Home Artists Posts Import Register

Content

 ボク、明日花シュンと隣を歩く五月カナさんは、少し日が傾き始めた街を歩いている。 今日撮影に使ったスタジオは都心からは少し離れた閑静な住宅街にあり、人が周囲にいないことを見計らってカナさんはボクのお尻を揉んできた。 お返しにとボクも彼女のペニスを触り、互いにこの後のえっちへの期待感を高めていく。 そういえば、と撮影が終わってから何も食べてないのに気づき、言葉を発する。  「ご飯、どこかで食べます?」  その言葉にカナさんは少し考えた後、「いや、いいかな」と首を振った。  「ホテルの中でも食べられるし、それに……」  そこで言葉を切ってボクのことをじっと見つめてくる。  「早くシュンくんとえっちしたいから♡♡♡♡」  その言葉に若干照れ笑いを浮かべつつ、こういう所もモテる要因の一つなんだろうなぁ、と思った。 カナさんはとんでもない性豪らしく、いろんな人と遊びまくっているという噂が絶えない。 それでも業界の内外で絶大な人気を持っているのはこの人たらしで裏表のない性格、そしてめちゃくちゃにえっちが上手いからだろう。  そう思うと、早くホテルに入りたくて無意識的に早歩きになっていく。 横を見ればカナさんのカーゴパンツは中の物で大きく膨らんでいて、それがなんだか可愛かった。  ラブホテルに着き、部屋の前まで来るとカナさんが扉を開けてくれてボクが先に入る。 そのままさらに中へ入ろうとしたボクの手が掴まれ、ぐいっと引っ張られて身体が彼女の方へ向き、肩が抱かれた。 そして玄関が閉まりきるのを待たずして、厚くぽってりとしたおいしそうな唇が迫ってくる。 目を閉じて待つと、口に肉厚の粘膜が押し付けられ、ぷに、と柔らかい感触を感じた。  何度かそうしてくっつけるだけのキスを味わうと、カナさんがボクの唇を食み、味わうようにねぶる。 ボクも同じようにすると、ぷるっぷるの感触がすごく気持ちいい。  そこからボクが舌を突き入れていく。 すると彼女の唇と歯で優しく、痛くないように捕らえられ、舌先がちろちろと責められる。 まるで性感帯、ちんちんになったような感覚を覚えて、このまま精液が出るんじゃないか、とさえ思った。  やがてカナさんの口がぐぱっと開いて解放されると、ボクは舌を出したままはぁはぁと熱い息を吐きながら見つめる。 じっとりとした視線がボクに向けられていた。 なんだか自分ばかり気持ちよくされちゃったなぁ、と思っていると、あることを思い付いた。  「ちょっとここで待っててください」と言うと、ボクは部屋の奥に入ってパンツ以外をすべて脱ぎ、そして玄関へ戻る。 なにをしてくれるんだろう、という期待の眼差しで見てくるカナさんを上目遣いで誘惑しながら膝立ちになると、目の前にパンパンに膨らんでいるカーゴパンツが見えた。 腰のところでちょうちょ結びになっている紐をほどき、パンツごとずり下げると、バッキバキに勃起したチンポがボクの目の前に現れる。 こうして間近で見ると、圧倒されるぐらいに大きくて卑猥な形をしていた。  竿の部分だけでもかなり大きいのに亀頭はもっと大きくて、片手ではぎりぎり回りきらないぐらい。 それがカリ首にかけて膨らんでいき、段差で松茸みたいな傘になっている。 同じくらいの膨らみが真ん中にもあって、さっき撮影の時ここで責められたんだなぁ、と愛おしくなって撫でまわす。 その奥にぶら下がるデカタマ。毛は綺麗に処理されていた。  我慢汁はもうだらだらと先端からあふれ出していて、少し前にシャワーを浴びたはずなのに強烈なオスの匂いをむわっと漂わせている。 鼻を近づけて深く息を吸い込むと、フェロモンが脳に入り込んできてそれだけでちょっとイきそうになってしまった。 蕩けた顔をしながら熱くなった空気をチンポに向けて吐き出して、カナさんの興奮を煽る。  「チンポすっごい♡♡♡♡もうギンギンじゃないですか……♡♡♡♡♡」  思わずそう声に出すと、彼女はにこりと笑い、ボクの首筋をつーと撫でながら言う。  「シュンくんとえっちできるって思ったらついね♡♡♡♡それに、2回出したぐらいじゃむしろ興奮して溜まっちゃうから♡♡♡」  その言葉を聞いて、チンポの奥にある金玉を見ると、今もうぞうぞと蠢いて精子をたくさん作っている気がする。 ボクはもうたまらなくなって尿道口にキスをして、大きく口を開けて「あ~ん♡♡♡」と一気に咥えた。 我慢汁の苦みが口いっぱいに広がり、呼吸をするたびにオス臭さが鼻を抜けていく。  息を荒くしながらゆっくり尿道口を舐めていると、カナさんの手がボクの髪を邪魔にならないようにどかし、首筋をくすぐってくる。 首筋は触れるか触れないかのフェザータッチで触られ、ぞくぞくする快感をボクに与えてきた。 そっちに集中して気持ちよくしてもらいたいのを抑えつつ、カリ首や膨らんだ亀頭をぐるぐると舐めまわす。 どこを舐めてもエグい味が舌に刻み付けられ、おいしくて唾液がどんどん分泌されていく。  そうやって何度か唾液をまぶした後、ボクは深呼吸をすると喉奥に当たるくらいまでチンポを飲み込んでいく。 ぴと、と奥と亀頭がキスするのを感じた後、さらに奥へとチンポを迎え入れた。 少しえずきそうになるが、それを無視して飲み込み続ける。 口からは粘っこいよだれが出てきてチンポにぬとぬとと絡みつき、ボクの目からは涙が零れていく。 そして上唇が恥骨に、下唇が金玉にぴったりとくっついたら動きを止めて、喉を押し広げる大きな異物に集中した。  カナさんの身体からチンポが垂直になるぐらいの角度で飲み込んだため、反りがボクの喉奥をえぐるように抵抗している。 まるで釣りあげられちゃうんじゃないか、って思う。 チンポ全体は焼きつくぐらい熱くて、亀頭はぷにぷにしてて喉を締めるとはっきりと形が分かった。 