魔法少女vs魔女っ子「第二話 魔女っ子クロロ・レヴィアタン」 (Pixiv Fanbox)
Published:
2022-08-01 10:45:12
Edited:
2023-05-31 13:27:31
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魔法少女。
それは淫魔に対抗するための生物兵器であり、同時にまだ年端もいかない少女たちでもある。
年齢層は10歳以上から20歳未満と幅広く、それぞれが自分の年齢や体格に近しい淫魔を駆除し、普段は学生として過ごしている者が多い。
魔法少女モモイロハートやブルースカイもそのうちの一人で今現在、ピチピチの小学六年生だ。
しかし、魔法少女といえど全員が全員、戦闘経験もといレズセックスの経験が豊富というわけではなく、むしろその逆。
まだ一度も性行為をしたことがない童貞娘ばかり。
それ故に、彼女たちの討伐対象である淫魔も必然的にレベルが低いものになる。
◇
◇
◇
「ふぅ……」
とある廃ビルの屋上にて、一人の少女が座り込んでいた。
名前は桜井桃花。
年齢は12歳、身長は150センチ。
オーロラの輝きのように眩しい翠の瞳に、うなじが若干見える程度に短いショートカット。
顔立ちは小学生らしくふんわりとした輪郭に小さな唇。
そんな可愛らしい少女の外見とは裏腹に、彼女は露出度の高い衣装を着こんでいた。
太腿や腹部は勿論のこと、胸にも生地が一切ないフリフリのコスチュームで、おまけに穿いている白のショーツは秘部のところだけが切り抜かれている。
色合いは、満開の桜のようなピンク色をベースに翠の差し色が入っており、ところどころにあしらわれた白いレースが可憐さを際立たせる。
スカートはボリューム感がありながらも下品にならない程度に短く切られており、そこから伸びるむっちりとした太腿は純白のニーソックスに包まれていた。
腰回りにも大きなリボンが巻かれていて、それがまた少女の魅力を引き立てている。
「はぁ♡…また雑魚♡淫魔なら私の相手にもってこいだと思ったんだけどなぁ……♡」
横にある灰の山を見ながら桃花は呆れたように呟く。
ゴロンと寝転がり、暗闇の中でスマホを弄ると時刻は23時を回っていた。
「はぁ~……まだこんな時間かぁ…いないかなー強くて私をボッコボコにしてくれる淫魔♡」
発情した桃花はその場で自分のGカップの爆乳を揉み砕く。
彼女は魔法少女になる以前から、女同士の格付け勝負が好きだった。
結果は常に圧勝。
小学生にしてGカップという爆乳を携え、さらに底なしの体力と精力を持っているため同世代はおろか、中学生や高校生相手でも負け知らず。
桃花自身、自分が負けるなんて想像したこともない。
だからこそ、彼女は自分を負かす存在に憧れていた。
──ピロン♪
「…ん?」
インスタグラムで友達とやり取りをしている最中に、通知音が鳴った。
どうやら本部からメッセージが届いたようだ。
『栗ノ宮区で淫魔の出現が確認されたとキャット達から報告があったにゃ。モモイロハートは至急現場に急行されたし』
「えぇ~……もう?仕方ないなぁ……」
詳しい座標を確認すると、文句を言いながら桃花はすぐに支度を始める。
魔法少女の仕事上、着用している衣類があまりに破廉恥極まりないため、万が一誰かに見られてもいいようにその上に白色のローブを羽織る。
「もうどうせ雑魚っ!ささっと終わらせよう!」
自分に言い聞かせるつもりでそう叫ぶと、ビルからビルへとジャンプ。
まるで台の上でピンポン玉が跳ねるように少女は軽々と夜の街を渡り、現場へと向かった。
◇
◇
◇
「っと!到着ぅ~」
20分ほどビルの上を飛び続けてそこから走って僅か2分。
目的地に到着するとそこは人気のない廃ホテル。
しかも看板を見る限り、どうやら営業していた頃はラブホだったらしい。
「……なんかいかにもって感じの場所だなぁ……ん?あっ」
懐中電灯を付けながらトコトコと暗い廊下を歩いていると、通りすがりの部屋に全裸の男が転がっていることに気付く。
桃花は部屋に入って男に近寄り、体をペタペタ触るとその体はまだ暖か。
脈を測ってみたが、それもちゃんとある。
「ふぅ…生きてる生きてる♡…本部に連絡連絡っと」
桃花がスマホで本部と通信すると、すぐに返事が返ってくる。
