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実際、ハナの中の司は大変なことになっていた。 ラバーのような肌タイに全身くるまれ、呼吸制御のように息苦しい着ぐるみをみにつけ、おまけにその上からモフモフしたネコのハナちゃんを身に付けている司。そんな状況に加えて、微弱な振動をずーっとアソコに与えられている。あと寸前でイってしまうぐらい感じまくっていた。腰を大きく振って、アソコへの刺激を与えてやれば、そのまま果ててしまうくらいの勢いで、爆発寸前であった。 ハナちゃんと女の子の着ぐるみで遮られているものの、司はひっきりなしにとても小さな喘ぎ声をずっと出していた。抑えたくても抑えきれない喘ぎ声。着ぐるみの中がいかに気持ちいいのか容易に想像がつく。時折ヒクっと腰が動く様子を見る限り、気がおかしくなるほど気持ち良くてどうしようもないように感じる。 一方、清水はクーリング機能のこと、着ぐるみを脱ぐための必要条件のことを良く分かっていない。クーリング機能に関しては、刺激を受ければ涼しくなると思っている程度で、イク必要があることまでは分かっていない。ハナの中で司が刺激を受けるのは、引き換えに涼しさを手に入れていると思っている様子だ。 実際は、イかなければ涼しくならないのがこのMT社の着ぐるみの特徴である。果てるタイミング次第で、クーリング機能が効果的に作動しなくなってしまう。演者は簡単に果てまいと必死になって頑張るしかないのだ。イキすぎると、中の人が果てることが出来なくなるし、熱中症寸前なのにクーリング機能をすぐに起動できない。極力中の人はイってはいけなくて、ずっと寸止め状態をキープして、クーリング機能が必要な時にしっかりと果てることが大事なのだ。 なかなかイクことも許されず、微弱な振動を与え続けられて中の人が常に興奮状態のハナちゃん。足は常に内股で、アソコの刺激をいかにそらすか必死になっている様子だ。 「ハナちゃん、まだ果てちゃダメだよ?クーリング機能、作動しなくなっちゃうから我慢しようね。」 一ノ瀬が帰ってきた。 そう一ノ瀬はハナに話すと、コクンと可愛らしくハナは頷いた。うなずくだけでもとても可愛らしい。間違いなく人気が出るキャラクターだろう。 一ノ瀬は先ほどまで着ぐるみのマリスちゃんが着ていた、メリージャの着ぐるみを持ってきた。メリージャの中は結構湿っている様子だ。 「さて、もう時間が無い。早速着込んでもらおう。着付けは私が手伝っておこう。さあ早く来なさい。」 清水は逆らうことなく、従順に一ノ瀬の元へと向かった。 「よしよし、ようやく清水くんも120cmくらいの身長に縮んだみたいだな。MT社の技術だが害は無いから心配は無用だ。その紫色のゼンタイを着ている間は、この小柄な身長のままだから気を付けなさい。」 清水は改めて自分の全身をくまなく眺めてみている。まるで身長が縮んだことが今知ったような感じだ。それもそのはず。身長は急激に縮むわけでなく、徐々に生じるし、全身が何かに覆われているため、自分の身長にまで気が向かわないものだ。 こうして、清水は紫色の全身タイツを身にまとった小学生のような体格になった。 「スゴイ・・・そういえば、私、ハナちゃんと同じ身長になってる・・・。」 やはり清水は今まさに身長が縮んだことを実感したみたいだ。そんな驚きを尻目に、一ノ瀬はそのまま清水にメリージャの着ぐるみを着つけようとしていく。 ガバっと背中が開いたメリージャ。タイツ越しからでも蒸れて少し汗っぽいニオイが鼻をつくくらい、メリージャの着ぐるみは、まさに着ぐるみらしい状態になっている。 「うぅ・・・冷たいです・・・。それに汗くさい・・・。」 そんなことを清水は言ったが、お構いなしに一ノ瀬は淡々と着付けていく。 モフモフしたメリージャの着ぐるみ。内側にはアンコと呼ばれるウレタンで盛られた肉襦袢のようなパーツが敷き詰めてある。いかにも暑そうである。 メリージャの胴体と頭は首隠しを挟んで一体化している。首隠しの部分にファスナーがついており、胴体と一体化できるような仕様になっている。 「そういえば、しっかりと説明していなかったな。メリージャは一度着るとある条件を満たさないと脱ぐことが出来ない。