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「──ってか聞いてよ、マジであの教授課題の量ヤバいんだよね! おかげで遊ぶ時間も全然取れなくてさぁ……」

「うっわかわいそ。アイツの講義取ってなくてよかったわ〜」


ゴールデンウィーク直前のとある居酒屋にて。

喧騒ひしめき合うその場所では、某大学のとあるサークルの新歓コンパが行われていた。

参加人数は二十数名程だが、開始してからだいぶ時間が経ったこともあり、現在は二〜三人のグループがいくつか形成され、それぞれで盛り上がっていた。


「(──うぅ……断れなくてつい来ちゃったけど、やっぱり居心地悪いよぉ……)」


そんな中、誰と話すでもなく気まずそうに過ごしている女の子が一人。

彼女の名前は『涼白 風花(すずしろ ふうか)』。

成り行きでこのサークルに入ったため、本来であればこんなところに来る予定はなかったのだが……参加を求められた際に断ることが出来ず、そのままズルズルと参加することが決まってしまったのだった。


「(こんなことなら、頑張って断って○○くんと一緒に過ごせばよかった──)」

「──全然お酒進んでないね? もしかしてこういうところ苦手だった?」

「ひゃいっ!?」


テーブルの端っこで気まずそうに丸くなっていた風花へと不意に話しかける人物がいた。

突然のことに驚き、持っていたジュースのグラスを滑らせそうになる。


「あははっ、びっくりさせちゃった? ごめんね、なんだか一人で寂しそうだったからつい話しかけちゃった。少し隣で一緒に飲んでいいかな?」

「ぇあ、えと……。だ、だいじょうぶ、です……」

「ん、ありがと。ボクは三年の叶葉。君は……新入生の子だよね?」

「ぁ、えっと……一年生の風花、です……」

「風花ちゃんだね。ふふっ、よろしくー」


唐突に誘われ、見ず知らずの先輩──『一ノ瀬 叶葉(いちのせ かなは)』と一緒に飲むことになってしまった風花。

もっとも、風花の性格的に誘われてしまった時点でもう断ることは出来なかっただろう。


「……あれ? もしかしてそれ、お酒じゃなくてジュース?」

「あ、はい……。わ、わたし現役で入った新入生なので、まだ二十歳超えてなくて……」

「へぇ……そういうのちゃんと気にするタイプなんだ。真面目なんだね、風花ちゃんって」

「え……? ま、まじめですか……?」


実際、周りの新入生の中でお酒を飲んでいなかったのは風花だけだった。

他の新入生たちはほぼ全員、年齢を気にすることなく飲酒していたが、風花だけはジュースやウーロン茶を飲んでいた。

そんな風花の様子を見て──


「(──あはっ♥ やっぱり見た目通り純朴そうな子だ〜♥ こういう子ってちょっと押すだけで簡単にヤれちゃうんだよね〜♥)」


と、最低な考えを頭の中で展開する叶葉。

ヤリチンふたなりの叶葉は、この新歓コンパでヤれそうな子を探していた。

そんな中オドオドした態度の風花に目をつけ、一番簡単にヤれそうだと思い、話しかけたのだった。


「あはっ、気にしなくても大丈夫だよ♥ ……あっ、ねえねえ? そのカバンのキーホルダーって、もしかしてBPEXのキャラ?」

「えっ、あっ……そっ、そうです……」

「やっぱり! ボクもそのゲームやってるよ〜」

「ほ、ホントですか……! わぁ、嬉しいですっ……! 周りにやってる人が全然いなくて……わ、私いつもオタクンとか使ってるんですけど、先輩は何を……って、あっ……すみません、いきなり興奮しちゃって……。き、キモいですよね……」


