いじめられっ子(ヤンデレ)の場合 (Pixiv Fanbox)
Published:
2022-10-25 15:12:27
Edited:
2023-12-10 01:36:44
Imported:
Content
私が一人で登下校をするようになったのは、小学五年生の秋だった。
きっかけは当時仲が良かった子達との喧嘩だったか。
もしくは注目されたくて、幽霊が見えると見栄を張ったのが原因かもしれない。
とにかく私は一人になった。
以前は友達と外で遊んだり、好きな男性アイドルの話をしたりして楽しかった。
でも一人になってからは友達と過ごしていた時間は家で本やゲームをして過ごすものになり、学校では読書に耽る毎日。
両親は共働きで朝から晩まで家にいないし、一人っ子だから家には私しかいない。
朝は憂鬱で、昼は苦痛。
誰も私を見てくれない。
誰からも必要とされない。
でも夜になればお母さんがいるし、お父さんもいる。
『今日も留守番ありがとう』
その言葉が嬉しくて、たったそれだけが生き甲斐だった。
だから私は二人に心配をかけないように、明るく振る舞っていた。
それからすっかり一人が馴染んでしまった私は、中学校に進学して早々イジメの対象になった。
今度はきっかけなんてない。
きっと皆、自分より『下』の存在を見つけて安心したかっただけなのだと思う。
イジメは上靴を隠すことから始まり、机や椅子への落書き、トイレに閉じ込められたり、教科書やノートを切り刻まれたりなど徐々にエスカレートしていった。
そして追い打ちをかけるように中学二年生の頃、大好きな両親が離婚した。
原因は私。
教科書を無くしたところからイジメが親にバレて、学校側に連絡されたのだ。
そこから何があったのかは、当時の私には知らされていない。
ただ、いじめっ子達のうちの一人が、父が働いている会社の上司の娘さんだった。
その情報を知ったのは大学生になってからだけど、おそらく、いじめ問題解決に弱気な父と強気な母で揉めたんだと思う。
会社と愛娘に板挟みの仕事人間な父と、とにかくいじめ問題を解決したい母。
二人は互いに譲らず、離婚に至ったのではないかと考えている。
結局私はその学校で卒業式を迎えることなく転校し、母と共に住み慣れた家を出た。
転校先の中学校では、どうしたらイジメに合うか熟知していたので、必要最低限のコニュニケーションを決して欠かさず、かつ目立たないよう努めた。
それから高校に進学し、勉強をしつつ家計簿の足しになればとアルバイトに励み、頑張って頑張って地元で最もレベルの高い大学を出て、大手企業に就職をした。
会社の名前は不知火カンパニー。
社員数は実に30万を超え、この国を支える大企業のうちの一社だ。
しかもそこで生まれて初めての恋人ができた。
相手は同性で年上。
身長は165cmの私よりちょっぴり高めで、情緒不安定な私とは対照的で冷静沈着な人。
きっかけは一緒に仕事していく中で、いつの間にか先輩後輩の関係から恋人になった。
ありきたりな発展の仕方だった。
当時24歳の私は、母からの愛では物足りないくらい、愛情に飢えていた。
彼女も過去に何かあったようで、人の体温を求めていた。
だから互いの感情が発覚したその日に即断即決でラブホテルに行き、セックスをした。
責め受けは私がネコで彼女がタチ。
髪も体も揉みクシャのぐちゃぐちゃになるまで互いを求め合い、数える暇もないくらい達し、最後は双頭ディルドを使って処女を交換して、同時に果てた。
※※※※※※
休日の夜になると、彼女は必ず私を自宅のマンションに招いた。
そして始まる、一週間ぶりの交尾。
彼女は私の大きな大きなおっぱいが大好きで、特に乳首を吸うのが好きみたい。
赤ちゃんのように無我夢中に吸い付く姿を見ると、心が満たされていく。
もちろん、下の方も忘れずに…。
「ねぇ……もっと擦って」