首を手で触ると明らかにごりごりした硬いものがあって、被征服感に身体が興奮していく。  息が続かなくなってきたのでゆっくりと抜くと、カリが所々に引っ掛かってそのまま引っ張り出されちゃう気がする。 最後に上あごがごりっと擦られ、ほかほかと湯気を立たせそうな、唾液でべっとべとになったチンポがビン、と反りあがった。  呼吸を整えながら涙の溜まった目でカナさんを見上げると、すごく興奮してくれたみたいで荒く息をしていた。  「シュンくんそれすご……♡♡♡♡めちゃくちゃ興奮しちゃったから顔にぶっかけていい……?」  その言葉にすぐ頷くと彼女は左手でボクの頭をむんずと掴み、右手では唾液まみれになったチンポをごしごしと力強くしごいている。 頭を掴む手の力は強くて、絶対に精液でボクの顔を汚すという意志が伝わってきた。  目を閉じて口を開けて射精を待っていると、少し余裕のないカナさんの声がする。  「出すっ♡♡♡♡ぶっかけるねっ♡♡♡♡♡」  そしてすぐ、よほど興奮していたのかすごい勢いでボクの顔に精液が叩きつけられた。 前髪、まぶた、鼻、頬、口、舌、顎。 顔全体にかかる精液はマグマみたいに熱い。 そしてどろどろと重力に従って落ちていき、そのまま床に落ちるのがもったいなくて、顎の下に手で器を作る。 その手にも、さらに身体にもぶっかけると、やがて射精の勢いは弱まっていった。  お互いの荒い息遣いがラブホテルの部屋に響いている。 ボクはまず口の中に出された精液を飲み干していくけど、ねばねばで濃厚なそれは飲み込むのに時間がかかった。 「熱」が喉を通り、胃に落ちていく感覚に体内まで犯されている感じがして気持ちいい。 ごっくんしている間、カナさんの手が目元にかかった精液を拭い、綺麗にしていってくれる。 口の中にあるものを全部飲み終わるころには、目を開けられるぐらいになっていた。  カナさんを見上げると、優しい顔でボクのことを見つめている。  「すっごい出ちゃった♡♡♡♡♡受け止めてくれてありがとね、シュン君♡♡♡♡♡♡」  「こちらこそ♡♡♡♡どろどろにされてすごく興奮しました……♡♡♡♡♡」  そう言ってボクはまだ手に残っている精液を飲んでいく。 少しこぼしながら大体を飲み、手のひらにまとわりついたのを猫のように舐め取って、指は誘惑するようにカナさんの目を見ながらねっとりしゃぶる。 ちらりとチンポの方を見ると、激しい射精で若干だけど萎えていたのがすぐ元気になっていった。  最後に顔にこびりついた精液を指でぬぐって舐め取り、真っすぐカナさんの目を見据えて「ごちそうさまです♡♡♡♡」と言うと、しゃがんでボクと目線を合わせ、そしてキスをしてくる。 ここに入った時とは違う唇を啄むいたわり、ねぎらうような甘く優しいキスで、ふわふわとした幸福感に包まれた。  ボーっと惚けているとキスが終わり、ボクの耳元でハスキーに囁かれる。  「いっぱい気持ちよくしてもらったし、今度は私が気持ちよくしてあげるね……♡♡♡♡」  耳にかかる息、そして期待感にぞくぞくと身体を震わせているとカナさんがお姫様抱っこをしてくる。 ふっと浮く身体に一瞬驚くも、自分がされていることに気づき、思わず心がきゅんと跳ねた。 そこへ背中に時々チンポが当たり、確かな「オス」を感じて興奮もした。  う~ん、これはモテるわけだ。そう思っているとボクの顔に顔が近づき、またキスされる。 唇を押し付けるようなキスに男らしさを感じていると、そのまま顔が離れ、ベッドの上に寝かされた。 そして、カナさんは服を脱いでいく。  こちらにお尻を向けており、動くたびに露出したままのチンポがぶらぶらと揺れて視界に入る。 まず下をすべて脱ぐと、引き締まってぷりんと張ったお尻が現れた。  そして上はパーカーだけを脱ぐと黒色をしたスポーツ用のブラジャーが出てくる。 有名なブランドのロゴがプリントされていて、一目で高級なものだと分かった。  全身はすらりと引き締まっており、余分な脂肪を感じさせない均整の取れた身体をしている。 腰は括れ、身体の所々にうっすらと筋肉が浮いていて美しい。 カナさんがくるりと振り向くと、へそを通る真っすぐな縦の線が腹筋を強調していた。  「結構鍛えてるんですか?」  ボクがそう尋ねると、ベッドへ上がってきながら答える。  「少しだけね、やっぱり見られるから……」  そう言ってボクの腰の横に胡坐をかいて、するするとパンツを脱がしていく。 それを手伝うように腰を持ち上げ、足をあげる。 カナさんは脱がせたボクのパンツを綺麗にたたんで近くにあった一人掛けのソファの上に置くと、ブラジャーからコンドームを取り出して封を切り、中指にかぶせていく。 その指はほっそりしていて長く、手入れされていて綺麗だった。  いつコンドームをそこにしまったんだろう、と少し気になっていると、ボクのアナルに指がぴと、と押し当てられて目がじっと見つめられる。  「じゃあ、入れるね……♡♡♡♡」  その言葉にうなずくと、ずぷずぷと侵入してきた。  「んっ♡♡」  ボクが感じている顔をカナさんは真面目でありつつもほんのりと笑みを浮かべた表情でしっかりと見ていて、少し恥ずかしくなる。 指は所々に引っ掛かりながらすべて入り、人差し指と薬指がボクのお尻にぴったりとくっ付いていた。 そのまま中でくにくにと指が動かされ、じわぁ♡と快感が広がっていく。 同時に指の付け根が円を描くように回り、ぷっくりと膨らんだメスアナルがむにむにと潰れて指一本だけなのにすごく気持ちよくされている。 ひときわボクの反応がいいところを見つけると、カナさんはそこを何度かねちっこく指先で押し込み、意地悪く責めたててきた。  「はっ♡♡♡あっ♡♡♡ふぅっ♡♡♡」  口からは喘ぎ声がとめどなく溢れ、ボクのペニスはぴくぴくと動いて我慢汁を分泌する。 