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前回→ https://arito-arayuru.fanbox.cc/posts/1711800


貧乏お嬢様、フィアメイン。

様々なバイトに意欲的な彼女は今日も生きるための賃金を獲得するため、美味しい仕事を求め酒場で情報収集に勤しみ、見事報酬を得るため精を出す…はずだった。


******


「んっ……♡んはぁっ……♡」


とある個室に聞こえてくる桃色の吐息。

健全なアルバイトに臨むはずだったフィアメインは今日、卑猥で怪しい高額バイトを自ら掴んでしまった。


「なぁ~フィアメインちゃん、苦しそうだなぁ~?」


フィアメインの正面に立ち、彼女の大きな胸をこね回し続ける男性。

先程からフィアメインの胸を陰湿に責め続け、絶頂を与えた後、少しだけ時間を置いてから今度は自らの性欲を満たしたいと声をかけてきた怪しいこの大男は、とある服屋の主人である。


「いっ……いえっ……感じてなどはっ…♡」


決め手となったのは、絶頂前にフィアメインの乳首に塗り込まれた謎の液体。

とっさの動きで服の隙間から手を差し込まれ、巧みに塗り込まれこね回されたことにより、先端が途端に熱を持ち、フィアメインを容易に快楽の渦へと落とした。

その時は椅子に座って後ろから揉みしだかれていたが、今は互いに対面した状態となり、フィアメインは両手を背中で組み指をくねらせつつ、断続的に訪れる快楽に身を捩るのみとなっていた。


