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このお話はpixiv連動の続きや関連の制作予定が無い為FANBOXのみに掲載してます。

頻尿が理由で女の子にされて更におむつを穿かされて、妹と遠足へ行くお話です。


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「トイレ、きちんと済ませられた?」

「うん、どうにか……」

「今回は良かったね、去年と違って私が居て」

「正直恥ずかしい……でも、本当に助かった」


 女子トイレから出て来た僕は、スカートの下に穿いている「アレ」を絶対誰にも見られないようにして……妹と合流します。


「雨が降って中止になれば良かったのに」

「雲一つない快晴ね、晴れちゃったものは仕方ないよ。私が居るから大丈夫」

「でもー……」

「うじうじ言わない。お兄ちゃんでしょ? あ、でも今は私とほぼ同じくらいかなー」

「認めたくないけど、今は女の子だもん……」


 今日は楽しい楽しい……とは程遠い、気が重たいだけの遠足です。


「女子の皆さんは全員揃ってますかー?」


 引率の先生が全員居る事を確認して、僕達女子組は学校行事の遠足へ出発します。

 男子達はもう先に出発していて、女子より少し険しいルートで山登りです。

 本当は僕も男子側なのに……険しいルートじゃない点はいいけど、女子としてここに居るのが本当に苦痛で。


「しい子ちゃん、大丈夫?」

「うん、大丈夫……」

「誰にもバレてないから。安心して」


 今では僕と同等くらいな妹が、僕に小声で耳打ちしてきました。

 小学4年生の妹、そして小学6年生の僕。

 僕は生まれにしての男の子、なのに今は小学4年生くらいの女の子として妹と一緒に居ます。


「お医者さんからお薬貰えて良かったね」

「嬉しくないよ……女の子になる薬だなんて」

「いいじゃない、そのおかげで欠席扱いにならずに遠足へ行けるじゃない」

「出来ればそのまま休みたかったよ……」


 そうなのです、僕は今薬の力で女の子になっています。

 本当は小学6年生の男の子だけど、どういう仕組みなのか分からない薬で女の子に。

 本来は男の子になりたい女の子、もしくはその逆の人達に使う薬らしいけど、お医者さんが僕に出してくれたんだ。


「いつでも出しちゃっていいからね、お医者さんも言ってたんだよね。男の子の時より楽だって」

「恥ずかしい事言わないでよ……」


 僕はトイレが異常に近く、お医者さんへ行って頻尿体質だと分かったんだ。

 おしっこは生理現象だし治すのも難しく、僕は日常生活でも頻尿に悩まされていて。

 授業中もトイレで抜け出す事が多く、いつも恥ずかしい思いばかり。


「何の為にお薬飲んだか分かってるよね?」

「分かってるけど……」

「ほんと? 言ってみてよー?」

「何でいちいち言わせようとするの……」

「本当に分かっているのか確認だよー」


 妹は素で言っているのか、それとも内心面白がっているのか……良く分かりません。


「女の子としておむつを着けて遠足へ行けば、漏らしてしまっても安心……」

「うん、そうだねー。男の子だとおちんちんがおむつの圧迫で苦しい、って言ってたものねー」

「女の子がおちんちんとか言っちゃダメ……」

「しい子ちゃんだって女の子でしょー。今、言ったよねー?」

「うぅっ、そうだけどー……」


 遠足ともなると長時間おしっこが出来ず、それでおしっこを我慢したり漏らしたりが多いとおちんちんも大変との事です。