「うん。分かった」
私がおねだりすると彼女は口に含んでいた乳首を離した。
その後、腰の位置を調整するようにベッドの上でゴソゴソと動き、性器同士が触れあうようにする。
互いの秘部に熱いものが触れあった途端、彼女は甘い声を出してクスリと笑い、ゆっくりと腰を前後に振り始めた。
「あぁっ!」
彼女の腰遣いは厭らしくて、まるでポールダンサーのような滑らかさがあった。
高校時代のバレー部で鍛えた腹筋で繰り出されるそれは、指よりうねっていると思う。
さらに緩急をつけ、時には左右に振ったりして、飽きさせない工夫をしてくれる。
淡いピンク色の粘膜を晒した二枚の花弁は、その動きに引きずられる形で何度もぶつかり、擦れ、噛み合う。
色違いの白濁は混ざり合ってゴポゴポと泡立ち、接合部の間からは透明の液体が勢いよく飛び出す。
それらが潤滑油となり、ますます加速するピストン運動。
私の喘ぐ声が、止まらない。
「好きだよ、■■■」
彼女は私をベッドに組み敷きながら耳元でそう囁いて、何度も性器を擦り付ける。
ぬちゅぅぐちゅぅ、と分泌液が卑猥な音を部屋全体に響かせ、交尾を盛り上げている。
絡み合ったヒダも、舌も、胸も、全て愛しい。
全身が火照る。
子宮が疼く。
早く欲しい。
そんな気持ちを込めて、私は溺れるように叫んだ。
「ぷはぁっ♡…私も……好きっ!」
銀色の橋がプツリと切れて、彼女は再び唇を重ねてくる。
息継ぎの時間すら与えてくれなかった。
でもその苦痛が今の私にはどうしようもなく快楽で、酸欠になりながらも彼女の首に腕を回して抱きつき、足をクロスさせて目の前の女体を拘束する。
その間も、彼女の腰の動きは止まらない。
それどころか、火がついたように激しさを増していく。
「んむ!んんんんんん…ぷはぁ♡出すよ…いっぱい!」
「きてぇ!!ナカに出して!!」
中出しを懇願した瞬間、身体の中で熱いものが弾けた。
ドクンドクンと脈打ちながら、彼女の膣道は幾度となく収縮を繰り返して、大量の蜜を下へ下へと送り込んでいる。
この静かな熱が心地良い。
延々と続く絶頂痙攣に浸りながら、私は彼女の背中に爪を立てて抱きしめると、彼女は幸せそうな表情を浮かべて私の頬に手を当て、顔を向かせて。
キスをする形にした唇を、私の唇に優しく当てがった。
やがて…。
「あー…なんだ…もう朝…か」
私は現実に戻り、朝の日差しに照らされた彼女の寝顔を眺める。
※※※※※※
「私のものになりなさい。■■さん」
恋人が出来て2ヶ月が過ぎた頃、私は職場の先輩女性に無人の会議室に呼び出され、いきなりそんなことを言われた。
彼女は私の恋人の同期で、以前から私のことを贔屓している。
逆に恋人には厳しく当たり、他の職員の前でも彼女の悪口を平然と言うような人だった。
「嫌です」
私は即答する。
先輩は美人で仕事が出来てコミュ力があって、私からすれば高嶺の花のような存在だ。
そんな彼女の誘いを断るなんて普通ならあり得ないけど、私はもうあの人の物。
だからバッサリと切り捨ててその場を去ろうとした。
しかし、彼女は用意周到だった。
「じゃあ…■■■■さんと社内でこんなことしてるの、バラしてもいいかしら?」
横を通り過ぎようとした瞬間、背後から抱きつかれてスマホを突きつけられる。
画面に映っていたのは、休憩時間にトイレでキスをしている私と彼女の姿。
私はこの関係を社内では完璧に隠し通していたつもりだったので、思わず目をカッと見開く。
先輩はそんな私の動揺を見逃さなかった。
「いい?これは脅しじゃないわ。本当にやるからね」
「……やめっ」
私よりやや身長の高い彼女に胸を揉まれ、思わず甘い声が漏れる。
さらに彼女はスマートフォンをしまうと、私のスカートを捲り上げてきた。
「ふふ、いい子ね。大丈夫、優しくしてあげるから」
彼女は下着越しに割れ目をなぞり始める。
