同人CGシーン② (Pixiv Fanbox)
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シーン➀はこちらから
fanbox post: creator/34196557/post/2188532
こちらのシーンよりすけべ絵ありますので注意です。
――気恥ずかしい感覚だった。
自分の陰部を、異性に直視される。それは興奮と同時に羞恥も生んでいた。
先輩はどこか物珍しそうに、あるいは興味深そうに、そそり立った男性器を眺めている。
ふと視線を動かすと、先輩の胸の膨らみに目を奪われた。
服越しでもその大きさは理解していたが、丸裸になった乳房は余計に印象的に感じる。柔らかそうな白い双丘と、その先端に広がるピンクに色づいた円周、そして官能を刺激する形の突起。
その美しい光景は、俺の羞恥を紛らわせ……興奮を強まらせる。
――先輩の繊手が、おそるおそるといった様子で俺のモノに触れた。
その控えめな接触は、少し不思議な感覚だった。彼女は未知のものを確かめるかのように、男性器を撫でたり軽くこすったりしはじめる。
「……濡れてる」
亀頭の先からにじみ出る粘液で、先輩は指のひらを湿らせていた。
どこか愛撫のような刺激が続き、陰茎にぬるりとした分泌液が広げられる。
最初はぎこちなかった触れ方も、慣れてきたのか徐々に積極的になっていった。
やがて、様子見のような戯れが終わり――
陰茎を掴んだ手が、はっきりとした意思で上下に動かされる。
先輩は少しだけ不安そうに、こちらの顔をうかがっていた。
「痛くない……?」
その確認に、俺は大丈夫だと笑みを浮かべて答える。
実際に、自慰する時と比べると摩擦は少なかった。
それでも、好きな異性がそれをしてくれているという状況が――俺に快楽をもたらしている。
ふいに先輩の手がとまった。
そして何か考えたように、悩んだように、わずかに沈黙をしてから――
「ねえ……その…………舐めても、いい?」
おそるおそる、といった様子で尋ねられた。
舐める、を意味する行為はもちろん知っていたが、彼女が自発的にそれをしようとする発言に少しだけ驚いた。
それだけ俺と性的な交わりをすることに、興味や関心を持っているという証だろうか。……ちょっと、嬉しい気持ちだった。
「……先輩がいやじゃなければ、ぜひ」
そう答えると、彼女はふっと可愛らしい笑みを浮かべた。
その笑顔を向けられた俺は、なんとなく心が幸せで温かくなるのを感じる。
「じゃあ……口で、しちゃうね……?」
そう言うと、彼女はゆっくりと唇を近づけ――
――柔らかく、艶やかな彼女の口が、自分の陰茎の先を包み込んでいた。
その見えない口腔内の中で、亀頭が彼女の舌と接触していることを感覚で悟る。
手での戯れとは比較にならないほど、はっきりとした性的行為に――胸が熱くなる想いだった。
「ん……」
わずかに声を漏らしながら、先輩は舌を少しずつ動かしはじめた。
湿ったそれは、亀頭を優しく、愛でるかのように撫でる。
彼女の舌が俺の性感帯と擦れるたびに、熱を帯びた官能がもたらされた。
「先輩……気持ちいいです」
素直に抱いている感覚を言葉にすると、彼女はどことなく嬉しそうな顔つきをした。
それと同時に――彼女の口の中の動きが、明確に勢いを増す。
自分の亀頭は、まるで弄ばれているかのようだった。
見えなくとも、感じる。舐めまわされている感覚がはっきりと。
唾液にまみれた、男性器と舌の交わり。いつも目にしている先輩の、その口の中で行なわれる淫靡な行為。肉体的にも、精神的にも、沸き上がる興奮を抑えられなかった。
男根の奥底に響くような快感が走る。
感覚的に察した。このまま刺激が続けられると、射精が起こるということを。
「せ、先輩……ちょっと、待っ――」
「…………?」
まだ本番にも至っていないのに、早々に性的絶頂を迎えるのはまずい!
咄嗟にそう思った俺は、制止の声を上げて必死に自分の官能を抑えようとした。
けれども、その我慢は一足ばかり遅く――
――尿道を通って、わずかながら外に射出されるものがあった。
目には見えない、先輩の口の中での出来事。唇と舌で男性器と触れ合ってた彼女にも、すぐに異変には気づけただろう。
「…………っ」
驚いたような顔をして、先輩は動きをとめていた。
……危なかった。寸前で抑えていなかったら、ぜんぶ出しきってしまっていたかもしれない。
ひそかに安堵していると――彼女はゆっくりと陰茎から口を引き離した。
「あ……すみません、俺……軽くイっちゃって……」
気まずい表情で釈明する俺に対して、先輩は口をわずかに開け――
何かを吟味するような顔をしていた。
隙間からは、白い液体がうかがえる。
それは紛れもなく、俺が出した精液だった。
ふいに、彼女はそのまま口を閉じると――
彼女の喉が動き、嚥下する音がかすかに聞こえた。
それは口の中のものを、胃に収めたことを示す。
――精液を飲み下したのだ。
やっと、そう理解した俺は……心配げに尋ねた。
「だ、大丈夫ですか……先輩?」
どことなく、苦笑いするような表情を彼女はしていた。
「あはは……。なんか、ちょっとしょっぱくて……ヘンな味」
まずい、の婉曲的な表現なのだろう。そりゃそうだろうな、と俺も苦笑を返す。
でも――行為自体は、嬉しく感じられた。
……よっぽど好かれていなければ、そんなものを飲もうなんて思わないだろうから。
わずかな沈黙が流れる。
勃起が継続している俺の股間を見て、先輩はやや恥ずかしさを思い出したような顔をして――
「……ゴム、つけよっか」
その発言は、本番への移行を合図するものだった。
自然と胸が高鳴る。
俺はゆっくりと頷き――性器同士が交わりあう、本当の性行為の準備をするのだった。