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こんばんは。みなとです


はじめに

 今回から、今まで録ってきた音源でイマイチ効果が得られなかったもの、

 あるいは限定的な用途であれば活用できそうだったものなどについて解説していきます。


「テンポ音源」とは

 複数の連続音を組み合わせた音源を制作する場合、

 大抵、音階を変えて(収録 BPM を揃えて)収録すると思います。

 それを音階ではなく BPM 、テンポを変更して収録した場合どうなるのか、といった試みの音源です。


結果

 7モーラの連続音、bpm 100, 125, 150, 175, 200 の5種類のテンポで収録しましたが、

 実際に使ってみるとそれぞれの音源に大した差はありませんでした。


 自分の発声はテンポが変動してもほとんど影響されないので、

 もしかすると、テンポによって発音が崩れたりする方の場合、効果があるかもしれません。


 また、これより速いものになるとさすがに誰でも発音が崩れると思うのですが、

 そもそも「さしすせそ」等が無声化してしまってうまく録れないので、

 リストの方から工夫を始めたりする必要があります。


所感

 それぞれの音源の特徴についてですが


 bpm 100

  大してロングトーンに強くない割に、1音階の容量が最低でも 75 MB

 bpm 125

  そこそこの長さなら劣化せず、収録も容易な速さ

 bpm 150

  1音階を 50 MB 以下に抑えられるメリットがある

 bpm 175

  収録時に母音を安定させるのが難しい

 bpm 200

  言い間違いや、母音の欠落によってかえって収録時間がかかる


 こんな感じです。


 これが私が音源を bpm 125 でつくってる理由です。


 また、bpm 120 で録っている人もいますが、setParamのデフォでの設定値では、

 少数が出現して扱いづらい(切り捨てしたらそれはそれで正確ではなくなる)のと、

 そもそも上記のように100 ~ 200であれば大差ないのであえて120で録る理由がないです。


音源のリンク

 → 後日 FANBOX 限定でアップロードします

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