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『アイシクルベアさん、本日も大活躍でしたね!』 『ガッハッハ! まだまだ若いモンには負けていられんからな!』  テレビに映る白と青を基調にした全身タイツに身を包んだ白熊獣人は、リポーターの賛辞に豪快な笑い声で答える。縦にも横にもでかい大柄な白熊獣人の名はアイシクルベア。大がつく程ベテランのヒーローだ。そんなベテランヒーローアイシクルベアはつい先程、悪の組織〝七つの大罪〟の幹部であるヴィランとの戦闘を繰り広げ、勝利を収めたばかりだった。ガハガハと笑うアイシクルベアの後ろに無力化され連行される幹部の犀獣人が映り込む。この世界はまた一歩平和へと近づいたのだ。 『あの〝七つの大罪〟の幹部を倒した感想やこれからの意気込みなどはありますか?』 『感想や意気込み? そうだな』  アイシクルベアは少し考え込むようにすると、カメラに顔を向けてニカッと笑う。 『これからも俺は悪を討ち倒し続ける! そして世界を混沌に陥れようとする〝七つの大罪〟の総統も俺が倒してやる! そして、市民の皆様方のピンチにはこのアイシクルベアが直ちに駆け付ける! だから安心して日々を過ごしてくれ! ガッハッハ!』  腰に手を当て大口を開けて笑うアイシクルベア。豪快な笑いは口髭を蓄え肉付いた顎と、歳のせいでまんまると太った腹を大きく揺らす。しかし豊満だがだらしなく垂れ下がることはないその肉を見れば、その内には凄まじい筋肉が秘められているのだと簡単に見て取ることができた。  カメラが暫く豪快に笑うアイシクルベアを映していると、そのまま画面が切り替わりアイシクルベアと幹部との戦闘VTRが流れ始めた。氷を巧みに操り、ヴィランの中ではかなり手強い部類であるはずの〝七つの大罪〟の幹部を一方的に追い込んでいく──。 「……今日も素晴らしい活躍ぶりだったようだな」  と、テレビで流れるアイシクルベアの活躍を見ながら、一人の熊獣人が感嘆の声を上げた。  場所はヒーロー本部研究室。感嘆の声を上げる白衣を着た黒熊の名前はドクター・エゾ・ゲッディ。ヒーロー本部で様々な発明品を作っている科学者だ。  ドクター・エゾ・ゲッディの金色の瞳を持つ三白眼の目線の先が、テレビから目の前のシーツの掛けられたメンテナンス台へと移る。その上には白と青を基調にしたヒーロースーツに身を包んだ白熊獣人──まさにテレビでその活躍が報道されている張本人、アイシクルベアが横たわっていた。アイシクルベアは丸太のような腕を支えにして力強く上半身を起き上がらせると、口髭を生やした口を大きく開け豪快に笑う。 「ガッハッハ! まだまだ若いモンには負けていられんからな!」  テレビと全く同じ事を言いながらメンテンナンス台を降りたアイシクルベアは、腕を伸ばしてストレッチを始める。 「よしっ! と。今日もありがとさん! こうしてアンタがヒーロースーツをメンテナンスしてくれるから、俺も常に全力で戦う事ができるってわけだ」 「礼は要らない。これも私の仕事だからな」  エゾ・ゲッディが白衣のポケットに両手を入れたまま、ヒーロースーツに身を包んだアイシクルベアの肉厚な身体を見やる。  二人は長い付き合いの戦友だった。  アイシクルベアは日々の鍛錬を欠かさず、誰もが憧れる最強のヒーローの道を突き進んでいたが、たった一人で戦い続ける事はできない。アイシクルベアを支える仲間は数多くいたが、その戦闘能力を補助するヒーロースーツの開発を行ったのも、こうしてメンテナンスで心身共に一番傍で支え続けていたのはエゾ・ゲッディだ。アイシクルベアはエゾ・ゲッディに多大な感謝をしていたし、これからも二人で正義の道を歩み続けるのだと信じて疑っていなかった。