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 メタバース即売会NEOKET Week3に参加してきました。

 が、その前にちょっと別のお話を。先日Pixivからこのようなメールが届きました。


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 以前から「クレジットーカード等の決済会社が特定表現の決済を禁じて経済からはじき出すことにより、超法規的で違憲、人権侵害レベルの表現規制が行われている」のが問題になっております。「国際カードブランド等の規約でも~」の一文があるとおり、Pixivのこれもその一環と思われます。


 ただ断言ができないのは「サービス利用規約第14条禁止行為の26項『本サービスを利用して以下の商品の出品・販売・購入・登録等の取引を行う行為』に違反した取引が確認されております。」の一文があることで、この14条26項は以下の通り。


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 読んでお分かりかと思いますが、5の性器修正以外は表現物のことではありません。

 以前から海外の人たちの運営する児童性虐待記録物(※フィクションとの混同を避けるため児童ポルノをこう呼びます)サイトの人たちがPixivで勧誘を行っているのは確認されていたため、あるいは児童性虐待記録物やスナッフビデオの取引をPixivサービス上で行ったアホがいて、それへの対応なのかもしれません。


 どのような改定になるのかはお知らせの通り12月下旬の改定利用規約発表まで分からないので、現在待機中です。



 というワケで改めてNEOKET3 Week3に参加してきました。

 全年齢スペースで「作中に人体の切断が含まれるため、大事をとって出典を見送ります」の看板を掲げた無人サークル。


 当然こうなりますよね。送られてきたお知らせを文字通りに受け取れば、たとえばおおよその方がご存知のワンピースの「だってよ…シャンクス…!腕が!」のシーンですら「人、または体の非合法的切断」に抵触することになります。

 ましてやR-18表現を含む島はと言いますと、ご覧の通り。

 半分以上のサークルがいません。まぁ、こうなりますよね。寂しい限りです。


 児童性虐待記録物、スナッフビデオ等は実在人物の被害者がいるため、これが個人法益社会法益観点どちらから見ても禁じられるのは妥当とは思うのですが、被害者の存在しない創作物がなぜこのような扱いをされねばならないのでしょう。


 「誤った固定観念を流布し、実在児童への性虐待を誘発する」とか、風が吹けば桶屋が儲かるみたいな論が展開されていることがありますが、その与太話、本当に信じてますか。


 それ以前に我々は「知識と判断力と主体性と責任能力を持って動く成人」です。成人の行いは、その知識と判断力を基に、主体性と責任に基づいて行われ、それが何かしらの被害を出した場合は当人の責任です。

 「漫画にこう描いてあったからやった」なんてタワゴトをヌかす人がいたら、その人は成人と見なしません。まだ無知で未熟な児童であるか、あるいはなんらかの知的障害を抱えている人という扱いになるものです。


 そして本当に障害等でどうにもならない人を除けば、そういう人に与えなければならないものは「フィクションと現実は違う、区別を付けろ」というごく当たり前の「教育」です。


 そういう「当たり前」を知るまで、何を禁じようとその人は「何がタワゴトなのか、何がやってはいけないことなのか」を知らず、アホなことをやり続けます。


 表現規制はなにも解決しません。ただ教育だけが解決への道を開いています。


 なにより、同時に様々な抑圧や強制なく「主体的に動く自由と権利を持った個人」であれることが「人権を保証する社会である」ということです。

 これを奪われる事を私は断固拒否します。

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