Home Artists Posts Import Register

Content

 支援者限定作品です。

 『身体だけがOLさんと入れ替わり快楽に翻弄される話』(以下URL)の直系の続編です。本編は以下URLから、先の読了を推奨します。

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15485925


 本質はプレイ内容ではなく『突然の不規則な入れ替わり』と『身体の快楽に流される』という点だと思ったのでそちらに寄せた感じです。一人だとヤることがあまり変わらないというのもありますが。

 では、以下本編をお楽しみ下さい。


=================

 どれほど前だろうか。ある日を境に、世界中で人々の肉体が入れ替わるようになってしまった。

 タイミングもトリガーも不明、対象はランダム。全員がもれなく入れ替わるわけではないが、俺以外の誰もが自分の肉体に違和感を抱かず、本来の肉体であると錯覚して振る舞っている。

 最初こそ原因を考えてみたり、俺のようにこの異変を察知している人間を探したりしていたが全て徒労に終わった。

 昔読んだ漫画で、治療の影響によって自分以外の人間がまともに見えなくなってしまうというキャラクターがいた。それと同じように俺だけがおかしくなったのかとも恐れたのだが、もはや全てどうでもよくなっていた。

 ひとつ言えるのは、俺がこの異常を楽しんでいることだけだった。



 朝。目覚めた俺は、まず自分の肉体を真っ先に確かめる。

「変わってないか」

 鏡に映っているのは、20代後半と思しき女性。可愛くも不細工でもないが、体つきだけは一等で昨晩オナニーしまくったことを思い出す。愛液が染み込んだトランクスや股間周りはペリペリに乾いており、気持ちが悪い。

「んー……っと」

 俺は布団から這い出て、脱ぎ散らかしてあったTシャツとハーフパンツを着て部屋を出た。

 居間に行くと、張り詰めたブラウスの上にピンクのエプロンをつけた屈強な黒人男性が、窮屈そうにちまちまと編み物をしている。この人物は知らないが、きっと母親だろう。

「おはよう、母さん」

「おはよ、眠そうね。今日土曜日で学校も休みだからって、夜ふかししたわね?」

「まあ……」

「ふふ、いいけど」

 母さんの顔や声は当然黒人男性のそれなのだが、白い歯を出して笑う様は映画スターのような愛嬌がある。手元で編み物をしているギャップもあるかもしれない。

「お、和彦も起きてきたか」

 俺の名を呼びながら、湯呑片手に現れたのは年齢が二桁にも満たないような幼い女の子。こちらは父親のようだ。

 180cm超の元ラガーマンという体型なのだが、衣類は本来の身体のものを見に着けている。ただでさえ涼しそうな甚兵衛の前は開き、下に穿いていたものはどこかへいってしまっているので、小さな乳首とぷっくりとしたおまんこが丸見えだった。

 時たま自分にも備わるものとはいえ、やはり未だに気恥ずかしい。俺は目をそらし、テーブルの上にあった貰い物のクッキーに手を伸ばす。

「うん。用事もないからゆっくりしてた」

「おう、じゃあ家に居るのか? さっきおばちゃんと電話してたんだが、令士《れいじ》が遊びに来たがってるって言ってたんだけどよ」

 令士とは、少し歳下のいとこである。家も近く俺によくなついているので、たまに相手をしてやることがある。素直で純粋なやつなので、俺もよくかわいがっている弟のような存在だ。

「令士か、いいよ」

「そうか。おばちゃんにも連絡しとく。父さん達は出かけてくるから、頼むぞ」

「よろしくね。ご飯はもうカレーを作ってあるから、温めて食べてね」

「あ、地区の集まりって今日か。はーい」

 柔和な黒人男性、そしてやや威厳のある幼女と会話を交わした俺は、母さんが用意してくれていた朝食を食べる。そのうち準備を終えた両親は、早々に出かけていった。

「じゃあね、よろしく。帰りは夕方くらい」

「あい、いってらっしゃい」

 両親を見送った俺は、時計を確かめる。

 令士が来るまで1時間以上の余裕がある。まだ余裕があると見た俺は、シャワーを浴びることにした。

 洗面所で服を脱ぎ。風呂場の扉に手をかけたが視界の端に映った鏡を二度見する。

「あれ、変わってる?」

 全く気が付かなかったが、よく見ると俺の身体はまた別人と入れ替わっていた。

 さっきまでは20代後半ほどの女性だったが、今は10代後半――俺と同い年くらいの女の子に。それもきっちりとメイクをしており、かなり可愛い顔立ちだった。

「おー……身体も中々……」

 下を見下ろしてみると、胸はやや小さめだが全身は引き締まっておりスタイルはいい。年齢的な問題もあるだろうが、さっきまでに比べて活力がみなぎっているようだった。

「……あ、これアイドルの子じゃん」

 折角可愛い女の子になったのだからと表情で遊んでいるうち、笑顔を見てCMの映像を思い出す。国民的アイドルグループでよくセンターを務めている、渋原ちゃんという子だ。

「へえ……やっぱり綺麗だな……」

 このスリムな体つきも、本来ならばトレーニングやレッスンによって作られたものなのだろう。メイクもよく似合っているあたり、今さっきまで本来の持ち主の元に返っていたのかもしれない。