頼もしいヒーローの同期や後輩達、そしてこの黒熊がいれば〝七つの大罪〟をも壊滅に追い込み、そしていつか真に平和な世界を作り出すことができると。  ──今日この日までは。 「それに、お前がこうして私を信用してくれているお陰で、ヒーロースーツに簡単に細工をする事ができたのだから」 「……? 細工? アンタ何を言ってんだ」 「すぐにわかる」  長年の戦友であるエゾ・ゲッディの含みのある言葉にアイシクルベアは眉を顰めるが、そこまでの危機感は抱いていない。ヒーロースーツに面白い機能でも搭載したのだろうか、と少し思考を巡らせる程度だ。  しかし、その考えも直ちにエゾ・ゲッディの行動によって変えられる事になる。  エゾ・ゲッディが白衣のポケットから取り出した小さなリモートコントローラー。それを操作した途端、身体が凍ってしまったかのように動かなくなってしまった。 「あ!? 何だこれは!?」  多少力を入れてもヒーロースーツはビクともしない。冗談かとアイシクルベアはエゾ・ゲッディを見つめるが、その金色の瞳でこちらを見つめてくる眼差しは真剣そのものだった。 「……つまらない冗談は止めてほしいんだがな」 「冗談に見えるのか?」  エゾ・ゲッディの言葉にアイシクルベアの眼差しも真剣な物へと変わる。これは長い付き合いの戦友による悪ふざけではない。明確な敵意をもって攻撃を受けているのだ。  直ちに全身に力を入れ抵抗をしようとする。すると、ギシギシとヒーロースーツが軋むような音が鳴り響き、ゆっくりとアイシクルベアの身体が動き始めた。 「驚いたぞ。私特製のヒーロースーツの機能で縛り付けられながらもそこまで動けるとはな」 「エゾ・ゲッディ! てめぇ、何が目的だ!」  腕と足の筋肉を膨らませギシギシとヒーロースーツを軋ませ、白色の獣毛を逆立てながらアイシクルベアが吠える。その気迫は歴戦のヒーローに相応しく、ヴィランとして敵対する者は皆怯え縮み上がる事だろう。  しかし、エゾ・ゲッディは違った。気圧されることなく堂々とその場に立ちながら、吠えるアイシクルベアに正面から相対し続けている。 「何が目的と言われれば、それはお前だ、アイシクルベア。お前は素晴らしいヒーローだ。その最強の肉体、高潔な精神全てが至高の存在だと言っていい。私はお前が欲しいのだ」 「何だと……!?」  誰よりも信頼していた戦友の裏切りに怒りながらも力を込め、ゆっくりと身体を動かしていく。ヒーロースーツの軋む音は徐々に大きくなっていき、完全に拘束を脱する時はそう遠くなさそうだ。 「やはり素晴らしい肉体だ、アイシクルベア。しかし残念だったな。ベストコンディションのお前なら私を倒すことができたかもしれないが……私にはこの〝目〟がある」  エゾ・ゲッディの両目で輝く金色の瞳。それに見つめられると、アイシクルベアの力が少しずつ抜けていく。 「フーッ! フー……ッ!」 「これでも組織七つの大罪を統べる頭だからな。私の金色の瞳には他者を思い通りにコントロールできる力がある。私はその力を〝プライド〟と呼称しているが」 「……ッ!? 七つの大罪の頭だと……? てめぇ、最初から俺達を騙すつもりで……!」 「これは命令だ。私に従え。抵抗を止め、気を付けの姿勢をとれ」 「ッ! ぐ、う……ッ!」  エゾ・ゲッディと目があったアイシクルベアの瞳が怪しく金色に光る。歯を食いしばり抵抗をしていた白熊だったが、少しずつ身体の力が抜け気を付けの姿勢をとってしまう。 「ふふ、流石は最強のヒーローアイシクルベアだ。私の〝プライド〟と改造したヒーロースーツの機能、そのどちらかだけでは貴様を制圧することはできなかっただろう」  そう言いながらエゾ・ゲッディはゆっくりとアイシクルベアの目の前まで歩を進めると、その顎に手を掛ける。