【女→男小説】『幸せの形』【足・靴下・腋・股間の臭い、足コキ】 (Pixiv Fanbox)
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俺のチンポが莉子の穴へとずっぽりと飲み込まれている。
「あぁぁぁっ!!りっこっ、もっ…出なっ…んんんんんっ♡」
「はぁ、はぁ、ほら、これ嗅げばまだまだ出るでしょ?変態」
「んほぉぉぉっ♡くっせぇぇええ♡」
「あははっ、涼太、目がイっちゃってるよ」
あの頃、俺らは覚えた快感をバカみたいに貪っていた。
別にお互い好き合ってる訳ではないはずなのに、何故かそれぞれに恋人ができても俺らは行為を繰り返していた。
それも飛び切り変態な。
■■■■■■■■■■
「涼太、久しぶり」
「莉子…久しぶりだな」
それは同窓会での出来事だった。
27歳になった年の夏に、高校の同級生で集まろうという話になった。
3年4組飯島クラスの40人。
俺も含めて結婚している人達も多かったのだが、参加者は31名と先生の計32人とまずまずの人数が集まった。
そしてその中には、舞元莉子がいた。
高校時代、俺と莉子はお互いテニス部で、何故かセックスをする関係だった。
確かきっかけは一年の頃、たまたま一緒に帰った時に道に落ちていたAVを怖いもの見たさで見たこと。
誰かと性的な行為をすることがお互い初めてだった俺らは、最初は実験的な楽しさでAVの内容を繰り返し、次第に快楽にハマっていった。
そのAVがあまりにニッチなフェチ物だと言うことも知らずに。
それから正しい性の知識を得た上でお互い恋人ができても、裏ではその関係は続けていた。
今考えれば、若さ故に過激で変わった行為に盛り上がっていたのだろう。
大学が別々だった俺らは、高校卒業と同時に自然とその関係も終わったのだが…
その時は好きとか恋愛的な感情はなく、ただ興奮して気持ち良いからしていたというのが強かった。
だから相手に彼氏ができても何も思わなかったし、気持ち良くなれればそれで良いと思っていた。
莉子も同じ気持ちだったと思う。
今思い返してみれば、長い黒髪に健康的に焼けた肌、大人びた綺麗な顔立ち、俺とは真逆で人気者で明るい性格の莉子と、陰で特別な関係であることに酔っていたのかもしれない。
なんとなく高校を卒業してからは関係は続かず、気まずさが勝って莉子の連絡先は全て消した。
大学で何人か女と付き合い、次第に莉子のことは忘れていき、卒業する頃には莉子を思い出すこともなくなっていた。
今思えば、敢えてそうするようにしていたのかもしれない。
それから今の嫁の晴香と仕事で知り合い、今に至る。
晴香は優しく可愛らしい女だ。
今の生活に不満は無い。
晴香は結婚を機に仕事を辞め、専業主婦になった。
まだ子供のいない俺達は、帰れば優しい笑顔の晴香が料理を作って迎えてくれる穏やかな日々を過ごしていた。
退屈と言われそうだが、それでも俺は幸せだった。
夜の性生活も昔よりは頻度は減ったが、レスになった訳ではない。
身体が小さいながら、晴香は俺を一生懸命受け入れてくれる。
幸せを感じる気持ち良いセックスだった。
今回の同窓会ことを話したときも、いつも仕事頑張ってるんだから思いっきり楽しんできてと送り出してくれたのだ。
そして冒頭に戻るのだが…
「涼太、久しぶり」
「莉子…久しぶりだな」
莉子と再会してしまった。
同じクラスだったし来るかもとは思っていたけど、いざ会うとやはり少し動揺してしまう。
「もう10年近くになるよね」
「そんなかぁ…お互い年取ったな」
そうは言ったものの、莉子は変わらず綺麗だった。
むしろあの頃の莉子が少し大人になり、更に魅力的になっているようにすら感じた。
回りと比べても若々しく、仕事終わりだったのかスーツ姿でスタイルの良さが際立っている。
「涼太は変わらないね。相変わらずイケメンじゃん」
「ははっ、冗談やめろよ。ったく、相変わらず口が上手いな」
日本人には珍しく、直球に誉め言葉を言ってくれるのは昔からだった。
昔はそれなりに言ってくれる人はいたが、誉められることが少なくなった今、莉子の言葉はすごく嬉しかった。
「あれ、指輪…涼太結婚してるの?」
「…あぁ。去年な」
「へぇ、相手はどんな人なのよ」
「優しくて可愛い人だよ」
「そっか。おめでと」
莉子は笑顔で祝福してくれたがなんとなく気まずくなった俺は、近くの元級友達を呼びグループで話すことにした。
食事やお酒が進んで楽しくなって来た頃、ふと莉子の方を見ると、莉子も莉子で仲の良かった連中と談笑をしていた。
莉子を避けるような行動を取ってしまったことを気にしていたが、少し安心した。
その後も思い出話に各席華が咲く。
お酒がまわったのか少し熱くなってきた俺は、少しだけ落ち着いたとこに座りたくなり、会場を出てロビーのソファーへと座った。
そこで会場から持ってきていたグラスで水を飲んでいると、お手洗いから帰ってきたのか莉子が通り掛かる。
そして俺に気付くとこちらに向かって来た。
お酒が入ったせいか最初の気まずさは薄れたが、それでも少しだけ構えてしまう。
「体調悪いの?」
「いや、少し熱くなってきたから落ち着いたとこでゆっくりしたいなぁと」
「そっか」
莉子が隣に腰をおろす。
なんだか酔っていたのもあって、さっきとは違って他愛も無い会話を莉子とすることができた。
莉子が勤めていた会社を辞めて、女ながら今は自分で会社を立ち上げたこと。
最近やっと安定はしてきたがそれでもまだ休みは中々取れず、日々営業で各所を回っているということ。
そしてやっぱり、今日が仕事終わりで会場に着いたのがギリギリだったということ。
同窓会で話したクラスメートの話。
色々話した。
隣に座る莉子を最初よりも近くに感じ、お酒の力も借りてまるで昔の仲が良かった時に戻ったような感覚になっていた。
「涼太、私さ…」
「ん?」
「いや…なんでもない」
「なんだよ」
真面目な顔で何かを言いかけて、莉子は辞めた。
「なんでもないって!そう言えばさ、昔涼太が好きだった雑貨屋あるじゃん?私今そこと少し取引あるんだよねぇ」
「あー!あの海外の雑貨多く扱ってるとこか?」
「そうそう。だからあそこの商品安く手に入ったりするんだよ」
「えぇ~良いなぁ。俺結婚してからそうゆう雑貨見たり、少しずつ集めるのが好きでさ。けど高くてなかなか手ぇ出せ無いんだよなぁ」
