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某レトロゲームのキャラクターを題材にした話です。

まに様が書いたSSもつきます。是非とも一見ください。


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~~以下はSSです~~

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作者:まに


 自分であれば、どのような犯罪者であろうとも捕まえられる。

 そんな彼女の曇り一つなき自負を支えるのは、向こう見ずでいられる新鮮な年齢からくる無根拠な自信だけではなかった。



 ハシモト・マリコ。17歳、女子高生。

 とある極秘の治安維持組織に所属する捜査官である彼女は、殆ど普通の女子高生である。快活な性格で元気に溢れる。頭はあまり良くない。大層な思想があるわけでもない。バストが他人より多分に大きいという以外には際立った特徴のない、あっけからんとした美少女だ。

 ただ、彼女の持つたった一つの『超能力』が、彼女を捜査官たらしめ、彼女の自信を形成している。


 【自分の周りにいる人間は、ジャンケンでしか戦えない。

  ジャンケンの敗者は、勝者の命令に必ず従うことになる】


 ジャンケンの異常に強いマリコは、この特異な能力により数々の難事件を解決してきた。

 確かな実績からくる、確かな自信。マリコは何も恐れない。

 ――自分のストーカーに催眠薬を盛られ、誘拐監禁されている、今この時も。

(さぁて、この変態さんを早速懲らしめてやりますかぁっ!)

 マリコは後ろ手を縛られ座らされたまま、目隠しされた状態であるというのに自信満々に舌なめずりまでした。

 こんなチョロい状況なんて、幾らでもササっと解決してきた。

 早く帰ってご飯を食べよう。

 マリコはいつも通り快活に声を上げる。

「さぁさぁストーカーさん、私とジャンケンしましょうかぁっ!!」


   *   *   *


「う、嘘……私が負けるなんて……」

 数分後、マリコは全裸になっていた。

 種目は脱衣ジャンケンであった。

 マリコは都合6回の勝負に全てあっさり敗北し、その豊満な裸体をストーカーの前に差し出していた。

(ま、まずい……やばい……)