それだけでもピリピリと痺れるような快感が走り、腰が引けてしまう。
「やめてくださ…ぃ…!?」
私は最初こそ抵抗したけれど、結局自分の意志でされるがままになった。
今この女に逆らったら、また居場所を失う気がする。
その経験がある私故の諦めでもあった。
※※※※※※
彼女は会議室で私を散々絶頂させると、今度はその日のうちにラブホテルへと連れ込んだ。
部屋に入った途端に服を脱がされて裸にされ、そのままシャワーも浴びずにクンニで激しく求められる。
「だめ!イっちゃうからぁああ!!」
何度目かもわからない絶頂。
身体はビクビク痙攣しっぱなしで、口からは甘々な喘ぎ声が止まらない。
「うふぅ♡ドスケベなのねぇ。可愛い子」
彼女は嬉しそうに笑いながら私の身体を折りたたむと、絶対に逃げられない体勢にして、容赦なく私を犯してくる。
「気持ち良いでしょ?私のおまんちょ♡ほら、もっと感じて!」
「ひゃうん!?」
激しいピストン運動に、ぱんぱんと肌同士がぶつかり合う音が響く。
私の可愛げのある花びらに先輩のぼってりとした肉厚の花唇が何度も重なり、虐げられ、真っ白な膣液が散っていく。
腰を叩きつけないでぐりぐりされると、彼女の雌粘膜はまるでストローで吸ってるみたいにチュウチュウ吸い付いてきて、『雫一つ残してあげない♡このまま貴女の花ビラまんこ…枯れ花にさせてあげる♡』と言わんばかりに私の粘膜に張り付いていた。
「ほぉらぁ!濃いのぶちまけるわよ!!おまんちょでしっかり受け止めなさぁあい♡」
「んっぐうううう!!!」
どぴゅるるるるるるっ!
熱く濃厚な粘液が勢いよく放たれ、私のお腹を満たしていく。
あまりの量の多さに子宮が嗚咽して、結合部の隙間から蜜が勢いよく吹き出した。
それでも彼女のおまんこは私から離れようとせず、潮吹きを続けながらグリグリ押し当ててくる。
「だめぇええ!!!そひぃんひゃにぃ!!はいひゃないかひゃあああ!!!イぐぅううう!!!」
種付けプレスで標本の羽虫のようにベッドに縫い留められ、白濁を垂れ流し続けている紅色の花壺が、ユルユルになった桃色の花壺にみっちりと蓋をする。
私は経験したことのない熱さに耐え切れず、絶頂の中で迎えた更なる絶頂に全身を震わせた。
「ふぅ…このおまんこ最高♡」
先輩は満足したように腰を浮かすと、ようやく私のおまんこを解放した。
そこは30分間しっかりと蓋をされていた場所で、ピンク色の粘膜には彼女の肉厚まんこの形がハンコのように残っている。
ヒクついて止まない私の雌穴からは、ゴポォ……と粘っこくて重い音を立てながら、収まりきらなかった白濁汁が逆流していた。
ああ、あの人以外の人に、マーキングされちゃった。
私は浅い呼吸を繰り返しながらどこか他人事のように、私の胴に跨る先輩とその背後にある天井を見つめていた。
※※※※※※
それからというもの、私は恋人と今まで通り付き合いつつ、陰で先輩とも関係を持つようになった。
休日は恋人に優しく愛されて、平日は彼女の呼び出しに応じて激しく犯される日々。
セックスをする時の彼女は私をまるでオナホールのように扱い、執拗に捕食者まんこを打ち付けては私を女としてイカせまくった。
時には蟹股ポーズで動いたらやり直しの罰ゲーム付き相互手マン、またある時はスパンキングをしながらのシックスナイン。
そして最後は必ず壷合わせで中出しをされ、子種を植え付けられる。
「ふふっ♡ねぇ、今の状況を出来るだけいやらしく説明してみて?」
「はひぃ♡先輩のおまんこがぁ……松葉崩しでぇ♡わたしのおまんこガジガジ食べてます……ぅ♡」
「それだけじゃないでしょう?」
「はい……♡先輩のおまんこミルクが…ぁ子宮のおくまで染み込んで……ぇ赤ちゃんのモト取り囲んでタプンタプン揺れてましゅぅ♡」
「あらあら、じゃあ…上手に言えたご褒美…にっ♡」
「~っっっっっっ!!!!」
どぴゅっっ♡ぶぴゅるっっ♡♡♡
