【音楽】モジュラーシンセのセルフジェネレーティング (Pixiv Fanbox)
Published:
2019-12-06 08:59:09
Edited:
2019-12-06 09:44:06
Imported:
2021-11
Videos
-
MuLab_SelfGenerating.mp4
Downloads
Content
私が使っているDAW(デジタルオーディオワークステーション)のMuLabを先日Ver8にアップデートしましたが、それの内蔵モジュラーシンセ単体のMUXもVer8にアップグレードしましたというご報告ついでに。
MuLab内蔵のMUXモジュラーシンセはパーツを組み合わせて自分でシンセサイザーを組み立てられるスグレモノです。
そのモジュラーシンセはSelf Generating(自己演奏)というジャンルがあります。
一般的にシンセサイザーは音を作るだけで、その音を使った演奏は奏者がキーボードなどで自分で演奏するか、シーケンサ(演奏データ再生機)に演奏させるものですが、パーツを自由に組み合わせられるモジュラーシンセは、シンセ自体に演奏させてしまうということができます。
ハードウェアのモジュラーシンセではよくやっている方がいるのですが、ソフトウェアモジュラーシンセであるMUXでもそれができるか実験してみたところ、できました。
シーケンサはオクターブ4のド(C4)をずっと押しているだけです。
各モジュールはそれを受け取ってスピーカーに音を流すゲートを開放し、LFO(変調用発振器)をトリガーにして音を出す回路が勝手に演奏を始める、という仕組みです。
もう私の意思だの表現だのが介在する余地はほとんどありません。私は「こんなカンジの音でこんなカンジの演奏をする回路」を組み立てるだけです。
「音が楽しい」と書いて音楽ですが、こういう楽しみ方もあります∩(・ω・)∩