突然饒舌に話し始めるも、すぐに省みて自嘲する風花。

しかしながら、叶葉は風花を安心させるような笑みを浮かべて──


「──ふふっ、そんなことないよ♥ 風花ちゃんのお話、色々聞かせてほしいな〜♥」

「えぁ、その……そ、それではお言葉に甘えて……えっと、先輩は何のキャラを────」




* * *





「────それで、やっぱりあの作品の裏テーマはそこにあると思うんですっ! だから……って、また一人で盛り上がっちゃいました、えへへ……」

「んふふ、気にしなくて大丈夫なのに♥ 一生懸命話してる風花ちゃん、可愛くて好きだよ♥」

「あぅ……そ、そうですか……♡」


好きなゲームの話から派生し、好きなアニメや漫画の話をする二人。

どうやらかなり話が合うようで(実際には叶葉が話を合わせているのだが)、既に一時間以上は話し込んでいる。

ただ、話が合うというだけではなく──


「(──なんだろう、これ……♡ 叶葉先輩と話してると、なんだかドキドキしちゃう……♡ もしかして、わたし……って、そっ、そんなわけないよね……! 私には○○くんがいるし、というかそもそも先輩は女の人だしっ……!)」


たった一時間程度しか話していないというのに、明らかに叶葉のことを恋愛対象として意識し始めている風花。

……と、そんな風花が心の中で考えをまとめていると、唐突に叶葉の顔が近づいてくる。


「どうしたの? なんだか顔が赤いけど……ちょっとごめんね。ん〜……熱はないみたいだね」

「ふぇっ!?♡ だっ、大丈夫ですからっ!♡」


慌てて叶葉から離れようとする風花。


「(……ふふっ♥ そろそろイケそうだね♥)」


あともう一押しで陥落しそうな風花の様子を見て、そんなことを考える叶葉。

そして──


「……ねえ、風花ちゃん?♥」

「はっ、はい? どうしましたか──」


 ──かりっ……♥♥ かりっ……♥♥


唐突に風花のおっぱいに手を添えると、その中心を人差し指で優しくなぞるように引っ掻き始めた叶葉。

それはあまりにも自然な手つきで、風花は一瞬抵抗することを忘れてしまった。


「っっ♡ せっ、せんぱい?♡ なっ、なにしてるんですかっ……?♡」

「ボク、風花ちゃんのこと好きになっちゃった……♥ 風花ちゃんとラブラブえっちしたいなー……♥」


そんなことを言っているが、実際にはただ風花を自分のセフレコレクションのうちの一人にしたいだけである。

だがしかし、この一時間で叶葉に対する好感度が彼氏以上に高まっている風花にとっては、告白のようなその発言に感情が激しく揺れ動いてしまう。


「そ、そんな……だめです……♡ だいたい私たち、女の子同士ですし……♡」

「大丈夫だよ♥ ボク、ふたなりだから♥」

「んっ……♡ で、でも私、彼氏がいて……♡」

「ふふっ♥ 言わなかったらバレないから大丈夫だよ♥」

「で、でもぉ……♡ うぅ……♡」

「ねえ、お願い……♥ 絶対気持ちいいよ……?♥ ボクとラブラブえっち、しちゃおうよ……♥」

「っ……♡♡」


風花の必死な言い訳を、叶葉が一つ一つ潰していく。

そしてついに断る理由もなくなってしまい、何も喋らなくなった風花の耳元に顔を近づけ、落ち着いた声色で──


「──ホテル、行こっか……♥」

「…………♡♡♡」




* * *




数分後、居酒屋から一番近くのラブホテルの一室。

二人は着ていたものを全て脱ぎ捨て、お互いのカラダをまじまじと見つめ合う。


「風花ちゃんのカラダ、めちゃくちゃえっちだね♥ おかげでボクのおちんぽ、もうこんなになっちゃった♥」

「ぅあ、すご……♡♡ ○○くんのよりおっきくてかっこいい……♡♡」

「んふふ、ありがと♥ ……風花ちゃんってば真面目そうなのに、浮気えっちに誘われたらすぐに許しちゃったね♥」

「そっ、それはぁっ……♡ だって叶葉さんが、えっちな手付きで乳首弄ってくるからっ……♡」

「あはっ♥ それでえっちな気分になっちゃって、簡単に浮気えっち許しちゃったんだ?♥ 彼氏クンかわいそ〜♥ ……ってかおっぱいおっも♥ 今までヤった子の中で一番おっきいかも♥」


