや、即座に”じゅるるるる~っ♡じゅぞぞぞ……っ♡むちゅっ♡はむっ♡”と激しい舌使いで、あなたの肉棒をフェラチオしていく。
「んぐっ♡じゅるるる……っ♡しきかん……っ♡ほれ……おいひいれふ……っ♡」
ハムスターのように頬をいっぱいに膨らませて、上目遣いであなたを見つめてくる彼女。
赤子のように両手を伸ばすのは、あなたと手を繋ぐためだ。
超絶美少女によるフェラチオを受けながら、あなたは綾波と恋人繋ぎをするのだ。
前指揮官には絶対にすることがなかった、綾波の丁寧でかつ情熱的なフェラチオ奉仕に――背筋には痺れるような快楽が走る。先端の亀頭だけを口に咥えて、ちこちこと舌先でそこを舐め回す綾波。ロイヤルメイドの性奉仕を相手に、戦えるように技術を叩き込まれたあなたですら骨抜きにするような代物であり――綾波は”にやぁ♡”と笑みを浮かべる。以前の無表情な彼女では、あり得ないようなその表情は更に快楽を増加させていき――綾波は、あなたの恋人繋ぎから手を離す。失われた喪失感は多くとも――その両手が、あなたの内腿を撫でて、陰嚢をくすぐり、裏筋に指を這わせて気持ち良くしてくれるのであらば――あなたにとってはひたすらに、幸福でしかないのだ。
綾波の片手は、自身の秘部をくちゅくちゅとかき混ぜている。前指揮官とは、性交ですら味わえなかった快楽を、あなたの肉棒をしゃぶるだけで得ているのだろう。
彼女の絶妙な口技を堪能して、ことこと、ぐつぐつと煮込まれた濃厚な精子を吐き出しても良かったが――
「……ぷはぁ♡……わかっているのです、指揮官……っ♡
綾波のこちらは……準備万端です……っ♡」
あなたは綾波の肩を、軽く押す。
彼女は自らの意志で、布団へと倒れ込んでいく。白装束の花嫁衣装を身にまとい、あなたを受け入れている少女。あなたはその上から覆い被さり、秘部に手を伸ばしてやる。すっかりと布地が濡れた、綾波の真っ赤なショーツ。あなたはそれを脱がせてやり、適当に放り投げる。”べちゃっ♡”と重たく響いた水音ですら、淫らに聞こえて――
”くちゅり……っ♡”
と、あなたは綾波の秘部に肉棒を押しつける。
既に限界まで発情しきった彼女の膣肉。あなたが「今夜は綾波を絶対に孕ませるのだ」という決意をして、執務中も悶々としていた劣情を――そっくりそのまま反転させたのが、今の綾波の身体なのだ。膣は準備万端であり、あなたの肉棒に吸い付く勢いであり――そのまま、腰を前に突き出せば最高の快楽を得られると――理解しているのだが――
「……あっ♡」
あなたは――
綾波の右手を取り、薬指から指輪を取る。
ろくな採寸もしていないのだろう。内側に詰め物をして、サイズを合わせていた綾波の指輪。手に握ったそれを、あなたは”ぽいっ”と放り捨てる。翌朝、部屋を掃除にきた誰かが見つければ、ゴミとして簡単に捨てるのかも知れない。綾波は、飽くまで”熟練指揮官の下から、新米指揮官の為にお目付役として派遣された”というだけの立場であり――万が一にでも指輪をなくせば、言い訳が利かないのだが――
その、逆だ。
万が一にでも、綾波に言い訳をさせないように指輪を放り投げたのだ。
「…………ふふっ♡綾波の……大事な指輪なのですが……?」
くすっと、小さく笑みを浮かべてあなたを見つめる綾波。
あなたよりも遥かに膂力のある彼女が――ほんの僅かでも愛情を残していれば、あなたを撥ね除けて指輪を取り戻したことだろう。だが、綾波にとっては”そんなことよりも”であるらしく――
「……それで、指揮官?
