【第28回】ロボ娘作品レビュー(ラフ画付き) (Pixiv Fanbox)
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以前、「全身に武器を内蔵しているロボ娘」好きの方からリクエストの依頼が何件が来たことがあったけど、もしかしたらこの漫画のような感じの絵が見たかったのかなあと思った。
リクエストでは2件は引き受けたけど、その後に来た全身武器内臓サイボーグのリクエストは全部辞退したせいもあってか、今は僕のFANBOXの継続支援者を辞めてしまっている。
いわゆる内部機器を露出するといった損傷系やメンテナンス系メカバレが主に好きというのと、武器が出てくるメカバレが特に好きというのは性癖的に方向性が違うかなとも思うので、それは辞めてしまうのも分からなくもない(僕が逆の立場だったらやっぱり辞めてるかもしれない)。
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その時はこの漫画も読んで無くて、今ひとつイメージが湧かなかったんだけど、この「戦うメイドさん」という漫画を半分くらい読んだら、なるほどこういう感じかもなあとなんとなくイメージが湧いてきた(但し、長いので全7巻中まだ5巻までしか読んでない)。
体の内部に武器を内蔵しているといっても、隅々にというわけではなく、腕や脚の一部。武器と言ってもだいたい決まってて、銃が小型ミサイルで、アナログの武器だとナイフくらいで。あと目からレーザーとか。
最近の若い人は知らないかもしれないけど、この漫画に出てくる記憶媒体がMOだった。原作が90年代後半のようなので、ロボ娘の記憶データはMOディスクに収まるという設定。
ちなみにMOはたしか当初128MBで230~640MBが主流、後に1.3GBのメディアが出たけど、その頃にはCD-Rに焼くとかUSBメモリの方が主流になっていったような記憶がある。(ちなみに90年代はデザイン・印刷業界ではMacが主流で日本はMO、海外はzipとか言ってた人もいた。)
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アタマにケーブルが刺さってるのが好きなメカバレ民もたまに見かけるけど、この漫画にもそういうカットがあった。
絵柄は90年代後半風でデフォルメもやや強いので、好き嫌いはあるかもだけど、メカバレが出てくる漫画としてはそれなりに興味深かった。
一応アダルト漫画扱いだけど、いわゆる成年漫画のような露骨な性行為シーンはなくて、下着姿やパンツとかそういうやつが多かった。
昔のタッチの漫画がお好きな人にはおススメな作品かも。
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『戦うメイドさん! 』(全7巻)
西野 つぐみ (著)
出版社 : ぶんか社 (1998/5/1)
発売日 : 1998/5/1
※ちなみに今日現在アマゾンのKindle Unlimitedの方では全巻無料のようです。
以上、おしまい(らせん)