 ──たぷっ♡♡♡ たぷんっ♡♡♡


叶葉はそう言いながら、風花の下乳に手を添えてずっしりと手にかかるおっぱいの重さを堪能する。

期待感からか、既にフル勃起状態のちん先からポタポタと我慢汁が漏れ出ている。


「それに……風花ちゃんも、だいぶ期待しちゃってるみたいだね♥ ここ、こんなにおっきくさせちゃってるし♥」


 ──カリっ……♥♥♥ カリカリっ……♥♥♥


「おっ……♡♡ んぉっ……♡♡ ちっ、ちくびカリカリしたららめれすっ……♡♡」

「あはっ、やっぱり乳首弱いんだ♥ 可愛いね♥」

「かっ、かわいいっていわないでくださいっ……♡♡♡ お゙っ……♡♡♡ おぅ゙っ……♡♡♡」


不意打ち気味に『可愛い』と言われたせいで、さらに気持ちよくなってしまう風花。

最初は可愛らしかった喘ぎ声も、段々と低い本能丸出しの快楽声へと変わっていく。

そこに追い打ちをかけるように。


「ほら、風花ちゃん♥ ベロ出して?♥」

「ふぇっ……?♡♡♡ ぇとっ……んぇ〜……♡♡♡ ほ、ほうえふはっ……?♡♡♡(こ、こうですかっ……?♡♡♡)」

「んふふ♥ そのままにしててね♥」


乳首カリカリ責めで溶けるような快楽を与えられ続けていたため、頭を働かせることが出来ずに言われるがまま舌を伸ばす風花。

そしてそのまま──


「──んむぅッ♡♡♡♡♡」

「んぢゅっ……♥♥ れりゅれりゅぅっ……♥♥ りゅろぉっ……♥♥」


経験豊富な叶葉の舌が、無防備な風花の舌を蹂躙し始める。

それは、今まで彼氏としていた優しいキスとはまるで違う、交尾専用の下品なベロキスだった。

もちろん乳首はいまだに責められ続けているため、一気に快楽の波が風花の身体中に押し寄せてくる。


「(先輩キス上手すぎっ♡♡♡ こんなのしらないっ♡♡♡ だめっイくっ♡♡♡ イっちゃうっ♡♡♡ 乳首カリカリとキスだけでイっちゃうっ♡♡♡)」

「れりゅっ……♥♥ れるれりょぉっ……♥♥ ……ぷはっ♥ ふふっ……♥♥ ほら、イけ……♥♥♥」


 ──ぎゅぅぅぅぅ〜〜ッ……♥♥♥♥♥


「〜〜〜っっ♡♡♡♡♡」


 ──びくんッ♡♡♡♡ びくんッ♡♡♡♡


耳元で低く囁かれながら乳首を押し潰された瞬間、溜まっていた快楽が内から破裂したかのように全身に広がり絶頂を迎える風花。

本来であれば痛いくらいの力で乳首を押し潰されているというのに、その痛みが全て快楽へと置換されるような感覚を覚えてしまう。

力が入らずに足をガクガクさせながら、叶葉に寄りかかって何とか耐えようとするのだが……。


 ──ぅぎゅぅぅぅぅぅぅ〜〜〜ッ……♥♥♥♥♥♥


「ひッ……♡♡♡♡♡ せんぱっ……♡♡♡♡♡ イってぅっ……♡♡♡♡♡ イってまひゅからっ……♡♡♡♡♡ ひくびっ……♡♡♡♡♡ こわれちゃっ……♡♡♡♡♡ ゔッ……♡♡♡♡♡」