「良かったら欲しい商品あるなら、代わりに買ってあげよっか?」
「ほんとか!?だけど悪いような…」
俺が高校の頃大好きだった輸入雑貨屋。
今でもデザインが好きでよく店には行くのだが、値段の関係であまり購入ができないでいた。
正直莉子の提案は死ぬほど嬉しいが、仲が良かったとはいえ10年近くぶりに会ったのにそれを頼むのは申し訳ない気がした。
「遠慮しなくて良いよ。たまに買ってあげないと店にも悪いし、逆に私の方がありがたいんだよね」
「そ、そうなのか…?じゃあお願いしようかな」
「おっけぇ。あ、涼太の連絡先教えてもらって良い?」
「あ、そっか…」
うっかりしていた。
莉子との連絡を絶っていた俺は、今の莉子の連絡を知らない。
当然、莉子と連絡先を交換しなくてはいけないのだ。
高校時代あんな関係だった莉子に連絡先を教えるのは、晴香への裏切りになるのかな…
一瞬そんな思いが過ったが、
「おっけ。交換しよ」
別に何かやましいことをする為に交換する訳ではないし、あれはただの若気の至り。
もうあれから10年近く経った今、交換を拒否する理由は無かった。
「じゃあ、また連絡するね」
「おう!」
連絡先を交換すると、莉子はまた会場へと戻っていく。
なんだか学生の頃の友達と話して、気分が若くなった気がした。
同窓会が終わり家路へとつく。
家に着く頃には既に日付を跨いでいた。
既に晴香は寝ているらしく、家はとても静かだった。
「はぁ…」
なんだかんだ楽しめた同窓会だった。
懐かしい友達や、距離を置いていた莉子ともまた普通の関係に戻れた…気がした。
ピコン
携帯の通知が鳴る。
莉子からのメッセージだった。
『今日はお疲れ。久しぶりに涼太と話せて楽しかったよ。雑貨の件、後でカタログ送るね』
なんだか忘れていた感情が少しだけ目覚めていくのを、俺は気付かないふりをした。
『お疲れ!俺も話せて良かったよ。カタログ楽しみにしてる。おやすみ』
それだけ打つと俺はシャワーを浴びることにした。
酔ってる時には少し温度の低めのシャワーが気持ち良い。
ふと莉子との高校時代のことを思い出す。
「大変だったなぁ…」
莉子は男女問わずモテる女子だった。
そんな莉子とパッとしない俺が仲が良いことを良く思わない連中も多く、いきなり知らない男から呼び出されて脅されたこともある。
大変なことも多かったけど、莉子とそういう関係が長く続いたのは…
あの事を思い出してしまった。
莉子との情事のこと。
「やめよ…」
考え出したら止まらなくなってしまう。
俺は今幸せだ。
莉子とはもう何もないのだから。
シャワーを浴び終え、俺は髪も乾かさずに寝てしまった。
数日後、莉子から約束通りカタログがメールで送られて来た。
雑貨が確かに安い。
いくつか欲しいものを莉子にメールで送る。
莉子から電話が来たのはそこから一週間後のことだった。
商品が届いたから渡したいとのこと。
一緒に食事もどうかとの提案。
今後も雑貨を頼むだろうし、そのお礼もしたかったしOKをした。
晴香に事情を話すと快諾してくれた。
勿論莉子とそんな関係だったとことは言わないし、相手が女だと言うことも黙っていたのだが…
ただ食事をするだけだし、もう何もないただの女友達。
敢えて言う必要もないと思った。
莉子に指定された場所は、安いけど美味しいイタリア料理の店。
半個室で話しやすい店だった。
「よくこんな店見つけたな。昔はファミレスばっかだったのに」
「高校生なんてそんなもんでしょ!私も大人になったんだって。もう20代も後半に差し掛かったしね」
「成長したんだな」
他愛ない会話を続ける。
「あ、これ商品ね」
「ありがと!」
頼んでいた商品を受け取り、代わりに代金を莉子に渡す。
「この雑貨、実物の方が良いな!ほんとありがとな!」
「涼太はそうゆうの好きなの変わんないねぇ」
「まぁ好みは変わんねぇよ」
「ふーん」
何かを言いたそうな表情の莉子。
「お待たせいたしました」
タイミングが良いのか悪いのか頼んだ料理とワインがきた。
「乾杯」
少しだけワインを口に含む。
うん、良い香りだ。
やっぱお店のワインは保存がしっかりしてるから美味しく感じる。
その後も続く会話は内容がないものばかり。
莉子は時折何かを言おうとするが途中でやめてばかりだった。
お酒が進み、もうそろそろ食事も終わりというころ、莉子はようやくその話をした。
「ねぇ涼太。また、しない?」
驚いて莉子の顔を見ると、思ったよりも真剣な顔をしていた。
「莉子、俺結婚してんだよ。無理に決まってんだろ」
当然俺は断る。
「そっか…今、幸せなの?」
「勿論幸せだ」
「満足してんの?」
「当然満足してるよ」
「セックスも?」
「は!?」
直球な質問に驚いた。
「な、何言ってんだよ!」
「だって涼太…私とする時…」
「言うな!」
思い出さないよう、触れないようにしてきた話題。
「涼太、まだあれが好きなんでしょ?奥さんにもしてもらってんの?」
「そ、そんなこと関係ないだろ!」
「私さ、社会人になってからもずっとテニスやってるんだよね」
ドキンと俺の心臓が鳴ったのが分かった。
「だ、だから何だよ」
「今度、小さいけど大会があるの」
「ふーん…」
「試合、見に来てよ。そのあと更衣室空いてるし…」
「どうゆう意味だよ」
「分かるでしょ。高校の頃、涼太部室でするの好きだったじゃん」
「行かねぇよ」
「この暑い中に試合して、その終わりに…」
「やめろ」
「高校の頃は紺のスクールソックスのままだったけど、今は短い白の履いてるんだ。涼太白は…」
「やめろって言ってるだろ!もう俺帰る…今日はありがとう。これ金。商品のお礼でここのは出すから」
「私が誘ったんだからいらない」
「受け取れ。じゃあな」
俺は急いで席を立って店を出た。
後ろから声が聞こえた気がしたが、俺は振り返らず駅までの道を走り出した。
電車に駆け乗り、自宅の最寄り駅に着いてやっと落ち着いた。
酔い覚ましのため、自販機で冷たい紅茶を買いホームのイスに座る。
なんで今更…
莉子の言葉を思い出す。
また、しない?…か。
そんなの駄目に決まってる。
俺は晴香が好きだし、それに晴香とのセックスだって…
俺の下で喘ぐ晴香。俺を安心させてくれるキス。落ち着くセックス。
そんなセックスに満足していたはずなのに…
「なんであんなこと…」
莉子との行為は今のとは全然違っていた。
それを今更持ち出してくるなんて…
ダメだダメだ!