5分以内に2回イクか、誰かにイかされるかしないと、ファスナーのロックが解除されない。いいかね?」 そう言い終えるころにメリージャのファスナーを上から下げて、カチっと音が鳴ったかと思えばピーっという電子音が鳴り響いた。 メリージャの完成だ。 「・・・いやぁ!そんなの聞いてないです・・・!!」 そうメリージャを着込んだ清水は、一ノ瀬に声を必死に大きく振り絞って訴えかけている。 ヤレヤレと言わんばかりに一ノ瀬は着ぐるみの特性について話し出そうとしたとき、一部始終を見ていた一方のハナちゃんも、先ほどから一ノ瀬に何かを訴えている。 尻尾を必死にフリフリしている。まるで尻尾に何かがあるようだ。 「どうしたんだ、ハナちゃん。尻尾をフリフリして。」 そう一ノ瀬は言うと、ハナちゃんはリボンで可愛らしく飾られた尻尾をコレコレという具合に手で指して、次にイヤイヤと首を振って、なにやらボディランゲージをしているようだ。 それを受け取った一ノ瀬は割と衝撃的な発言をしていたと思う。 「口から延びた尻尾のチューブが外れたかと思ったよ。うん、尻尾からの呼吸苦しいんだね?初めてで慣れないけど我慢しようね?」 尻尾からの呼吸・・・そう、ハナちゃんの着ぐるみにはもう一つギミックがあった。 おさらいしておくと、まず、司は120cmに縮んだ体でラバーの女の子着ぐるみを身に付けている。更に、強烈にアソコを振動させるスク水を着込んで、その上から黒色の全身タイツを身に付けている。 この上からハナの着ぐるみを身に付けている。一ノ瀬の話からすると、中の女の子の着ぐるみとハナの尻尾が何やら呼吸用のチューブか何かで繋がっているようだ。 女の子の着ぐるみには口の造形に合わせて細いスリットが刻まれている。先ほど、着込んで5分も経たないうちにそのスリットからは汗が滴っていたが、中の人はきっと汗だくになっていたに違いない。 その口のスリットと尻尾が繋がって、尻尾から呼吸しているのだ。苦しいに決まっている。 再びイヤイヤとするハナちゃん。そんな様子をみた一ノ瀬は、 「尻尾からの呼吸、スク水からの振動、いつやってくるか分からないクーリング機能、苦しすぎて気がおかしくなっちゃいそうですかね?これも“お人形さんデリバリーサービス”の為ですから、頑張ってくださいね、ハナちゃん。」 そんなやりとりを清水は着ぐるみメリージャの中からずっと見ていた。先ほどまで、聞かされていなかった着ぐるみ脱出の仕組みについて怒っていたが、そんな怒りはどこかに行ってしまったようだ。 「さてと、メリージャ、ハナ、もうすぐ出番だ。元気よくポーズをきめて、会場中を存分に沸かしてきなさい。」 ******************************** メリージャとハナのグリーティングを終えて、楽屋に戻ってきた。次もグリーティングを予定していたものの、今回のグリーティングがあまりにも勢いあったせいでかなりの延長になり、他のイベントに支障をきたすとのことで本日のグリーティングはこれにて終了になった。 登場の時、メリージャとハナは手を繋いでグリーティング会場に姿を現したが、その歓声はすさまじいものがあった。 特に、ハナ。まさか着ぐるみとして登場するとは思っていなかった会場の人々の関心を一挙に惹きつけた。激レアキャラであり、しかも飛びぬけて可愛らしいネコのマスコットに、人々はメロメロといった具合だった。 メリージャもその人気ぶりは負けてはいない。それは、意外と清水が動けるお蔭かもしれない。ポージング、モーションも申し分無い。本当に今日が初着ぐるみなのか?と思うほどの完成度で、我々の予想よりもはるか上をいくような、そんな素質をもっていると確信できた。 しかし、やっぱり刺激されている2匹とも、快感をしっかりと受け止めて我慢することはできなかったようだ。時折ピクピクっと、不用意にふらついたり、動いたりしていた。会場の人々はそこまで意に介していない様子だったが、運営側はヒヤヒヤした面持ちであった。 特に、メリージャはグリ―ティング最中に、クーリング機能が作動した影響だろうか、いきなり股間を押し付けながらイヤイヤとビクついた様子が10秒ほどあった。そのあと、内股になりながら必死にその場に立って、何かに耐えている様子だった。