「んふふ……♥♥♥ イってる間ずっと乳首潰しててあげるからね……♥♥♥ 彼氏クンにも聞かせたことないくらい下品な声でもっとイけ……♥♥♥」

「んお゙ッ……♡♡♡♡♡ お゙ッ……♡♡♡♡♡ おぅ゙ッ……♡♡♡♡♡」


薄暗いラブホテルの一室に、風花の低い本気メス声だけが響き渡る──





* * *





 ──ぱちゅッ♥♥♥ ぱちゅッ♥♥♥ ぱちゅッ♥♥♥


「ふんッ♥♥ ふんッ♥♥ やっばっ♥♥ 風花ちゃんのおまんこめっちゃ『当たり』だッ♥♥ 今年の新入生の中で一番気持ちいいッ♥♥♥」

「おぉ゙お゙ッ♡♡♡ せんぱいっ♡♡♡ ゆっくりっ♡♡♡ ゆっくりしてくらはいっ♡♡♡」


数分後、今度は肉と肉とがぶつかり合うような水音が部屋中に響く。

乳首イキの後、数分とせずに浮気交尾を始めた二人。

ピンクのコンドームに身を包んだ叶葉のふたなりちんぽが、毛の処理が甘い風花のおまんこをハメ抉っていた。


「ふッ♥♥ んふッ♥♥ にしてもラッキーだったよっ♥♥ まさか風花ちゃんがまだ『処女』だったなんてっ♥♥♥ ボクのために残してくれてありがとね、彼氏クンっ♥♥♥」


