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pixiv側へ掲載した「一輪車の少女」の関連話です。

一輪車が智梨ちゃんだと知らずに乗っている、一花ちゃん視点でのお話です。


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「一輪車に上手く乗れるようになるコツ? 一輪車の気持ちになってみる事が大事かな?」


 一輪車が好きだけど上手く乗れない、と言うお友達の智梨ちゃん。

 あたしが智梨ちゃんにそういうと、彼女の体は急に変化を始めて……。


「え、智梨ちゃんが一輪車になっちゃった!? 何で!? もしかしてあたしが、一輪車の気持ちになってみればなんて言ったから……?」


 何と智梨ちゃんは、一輪車になってしまったのです。


 ……と、言う変な夢を今朝見ました。

 あたし、一輪車に乗るのが大好きな一花と言います。

 一輪車に乗るのが大好き過ぎて、学校でも良くお友達の智梨ちゃんにお話しちゃう程です。


 でも実はあたし、一輪車が好きなのは楽しいからではなく……気持ちいいから、なのです。

 風を横切って気持ちいい、みたいなそういうのではありません。

 一輪車に跨ると、お股がじんじんしちゃって……最初は変な感じだったけど、段々病み付きになってしまいました。


 今日もあたしは学校が終わると、気持ち良くなりたくて近くの公園で一輪車に乗りました。


(まずはいつもの押し付けから……)


 乗る前にまず一輪車を斜めにして、サドルをしっかりとお股に押し付けます。

 あたしにとってこれは、一輪車に乗る前の儀式みたいなもの。

 割れ目を刺激して、あたしは乗る前から早速気持ち良くなります。


(もっと、もっと押し付けたい……)


 一輪車のサドル相手だもの、好きなだけ押し付けても大丈夫なのです。

 あたしは自分自身がある程度満足行くまで、サドルにお股を押し付け続けました。


『グリグリ』

(ああ……こうやって擦るのが気持ちいい)


 押し付けるだけでなく、擦るのも凄く気持ちいいのです。

 一輪車って何でこんなに気持ちいいのでしょう?

 乗り物じゃなくて、こういう道具なんじゃないかな? と思ってしまいます。


『グリグリ』

(あんっ……凄くいい)


 スカートの中のパンツ越しに、直接お股を擦り続けたあたし。

 きっとあたしのパンツには、おしっこの臭いがかなり移ってしまったかもしれないです。

 でも一輪車に乗るだけだもの、パンツがおしっこ臭くなっても特に問題はないです。


(お股が気持ち良くて愛おしいけど、そろそろ乗らないと帰りが遅くなっちゃう……)


 もっと擦ってお股をグリグリしていたいけど、乗り始めればまた違う気持ち良さが待っているのです。

 あたしはそろそろ一輪車に乗ろうと思い、お股を大きく開いて一輪車に跨りました。

 周りからはスカートで隠れていると思うけど、サドルに直接パンツ越しにお股を押し付けている、と思うと……ドキドキが止まりません。


(少し顔、火照っちゃってるかな……)


 ドキドキするような事をしている、と考えると恥ずかしさで顔が赤くなってしまいます。

 この状況は周りから見れば普通に一輪車に乗っているだけだと思うけど、あたしからすれば恥ずかしい状況です。

 だって、この一輪車でとても気持ち良くなろうとしているのですから……。


(そろそろ漕ぎ始めよう)


 握っていた鉄棒から手を離すと、ペダルに体重を掛けて思い切り漕ぎ出します。

 車輪が勢い良くぐるぐる回り、あたしはバランスを保ちながら一定の速度で一輪車を漕ぎます。

 一輪車を漕ぎながらも、お股がサドルに当たってると思うと……あたしは変な快感に襲われてしまいます。


 スカートをなびかせながら、一輪車を漕ぐあたし。

 でもこのスカートの中では……パンツが徐々に湿りつつあるのです。

 あたし以外は誰も知らない、あたしだけの秘密。


 普段家でもオナニーをする事があるから、あたしはこのお汁の意味を知っています。

 あたしは今、一輪車に乗りながらとてもエッチな気持ちになってしまっている……。


『ビクン!』

(あっ……! はぁはぁ……)


 一輪車を漕ぐ勢いが着いてしまって、一瞬前のめりになってしまいました。

 そしたらお股がサドルに擦れてしまって、今一瞬凄いのが来た……。

 一輪車を漕ぎながらお股が擦れてしまっている、そして感じてしまっている……凄くドキドキします。


(はぁはぁ……)


 あたし、喘いでしまっているみたいです。

 でも周りに誰かが居ると変に思われちゃうから、必死に声を殺しながら喘ぎます……誰にもバレてないよね?