「いやぁ~こんなイキやすい体質だったなんて、こりゃ大当たりだよフィアメインちゃん」


言うや否や、男はフィアメインの巨乳に顔を埋め、その柔らかさを手だけでなく顔面でも堪能しようとかかる。


「あっ♡んなっ…なにをっ…♡」


男は自らの両手でフィアメインの胸を外から挟み、己の顔をほぐすようにこね回し、深呼吸を始めていく。

男性の頭部を己の乳房に埋める初めての経験にフィアメインは戸惑うばかりであったが────


「んんっっ♡♡」


びくん、と突如腰を反り返す。

男の両手はフィアメインの両乳首を捉え、絶頂前と同じ動きでこね回しはじめたのだ。

胸元の香りを確認される行為について言及することも叶わず、フィアメインは快楽の波にただ唇をきゅっと縛り続けた。


「んっ♡んんっ♡っふ♡」


こりゅっ♡くにくにっ♡かりかりかりっ……♡むにゅううっ♡くにゅっ♡


「ふはっ……すげえいい匂い!さって、それじゃ……」


「へっ…?」


一旦距離を置き、腰のベルトを緩めながら告げる男。


「さっきも言ったろ?次はコッチで測らせてくれって…なっ」


勢いよくずり下げる。

結果、男の剛直な竿がフィアメインの眼前にさらけ出されることとなり……


「ひうっ!?」


男は一瞬で理解した。

この女はほぼ経験なしの初モノだ。

男は心中で舌なめずりをするが、今日だけで最後まで行くのはリスクがあるかもしれない。泣き叫ばれても萎えちまうし。

まずは胸から……段階的に責めていくか。テキトーに言いくるめて。


「俺の手でしっかり測らせてもらった分には、お嬢ちゃんのスタイルは最高だ。感触だって申し分ねえ。あとは俺のココでいろいろデータ採らせてくれればな……」


ちらっと視線をテーブルの上の金貨に移し、目の前の金欠お嬢様の意識を扇動する。

が、男が思っている以上にもはや金銭での動機付けは意味を成さなくなっていた。

というのも────


「こ、こ……こちらをお使いになって…?というのは、一体どういう……」


嫌悪感を示すのではなく、彼女自身は至ってこれから起こる情事に興味津々であったからだ。


「(ふーん、いいじゃねえか…)」


「カンタンだ。俺のチンコを使って…まあ説明はいいやな。フィアメインちゃん、ちょっとそこのベッドで膝立ちになってくれや」


「?え、ええ…」


これから行われる行為は、およそ人に言えぬような卑猥なモノなのだろう。

フィアメインの好奇心は性欲にも作用していたが、あとひと押しを決めたのは胸に塗り込まれた媚薬のようなものの興奮作用にもあった。

無知な令嬢は、下卑た男の変態的な欲求にまみれ堕ちてゆく……


「おし、それじゃ…まずはこっからっ」


「えっ!?」


フィアメインの衣装の隙間…横乳の部分に己の竿を擦りつけ始めた男。


「んっ♡」


パンパンに腫れ上がり、強く熱を帯びた『それ』はフィアメインの脇や横乳にぐりぐりと押し付けられ、にゅぐ…にゅぐ…と音を立てて這いずり回る。


「そのまま腕上げてな…っと」


「あっ♡このようなっ♡行為のっ…♡意図…はっ…♡」


男の肉棒から分泌され続ける透明な汁がまとわりつき、フィアメインの上半身の側面部分、脇まわりをべとべとに汚していく。


「あぁ~やわらけ……ん?そうだな…サイドの感触ってのも確認しておきたくて、なっ…」


にゅぐ、にゅぐっ…♡にちゅ♡ちゅぅっ…♡


強烈な接触にかすかな水音が伴い、フィアメインの聴覚までをも犯し始めた。

左腕をあげ、露出された脇腹まわりと、乳房の付け根部分である横乳の起伏にまで大幅にカウパーが塗り込まれていく様子を、高鳴る心臓の鼓動とともに見守り続ける。


「はぁ~っイイっ……ぜっ…っと」


「んうっ!?」


にゅむんっ、と音を立て、今度は衣装の隙間、コルセット部分で締め付けられ密着していた下乳の部分にサイドから大きな肉棒を差し込まれる。

男はそのまま衣装の隙間と下乳の重力により自然と挟まれた状態でピストンを開始した。


「っああぁ~~ったまんね……すっげ重っ……見ろよこれ、持ち上がんねえよ…っ」


にゅむっ♡にゅむんっ♡ぬぷっ♡にゅぷちゅっ♡ぐりぐりっ♡


「あっ♡あっ♡んあっ♡」


男に動かれる度に乳首がブラウスに擦れ、いつも以上の刺激を与えられる。

乳首だけでなく乳全体が敏感になっているのか、想像したことのない角度から責められる熱い肉棒の感触に、想像したことのない快感も伴って熱を加速させた。


「っぅお……やべっ……そろそろまず一発っ……」


「あっ♡あっ♡んっ…ふぇ?」


突如、フィアメインの左乳房を掴み、乱暴に腰をストロークする男。


「あっ♡んあっ♡あああっ♡そんなっ♡」


左サイドから挿入した肉棒は圧着されていた衣服の隙間、下乳部分にたまった汗をローション代わりに滑り込みかきわけ、男の大きな手で掴まされ変形し今は完全な“オナホール”と化していた。


「うっお♡やべっ♡射精っ……」


ぱちゅんっ♡ぱちゅんっ♡ぱちゅ♡ぱちゅ♡ちゅぷ♡ぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅばちゅっばちゅっばちゅんっ♡ぶちゅうっ……♡♡