そう、実は風花は彼氏と本番行為を行ったことがなかった。

というのも、彼氏の方はずっとしたいと思っていたものの、風花が本番行為を少し怖がっていたため、『そういったことは結婚してから』という約束をしていたのだ。

たまにえっちな行為をするときもあったが、その時は基本的に風花が彼氏の短小ちんぽを一回だけ手で抜く程度のものだった。

そんな彼氏が大切に気遣っていた風花のおまんこを、一切の容赦もせずに突きまくる叶葉。

いつも彼氏が妄想してオナニーしている風花のおまんこが、昨日は別の子のおまんこを突きまくっていたふたなりちんぽにどんどん穢されていく。


……と、ここで叶葉がサイテーなことを思いつく。


「んッ♥♥ そうだっ♥♥ 明日からゴールデンウィークだしっ♥♥ 今日から休み明けるまで泊まり込みでラブラブ交尾しまくっちゃおうよっ♥♥♥ いいよねっ?♥♥♥」

「んお゙っ♡♡♡ でっでもっ♡♡♡ あしたから○○くんと記念旅行に行く予定が──」

「──ふんッ♥♥♥♥」


 ──どっちゅぅんッッ♥♥♥♥♥


「んおぉ゙お゙ッ♡♡♡♡♡」


彼氏との旅行を理由に誘いを断ろうとするも、全て言い終わる前に深々と奥までちんぽを挿入れられてしまう風花。

そしてそのまま──


 ──どちゅッ♥♥♥♥ どちゅんッ♥♥♥♥ どちゅんッ♥♥♥♥


「んなもんドタキャンしろやッ♥♥♥♥ ほふッ♥♥♥♥ ボクとの交尾優先するまで本気ピストン止めねぇからなッ♥♥♥♥ ふんッ♥♥♥♥ ふん゙ッ♥♥♥♥」

「おぉ゙ッ♡♡♡♡ そんにゃっ♡♡♡♡ ひどいっ♡♡♡♡ ひどいれすっ♡♡♡♡ んおぉ゙ッ♡♡♡♡ あっイくっ♡♡♡♡♡ ほぉお゙ッ♡♡♡♡♡」

「おらッ♥♥♥♥ おらぁッ♥♥♥♥ 浮気交尾のために彼氏との記念旅行ドタキャンしろッ♥♥♥♥ わかったなッ♥♥♥♥」


激しい腰振りピストンで、完全におまんこを屈服させにかかる。

言葉遣いも普段とはかけ離れて荒くなり、どんどんオラついたものになる。

そして──


「──ドタキャンしまひゅっ♡♡♡♡♡ ほへっ♡♡♡♡ ○○くんのことうらぎってっ♡♡♡♡ せんぱいとのうわきこーびゆうせんさせまひゅっ♡♡♡♡♡」

「ッッ♥♥♥♥ おほッやっべッ♥♥♥♥ そのセリフチンポにクるッ♥♥♥♥ おッ♥♥♥♥ おぉ゙お゙ッ♥♥♥♥」


 ──どちゅどちゅどちゅどちゅどちゅッ♥♥♥♥♥


実質的な寝取られ宣言に興奮したのか、一気にキンタマの奥からザーメンが駆け上がってくる叶葉。

それに合わせて腰振りピストンもどんどん激しくなっていく。


「おぉ゙ッキタキタキタぁッ♥♥♥♥ 濃厚ザーメン登ってきたぁッ♥♥♥♥ このまま射精すからなッ♥♥♥♥ ゴム越しに受け止めろやッ♥♥♥♥」

「お゙ッ♡♡♡♡ おおぉ゙ッ♡♡♡♡♡ これッはげしひゅぎぅッ♡♡♡♡♡ ひぬっ♡♡♡♡ ひんじゃうっ♡♡♡♡♡」

「あ゙〜やっべこれガチでイクッ♥♥♥♥♥ ぅひッイクイクイクイくッ♥♥♥♥♥ ふぐッ──♥♥♥♥♥」


 ──どちゅどちゅどちゅどちゅどちゅッどっちゅんッ♥♥♥♥♥♥

 ぅびゅッ……ぶびゅびゅるるッ♥♥♥♥♥♥ ぼびゅッ♥♥♥♥♥ ぼびゅッ♥♥♥♥♥ ぶべびゅぅッ♥♥♥♥♥


「ぅお゙ッ♥♥♥♥♥ お゙ぉ゙ッ♥♥♥♥♥ お゙ぅ゙ゔッ♥♥♥♥♥ やっべッ♥♥♥♥♥ これやっべッ♥♥♥♥♥ 寝取り確約射精気持ちよすぎるッ♥♥♥♥♥ おッおぉ゙ッ♥♥♥♥♥ すげッ♥♥♥♥♥ 全然止まる気しねぇッ♥♥♥♥♥」

「ひぎゅッ♡♡♡♡♡ ほへッ♡♡♡♡♡ へぇえッ♡♡♡♡♡ しゅごッ♡♡♡♡♡ ゴム越しに子宮たたかれてぅッ♡♡♡♡♡ ひッ♡♡♡♡♡ こんなのなかだしされたらぜったい孕んじゃうっ♡♡♡♡♡ へひッまたイくッ♡♡♡♡♡ ほぉお゙ッ♡♡♡♡♡」


エグい射精音と下品な喘ぎ声を響かせながら、お互いに快楽の絶頂へとたどり着く。

射精に合わせてちんぽを練り付けるように動かしながら、叶葉が無遠慮に射精快楽を貪る。

一方の風花は自身の腟内で暴れるちんぽを感じながら、いまや彼氏なんかとは比べ物にならないほど好きな相手とえっちしている事実を再認識し、脳内に多量の幸せホルモンが分泌されて軽いトリップのような感覚に陥っていた。