顎を撫でられたアイシクルベアは不快そうに顔を歪ませると、その三白眼でエゾ・ゲッディを睨め付けた。 「覚悟しておけ。てめぇのその能力も、このヒーロースーツの機能もすぐに打ち破っててめぇを捕まえてやる!」 「そう怒るな。なに、お前に危害を加えようというつもりはないのだ。私に忠誠を誓い、一生をかけて私に尽くせ。お前には私の嫁になる資格がある」 「嫁だと……!? 馬鹿を言うんじゃねえ! 俺は男だ! それに、貴様のような悪党の嫁になんぞ死んでもなるか……!」 「そうか。だが安心すると良い。すぐにお前も私の虜になる。自分から嫁にしてくれとせがむはずだ」  気を付けをするアイシクルベアの口にエゾ・ゲッディは顔を近づける。そのまま口と口が合わさり、軽いキスが行われる。エゾ・ゲッディはそのまま舌を伸ばそうとするが、アイシクルベアは頑なに口を開けようとせず、舌同士を絡め合わせる事はできなかった。 「ぐう……ッ! ハァッ! ハッ! 貴様のような悪党の嫁になんぞならんと言っただろうが……!」 「振られてしまったか? しかし、最初は抵抗されるぐらいが燃えるというものだ」  エゾ・ゲッディはニヤリと笑うと再びリモコンを取り出し操作を始めた。そして、金色の瞳が持つ能力でアイシクルベアに命令を下す。 「メンテナンス台に横になれ」 「……ッ!」  アイシクルベアの瞳が金色に怪しく輝く。ヒーロースーツの機能とエゾ・ゲッディの能力二つに操られ、抵抗しながらも命令通りメンテナンス台に横たわってしまう。 「股を開け」 「てめ……ッ! ぐ……ッ!」  二つの力の前にはベテランヒーローの力も押し負けてしまう。屈辱的な命令など聞きたくないはずなのに、ゆっくりと両足が開き、両手で膝裏を抱え上げ尻と股間を見せつけるようなポーズで固まってしまう。  無様な恰好をさせられるヒーローアイシクルベアの姿にエゾ・ゲッディは舌なめずりをすると、その横に立ち再びリモコンを操作し始めた。  すると、アイシクルベアの下半身が発光し始める。光が収まると正義の象徴であったヒーロースーツはヒーローブーツ部分を残してジョックストラップ──所謂ケツワレへと変わり、アイシクルベアの丸太の様な生足とでか尻を露出させた。 「んな……ッ! 気色悪い、何をして……!」 「私の嫁として仕えればどんな快楽が得られるのか、これからお前に教え込んでやろう」 「ぐおッ!?」  まだヒーロースーツとしての体裁を残している上半身──アイシクルベアの胸の部分を違和感が襲う。ヒーロースーツが振動し、その両乳首を刺激し始めたのだ。 「ぐ、う……ッ」  エゾ・ゲッディの太い指がアイシクルベアの露出した太股に伸び、その白色の獣毛を撫でる。ゆっくりと股の方へ左手を滑らせ、股間の中心の膨らみへ触れた。 「たっぷりと子種汁の詰まった玉袋に太く逞しい竿……優れた雄である証拠だ」 「黙れッ! 触るんじゃねえッ、気色悪いっ!」  股間の膨らみから下の方へ、尻の割れ目にそってゆっくりと指をなぞらせる。そのまま尻の割れ目に指を押し込むと、アイシクルベアはビクッと腰を震わせて呻いた。 「お゛ぉ……ッ」 「しかし私の嫁になるのだから、雄ではなくそれに相応しい雌の身体にしてやらねばな」 「触るな、う゛お゛……ッ」  焦らすように指を尻の谷間でくねらせながら、ゆっくり、ゆっくりとアイシクルベアの尻穴に向かって指を伸ばしていく。 「私特製ヒーロースーツには雌に相応しい身体になるよう身体開発機能が備わっていてね。お前がヒーローとして戦っている間微弱な振動と電波を発しゆっくりと内部から身体を作り変えていたんだが、気付かなかったかね?」 「ぐお゛ッ、う゛……」  アイシクルベアの頬が羞恥で微かに赤く染まる。