「あーあー、もしもしこちらモモイロハート」
「なんだにゃ?もう倒したのかにゃ?」
オペレーターの猫耳少女が不思議そうな声を出す。
ちなみにこの子も魔法少女だが、年齢は14歳と桃花の2つ上だ。
魔法少女歴も桃花より長く、桃花にとっては先輩にあたる。
「ううん違う違う。淫魔に襲われた男の人がいて、まだ生きてるけどかなり危ないみたいだから、救護班お願いしまーす」
「了解にゃ。じゃあそっちに向かわせるから引き続き捜索頼んだにゃ」
プツンと通信が切れた。
桃花は裸のまま倒れている男にまた声をかける。
「さて…大丈夫ですかー?おちんちん苦しくないですかぁ?」
屈んで男の顔をよく見てみると、彼は20歳前半ほどで中々に美形だった。
近くに懐中電灯やカメラがあったことから、廃ホテルの探索をしていたところを淫魔に襲われてしまったのだろう。
男は意識を失っているらしく、話しかけても相変わらずピクリとも動かない。
「ま、あとは救護班の仕事だし、探索探索っと♡」
桃花はそう言うと特に気にする様子もなく、廊下に出ようとした。
その時、
「っ!!!」
突如後ろの暗闇から桃花の首に、何者かの手が伸びてきた。
「だ、誰!?」
持ち前の反射神経で身を翻して攻撃を避けると、桃花は警戒しながら身構える。
そこにいたのは先程まで気絶していたはずの青年だった。
「…………すごい。バレないように魔力抑えてたのに今のを躱すなんて…噂通りの身体能力だね♡」
幼い少女の声がフェードインする形で青年の声が変化する。
それと同時に彼の体がホログラムのように切り替わり、瞬く間に黒ローブ姿に同色のブーツを履いた女の子へと変貌した。
「あなた…淫魔?それとも魔法少女…?」
訝しげに尋ねると、少女はニヤリと笑みを浮かべる。
桃花がそう聞いたのには理由があり、まず淫魔特有の甘ったるい淫気がしないから。
何よりも、少女の姿になった途端に発しだした特大の魔力。
目の前の少女は明らかに今まで戦ってきたどの淫魔よりも強いと本能が訴える。
桃花は感じたことのない圧迫感に額から汗を垂らしていた。
「ふふ♡どっちも不正解♡…私はあなた達魔法少女と違って、生まれながらにして魔法を扱える特別な家系…そう…魔女よ♡」
魔女と名乗った少女は小さな体で得意げに大きな胸をドンと張る。
一方桃花は首を傾げた。
「……魔女…て…なに?」
「っっ~~!!?」
予想外の言葉に、魔女は驚愕したように目を見開いてズッコケる。
「そ、そんなことも知らないで魔法少女やってたのぉ?ぷくっく!あなた本当にバカだねぇ~……あははは!」
突然笑い出したかと思うと、今度は桃花のことを指差してきた。
「いいこと教えてあげる♡魔法少女ってのはね、いわば魔女の模造品なの。最近一気に増え始めた淫魔に対抗するための量産型兵器。あんたが変身しているその衣装も変身アイテムの宝石だって、元々は魔女が使っていたものなんだよ?知らなかったでしょ」
「へぇ知らなかったですぅ♡」
「む…」
興味なさそうに答える桃花を見て、魔女は少し頬を膨らませた。
魔法少女が魔女の劣化コピーだと知ってショックを受けるかと思ったら、意外にも平然としていてそれが気に入らなかったらしい。
桃花はというと別にどうでもいいのか、魔女が話してる最中もずっと、ローブに谷間を作るほどの爆乳をジッと見つめていた。
「ねぇねぇ魔女っ子さん魔女っ子さん♡…つまりあなたは私より『強い』ってことですよね?」
しゅるり…と白ローブを肩から落とし、桃花は破廉恥でフリフリなヒダがついたコスチューム姿を露わにする。
腰をくねらせ挑発的に微笑む桃花を見て、魔女はピクッと眉を動かした。
「くふふ…♡ええ勿論…♡あなたの100倍は強いよぉ♡」
魔女がそう言い放つと、桃花は嬉しそうな表情で舌なめずりする。
「それなら私の方が1000倍強いですね♡」
「じゃあ私1万倍ぃ♡」
「じゃあ私は10億倍♪」
「「…………」」
2人はジリジリと距離を詰めると、乳房が触れ合うほどに密着する。
背丈はまったく同じで、お互いの息遣いを感じ取れるほどの距離。
桃花の翠色の目に映るのは、漆黒の瞳を持つ可愛らしい童顔の魔女。
艶のある黒髪は腰まで伸びていて、前髪は切り揃えられており、桃花とは真逆の優等生的な雰囲気を醸し出している。
