TIPS【立体感】 (Pixiv Fanbox)
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A:2つのルールを覚えてください。
マシュマロありがとうございます!
クロッキーたくさん描いたんですね!すごいです!
前よりも身体が描けるようになったことで「頑張れば変わることができる!」と自信が持てたと思います。自分で経験したものが一番説得力がありますからね!
これからも頑張ってください。
▶立体的と平面的の”違い”に気付けている
今回は「イラストが平面的になってしまう」という相談ですね。
良い悩みだと思います。この悩みを持てること自体が頑張っている証拠です。
「自分のイラストが平面的になっている」と気付けるのはたくさん描いたことで審美眼が養われたからだと思います。経験が浅いとそもそも気付けませんから。
今の質問者さんは「立体と平面の違いに気付く」ところまではできています。
次は「その違いを生む原因・ルールは何か?」を探してみましょう。
これさえわかれば原因・ルールを攻略することで平面➡立体を簡単に変えることができるはずです。
「立体感を勉強すれば良い!」と言うのは簡単ですが「そもそも立体感って何?」と悩んでいる人には意味がありません。
今回はもう少し具体的に、顔が立体的に見える2つのルールを紹介します。
▶覚えてほしい2つのルール
2つのルールを守ることで、立体感がよく分からなくても「それっぽい」顔が描けるようになります。正直なところ、わたしも立体感はよく分かりません。それくらい曖昧な言葉だと思うので、とりあえず2つのルールを覚えるところから始めてみてください。
ルール➀:顔の向きに合わせてパーツを寄せる
まずは顔全体のルールです。
顔の向きに合わせてパーツを寄せる方向を変えます。
シンプルに上を向くなら上に寄せる、下を向くなら下に寄せてください。
パーツを寄せることで、見た人が「この顔はこっちを向いているんだな」と分かりやすくなります。
ルール②:向きに合わせて目のシルエットを変える
あまり知られていませんが、顔の向きに合わせて目のシルエット(輪郭)は変わります。鏡で自分の顔を動かしながら観察してみてください。ツリ目やタレ目の違いはあっても、角度によって微妙にシルエットは変化しているはずです。
▼参考の記事です。シルエットの変化に注目して読んでみてください。
顔の向きに合わせて目のシルエットを変えることで「この顔はこっちを向いているんだな。このキャラはこっちを見ているんだな。」と伝わりやすくなります。
▶2つルールを「組み合わせる」ことが大切!
2つのルールは単体だとあまり効果はありません。単体で使っても、かえってバランスが崩れているように見えると思います。それは、顔は正面を向いているのに目だけ下を向いている、顔は下を向いているのに目は正面を向いているという違和感が「バランスが崩れている」という印象に繋がるからです。
ぜひ2つのルールを同時に使ってください。
今までよりも顔の向きが分かりやすくなると思います。
逆に、顔が平面的になるときは「あれ?ルールを無視して描いてたかも」とチェックすることができます。
▶あとは実践するだけです!
これで質問者さんは
「違いがわかる」➡「原因・ルールがわかる」ところまできました。
最後は「実践・修正ができる」ようになってください。
描いてみると「あれ、髪も変わるぞ?」「アゴのラインも変わるぞ?」と新しい悩みが出てくると思いますが・・・基本的に解決方法は同じです。
自分で解決して「わからないことがあってもちゃんと解決できる」という自信をつけるのも良いと思いますし、時短のためにマシュマロを投げてもらっても構いません。
どちらにせよ、質問者さんなら一つずつ描けるようになっていくと思います。
これからも頑張ってください!
お疲れさまでした!