紅茶を一気に飲み干し、缶をゴミ箱へと捨てる。
「帰ろ…」
やりきれない気持ちのまま改札へとフラフラと歩き出す。
莉子に頼んでいた雑貨が、やけに重く感じた。
あぁ、俺…
『嫌』じゃなくて『ダメ』って思ってる…
■■■■■■■■
莉子からのメールが来たのはその食事会の3日後だった。
メールの内容は場所と日時が記載がされた簡素なものだった。
区立のテニス場。
莉子と俺がテニス部だった頃、よく他校との試合をしていた場所だ。
そして最後に一文。
『試合見に来て』
昔の莉子みたいな要件だけの不愛想なメール。
あんな風に俺は店を出たのに、よくこんなこと送って来れるな。
そう思いながらもほんの少しだけ、何かを期待してしまっている自分がいる。
テニスの試合。
莉子、今は白のって言ってたっけなぁ。
「ダメだダメだ!」
声に出して自分を静止する。
この日は俺も休みだし、久しぶりにゆっくりと映画を観に行こうって話になっている。
それにもう莉子とは会わない…
帰ってきた晴香と夕飯を一緒に食べる。
話題に上がったのは今度の映画の話。
今人気のファンタジーが見たいと言ったら、晴香は快く頷いてくれた。
晴香は優しい。
いつだって俺を優先してくれる。
そしてメールのことも記憶から薄れてきた映画の日の当日のことだった。
「涼太ごめん。今から実家に行かなくちゃいけなくなっちゃって…」
「えっ…?」
「親戚が入院したみたいで…ほんとごめんね。映画はまた今度でも良い?」
「そっか…それじゃしょうがないよ。色々大変だな。俺も行った方が良いか?」
「ううん。そこまで重い病気とかじゃないみたいだし、行くとあっちも気を使っちゃうだろうから今回は大丈夫」
「分かった。あんま無理すんなよ?」
「ありがとう」
晴香は俺にキスをし、急いで家を出て行った。
「あ~あ」
楽しみだったのになぁ、映画…
今更誰か誘うのも遅いだろうし、出掛ける準備をしてる時に晴香に家族から連絡が入ったから、もう外に出る格好になってるし…
俺の中で良くない感情が涌き出てきた。
俺はちゃんと断って、晴香と映画に行く予定だった。
だけどこうなってしまったのは不可抗力だ。
それに試合を見るだけだし、時間だって丁度良いくらいだし、そのぐらいなら別に良いよな…
俺は莉子が試合をやっているテニス場へと向かうことにした。
テニス場は区がやってる割りには広く、更衣室や観客席もきちんとある物だった。
観客席へと腰を下ろす。
ハンカチで汗を拭きながらコートを見ると、団体戦なのか様々なチームが試合をしている。
莉子は…
「あ、いた」
莉子を見つけた。
コートを走り回り玉を打ち返す莉子。
凄く楽しそうで、そこには昔と変わらない莉子がいた。
そうやって楽しそうにテニスをする莉子が眩しかった。
このテニス場だって一緒に何回も来たことがある。
ここで…
暑いなかボーッと考えながらビールを飲んでいると、ホイッスルの響く音が聞こえた。
やったぁ!と叫びながら莉子がチームの仲間達と、汗だくになりながら喜んで抱き合っている。
どうやら勝ったらしい。
仲間と一緒にほんとに嬉しそうに笑う莉子。
昨夜小雨が降ったせいで少し地面が弛かったからか、特に足元が汚れている。
その姿に俺は何かゾクゾクするものを感じた。
莉子はコートから観客席を見渡すと、俺を見つけて更に嬉しそうな顔をして俺に向かって手を振ってくる。
なんとなく恥ずかしくて、俺は小さく少しだけ手を振り返した。
各チームの挨拶が終わり、それぞれの更衣室へと向かっていく選手達。
莉子だけは最後までコートに残り、俺に向かって手招きをしてきた。
下の方の席まで移動し、莉子の近くへと行く。
「更衣室の場所分かるよね?Bの3。20分ぐらいしたらみんな帰るだろうから来てよ」
タオルで汗だくの顔を拭きながら、莉子は笑顔で言った。
「う、うん…」
本当はもう帰ろうと思っていたのだが、あまりに嬉しそうに言う莉子に俺は思わず頷いてしまった。
そんな俺を満足そうに見ると、莉子も他のメンバー達と同じように更衣室へと向かったようだ。
更衣室…
何回も高校の頃にここで試合をしたから、場所は覚えてる。
…行っちゃダメだ。
そもそも俺は今日試合を見に来ただけ。
もうこのまま帰ろう。
何かやましい気持ちがあって来た訳じゃない。
だけど…
さっきから莉子の汗だくのユニフォーム姿が頭から離れない。
あの汗と泥で汚れたドロドロの…
頭の中で葛藤をしながらも、俺は帰ることができなかった。
■■■
20分程経ち、ビールも空いた俺はようやく席から立ち上がる。
そのまま出口に向かえば良いのに、俺の足は指定された更衣室へと向かっていた。
更衣室の青い扉の前で、俺の頭が再度警告をする。
今ならまだ間に合うと。
だけど更衣室に入ったからと言ってなんなんだ。
莉子は友達。
別に更衣室で少し話して帰るぐらい良いじゃないか。
そう思ったと同時に俺はドアをノックしていた。
「どうぞ」
中から莉子の声が聞こえる。
返事を聞いて中に入ると、ベンチに座ってペットボトルの水を飲み干しながら、まだ身体の熱が冷めないのか、保冷剤で首を冷やしてる莉子の姿があった。
ユニフォームから出ている莉子のしなやかな腕、引き締まった太腿、そして白いソックスに包まれた足。