 小学6年生ともなるとおむつもキツく、尿道が圧迫されておしっこを出すのも苦しいとお医者さんが言ってました。

 それであればいっそ男の子より小柄な女の子になって、おちんちんも無くして楽に出せる方が良いとの事で……。


「実際どうなのー? おしっこ、男の子の時より楽に出せる?」

「何で恥ずかしい事聞くの……」

「知りたいんだもんー」

「じゃあ薬、飲んでみればいいじゃない……」

「私にはお薬出てないもーん」


 女の子になると男の子の時以上にトイレも近くなるので、漏らしやすくなると聞きました。

 恥ずかしいけど逆にどんどん出してしまった方が苦しくないし、おむつで安心だから遠足も行きやすいとの事です。

 確かにおちんちんがずっと苦しい思いをするくらいならば、女の子のお股で楽に出せちゃう方がいい……のかな。


「でも私も一度くらいは経験してみたいなー、逆の性別」

「僕はなりたくて女の子になったんじゃないよ……」

「でも遠足が4年生から6年生まで一緒で良かったね。これなら普通に溶け込めるものね」

「うん、その点は良かったけど」


 周りの女子達からは、僕が誰なのかは絶対に分かりません。

 4年生の女の子達は僕を5年生の子と思うかもしれないし、5年生の子達は4年生の子と思うかもしれないので。

 ちょうど妹が4年生で僕は6年生、今年だけは一緒に遠足……僕の事を知っているのは、妹だけなのです。


「引率の先生すらも知らないんだものね、しい子ちゃんの事」

「あんまりそういう事は言わないで……周りに聞かれたら恥ずかしいから」


 お医者さんが学校側に言ってくれたようで、男の子としての僕は欠席と言う事に。

 でも女の子として遠足に来ているから、実際はちゃんと出席にしてもらえるのです。

 プライバシーの関係で引率の先生も女の子が増える、とは聞いているけど僕と言う事までは知らないのです。


「しい子ちゃん、いつでもしちゃっていいからね」

「うん……」


 偽名でしい子ちゃんと名乗る事になって、今の僕は妹からもしい子ちゃんと呼ばれているのです。

 さすがにこの状態でお兄ちゃん、だなんて呼ばれるのは不自然だから……。

 科学の進歩で今や簡単に逆の性別にもなれる時代だけど、周りに知られちゃうのは恥ずかしいもの。


 しかも僕、本来の使い方じゃないのに薬で女の子になっているから……尚更だよ。


「あっ……ダメ、出ちゃう」

「無理しなくていいから。私の後ろでそっと出していいからね」

「ありがとう……」


 おしっこをおもらしするのは嫌だけど、でも出るものはどうにもならず……。


『プシャア……』

「出ちゃった?」

「聞かないでよ……」


 おもらしだけでも恥ずかしいのに、女の子になっておむつを穿かされて、その上妹に漏らしたと知られて……。

 でもお医者さんの先生が言った通り、確かに男の子の時よりはおしっこの出方が楽みたい。

 おちんちんだと大きくなっちゃう事もあるから、おもらししちゃいそうなのに楽に出なくて苦しい時もあるもの。


 妹におもらしを知られるのは恥ずかしいけど、でも妹が盾になってくれている感じで……安心感があるのも事実で。


「どう? 漏れ出る気配はなさそう?」

「うん、今の所は……出ちゃったのに凄いサラサラだよ」

「恥ずかしいね」

「言わないで……」

『プシャアアアアア!』


 あ、また漏らしちゃった……でもおむつがどんどん吸収してくれて、漏らしても嫌な感触は無い。

 おちんちんが無いからお股をピッタリ覆ってくれていて、吸収もスムーズに行くみたい。

 これならおもらしをしちゃっても、どうにか無事に遠足を終える事が出来るかな?