まだ演技を続けていくには経験が必要なのだろう。 2匹が楽屋に到着するや否や、メリージャは荒い呼吸と共にペタンと床に座り込んでイヤイヤとして着ぐるみを必死に脱ごうと喚き散らしていた。ハナも苦しそうに呼吸を整えながら床にペタンと座っていた。尻尾を大事そうに持ちながら。 ここからは楽屋に備え付けられた監視カメラと音声から状況について整理しておく。 先述の通り、業務が終わったからと言ってこの着ぐるみからは容易には出られない。頭を取って、ボディを脱いで新鮮な空気を吸って、冷たいドリンクを飲むことは許されない。どういう仕組みか大量の汗をかくのに一切喉は乾かない。熱中症寸前まで暑さに耐える必要はあるのに、喉を潤す必要が無いのは不思議で仕方ない。 それはメリージャもハナもそうなのだ。 アテンドから本日の業務は終了したが、この着ぐるみから解放されるためには2人で協力し合わなければならないとの、まるでミッションのようなことを言われて、楽屋に2人取り残されていた。 一応、メリージャの中に入っている清水は、この着ぐるみを脱ぐためには、5分以内に2回果てるか、誰かの手で果てるかしないと外に出られないことは理解している。もちろんハナ役の司も。 「くるぃい・・・あづいぃ・・・脱ぎたいよぉ…んぁ…」 メリージャから小さな声で、悲痛に訴える清水の声が発せられている。体を縮める効果のあるゼンタイを着込んでいるせいか、声はまるで幼女のように幼かった。 先ほどのグリーティングは、予定していた20分を大幅に上回って、45分で終了した。2匹ともに苦しくて仕方ないはずだ。 非常に小柄で中に子供が入っているように見えるメリージャとハナだが、実際はメリージャよりもハナの中の方が悲惨なことになっていた。 ラバーの着ぐるみを着せられた挙句、スク水の絶妙なバイブによって、寸止め状態を常にキープさせられながら、尻尾から呼吸し、そしてモフモフしたネコの着ぐるみを身に付けている。中の人が気を失わないか心配だ。 そんな中、ハナは楽屋の奥に備え付けられている棚から何やらガサゴソとしながら、持ちにくそうな手で2つ何かを持ってきた。ヒョコヒョコと動く姿は何とも可愛らしい。 よくよく持ってきたものを見てみると、それはコードレスの電マだった。一旦2つの電マを床に置いたハナ。 ハナはメリージャに向かって、手で空に文字を書きながら何かを伝えた。 「い」「か」「せ」「て」 そう、自慰で果ててもこの着ぐるみから解放されない。だから、他の人によって責められて果てる必要がある。 メリージャは現状を理解し、コクンと可愛らしくうなずいた。 メリージャとハナは、お互いに向き合った状態で座った。それもゼロ距離で。 お互いに向き合いながら電マを手にする2匹の猫の着ぐるみ。 2匹の猫は電マを、持ちにくそうな肉球の付いた両手で持ち、電マの電源を必死にONにしようとした。 お互いになんとか電マをONにし、両手で持ち上げた電マをそれぞれの股間に押し当てた。 「んんぁ・・・」 メリージャからは喘ぎ声が聞こえてくる。ハナの方からは何も聞こえてこないが、必死に電マの刺激から逃げようとしてしまい、腰がヒクヒクと切なそうに動いている。 ハナはメリージャから当てられる電マの位置を少し修正していた。股間ではなく、ヘソ下の下腹部周辺に。それもそうだろう、イクためにそそり立ったものは下腹部に収納されているのだから。 可愛らしいネコちゃんが2匹、持ちにくい手で電マを持ち上げて、お互いの股にグイっと押し付けている。 2匹はのけ反ったり、体を震わせたり、イヤイヤとしたりしながら、お互いからの責めを一身に受けている。 メリージャからは相変わらず喘ぎ声が盛んに漏れ出ている。一方のハナは一切声を漏らしていない。 10分くらいたった頃だろうか、先にハナが果てたようだ。 体を大きくのけ反りながら、大きくビクンビクンと跳ねた。そのあと、ピピっと電子音が楽屋に響いた。 暫くぐったりとしていたが、急いでハナの着ぐるみを脱ごうとモゾモゾとしている。 ハナの頭をスポンと上に上げて脱いだ瞬間、おびただしいほどの汗が周りに飛びちった。中に入っていた女の子着ぐるみの口周りは水滴でびしょびしょだ。 そのままボディも脱いだラバーの着ぐるみ女の子は、いそいそとメリージャの方に近づいた。