「んおっっっ♡」
びくんっと身体を震わせながら、今日も先輩に種付けされる。
彼女は私がどんな淫語を口にしても決して満足することはなく、毎回違った角度で言葉責めをしてくる。
おかげで私はどんどん淫乱になり、今ではこの通り、彼女専用の雑魚雌まんこになり果ててしまった。
「あへぇ……♡」
私は今、二股をしている。
二人の人間に愛されている。
そんな最低な状況で幸せを感じてしまっている自分がいた。
※※※※※※
先輩と交際を始めて三週間が経った日の夜、唐突に恋人から一枚の自撮り写真が送られてきた。
それは恋人があの先輩女性に顔面騎乗しているところを撮影したもの。
恋人は満足そうにカメラに向かってピースをしていて、対する先輩は白目を剥いていた。
しかも二人とも全裸で、身体のそこかしこに叩いた痕や引っ搔いた傷が生々しく残っている。
──ピロン♪『勝ったよ♡』
突然の状況に頭が真っ白になって何も考えられずにいると、恋人からメッセージが送られた。
私はその短い文章にゾクッとする。
同時にすべてを理解した。
『なんの勝負したの?』
私の問いに、しばらく返事はなかった。
数分後に送られてきたのは、メッセージではなく変わり果てた先輩のいくつもの画像。
茶色のストレートロングは白濁色の粘液で汚れていて、オッパイは形が不自然に歪んでしまっている。
女性器アップの写真では大量の空気を孕んだ蜜が泡立っていて、先輩自慢の名器はくっぱりと口を開いて閉じなくなっていた。
私は、ゴクンと生唾を飲み込んだ。
高校生のときに耳にしたことがある。
好きな人を取り合って、もしくは気に入らないからという理由で女同士が性行為をすることを。
おそらく恋人と先輩は、私を賭けて戦い、結果彼女が勝利した。
だからこうして見せつけるように裸体を晒し、私にメッセージを送れるのだ。
でも、あの優しい恋人がこんなことをするなんて。
「ふぅー、ふぅー」
心臓が激しく脈打ち、呼吸が荒くなる。
恋人のピース写真を見るたびに、彼女が私を愛してくれて、私を独占しようとしてくれて、私を逃がさないようにしてくれている気がして、嬉しくて仕方がない。
私はこの人のモノなんだって自覚すればするほど、お腹の奥がきゅんきゅんとうずいて止まらない。
気づけば私はオナニーをしていて、恋人が先輩をどうやって屈服させたのか想像していた。
『あぁ♡!?くっそ!イケっ泥棒女!』
『あははぁ♡!効くわけないでしょうそんな格好でぇ♡あんな可愛いたわわちゃん、貴女なんかに勿体ない♡私が貰ってあげるぅ!!』
『ひぎぃいいいい!!!』
恋人は先輩に不利な態勢で押さえつけられながらも、必死に抵抗した。
でも強引にねじ伏せられて、先輩に無理やり犯されてしまう。
だけど、彼女の目はまだ負けなかった。
愛する恋人を取り戻すために、不利な状況でも懸命に腰を振って、自分のおまんこで先輩のおまんこに立ち向かう。
『アンっ♡!?往生際が悪いわねぇ!この中性女ァ!!』
『うっさい!!このお嬢様モドキ!!』
『あぁん♡?なんですってぇっ!!?』
恋人は先輩に種付けプレスされながらも、怖気ることなく言い返す。
そんな彼女に先輩は怒り狂い、ますます激しく彼女を責め立てた。
『ほらほらどうしたのぉ!!もっとおまんこ吸い付いてきなさいよぉ!!ほれぇえ!!』
『うぐぅ!あぐっ!!あっひぃい!!』
ぱんぱんと腰を叩きつけられ、おまんこの表面全部を擦りあげられる。
クリトリスも、小陰唇も、その裏にあるヒダヒダも、搾んだ膣口さえも、余すことなく蹂躙される。
恋人は泣きながら喘いでいて、それでも諦めずに先輩にしがみついた。
『あんたの雑魚まんこじゃ私には勝てないわよォ!!いい加減諦めたらどうかしらぁ!?』
『うるしゃいっ!おまえなんかにぃ…まけなぃ…!!』
『…!!?』
腰を振り続けて疲れていたのか、先輩の身体がビクンっと一瞬だけ硬直する。