その様子を見てカナさんのチンポはビクビクと震え、持ち主の興奮を表す。  「まだ一本しか入れてないのに感じすぎ……♡♡♡♡そんなに私の指きもちい?」  「はいっ♡♡♡あっ♡♡♡カナさんの指っ♡♡♡すごっ♡♡んっ♡♡♡」  さっき見た指は細長かったはずなのに、その卓越したテクニックでもっと太い指が入っているのかと錯覚してしまう。 撮影の時にも思っていたけど、ただぶっといディルドを自分でピストンするよりもずっと気持ちいい。 さらに肯定するボクに気をよくしたのか、指を出し入れする動きが追加され、腸液で濡れ始めたアナルがぴちゃぴちゃと粘着質な音を立てる。 しかも時々指がぐにぃと腸壁に食い込んだまま抽送されると、思わず腰が浮き上がって無様に感じさせられていることを見せつけた。  「イきそうっ♡♡♡♡はぁっ♡♡♡カナさんっ♡♡♡イくっ♡♡♡」  「いいよ♡♡♡指一本であっけなくイかされちゃうとこ見せて♡♡♡♡」  ただでさえ強い快感に、カナさんの言葉で自分が堪え性なくイくことを自覚させられ、背筋がぞくぞくしてしまう。 徐々に激しくなっていく指の動きで高められ、最後にぐっと手が持ち上げられると腰を突き上げて、ボクはメスイキした。  「っっ♡♡♡♡♡♡」  あまりの快感に息が詰まり、喘ぎ声が出ない。 視界が白く染まり、手が硬い拳を作り、お尻全体が強烈にぎゅっと締まって指を感じ、足が突っ張ってがくがくと震える。 ボクのペニスがびくびくと暴れまわって我慢汁をまき散らし、べちゃり、とボクの顔やお腹に少しかかり、惨めさをさらに演出していく。 あまり定まらない焦点の中でじっとそんなイき姿がカナさんに見られていることが見えて、恥ずかしさでさらに絶頂を深く感じた。  絶頂が落ち着いていくと段々足と腰、お腹の力が抜けて下がっていき、どすんとベッドに落ちてやっと息を整え始める。 全身を投げ出し、まだ残るメスイキの快感を感じながら呼吸をしていた。  「はぁ♡♡♡♡はぁ♡♡♡ふぅ♡♡♡♡んぅ♡♡♡♡」  甘い喘ぎを孕んだボクの息に、カナさんの指が我慢できないとばかりにまた動き出す。 蕩けるような余韻を引き伸ばす優しい愛撫に、身体の力を抜いて身を任せて堪能する。  「あ、そうだ」  唐突にカナさんが何かを思いついたような声を上げて、一度ボクのお尻からコンドームと共に指が抜かれた。 ベッドを降りてカナさんの分の服が置いてあるソファに近づくと、履いていたトランクスを持ち、また同じ位置に戻ってくる。 そしてオムツを広げるみたいにトランクスを両手にひっかけてボクを見ると、言った。  「これ、頭にかぶせてあげる♡♡♡♡♡」  ゴクリ、とボクの喉から音がして、自分がすごく期待していることが分かる。 ほら、という言葉と共に頭の上にトランクスが来て、朝から撮影まで、そして撮影終わりからさっきまでで染み付けられた匂いが漂ってきた。 さっきフェラの前に嗅いだ時、匂いだけでイきそうになったのに一緒にお尻をいじられたりしたら……。 興奮でよだれを垂らしそうになりながら、頭を少し持ち上げると少しずつかぶせられていく。  なんだか食べられるみたいで、ちょっと新鮮な気持ちになる。 ゆっくりと焦らすように包まれていき、視界が黒に覆われ、鼻、口、そして顎がゴムで軽く締まった。  「ふあ♡♡♡♡これ、すごぃ♡♡♡♡♡」  途端に吸う空気が蒸れたオスの匂いに包まれ、明らかに身体が発情してしまう。 我慢汁や精液、愛液の性の匂い、そして汗やフェロモンの陶酔するような匂いがした。 アナルがぐぱぐぱと開いて締まるのを繰り返してオスが入ってくるのを待ちわびている。 荒い呼吸をすればするほど空気が熱を持ち、頭が茹で上がってボーっと快感の事しか考えられなくなっていった。  「ケツマンコ、私の指が欲しくてひくひくしてる♡♡♡♡♡今度は一気に3本入れてあげようかな~♡♡♡♡」  ちゅぷ、と先ほど腸液でべちゃべちゃになったコンドームに指が入る音がする。 そしてボクの敏感になったお尻の穴が、はっきりと3本の指が押し付けられていることを認識した。 興奮で拡がった時に少しずつ指がめりこんできて、焦らされ、期待感が高まる。  「あ」  カナさんの、少し間の抜けた声が耳に入った。  「パンツ、べろべろにしゃぶってていいよ♡♡♡♡私の味、楽しんでね♡♡♡♡♡」  「えっ♡♡♡♡」  魅力的な誘いに、ボクはすぐ舌を伸ばし、トランクスを舐めにいく。 舌がぴと、と触れてさらさらとした感触が伝わった時、指がずっぷりと一気に突き入れられた。  「んぉっ♡♡♡♡♡♡」  舌を出していたから、下品な声で喘がされてしまう。 そんなボクの痴態に低い笑い声を漏らすと、カナさんは抽送し始めた。 さっきと違ってただの出し入れだけど、目の前のパンツとそこから広がる匂い、そして視界が塞がれていることで指に意識が集中して、2つが重なり同じくらい気持ちいい。 少し快感に慣れて、パンツを舌で舐め、唇で食み、そしてしゃぶりつくと倒錯的な興奮が身を包み、もっと激しく口に含んでじっくり味わいたくなる。  そこで、3本の指でこじ開けるようにアナルが拡げられた。 たくさんのふたなりチンポを迎え入れてきたボクのメス穴は、それを表すようにぐぱぁと拡がってひくひくと見る者を誘う。  「シュン君のお尻、こんなに拡がっちゃうんだ♡♡♡♡今日は私のチンポで……♡♡♡♡閉じなくなるまでハメてあげるからね……♡♡♡♡♡」  期待でアナルがきゅうぅときつく締まり、カナさんの指に食い込んで包む。 そのままぐにぐにとランダムな動きで腸壁が擦られ、簡単に絶頂へと高められていく。 さらに先ほどと同じようにそれぞれの指が円を描くように回り、ぐちゃぐちゃと音を立てながらかき混ぜられて、一瞬でメスイキしそうになる。 しかし、身体が小刻みに震え、もうすぐイク、というところでカナさんの指が止まった。 困惑するボクに、すぐ甘い誘惑が囁かれる。  