体格に関してはローブを着ていて詳細を知ることはできないが、それはどうせすぐに分かることだと割り切った。
「……」
「ふふ……」
無言のまま見つめ合い、相手を品定め。
魔法少女はローブ姿の魔女っ子を、魔女っ子はコスチューム姿の魔法少女を。
駄々洩れになっている濃厚な魔力に頬を赤らめつつ、目を細めながら唇の皴を一本一本数えるように見つめる。
そして、ねっとりとした視線が重なると同時に戦いが始まった。
「あぁむぅ♡」
「かぁぷぅ♡」
目を閉じて相手の朱色の唇を甘噛みする。
舌は出さず、あくまで唇だけを優しく重ね、自分の香りを相手に擦りつけるように何度も角度を変えて吸い付く。
──チュパッ……クチュクチャ……ピチャ……♡
静かな空間に響き渡るいやらしいリップ音。
日向で毛繕いをし合う猫達のようにじっくりと、桜色のグミを彷彿とさせる柔らかくて甘い感触を味わう二人。
さらに肩の高さで手も繋ぎ、指と指の間に自分の指を差し込んでしっかりと握り締める。
逃げられない、逃がさない。
そう言わんばかりに強く強く、恋人つなぎをして拘束。
「ちゅぱ……んっ♡……ねぇ可愛いあなた♡、お名前なんて言うんですか?」
桃花がキスの合間に尋ねてみると、魔女は口角をやんわり吊り上げて答えた。
「……クロロ♡」
「へぇ♡素敵な名前じゃないですかぁ♡私はモモイロハートですぅ♡」
「ふふ♡知ってる…んっ♡」
「待ち伏せしてるぐらいですからねぇ…んちゅぅ…♡」
再びぷにぷにの唇を重ねる。
今度はさっきよりも大きく口を開いての深いディープキッスだ。
桃花は目をトロンとさせながら舌を伸ばして、クロロの口内へと侵入させる。
すると、待っていたかのように彼女の方からも舌が伸びてきて、幼い子供の赤色が触れあった。
「んんっ♡ふぅう……はぷっ♡」
「んはぁ♡んんん~~~♡」
唾液で濡れた小さな肉同士が、ぬちゃっと淫猥な音を奏でて絡みつく。
右へ動かせば左へ、上へ移動すれば下へ滑り込むクロロの巧みな舌遣いに桃花はすぐ夢中になった。
試しに舌を口腔内でグルグル回してみると、その軌道に合わせて彼女も同じことをしてくる。
メビウスの輪のような螺旋を描き、クロロと桃花のロリロリなベロチューは続いた。
「(あはぁ♡楽しいぃいいいっ♡この子、結構テクニシャンですぅ♡)」
目を瞑りながら桃花は興奮する。
クロロの口から漏れる吐息もだんだんと熱を帯びてきた。
二人は最後に口の中の一番深いところに舌先を挿入させると、名残惜しそうに唇を離す。
口から飛び出したままだった小振りな舌と舌には銀色の糸が引いており、割れた窓から差し込んだ月明かりに照らされ、火照った唇と共に妖しく光っていた。
「はぁ……♡」
「ふぅ……♡」
「「……クスッ♪」」
熱い眼差しで見つめ合い、二人は同時に笑う。
それはこれからの行為に対する期待からくるもの。
つまり嬲り合いへの本格的な誘いであり、当然互いに断る理由はない。
「……ねぇクロロちゃんクロロちゃん♡♡こんなに夜遅くだけど、私と遊んでくれますぅ?特に意味ないですけど♡」
「ええもちろん♡私も…ずぅっとモモちゃんと遊びたくてお腹キュンキュン止まんなかったの♡」
クロロがそう答えると、桃花は無邪気で可愛らしい笑顔を浮かべる。
恋人繋ぎの手はもはや手錠と言ってもいいほどに強く結ばれていた。
すると桃花が突然「あ、そうだ!」と大声で叫び、驚いたクロロの肩がビクンと小さく跳ねる。
「もっと広いとこでやりましょうよぉ♡ここだと狭いし埃っぽいし、何より『つまらない』でしょ?」
「ふふっ、確かにそうだね♪…じゃあ…上の階にもっと広いとこあるから、そこに行こっか♡」
「はーい♡」
二人は片手を繋いだまますぐに部屋を出て、物が散乱とした廊下を歩く。
窓はどこもかしこも壊れていて、夜光虫のように輝く満天の星空がよく見えた。
「……ところで、クロロちゃんは何のために私を狙ったんですか?あと…ここに淫魔がいたと思うんですけど、もうやっつけちゃいました?♡」
階段を上りながら、繋いだ手をブランコみたいに前後に揺らして桃花が尋ねる。
「うふふっ…何で狙ったかは内緒♡…でも淫魔の件は教えたげる。その淫魔は私の擬態だよ♡…だってここに獲物がいるって分かれば…血の気の多いどこかの魔法少女さんがやってくるでしょ?」