恋人はその隙を見逃さず、先輩の身体を抱き寄せてキスをした。
『ちゅ♡んむ……あむ……♡』
『ン"ッ!?!?』
恋人は先輩の口に舌をねじ込み、だいしゅきホールドで身体を固定する。
そしてそのままグリンっと体を反転させて、今度は自分が上になる体勢になった。
『ぷはっ……覚悟しろ♡…淫乱クソビッチ』
『ひっ──』
それから私の王子様と悪い魔女は長い時間交わり続け、何度も絶頂を迎えた。
私も妄想とリンクしながら次々に潮を吹いた。
やがて体力の限界がきた魔女は意識を失ってしまい、王子様はそれを見届けるとゆっくりと立ち上がり、こう言った。
『私の勝ちね』と。
※※※※※※
先輩との一件から、私達の交流はより親密なものへと変わっていった。
まず同居を始めて、仕事の時間帯も有給休暇の日も全て同じにした。
また、会社内で自分たちは同姓カップルであると正式に公表し、結婚を前提にした付き合いをしていることも明らかにした。
当然社内では様々な噂が流れ、私は部署で好奇の目に晒されたけど、何故か数日で収まった。
例の先輩は恋人に負けた数日後に退職願を出して辞任。
恋人曰く『負けた方があの子も会社も諦める』という約束だったらしい。
まぁ私は、もうあんな人に興味なんてないのだけど。
恋人は社内で順調に昇進していき、私はその横で彼女のサポートに徹していた。
不知火カンパニーはいくつもの子会社や関連会社を持つ大企業で、私達の所属は外食系で料飲主体部門。
朝から夕方まで忙しく動き回り、夜になれば恋人と一緒に食事をして、気が済むまで愛し合う。
それが今の私達の生活スタイルだ。
「ねぇ、■■■」
「はい?」
今日もまた、私達はいつものように素肌を求め合っている。
場所は二人で暮らしている高層マンションの一室のベッド。
蛍光灯の薄い光の中、シックスナインの形で互いの性器を舐めていた。
恋人が下から私の膣穴をジュルジュル啜り、私が上から恋人の勃起クリを甘噛みする。
そうやって幸せの送りっこをしている真っ最中に、恋人は唐突にこんなことを言い出した。
「今度、結婚のことで家族に■■■のことを紹介しようと思うの」
「えっ……」
その言葉に思わず顔を上げる。
おまんこはまだイキ足りなかったけど、それよりも気になることがあったからだ。
「嫌かな……?」
恋人は不安そうな表情で私を見つめてくる。
私は首を横に振り、安心させるように笑顔を作った。
「ううん、大丈夫だよ。私も■■■■さんの親御さんに挨拶したいと思ってたし。いつにするの?来週?再来週?それとも明日?早く会ってみたい!」
早口で捲し立てる私を見て、恋人は嬉しそうに微笑んでくれた。
そして私の膣に顔を近づけ、舌を挿れて刺激してくる。
お返しに私も恋人のおまんこに舌を突っ込んで、溢れ出てくる蜜を音を立てて吸い上げた。
「ンっ♡……ふぅ…好き好き大好き愛してる。結婚しよ、■■■」
「んぶっ、ちゅばっ、れろぉ、わひゃった。けっこんひゅる♡」
性器を舐めあいながら顔の見えない恋人に向かって、互いにプロポーズの言葉を送る。
唇で柔らかな粘膜を一気に吸い上げると、彼女は一際大きな声で鳴き始めた。
「あぁッ!!イク……イッちゃう!!……だめぇ!!あ、ああァア!!」
そのまましつこく責め続け、ついに恋人はぶしゃぁっと潮を噴いて絶頂を迎える。
私の後頭部を足でだいしゅきホールドにして、幸せいっぱいの子宮痙攣に悶えた。
「ごくあっ……あぁ…ごきゅ…んっ♡…………はぁ、はぁ……」
彼女が絶頂の果てに噴き出した液体を、私は貪るように飲み干していく。
赤ちゃんみたいに膣穴に口を窄めて、チュウチュウ♡と残さず搾り取った。
「はぁー、はぁー、はぁー……。■■、次は私もイカせて…ね…」
私は彼女の上から退くと、絶頂の余韻に浸っている恋人の名前を呼び捨てで呼んだ。