そこには未だに汗が滴っていた。
「来てくれたんだね」
ペットボトルのキャップを閉めながら俺を見て言う。
「たまたま予定が無くなったんだよ」
「そっか。けど嬉しいよ」
ニッと笑う莉子の顔は、高校の頃のままだった。
莉子は立ち上がり俺の方へと向かってくると、俺の後ろにある更衣室のドアの鍵を内側から閉めた。
「なんで閉めんだよ」
「ん?そんなの分かってるでしょ」
俺に後ろからギュッと抱きつきながら莉子は言った。
振り払わないとダメだ。
そう思っているのに、更衣室に充満するここにいたであろうメンバー達の汗の匂いと、後ろにいる莉子の強い体臭が俺が抵抗するのを阻止した。
女子にしては背が高い莉子は、身長のあまり変わらない俺に身体を押し付けるように抱き着いてきている。
莉子の汗臭い匂いに包まれ、頭がボーッとしてきた。
いつもそうだった。
高校の頃から、莉子の体臭を嗅ぐとなんだか異様に身体が興奮してしまう。
それが臭ければ臭い程に。
まるで自分の中の雄が莉子の雌の匂いで無理やり呼び起こされ、本能から興奮させられるような…
最初はこっそりと行為をしている時に嗅いでいたが、途中からは莉子に嗅いでいることがバレ、莉子の方から俺に嗅がせるようになっていた。
莉子は俺を一旦離すと、再びベンチへと戻る。
そして自身の腋を俺に見せつけるように腕を上げた。
試合が終わったばかりで汗だくのユニフォームの隙間から、びっしょりと濡れた腋毛と共に臭そうな腋が見える。
「腋、あの頃より臭いかもよ」
そして、履き込んだせいで色が褪せている水色のシューズを脱ぎ、その上に泥と汗で汚れた白いソックスに包まれた足を、脱いだシューズの上へと乗せる。
「ほら、足だってすごい臭い」
足指の形に浮き上がる汗と泥の跡。
そのあまりに臭そうな足を見せつけ、俺を誘うようにグニグニと足指を動かしている。
「ねぇ、嗅ぎたいんでしょ?素直に言えば嗅がせてあげる」
その顔は、同窓会であった時の落ち着いた莉子とは違い、高校の頃嬉しそうに俺に臭い匂いを嗅がせていた時のそれだった。
昔から莉子はSだった。
俺が臭いと言えば言う程押し付けてくるし、その行為に莉子自身も興奮すると言っていたのを思い出す。
「そ、そんなこと…」
そんなこと言えるはずが無いと強く言える程、俺はこの状況を嫌悪していなかった。
むしろ心のどこかでこの状況を望んでいたのかもしれない。
ここに来ればこうなると分かっていた上で来たのだから。
「涼太なら言えるでしょ。昔、私の臭い腋とか足とか嗅いでイっちゃってた癖に、今更まともなセックスで満足できるはずないんだよ」
「っ……」
「昔みたいに狂ったセックスしよ。ほら言って、涼太」
ダメだ。言っちゃダメだ。
頭では分かっている。
なのに…
「すんっ…」
鼻から少し匂いを吸いこむと、まだ遠いのに莉子の身体から発せられる雌の匂いが鼻へと届く。
あぁ…臭ぇ…
その匂いで一気に思い出される過去の記憶。
莉子の匂いに狂い、獣のように性を貪った日々。
身体も匂いで思い出したように興奮して熱くなり、自分の股間が僅かに反応し始める。
蒸れた莉子の腋から毛を伝って汗がベンチへ垂れ落ち、静かな室内にポトッと水音が響いた。
嗅ぎたい…
それは意識とは別の動物としての本能からくる欲。
カマキリのように雄は雌に服従し、捕食されなくてはいけないと言う恐怖と紙一重の欲望。
思春期に刷り込まれた莉子の強い雌の匂いは、そんな俺の欲望の鍵となっていたのだ。
「嗅ぎ……たい……」
口の中で小さく小さく言葉にする。
「ん?聞こえない」
惚けるように意地悪な笑みを浮かべながら莉子が言う。
もう言った言葉は取り消すことができない。いや、取り消したくない。
それ程までに目に見えて臭そうな莉子は、俺に取っては抗えない程の魅力を放っていたのだ。
歯をグッと食い縛って手を握り締め、今度ははっきりと聞こえるように言った。
「嗅ぎたい…!」
言った瞬間、莉子が「ふふっ」と小さく笑った。
そして、
「良いよ。ほら、来て」
腋を俺に見せつけながら、興奮したような声で莉子は言った。
それに誘われるように俺は莉子に近づくと、莉子の座るベンチの隣へと座る。
そしてその開かれた莉子の腋へと自らの顔を寄せ、腋の溝へと鼻を差し込んだ。
汗で濡れた腋毛に鼻を割り込ませ、その熱く湿った腋の溝で鼻を覆うように擦り付ける。
「10年ぶりなんだから、たっぷり味わってね」
そんな莉子の煽るような言葉と共に、俺は鼻から息を吸いこんだ。
「んはっっっっっ!!!」
瞬時に鼻へ巡るツンとした莉子の腋の匂い。
汗をかいても爽やかさすら感じる見た目とは裏腹に、莉子の腋は強烈な匂いがした。
「久しぶりに嗅ぐ私の腋はどう?」
腋汗と共に鼻に流れ込んだ酸っぱさの含む臭い腋の匂いは、俺の奥底にしまいこんでいた欲望の箱を無理矢理こじ開けてきた。
はあ…くせぇ…
「はぁぁぁ……」
俺はその匂いに浮かされながら熱い吐息を吐くことで莉子へ返事をすると、再びその腋に鼻を当てたまま鼻で息を吸い込んだ。
すぅぅうううっ
「んはぁぁぁああああっ♡」
再び流れ込む莉子の濃く臭い腋の匂い。
酸味のある匂いが鼻を突き、その刺激に目が潤んでくる。
