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中学生のころ、音楽の授業で卒業式で歌う合唱曲の練習をしていました。そのときに音楽の先生が


「音楽はいつでも僕たちを思い出に連れて行ってくれます。思い出の曲を聴くと、その時のことが鮮明に思い出せるのです。皆さんが今うたっているこの曲も、成人式でうたった時に今日のことを思い出せたら良いですよね!」



とお話されていました。

15の僕は「へぇ〜そうだといいなあ〜」くらいにしか受け止めてなかったのですが、5年後の成人式でその曲は流れたし、指揮者にはその先生が登壇されました。ビックリする僕たちの前で、ニッコリと上品で優しい笑みを見せてくれたのを今でも覚えています。




ゲームや、映画など。感動のそばで音楽がいつも寄り添ってくれています。エンディングで流れる曲ではその作品のこれまでの冒険をたくさんたくさん思い出して涙がこぼれます。そして、月日が流れてもまたその曲を聴けば、そのときの思い出に連れて行ってくれます。



陳腐な言葉しか思い浮かばないけれど、日々いろんな作品に触れるたびに音楽ってすごいなあって思わされます。思い出とリンクして残ってくれるし、思い出す時間をくれる。



思い出すキッカケとして、においもよく言われますよね。嗅覚と聴覚ってそういう力があるのかなあ。視覚はどうなんだろう。



僕は音楽のかわりに、漫画でそういうのをを描けたら幸せだなあ。いつまでも思い出に残って、いつか思い出したときにニッコリ微笑むことのできるような漫画を。人の心に残るような漫画を。




最近、そんなことを思うのです。

がんばろう。



そらすけ

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