綾波の薬指が、寂しくなったのです……♡」
彼女はあなたに右手を差し出して――
あなたは、新しく指輪をハメてやる。
重桜上層部から指輪は供給されたが――意匠やサイズは、送るべきKANーSENに向けて調整がされるらしい。綾波が望んだのは「シンプルで、地味でもいいから――外すときは、指を切断しないといけないくらい、しっかりとハマるもの」であるようで――
綾波は、新しくハメられた指輪を月明かりに照らして――
「……はいっ♡指揮官……っ♡
今の綾波は……興奮が最高潮です……っ♡
……端的に言うと……っ♡
あやなみのおまんこ、ぽかぽかで……
しきゅーが、はいらんしちゃって……
しきかんのこども……ぜ~ったいにはらんじゃうんですっ♡」
彼女は――
自身の秘部を割り広げて、いわゆる――
”おまんこクパァ♡”をしながら、あなたを誘惑するのだ。
綾波という最上級の美少女から、尊厳をまるごと捧げられるようなおねだりをされて、抵抗をしろと言うのは無理な話。あなたは腰を前に突き出して、綾波の膣に――
”にゅぷぷぷぷぷ~~~っ♡♡♡”
と、肉棒を挿入していく。
彼女と初めて身体をかわしたときは、窮屈な締め付けが苦しかったのだが――今の彼女は、いとも容易くあなたの肉棒を咥え込んでいく。しかしそれは、決して緩いというわけではなく――その逆。幾度となくあなたと逢瀬を重ねて、あなた専用の形として、雄を覚え込んだのだ。綾波の細い腰と、大きな尻はあなたの形に開発をされたのだと思うと、それだけで激しく自尊心がくすぐられて――
「んんん~……っ♡あっ♡はぁ……んんっ♡」
綾波は――
瞳に涙を浮かべて、あなたを見つめているのだ。
「あなたの子供を孕めることが嬉しすぎて」で涙を流すほどの莫大な愛情を、綾波は小さな身体に秘めているというのだ。あなたは、彼女の膣内で一度腰を止めて、肉棒の形を馴染ませてやる。彼女の身体を侵略しているこれは、決して外敵になる存在ではなく――受け入れるべき代物なのだと、夫婦の共同作業で教え込んでやるのだ。
腰を振らなくても出来るセックスは、いくらでもある。綾波の全身をまさぐりながら、あなたは彼女と唇を重ねて、濃厚に舌を絡めてやり――
綾波の手は、あなたの乳首を愛撫していく。
彼女の爪がカリカリと、あなたの乳首を引っ掻いている状況。硬くなった乳輪を爪でなぞり、乳首を指の腹で押してくる彼女。指紋が吸い付きそうなほどの、きめ細やかな肌。あなたは元々、乳首が性感帯というわけではなかったのだが――綾波があなたの愛に応えるために、情熱的な奉仕を探る内にそこに辿り着くのは必然。表情の変化の薄い彼女が、濃厚に舌を絡めて唾液を交換し合いながら、乳首責めをしてくるそれに――
まさか、抵抗できる雄がいるはずもないだろう。
腰を止めて、互いの身体を愛撫しているそれは――
まさしく、真に心が繋がりあった二人にしか許されない純愛だ。
やがてどちらからか――”にゅ……ちゅっ♡”と腰が動き出す。あなたの肉棒の形に、すっかりと馴染んだ綾波の膣肉。何度も何度も貪ってきた、極上の雌の味を堪能しながら、あなたは腰を激しく打ち付ける。
”ばちゅんっ♡にゅぶ~っ♡ぶちゅっ♡にゅちゅちゅ……っ♡にゅぷっ♡ぶちゅるっ♡”
「あっ♡んんっ♡あや、あやなみ……これ、すきですっ♡しきかんっ♡しきかんっ♡ぎゅーって、してほしいですっ♡ぜったい、はなさない、くらい♡つよく、ぎゅーですっ♡」
あなたの肉棒は、既に限界を迎えている。
綾波という最上級の美少女の――顔が美しいのも、ウエストがくびれているのも、揉める程度に胸の膨らみがあり、一方でむちむちで豊満な下半身があるのも――全ては優秀な雄を引きつける為なのだ。生物の遺伝子に「後世に血を残すために、より優秀な雄の子供を孕むこと」が刻み込まれているのならば――綾波の全身は誘蛾灯のようなものであり、そうして引きつけられたあなたとの子作りにおいて――
まさか、綾波の生殖能力が劣っているはずもないのだ。