もちろん、最大限まで高められた叶葉の射精がそんなに早く終わるはずもなく……。

下品な喘ぎ声が混ざり合いながら、二人は長い長い快楽の海へと溺れていった──






* * *






──二人がラブホテルへとやってきてから、約二時間が経過した。

その間一度も休むことなく、なおも交尾を続けている。

辺りにはぷっくりと膨れ上がった使用済みコンドームが散乱し、淫靡な雰囲気を醸し出している。

そんな中、二人はついに──


「──それじゃ、行くからね……♥♥」

「はっ、はいっ……♡♡♡ 来てくださいっ……♡♡♡」

「ふっ──♥♥♥」


 ──ぬぶぷぷぷ……♥♥♥♥♥


「くふぅッ……♥♥♥♥ あ〜やば、あったかっ……♥♥♥ ……ふふ、どうかな?♥♥ やっぱり『ゴム越し』とは全然違うでしょ?♥♥」

「ほっ……♡♡♡♡ おぉ゙っ……♡♡♡♡ はっ、はひっ……♡♡♡♡ ぜんぜんちがいますっ……♡♡♡♡」

「んふふ……♥♥ これでもう、彼氏クンに言い訳出来ないね……♥♥」

「いっ、言わないでくださいっ……♡♡♡♡」


……二人はついに、ゴムを隔ててではなく、生の粘膜同士の接触……いわゆる『生交尾』を行っていた。

さらに言えば、この生交尾を提案したのは叶葉の方ではない。

彼氏に対する一番の裏切り行為となるそれをシたいといったのは、他でもない風花の方だった。


……そして今度は叶葉の方が、さらに最低な裏切り行為の提案をする。


「……ねえ、彼氏クンに電話してみようよ♥♥ ボクたちが愛し合ってる音、彼氏クンにも聞かせてあげたいな〜♥♥」

「っっ……♡♡♡♡ そっ、それはさすがに……♡♡♡ ○○くんがかわいそうですから……♡♡♡」


いくらなんでも……と、叶葉の提案を断ろうとする風花。

だがしかし、叶葉は引き下がらずに──


「え〜?♥♥ いいじゃん別に〜♥♥ 絶対彼氏クンの声聞きながら浮気交尾するの気持ちいいよ〜?♥♥」

「んっ♡♡♡ だっ、だめです♡♡♡ さすがにそこまで○○くんを裏切る訳には──」


 ──どちゅんッ♥♥♥♥♥


「んおおぉお゙ッ♡♡♡♡♡」

「んっ♥♥ ねえねえお願い〜♥♥ 彼氏クンに本気交尾の音聞かせちゃおうよ〜♥♥」

「へひッ……♡♡♡♡ これっさいしょとおなじっ……♡♡♡♡ 『はい』って言うまでどちゅどちゅするつもりだっ……♡♡♡♡ いっ、いくらどちゅどちゅしてもそれだけはだめですからっ……♡♡♡♡ だからやめっ──」


 ──どちゅんッッ♥♥♥♥♥


「ぇゔぅ゙ッ♡♡♡♡♡」

「んふふっ♥♥ ならどこまで耐えられるか試しちゃうから♥♥ 覚悟してね♥♥」

「ひッ……♡♡♡♡ まっ、待って──」


 ──どっちゅんッッ♥♥♥♥♥♥




* * *




……数分後。


 ──どっちゅんッ♥♥♥♥♥ どっちゅんッ♥♥♥♥♥ どっちゅんッ♥♥♥♥♥


「お゙ッ♡♡♡♡ おぅ゙ッ♡♡♡♡ ほへっ♡♡♡♡ へぇえっ♡♡♡♡」

「んふッ♥♥♥ ねえっ♥♥ そろそろ降参しよっ?♥♥♥ どうせ旅行行けなくなること伝えなきゃいけないんだしさっ♥♥♥ 諦めて彼氏クンに電話しちゃおうよっ♥♥♥ ふッ♥♥♥ ふんッ♥♥♥」


休む暇もなく何度もおまんこを耕されている風花。

その無慈悲で乱暴なピストンに、ここまで耐えていた風花の心がついに折れる。


「──わっわかりまひたっ♡♡♡♡ れんわひまふっ♡♡♡♡ ○○くんにれんわひまふからぁっ♡♡♡♡ らからっ♡♡♡♡ ろちゅろちゅひないれくらはいッ♡♡♡♡ ひッ♡♡♡♡ ほぉおッ♡♡♡♡」