「こっちも、一緒にいじってあげる♡♡♡♡」  その声と共に触れられないままだらだらと我慢汁を垂らしていたペニスが触れられ、包み込まれた。  「それで、オスとメスで同時にイかせてあげるね……♡♡♡♡」  「んんっ♡♡♡♡♡♡」  ぞり、と言葉と共に腸内がえぐられ、これからの快楽を想像して全身がびくつく。 そしてペニスに触れている手が動き出し、撮影の時に味わった練度の高い手コキが始まった。 まず垂れ流しになっていた我慢汁を掬い取るように指が亀頭を滑って、ローション代わりに手をぬるつかせていく。 下半身から鳴るぬちゃぬちゃ、にちゃにちゃといういやらしい音が合わさって大きく聞こえ、聴覚、嗅覚、そして触覚が同時に責められる。 さらにパンツをしゃぶると味覚すらも責めあげられ、全身がカナさんに愛撫されているような気がした。  ペニスは手全体でしごかれながらも亀頭が指先でくりくりといじられ、絶えず我慢汁が溢れてしまう。 かと思えば輪っかにした指がカリ首で回転し、大きく嬌声を上げてしまうほど気持ちいい。  そこで、金玉がなにか暖かいものに包まれた。  「ほーお?ひもひいいかな♡♡♡♡♡」  くぐもって何かを咥えている声、そして声と同時に金玉が舐められたことで、ボクはカナさんが金玉を口に入れたことを理解した。  「ふあぁぁぁ♡♡♡♡♡」  唾液でぬかるんだ口内で飴玉のように舌で転がされ、じんわりとした快楽が広がっていく。 それまで激しかった責めも途端に優しいものになり、まるで湯船に浸かっているかのような安心感をもたらした。 腰にカナさんの確かな重みを感じて熱い肌と肌が触れあって安心し、ペニスはゆっくりとしごかれ、飽きさせないように時々亀頭やカリへ手が滑っていく。 アナルも緩慢な動きで縦に擦られ、甘い愛撫に思わず口が開きっぱなしになってそこからよだれを垂らしてしまった。 金玉にかかる荒い鼻息がくすぐったい。  そのままじわじわと高められていき、ペニスにはむずむずした感覚、アナルにはまったりとした幸せが走っていく。 絶頂が近いことに気づいたカナさんがすぐに気づき、口を離してボクに囁いてくる。  「いいよ……♡♡♡同時イキしちゃえ……♡♡♡♡飛んでっちゃえ……♡♡♡♡」  その言葉に、赤ん坊のようにパンツへ吸いつきながら、オスイキとメスイキに導かれていった。 精液が尿道を昇っていくのと、全身へ甘い快感が広がっていくのが同時に起こり、心地よいけだるさに包まれる。 身体が動かせなくなり、絶え間なくびく、びくと震えた。 頭は多幸感に満たされ思考がおぼつかなくなって、手足をベッドへ投げ出してただ襲ってくる絶頂に身を任せる。 そうすると全身に幸せが駆け巡り、どこか高いところへ飛んで行ってしまうような感覚に陥るが、全く不安を感じない。 それを増幅させるようにペニス、金玉、アナルが優しく優しく撫でられ、恍惚としたまま時間が過ぎていった。  少しずつ絶頂が落ち着き始め、指や足が軽く動かせるようになってきた。 ペニスやアナルなどから手が離れ、それが寂しく思い、一瞬とも永遠とも思えるような絶頂が終わることに、もったいなさを感じる。  そう思って惚けているボクの頭からパンツが脱がされると、カナさんの顔が目の前に来て、頬が手で包まれてそのまま唇が重ねられた。 舌をゆったりと絡め合う余韻を長引かせるようなキスに心が落ち着き、されるがままに癒されているとやがて顔が離れる。  「どうだった?」  「なんか……すごかったです♡♡♡♡ふわふわしてぇ……とにかく幸せで……♡♡♡♡♡」  ふにゃふにゃになった口でどうにか答えると、カナさんの顔は慈しむようなうっとりとした笑顔になる。  「また、やってあげるね……♡♡♡♡♡」  「はい……♡♡♡♡絶対ですよ……♡♡♡♡」  こんなに気持ちよくされたら、メスは彼女に夢中になってしまう。 ボクも、またしてもらえることが嬉しくて待ち遠しくて、全身がぶるりと歓喜に震えた。  「ところで」  その言葉と共に、ボクの腰あたりにガチガチに張りつめた勃起が押し付けられる。  「とろとろになったシュン君の顔見てたら、そろそろ私も限界なんだよね♡♡♡♡♡」  ボクは、カナさんに言われるままラブホテルの壁に手をつき、足を軽く開いて少しお尻を後ろに突き出して立っている。 後ろではコンドームを着けていて、何をしてくれるんだろうと期待が高まっていく。  少し待つと、腰ががっちりと掴まれた。 そしてお尻に亀頭が当たり、このままアナルに挿入されるのかと思う。  だが、チンポはそのまま真っすぐ進み、ボクの金玉を押しのけながら太ももと太ももの間へ分け入ってきた。 突然太くたくましいチンポが生えたような感覚になるが、その上にボクのペニスが乗っていて大きさをはっきりと比べられる。 こうしてみるとボクのモノの2倍ほどの長さで、太さも2回りほど大きい。 そしてお尻、会陰、金玉で熱を感じ、金玉の精子がこの熱で駄目になってしまうんじゃないかとすら思う。 しかも、蛍光色のコンドームに包まれていて、ふざけたその色が強いオスとしての「余裕」を感じさせて卑猥だった。  ボクの目線は、ボクのペニスを比較対象にしながらその雄々しさを主張するチンポに釘付けになる。  「これやってあげるとみんなすごい興奮しちゃうんだけど、シュン君はどうかな♡♡♡♡」  その言葉に、これまでたくさんの雑魚オスをこうやって負かして来たことが見えてさらに息が荒くなる。 アナルがきゅんきゅんと女の子のように疼いて、メス穴でこのチンポに奉仕したくなった。 自然と手が壁から離れ、気持ちよくなってもらおうと尿道口をくすぐる。  「気に入ってくれて嬉しい……♡♡♡♡じゃあ、動くね♡♡♡♡♡」  そう言うとずるずると股の間からチンポが抜けていき、思わずボクはそれに手を追従させて亀頭を撫でまわした。 