Home Artists Posts Import Register

Content

 支援者限定作品です。

 『毎日、肉体と服だけランダムに交換される世界』(以下URL)の直系の続編です。本編は以下URLから、先の読了を推奨します。

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11654796


 少々創作の手が鈍ってしまっていてすみません。

 結構初期めの作品の続編です。おかしくなった世界でシンプルに遊ぶ感じですね。

 当初は肉体的なレズセックスを描こうと思ったのですが、精神的には男同士になるわけで……ちょっと色々やめました。

 では、以下本編をお楽しみください。


===========


 朝目覚めた俺は、枕元に置いてある手鏡で自分の顔を真っ先に確かめる。映し出されたのは、二十代半ばの見知らぬ女性。若干疲れた雰囲気で目つきは悪いが、取り立てて可愛いとも不細工ともいえない。

 軽く伸びをしても、全身に違和感や痛みはない。とりあえず安心だ。

 のそのそのとベッドを這い出てハンガーラックを見ると、無難な赤いチェックのブラウス、脱ぎ捨てられたスリムジーンズ。

 部屋には頭だけのマネキンとたくさんのウィッグが並べられており、ハサミやブラシ、コームもまとめてトレイに置かれている。

 どうやら今日俺は、美容師の女の子になっているようだった。


 この世界では、毎日肉体とそれに付随する身の回りのもの――服などが、誰かとランダムに交換される。しかもこの事実を認識しているのは俺だけのようで、他のすべての人間は認識していない。

 そんな世界になってから――だいたい半月が経過した。


 起床と同時に与えられた肉体を確認するのは日課だ。いつも女性であることは間違いないが、年齢や職業はバラバラ。老婆になってしまうと一日が辛くなるし、身長の低い子供になると、いろいろと不便。健康な若い女性というだけでラッキーだった。

 俺はぼんやりとしながら時計を見ると、もう八時。

 昨晩は――普通のOLさんになり、夜中までオナニーをしていたっけ。普段なら遅刻確定の時間だが、今日は事情が違う。地方の支店へ出張する予定で、到着予定と新幹線の時刻表の都合上、九時に家を出れば間に合う計算だ。

「ふわぁ……」

 低めの声。時間もあるし、シャワーでも浴びようかと脱衣所に行きヨレヨレの灰ショーツとカップ付きタンクトップを脱ぎ去った。

「うお」

 おっぱいはそこそこ、乳輪が少々大きめ。お腹周りにはお肉も多いか。だが、もっと目を引いたのはもっさりとした陰毛だった。細めだがとにかく量が多く縮れているので、かなりのボリュームだ。

「美容師でもこっちは不精だな……あ」

 口にして閃いた俺は、裸のまま部屋を縦断して理髪用品一式を風呂場に持ち込んだ。

 風呂イスにガニ股で座り、腰の高さに鏡をセット。ぼさぼさの陰毛をコームで梳かしながら適当にチョキチョキとカットしていく。身体が覚えているのか、見様見真似のわりに手付きはスムーズだ。ふわりと陰毛が舞い、内ももにも付着する。

「痒い所はありません……かぁっ!?」

 定番のセリフを言ってみると同時に、コームの先端が陰毛に埋もれていたクリトリスを引っかく。上ずった声が出てしまい、あそこがきゅんと疼いた。

「……そうですね……ここがぁっ……痒いっ、ですぅっ」

 一気に火が点いてしまった。俺は指先でクリトリスの皮を剥いて、くにくにとこねる。鏡の中では、不揃いになった陰毛を掻き分けオナニーにふける女性の姿があった。

 気持ちよくなってきた俺は、ハサミを放り出してプラスチック製のブラシの背を掴む。おまんこはまだ濡れていなかったので、化粧落としオイルをべったりと塗り込んでから、丸い取っ手を膣へと突っ込んだ。

「あぁんっ!」

 滑り止めの蛇腹が的確に中のひだをごりごりと刺激する。正直朝一番でやることではなかったが、しっかりと身体は反応していた。

 やがて溢れてきた愛液は、本来の持ち主にとって大切な仕事道具であるコームを汚していく。膣口はやや痛いほどだが、気にせず激しく前後させた。中腰も保っていられず、床に座り込んだ。

「ぅぁあああぁぁぁっ……あぁんっ」

 絶頂に達した俺は、びくびくと脚を痙攣させた。この子は感じやすく、すぐに発情し抑えが効かなくなってしまういやらしい身体だったようだ。

 俺は余韻が落ち着いてから風呂を出て、身だしなみを整えた。

 オナニーやアンダーヘアのカットに使った道具もバスタオルで拭いて、さっさと出かける準備を済ませて家を出た。


 やはり街も狂っている。

 新幹線の車内だというのに競泳水着に水泳帽姿の女性、婦警さんやらナースさん。それらはすべて物理的な実体であり、それとは別に、ピントがぶれたようにサラリーマンの姿がぼやけて重なる『虚像』が浮かぶ。それは彼らの本来の姿で、俺以外にはそうとしか見えていない存在しない像。