 どうにか山の頂上まで着いて、お弁当の時間になりました。


「お弁当の後は自由エリアの範囲内で好きに過ごしてくださいね。時間までにはおトイレを済ませておいてください」


 生い茂る草の上にシートを敷き終えると、引率の先生の合図でお弁当の時間です。


「しい子ちゃん、何十回くらい出た?」

「言う訳ないでしょ……」

「トイレあるよ。行っておかなくていいの?」

「いいよ、行き出したら何度も行きそうでお弁当食べ切れないかもしれないもの」


 学校の給食でもトイレで抜ける回数が多く、僕はいつも休み時間を削ってどうにか給食を食べ終えるんだ。

 今日はおむつも穿いているし、女の子だからおしっこも楽に出せるもの。

 トイレになんて行ってないで、このままお弁当を食べ進めた方が良いと思う。


「歩いたら結構暑いねー、しっかり水分補給もしないと」

「じゃあ僕も飲んじゃおっと」


 僕は水筒を開けて、ゴクゴクと飲み物を飲んだ。

 疲れた体に冷たい飲み物が行き届いて、普段飲む時よりもとても美味しい。


「ちょっとしい子ちゃん、大丈夫なの?」

「え、何が?」

「そんなにゴクゴク飲んじゃって、ますますおしっこしたくなるんじゃないの?」

「平気だよ、何しても漏れるだろうし……アレもあるから」


 今日の僕はおむつなんだもん。

 もうかなりの回数と量をおもらししちゃったけど、おむつがほんの少し重くなった以外は平気そうだもの。


「しい子ちゃん、予備ってあるよね? 女子トイレってサニタリーボックスがあるから、私教えてあげる。そこに捨てれば取り替えられるから」

「え、持ってきてないよ? だっていくらでも吸収してくれるのに、予備なんている?」

「持ってきてないの!? しい子ちゃん、分かってる? 吸収もあまりに多過ぎると限界が来ちゃうんだよ!?」

「え、そうなの? でも今の所特に変わりはないよ? 少しだけ重くなったくらいで」

「水風船を考えてみて? 水を入れ続けるとどうなる?」


 妹にそう言われて、僕は水風船の事を考えてみると……。


「最初は水が溜まるだけで何ともないけど、入れ続けると溢れ出るか破裂する……」

「そういう事だよ! 何で予備持ってこなかったの!?」

「だって、これだけで大丈夫だと思ったから……」

「どうしよう、私の携帯ナプキンじゃおむつはどうにもならないだろうし……先生に言った方がいい?」

「ナプキン、って?」

「あ、知らないならばそこは引っ掛からなくていいよー……引率の先生に相談する?」

「やだ、恥ずかしいもの……」


 妹以外にこんな事を知られちゃったら、わざわざ女の子になっておむつを穿くまでした意味が無くなってしまうもの。


「でも……このままじゃ」

「出来るだけ我慢する、我慢するから……」

『プシャアアアアアーーー!』

「あ、今私にも聞こえたよ。結構出ちゃった?」

「急におむつがずっしりした感じする……どうしよう」


 おしっこでおむつが膨れてきて、座っているとおむつがぐにゃぐにゃする感じが分かる……。


「しい子ちゃん、おしっこの臭いが漏れ出てるよ! 恥ずかしがってる場合じゃないよ、先生に言わないと」

「止めて……もう漏らさない、もう漏らさないでどうにかするから……」


 僕は自分の名誉を守る為に、必死に妹の事を止めた。


「だけど……うん、分かった。でも本当に限界だと思ったらすぐに言って。漏れ出ちゃってからじゃ大変な事になるから」

「うん……ありがとう」

「この状況を把握しているの、私しかいないんだから。引率の先生だって、しい子ちゃんがこういう理由で女子側に居るだなんて知らないんだもの」


 僕は出来るだけこれ以上おしっこを出さないように、最小限の被害に食い止めようとして……。

 下山の時間までに、トイレで沢山のおしっこを出しておいた。

 改めてずっしりしたおむつを穿き直してみると、もはや股間部分はサラサラ感と程遠く……すっかりと湿りきっていた。


 あまりに股間の感じが気持ち悪過ぎて、ついついガニ股気味になってしまいそう。



「女の子がガニ股でだらしないよ?」

「平気でおちんちんって言う妹に言われたくない……」

「ほら、しっかりして。しい子ちゃん。頑張るって決めたんでしょ?」


 股間があまりに気持ち悪く、下山ではすっかりとガニ股気味で歩いてしまっていた。

 男子よりも険しくないルートだった、と言うのが不幸中の幸いだったのかな……。

 でも、おむつからおしっこの臭いをぷんぷん漂わせている元男の子が、女子の中に紛れ込んでいる状況。


 おしっこの我慢だけでもツラいのに、もう恥ずかしさの感情しかありません。


「臭いは何とか誤魔化せてるみたいだから。凄く近くに居る私以外、今の所バレてないみたい」

「妹におしっこの臭いを嗅がれてる、ってだけで苦痛……」

「言ってる場合じゃないんでしょ? しっかりしないと」

「分かってる……」


 僕にしてはどうにか頑張って、下山から10分程経過。

 今の所はどうにかおもらししないで済んでいる、けれど……生理現象は簡単に止められる筈も無く。


『プシュー! プシュワアアアーーー!』

「あぅっ……出ちゃってる、沢山出ちゃってる」

「根性で止めるしか」

「無理だって! こんな事なら最初から休めば良かったよ……」


 ますます湿り気をます股間、こんなにぐっしょりともなるともはやおむつの意味すら危うく……。


「しい子ちゃん、おむつ後どのくらい持ちそう?」

「分かんない、分かんないけど……もう相当まずいとは思う」

「仕方ない、こうなったら……しい子ちゃんの為、私が体を張ってどうにかするから」

「え、体を張るって一体……」


 妹は引率の先生の元へ行って、声を掛けると……。


「先生、しい子ちゃんが」

「待って! 言わないでー!」

「帰り道で落とし物しちゃったみたいなんですー。少し探してきていいですか?」

「へ?」


 妹は何を言い出すのかと思えば……落とし物?