そしてカリが金玉に引っ掛かるぐらいまで抜けると、一気に腰が突き出されてぬっと猛々しいチンポが顔を出す。 腰とお尻がぶつかって渇いた音を鳴らし、その力強さに「オス」を感じる。 また出て入ってを繰り返すと、先っぽが我慢汁の重さで垂れさがり、少しずつ膨らんでいく。 我慢汁だけでもボクの射精量より多いことがありありと見せつけられて、たまらずそこを手でふにふにと弄んだ。  「たぁっくさん精液、出してあげるからね♡♡♡♡」  その囁きと共にカナさんの丸々とした金玉がボクの太ももの間からちらちら見える。 ぶんぶんと激しく揺れるさまに、ボクのアナルがそれでばしばしと叩かれること、金玉でペニスを包まれて情けなくイかされることを想像してしまった。 興奮で太ももをすり合わせようとすると鋼鉄のようなチンポがそれを邪魔し、ただカナさんを気持ちよくさせる。  そうやって何度も何度も突き込まれていると、次第にチンポが痙攣し始め、勇ましい「オス」の絶頂が近いことを伝えてきた。  「すごい溜まってたからとりあえず一回出すね♡♡♡♡私の射精するとこ、ちゃんと見てて……♡♡♡♡」  ボクは耳元で囁かれるのに従ってチンポを凝視する。 やがて全体がぶるぶると震えると、やや荒いカナさんの息遣いと痙攣と共に、密着したままの太ももから熱が先っぽへと昇っていくのが伝わってきた。 ぶびゅ、ぶびゅと精液が先端から飛び出し、その勢いでコンドームを前に尖らせてから重力に従って落ちていく。 ボクの金玉の精子たちに本物のオスは誰であるかを分からせるような男らしく凶暴な脈動を感じる。 飛び跳ねるように脈動するので、チンポだけで身体が持ち上げられてしまうんじゃないか、とさえ思った。  射精が終わるころには、コンドームの先は精液でだらりと落ち、野球ボール大の丸みを作っていた。 カナさんが腰を揺らすとぶらぶらとしつこく揺れ、その確かな重さを伝えてくる。  「ふ~♡♡♡気持ちよかった♡♡♡♡じゃあ、もう一回いくね♡♡♡♡」  その言葉と共にまた腰が動き始めた。 ボクに全く了承を得ずに始まることに、便利なオナホとして扱われていると感じてマゾの快楽に背筋が震える。  「あ、今度はシュン君も気持ちよくしてあげる♡♡♡♡」  と言ってカナさんは左手をボクの乳首に、そして右手ではボクのペニスをチンポに押し付けるようにして一緒に握った。 そのままチンポが動き始めると、ペニスが熱い塊にごりごりと擦られていく。 抜ける時は出っ張ったカリが亀頭に引っ掛かり、そのままにゅるんと滑る。 腰が突き込まれるときも一緒で、ボクのカリをカナさんのカリが削ってすごく気持ちいい。  そして乳首はくにゅくにゅと指先で弄ばれている。 そこから段々と指の腹で潰すような愛撫に変わっていき、さらに指全体で転がすようにずりずりと責められた。 かと思えば今度はすべての指を使って胸全体から乳輪にかけてつーっと優しく撫でられ、そして広がっていく。  そうやって乳首へと感覚が集中していると、不意打ちのように今度はペニスがずりずりと手でしごかれた。 と同時にカリを器用に使ってボクの亀頭が撫であげられ、摩擦による単純な快感とそれが自分より太いチンポで行われているという事実に興奮する。 ペニスがチンポにイかされてしまう。その甘美な敗北感に全身が歓喜に震えた。  乳首とペニスの同時責め、そして股の間から感じる勃起しきった肉槍で昂ったボクは、もうイきそうになる。  「イく……♡♡♡カナさん……♡♡♡♡」  そうしおらしく言葉を漏らすと、右耳に肉厚の唇がぶっちゅりと押し付けられながら囁かれる。  「いいよ♡♡♡♡一緒にイこ♡♡♡♡」  カナさんはそう言い、ボクの耳を口に含んでれろれろと舐め回しつつ、チンポとペニスを手を開いて握り、ごしゅごしゅと力強くしごき始めた。 ボクは左手で同じように2本のペニスをしごきながら、右手でカナさんの亀頭を撫でくり回す。 舌が耳の穴を貫いた時、二人で同時に射精し始めた。  どっくん、どっくんと暴力的な脈動が下半身に伝わってきて、それと合わせてボクのペニスも射精している。 ボクの精液が蛍光色のコンドームを汚してテカらせ、カナさんの精液は突き破らんばかりの勢いで出てきてさらに先っぽの「溜まり」を膨らませた。 その間身体はぎゅっと後ろから抱きしめられて恍惚とした気分になり、耳からは悩まし気で若干鼻にかかった吐息が聞こえる。  ボクの射精が終わってもまだカナさんの射精は続いていて、絶頂後の敏感なペニスが下から突き上げられている。 そこで耳を咥えていた口が離れ、身体を抱く左手が離れてボクの顔が右へと向けられる。 カナさんの顔が目の前にあり、そのままキスされた。  すぐに舌が入ってきて、甘えるようにボクの舌にねっとりと絡んでくる。 それが可愛くて、もっと気持ちよく射精してもらおうと吸いつき、唇を使ってしごく。 そうすると身体で感じるチンポの脈動が大きくなって、さらにはむはむと食みながら、舌でぐるぐると舐りまわした。 「むふ~♡♡」という満足げで荒い鼻息が口元にかかり、口の端からはどちらともつかない唾液が溢れていく。 べちゃべちゃと下品な水音をたてながら、そしてボクの頭を撫でる手に自分の手を重ねながら、しばらく二人で口を貪りあった。  カナさんの射精が終わっても激しいキスは続き、満足したことを目を合わせてお互いに伝えあうと、そこでやっと唇を離した。 最後、余韻のようにちゅっと口を重ね、ボクたちはそのままふらふらとベッドへ寝ころぶ。  天井を見上げながら、キスで荒くなった息を整えていく。 少しするとカナさんが立ち上がり、2回の射精で先端がバレーボールほどの大きさになったコンドームを外している。 ボクがそれを見ていると、彼女が気づいて言う。  