ヒーロースーツの振動とエゾ・ゲッディの愛撫により両乳首はいつの間にか硬くなっており、ヒーロースーツ越しに小さな突起を作り出していた。  エゾ・ゲッディの指先がアイシクルベアの尻穴に触れる。瞬間、アイシクルベアの身体全体がビクッと震え緊張で強張るのがわかった。尻に力が入り、エゾ・ゲッディの指の侵入を拒もうとする。 「駄目ではないか、私を受け入れる為にリラックスをしなければ」 「変態め……ッ! 誰がてめぇなんかの為に……!」 「そうか、ならば……」  左手でアイシクルベアの尻穴周りを弄びながら、空いた右手をアイシクルベアの胸へと伸ばす。そして指の腹を小さな突起の上に乗せて優しく擦ると、口髭を生やした大きな口がおの字に開き情けない吐息が漏れる。 「お゛……ッ!?♡♡」  アイシクルベアがビクッと全身を震わせわかりやすい程に反応を示す。そのまま優しく胸の突起を指の腹で撫でていくと、少しずつアイシクルベアの身体の力が抜け尻の指に対する締め付けが緩まっていく。 「撫、でるんじゃね、え……ッ♡ お゛ッ♡ お゛……ッ♡」  ジョックストラップの下の膨らみがヒクヒクと動く。膨らみがゆっくりと大きくなっていき、ジョックストラップを持ち上げ立派なちんぽが横の隙間越しに見えるようになる。それにつれだんだんと尻穴の締め付けも緩くなり、そして。 「お゛ッ♡ ご♡ ~~~~ッ♡♡」  ツプ♡ と指の先端が尻穴に沈んだ。力を入れるとゆっくり、ゆっくりと指先がアイシクルベアの尻穴に入り込んでいく。 「やめ゛ッ♡ ろッ♡ 気色悪いッ♡ 今すぐ抜けッ♡」  アイシクルベアの声など耳に届いていないかのように、エゾ・ゲッディは躊躇いなく指を挿入していく。 「ごッ♡ お゛……ッ!!♡ ッ♡ ほっ♡」  とうとうエゾ・ゲッディの指が根元まで埋まる。尻穴がキュウキュウと太指を締め付け痙攣し、両手で持ち上げられた足先が跳ねる。玉袋がヒクヒクと蠢き、同性の雄に尻穴と乳首を弄られる事を快楽として享受してしまっているのがわかった。 「ヒーロースーツに身体開発機能があると言ったが……ここまで敏感になるとは予想外だ。元々雌になる素質があったんじゃないか?」 「抜かせ……ッ♡ フーッ♡ フッ♡ てめぇは絶対に許さねえ♡ この拘束を解いたらすぐに゛い゛ぃッ♡♡」  挿入される指が二本に増えるのと同時に、アイシクルベアの反抗の言葉も意味を成さない濁声へと変わる。エゾ・ゲッディが指をくの字にして中を刺激すると、アイシクルベアの尻の中でコリコリとした感触の部分を見つける。 「お゛ッ!?♡♡ なんだ、やめッ♡ ぞごッ♡ 抉るなあ゛ッ♡♡」 「知っているか? ここは前立腺と言ってな。どんな雄も持っている雌の部分だ。ここを刺激されると気持ち良いだろう?」 「ぐお゛ッ♡♡ お゛ッ♡♡ お゛ッ♡♡ おご゛ぉお゛お゛ッ♡♡」  指をくの字にしたまま尻穴から引き抜くと、ジョックストラップに抑えつけられたちんぽがビクビクと痙攣し先走りを溢れさせる。許容量を超えた快感にガクガクと両足とそれを支える両腕が震え、足を投げ出し開脚の姿勢を崩してしまう。 「ほッ♡ お゛、ほ……♡」  ビグッ♡ ビグッ♡ と身体を激しく痙攣させアイシクルベアは快楽の余韻に浸る。エゾ・ゲッディの言葉通り、逞しい雄の身体の内側はすっかり雌の物へと変えられてしまっていた。 「さて、これからどうやってお前が私の嫁にされるのかわかるか?」 「!? はッ♡ な、に……ッ♡」  エゾ・ゲッディはおもむろにズボンのチャックを下ろすと、空いたスリットの間から己のちんぽを露出させた。それは立派なアイシクルベアのちんぽにも負けずとも劣らない赤黒い巨根であり、太い筋を浮かべながらビクッ♡ ビクッ♡ と震え目の前の雄を征服したいと鈴口から先走りを垂らしていた。 「雌の身体に変えられたお前ならわかるだろう。