悪臭に身体が防衛の涙を流そうとするが、俺を心を満たしていたのはずっと欲しかったものを手に入れたような満足感だった。
「今の奥さんは私みたい涼太にちゃんとくっさぁい腋嗅がせてくれてるの?ほらっ」
「んんん"んん"んっっっ!」
腕を下ろして俺の頭を抱えるように、腋で俺の頭を挟みながら莉子が興奮したように言う。
その拍子に再度莉子の臭い腋の匂いが鼻へ流れ込んだ。
「はぁぁああああっ♡」
何度嗅いでも濃く雌を感じて仕方ない興奮する匂い。
俺の身体はその腋の匂いに無理矢理発情させられたように熱くなっていた。
当然俺は、莉子の言うようなことを晴香に頼んだことなんてない。
晴香に俺が求めたのは安寧であり刺激ではないからだ。
しかし俺は心のどこかで物足りなさを感じていたのかもしれない。
その証拠に、莉子の腋を嗅いでから俺のチンポは、晴香との営みではあり得ない程に勃起していたのだ。
「ははっ、やっぱり涼太は変わらないね。昔から私のくっさい腋嗅いで発情してたもんねぇ。ほら、次はここよ」
嘲笑するように言った莉子は俺の頭を腋から離すと、そのまま頭を掴んで自身の股間へと移動させる。
目の前に迫る莉子の股間。
スカートを捲った先にある白い下着は濡れており、割れ目に沿っているそれはただの汗ではなく莉子の興奮の現れだと分かる。
俺のことを変わらないと莉子は言ったが、莉子も変わっていなかったのだ。
昔から莉子は自身の匂いを嗅がせることに興奮していた。
それがキツい匂いであればある程、俺も莉子も興奮していたのだ。
腋で発情した俺に既に理性的な考えはなく、俺は迷わずその股間へと手を伸ばすと、下着に手を掛けて一気に莉子の陰部を露出させる。
現れたのはあの日よりも迫力のあるビラと穴。
昔散々俺のチンポを飲み込んでいたそこは汗による蒸れと興奮でドロドロに濡れており、今すぐにでも突っ込みたくなるほどにヒクヒクと震えて誘ってくる。
「あぁ…」
「ダメよ。嗅ぐだけ。舐めるのも禁止」
その雌の匂いをふんだんに含んだ莉子のマンコに思わず吐息を漏らすと、釘を刺すように莉子が言う。
そう。マンコを舐めるのはご褒美であり、俺をここに咥え込む直前にさせて貰える行為。
まずはその香りを堪能させ、俺が欲しくて我慢できなくなる姿を莉子は昔から好んでいた。
「うん…」
それを思い出した俺は素直にそう言うと、テニス終わりでまだ洗っていないそのマンコへと鼻をつける。
「あぁ…」
鼻で感じる熱く滾った莉子のマンコは蒸れて湿っており、鼻先にくちゅりと液がついた。
堪らず俺はそのまま莉子のマンコを嗅ぐ。
すぅぅううっ
「あ"ぁっっっ、ん"っ、はぁぁああああっ♡」
鼻に流れ込む濃い雌の匂い。
酸っぱい汗の匂いの中に女の性を感じる匂いが含まれ、思わず一瞬顔を背けそうになる程に匂った。
その強烈な匂いに全身が震え、欲しがるように俺のチンポがヒクつく。
「結婚してるくせに他の女のおまんこ嗅いで嬉しそうにしちゃって」
そう言う莉子の声はどこか嬉しそうだった。
すぅぅぅっ
「はぁぁぁあああっ♡」
くせぇぇえ……
腋とはまた違ったツンとする臭さと、これでもかと雌を感じる性の匂いが全身に広がる。
俺が嗅ぐと喜ぶように莉子のマンコがピクリと動き、そのいやらしさも相まって更に俺のチンポは硬くなっていった。
「ほら、前みたいにここに入れたいんでしょ?そのみっともなく勃起したチンポ、ここで咥えられたい?」
腰を動かして俺の鼻にマンコを擦りつけ、俺を煽るように言う莉子。
「はぁぁぁあっ♡入れたいっ…あぁぁああっ♡」
鼻にマンコが擦れる度にいやらしい液が鼻につき、その蒸れて臭い性の匂いが鼻へネットリと流れ込む。
「訳わかんない女と結婚しちゃって。涼太は私のくっさいの嗅いで狂ってれば良いのよ。ほらっ、この蒸れ蒸れのおまんこが好きなんでしょ!!」
「んはぁぁあっ♡あぁぁっ、くせぇぇえっ…あぁぁっ♡」
ゴリゴリとマンコを鼻に押し付けられ、汗と蒸れでいつまでも匂う莉子のマンコを必死に嗅ぐ。
クラクラするようなマンコ臭だと言うのに、俺はこれに興奮して仕方なかった。
そして莉子のマンコ臭におかしくなってきた脳は、今すぐこれを舐め回したいという欲を湧き上がらせてきた。
この蒸れたマンコへと口をつけ舌を突っ込み、この濃い匂いを口からも感じたい。
そしてたっぷりと舐め上げた後、俺のチンポを…
俺は莉子の濃い、マンコ臭を鼻いっぱいに吸い込みながら手を伸ばし、太腿の根元を脚を広げるように掴むと、そのまま舐めようと口を開けた。
しかし。
「ちょっとっ!!嗅ぐだけだって言ったでしょ!!」
それに気付いた莉子は俺の頭を引き離すと、下着を上げて陰部を隠してしまう。
「あぁっ…」
「まったく。ほら、まだここが残ってるでしょ」
チンポが見えなくなり残念で声も漏らした俺に、莉子は足を俺の方に向けてぶらぶらと振った。
土が足汗で泥となった汗泥で汚れ、白から見事に変色したテニス用のショートソックスを履いた莉子の足。
昔俺が一番好んで嗅いだ場所だった。
「試合終わりだからね。涼太が満足できるぐらい臭いよ」
その言葉だけで興奮でゾワゾワしてしまう。
俺は黙ってベンチから腰をあげると、莉子の足が嗅げる正面の床へと座った。