「てか風呂入る必要ないじゃん」

 身体からはほんのりとバニラの香りがしてあり、ベタつきもない。シャワーを浴びる理由が無くなった俺は、洗い物だけ出して自室に戻っていった。

 俺はチェストから服を取り出し、手早く着替えてしまう。アイドルの身体になり興奮はしているのは確かだが、発情する度に毎回毎回オナニーをしていたのでは身体が持たない。いや、肉体は替わるのだが。

 ともあれ少し時間が空いてしまった。俺はスマホでゲームでもしようとしてベッドに寝そべり――

「……やっぱだめだ」

 しかし全く集中できない。俺は諦め飛び起き全裸になってしまった。

 姿見には、トップアイドル渋原ちゃんの生まれたままの姿。これまでも美しい体や美人の身体となったことは多々あるが、誰の肉体か把握していることはまずなかった。唯一の例外は一番最初にOLさんと入れ替わった時だがそれも通りすがりでしかない。

「声も……令士がこなきゃ、カラオケ行くっていう手もあるな」

 アイドルに詳しくないものの、それでも渋原ちゃんのことは知っている。俺は整った顔を歪めさせ、おっぱいを揉み始めた。

「んっ……」

 せいぜいCカップほど。渋原ちゃんはセクシーさではなくキュートさを売りにしており盛る必要がないからか、テレビで見るサイズのままだ。

 いっぽうで触り心地はとてもよい。柔らかさがどうというより、肌のハリときめ細やかさが一般人とは違う。しっとりと手に吸い付くのに、さらりと流れるようななめらかさもある。乳首もきれいなピンク色で、つんと上を向いている。

「はは……ぁっ、そして感度も……ぅぅん」

 清純にして芸術のように美しいおっぱいながら、とても敏感ですぐに身体の芯が熱くなってくる。俺は自然と内股になり、内ももをこすり合わせる。

「こっちは……どうなんだろ」

 俺はじんじんとしてきた股間へ視線を送る。開いた割れ目がしっかり覗いているが、よく見ると色素が薄く細い毛が覆っているだけ。産毛のようで、剃り残し等も見られない。

「ってことは、天然かこれ……あっ、中も……っ」

 ガニ股になって割れ目の両端を引っ張り、ナカを開いた。当たり前のように淡桃色で、表面はにじみ出た愛液でてらてらと輝いていた。

 いとこも来る。正直オナニーなんかしていられないのだが、それでも――俺は我慢ができなかった。

「んっ……あぁあっ!」

 澄んだ声の嬌声があがる。こうなったらさっさと終わらせるしかない。多少乱暴にでも責めて、無理やりに快楽を引きずり出す。

 それが最適なのかは人によるものの、今回はかっちりとはまってくれる。特に、クリトリスや胸ではない、穴が非常に弱いようだった。

「っくぅっ、ううっ、おおぉんっ!」

 俺は鏡の前、だらしなく脚を開きながらくちゅくちゅと指を出し入れする。色々と体勢を変えてみた結果、いわゆるまんぐり返しをしながらするのが最高に興奮した。いいところに当てやすいこと、そしてあの渋原ちゃんがひどい格好でオナニーにふけっているという、まるでAV業界へ転身したかのような光景。

 それにしても感度がよく――

「あぁぁっ、やぁっ、イく、イくっ、イくぅっ! マンコでイくっ、おぉっ、マンコでイくぅ、うぉぅっ!」

 やがて堪えは効かなくなる。

 百万枚のCDを売り上げた声は汚く濁り、決してテレビで口にしない淫語を撒き散らしながら絶頂した。

 全身から力は抜け、上下左右もわからないままに転がる。気づけば頭に鈍痛。ベッドフレームにぶつけていたらしい。

「……はぁ、はぁ」

 



「お邪魔します、和彦兄ちゃん」

「おーう」

 オナニーの後始末や準備をして間もなく、令士が――元々の肉体の令士が家にやってきた。

 令士の家庭では、両親つまり叔母夫婦が土日関係ない仕事をしていることもあって、令士が幼い頃から預かるのは珍しいことではなく、中学生になった今でもよく遊ぶ。ただ、お互い部活などの噛み合わせもあり、入れ替わり現象が始まってから令士と会うのは初めてだった。