「ん♡ん♡あ♡あ♡あ♡」


男の乱暴な独りよがりのパイズリストロークにも強制的に快楽を与えられ、目を閉じながら強烈な快楽の予感に打ち震えることしかできないフィアメイン。

そしてその瞬間は、直ぐに訪れた。


──どぷぅっっ♡びゅぷんっ♡びゅぶうううっ♡びゅぶちゅっ♡


「あああっ♡んはあぁあああああっ♡」


「うっぐお………♡でっ……♡」


左乳房を強い力で抑え込み、横から突っ込んだ性欲の具現化である竿から爆音とともに精子が放たれる。

抑え込まれている分、強い圧迫感がもたらされるが、柔らかな乳房の質がそれを中和し、絶妙な絶頂の誘引剤となって男の脳を破壊しにかかる。

肉棒の鈴口から放たれた欲望はフィアメインの下乳部分を高速で蹂躙し、満たし、とどまるところを知らず逆サイドから漏れ出てゆく。


「あっ♡んあぁっ…あつぅっ……♡熱いっ……ですわ♡♡」


どぷゅっ……♡どぷんっ……どぷ……♡……っとぷっ……♡とぷんっ……ぷちゅっ……♡


時間にして約一分ほど。

長時間の射精の脈動を終えるまで、フィアメインは視覚を放棄し、触感のみで男の精液と肉棒の小さなストロークを感じ続ける。


「っっ……ふぅぁ……スゲー良かったぜフィアメインちゃん。ほれ…こんなに射精たわ」


男は少しだけ萎びた、しかし以前として怒張したままの肉棒をフィアメインの横乳から脱出させ、眼前に放り出す。

強烈なオスの臭いに鼻をやられ、目を見開いたフィアメインの目の前に、先程まで己の乳房を蹂躙していた凶悪な魔物が顔を出していた。


「ああっ!?こ、これが……こちらが、あのよう……な……」


愕然とした表情だったが、すぐに己の鼻をつくすえた臭いに意識を向け、鼻を鳴らし香りを確認し始める。


「……すん……すん…♡な…なんといいますか……その……♡とても…個性的で……♡」


「はは、くせえって言っていいんだぜ?俺ら男だって臭くてたまんねえよこんなの。でもよ……好きなオンナもいるんだよな、これが。嬢ちゃんはどうだ?」


「はっ……♡はぁっ♡すんっ♡すんっ……♡あはぁっ……♡そ、その……」


目をとろけさせ、言葉に詰まるフィアメインだが、態度は一目瞭然。

答えは聞くまでもなかったようだ。


「そういや、自身が世話になる相手のチンコにはキスをするってマナーがあるんだが、嬢ちゃんは家で教わんなかったか?」


「へっ!?あ、あの…いえ、そのような……申し訳ございません!」


「はは、構わねえって。順番が逆になっちまったけどな。普通は先っぽのここに優しくキスして……それからは竿だな。ちょっとこんな状態だが…できるか?」


「も、もちろんですわ!失礼致します……」


荒唐無稽な謎のマナーに対しても、前のめりで吸収しようとするお嬢様。

相手への礼を逸さないための立ち振舞を学ぶ機会とフィアメイン自身、言い聞かせてはいるが、その本心は別のところにあり………


「(こ……このような、一見グロテスクな…男性の、モノに……わたくしは、ここまで心を……)」


「すんっ……♡すんっ……♡ふぅっ………ふぅーっ……♡すんっ……♡…………ん……♡ちゅっ……♡」


カウパーと精液によりてらてらと輝く鈴口に、目を閉じて優しくバードキス。

必然と、先端にまとわりつく情欲の液体がフィアメインのピンク色のあざやかな唇に乗り移っていく。


「(うっ……♡んん……♡すごく、ヘンな味ですわ……♡ニガくて……いえ、でも……鼻に通るこの香りは……とても……♡♡)」


────ちゅ……♡ちゅっ……♡


二回、三回……鈴口から裏筋、竿の部分へ。

竿に口づけをする度、フィアメインの鼻筋にも汁が乗り移り、異様な香りを発してダイレクトに醜悪な臭いを伝えてしまう。

だがそれも、快楽へのスイッチに変換してしまうフィアメインの今の状態を見る男の顔は、これ以上なく笑顔の心境だった。


────ちゅっ♡ちゅずっ♡ちゅうっ♡ちゅっ……♡


バードキスのはずか、フィアメインの興味心が後押しすることにより、口づけに熱がこもり、竿に押し付けられる圧力がわずかに上がる。

キスをした竿から少し距離をとると、淫らに糸を引く白濁液が名残惜しそうにフィアメインの唇に橋を架ける。

非常に淫猥なその光景を、半目で観察しつつ、フィアメインはしばらくキスを繰り返した。


「(ああっ…♡なんという香り、匂い、香気♡脳をつくこの香りは…不快感であるはずなのに、なぜ…♡このような中毒性がありますの……♡♡)」