そして差し出された莉子の足を両手で持ち上げると、自身の顔の前へと持ってくる。
莉子の足は近くで見るといやらしく迫力があり、ソックスは足汗で蒸れて温かく湿っていた。
「ふふっ、嗅いで良いよ」
そんな莉子の言葉が聞こえた瞬間、持っていた足が動いて俺の顔を覆うようにぴったりと押し付けられる。
「んはっっっ♡」
パックのシートのように湿り気を帯びた熱いソックスの足裏に顔を覆われ、ソックス越しに莉子の足の弾力を顔全体で感じた。
その懐かしくも興奮する感触に、俺はそのまま鼻から勢いよく息を吸い込んだ。
スォォォオオオッ
「んがぁっっっっっっっっ!!!!」
瞬間、今までとはレベルの違う悪臭が鼻を襲った。
くっせぇぇぇぇええっ!!!
それはあの頃よりも臭くなった莉子の足の匂いだった。
久しぶりに嗅いだからかもしれないが、莉子の足は記憶の中よりも数段臭くなっている気がした。
ツンと酸味のある匂いのあと、怒涛の納豆臭が追いかけてきたかと思うと、テニスシューズのゴムの重厚な匂いで締められる。
蒸れた腋よりも、性の香る股間よりも、強く強く雌を感じる匂いだった。
「ほらどう?涼太。久しぶりに嗅いだ私のくっさいくっさい足は」
グリグリと足裏を顔に押し付けながら、上機嫌に言う莉子の声が聞こえた。
あまりの臭さに顔を背けそうになるのをなんとか抑え、再びその臭い足の匂いを吸い込む。
「あ"ぁぁぁぁあ"あああっっ♡」
鼻にネットリと流れ込む臭い臭い足の匂い。
この暑い中外で走り回った足は俺の想定よりも臭く仕上がっており、鼻がバカになる程の臭い足の匂いが鼻から全身を駆け巡った。
「私の足は臭いでしょ。思い出した?涼太はこのくっさぁい足を嗅がされて喜ぶ変態なのよ。普通の女と結婚して満足できる訳がないの」
「んはぁぁあああっ♡あぁっ、臭ぇっ♡おぉおおっ♡」
暑い部室と興奮の中、運動終わりの莉子は俺の顔に足を押し付けながらも汗をかいているようで、嗅げば嗅ぐほど臭く濃い足の匂いが流れ込んでくる。
足の匂いに襲われ臭くて苦しいはずなのに、俺が感じるのはおぞましい程の興奮。
妻がいると言うのに莉子の雌の匂いに屈服させられ、その支配に喜びすら感じていた。
「ほら、そのまま足裏に顔押し付けたまま鼻で深呼吸してみてよ」
スォォォオオオッ
「お"ぉぉぉお"おおお"おっ♡」
深く吸い込み身体の奥まで臭い足の匂いが浸透していく。
足汗がシューズの中で発酵したネバつく匂いに脳が犯され、快楽物質でも分泌しているのかと思う程に、チンポがびくびくと我慢汁を吐いて震えた。
「ははっ、良いね。ご褒美に両足嗅がせてあげる」
すると莉子はもう片方の足もシューズを脱ぎ、同じように汚れて蒸れた足裏を晒すと、両足で俺の顔面を覆った。
シューズを脱ぎたての足は更に蒸れており、ソックスから染みでた足汗で顔が蒸される。
「くっさいの嗅ぎなさい!!」
スゥゥゥウウウウッ
「ん"ぉぉ"おおお"おお"おおおお"おっっ♡」
先ほどよりも濃く臭い両足分の匂いが鼻へと勢いよく流れ込む。
ネトつく納豆臭と、勢いよく鼻に突き刺さる酸味のあるキツい匂い。
それが合わさった足の激臭が身体を巡ると、チンポの奥が刺激されるようで、ジュクジュクと気持ち良くなってきていた。
「どう?ご褒美は。私のくっさぁい足を両足一緒に嗅げるなんて贅沢じゃない」
そう興奮しながら言う莉子は、更に俺に臭い足を嗅がせようと顔をズリズリと足汗を擦りつけてくる。
「涼太はこうやって私のくっさいのに興奮してれば良いのよ!!」
莉子の言葉が聞こえると同時に再度鼻から息を吸い込む。
スォォオオオオオオッ
「んがぁぁああ"あ"あああ"っっっ♡」
何度目かもわからない、濃く臭い莉子の足の匂いが身体へと注がれる。
臭さのあまり目からは自然と涙が流れ、口からは唾液が漏れた。
「ねぇ、どう?くっさいくっさい足の匂いは。このままもう普通の女じゃ勃起できなくしてあげる」
「んがぁぁっ♡おぉおぉおっ♡」
とんでもないことを言われていると言うのに、俺は莉子の匂いに支配されることに喜びを感じていた。
そして足の匂いは媚薬のように俺の身体を発情させ、本当にこの匂いがないともう勃起できないかもと思う程に興奮してしまっていた。
「臭い足嗅いで顔蕩けちゃってるよ。ふふっ、このまま一番くっさいとこ嗅がせてあげる。ほらっ!!」
すると莉子は両足の指の根元部分で、俺の鼻を覆う。
足の中で一番蒸れる指の羅列部分。
グチュリと水音を立てる程にソックスは足汗で濡れており、一際蒸れているのが嗅ぐ前から分かったら。
「思いっきり吸い込みなさい」
莉子に言われるがままに、俺は足指の根元で覆われたまま、鼻から勢いよく空気を吸い込んだ。
スォォオオオオオオオオオオッ
「んがっっっっっっっっっっっっっ!!!!!」
その湿った空気を吸い込んだ瞬間、一瞬頭が真っ白になった。
「あぁぁぁあっ、あぁぁぁぁあっ」
足の匂いがズンズンと体内に流れていく。
「んぉお"おぉおおお"おおおお"おお"おお"おおおっっっ♡」
そして気付いた瞬間、あまりの臭さに絶叫していた。
目と口からはだらしなく液が流れ、臭さのあまり身体が痙攣する。
臭ぇぇええええっ!!くっせぇぇええええええっ!!