今、お前が真に求めているのはこれだとな。今すぐ疼きを覚えるその尻穴に私の雄竿を突き立ててほしいと願っている。違うか?」 「ん゛なわけね゛……ッ♡ ッ♡」  エゾ・ゲッディを鋭く睨め付けようとするアイシクルベアの瞳が揺らぐ。顔の前に出された雄々しい太竿に目が奪われ、それを欲してしまったのだ。  エゾ・ゲッディは勃起したちんぽを猫に対する猫じゃらしのようにヒク♡ ヒク♡ と震わせながらアイシクルベアの鼻先へと持っていく。立ち籠める雄の臭いがアイシクルベアの鼻から体内に侵入し、呼び覚まされた雌を刺激する。 「フゴッ♡ お゛ッ♡」  ピト♡ と先走りでぬらついた太竿がアイシクルベアの鼻先へと乗せられた。頭ではこんな汚らしい物を顔に乗せるなと怒る事ができているはずなのに、鼻は積極的にその雄の臭いを取り入れ、舌が伸びちんぽに這わせようとしてしまう。 「このちんぽでお前の前立腺を丁寧に丁寧に小突いてやる。そうすれば貴様も自ら私を欲し、妻にしてくれとせがむようになる」 「誰があ゛ぁ♡ そんなごどッ♡♡ おご゛ぉお゛お゛ッ♡♡」 「すぐにわかる。だからそれでいいのだ。そうして私の雄の匂いを嗅ぎ遺伝子に刻み込め。これがお前の主たる雄の臭い、この後お前の尻穴を雌の性器へと変え、征服する雄竿だとな。さあ、もう一度股を開きその尻穴を私に見せるのだ」 「ぐおッ♡ お゛……ッ♡」  刺激された雌の本能が、先程よりも簡単にアイシクルベアの足を開かせヒクついた尻穴を露出させる。エゾ・ゲッディは満足そうに笑うと鼻先に乗せていたちんぽを離し、アイシクルベアの尻側へと移動した。 「見ろ、お前の尻穴が私の雄竿が欲しいと淫らに蠢いて私を誘っているぞ」 「黙れッ♡ 変態がッ♡」 「照れ隠しをするところも愛らしいな、アイシクルベア」  エゾ・ゲッディはアイシクルベアの両脚を両手で掴むと、ゆっくりとちんぽを尻穴へと近づける。そして、ちんぽをせがむその雌穴に先走りに濡れた亀頭でキスをした。 「うお゛ッ♡ お゛ッ♡ やめろッ♡ その汚ねえモンを離せッ♡♡」  アイシクルベアが最後の抵抗と言わんばかりに吠えるが、エゾ・ゲッディはどこ吹く風だ。ゆっくりと腰を前に動かし、その太竿を尻穴へと埋めていく。 「ぎッ♡ イ゛……ッ♡」  亀頭の先端が埋もれただけでアイシクルベアはかつてない程身体を震わせて反応する。己を雌として征服する雄竿が体内に侵入してくる感覚に、白色の獣毛が逆立ち雄としての本能が危険信号を発する。亀頭がゆっくりと尻穴へと沈んでいき、とうとう雁首まで呑み込んでしまう。 「お゛ッッ♡♡ ほ……ッ♡ 抜、けッ♡ 早くッ♡ う゛、お゛♡ ~~~ッッ♡♡」  ぴゅッ♡ ぴゅッ♡ とアイシクルベアの逞しい雄竿から精液混じりの先走りが噴き出る。限界まで怒張したちんぽは触れられてもいないのにも関わらずもう射精してしまいそうだ。征服の瞬間を目前にしたエゾ・ゲッディは舌舐めずりをし、両手に力を入れて腰を前に動かす。 「ご、お゛ッ♡ う゛ッッ♡」  エゾ・ゲッディの太竿の半分が入る。 「や゛め゛ろ゛ッ♡ 抜けッ♡ 気色悪いッ♡ ぬ、お゛♡ お゛♡ お゛♡」  太竿の三分の二が入る。そして。 「これで全部だ」 「おごッ!?♡♡♡ お゛ッッッ♡♡ ほ♡♡ ~~~~~~~~~~~ッッッッ♡♡♡」  最後の瞬間、エゾ・ゲッディは勢い良く竿を突き出し、バチュンッ♡ という淫猥な音と共にその根元までアイシクルベアの中へと挿入した。瞬間、アイシクルベアは全身とちんぽを激しく震わせ、鈴口から大量の精液を噴出した。 「挿入れられただけでイってしまったか。これで私の竿の味を忘れられない身体になってしまったな」 「イ゛ッ♡♡ イ゛ッでる♡♡ こんな奴のちんぽでッ♡ 俺がッ♡ イ゛ッぢまっでる゛う゛ぅ♡♡」  びゅッ♡ びゅッ♡ と断続的に噴き出す精液はアイシクルベアが雄として屈した敗北の証。