 あたし、一輪車は大好きだけど学校では絶対に乗らないんです。

 だって学校で乗った時に、もしこうなってしまったらと思うと……。


 色々考えると、どんどんと興奮してきちゃう。

 きっとお汁もどんどん出てしまっている、と思います……。


(はぁはぁ……はぁはぁ)


 喘ぎ声も必死に殺して、どうにかあたしは一輪車を漕ぎ続けました。


 あたしが一輪車を上手く漕げるのは、エッチに気持ち良くなれるのが気分良いからなのでしょうか。

 エッチな気持ちになれれば、自然と一輪車も漕ぎたくなってしまうのです。

 でもこんな教え方、絶対智梨ちゃんや他の子達には言えないけどね……。


 漕げば漕ぐ程、あたしのお股からはエッチなお汁が染み出て来る……。

 一輪車はあたしをエッチに気持ち良くさせてくれる、最高の道具なのです。


『ガタン! プッ!』

(わっ! ビックリした……段差があったんだ)


 段差に引っかかった直後、一瞬一輪車から体が浮いてしまいました。

 でもほんとに一瞬だったので、すぐにあたしはサドルに跨る体制に戻せました。

 でもサドルに着く瞬間、一瞬おならが出ちゃった……恥ずかしい。


(あ、どうしよう……今、刺激を受けたからなのかな……おしっこ、したくなっちゃった)


 尿意を感じた途端、自然と下半身がもじもじしてしまいます。

 一輪車に乗っていながらも、生理現象による動きなのでどうにもできません。

 どうにかバランスを保って漕ぎながら、お股の位置を少しズラしたりします。


『ガタン! ジワァ……』

(あ! 少し漏れちゃった……)


 また段差に引っかかってしまい、体が一瞬浮かび上がりました。

 そしてサドルに着いた瞬間、おしっこを少しだけちびってしまったのです……。


(やだ、恥ずかしい……)


 垂れてしまう程ではないものの、パンツを湿らせて染みた感覚が分かります。

 おしっこしたい、でもおトイレは結構遠い場所にある……どうしよう。


(お股、うーんと押し付ければおしっこ、我慢できるかな……)


 あたしはサドルにお股を押し付けました。

 おしっこの漏れを防ぐ為、強引にサドルで塞いでしまおうとしたのです。


 だけどその直後……あたしに不思議な現象が降り掛かりました。


『ガタン! ガタン!』

(え、何!?)


 段差も無いのに、まるで一輪車が暴走するかのように車体が不安定になったのです。

 あたしの漕ぎ方がおかしいのではないです、まるで一輪車自体が生きているかのような……生きている?


 そういえば今朝見た、変な夢……お友達の智梨ちゃんが一輪車になってしまった夢。

 まさかこの一輪車、智梨ちゃんなの?

 とは思ったものの……普通に考えて、そんな事なんてある筈無いです。


 でも今朝見た夢、やはりどうしても気になるんです。

 だってこの一輪車、不安定過ぎて本当に生きているかのようで……まるで、意思があるようにさえ感じられます。


(智梨ちゃん……なの?)


 この一輪車は智梨ちゃんなのかもしれない、と思った途端あたしは驚いてしまいました。


(と、とりあえずバランスを取らなくちゃ……転倒したら怪我しちゃう)


 あたしはお股をギューっと押し付けて、バランスを取ろうとしました。

 一輪車を安定させるには体重を掛けるのが良いのかも、と思い……。


『ガタン!』

(あ! また凄い振動がお股に……!)

『ジワァ……チョロロ』


 やだ、出始めちゃってる……あたしは一輪車を漕ぎながら、必死にスカートの上からお股をギュッと押しました。

 だけど抑えようとしても、押した事で更にお股がサドルに押し付けられてしまい、擦れる回数も増えてしまって……。


(あっ、ひぃっ……き、気持ちいい)


 おしっこを我慢しながらも、お股の擦れる感覚が快楽へと変わってしまい……。

 エッチな気持ちになってドキドキしてしまい、あたしのお股は緩んでしまったのです。

 お汁がいっぱい溢れてしまって、きっともう濡れているのがはっきりと分かっちゃう。


 やだ、この一輪車、もし夢が本当だったら智梨ちゃんかもしれないんだよね?