「シュン君とのキス、えろすぎて2回目のほうが出ちゃった♡♡♡♡♡」  「ボクも、カナさんのチンポでずりずりされるのすごい気持ちよかったです♡♡♡♡♡」  そこでちょうどコンドームが結び終わり、ぽい、とテーブルの上へ無造作に投げられる。 姿を現したチンポはほかほかと湯気を立ち昇らせていて、所々に精液が付着しており、そしてまだガチガチに勃起していた。  「じゃあそろそろ、本番、しよっか♡♡♡♡」  「はい♡♡♡♡」  ボクが答えると、カナさんは着ていたスポブラを脱いでソファへと近づいてそこへ置き、パーカーのポケットからコンドームを取り出すとさっと装着してベッドへと上がってくる。 ボクはベッドへ仰向けに寝て足をM字に開いて待った。 足の間へカナさんが入り、ぴとり、とやや冷たいラテックスの感触がアナルに触れる。  「んっ♡♡♡」  期待から声が出て、それを見たカナさんの顔が性欲に歪んだ。  「入れるね……♡♡♡♡」  その言葉に「はい♡♡♡」と返すと、ぬちぬちとこれまでの激しい前戯でびしょびしょになったアナルへチンポが入ってくる。 くぱっと開かれていくのがはっきりと伝わってきて、改めてその大きさに興奮が抑えきれない。 自然と熱い息が溢れ、全身がうずうずとチンポを求める。 次第に太くなっていくそれにうっとりと目を細めながら、何度か下半身に力を入れて腸内を締めると、カナさんがこちらを見つめてボクのお腹へつーっと指を這わす。  「んぁ♡♡♡」  こそばゆい刺激に身体から力が抜け、M字に開いていた足がだらりと横へ下がっていく。 やがて、カリの一番太いところがアナルへとめり込み始め、また身体にぎゅっと力が入る。 肩を窄め、自分の指を咥えながらこじあけられる快感を味わっていると、そこで一度チンポの動きが止まった。 怪訝そうに見つめるボクを見て、カナさんは口の端を吊り上げながら言う。  「かわいく喘ぐシュン君見てたら、意地悪したくなっちゃった♡♡♡♡」  そう言ってぐっと一気にカリがアナルへ入り、そのまま何度も何度も、早いペースで出し入れが繰り返される。  「んぁっ♡♡♡♡あっ♡♡♡♡ひぁぅ♡♡♡♡♡」  オスに媚びるような喘ぎ声が出て、それを聞いたカナさんの腰の動きがさらに早くなっていく。 しかも、ただ出て入っていくのではなく、上側や下側へめりっと食い込んでから動くので敏感なアナルが潰れ、激しい快感を生み出した。  「だめっ♡♡♡それっ♡♡♡♡イっちゃうっ♡♡♡♡♡♡」  思わず嬌声があふれ出し、身体をびくびくと震わせるボクのことを、カナさんはじっと見つめて腰を振っている。 そしてすぐ、全身がふわふわとした多幸感に覆われていき、メスイキへと突き上げられた。  「いっ♡♡♡♡ひっ♡♡♡♡」  ひきつけを起こしたように身体が突っ張り、肺からあふれ出した息が無様なイキ声になる。 アナルがずっと待ち望んでいたチンポに激しく抱き着き、気持ちよくしてくれたことへの感謝を伝えているみたいにきつく締まっていく。 咥えていた指に歯型が付きそうなほど歯が食い込むが、その痛みも絶頂感にかき消された。  たっぷり1分ほど絶頂を味わい続け、ボクは咥えていた指も口もだらりと弛緩させて無様にぴくん、ぴくんと時折痙攣する。 そこへすぐに、さらなる絶頂をもたらすためにチンポがまた動き始めた。  「んあぁ♡♡♡♡イったばっかりなのにぃ♡♡♡♡♡」  ボクの抗議の声も意に介さず、アナルは責められ続けていく。 度重なる抽送でめくれ上がり、拡がってもう戻らなくなってしまうんじゃないかと思うほど、カリは大きく張り出している。 しかも出し入れの度に硬くなっているような気さえした。  一度絶頂してイきやすくなった身体が、また絶頂へと昂っていく。 全身に力が入らず、何も抵抗が出来ないままメスイキさせられるのは、オナホにされたみたいですごく気持ちがよかった。  「ううぅぅ♡♡♡♡♡♡」  喉からうめき声にも似た喘ぎが漏れ出し、あまりの快感で涙が溢れる。 目は上向き、淫靡で下品なアヘ顔を晒すボクの顔が視姦され続けているのを感じ、羞恥でさらにメスイキが深くなっていく。 天国とも地獄ともつかない快楽の波に、ただ身体をひくつかせて受け入れることしかできなかった。  そのまま何度かイかされた後、やっとカナさんは満足したのか奥へとチンポを挿入し始めた。 それに安心しつつも、少しさびしさも覚える。 ボクの顔は唾液やら涙やらでべちゃべちゃになり、お腹には我慢汁が水溜まりを作っていた。  度重なるメスイキで緩んだ腸内を、それでも巨大なチンポはぞりぞりと擦りながら進んでいく。 敏感になったナカは割り入ってくる亀頭や、擦られる腸壁のひだ一つ一つをはっきりと伝えてくる。 それだけでまたイきそうになるのをこらえていると、やがて中ほどの太いところがアナルを押し広げ、激しい快感を与えてきた。  「はっ♡♡♡♡はっ♡♡♡♡」  犬のように舌を出して息をしながら、ボクはそれを感じる。 蛇のようにとぐろを巻く血管の脈動がコンドーム越しに伝わり、溶接されてしまいそうなほどの熱がじんじんとアナルを焦がしていく。  そして汗をかいたかのように腸液でじっとりと濡れた菊門が、にゅるんと滑って太いチンポをすべてその中へ飲み込んだ。  「はーっ♡♡♡はーっ♡♡♡♡」  チンポが入りきり、馴染ませるために少し時間を置く間にボクは息を整えていく。 目の前にはカナさんの顔があり、楽しそうな表情で顔を見つめられている。  「ね、手、上げて?」  ハスキーで低い声で甘く囁かれて、ボクは何だろうと思いつつもその言葉に従ってベッドへ放り出していた両手を持ち上げた。 これまでの行為で少し汗をかき、蒸れた無毛の腋が露わになる。 普段見られない腋という部位を見せつけるようなこの恰好が、少し恥ずかしい。  そう思っていると腕ががっちりとカナさんの手で掴まれ、頭の上で肘から上が重ねられてそのまま動かせないようにベッドへ押し付けられた。  