「んっ…♡ちゅ♡んちゅ♡ちゅうっ…♡ん♡ん♡」


まるで愛しい恋人に繰り返す愛のささやきのような、情熱的なキス。


「ふはっ……いいねフィアメインちゃん、すげー飲み込みが早いわ。このまま令嬢サマの口にってのもわるかないが……今日のメインは、ココだ」


むにゅうっ…♡


「んむっ♡」


気づけば四つん這いの姿勢で前のめりに、まるで犬のような姿勢で男の肉棒に夢中になっていたフィアメイン。

男は上から半ば覆いかぶさるように両腕を伸ばし胸を捉え、這う姿勢で放り出されていたフィアメインの巨乳を揉みほぐしていく。


「あっ♡あんっ♡そこっは♡」


姿勢の関係でフィアメインの豊満で『長さ』を誇る巨大な乳は余すことなくその重さを男の手に伝え、むにゅり、にゅむりと形を変えていく。

先程、大量に衣装の内側に射精されたことにより、フィアメインのブラウスの胸元はひたひたに湿っており、未だ胸の奥に残った精液をかき出されるように混ぜこめられていく。


「んっ♡んんっう♡んあん♡あっ…ん♡」


丹念に優しく、しかし快感のスイッチはわきまえていると言わんばかりに、再三に渡りもみほぐし、責め倒す男の指。

手をつき、快楽を享受することしかできないフィアメイン。露わになったうなじに男は顔を埋め、桃色の香りを鼻腔になすりつけるように嗅ぎ倒していく。


「んふぅ~……んなあ、フィアメインちゃん…もう一回、今度は…正面から、測らせてくれや」


「んっ♡んんっ♡ええっ♡ふぇっ?」


「カンタンさ、さっきみてえにそこに構えて、胸を両脇から押し出してくれ」


言われるがまま、膝立ちで男の前に胸を構える。

わずかに震える膝と腕。それは疲労や快楽によるものでなく、これから襲いくるであろうさらなる快感への期待の表れでもあった。


「そんじゃっ…失礼」


ぷち……とフィアメインのブラウスのボタン、中心部分のみ取り外し、谷間の一部分を露出させる。

頭に疑問符が浮かぶフィアメインを尻目に、男は素早い動きで己の竿をその露出された部分にあてがうと──


──ぬむんっ♡にちゅちゅううぅうううっ♡つぷっん…♡ぶちゅっ♡


「んんっああ♡」


「ふはっ!挿入れただけで随分気持ちよさそうだな!」


ぱちゅんっ♡ぱちゅんっ♡ぱちゅっばちゅっ♡ぶちゅんっ♡♡


「んっ♡あっ♡これっは♡先程のっ♡よりもっ♡ああんぁ♡」


「しっかり抑えててくれよ~っ…正確に測れないから、なっ…!」


正面から挿乳し、フィアメインの乳房とほぼ平行にストロークを繰り返す、縦パイズリの姿勢。

今回は開幕から激しく情熱的なピストンでまくしたて、フィアメインの脳髄に突如の刺激を送り込ませた。


「うおっあ…やっべえわ……♡根元までいれてやっと奥ってっ…全部うまっちまってるっ…♡」


横からの挿乳とは違う、本格的な包み込む形でのパイズリ。

引き抜く度にフィアメインの柔乳がまとわりつき、押し込む度にひしゃげて飲み込む。

暴力的なまでのサイズによる乳が可能とする、同角度での縦パイズリは、男を本日一番の快楽へ誘った。


──ばちゅんっ♡ばちゅばちゅっう♡ちゅぶんっ♡ぶちゅうっ♡


明らかに水音のボリュームも増していく。

一度の射精を終えたことにより多種多様な体液がミックスされたそれはフィアメインの乳と衣服の間で濃厚なローションとして昇華され、激しいピストンにより下品に撒き散らされ、衣服を装着しているのに隙間部分からわずかに液体が漏れ出ていく状態となっていた。





「あっ♡ああっ♡きもちっ…♡いいっ♡ですっ……わ♡♡んあっ♡ああああっ♡」


じんじんと疼きを訴えかけていた乳首を慰めるかのように強烈な衣服の摩擦が刷り込まれる。

加えて男の肉棒による熱が再度注ぎ込まれることにより、時折心地の良い振動も加わる快感の波状攻撃が欲求を満たし続けた。

願わくば、この状態がしばらく──そんな想いは、長くは続かなかった。


「イイかっ…キモチいいか嬢ちゃんっ!ならもっとっ…シてやるからよっ」


ばちゅばちゅばちゅっ♡ばちゅばちゅばちゅっ♡ばちゅんっぶちゅびゅぶちゅぶちゅちゅっ♡


「あっ♡あああああっ♡んあっ♡すごっ♡」


男はフィアメインの乳を彼女の両手の上から強引に鷲掴み、乳首を中心に押しつぶすように寄せてピストンを繰り返す。


「あああっ♡そんっな♡そのっ…♡そこっはぁ♡」


──ばちゅんっ♡ぶちゅっ…ばぢゅうっ♡にじゅっ♡ぶちゅんっ!