 今の俺も、スーツ姿のサラリーマンとしか映っていないのだ。

 俺は収まらない異変に目元を揉んで、二時間の旅のお供として持ってきていたタブレットで、映画を見始めた。

 しかし、俺は途中で寝落ちしてしまっていたようで、全く知らない場面まで映画は進んでいた。時間的には……まだ、目的の駅は通過していない。映画を止めようとして――腕が小さくなっていることに気がつく。

 そうか。眠ってしまったから、また身体がランダムに交換されたのか。身体を確かめると、俺は小さい女の子になっていた。

 紺色のジャンパースカートにジャケット、ブラウス。そして黒いランドセル。いずれにも、『小』と大きく書かれた校章。小学生の女の子になってしまったのは明らかだった。

 この肉体交換は、眠っている間に行われる。眠りが浅かろうと深かろうと関係なく、今のように居眠りでも交換されるのは困ったものだ。

 新幹線の座席にすっぽりと収まるようになってしまった身体で椅子を降りて、ランドセルを開いてみた。

「うわ」

 中に入れてあった(といっても朝の時点で変容していたとは思うが)支店に持っていく書類はすべて、小学二年生の宿題のプリントや教科書に置き換わっている。

「はあ……」

 これらも、本来のアイテムとして扱われる。つまり、俺は支店についたらプリントを提出することとなるのだ。なんだか、本当に小学生に戻ったような気分だ。

 俺はランドセルをしまい、スマートフォンから置き換わってしまった携帯ゲーム機をいじる。


 やがて目的の駅に着いた俺は、駅前にある支店へと歩いていった。

「お疲れ様でーす」

 舌っ足らずの声で挨拶をすると、狭いオフィス内の人間が一斉にこちらを向く。コックのような男性、エプロン姿のおばさん、セーラー服の女子高生。

 今回の出張はここのオフィス引き上げに際する最終の打ち合わせが目的であるため、残っているのは必要最低限の人数。人は少なくがらんとしていた。

「ああ、本社の」

「はい」

 セーラー服の女子高生が、支店長のようだ。本来はハゲオヤジだというのに、そばかすに分厚い眼鏡、おさげという容姿。垢抜けないが、愛想笑いは可愛い女子高生だった。

 俺と支店長は応接テーブルを囲み、ランドセルから宿題のプリントを出して連絡事項を伝える。分数の問題が書かれたプリントは、機材の処理について。国語のドリルは、ビルの契約回りについての書類といった具合。傍から見れば、妹の宿題をみる姉のようにしか見えないだろうか。もっとも、俺以外にこの異常を知覚できる人間がいればの話だが。

 昼休みを挟んで、打ち合わせを再開する。途中、支店長は暑くなってきたと言いセーラー服の上を脱いでしまった。

 ワンポイントでハートが付いた、白い綿のブラジャーだけというはしたない姿になるが、もちろん支店長に羞恥心などない。

 セーラー服はスーツのジャケット、ブラジャーはワイシャツと同義なのだろう。おまけに、脚も大きく開いているのでお揃いのショーツも丸見えだった。

 そんな女子高生の半裸を見ながらだと、打ち合わせも苦にならない。支店長も予め資料に目を通してくれていたので、予定より大幅に早く終わったのだった。

 本来なら20時頃までかかり一泊する予定だったのだが、17時には全部用が済んでしまった。さすがに早すぎると思い本社に連絡してみたところ、宿も取ってあるしせゆっくりしてくればいいと言われたら、慌てて帰る必要はなくなる。どうせ家でも――オナニーしかしないしな。

 俺はひとまず、予約してあるビジネスホテルにチェックインをした。

「よいしょっと」

 この女子小学生の肉体は元気いっぱいで、ずっと座りっぱなしでも肩が凝るどころか体力が有り余っているようですらある。ビジネスホテルなのでさほど面白いものはないが、俺は軽く中を探索してみた。

 すると意外にも収穫はあった。ここのホテルは人工温泉らしい。夕飯にも時間があるし、俺はひとっ風呂浴びることにした。

「いや……」

 その前に――この子の身体の具合も確かめておくか。俺は小学校の制服であるジャケットとブラウス、スカートを脱ぐ。ピンク地に猫のキャラクターがプリントされた女児ショーツと、もこっとしたキャミソール姿になって部屋に備え付けられた姿見の前に立つ。