 居間に通し、俺の部屋から移しておいたゲーム機で遊び始める。

「あ、くそ」

「ほら、兄ちゃんそれじゃだめなんだって。もっとスティック回さなきゃ……っと、ごめん」

 パーティゲームを遊びつつ、ふたりは同時にお菓子に手を出し指先がぶつかる。

 今の俺は渋原ちゃんの肉体なので、トップアイドルと時間を共にしているという大変羨ましい状況なのだが、当然それを令士は認識していない。

 そう――思っていた。

「あ……」

「よし……あれ、令士? どうかしたか? 調子が出てないじゃん」

「え、うん……」

 途中から令士の様子が変わり、ゲームプレイにも精彩を欠く。どうもこちらへちらちらと視線をやっているようで、気が散っているようだ。

 気になった俺は尋ねる。

「体調でも悪いのか?」

「えっと……すごい変な事言うかもしれないけどいい?」

「お、おう」

「兄ちゃん、そんな顔だったっけ? ……その、女の子みたいな……」

「女の子……え?」

 俺は耳を疑う。

「いきなり、ってどのくらいいきなり? 前会った時からってこと?」

「ううん、なんかさっきから……それに声も。ていうか……誰?」

 理由は分からないが、令士も俺と同じように異変を察知出来るようになったのかも知れない。

「……いや、俺は和彦だ。説明するとややこしいんだが――」


 俺は令士に向け、入れ替わり現象の説明をする。

「――ゲームに少し似てる。例えばゲームの中では好きなキャラを選んで使うけど、自分が使っているキャラを別な人が選んで操作することもあるじゃん。逆に、令士が何のキャラを操作してても、令士はそのキャラになるわけじゃないし、キャラが令士になるわけじゃない」

「うーん……あ、その人の心がプレイヤーで、身体がキャラクターだとして、キャラがおまかせで選ばれてる……ってこと?」

「そう」

「なるほどねえ……」

 令士はひどく混乱していたが、テレビを見せるとすぐに納得した。

 女子高生くらいの女の子が中年女性とコントを演じていたり、小学生くらいの男の子が女子アナのようにスーツを着てニュースを読み上げている。

 俺と同様に肉体と演じられている精神が食い違っていることを理解してくれたようだった。

「じゃあ僕も、これまで認識していなかっただけで違う誰かの身体を使っていたことがあるかもしれないのか」

「そうだな」

「わけわかんないね」

 俺は仲間が増えた安心感があった。もっとも比率で言えば俺や令士側がおかしいのだが、ある種孤独を感じていたのでずっとマシだ。

「……ねえ、和彦兄ちゃん」

「ん?」

「おっぱい、触っていい?」

 感づいてはいた。令士の視線が、俺の胸へ注がれていることは。なにせ女性用の下着なんて着けていないので乳首が浮いているし、令士もこの肉体がアイドルの渋原ちゃんであると気づいているはず。

「……」

 俺は悩む。この入れ替わり現象が始まってから、他人に身体を触ってもらったことはない。彼女はいないからその前からなのだが……それは置いといて。

 他人に愛撫される感覚。それは知りたい。だがこの身体はすぐに発情して、きっと胸を揉んでもらうだけでは収まらないだろう。我慢できず、股を開いてしまうに違いない。

 俺の意思が弱いのではない。断じて。たまたま、俺のところに来る肉体が敏感で、淫乱な――

「ごめん、兄ちゃん」

「え、ちょ――ぁうんっ!」

 断ろうと――本心から断ろうとしていたが、俺の答えを聞く前に令士は鼻息を荒げ、俺を押し倒す。

「すげ……これが、女の……」

「令士、手離せよ……」 

 弱々しい声だったが、他者に触れられる心地よさには抗い難く、精一杯の言葉だった。もっとも、冷静さを失っている令士には届くはずもない。手を離さず、探り探りで胸を揉み続ける。

「ちょ、直接……」

「落ち……着け――ひゃふん!」

 令士に乳首をつままれた瞬間、甘い声が漏れてしまう。

 もうだめだ。カチリとスイッチが入り、渋原ちゃんの身体が燃えてきたのがわかった。ここで止められるわけがない。

 令士も、中身がどうであれ初めての女性なのだろう。手をまごつかせながらも、素早く俺のズボンを下ろしてしまった。加熱されたアソコに、令士の眼差しが突き刺さる。

「……」

「ぁっ、こら、舐めるな……ぅぁあんっ!」

 もはや令士は言葉を発さない。己の欲望にのみ忠実な獣となり、俺を求めてきた。俺の股間に吸い付き、溢れてきていた愛液をじゅるじゅると啜り、俺の腰ががくがくと震える。

 やがて――クンニが止まったかと思えば、カチャカチャとベルトの音。なにをしようとしているかは明白だ。

 俺に止める気力などない。まだ令士は中学生ながらガチガチに勃起したチンポを突っ込まれたらどうなってしまうのか、それだけが興味の対象だった。きっと、漫画なら俺の目にハートが描かれていることだろう。