かつてない快楽に飲まれ、エゾ・ゲッディの言葉を受け入れる手助けをしてしまう。 「私の亀頭に前立腺が当たっているのがわかるぞ。このままここを突かれて雌にされたいだろう? ん?」 「黙れッ♡ だま♡ う゛、お゛ぉお゛♡♡」 「まだ抵抗するのか。やはりアイシクルベア、お前は大した男だ。しかし、これでどうだ?」 「ぐお゛お゛お゛お゛♡♡」  エゾ・ゲッディがちんぽを半分まで引き抜くと、アイシクルベアの半開きの口から低い喘ぎ声が上がる。そしてエゾ・ゲッディは両手と腰に力を入れると、その巨大な雄竿でアイシクルベアの奥を突き上げた。 「ぐごお゛ぉお゛お゛ぉお゛ッッッ♡♡♡」  研究室内に獣のような呻き声が響き渡る。前立腺を突かれる快感にアイシクルベアのちんぽは再び精液を噴き出し、ジョックストラップを、己の腹周りを黄ばんだ白濁液に染め上げていく。 「素晴らしい名器だな。私のちんぽに絡みついて、きゅうきゅうと締め付けてくる。毎晩抱いてじっくりと私専用のまんこに仕上げてやらねばな」  そう言いながらエゾ・ゲッディは再びちんぽを半分程引き抜くと、もう一度その最奥へと突き立てる。  ぱちゅん♡ ぱちゅん♡ と尻肉と股肉がぶつかり合う音が響き、その度にエゾ・ゲッディの肉の凶器がアイシクルベアの前立腺を抉り雌として征服する。 「やめッ♡ やめでぐれッ♡ ごわ゛ッ♡ こわれぢまう゛ッ♡ まだッ♡ まだイ゙グッ♡ う゛♡ 〜〜〜〜ッ♡♡」  ピンッ♡ と足指を伸ばして絶頂に達する快楽に浸る。数々の悪を打ち倒してきた逞しい両腕は快楽を耐える為だけにメンテナンス台のシーツを掴み、悪を逃がさずその巨体を何十年と支え続けてきた太足はエゾ・ゲッディに掴まれ、無抵抗に左右に開かれ続けている。  もはやアイシクルベアの屈強な肉体はエゾ・ゲッディを敵と認識しておらず、ただただその凶悪な巨根ちんぽに突かれる事を受け入れるのみだ。 「そうだ。何度も絶頂して私の竿の形を覚えろ。そして自分がその竿を受け入れる雌の種壺だとその遺伝子に刻み込むのだ」 「ほッ♡ お゛♡ お゛ッ♡ お゛〜〜〜ッ♡♡」  凄まじい快楽と共にエゾ・ゲッディの言葉がアイシクルベアの中に染み込んでいく。エゾ・ゲッディの低い声色が心地良いと感じ、その言葉が正しいものだと受け入れてしまう。この男の妻に、所有物にされたいと。雌としてのこの優れた雄に征服されたいと。  ゴツ♡ ゴツ♡ ゴツ♡ ゴツ♡ と何度も何度もエゾ・ゲッディの肉竿がアイシクルベアの前立腺を穿つ。その度にアイシクルベアの雄のベールが剥がされ、雌の部分が曝け出されてしまう。  時間が経つにつれ汗ばみ、互いの熱気が研究室を満たしていく。もはやアイシクルベアが喘ぎ声しか漏らさなくなった頃、エゾ・ゲッディにも限界が近づいてきた。 「お前だけイっていても仕方が無い。妻は夫を満足させるものだからな。そろそろ私もイかせてもらおう」  エゾ・ゲッディは息を荒らげながら、少し余裕が無さそうにそう言うと、腰を振るペースを早める。  ドチュ♡ ドチュ♡ と粘ついた音が研究室に鳴り響く。アイシクルベアの股間でガチガチに勃起を続けるちんぽは先走りと精液による光の反射でヌラヌラと怪しく輝き、ジョックストラップをぐしょぐしょに濡らしてしまっていた。 「ふうッ、ふっ、イク、ぞ。全部受け止めろ……そして、私の妻になれ、アイシクルベアッ♡」  エゾ・ゲッディの息が荒くなり、目が細まる。そして思い切り腰を打ち付けるのを最後に、ブルルッ♡ と腰を震わせた。そして。 