だいしゅきホールドであなたにしがみつき、真っ赤で小ぶりな舌をべろべろとあなたの前に突き出し、挑発するようにキスを求める綾波。彼女の身体は、あなたの子を孕む準備が万端。仮にこの一発で受精しなくても、即座に二の矢が放たれて――前指揮官とは違い、翌日も、翌々日も、その次も、さらにその次も――あなたは綾波が孕むまで、子作りの手を緩めるつもりは毛頭ないのだ。綾波の細いくびれを両手でホールドしているあなたの、その意志は彼女の芯にゾクゾクと伝わったのだろう。綾波は全身をぶるぶると震わせて、何度も小刻みに絶頂を迎えて――
「しきかんっ♡あやなみ、いっちゃうのですっ♡しきかんっ♡しきかんっ♡しゅき、ですっ♡あやなみ、しきかんがしゅきですっ♡おね、おねがいするのですっ♡あやなみに、しきかんのあかちゃん、うませてほしいですっ♡まえの、しきかんとのこと、ぜんぶっ♡しきかんがわすれさせてください……ですっ♡あっ♡いくっ♡あやなみ、いく、いくのですっ♡ふかいの、くるっ♡うっ♡ぐっ♡あっ♡あっ♡いぐ……おっ……い――っぐ~……っ♡♡♡」
深イキと同時に、膣を”ぎゅ~っ♡”と締め付けて――
”びゅるるるる~~~っ♡びゅるるるっ♡どびゅどびゅっ♡びゅ~っ♡びゅくんっ♡”
”びゅるるるっ♡びゅ~っ♡びゅくびゅく……っ♡どびゅっ♡びゅるる~っ♡”
”……びゅくんっ♡びゅ~っ♡……どぶ……っ♡ぶぴゅ……っる♡”
”…………っ♡”
あなたは、綾波の膣内に射精した。
あなたを抱きしめながら、少しでも孕む確率があがるようにと――腰をぐりぐりと動かしながら、膣内をあなたの雄の形に馴染ませていく綾波。熱にうなされたうわごとのように、耳元で何度もあなたの名前を呼んでくる美少女。あなたもまた、”綾波”、”好きだ、綾波”と何度も、彼女に囁いてやる。頭部に二本生えたミミを撫でると、彼女はそれが心地よかったのだろう。あなたの頬に何度もキスをして、やがて、唇を舌で舐めて、また涎を交換し合うキスに浸り――やがて、翌朝起こしにきたKANーSENが、部屋に脚を踏み入れた瞬間に腰を抜かすほどに、濃厚でドロドロで、神聖な子作り交尾に耽った。
――――
壇上に立った綾波は、どこか居心地悪そうだ。
大勢の指揮官や重桜関係者が整然と並んでいる光景。大鳳や赤城であれば、その大勢の視線に威風堂々と正面から返せるのかもしれないが――今の綾波には、難しいのだろう。
だが――
それは、隣に”彼”がいなければ、だ。
重桜のお偉いさんが語る、長々として厳粛なスピーチは――
要するに「新たな指揮官がめざましい功績を残しているのだから、他の指揮官も彼を見習うべき」という代物。
指揮官は、少し苦笑いを浮かべながらも、綾波のことを気遣って腰を抱き寄せる。綾波にとっては、大勢の指揮官に眺められながら、壇上でいちゃつくというわけなのだが―― そこにいるのは、彼女にとっての最愛の指揮官。
綾波は優しい微笑みで、指揮官を見返す。
彼女の右手には、新しい指輪がハメられている。
前指揮官とのケッコンは――現指揮官のめざましい功績と活躍のおかげで、無事に取り消しとなった。彼は随分と荒れたと綾波は聞いていたが――最早、そのことについても動揺はない。いや、むしろ「前の指揮官が、今度こそ自分の好きな娘とケッコン出来てよかったです」とポジティブな考えまで浮かんでいるほどで――
だから――
大勢の中の一人である前指揮官を、その群衆の中から探す気持ちすらありはしないのだ。
綾波の頭の中にあるのは、自分を抱き寄せる指揮官の手の暖かさと、心地よさと、今夜は何をしてもらえるのかという喜びばかり。自らが褒められるのはくすぐったくとも、最愛の指揮官が褒められて表彰されるのは、綾波にとっては栄誉なこと。「もう、我慢出来ない?」と指揮官に聞かれて、綾波は「……ちょっとだけですっ♪」と軽快に答える。綾波の腰を抱き寄せる手付きが、少し淫靡なものに変わったことに気がつくのは――彼女本人だけ。綾波は嬉しそうに、上目遣いで指揮官を見つめて――それから、ケッコン指輪がハメられた右手を、彼の手指に恋人繋ぎで絡め合わせた。