「あはっ♥♥♥ それじゃあ少し緩めてあげるね♥♥♥」


そう言うと叶葉は言葉通りピストンを緩める。

完全に停止した訳ではないが、この程度なら多少は息を整えることも出来るだろう。


「はぁ……♡♡♡♡ はぁ……♡♡♡」


荒くなった呼吸を落ち着かせながら、自分のスマホを操作する風花。

そして──


 ──ピピピッ、ピピピッ。


通話の発信音と、緩やかなピストンの音だけが部屋中に響く──


 ──ピッ。


『──もしもし、風花? どうしたの、こんな時間に?』

「もっ、もしもしっ○○くんっ?♡♡♡ んっ♡♡♡ いまっ時間だいじょうぶっ?♡♡♡ 話があるんだけどっ……♡♡♡」

『うん、別に大丈夫だけど……風花こそ大丈夫? なんかさっきから声上擦ってるけど。それに何だろ……ぱちゅぱちゅって水音するけど、何か叩いてる?』

「んぅっ♡♡♡ ごめっ♡♡♡ いまっバランスボールで遊んでてっ♡♡♡ ほっ♡♡♡ そっ♡♡♡ その音かもっ♡♡♡ あっそこらめっ♡♡♡」

『ああ、なるほど。ボールの跳ねる音か。だから風花も息上がってたんだね』

「んんっ♡♡♡ そっ♡♡♡ そうなのっ♡♡♡ おっ♡♡♡」


本当は覆い被さられた状態で杭打ちピストンされている音なのだが、浮気交尾していることが彼氏にバレないように嘘をついて誤魔化す風花。


『そういえば今日サークルの飲み会だったんだっけ。どう? 楽しかった?』

「うっ♡♡♡ うんっ♡♡♡ お゙っ♡♡♡ たったのしかったぁっ♡♡♡ よぉっ♡♡♡」

『そっか。行く前は少し憂鬱そうにしてたから心配だったけど、楽しかったならよかったよ』


風花の嬌声混じりの声にも特に不審に思うこともなく、普通に会話を続ける彼氏。

それもそのはず、そもそも風花は性格的に浮気なんてするような人物ではない。

彼氏はそのことを理解しているため、浮気を疑うこともなく……ましてや浮気交尾の最中に電話を掛けてくる、などという発想自体がなかったのだ。

そんな鈍い彼氏の様子を見て、これまで黙って腰振りピストンを続けていた叶葉が口を開く。


「あはッ♥♥ こんなに風花ちゃん喘いでんのに気づかないとかっ♥♥ んッ♥♥ 彼氏クンってば鈍感すぎでしょッ♥♥」

「ちょっ……♡♡♡ 先輩っ……♡♡♡ 声おっきいっ……♡♡♡ バレるっ……♡♡♡♡ バレちゃいますからぁっ……♡♡♡♡」

『……ん? そこに誰かいるの?』


いくら鈍い彼氏でも、大切な彼女が夜中に誰かと一緒にいるのであれば話は別だ。

不安になり、怪訝な声色で風花に訊ねる彼氏。

しかしその問いに答えたのは風花ではなく……。


「彼氏さんこんばんは〜♥♥ 風花ちゃんの友だちの叶葉ですっ♥♥ んふッ♥♥ 実は今バランスボールで風花ちゃんと遊んでたんですっ♥♥ ふッ♥♥ 心配させてすみませんっ♥♥」

「んおっ♡♡♡ そっ、そうなのっ♡♡♡ ごめんねっ♡♡♡」

『あぁ、なんだ……友達と遊んでたんだね。変な人に騙されてないか少し心配しちゃったけど、女の子の友達と一緒なら大丈夫そうだね』

「はいっ♥♥ たくさん『仲良し♥』してるので心配しないでくださいねっ♥♥ ふッ♥♥ んふぅッ♥♥♥」


一緒にいるのが女の子だと知り、胸を撫で下ろす彼氏。

その女の子に現在進行形で大切な彼女を穢されていることには、一切気付くことなく……。


『それで、何か話があるんだっけ?』


彼氏が話を初めに戻し、電話してきた用件を風花に訊ねる。


『あっ、もしかして明日の話かな? ずっと楽しみにしてたもんね。俺ももう準備出来てるから、明日は俺が車で迎えに──』

「──んっ♡♡♡ えっ、えっとねっ♡♡♡ そのっ……♡♡♡ 明日の旅行なんだけど、用事ができていけなくなっちゃったのっ……♡♡♡ ごめんねっ、○○くんっ……♡♡♡」

『えっ……えっ? ……あっ、そっ、そう、なんだ……。それは残念、だね……』


まさかの報告に動揺を隠しきれない彼氏。

突然のことでまだ整理がついていないようで、未練がましく風花を引き留めようと──


『……ね、ねぇ? その用事って、そんなに重要な──』

「あ゙〜やっべッ♥♥♥♥ これ思ったより興奮するッ♥♥♥♥ もうアガってきちゃったッ♥♥♥♥ んふぅッ♥♥♥♥ そろそろイクぞッ♥♥♥♥ 通話切ってこっちに集中しろやッ♥♥♥♥ ふんッ♥♥♥♥ ふんッ♥♥♥♥」


