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 最初に確認しておきます。

この記事を見ているあなたは…


・顔を描くだけじゃ満足できない!

・全身のイラストにチャレンジしたい! 

・でもどうやって描くかわからない!


こんなことで困っている、ということで大丈夫ですね?

そんなあなたにだけ役立つ情報を用意しておきました。





▶多くの人が誤解している描き方

 あなたは全身イラストはどんな風に描くと思いますか?頭を描いて、体を描いて…という風に全身のパーツを組み合わせていく描き方をイメージしていませんか?わたしも数年前まではそう思っていました。

 

 でも、この組み合わせる描き方は誤解だと気がつきました。


 「全身」のイラストは「顔」と同じように、手順さえ間違わなければ簡単に描けるんです。つまり「顔」が描けるなら「全身」イラストも描けるということです!


 わたしもずっと「全身」が苦手でしたが、この描き方に改善してからはスラスラ描けるようになりました。めちゃくちゃオススメです!


 今回紹介するのは、エヴァンゲリヲン新劇場版:破、Qで活躍したアニメーター、室井康雄さんが実践するテクニックを参考にした方法です。プロアニメーターのテクニックを習得して「全身」をスラスラ描けるようにしましょう!





▶︎重要なのは「ゴールを決めること」

 「全身」を描きときのポイントは「ゴールを決めること」です。なぜなら、ゴールを決めることで全体のボリュームを把握することができるからです。

 例えば、料理なら1人前と5人前では必要な材料が違いますよね?

 イラストも同じです。どれくらいのボリュームのイラストを描くか決めることで、描き方を変える必要があります。


 だから「ゴールを決めること」はとても重要なんです!





▶「全身」は3ステップで描ける!!

 それでは描き方を具体的に紹介します。


ステップ➀:ゴール地点を決める

ステップ②:中間地点を決める

ステップ③:身体を描く


 この3ステップが「全身」を描く秘訣です。なぜこの3ステップをオススメするのかというと、どんな頭身のキャラにも使えるからです!

 ちびキャラ〜リアルキャラまで、あらゆる頭身に使えるので非常に便利ですよ。


 一度覚えてしまえば、どんなキャラでも描けるようになるのでオススメです!






▶︎Newアビリティを習得しよう!

 この記事を読むことで、あなたはNewアビリティ「全身」を習得できるはずです。具体的には「全身」への苦手意識が無くなります。


・迷って手が止まることが少なくなる

・腕が長すぎる、脚が短すぎるといったトラブルが減る

・紙のサイズに合わせて全身を描けるようになる

 

などなど、全身イラストで失敗することが減り、楽しく描けるようになります!


Newアビリティ「全身」を習得して、もっとイラストを楽しみましょう!!





▶ステップ➀:ゴール地点を決める

 まずはゴール地点を決めましょう。なぜなら、自分がどれくらいのサイズでキャラクターを描くのか確認できるからです。

 例えば、B5のノートに描いている感覚で小さいメモ帳に「全身」を描いたら?きっと手や足が描けなくなると思います。小さい紙に描くなら、いつもより小さく描く必要がありますよね?


 だからゴール地点を決めることが大切なんです。

 この描き方は頭のサイズが大きくなりやすい人ほど効果的です。なぜなら、全体のボリュームを意識しないと、ついつい頭を大きく描いてしまうからです。その方が丁寧に描けますからね。わたしもヒザから下が無い全身イラストを量産していました。


 頭のサイズをチェックするためにも、ゴール地点を決めることが効果的です!





▶ステップ②:中間地点を決める

 次は中間地点を決めましょう。なぜなら、上半身と下半身のバランスが取りやすくなるからです。

 ゴール地点を決めるだけじゃ、上半身や下半身をどれくらいのサイズで描くのか不安になりませんか?大きすぎるかもしれないし、小さすぎるかもしれません。


 でも、中間地点を決めればペース配分を考えることができます。

  例えば2頭身のキャラを描くなら、中間地点を境界線にして「頭」と「身体」でわけることができます。3頭身なら「ヘソより上」と「ヘソより下」、8頭身なら「股関節より上」と「股関節より下」といった感じです。

 

 中間地点を決めることで、定規のように身体のパーツの長さをチェックできるポイントが増やすことができます。

 


▶中間地点は増やしてもOK

 もし必要なら中間地点を増やしてもアリです。自分の苦手なポイントがわかっているなら、予防策として中間地点を増やすのは良い戦略だと思います。






▶ステップ③:身体を描く

 いよいよ身体を描いていきます。スタート地点とゴール地点、中間地点がわかっているので、どれくらいのサイズで描けば良いのか分かりやすいですよね?

 パズルのピースをはめるように、各エリアに身体のパーツを描き込めば自然と「全身」のイラストが完成します。

 目印が無いと、迷ってなかなか描けませんが、ゴール地点、中間地点を決めることでそれも解決します。目印ができることで、全体のバランスを確認しつつ描くことができますよね?



 

 そしてもうひとつ、レベルアップに必要なテクニックを紹介します。

▶「全力」をコントロールしよう!!

 「全力」をコントロールできるようになると、早くレベルアップできます。なぜなら難しいことにもチャレンジできるからです。


 「全身」をすべて全力で描くには、とてつもない集中力が必要です。


 慣れていないと、あっという間に集中力が切れて描けなくなります。最悪なのは、そこで挫折してしまうことです。自分のレベルよりも難しいことに挑戦しているんだから、失敗するのは当然です。自分を責めて挫折する必要なんてありません。

 

 だから、全身を描くときは顔に近い部分ほど全力を出して、顔から遠い部分ほど全力をセーブしてください。

 こうすることで、自分の集中力を維持しつつ全身を描くことができます。



▶注目されるエリアを意識しよう!

 人間の心理とは不思議なもので、あなたが顔を集中して描くように、見る人も顔に注目します。つまり、描く側と見る側で注目するポイントが同じということです。

 

 だから、顔に近い部分ほど注目されますが、顔から遠い部分はほとんど注目されないし、見られても評価されにくいです。

※もちろん、あえて注目させる方法もありますよ。


 基本的にあなたのイラストを見る人は「イラストの知識がない初心者」です。あなたのイラストの粗を探すように、全身くまなくチェックすることはありません。



 だから、安心して「全力」をコントロールしてください!

 

 最初はコレくらいでも大丈夫です!




▶あなたはNewアビリティを習得できましたか?

 

 ステップ➀:ゴール地点を決める

 ステップ②:中間地点を決める

 ステップ③:身体を描く


 この3ステップであなたも「全身」を描けるようになるはずです。「全力」をコントロールして無理なくチャレンジしてください。



▶自分がアビリティをゲットできたのか知りたい人は・・・?

 調べる方法は簡単です。実際に描いてみましょう!

 

➡描けた人

 おめでとうございます!見事アビリティをゲットしました。

 

➡描けなかった人

 残念ですが、もう一度この記事を読みなおしてみてください。どこか抜けている・勘違いしている部分があると思います。


※どうしてもゲットできない人は、メールでコメントしてください。この記事が不十分だった可能性があります。何が足りなかったのか調べて、記事を強化するための参考にさせてもらいます。




▶「全身」イラストを強化したい人は?

 シンプルとはいえ「全身」が描けるようになると、もう少し頑張ればもっと上手く描けそうな気がしますよね?


・もっと手を丁寧に描けるようになりたい!

・シワを描いて服のクオリティを上げたい!

・女性の脚線美を描けるよになりたい!


 他の記事もチェックして、あなたのレベルアップに役立ててください!

 

 お疲れさまでした! 


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