TIPS【限定コンテンツ】 (Pixiv Fanbox)

A:リアル化してみてください。

デフォルメ絵可愛くて良いですね！

実際にキーホルダーやLineスタンプなどでもデフォルメの需要は高いですよね。

「いらすとや」さんもデフォルメですし。

あれくらい崩した方が一般的に受け入れやすいんだと思います。

さて、頭身が高いリアル系の絵にチャレンジしたいということですね。

わたしが提案するのは「リアル化企画」です。

これはSNS戦略と絵の練習を同時にやるという欲張りな方法です。

詳しく解説しますね。

▶「いいね」が増えない原因

やっぱり一定のフォロワーさんがいる、反応を貰っている人は違いますね。

既に「フォロワーさんには全然求められてない」と分析できています。

わたしも同じ理由だと思います。

ただ、もしかしたら誤解しているかもしれないので補足しておきますね。

フォロワーさんから「求められていない」ということは「おまえはデフォルメ絵だけ描けば良いんだよ！リアル絵なんて描くな！」と言われているわけではありません。

「え？デフォルメ絵を見に来たんですけど・・・リアル絵も描けるんですか？？」と戸惑っているわけです。

つまり、フォロワーさんが慣れてないことが原因だと思います。

普段見てない絵柄がTLに流れてきて、どう反応すれば良いか困ってる状態ですね。

もしかしたら、あなたが描いたと気付かれないまま流れているかもしれません。

みんなマックに行ってラーメンが出てきたらビックリするでしょ？

「いやいや、ハンバーガー食べに来たのにラーメンなんて頼まないよ！」

みんなツッコミを入れると思いますよ。笑

▶フォロワーはタイプで反応が違う

フォロワーさんには大きく分けて２種類のタイプが居ます。

にわかとファンです。

にわか：あなたのイラストに興味があるけど、あなたには興味がない

ファン：あなたのイラストにも、あなたにも興味がある

比率としては9：1くらいです。

もちろん個人差はありますが、それくらい差があると思ってください。

あなたのフォロワーのほとんどがにわかです。

実際にいいねが1/50くらいまで落ちてるので実感していると思います。

にわかの人たちは「デフォルメ絵にしか興味がない」ので、それ以外には反応できません。リアル絵も無理だし、日常生活やグルメ系のツイートにも反応できません。

あなたのどんなイラスト、どんなツイートにも反応してくれるのはファンだけです。

ファンだったら「あなた自身」に興味があるので、「いつもと違う絵を描いたよ」「今日はコレを食べたよ」など、あらゆるツイートに反応してくれます。

ただ、残念ですがにわかをファンにするのは相当難しいです。

すごく長い時間が必要になります。

人間はそんな簡単に夢中になるほど人を好きになれません。

「じゃあ反応を増やすのは無理なの！？」

と思うかもしれませんが、方法はあります。

問題なのは「にわかが慣れていない」ことです。

逆に言えば「にわかを慣れさせれば良い」わけです。

▶関係があれば反応できる

にわかを慣れさせるにはイラストの内容をちょっとずつ変化させる必要があります。

今回のケースでいうなら、デフォルメが好きな人にリアルのイラストを見せてもあまり喜びません。変化が大きすぎるからです。

だからこの変化を小さくしてみましょう。

・ちょっとだけリアルにする

・デフォルメキャラをリアル化する

などですね。個人的には後者の方が楽しめると思います。

過去に描いて反応があったキャラをリアル化してみてください。

「いつもデフォルメで描いてるキャラをリアル化してみました。どっちが好きですか？」という形でイラストを載せるイメージです。

「やっぱりいつも見てるデフォルメの方が好みだけど、リアルも思ったより悪くないかも」という風にデフォルメが好きな人でも反応がしやすくなると思います。

にわかでも自分に関係のある投稿には反応できます。

コレを繰り返すとにわかフォロワーの認識が変わっていきます。

「デフォルメしか描かない人」

➡「たまにデフォルメをリアル化する人」

➡「デフォルメもリアルも描く人」

少しずつズラしていくことで「リアル絵」に耐性がつきます。

そうすると自然と受け入れてくれるようになりますよ。

マックでラーメンを出したら驚かれますが、味噌ラーメンバーガーとかサムライマック博多とんこつ味とかだったら・・・まだ受け入れられる気がします。

（売れるかどうかは別ですが。笑）

▶最後に

デフォルメの癖に関しては時間が解決してくれると思いますが・・・むしろ利用してほしいなぁと思います。デフォルメ絵が評価されているということは、あなたが描くタッチの中に人を魅了する何かがあると思うからです。

癖を修正しようとするあまり、そのタッチが消えてしまうことが怖いですね。

80％リアル20％デフォルメみたいな、絶妙なラインを目指して頑張ると誰も真似できない、あなただけのタッチが生まれる気がします。

いつか作品を見せて欲しいですね！

お疲れさまでした！