 恐れを知らぬ美少女が、血色の良いふわふわの裸体を艶めかせたままその顔を青ざめさせる。

 相手はストーカー、どんな猟奇的な命令をしたがっているのかも分からない。

 それに――『能力の副作用』が、くる――。

「――っ♡」

 バチリ。

 脳の破けてはいけない血管が弾け、マリコは鼻血を吹きつつビクンと身体を痙攣させた。震える豊乳。くねる淫靡な肢体。

 マリコのルールを強いる強力な能力には、それ相応の代償が存在した。

 それは敗北した場合――相手に身も心も服従し、相手に悦んでもらう為に全てを尽くす奴隷となることにある。

「……あー……♡」

 相手が良識と健全な性癖を持つ存在であれば、大したことにはならないだろう。

 しかし猟奇的な性欲を持つストーカーに敗北したことにより、マリコは……

 勝者である彼に隷属する為に、全裸で無様に土下座し、斬◯を懇願した。

「お願いしますぅ、調子コキのクソ雑魚処女オナホで精液コキ捨てて、ぶっ殺しちゃって下さいませぇ……♡」

 額を床にごっしごっしと擦り付けながら、ケツを振って懇願する、安産型の全裸美少女。

 自分を殺そうとしているストーカーの性欲を自ら煽り立てる無様な姿はこの上なく滑稽だった。

 最早家畜以下の肉と成り果てた阿呆エロ女を前に、ストーカーは当然彼女に襲い掛かったのであった。


   *   *   *


 犯行の様子は録画され、名捜査官であるマリコの痴態は全世界に流出することとなった。

 マリコは斬◯に至るまで、今日まで大切に守ってきた己の処女の全てを犯人に捧げた。

 処女も、口付けも、愛の告白も。

 ジャンケンに負けない限りは生涯歯牙にもかけなかったであろう犯人に、無様に媚び諂い淫靡に喘ぐ。

「ナカに出して下さいっ♡ んぉっほっ♡ ナマでっ♡ ナマでお願いしますぅっ♡ どうせ死ぬのでっ♡ 受精しても意味なしっですから遊んでってくださぁいっ♡」

 全裸の自分を押し潰すように上に乗り、容赦なく処女膣で勃起を擦りあげてくる犯人に対して、尊厳の欠片もない台詞で媚びる。

 益々強くなる犯人の抱擁。

 道具にすら劣る扱いで凶悪なピストンが落とされ、肉と肉の打ち付け合う音がする。

 マリコの膣は、緻密に敷かれた肉襞の全てを犯人の肉棒にねっとりと絡め倒して扱くことに専念していた。

 子宮を下ろし、無意味な種付けを懇願する様子はとかく無様の一言に尽きる。

 118cmの乳を持つスタイル抜群の女子高生が、己を殺そうとする犯人に対してそのぷるぷるの唇を押し付けて舌を絡める、キスをする。

 本来であればどのようにでも豪勢な生き方を出来たであろう超上玉であるというのに、ストーカーの一時の性欲を発散する為に自ら性欲を煽り立てるマリコの惨めさは尋常ではない。先刻までの調子に乗った様子など、もうどこにもなかった。彼女の人生は今、馬鹿みたいな終わりを遂げるのだ。

 ねちっこく、セックスは続く。

 マリコは多幸感に脳をバチバチ弾かれながら、子宮口を叩き潰される度に下劣な声をあげ、雌として最高の恍惚に喘ぎ倒していく。

 スッと、前ぶれなく刃物が取り出される。

 マリコは己の首に向けられて振り上げられたそれを見ただけで、脳の血管をバチリと弾けさせ絶頂を感じた。

 犯人が刃物を振り上げるその動作は、あれ、であった。

 男性が自慰で達するその時に合わせて、ティッシュを箱から抜き取る、あの、気軽さ。

 犯人は肉棒を膣の中で膨らませながら、射精に合わせてマリコの首を落とそうとしているだけなのだ。首を落とせば膣は絞られ射精の心地がよりよくなる。ただそれだけの安直な行動。

 逃げろ、マリコ。生き残れ、マリコ。

「あ~っありがとうございますぅっ♡ 殺してっ殺してっ♡ オナホ扱いで私の膣でぇ精液ごしごし~って拭き取っていってくださぁいっ♡」

 ――しかしマリコの口から出たのは、無抵抗どころか、なんとも間抜けな発情懇願。

 あっという間に、マリコの首に刃が落とされた。

 身の毛がよだつほどの絶頂を感じながら、マリコの首が宙を舞い。これまたさっさと、ぼたりと落ちる。

 マリコの首から吹き出す鮮血。

 同時に膣は強く締め付けられ、射精する犯人の肉棒に最後まで媚び諂った。

 犯人のピストンが、射精の最中になおも強くなっていく。

 全身を異常に痙攣させながら、なすがままに犯されてその身体を揺らす、マリコであったもの、首無しのムチムチボディ。

 犯人は強烈に奥まで肉棒を叩き付け、そうしてこってり、種をつける。

 最早、マリコの身体は、モノ。

 どくり、どくりと脈動の度に、心から心地よさそうに身震いする犯人。

 そのまま少し、経つ時間。

 やがて犯人は満足げにマリコから肉棒を引き抜く。

 そうして彼はマリコの首を拾うと、その首の断面図に肉棒を挿入し、それこそオナホを扱うようにして扱き始めた。



 肉棒を扱く道具となりながら、虚ろな恍惚の表情で揺れる、マリコの首。

 その少し後ろでビクビク痙攣する、マリコの身体。

 知る人ぞ知る名捜査官の痴態は、インターネットを通じて全世界の人間に晒されていく。

 使い捨てられる無様な美少女の姿は、憐れでありながらもだからこそ興奮をそそる代物であった。


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Why is the liquid pink?