「これ、恥ずかしいです……♡♡♡♡」  無防備に弱点を晒すボク。 それを見てにやりと笑うと、彼女は開け放たれた腋へ舌を這わせ始めた。  「ひゃん♡♡♡♡」  くすぐったくて声が漏れるボクを尻目に、下から上へまるで猫のようにぴちゃぴちゃと音を立てながら舐める。 何度も、何度も同じように同じように舌が腋を這いずり、しつこく同じところを滑っていく。 それが数分続くと、少しずつくすぐったさが快感へと変化していくのに気づいた。  「や♡♡♡ふぁ♡♡♡♡」  明らかに感じているボクの声に、カナさんのくぐもった笑い声が聞こえてくる。 腕を閉じて防ごうにも拘束する手の力は強く、されるがままになってしまう。 そして反対側の腋へと移り、そちらも開発されていく。  しばらくするとボクの両腋は唾液でびちゃびちゃになり、じんじんと快感を求めて疼く性感帯へと変化した。 舐められたところは熱を持ち、腕からは力が抜け、それに気づいたカナさんの手は軽く押さえるだけになっている。  そこへ、腸内へ入っていたチンポがずん、ずん、と奥に突き立てられ始めた。  「あっ♡♡♡んぁっ♡♡♡♡はぁっ♡♡♡♡」  押し出されるように喘ぎ声が吐かれ、馴染みきった腸壁が柔らかくまとわりついてカリを重点的に擦る。 それはカリも腸壁をしっかり擦るということであり、じんわりとした快感が下半身へ広がっていく。  そこへ、腋舐めが再開される。 しかも今度は舐められていない方の腋は指先がこしょこしょと撫でまわし、どちらも責められた。 完全に性感帯となったそこは、くすぐったくも確かに快感を脳に伝え、下半身と合わせて夢見心地にさせてくる。  カナさんは何も言わず、ただ夢中でボクのアナル、そして腋を味わい尽くしていく。 じわじわとした快感は、少しずつボクの身体と心を昂らせ、溺れさせる。  「くぁ♡♡♡♡イくぅ……♡♡♡♡♡♡」  そう呟くと、腋を舐める舌の動き、お尻に叩きつけられる腰の動きが激しくなっていった。 チンポも腸内で膨らみ、射精が近いことをボクに教える。  カナさんの、腋を責めていない方の手がボクの身体の下へ潜り込んで抱きしめ、それを返すようにボクが腋責めを邪魔しないようにカナさんの頭を腕で包みこむと、幸せな快感に包まれながら二人でイった。 抱かれた身体、舌や指を感じる敏感な腋で、うっとりとする絶頂がやわやわと全身へ広がっていく。 腸内では熱が注ぎ込まれ、コンドームによって「熱の塊」になって残る。 それを感じてボクの足は無意識のうちに動き、カナさんの腰を逃がさないように絡まった。 腸壁が締まるとコンドームの中に入った精液はスライムのようにぐにゅぐにゅと形を変え、その濃厚さで締め付けに抵抗して責めてくる。  そして腋での絶頂で腕にはぐっと力が入り、それによってさらにカナさんの舌が押し付けられて快感が増幅した。 さらに何度かお互いの身体がびくついた後、舌がしまわれると今度はぷにぷにの唇がキスマークを付けるために強く吸いついてきて、腋が持ってかれてしまうんじゃないかと思う。  やがて射精とメスイキが終わると、名残惜しそうに何度か唇で舐られた後、腋から顔が離れていく。  「痕、付けちゃった……♡♡♡♡♡」  そう言って触られるそこは、なんだか他の所より少し敏感な気がした。 それから目を合わせると、まだカナさんの瞳は情欲でぎらぎらしている。 その目に反射するボクの瞳も同じ。  チンポがゆっくりと抜かれ、でっぷりと溜まった精液も出ていく。 ちゅぽんと音を立てたアナルはぽっかりと開き、空気に撫でられるだけでも少し気持ちよかった。  なんてことを思っているとカナさんはさっさとコンドームを外して結び、ぽいっと無造作に置くと新しいのへ付け替え、すぐにベッドへ戻ってくる。 その動作は素早くて、早くもう一回戦したいとうずうずしているのが伝わってきた。 ボクは仰向けに転がされ、ぽっかりと開いたアナルにチンポが亀頭ぐらいまですっと入る。  「きて……♡♡♡♡♡♡カナさんのチンポでいっぱいにして……♡♡♡♡」  後ろを振り向いてそう誘惑すると、一気に根本まで挿入された。  「んひぃっ♡♡♡♡♡♡」  背筋をのけぞらせて喘ぐボク。 寂しく開いた穴が埋まり、身体が嬉しさに包まれた。 カナさんの身体はすぐに寝て、ボクの背中にぴったりとくっ付く。 柔らかい胸、その中央にある興奮で硬くなった乳首、脂肪とその奥にある筋肉を伝えてくるお腹を感じる。 密着した部分は熱く、触れているだけでふんわりとした気持ちよさがあった。  そして、先ほど腋を舐めた時と同じような舐め方で首筋にぴちゃぴちゃと舌が這いまわる。 ぞわりとした快感が広がっていき、背中がびくびくと震えた。  段々と舌は首筋から上へ昇っていった後、首の付け根へつーっと降りていく。 その間ぐりぐりと腸の奥にチンポが擦り付けられ、自然とくぐもった喘ぎ声が出てしまう。 舌は依然として身体を降りていき、背中のくぼみへと到達するとれろれろとねっとり舐められた。 さらに腕が持ち上げられてそのまま指が腋を責め、全身が愛撫される。  「うあぁぁぁ♡♡♡♡♡」  蕩けるような法悦を全身で感じ、お返しにアナルを締めると「ふぅっ♡♡♡♡」という嬌声が背中から聞こえた。 身体全体を苛む快楽に身を震わせていると、ボクの足にカナさんの足が蛇のように絡みつき、上手く動かせなくなる。 さらに後ろからのしかかられているのもあって襲ってくる快感が殆ど逃がせなくなり、唯一動かせる手をぎゅっと握った。  淫らな水音と、二人の激しい息遣いだけが部屋に響き、熱気が渦を巻く。 散々交わったため匂い立つ性の香りと、お互いの熱、そして快楽によって頭はふわふわとした感覚に包まれている。  3か所から与えられる気持ちよさが、お腹の辺りで一つになって膨らんでいく。 腋が指先ですっとなぞられ、たまにつんと勢いを持って押し込まれた。