臭さのあまりまともな言葉に出せず、頭の中で臭さに叫んだ。
「足指のとこは相当臭いでしょ」
莉子の言葉が遠くに聞こえる程に、臭さで頭が朦朧とする。
そして激臭のあまり押し寄せてくる吐き気。
それなのに俺のチンポはビンと天を向いて勃起し、ダラダラと射精でもしたかのように快感と共に汁を垂れ流していた。
そのまま無意識に再び鼻から呼吸をする。
スゥゥウウウウウウウッ
「んふぉぉお"おお"おおお"おお"おっ♡」
濃厚な足の匂いが凝縮された、温かく湿った空気が流れ込んで肺を満たす。
鼻がバカになる程に臭くて臭くて堪らないのに、その雌の匂いに身体はおかしいぐらいに熱くなり、興奮のあまりチンポがビクビク震えた。
「ほら、下脱ぎなさい」
それを察したように莉子が言う。
もう限界を感じていた俺は、その言葉を受け入れてズボンのベルトに急いで手を掛けた。
そしてベルトを外すと下着ごと一気に下ろし、自身のチンポを晒け出す。
勢いよく飛び出した俺のチンポは、晴香とのセックスの時とは比べ物にならない程に大きく硬くなって天を向いており、先端からは信じられない量の我慢汁が溢れていた。
「あははっ、すっごいね」
莉子はそんな俺のチンポを見て満足そうな声を上げると、片方の足を俺の顔から離す。
その時見えた莉子の顔は歪んだ笑顔を浮かべ、目に見えて興奮していた。
「何ボーッとしてんのよ。ほらっっ」
「はぁぁあああっっ♡」
そんな声と共に、顔から離れた莉子の足が勃起した俺のチンポを踏んだのだ。
匂いで痛い程に勃起し、刺激を求めて震えていたチンポに突如与えられた足裏の感触。
蒸れて湿ったソックスのザラつき越しに、弾力のある熱い莉子の足を感じるそれは、踏まれただけで思わず甲高い声が出る程に気持ちが良かった。
「足コキされるのは久しぶり?それとも奥さんにも足でしてもらってたの?」
「んぁああっ♡はぁあああっ♡」
莉子がそう言いながらズリズリと足裏で俺のチンポを擦り上げてくる。
未だに激臭を放つ足が顔に押し付けられ興奮の絶頂にいる中、我慢汁で滑りを増して蒸れたソックスの足でチンポを撫でられると、腰が抜けそうな程の快感が襲ってきた。
「ほらっ、喘いでないで答えなさいよ。じゃないと足嗅がせるのも足コキも止めちゃうよ?」
そう言って俺から足を離そうとする莉子。
「あぁっ!!し、してもらってない!!」
「へぇ。変態なところ晒してないんだ」
「んあぁああああっ♡」
止めて欲しくなくて必死に答えると、莉子は上機嫌になりながら再び俺のチンポを足で擦り始めてくれた。
ズリっズリっとテンポ良く根元から先端までを足裏全体を使って擦りながら、俺の鼻をソックス越しの足指で挟んでその匂いを嗅がせてくる。
「あぁあっ臭ぇえっ♡おふおぉぉおおおっ♡」
臭い足を嗅がされながらされる足コキは、晴香とするセックスとは比べ物にならない程刺激的で、信じられない程に興奮して気持ちが良かった。
ツンと酸っぱい足の匂いで鼻を満たすと、チンポがグチュグチュと足に包まれてシゴかれる。
そんな変態な行為をされるのが嬉しくて、満たされて、精神的にも肉体的にも恐ろしい程の快感となって俺を襲った。
「あははっ、涼太は普通に女抱いて満足できる奴じゃないのよ!私にくっさいの嗅がされながら情けなく犯されてれば良いのよ!!」
「お"ぉぉ"ぉお"おお"おっっ♡」
足を震わされながらコかれ、その勢いで臭い足の匂いを思い切り吸い込み、快感のあまり情けない顔をしながら女のように喘いでしまう。
男としての尊厳は無いのかと自問するが、そうされることにどうしようもなく感じてしまうのだから仕方がない。
俺は普通に女を犯すよりも、莉子に臭い足で責められ犯されることの方が何倍も興奮するのだ。
本当は自分でも気づいていた。
だけど必死に普通のセックスで満足していると自分に嘘をついてきたのだ。
俺は普通に結婚した今が幸せだ。もう二度とあんなことはしないと。
「ほらっ、くっさいくっさい足が好きだって言ってみなさいよ!!」
「おぉぉおおっ♡あぁぁっ♡くっせぇ足っ好きぃいいっ♡んあぁああああっ♡」
しかしそれは自分についた嘘だった。
だって今こうやって莉子に臭い足を嗅がされ、チンポを思い切り足で擦られて快感を得ることに、今まで感じたことのない幸福感を得ているのだから。
そしてそんな幸福感の中、俺のチンポは射精をしようと更に硬度を増してフルフルと震え始めた。
「あっ、チンポまた硬くなったけどイきそうなんでしょ。涼太のチンポはいっつもイく前にこうなるもんねぇ」