 ──ばちゅばちゅばちゅばちゅばちゅッ♥♥♥♥♥


しかしながら、彼氏のその声は叶葉のオラつき交尾声によってかき消されてしまった。


「んおぉ゙お゙ッ♡♡♡♡♡♡ せっ、せんぱいいきなりはげしひゅぎっ♡♡♡♡ ひッ♡♡♡♡ ほぉお゙ッ♡♡♡♡♡」

『ふ、風花っ!? 大丈夫!?』


叶葉の激しい本気種付けピストンで通話どころではなくなる風花。

取り繕うことも出来ず、はしたない喘ぎ声を通話越しに聴かせてしまった。

何とか誤魔化すために、風花は感じながらも必死に言葉を紡ぐ。


「だっだいじょうぶっ♡♡♡♡ らいじょーぶらからっ♡♡♡♡♡ おぉ゙ッ♡♡♡♡ ごめっごめんねぇッ♡♡♡♡ 友だちがもう射精るみたいだからぁッ♡♡♡♡ わっ♡♡♡ わたしもイかなきゃッ♡♡♡♡ はへッイっちゃうッ♡♡♡♡ だっ♡♡♡ だからぁっ♡♡♡♡ もう電話切るねっ♡♡♡♡」

『い、行くってどこに……あっ、ちょっと待っ──』


 ──ピッ。


まだ彼氏が喋っている途中だったが、それを気にも留めずに風花は通話を切断する。

そして、もう取り繕う必要がなくなった瞬間──


 ──ばちゅばちゅばちゅばちゅばちゅんッ♥♥♥♥♥♥ ばっちゅんッ♥♥♥♥♥♥

 ……ぶびゅッぶびゅぼびゅぅッッ♥♥♥♥♥♥ べびゅぶびゅるるぅッ♥♥♥♥♥♥ ぼびゅぐッ♥♥♥♥♥ ぶびゅぐりゅるッ♥♥♥♥♥ どぼべびゅぅッ♥♥♥♥♥


「ぅふッ♥♥♥♥♥ おふぅッ♥♥♥♥♥ おぉ゙お゙ッ♥♥♥♥♥ あ〜やばッ♥♥♥♥♥ これすげッ♥♥♥♥♥ 今日イチ濃ゆいのが大量に出てるッ♥♥♥♥♥ ほふぅッ♥♥♥♥」

「へぇえっ♡♡♡♡♡♡ これひゅごっ♡♡♡♡♡♡ これぜったい孕むっ♡♡♡♡♡♡ はへっ♡♡♡♡♡ ほぉ゙お゙ッ……♡♡♡♡♡」


深く腰を落とし、風花のおまんこの一番奥へとザーメンを送り込む叶葉。

子宮口にピッタリとチン先をくっつけ、一滴残らず風花の子宮へと注ぎ込む。


「おぅッ……♥♥♥♥ おぉ゙お゙ッ……♥♥♥♥ ふッ……♥♥♥♥ ふぅゔッ……♥♥♥♥ あ゙〜……♥♥♥♥ ごめんね彼氏クンっ……♥♥♥♥ 風花ちゃんとのラブラブ浮気交尾を盛り上げるためだけに君を利用しちゃったっ……♥♥♥♥ んふッ……♥♥♥♥ でも風花ちゃんを奪われちゃったのは君の魅力が足りなかったからだし仕方ないよねっ……♥♥♥♥ こんなに寝取りやすい風花ちゃんを飲み会に送り出してくれてありがとねっ……♥♥♥♥ ほら、風花ちゃんも彼氏クンにお礼言ってっ……?♥♥♥♥」

「んおぉ゙ッ……♡♡♡♡♡ ○、○○くんが私のことを大切にしてくれたおかげでっ……♡♡♡♡ 叶葉先輩に処女と初中出しを捧げることが出来ましたっ……♡♡♡♡ あっ、ありがとう○○くんっ……♡♡♡♡♡」

「ッッ……♥♥♥♥ あはッやっばぁ……♥♥♥♥ 真面目だった子にサイテーなこと言わせんの征服感すっごぉッ……♥♥♥♥ ほひッ……♥♥♥♥ 全然射精止まんねぇッ……♥♥♥♥♥」


風花のスマホに彼氏からの折り返し電話がかかっているが、激しい快楽の最中にいる二人がその事に気づくことはない。

しばらく止むことがない快楽を味わいながら、下品な快楽声を部屋に響き渡らせる。

もちろんこの一度だけでなく、これから時間の許す限り二人の子作り浮気交尾合宿が終わることはない。

……ゴールデンウィークの間、この部屋の喘ぎ声が止むことは一度もなかった。

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