「そういえば、顔ちゃんと見ていなかったな」

 栗毛のふっくらとしたショートボブ、儚くも今風の女の子だった。いささか幼すぎるものの、俺の好みの方向性だ。

「身体は……まあ」

 下着も脱いで、裸も見てみる。ぺたっとしたおっぱいとかなり色の薄い乳首。陥没気味で、むにゅりと押し出すとぴくりと飛び出た。真上から見るとぽてっと膨らんだイカ腹に隠れているが、なだらかな線を描く一本筋。鏡の前に座り込み、脚を限界まで開いてもぴったりと閉じたおまんこは開かないほど。

「うーん……あっ……でもっ……」

 陥没乳首は飛び出させたり、ほじくってみるとそれなりに気持ちがいい。刺激に慣れていないのだろうか、ほんのりと胸の奥が熱くなり始めた。

「んっ……んっ……はぁ、はぁ……ロリ陥没乳首、気持ちいい……」

 これまで女児になったとき、最初はオナニーを試みていたがどうにも快感はなかった。しかし、今回はだいぶ違う。さすがに、今朝の美容師ちゃんほどではないにしろ確かな性感があった。

「はぁっ!」

 よだれで指を濡らして、乳輪もさする。こちらも十分敏感で、かなり気持ちがいい。

 そうして乳首をいじめていると下半身も反応してくる。何人もの女性の肉体で味わってきた、愛液が染み出す感覚がじわじわとしていた。ただしおまんこはぴったりと閉じているし、量もごくわずかなものなので、溢れたりはしない様子。

 手を止めて、俺は片手てくぱあとおまんこを開いた。

「やっぱり濡れてんじゃん」

 俺は指先で愛液をくちゅくちゅとこねてから、おまんこを触ってみる。しかし残念なことにこちらはあんまりだ。陥没乳首だからこそ、上はよかったのかもしれない。

 不完全燃焼ながらも、これ以上は望めさそうだ。俺は服を着直して、大浴場に向かうことにした。

 ランドセルをひっくり返し、純白でちんまりとしたリボンが着いたシンプルな女児ショーツと、空色にさくらんぼ柄のキャミソールを取り出す。それらをユニットバスに備え付けられていたバスタオルでくるみ、館内着に着替えた。これはフリーサイズだが、さすがに女児は考慮されていないのでかなり大きい。諦めて小学校の制服を着直し、地下にある大浴場に行った。

 風呂には少し早い時間だったが、二人の女性が入浴を楽しんでいる。高校生くらいの女の子がふたり。正直かわいくはないが、おっさんよりは全然マシだ。

 身体に浮いた汗や幼い愛液をシャワーで流してから、人工温泉の湯船に浸かる。今の小さな女の子の肉体だと、油断すると溺れてしまいそうだ。俺は手すりに掴まった。

「ふぅ」

 今の俺――女子小学生くらいだったら、まだ疲れ知らずで温泉などいらないだろうが、とりあえず温かく気持ちがいい。ジャグジーの泡は敏感な素肌を這い回り、男のときとはまた違った心地よさ。

「んっ……いい、かも」

 ジャクジーの噴出孔の直上に陣取った俺は、浴槽の中で小さなおまんこを精一杯に開く。まずお湯の暖かさが膣に侵入したが、すぐに無数の泡が殺到した。

「ひぁっ……」

 粒の細かい泡は内ももからおまんこまでを無機質かつ無遠慮に撫で回していく。最初はくすぐったいだけだったが、明らかに体は熱を持っていった。頭がくらくらとしていき――少しのぼせそうだ。

「はぁ」

 やはり子供ではいまいち楽しめない。俺は諦めて手早く身体を洗い、部屋に戻ってベッドに伏した。火照りを冷ますぐらいの感覚だったのだが、間もなく意識は閉じ眠りに落ちたのだった。


 裸のまま目を覚ました俺は、枕元の手鏡を探し見つからないことでホテルで寝ていることを思い出した。

 のそりと起き上がり、ふらふらとユニットバスに向かう。そこに映っていたのは、若くて可愛らしく、とても胸の大きな女の子だった。

「でっか」

 思わず呟いて、俺は胸を下から支える。重量感たっぷりに持ち上がったおっぱいは、半端じゃないサイズ。Hカップだとか、Iカップだとかそのレベルに達しているに違いない。

 部屋に戻ると、スーツ――に相当する小学校の制服をかけていたハンガーには、赤いビキニの水着が奇妙なほど丁寧に引っ掛けられていた。

 きっと、この身体の本来の持ち主はグラビアアイドルなのだろう。この巨大な胸と整った顔は、そう確信させるに十分だった。

 これまでで一番、表を出歩くにふさわしくない服装。よくよく考えてみると、一般人でも海ならこういう水着を着ていても平然としているのだし、男の俺としては海パン一枚というのも当たり前だった。