「あ"あぁ"ああああっ♡お"ふぉぉぉおおおっ♡」
莉子はニヤっと笑って言うと、カリ首を足指ほじるように動かしながらブルブルと足を震わせてくる。
俺がこうなった時にイきやすい動きを熟知しているようで、チンポを勢いよく精液が上ってくるのを感じた。
「じゃあ最後はきっついの嗅がせてイかせてあげる」
すると莉子は俺の顔から足を離し、慣れた手つきでソックスを脱ぎ捨てると、現れたソックスの毛クズ塗れの蒸れて濡れた足を俺の顔へと押し当てた。
しかも特に臭い足指の股が鼻の穴を塞ぐようにだ。
「ほら嗅ぎなさい!!くっさいの嗅ぎながらイっちゃえ!!」
グチュリと足汗の音と共に覆われた鼻の穴。
俺は言われるがままその匂いを思い切り吸い込んだ。
「お"ぉぉ"ぉぉ"おお"おお"おお"おお"おおおっっっ♡」
酸味、納豆、ゴム、土、全ての匂いが合わさり、足で蒸されて極悪な激臭となったそれが鼻へと一気に流れ込む。
目の前が真っ白になる程の臭さの足が身体に流れ込むと同時に、チンポが大きく莉子の足裏で擦り上げられた。
「足でイっちゃえ涼太!!」
その声が聞こえた瞬間。
「んあ"ぁぁ"ぁぁぁ"ぁああ"ああ"ああ"ああっっっ♡!!!!」
強烈な快感と共に俺のチンポから精液が噴出した。
「お"ぉぉ"ぉおおおっ♡んふぉぉぉおおおおっ♡」
臭い足の匂いが更に流れ込み、ビュルビュルと信じられない量の精液が何度もチンポから吐き出され、その度に快感の波が何度も押し寄せる。
「あはははっ!!どう?分かった涼太。あんたは私の臭いのじゃないとイけない変態なのよ」
快感の余韻に震える中、莉子の嘲笑う声が聞こえた。
だけどもうそれすらも嬉しくて、俺は射精後の震える身体のまま床に身体を倒すと、足を広げて犬の降伏のポーズを取った。
そして…
「はぁっ…はぁっ…莉子のっ、おまんこに入れたいっ…」
まだ勃起するチンポを莉子の方へと晒け出しながら乞うように言った。
「っっ!!」
そんな俺を見て莉子は一瞬驚いたような顔し、すぐにニヤッと意地の悪い笑みを浮かべた。
「まだダメ」
そしてそう言って莉子はベンチから立ち上がると、自分の荷物を拾い上げ始める。
その間も俺は足を広げたまま動けないでいた。
荷物をまとめ終わった莉子は、そんな俺を満足げに見下ろしながら、
「奥のシャワー使って良いよ。場所は分かるでしょ。全部捨てたら私にまた連絡してね」
それだけ言うと部屋を出て行ってしまったのだ。
未だに鼻に残る莉子の臭い足の匂い。
莉子のいなくなった部室で、俺のチンポは悲しく勃起し続けていた。
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3か月後
「ほらっ!!私のドロドロのおまんこに入れたかったんでしょ?女に犯されちゃって情けない!!」
「んあ"ぁあ"ああ"あっ♡ぎもぢぃぃいいっ♡んはぁああっ♡くせぇえええっ♡」
莉子の臭いシューズを鼻に押し当てられながら、俺のチンポは上に乗る莉子のマンコへずっぽりと飲み込まれていた。
ゴリゴリとヌルつく内部でカリ首をほじり掻かれながら、何度も何度も根元から先端までをマンコでシゴかれる。
そして鼻から流れ込む莉子の臭いシューズの匂いに、俺は快感と興奮に善がり狂っていた。
あの日帰った後、俺は晴香に離婚を切り出した。
自分がこうなってしまった以上、嘘の感情のまま晴香との生活を続けるのは失礼だと思ったし、何より完全に自分の性に気付いてしまった以上俺が続けるのが無理だった。
突然のことで散々揉めたものの、子供がいなかったのも幸いして、なんとか慰謝料代わりに家を晴香のものにすることで離婚が成立した。
そして俺は莉子へと連絡を取ったのだった。
「あははっ!奥さん捨ててまで私に犯されたかったんでしょ?壊れるまでくっさいの嗅がせながら犯してあげるからね!!」
「んぉぉおお"おおおおっ♡あぁあっきもちぃっ♡んはぁああっ♡くっせぇよぉおっ♡」
臭く蒸れたシューズの匂いを鼻いっぱいに吸い込み、ずっぽりとチンポを飲み込まれながら容赦なく腰を振られると、涙が出るほど気持ち良かった。
あぁ…全てが満たされていく。
「ほらイっちゃえ!!くっさいの嗅いで蒸れ蒸れマンコの中でぴゅーぴゅー出しちゃえ!!」
「イグぅううううう♡んふぉぉ"おおお"おおっ♡」
激しくなった莉子の腰の動きで射精し、ネットリとした臭気と強烈な快感に包まれる。
俺はやっと自分の幸せを取り戻せた気がした。
END