「イクぞッ! う゛、お゛ぉお゛お゛お゛、……ッ♡♡」 「ッ♡ お゛♡♡ 〜〜〜〜〜〜〜〜♡♡♡」  びゅるるるるッ♡ びゅ〜ッッ♡♡♡ びゅッ♡ びゅ〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ♡♡♡♡  アイシクルベアの最奥を突き上げたエゾ・ゲッディのちんぽは前立腺を抉りながらぷっくりと亀頭を膨らませると、その鈴口から大量の精液を放出した。優れたエゾ・ゲッディの雄の遺伝子は、雌穴を突かれ無意味に放出されるアイシクルベアの精液とは違い、目の前の雌を征服するため、その雌穴の中を蹂躙し白濁色に染め上げていく。 「ぐほッ♡ お゛ッ♡♡ お゛〜〜〜ッ♡ お゛ッ♡♡」  体内をエゾ・ゲッディの精液に満たされながら、アイシクルベアは汚い濁声を上げ絶頂に達していた。そして、快楽で真っ白になった頭の中に新たな価値観がしっかりと刻み込まれる。自分は雄に敗北し、雄の為に仕える雌なのだと。そして自分を雌へと堕とした夫の、主の名はかつての戦友であり、〝七つの大罪〟の総統、エゾ・ゲッディだということが。 「これでわかったな? お前は嫁として私の傍で未来永劫仕えるのだ」 「ぅお゛う゛ッ♡ お゛、ほ……ッ♡♡」  長い射精が終わり、エゾ・ゲッディがちんぽを引き抜くと許容量を超えた白濁液がどびゅ〜〜ッ♡ びゅッ♡ とアイシクルベアの雌穴から噴き出る。下品に精液を放出しながらも、アイシクルベアは舌を垂らし喘ぎ声を漏らすことしかできない。そこに雄々しく逞しいベテランヒーローとしての威厳は存在していなかった。 「さて、晴れて私の嫁となったお前にこれを授けてやろう」  エゾ・ゲッディは白衣のポケットを探るとそこから小さなケースを取り出した。開くと、中には金色の指輪が仕舞われていた。 「私の妻であり、私の所有物である証だ。肌身離さず身に着けいるんだぞ?」  優しくアイシクルベアの左手を掴むと、薬指にゆっくりと指輪を通す。エゾ・ゲッディが手を離すと、アイシクルベアの左手薬指には所有物の証が金色に輝いていた。 *****  悪の組織〝七つの大罪〟本部。四方を黒塗りの天井、壁、床に囲まれた広間で数々の獣人──幹部を含めた組織の構成員達が整列し待機していた。しばらくすると広場の正面にある壇上に人影が現れる。黒のローブに身を纏った黒色の獣毛の熊獣人──組織の総統、エゾ・ゲッディだ。  エゾ・ゲッディは壇上の中心に置かれた豪勢な椅子に座り込むと、金色に輝く瞳で広場全体を見渡し口を開く。 「集まっていただきご苦労。今日は皆に伝えたいことがある。……入れ」  緊張で静まり返った広間が、エゾ・ゲッディの言葉と共に現れた白い影によってどよめきに包まれる。  縦にも横にも大きな、筋肉の詰まった肉厚な身体。白と青を基調にしたヒーロースーツに身を包んだその姿は、先日自分達の仲間であり頼れる上司である組織〝七つの大罪〟の幹部を打ち負かした張本人、ベテランヒーローアイシクルベアだったからだ。  アイシクルベアは精悍な顔立ちのままエゾ・ゲッディの横に立つと広間の構成員達を見渡す。その強面の鋭い三白眼に睨まれた構成員達のほとんどが戦意を失い震え、中には逃げ出してしまいそうなものまでいた。  この組織はもうベテランヒーローアイシクルベアの前に敗北してしまったのだと、絶望の空気が広間を包み込む。しかし、エゾ・ゲッディが続いて紡ぐ言葉は組織の敗北を意味するものではなかった。 「私達はヒーロー共と戦い、勝利と敗北のその両方を経験してきた。しかし、この最強のヒーローアイシクルベアの前には常に敗北を続け、勝利したことは今まで一度足りともなかった。だが、もうアイシクルベアを恐れる必要は無い。ヒーローアイシクルベアは私に忠誠を誓い、私の妻となることを誓ったのだ」  エゾ・ゲッディの言葉に再び広間がどよめく。エゾ・ゲッディは金色の瞳をアイシクルベアに向けると、ただ一言命令を下した。 