 いや、一番ではないか。いつか露出系AV女優になったとき駅前で全裸オナニーをしたっけ。

 俺はふふっと笑い、水着を着てユニットバスの前で改めて鏡の前に立つ。

 ややカールした茶髪をまとめた、美人で巨乳の女の子。魅惑的な肢体を誇示するような真っ赤なビキニで、トップスを引っ張ればメロンほどにも大きい胸と先端のきれいなピンク色が覗き、下をずらせば丁寧に借り揃えられた陰毛が顔を出す。

「よし……」

 昨日かなり早く眠ったから、まだ朝早く朝食バイキングも始まっていない。俺は部屋の案内を確かめてから、大浴場に向かった。


 青い暖簾をくぐりビキニを外して浴場に入ると、他の利用客はひとりだけ。高校生ほどの少女が湯船のヘリに腰掛けていた。

 その子もまだ入ったばかりなのか、いかにも清掃されたばかりというように風呂イスや洗面器が整列していた。

 俺は軽く汗を流してから、湯船に浸かる。せっかくなので、女の子の正面に陣取ってそれとなく観察してみた。

 年齢は今の俺より少し若いぐらいだろうか。体型は標準的な一方、容姿だけでいえばかなり可愛らしく、俺の好みだった。目を凝らしてみると、20代後半ほどの男性の姿が思い浮かぶ。裸なので職業は分からないが、鍛えられてがっちりした肉体を持っているようだった。

 しかし今は頼りない少女。浴場というシチュエーションもあり、素肌はとてもみずみずしい。白い肌は少しだけ赤らみ、セクシーさを醸し出していて、俺は釘付けとなってしまった。

 少女は俺の視線に気がつかないまま、流しへと歩いていき身体を洗い始めた。

 そんな光景を眺めていたら、俺は段々とムラムラしてきてしまった。男湯なのだが、どうも女湯に堂々と侵入し覗いているような気分になるのだ。

「……んっ」

 俺は我慢できなくなり、湯船の中で胸を揉み始めた。おっぱいはお湯に浮かんでいることもあって、かなり自由に形を変える。ふわふわとしながらも、かなりの手応え。俺はすぐに発情してしまった。

「っふっ……うぅっ」

 あまり声を上げるわけにはいかない。傍から見れば大胸筋のマッサージをしているようにしか映らないだろうが、喘ぎ声を上げてはさすがに怪しい。ましてや、他の客の裸をおかずにしているのだ。

 俺は少しでも手の動きを隠すため、ジャグジーのあるところに移動した。微細でなめらかな泡はやはり気持ちがよく、本来の肉体ならここまでの効果を得られないのだと思うとさらに高ぶる。

 浴槽の中、俺は勃起した乳首をコリコリと転がした。

「ふぁっ……あぁっ」

 身体を洗い終えた少女は、ちょうど俺の目の前でストレッチを始める。今の俺ほどではないが大きな胸を揺らしながら、惜しげなく脚を拡げる。タオルも腰に巻いていないので、アソコは丸見えだった。

 俺は食い入るように見つめながら、手を股間に持っていく。お湯とは明らかに違う、粘性のある液体が股間がにじみ出ていた。

「うぅっ……んっ、あぁっ!」

 アソコを両手で開くと、無数の泡が撫で回すよう。最初の数秒はくすぐったいだけだったのだが、すぐに快感に変わる。声がでてしまったので少女は少し蔑むような目を向けて、浴場から出ていってしまった。

 きっと変態やゲイの類と思われたことだろう。だがもう止まらない。

「っくぅ……ううっ――あぁあっ!」

 一人きりになった男湯、俺は艶めかしい声を上げて絶頂した。びくびくと痙攣しながら、ぐったりと手足を伸ばす。お湯に愛液と潮、それに尿が混じる。頭が真っ白になって、そのまま余韻を楽しみ意識を手放しかけたところで、鼻にお湯が入って一気に意識が引き戻された。

「ごぼっ……っふう、やばい……」

 あるいは、溺れてしまうのも何らかの快感になるかもしれない――そんな危険な誘惑を振り切って、俺は湯船から出る。どろり、と股間から白く濁った愛液が溢れ、お湯に溶けていった。

「……はぁ……はぁ……」

 ふらつきながらも俺はカランまで歩き、ぬるめのお湯で身体を流す。

「……死ぬかと思った」


 その後――諸々を終えてチェックアウトした俺は、自宅へと帰っていく。正直大浴場でオナニーしたのはまずかったが、どうせあの街は二度と訪れない。旅の恥はかき捨てだ。

 しかし、その時のジャグジーオナニーは忘れられず、俺は自宅でシャワーオナニーを繰り返すことになったのだが。

Files

Comments

No comments found for this post.