クロロは楽しげに笑って質問に答えた。
どうやら彼女は初めから自分を狙っていたようだ。
しかし、それは桃花にとって逆に好都合である。
「あぁ~なるほどぉ……つまり私にぐちゃぐちゃに犯されたかったんですねぇ♡」
「違う違う♡モモちゃんを私がめっちゃくちゃにするんだよ♡」
桃花の答えを聞いて、クロロは首を横に振る。
横目で相手の目つきを見てみると、完全に捕食者のそれだった。
階段を上り終えると、クロロが桃花の手を引いてある場所へと導く。
そこはさっきいた部屋の三倍はありそうな広さの空間だ。
元々はフロントかなにかだったのだろうか。
廃墟にしては珍しく殺風景で、家具らしきものは一つもないほどに片付いている。
「ここ…?せっかくだし…ベッドでやりたいんだけどなぁ……」
「もちろん♡すぐ用意するから♡」
クロロはそう言うと、ローブの懐からミニチュアの白いベッドを取り出した。
桃花が「何それ?」と聞く前に、クロロはそれを空間の中心に放り投げる。
すると次の瞬間、ポンっ!とポップコーンみたいな音を立てて、手のひらサイズのベッドは一瞬のうちにキングサイズのベッドに変化した。
おまけに照明付きで、金の装飾が施された豪華な天蓋付きである。
「わぁ~すご~いっ!なにこれちょー便利ぃ♡♡」
桃花は感嘆の声を上げながら走り出してベッドにダイブし、ゴロンゴロンと転がり回る。
彼女の様子を見て、クロロも満足げな表情だ。
「えへへ♡いいでしょう?やばいでしょう??これで魔女の凄さが分かったかなぁ?」
「にゃぁ気持ちぃ…ふかふかぁ♡♡♡」
クロロが「えっへん!」と胸を張って話しかけるも、完全に無視される。
頬を緩ませながらベッドの上で猫みたいに伸びをする少女の姿はとても無防備であり、特に大ぶりなお尻はまるでこちらを誘っているかのようであった。
その光景にクロロの理性が揺らぎ始める。
「……ああっ♡やっぱり可愛いなぁ…妊娠させたいなぁ……孕ませ愛液ボテ腹になるまで注ぎ込んで…赤ちゃんたくさん産ませたいなぁ……♡」
「……ん?何か言ったぁ?♡」
クロロの呟きに反応し、桃花はうつ伏せのまま首だけを向ける。
その視線はクロロの足元に向けられており、そこにはポタポタと雫が垂れている小さな水溜まりがあった。
「あれぇ?なんか濡れてるぅ……もしかしてクロロちゃん、もう興奮しちゃってるぅ?♡」
「…あ…うん♡モモちゃんが厭らしいから…オマンコすごいことになっちゃった♪」
「きゃははっ♡私もだよぉ…ほらっ♡」
桃花は起き上がり、脱ぎ忘れていた靴を適当に放り捨てると、自分のスカートをたくし上げて切り抜かれたように露出している秘部を見せつける。
そこはすでに大量の蜜でびしょ濡れになっており、指先で割れ目をクパァ……と開くと糸を引いた白濁汁がトロリと溢れ出た。
それを見たクロロは思わず自分の股間を手で押さえる。
「あはっ♡見て見てこんなになってるぅ♡まるでお漏らししたみたいにグチョグチョ♡」
「あぁっ……っ♡」
「ねぇクロロちゃん……私もう我慢できないよぉ……早くJSマンコ同士えっちにパンパンしよ♡♡」
「モモちゃん今の言い方……♡私もうムリ……♡」
桃花が誘うような声でそう言うとクロロはブーツを脱ぎ捨ててベッドに上がる。
立ち膝の状態で向かい合うと頭より大きいおっぱいが正面からぶつかり、クロロのローブ一枚挟んで乳首同士がコリッコリッ♡とキスし合う。
たったそれだけで触れてもいないのに膣内が収縮し、子宮がキュンッ♡と苦しいぐらい疼いた。
「改めて……クロロ・レヴィアタン。12歳です♡今日はよろしくお願いしますね、モモイロハートさん♡」
「うふふ♡私は桜井……ってどうせ知ってっか♡」
妖艶な笑みを浮かべながら、互いに相手の手を強く握り締める。
その瞳はドス黒い期待に満ちていて、早く交わりたいと訴えかけていた。
クロロ「それじゃあ…素敵で…」
桃花「エッチな夜に…」
「「乾杯♡(です♡)」」
二人の声が重なる。
モモイロハートとクロロは唇を熱く重ね合わせ、食い入るように吸い付く。
廃墟のラブホテルにはあまりに不似合いな高級ベッドの中で再び始まった少女達の貪り合い。
魔女っ子が負ければその場で息絶えるまで百合乱暴。
魔法少女が負ければ、その場で即妊娠。
バッドエンド確定の危険な勝負は、まだ始まったばかりだ―――。