激しい水音と令嬢の淫らな喘ぎ、男のうめき声が狭い個室に不規則に奏でられる。

まるで本物のセックスのように激しい交差を繰り返す男の肉棒とフィアメインの胸の“乳交”は、絶え間ない性臭を撒き散らし両者の肉体を揺さぶり続けた。


「ふはっは!すっげぇっぜこの乳はっよ……!うっぐ……!もうっ一回っ射精るぞっ!しっかり抑えとけっ!」


──っばちゅっ…ばちゅんっ…!ぶびゅちゅっばちゅっばちゅ♡ばちゅ♡ばちゅばちゅ♡ばちゅ♡


手を離し、股間にのみ意識を集中させ、フィアメインにスパートを伝えた瞬間にストロークの加速を始める男。

もうすでにかなりの数に渡り己の胸全体を陵辱され尽くしたフィアメインは、ただただ胸と手を差し出し、瞳を閉じ、性欲の受け皿と化す。


「あっ♡はっ♡どっ♡どうぞっ♡わたくしの胸っ♡おくっ♡に♡あ♡っっっあ♡あ!!!♡♡♡」


激しいパイズリセックスは、男のけだもののようなうめき声とともに終わりを告げた。




──ぶびゅうううッッ♡ぶびゅっ♡ぶびゅるるるううぅうううぅッ♡







「あ♡あ♡あ♡あああああっ♡ああああっあぁぁぁぁあああっ♡♡♡」


「ぐっお……♡乳内射精っ……♡っげ……♡でるっ……♡」


一層の力強さでフィアメインの胸部に腰を押し付け、ぐりぐりと種付けするかのように奥にタンパク質を吐き出していく。

今度はサイドではなく、真正面からの射精の衝撃。胸の中央で受け止め、胸全体で快楽を感じるフィアメインの目に、ぱちぱちと光と雷のようなモノが舞った。


「あっ………♡あっ……♡あっんあ♡……っあ……♡」


どくん、どくん……と、フィアメインの鼓動に合わせるかのように男の肉棒が脈動を繰り返すことにより、射精の感触が倍増されていき、フィアメインの脳天に突き抜けていく。




「っぐ……っすげえよかったぜ……」


「あっ……♡あっ……はぁ~っ……♡」


絶頂に近い快感を叩き込まれ、また四つん這いの姿勢で今度は肘をついてしまうフィアメイン。


「っふぅううーっ……ほら、嬢ちゃんのおっぱいが最高だったから、こんだけ射精したぜ。もっかい…見てみな」


パイズリセックス前と同じように、一度目とは比較にならない量の白濁液をまとった竿を見せつける男。


「あっ……♡こ、こんなにっ……♡ありがとうございっ…♡ますわ……あ♡」


「さっきは言い忘れたが、ここへのキスは開始前だけじゃあなくて…終わりにもするもんなんだ。マナーがしっかりしてる嬢ちゃんなら…いけるよな?」


「はっ…♡も、もちろんですわ♡失礼致します……♡」


──ちゅうっ……♡


一度目と変わらない前のめりの姿勢で、一度目より遥かに情熱的なキス。

清楚な動きを心がけていたはずが、無意識のうちに激しく求めてしまったことにより、フィアメインの端正な顔立ちにまたも粘度の高い液体が付着していく。


「ん♡んちゅ…♡すじゅ♡っ……ちゅ♡れろ……♡」


無意識のままに舌も差し出し、お掃除フェラの要領で舐め取りはじめてしまう。

男が先程まで己の胸元を蹂躙しつくし、快楽を置いて去っていったこの肉棒に、一種の愛おしさを感じてしまっていたのだ。


「おいおい、言われるまでもなく舐め取っちまいやがって優秀じゃねえか。…待て、まだ飲み込むな」


「…んぅ?」


多少の精液を口に含んでしまったことに、吐き出すわけにもいかず一気に飲み込んでしまおうとわずかに頭を上に傾けていたフィアメインであったが、男のまたも変態的な欲望に従うハメとなってしまう。


「口をあけて、まずは見せてみな」


「んっ……♡れぇー……♡ぅ……♡」


「おう、いいな……そのまま、しっかりと口の中で咀嚼するんだ。高級フレンチの味を確かめるようにな。でも…口元はしっかり動かしていいぜ。ゆすぐようにかき混ぜるんだ。十秒ぐらいしてから、ゆっくり飲み込め」


「っん……♡んぐっ……♡ぐちゅっ……♡ちゅっ♡」


言われるがまま、目を閉じ、胸に手を当て、祈りを捧げるような姿勢で精液の咀嚼を始める。

はしたない行為そのものではあるのだが、今置かれているこの状況と自分の知らないマナーを教えてもらうシチュエーションに、一種のトランス状態であった。


性臭が漂う個室に、一人の女性の卑猥な咀嚼音が少しの間響き渡り、そして……


「……………んっく♡……んぐっ♡んっ……♡っっはぁっ♡はぁっ♡はぁーっ♡はっ♡」


「上出来だ。やっぱり物覚えがいいんだな」


「あはぁっ…♡はぅ……♡ありがとう、ございます♡」




******




少し時間が経ち、身支度を整え、夕焼けの街を歩くフィアメイン。その手には大量の金貨が入った袋が握られていた。

終わってみれば、痛い目や、つらい思いもせずわずか数時間でこの出来高。

男は『金に困ったらまた来な』とだけ囁いて、今回の事は互いに口外しないという『口約束』を交わし、こうして後腐れなく解放してくれた。


これだけ美味しいアルバイト、他にはない。

効率の面で見ても、ここで荒稼ぎをしておくべきだろう。


「…………っ………♡」


そう考え正当化を繰り返すフィアメインの胸と、下半身に。

強烈に植え込まれた疼きが幻肢痛のように訪れたのであった。


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