肩で大きく息をしながら、時折喘ぎ声の聞こえてくるメリージャに向かって、傍らに横たわっている2つの電マを使って責めだした。 まず、メリージャを仰向けに押し倒したラバーの女の子着ぐるみは、電マを一つは股間に、もう一つを胸に当てて責めている。 上にのしかかられたメリージャは激しくイヤイヤとしながら喘ぎ声を激しく出しながら悶えている。 すすり泣くような声も聞こえるが、お構いなしに責め続ける女の子の着ぐるみ。 ディルド付きの紫色のゼンタイを身に付けた清水は、その上からメリージャの着ぐるみに密閉されている。しかも今回が初の着ぐるみだ。そんな中で責め上げられているが、意識が飛んで演技不能になるというわけではなさそうだ。 だが、メリージャも限界を迎える。 電マを強く股間に当てられて、もう一つの電マも股間に当てられた。ディルドとクリトリスを責められているような当てられ方に見えたが、そんな刺激に耐えられず、叫び声に近い喘ぎ声と共に、体を激しくビクつかせて果ててしまったようだ。 丁度その時、一ノ瀬が楽屋に入ってきた。2人とも果てた様子をまるで把握していたかのようなタイミングで入ってきた。 ********************************* 「お二人さん、お疲れ様でした。まず清水さん、素晴らしい仕事ぶりに感謝します。MT社のスーツアクトレスとして是非迎え入れたいと思うのですが、どうでしょうか?詳細に関してコチラの封筒に用意しておきましたので、まぁ帰宅しましたら眺めておいてください。。。と、清水さんは意識失っちゃってますね。気が付いたら改めて説明しましょうかね。」 「あと、司くん、よく頑張りました。約束通り、マクリの耐久試験の追試を認めましょう。このくらいの気持ち良さや苦しさを耐えられなければ、デリバリー要員として活躍できませんからね。」 そんな声をかけた一ノ瀬。そう言った後、メリージャから汗びっしょりになった紫色のゼンタイを引っ張り出し、さらにゼンタイを脱がせて全裸になった清水をバスローブか何かにくるんで医務員に受け渡した。 ゼンタイ内部にあったディルドには、かなり多くのネットリした液体が付着していた。清水の中を激しくかき回して刺激していたことが容易に想像できた。 本計画だが、これはモンスターバスターのイベントを利用させてもらったに過ぎない。 前々から着ぐるみに大変興味を持っていたアテンドの清水を、評価・試験を重ねてMT社に迎え入れるべきかどうか判断するための、いわゆる試験のようなものだ。計画通りに都合よく、今回のイベントを利用することが出来た。 彼女は、着ぐるみとしての素質は十分と判定していたが、我々の予想以上に十分な素質を見せつけてくれた。 メリージャの中で果てた清水は、そのまま気を失ったようだ。着ぐるみとして活躍するための素質は在るが、感じやすい体質なのか、快感を抑え込んで演技することが苦手にも思える。彼女がOKなら迎え入れてしっかりと指導をしていこうと思う。 一方の司だが、以前にマクリの耐久試験に失敗した経験を踏まえて、歯を食いしばってトライした今回の試験。少し危なげであったが問題は無かったと判断する。女の子着ぐるみの中で必死に声を殺しながらも喘ぐ様子やシッポから苦しそうに呼吸する様子については、わが社の会員限定のサロンでそこそこ人気が出ている点でも評価に値する。今回の激レアキャラの盛り上がりに一役買った実績を汲もうじゃないか。 と、アテンド係として初めて耐久試験監督を行った私、秋津からの報告結果を以上とする。 完

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フワフワxモフモフ! 重ね着ぐるみは奥妙な吸入力がある素材ですね。 四方がふわふわしながらも締め付けられる感じが生生しくて楽しかったです. そして。 司君はマクリちゃんを忘れられなくて一生懸命にしていましたね。 僕でも必死に努力したと思います。 今回もよく読みました。

ねっきぃ (Necky)

コメントありがとうございます♪ みんな大事なことには全力で頑張るんですよね! 重ね着ぐるみって素敵ですよね! また重ね着ぐるみは他の小説に登場するかもしれませんので、ご期待くださいませ♪