いつもは恐れ多くて苗字で話しているけど、今はなんだかエッチな気分で、どうしようもなく彼女の雌の顔が見たくなった。
「■■■…?…ちょっ?いまイったばっかだから!待っ──」
「待たない」
彼女の体を自身の身体で完全に閉じ込め、種付けの姿勢を取り、無表情でガンガン腰を振っていく。
おまんこでおまんこを潰し、クリトリスでクリトリスを叩いて、熱く煮えたぎった欲望を解き放つ。
「おぐっ!?やべて!!いぎすぎでしんぢゃう!!!」
絶頂に次ぐ絶頂。
まさに快楽地獄から抜け出せなくなった恋人は、為す術なく私に犯され続けた。
鼻水を啜って、幸せの涙を垂れ流して、ただひたすらに私が与えたものを受け入れていく。
ああ、なんて愛らしいのだろう。
オフィスでは常に冷静で、どんなトラブルの時でも一歩引いた立場から対処が出来て、中性的なカッコイイ見た目で、同姓からも好かれる、いつも見上げるだけの存在。
そんな彼女を組み伏せ、支配し、屈服させ、私だけの女にしているこの瞬間が、たまらなく心地良い。
「あ゛~!!!イグっ!!またイギュっ!!!」
もう何度目かも分からないアクメに、恋人が絶叫しながら昇天した。
足先を上にピンと伸ばし、死にかけの昆虫みたいにピクピク震えている。
「…可愛いよ、可愛いよ■■……」
私にしか見せない、完璧人間の仮面を脱いだ本当の顔。
普段はキリリとした眉毛はハの字に下がっていて、口元はだらし無く緩んでいる。
瞳にはハートマークが浮かんでいて、今にも蕩けてしまいそうだ。
「ほら、出すから全部受け止めて」
私は恋人の耳元に唇を寄せると、愛おしさを籠めた声色で囁いた。
そして絶頂の間際にそのふんわりとした耳たぶに嚙り付き、女の蜜を注ぎ込む。
「あ゛あ゛あ゛あ゛」
私の種無し汁を流し込まれ、恋人は獣じみた濁声で喘いでいる。
情けなくて、惨めで、哀れで、顔は見えていないけれどとても可笑しい姿だった。
「……ふぅ……。いっぱい出たぁ。■■のお腹パンッパンだよ?」
オーガズムの余韻に浸った後、私は恋人の上から横にずれて、卵のようにツルツルな腹を撫でる。
そこは私のもので一杯になっていて、少し膨らんでいる。
恋人も大好物のハンバーガーを食べるときは、リスみたいに頬を膨らませることがしょっちゅうある。
この人に似て欲張りな子宮ちゃんだなぁ…と思って軽く叩いてあげると、
「お゛んあ゛…ひっ!?」
ぶりゅぅって排便みたいな音を立てながら、彼女の膣から蜜が噴き出してきた。
最初は勿体なくてただ茫然としていたけど、恋人の苦しむ姿なんて見たことなくて、なんだか面白くなってきてしまって。
だから私は、彼女の腹を何度も叩いた。
そうすればするほど、ベッドには真っ白な愛の池溜まりが広がっていき、それはハート型のようになった。
彼女は今にも胎児を生みそうな呻き声で、次第に強くなっていく平手打ちをこらえている。
私が彼女の腹から愛が出なくなったことに気付いたのは、あの下品な音が止んで少し経った頃だった。
「あーあ、全部漏らしちゃった…」
私は虫の息の恋人の頬に手を置いて、残念そうに息を吐く。
しかしすぐにクスクス笑って、乾き始めた唇に舌を這わせた。
「……ふへ……あぁ……ぁ……」
「まだまだ足りないよね?…私の愛。…大丈夫、まだいっぱい出るから…………」
私は再び恋人の上に覆い被さり、騎乗位から正常位へ、体位の変換を行う。
そして、さっきと同じ態勢になると愛情の蛇口を下に向けた。
「…………■■、愛してる」
だから私の物にするね。
そんな気持ちを込めて、私は彼女の手を取って、腰を大きく振りかぶった。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
次回の更新は11月でタイトルは『いじめっ子(シスコン)の場合』です。
内容は…予想してみて下さい、こういうの好きでしょ?というのを中旬辺りに思いっきり投げつけます。