 だとしたらあたし、ずっと智梨ちゃんにエッチなお股を擦り付けてたの?


(やだ、興奮が止まらない……)


 あたしは興奮のあまり、更にスカートをギュッとして押し付けてしまいました。


『ガタン! チョロロロ……』

(おしっこ、結構出ちゃった……)


 車体があまりにも暴れるので、あたしのお股は耐えられずある程度出してしまいました。

 やっぱり間違いない、この一輪車……絶対に生きている。


(智梨ちゃんを落ち着かせるにはどうすれば……)


 自分自身でもおかしな事を考えていると思いつつも、あたしの中ではもうこの一輪車は智梨ちゃんでした。

 その為あたしは智梨ちゃんを落ち着かせよう、と考えていたのです。

 そもそも何故智梨ちゃんは暴れてしまっているの? 沢山漕がれて車体が痛いの? 疲れているの? あたしが重いの?


(あ、まさか……)


 もし一輪車が智梨ちゃんだったとすれば、ずっとあたしは「智梨ちゃんに対して」如何わしい行為をしていたから……。

 智梨ちゃん、恥ずかしさのあまり我を失っているの!?


『ガタンガタン!』

(もうすぐおトイレ……後少し)


 この一輪車が智梨ちゃんならば、これ以上智梨ちゃんにおしっこを掛けてしまう事は絶対に防ぎたいです。

 だけれどトイレはもうほぼ目の前、あたしはすっかりと安心して気が緩んでいました。


『ガタンガタン!』

(あっ)


 その気の緩みが、どうやら一瞬の命取りになってしまったようです。


『プシャアーーーー!』

(あっ……あああああっ……)


 あたしのお股からは、沢山の黄色い液体が一気に流れ出ました。

 恐らくパンツは真っ黄色、頭は真っ白、顔は真っ赤になっていたと思います……。


(この一輪車、智梨ちゃん……かもしれないんだよね)


 夢の出来事なのに、何故かあの夢が気になってしまうあたし。

 とても夢の出来事とは思えず、あたしは夢の出来事を現実世界に投影していました。

 だからあたしには、この一輪車が智梨ちゃんとしか思えないのです。


 理由は分かりません、分かりませんが……この一輪車は、きっと智梨ちゃんなのです。


(恥ずかしい……!)


 あたしは何も考えられなくなってしまい、無我夢中で一輪車を漕いで……急いで家へ帰りました。



 そして次の日、あたしはいつも通り学校へ登校しました。


「あれ、智梨ちゃん……」


 智梨ちゃんが居る、智梨ちゃんはあたしの一輪車になっちゃったのでは?


「あ、一花ちゃん……お、おはよ」


 何故か一花ちゃんは、少し恥ずかしそうにあたしの返事に答えました。


「あの、智梨ちゃん……」

「え、えっと、何?」

「その、昨日……ごめんね?」

「え!? な、何で?」

「い、いや、何となく……言わなくちゃ、と思って……」


 だってあの一輪車が智梨ちゃんだったとすれば、沢山おしっこを掛けちゃったから……。

 でも、智梨ちゃんは今あたしの目の前に居ます。

 やはりあの夢の出来事は夢で、智梨ちゃんが一輪車になってしまった筈なんて……無かったのかな。


「う、うん……」


 智梨ちゃんは恥ずかしそうに、もじもじしながら答えました。

 もしあの一輪車が智梨ちゃんではないとすると、智梨ちゃんはあたしが謝る心当たりなんて無い筈です。


 じゃあ何で、智梨ちゃんはこんなに恥ずかしそうにもじもじしているの?


「あ、智梨ちゃん……あの、今度一輪車の乗り方、教えてあげるね」

「え、ありがと。でも私、もしかしたら……乗れそうかも。一輪車の気持ち、分かった気がするから……」

「それってもしかして……やっぱり智梨ちゃん、昨日あたしの一輪車に」


 あたしがそう言おうとすると、智梨ちゃんは慌ててあたしの口を両手で塞いできました。

 え、つまりこれって……やっぱり智梨ちゃん、心当たりあるって事なの?


 結局何故智梨ちゃんが一輪車になってしまったのかは、分かりませんでした。

 でももしかしたら、智梨ちゃんが一輪車に乗れるようになる為に、そうなったのかもしれません。

 あたしは勝手にそう思い、納得してしまいました。

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