「落とし物ですか? でしたら先生が探しに」

「あ、私達で探します。多分私達でないと分からないので」

「そう、じゃあ先生ここで待ってますからね。見つからなければあまり遠くに行かずに、すぐ戻ってくださいね」


 しい子ちゃんは先生にそう告げると、僕の手を引っ張って急いで女子達の群れから離脱して。


「一体どうするって言うの? こんな草の茂みに来て……まさか、ここで出せって言うんじゃ」

「しい子ちゃんも今は女の子だもの。さすがにそんな事はさせないよー」

「ほっ、でもどうしろと……ここで漏らしておけって事?」

「私のパンツとしい子ちゃんのおむつ、交換するわよ」

「え、一体何を言って……本当に何を言ってるの!? 正気!?」

「今の状態じゃおむつ、どう足掻いてももう持つか分からないんでしょ? 捨てる訳にも行かないしノーパンはまずいだろうし。これしかないよ」

「だからって、妹と交換だなんて……」


 僕が戸惑っていると、妹はパンツをどんどんと脱いでしまって……。


「わわっ!」

「恥ずかしがらなくていいじゃん。兄妹でしょ? それに、しい子ちゃんも今は女の子だもの」

「だからって……」


 妹はスカートポケットから巾着袋みたいなのを取り出し、そこから良く分からない物を手に取ると……。


「はい、一応携帯しておいた多い日用のナプキンをセットしたから。羽根つきだから、しい子ちゃんが穿いてもズレる事はないと思う」

「ナプキン? 羽根つき?」

「その辺りの事は分からなくてもいいから。とりあえずこのパンツ、穿いちゃって。ね? 急いで」

「う、うん、分かった……」


 妹に促されて、僕は仕方なくずっしりとしたおむつを脱ぐと……妹のパンツを受け取った。


「でも、いくら何でもここまでしてくれなくても……」

「……大好きなお兄ちゃんの為だもん」

「え、何?」

「何でもなーい」


 妹は何か小声で言った後、僕の穿いていたおむつを穿きあげてしまい……。


「ひゃあー、本当にずっしりしているねー!? それに股間、すっごく湿って気持ち悪い!」

「無理して穿かなくても……」

「私がノーパンになるのもまずいでしょ。下山までの辛抱だから、これで我慢するよー」

「うぅっ、ありがとう……あ、サイズがピッタリだ」


 妹から受け取ったパンツは股間にピッタリフィットして、おしりを優しく包み込んでくれる。

 僕達兄妹だから、僕が女の子になるとサイズも同じくらいになるのかな?

 ナプキンって言う良く分からない物も、股間に優しくくっついて何だか安心できる。


 妹のぬくもりが残っていて、何だかパンツが温かい。


「さ、急いで戻りましょ」

「うん……ガニ股になってるけど、大丈夫?」

「大丈夫だよー、どうにかするからー」


 妹の言う体を張る、とはこういう意味だったようです。

 僕はどうにか一時凌ぎ出来たけど、でもきっとすぐ漏らしちゃいそう……。

 それに妹の脱ぎ立てパンツを穿かされるだなんて……気のせいか、何だか乳首の先がピンと張っているような気がする。


 今の僕は女の子だから、男の子の時よりも少し胸の膨らみもあるんだよね……恥ずかしい。



「探し物は見つかりましたか?」

「はい、ありました」

「じゃあ皆さんの元へ戻りましょう。少し急げますか?」


 僕達は先生に促されて、少し急ぎ足で戻りました。

 その間妹は歩きづらそうだったけど……当然だよね、ずっしりと重たいおむつを穿いているんだもの。

 僕の肩代わりをしてくれてまで……。


「うっ、出ちゃう!」

『プシュウウウウー! シャアーーーーーー!』

「結構出たみたいだね、大丈夫?」

「あ、漏れ出てない……もうダメかと思ったよ」

「ナプキンが多い日用だったから助かったのかもねー。おしっこだとあまり持たないけど、そこそこは吸収できる筈だから」


 僕はナプキンと言うのが良く分からないけれど……どうもこれ、おしっこの吸収が出来るみたい。

 これならば下山までは持ってくれる、かな……分からないけど。


「うっ……」

「どうしたの?」

『ボタ、ボタ……チョロロロ……』

「え!?」


 妹はスカートの中から、おしっこをボタボタと垂らしておもらししてしまっていた。

 まさか僕のおむつのおしっこが溢れ出た!?


「急いだ勢いで、おしっこが我慢出来なくなっちゃって……限界、だった」

「漏らしちゃったの!? あ……」

『プシャアアアアアアーーー』


 僕もまた出ちゃった……でも、スカートの中からはおしっこが垂れてこない。

 もしパンツと交換していなかったら、きっと今頃僕も……。


「しい子ちゃん、先生呼んで……」

「え、いいの?」

「だってこのままになんて出来ないものー……」


 妹は赤面しながらも、僕に訴え掛けます。


「……ごめん、僕の代わりに」


 僕は先生を呼んで、妹がおもらししてしまった事を伝えました。

 本当はおもらしをしていたのは僕なのに……妹に物凄く申し訳ないと思いつつも、妹の存在が凄く大きいものだと感じました。

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