「お前の本当の姿を皆に見せろ」  アイシクルベアの頬に汗が伝う。呼吸が荒くなり、頬が赤く染まる。そして。 「……変身」  アイシクルベアのヒーロースーツが光に包まれる。光が霧散し現れたのは、エゾ・ゲッディの着るローブや毛並みと同じ黒色の女性物のランジェリーだった。逞しい雄の身体に似合わないひらひらのついた黒いブラジャーが、豊満なアイシクルベアの胸筋を覆い隠している。両手首にはフリルの付いた付け袖を身に着け、白の被毛に覆われた丸太のような逞しい太足には薄いグレーのタイツを履かされていた。股にはフリルの付いた面積の少ない黒のパンティを履かされており、優れた雄の遺伝子を持っている証である大きな玉袋はパンティの間から少しはみ出てしまっている。  そして、玉袋の上にある立派な雄竿。それは雌には不要だとエゾ・ゲッディに命じられ、銀色の貞操具に覆われ勃起を封じられてしまっていた。  無様な、エゾ・ゲッディの妻へと変えられた姿を宿敵である〝七つの大罪〟の構成員達に見られる羞恥と背徳感でアイシクルベアの呼吸が荒くなる。興奮によりちんぽがヒクつき、カチャリと貞操具が擦れる音が鳴った。 「フッ♡ フッ♡ 俺は、アイシクルベア♡ エゾ・ゲッディ様のちんぽに屈した雄失格の雌野郎だ♡ 本日よりエゾ・ゲッディ様、そしてエゾ・ゲッディ様のちんぽに忠誠を誓い、その妻となり永遠に仕える事をここに誓います♡」  そして、アイシクルベアはヴィランを震え上がらせてきたその低い声で、自らの敗北宣言を行った。すっかり己に従順になった元ヒーローの姿にエゾ・ゲッディは満足そうに微笑むと、アイシクルベアに命令を下した。 「いい子だ、アイシクルベア。来い」 「……はい、エゾ・ゲッディ様♡」  雌竿へと成り下がったちんぽを覆う貞操隊から透明な汁が滴り落ちる。エゾ・ゲッディに差し出された右手を薬指に指輪を着けた左手でとると、しゃがみ込んで自らの顔をエゾ・ゲッディの顔に近付ける。  以前は口を硬く閉ざして拒絶したキス。しかし今度はアイシクルベアの方から積極的に口を開き、舌を伸ばしてエゾ・ゲッディの舌と絡み合わせ始めた。 「ちゅッ♡ んッ♡ ふッ♡ んん゛ッ♡」  瞑っていた目を薄く開くと、アイシクルベアの目をエゾ・ゲッディの金色の瞳が射抜く。するとアイシクルベアの瞳が同じく怪しく金色に輝き、愛する夫に仕える悦びに全身を震わせるのだった。 「ぷはッ♡ はッ♡ エゾ・ゲッディ様……♡♡」 「何だ、ここでもう欲しくなってしまったのか?」 「はい……俺の雌穴が、エゾ・ゲッディ様のおちんぽを欲して疼いております♡♡」 「堪え性のない妻だな」 「ああ……申し訳ありません♡♡ 俺は、エゾ・ゲッディ様のおちんぽ様が無ければ生きていけない雌の白熊なのです♡♡」  以前の威勢はどこにいったのか、アイシクルベアはランジェリーを着た身体をくねらせ低い声で精一杯エゾ・ゲッディに媚びを売る。それを受けたエゾ・ゲッディは満足そうに笑うと、アイシクルベアにこう告げるのだった。 「ふふ、そうかそうか。そんなところもまた愛おしい。愛しているぞ、アイシクルベア」 「はあ゛ぁ……♡ お゛、俺も愛しております♡ エゾ・ゲッディ様♡」  アイシクルベアは恍惚な表情で吐息混じりにそう答えると、再びエゾ・ゲッディとの口付けを行った。ゆさゆさと揺れるアイシクルベアの大きな尻にエゾ・ゲッディの手が伸びる。  こうしてベテランヒーローアイシクルベアは、悪の組織〝七つの大罪〟の総統であるエゾ・ゲッディの妻──所有物へと堕ちた。  彼がかつてのように雄々しく平和を守り、悪を討つ姿を見る事はもう二度とないのだろう。 終

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