その後、五本の指すべてがぐちゃぐちゃにくすぐり、笑いを含んだ喘ぎ声が大きく口から飛び出す。 背中は下から舐め上げられた後、付着した唾液を乾かすように息が吹きかけられて鳥肌が立つような快感を与えてくる。かと思えば顔全体を使って頬ずりされて愛おしさが溢れる。 アナルは円を描いて動くチンポによって右へ左へと拡げられ、その奥では絡みついた腸壁がこねられて潰れた。  動かせない身体が、ぴくぴくと震えはじめ、呼吸がおぼつかなくなっていく。 すごく深い絶頂が来る、ということが分かり、少し不安になる。 だが、そんな不安をかき消すように、カナさんが腋を責める手で後ろからきつく抱きしめてくれた。  「ふあ♡♡♡♡」  安心で身体が緩み、絶頂を心待ちにする気持ちがどんどんと大きくなっていく。 腸内をかき混ぜる大きなチンポに、足に絡まるカナさんの足に、身体を絡みつかせてぬくもりを感じながら昂る。 甘く陶酔する、恋人同士のようなえっちに、心が蕩けて、身体が蕩けていくのが分かった。  そして、全身が弛緩しきったところで背中からカナさんの舌が離れ、ボクの耳へと移動する。 そのまま咥えられ、もごもごと口の中で癒されながら、ボクは階段を1段ずつ上るようにゆっくりと、幸福な絶頂を迎えた。  下腹部がどくん、どくんと大きく痙攣し、自然と腰が浮いてしまう。 満足感が身体にじわじわ広がっていき、これ以上はない、と思うほどの快楽に包まれる。 耳からは「かわいい♡♡♡かわいい♡♡♡」という言葉が流し込まれ続け、ふにゃふにゃに力が抜けていく。 そして耳の裏にはぷにぷにの唇が当たっていて気持ちいい。 身体の中のチンポはこの上なく大きくなっていて、とろとろになった腸壁が押し広げられているのを感じる。 カナさんは射精していて、コンドーム越しのどろどろした塊がぶぴゅぶぴゅとねばつきを感じさせながらナカにだされていった。  そんな天国のような快感を味わいながら、これまで何度も激しい絶頂を味わったのもあって、ボクは意識を手放していく。 「幸せ」。ただそれだけを感じながら。  その後、少し時間がたった後に起こされ、ある程度体力の回復したボクは、またカナさんとえっちしだした。 チンポをしゃぶり、ペニスをしゃぶられ、性感帯となった腋でしごき、背中に擦り付けられ。 そうやって何度も何度もお互いの身体を貪りあい満足を得ると、ボクたちはベッドに入り、泥のように眠った。  誰かがシャワーを浴びている音で目が覚める。 ゆったりと身体が沈み込むベッドとふかふかの掛布団に、ここがラブホテルであること、昨日の激しいえっちのことを思い出した。 部屋の中は濃いオスの匂いが充満していて、それだけで少し身体が発情してしまう。  起き上がり、自分の服の中からスマホを取り出してつけると、今は午前8時半頃だった。 そこで、がちゃりと音がして、浴室からバスローブ姿のカナさんが出てくる。 彼女はボクに気づくと、近寄ってきて目覚めのキスをした。  「おはよ」  ボクもそれに返すと、とすんと二人並んでベッドへ座る。  「昨日、すっごいえろかったよ♡♡♡めちゃくちゃ出しちゃった♡♡♡♡」  そう言ってカナさんが指さす先には、10個ほどの丸い使用済みコンドームが並んでいた。 そのどれもがずっしりと重そうで丸く、彼女の果てしない精力を感じさせる。  「ボクも、気持ちよかったです♡♡♡オスメス同時イキとか、またさせてくださいね♡♡♡」  そう言ってちゅっと唇を重ねる。  「それでさぁ」  カナさんの身を包むバスローブの下半身がばさっと開かれる。  「チェックアウトまでまだ時間あるし♡♡♡♡♡それまでヤらない?」  そこにはもうすでにガチガチに張りつめたチンポがあって、先端からは粒のような期待の汁を溢れさせていた。  「カナさんのえっち♡♡♡♡♡」  誘惑するような目で見つめながら、甘い声で言う。  「シュン君こそ♡♡♡♡♡」  そのままボクを押し倒すと、どこにしまっていたのかカナさんはコンドームを取り出してさっとチンポへ着け、ひくひくとオスを待つアナルへと挿入した。  あれから結局時間ぎりぎりまでえっちした後、体液と性の匂いででぐちゃぐちゃになった身体を素早くシャワーで流し、髪も乾かないままチェックアウトした。 少し痛い腰とは裏腹に、性欲はすっきりして晴れやかな気分になり、照り付ける日差しを楽しみながら駅へとたどり着く。  カナさんの家は逆方向みたいで、改札に入ってからお別れを言い合った。  「次、撮影が重なったらまた、終わった後えっちしましょうね♡♡」  「うん♡♡♡それまで精子溜めとくね♡♡♡♡」  帰り際にこういうことをさらっと言ってくれるのが嬉しい。 散々えっちして発散しきったと思っていた性欲がぶり返すのを感じる。  そこで、電車が駅へ入ってくる音が鳴った。  「私、これ乗るから、またね」  そう言ってボクの頬にキスすると、颯爽とホームへと降りていく。 その姿を最後まで見送ってから、ボクは自分の乗る電車のホームへと降りた。  電車を待ちながら、昨日から今日までのことを思い返す。 たくさんイかされた撮影と、それ以上にイかされたラブホテルでのえっち。 今後もこういうことがあるといいなぁ、果てしなくスケベなボクは、ふしだらにもそう思ってしまう。  でも、ふたなりの性欲の強さで、短い撮影で満足することは少ないはず。 そして、持て余した猛り、むしろ燃え上がった猛りがボクにぶつけられる、というのは全くあり得ない話ではない。  ボクは期待に身体を震わせた。 そこへ、電車が音を立てながらホームへと滑ってくる。 これから、どんな人とえっちできるんだろう。 わくわくしながら、ボクは電車へと乗り込んだ。

Comments

paw

絶倫ふたなりにやさしく逆アナルされちゃうのさいこーですね。とてもよかったです。