 令士は俺の脚の間に入り、チンポをアソコに突き立てる。

「はぁ……はぁ……ごめん、兄ちゃん」

「……っくぅ、ぅぁあっ!」

 数度亀頭が土手を滑ったのち――にゅるりと、おまんこがチンポが入り込んでいった。

 この身体、渋原ちゃんもトップアイドルとはいえ処女ではなかったらしい。もしかしたら、巡り巡る入れ替わりの中で散らされた可能性もあるが些細なこと。今重要なのは、俺に絶大な快感を与えてくれるかどうかだけ。

「っく、セックス……ぅ、うおぉ」

「んぅ、ぁっ、あぁっ!」

 令士はよくわからないことをつぶやきながらも、必死で腰を振っている。反応は女性慣れしていない男そのものだったのだが、その様子に反して腰使いは巧い。

「いぎぃ、っ、れいじぃっ、あぁっ!」

「っ……渋原ちゃん!」

 名を呼んだのがまずかったのか、令士はさらに密着してきて、手を繋ぎ唇も重ねてくる。外見は渋原ちゃんのものなので、すっかり恋人だと思いこんでいるようだった。

 もちろん俺自身は同性愛者ではないし、令士に向けていとことしての親愛以上の想いはないのだが、触れる箇所が増えると身体が悦んでしまう。気持ちがどうというより、女性の身体がそういう仕組みなのだろう。

 そうだ。身体が悪い。気持ちよすぎる女性の身体が悪いのだと、自分に言い訳するように再三唱える。

「ぅっ、渋原ちゃんのなか、いいっ……中でっ!」

「ぁっ、おぉっ、ひぁあっ!」

 令士の腰が一気に加速する。それに比例するかのように、俺の快楽も強くなっていき――中で、熱いものが爆発した。

「っくうっ、あぁっ!」

「ひぁあぅっ、あぁぁああああっ!」

 熱い元気な精液が注ぎ込まれ、メスの本懐を果たそうときゅうーっと膣が締まって奥へ奥へと精子を誘う。全身は快感の波に放り出され、痺れて言うことを聞かなくなる。目の前でチカチカと火花が散り、やがて五感は薄れていった。


「――兄ちゃん、和彦兄ちゃん?」

「ん……ん?」

 ――意識を失っていたようで、気がつくと令士が俺の顔を覗き込んでいる。俺は……そうか、渋原ちゃんの身体に流され、勢いのまま令士とセックスをしてしまったのか。

「ごめん。大丈夫?」

「……うん。しゃ、シャワー浴びてくる」

「あ、うん」

 令士は申し訳なさそうにしているが、あんなところを見られては年上の面目丸つぶれだ。俺は飛び起きて、逃げるように浴室へ入って汗を流した。

 そして、これからどう令士と接すればいいか考えながら居間に戻ると――

「んっ、あぁっ、あぁんっ!」

 見知らぬ女性が――令士の服を着た女性が、オナニーにふけっていた。ちょうどイったところのようで、潮を噴いてカーペットを汚す。

「……なるほどね」

 俺は舌なめずりをして、令士へと飛びかかった。




 ――あれから数ヶ月。入れ替わり現象が収まることはない。だが楽しみは増えた。

「お」

 スマホに着信。開いて見ると令士からのメッセージで、小学生かそこらの裸の写真が添付されていた。

『今日ロリだった 和彦兄ちゃんは?』

『こんなの』

 俺は予め撮影しておいた写真――大学生ほどの女性の写真を、送りつける。

『エロいね この身体もけっこう気持ちいいししたいかも 今日親居ないから来て』

『おけ すぐ行く』

 令士も異変を認識したので、こうしてその日の身体を見せ合ったり、身体を重ねている。元々仲がよかったので不審には思われていない。きっとこの関係は、異変がある限り続くだろう。

 そう考えると、異変が終わって欲しくないような気もする。

「おっす。かわいいじゃん」

「でしょ? あんまりロリ趣味は無いけど……まあ折角だしね」

 出迎えてくれたのは、写真と同じ女の子。にやりと笑って、俺を招き入れてくれた。

「さて、今日もしますか」

 そう言って、俺達は裸で布団に潜り込んだ。

Files

Comments

飛龍

異常な事態を共有して楽しめる相手がいるとやはり良いですね…! レズプレイ最高です!